JPH0675909B2 - 輸液用チューブの製造方法 - Google Patents
輸液用チューブの製造方法Info
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- JPH0675909B2 JPH0675909B2 JP63196279A JP19627988A JPH0675909B2 JP H0675909 B2 JPH0675909 B2 JP H0675909B2 JP 63196279 A JP63196279 A JP 63196279A JP 19627988 A JP19627988 A JP 19627988A JP H0675909 B2 JPH0675909 B2 JP H0675909B2
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Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、輸液用チューブの製造方法に係り、例えば、
血管内に発生した血栓を溶出させる、あるいは血栓を発
生させないように投与されるニトログリセリンを含有す
る輸液を送るための輸液用チューブの製造方法に適用す
ることができ、詳しくは、特にフッ素樹脂エラストマー
からなる輸液用チューブを精度よく安定に形成すること
ができる輸液用チューブの製造方法に関するものであ
る。
血管内に発生した血栓を溶出させる、あるいは血栓を発
生させないように投与されるニトログリセリンを含有す
る輸液を送るための輸液用チューブの製造方法に適用す
ることができ、詳しくは、特にフッ素樹脂エラストマー
からなる輸液用チューブを精度よく安定に形成すること
ができる輸液用チューブの製造方法に関するものであ
る。
近時、例えば心筋梗塞、狭心症等の患者の早期治療にお
いては、特に血管内に生じた血栓を発見することと、そ
の血栓を除去することが大変重要になってきており、こ
れは、患者の救済と延命に大きな影響を与えている。
いては、特に血管内に生じた血栓を発見することと、そ
の血栓を除去することが大変重要になってきており、こ
れは、患者の救済と延命に大きな影響を与えている。
そして、血管内部の狭窄部を発見するために行われるカ
テーテル挿入や造影撮映検査をより安全に行うために、
血栓発生の防止と血管を膨張させる作用とを有するニト
ログリセリンを含有する輸液の点滴による患者への投与
を併用して行っている。輸液としては通常、ニトログリ
セリン水溶液が用いられ、ニトログリセリン水溶液は通
常、ニトログリセリンが重量比で0.5%濃度(0.9%生理
食塩水)となるように構成されている。
テーテル挿入や造影撮映検査をより安全に行うために、
血栓発生の防止と血管を膨張させる作用とを有するニト
ログリセリンを含有する輸液の点滴による患者への投与
を併用して行っている。輸液としては通常、ニトログリ
セリン水溶液が用いられ、ニトログリセリン水溶液は通
常、ニトログリセリンが重量比で0.5%濃度(0.9%生理
食塩水)となるように構成されている。
(従来の技術) フッ素樹脂エラストマーからなる輸液用チューブの製造
方法の従来技術について、以下具体的に図面を用いて説
明する。
方法の従来技術について、以下具体的に図面を用いて説
明する。
第4図〜第6図は従来の輸液用チューブの製造方法を説
明する図であり、第4図は従来例の製造装置の概略を示
す図、第5図は従来例のダイス、ニップルの詳細を示す
図、第6図は従来例のフッ素樹脂エラストマーの概念図
である。
明する図であり、第4図は従来例の製造装置の概略を示
す図、第5図は従来例のダイス、ニップルの詳細を示す
図、第6図は従来例のフッ素樹脂エラストマーの概念図
である。
これらの図において、31は押し出しヘッド、32はダイ
ス、33はニップルで、ダイス32内に設けられている。34
はサイジングダイス、35は水冷槽、36はフッ素樹脂エラ
ストマーからなるゲル状樹脂である。37はフッ素樹脂部
分で、ハードセグメントとも言われる。38はフッ素ゴム
部分で、ソフトセグメントとも言われる。39は樹脂通過
孔である。
ス、33はニップルで、ダイス32内に設けられている。34
はサイジングダイス、35は水冷槽、36はフッ素樹脂エラ
ストマーからなるゲル状樹脂である。37はフッ素樹脂部
分で、ハードセグメントとも言われる。38はフッ素ゴム
部分で、ソフトセグメントとも言われる。39は樹脂通過
孔である。
なお、押し出しヘッド31内にはダイス32及びニップル33
