JPH0675593U - 浮遊玩具 - Google Patents

浮遊玩具

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JPH0675593U
JPH0675593U JP2416793U JP2416793U JPH0675593U JP H0675593 U JPH0675593 U JP H0675593U JP 2416793 U JP2416793 U JP 2416793U JP 2416793 U JP2416793 U JP 2416793U JP H0675593 U JPH0675593 U JP H0675593U
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JP
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piston
water
cylinder
floating
floating toy
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明夫 都築
紀俊 保里
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Tomy Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 水吹き動作を行う浮遊玩具を提供する。 【構成】 水上に漂うこと可能な浮遊玩具において、空
中に開口する吐出し部と水中に開口する吸込み部とが設
けられたシリンダと、このシリンダ内で往復動作を行う
ピストンとを有し、前記ピストンには当該ピストンを前
記シリンダに対して押し込む側へ付勢するばねが取り付
けられ、さらに、前記吸込み部には流入バルブが、前記
吐出し部には流出バルブがそれぞれ設けられている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、浮遊玩具、さらに詳しくは、水上に漂うこと可能で、しかも、水吹 きを行う浮遊玩具に関するものである。
【0002】
【従来技術】
お風呂や池などに漂うことが可能な浮遊玩具として、従来、客船、クルーザ、 イルカあるいはペンギンなどに似せて作った浮遊玩具が知られている。この浮遊 玩具の中には自走式のものと手動式のものがあり、自走式の浮遊玩具は、モータ やゼンマイを内蔵し、その駆動力でもって自ら水上を走行し、手動式の浮遊玩具 は遊戯者が手で水上を走行させるようになっている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の浮遊玩具にあっては下記のような問題があった。
【0004】 すなわち、従来の浮遊玩具は水上を単に直線走行あるいは