が設けられている。
が設けられている。
次に、第4図を用いて輸液用チューブの製造方法につい
て説明する。なお、第4図に示す製造装置は水平方向に
押し出す場合である。
て説明する。なお、第4図に示す製造装置は水平方向に
押し出す場合である。
第4図に示すような通常用いられるチューブ成形用の製
造装置を用い、押し出しヘッド31内のダイス32とニップ
ル33の間の樹脂通過孔39より押し出されたゲル状樹脂36
をサイジングダイス34によってチューブ形状に形成(フ
ォーミングともいう)した後、水冷槽35に送って水冷等
により冷却することにより輸液用チューブが完成する。
造装置を用い、押し出しヘッド31内のダイス32とニップ
ル33の間の樹脂通過孔39より押し出されたゲル状樹脂36
をサイジングダイス34によってチューブ形状に形成(フ
ォーミングともいう)した後、水冷槽35に送って水冷等
により冷却することにより輸液用チューブが完成する。
なお、ここで、水冷槽35に送って水冷等により冷却する
のは、フッ素樹脂エラストマーからなるゲル状樹脂36は
ゲル状流体であり、このゲル状流体のゲル状樹脂36をサ
イジングダイス34によってチューブ形状に形成した後、
水冷等により冷却することにより固化させてフッ素樹脂
エラストマーの特性であるゴム状弾性体として形成する
ためである。押し出しする際の、融点約220℃のフッ素
樹脂エラストマーの樹脂温度は230℃〜270℃である。
のは、フッ素樹脂エラストマーからなるゲル状樹脂36は
ゲル状流体であり、このゲル状流体のゲル状樹脂36をサ
イジングダイス34によってチューブ形状に形成した後、
水冷等により冷却することにより固化させてフッ素樹脂
エラストマーの特性であるゴム状弾性体として形成する
ためである。押し出しする際の、融点約220℃のフッ素
樹脂エラストマーの樹脂温度は230℃〜270℃である。
次に、第6図を用いて輸液用チューブを構成するフッ素
樹脂エラストマーについて説明する。
樹脂エラストマーについて説明する。
第6図に示すように、フッ素樹脂エラストマーはフッ素
樹脂部分37とフッ素ゴム部分38が結合したポリマーであ
る。そして、常温ではフッ素樹脂部分37のフッ素樹脂相
で物理的な架橋が行われているためゴム状弾性を示す
が、融点(約220℃)以上の高温になると熱可塑性プラ
スチックと同様な挙動を示す。ここでの輸液用チューブ
は、常温でのゴム状弾性という機能を有するフッ素樹脂
エラストマーを用いるものである。
樹脂部分37とフッ素ゴム部分38が結合したポリマーであ
る。そして、常温ではフッ素樹脂部分37のフッ素樹脂相
で物理的な架橋が行われているためゴム状弾性を示す
が、融点(約220℃)以上の高温になると熱可塑性プラ
スチックと同様な挙動を示す。ここでの輸液用チューブ
は、常温でのゴム状弾性という機能を有するフッ素樹脂
エラストマーを用いるものである。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、このような従来の輸液用チューブの製造
方法にあっては、第4図に示すように、フッ素樹脂エラ
ストマーからなるゲル状樹脂36をチューブ形状に形成す
るためのサイジングダイス34と、ゲル状樹脂36を冷却し
固化して完全なゴム状弾性体にするための水冷槽35とが
連続ラインで連がれているが別々の工程で行うように構
成されており、サイジングダイス34内でゲル状樹脂36が
スムーズにチューブ形状に形成されず、出来上がった輸
液用チューブが偏平化したり、寸法不良(厚さのばらつ
きに伴う内外径の寸法不良)が生じたりしてしまうとい
う問題点があった。これは、微細な輸液用チューブを得
ようとすればする程顕著になる傾向があり、サイジング
ダイス34内をゲル状樹脂36が通過する際、ゲル状樹脂36
の表面のタック性によりゲル状樹脂36がサイジングダイ
ス34に付着することによって生じるものと考えられる。
方法にあっては、第4図に示すように、フッ素樹脂エラ
ストマーからなるゲル状樹脂36をチューブ形状に形成す
るためのサイジングダイス34と、ゲル状樹脂36を冷却し
固化して完全なゴム状弾性体にするための水冷槽35とが
連続ラインで連がれているが別々の工程で行うように構
成されており、サイジングダイス34内でゲル状樹脂36が
スムーズにチューブ形状に形成されず、出来上がった輸
液用チューブが偏平化したり、寸法不良(厚さのばらつ
きに伴う内外径の寸法不良)が生じたりしてしまうとい
う問題点があった。これは、微細な輸液用チューブを得
ようとすればする程顕著になる傾向があり、サイジング
ダイス34内をゲル状樹脂36が通過する際、ゲル状樹脂36
の表面のタック性によりゲル状樹脂36がサイジングダイ
ス34に付着することによって生じるものと考えられる。
なお、サイジングダイス34内でゲル状樹脂36がスムーズ
に形成されないことを解決する手段としては、第4図に
示す製造装置を用いて下方押し出しによる製造方法が考
えられるが、満足すべき効果を得ることはできない。
に形成されないことを解決する手段としては、第4図に
示す製造装置を用いて下方押し出しによる製造方法が考
えられるが、満足すべき効果を得ることはできない。
そこで本発明は、偏平化したり寸法不良を生じることな
く、精度よく安定に形成することができる輸液用チュー
ブの製造方法を提供することを目的としている。
く、精度よく安定に形成することができる輸液用チュー
ブの製造方法を提供することを目的としている。
(課題を解決するための手段) 本発明による輸液用チューブの製造方法は上記目的達成
のため、押し出し機で押し出し、ダイスとニップル間の
樹脂通過孔より下方に押し出されたフッ素樹脂エラスト
マーからなるゲル状樹脂をチューブ形状に形成するサイ
ジングダイスを有するサイジングフォーマを通して輸液
用チューブを製造する方法において、前記フッ素樹脂エ
ラストマーからなるゲル状樹脂を前記サイジングダイス
内でチューブ形状に形成する際、前記サイジングダイス
内に前記サイジングダイスと前記ゲル状樹脂が付着する
のを防止する液体を流し、かつ、前記サイジングフォー
マ内に設けた冷却手段により冷却して前記ゲル状樹脂を
ゴム状弾性体に形成する工程を含むものである。
のため、押し出し機で押し出し、ダイスとニップル間の
樹脂通過孔より下方に押し出されたフッ素樹脂エラスト
マーからなるゲル状樹脂をチューブ形状に形成するサイ
ジングダイスを有するサイジングフォーマを通して輸液
用チューブを製造する方法において、前記フッ素樹脂エ
ラストマーからなるゲル状樹脂を前記サイジングダイス
内でチューブ形状に形成する際、前記サイジングダイス
内に前記サイジングダイスと前記ゲル状樹脂が付着する
のを防止する液体を流し、かつ、前記サイジングフォー
マ内に設けた冷却手段により冷却して前記ゲル状樹脂を
ゴム状弾性体に形成する工程を含むものである。
(作用) 本発明では、フッ素樹脂エラストマーからなるゲル状樹
脂がサイジングダイス内でチューブ形状に形成される
際、サイジングダイス内にサイジングダイスとゲル状樹
脂が付着するのを防止する流体が流され、かつサイジン
グフォーマ内に設けられた冷却手段により冷却されてゲ
ル状樹脂がゴム状弾性体に形成される。
脂がサイジングダイス内でチューブ形状に形成される
際、サイジングダイス内にサイジングダイスとゲル状樹
脂が付着するのを防止する流体が流され、かつサイジン
グフォーマ内に設けられた冷却手段により冷却されてゲ
ル状樹脂がゴム状弾性体に形成される。
したがって、サイジングダイスとゲル状樹脂が付着する
ことがなくなり、偏平化したり寸法不良を生じることな
く輸液用チューブを精度良く安定に形成することができ
るようになる。
ことがなくなり、偏平化したり寸法不良を生じることな
く輸液用チューブを精度良く安定に形成することができ
るようになる。
(実施例) 以下、本発明の一実施例を図面を参照にしながら詳細に
説明する。なお、当然のことであるが、以下の実施例は
本発明の一例を示すもので、本発明はこの例にのみ限定
されるものではない。
説明する。なお、当然のことであるが、以下の実施例は
本発明の一例を示すもので、本発明はこの例にのみ限定
されるものではない。
第1図及び第2図は本発明に係る輸液用チューブの製造
方法の一実施例を説明する図であり、第1図は一実施例
の製造装置の概略を示す図、第2図は一実施例のサイジ
ングフォーマ内部の詳細を示す図である。
方法の一実施例を説明する図であり、第1図は一実施例
の製造装置の概略を示す図、第2図は一実施例のサイジ
ングフォーマ内部の詳細を示す図である。
これらの図において、第4図〜第6図と同一符号は同一
または相当部分を示し、1は押し出し機、2はクロスヘ
ッド、3はサイジングフォーマ、4はフッ素樹脂エラス
トマーからなるゲル状樹脂、5は樹脂通過孔、6はサイ
ジングダイス、7は例えば加圧流水からなる液体で、サ
イジングダイス6とゲル状樹脂4が付着するのを防止す
る手段として機能しうるものである。8は冷却水で、ゲ
ル状樹脂4を固化してゲル状弾性体に形成するための冷
却手段として機能しうるものである。9は調整弁で、液
体7の液量(液面)を一定に保つ機能を有するものであ
る。10a、10b、10cはタンクで、タンク10aは液体7用タ
ンクであり、タンク10bは冷却水8用タンクであり、タ
ンク10cは排水用タンクである。11は流路で、液体7が
サイジングダイス6とゲル状樹脂4との間に流れる流路
である。
または相当部分を示し、1は押し出し機、2はクロスヘ
ッド、3はサイジングフォーマ、4はフッ素樹脂エラス
トマーからなるゲル状樹脂、5は樹脂通過孔、6はサイ
ジングダイス、7は例えば加圧流水からなる液体で、サ
イジングダイス6とゲル状樹脂4が付着するのを防止す
る手段として機能しうるものである。8は冷却水で、ゲ
ル状樹脂4を固化してゲル状弾性体に形成するための冷
却手段として機能しうるものである。9は調整弁で、液
体7の液量(液面)を一定に保つ機能を有するものであ
る。10a、10b、10cはタンクで、タンク10aは液体7用タ
ンクであり、タンク10bは冷却水8用タンクであり、タ
ンク10cは排水用タンクである。11は流路で、液体7が
サイジングダイス6とゲル状樹脂4との間に流れる流路
である。
なお、ここでは第2図に示すX部の如く、サイジングダ
イス6とゲル状樹脂4との間の幅、即ち液体7が流れる
流路11の幅(クリアランスともいう)は1mmである。
イス6とゲル状樹脂4との間の幅、即ち液体7が流れる
流路11の幅(クリアランスともいう)は1mmである。
次に、輸液用チューブの製造方法について説明する。
第1図に示すような押し出し機1によりダイス32とニッ
プル33間の樹脂通過孔5より下方にフッ素樹脂エラスト
マーからなるゲル状樹脂4を押し出す。この時、ゲル状
樹脂4は、通常その大きさ(例えば外径)が第1図に示
すA1部のものに対して、A2部のものでは例えば1/2から1
/5に縮小する。次いで、ゲル状樹脂を第2図に示すよう
なサイジングフォーマ3内に設けたサイジングダイス6
内でチューブ形状に形成する際、サイジングダイス6内
にサイジングダイス6とゲル状樹脂が付着するのを防止
する液体7を流し、かつサイジングフォーマ3内に設け
た冷却水8による冷却手段によって、ゲル状樹脂を固化
してゴム状弾性体に形成することにより輸液用チューブ
が完成する。
プル33間の樹脂通過孔5より下方にフッ素樹脂エラスト
マーからなるゲル状樹脂4を押し出す。この時、ゲル状
樹脂4は、通常その大きさ(例えば外径)が第1図に示
すA1部のものに対して、A2部のものでは例えば1/2から1
/5に縮小する。次いで、ゲル状樹脂を第2図に示すよう
なサイジングフォーマ3内に設けたサイジングダイス6
内でチューブ形状に形成する際、サイジングダイス6内
にサイジングダイス6とゲル状樹脂が付着するのを防止
する液体7を流し、かつサイジングフォーマ3内に設け
た冷却水8による冷却手段によって、ゲル状樹脂を固化
してゴム状弾性体に形成することにより輸液用チューブ
が完成する。
ここで、液体7としては一定の水圧、水量、水温を有す
る加圧流水を用いており、液体7はチューブ外径とサイ
ジング径により適宜設定する。以下にその好ましい具体
例を表−1に示す。
る加圧流水を用いており、液体7はチューブ外径とサイ
ジング径により適宜設定する。以下にその好ましい具体
例を表−1に示す。
また、引き落とし率(Draw Down Ratio)は好ましくは
1〜10の範囲であり、引き落としバランス(Drow Ratio
Balance)は好ましくは1付近である。
1〜10の範囲であり、引き落としバランス(Drow Ratio
Balance)は好ましくは1付近である。
ここで、引き落とし率は以下に示す(1)式で表すこと
ができる。
ができる。
但し、D1はダイス32の内径、N1はニップル33の外径、d1
はチューブの外径、n1はチューブの内径である。
はチューブの外径、n1はチューブの内径である。
また、引き落としバランスは以下に示す(2)式で表す
ことができる。
ことができる。
すなわち、上記実施例では、フッ素樹脂エラストマーか
らなるゲル状樹脂4をサイジングダイス6でチューブ形
状に形成する際、サイジングダイス6とゲル状樹脂4が
付着するのを防止する液体7を流すようにし、かつサイ
ジングフォーマ3内に設けた冷却水8による冷却手段に
よりゲル状樹脂4をゴム状弾性体に形成するようにした
ので、サイジングダイス6とゲル状樹脂4が付着するこ
とがなくなり、偏平したり寸法不良を生じることなく輸
液用チューブを精度良く安定に形成することができる。
らなるゲル状樹脂4をサイジングダイス6でチューブ形
状に形成する際、サイジングダイス6とゲル状樹脂4が
付着するのを防止する液体7を流すようにし、かつサイ
ジングフォーマ3内に設けた冷却水8による冷却手段に
よりゲル状樹脂4をゴム状弾性体に形成するようにした
ので、サイジングダイス6とゲル状樹脂4が付着するこ
とがなくなり、偏平したり寸法不良を生じることなく輸
液用チューブを精度良く安定に形成することができる。
なお、上記実施例では、ダイス32、ニップル33として第
5図に示す従来のものと同様なもので構成する場合につ
いて説明したが、本発明はこれに限定されるものではな
く、第3図に示すように、圧力緩和部21を有するニップ
ル33aと、ダイス32で構成する場合であってもよく、こ
の場合、吐出量を均一にすることができるという点で優
れている。
5図に示す従来のものと同様なもので構成する場合につ
いて説明したが、本発明はこれに限定されるものではな
く、第3図に示すように、圧力緩和部21を有するニップ
ル33aと、ダイス32で構成する場合であってもよく、こ
の場合、吐出量を均一にすることができるという点で優
れている。
上記実施例は、サイジングダイス6とゲル状樹脂4が付
着するのを防止する液体7として加圧流水を用いる場合
について説明したが、本発明はこれに限定されるもので
はなく、サイジングダイス6とゲル状樹脂4が付着する
のを防止する液体として機能しうるものであればよく、
例えば水溶性のオイル、エマルジョンソープ等を用いる
場合であってもよい。
着するのを防止する液体7として加圧流水を用いる場合
について説明したが、本発明はこれに限定されるもので
はなく、サイジングダイス6とゲル状樹脂4が付着する
のを防止する液体として機能しうるものであればよく、
例えば水溶性のオイル、エマルジョンソープ等を用いる
場合であってもよい。
上記実施例は、フッ素樹脂エラストマーからなるゲル状
樹脂4を固化してゴム状弾性体に形成するための冷却手
段として冷却水8を用いる場合について説明したが、本
発明はこれに限定されるものではなく、ゲル状樹脂4を
ゴム状弾性体に形成できる冷却手段として機能しうるも
のであればよい。
樹脂4を固化してゴム状弾性体に形成するための冷却手
段として冷却水8を用いる場合について説明したが、本
発明はこれに限定されるものではなく、ゲル状樹脂4を
ゴム状弾性体に形成できる冷却手段として機能しうるも
のであればよい。
上記実施例は、液体7が流れる流路の幅を1mmで構成す
る場合について説明したが、本発明はこれに限定される
ものではなく、液体7が流れる流路の幅を1mmから2.5mm
の間でチューブ径とチューブを送る線速との関係より適
宜設定すればよい。
る場合について説明したが、本発明はこれに限定される
ものではなく、液体7が流れる流路の幅を1mmから2.5mm
の間でチューブ径とチューブを送る線速との関係より適
宜設定すればよい。
(効果) 本発明によれば、フッ素樹脂エラストマーからなる輸液
用チューブを、偏平化したり寸法不良を生じることな
く、精度よく安定に形成することができるという効果が
ある。
用チューブを、偏平化したり寸法不良を生じることな
く、精度よく安定に形成することができるという効果が
ある。
第1図及び第2図は本発明に係る輸液用チューブの製造
方法の一実施例を説明する図であり、 第1図は一実施例の製造装置の概略を示す図、 第2図は一実施例のサイジングフォーマ内部の詳細を示
す図、 第3図は他の実施例のダイス、ニップルの詳細を示す
図、 第4図〜第6図は従来の輸液用チューブの製造方法を説
明する図であり、 第4図は従来例の製造装置の概略を示す図、 第5図は従来例のダイス、ニップルの詳細を示す図、 第6図は従来例のフッ素樹脂エラストマーの概念図であ
る。 1……押し出し機、 2……クロスヘッド、 3……サイジングフォーマ、 4……ゲル状樹脂、 5……樹脂通過孔、 6……サイジングダイス、 7……液体、 8……冷却水、 9……調整弁、 10a、10b、10c……タンク、 11……流路。
方法の一実施例を説明する図であり、 第1図は一実施例の製造装置の概略を示す図、 第2図は一実施例のサイジングフォーマ内部の詳細を示
す図、 第3図は他の実施例のダイス、ニップルの詳細を示す
図、 第4図〜第6図は従来の輸液用チューブの製造方法を説
明する図であり、 第4図は従来例の製造装置の概略を示す図、 第5図は従来例のダイス、ニップルの詳細を示す図、 第6図は従来例のフッ素樹脂エラストマーの概念図であ
る。 1……押し出し機、 2……クロスヘッド、 3……サイジングフォーマ、 4……ゲル状樹脂、 5……樹脂通過孔、 6……サイジングダイス、 7……液体、 8……冷却水、 9……調整弁、 10a、10b、10c……タンク、 11……流路。
Claims (1)
- 【請求項1】押し出し機で押し出し、ダイスとニップル
間の樹脂通過孔より下方に押し出されたフッ素樹脂エラ
ストマーからなるゲル状樹脂をチューブ形状に形成する
サイジングダイスを有するサイジングフォーマを通して
輸液用チューブを製造する方法において、 前記フッ素樹脂エラストマーからなるゲル状樹脂を前記
サイジングダイス内でチューブ形状に形成する際、前記
サイジングダイス内に前記サイジングダイスと前記ゲル
状樹脂が付着するのを防止する液体を流し、かつ、前記
サイジングフォーマ内に設けた冷却手段により冷却して
前記ゲル状樹脂をゴム状弾性体に形成する工程を含むこ
とを特徴とする輸液用チューブの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63196279A JPH0675909B2 (ja) | 1988-08-05 | 1988-08-05 | 輸液用チューブの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63196279A JPH0675909B2 (ja) | 1988-08-05 | 1988-08-05 | 輸液用チューブの製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0245122A JPH0245122A (ja) | 1990-02-15 |
JPH0675909B2 true JPH0675909B2 (ja) | 1994-09-28 |
Family
ID=16355161
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63196279A Expired - Lifetime JPH0675909B2 (ja) | 1988-08-05 | 1988-08-05 | 輸液用チューブの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0675909B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CA2846453A1 (en) * | 2011-08-29 | 2013-03-07 | Dsm Ip Assets B.V. | Device and process for calibrating tubular extrudates |
ITMI20120299A1 (it) * | 2012-02-28 | 2013-08-29 | Gimac Di Maccagnan Giorgio | Dispositivo di calibrazione a secco per estrusori |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS51126360U (ja) * | 1975-04-09 | 1976-10-13 | ||
JPS53132813A (en) * | 1977-04-22 | 1978-11-20 | Junkosha Co Ltd | Plastic tube having average pipe conduit and manufacturing method |
JPS5682223A (en) * | 1979-12-11 | 1981-07-04 | Kureha Chem Ind Co Ltd | Outer diameter sizing method, tube manufactured thereby and sizing die used therefor |
-
1988
- 1988-08-05 JP JP63196279A patent/JPH0675909B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0245122A (ja) | 1990-02-15 |
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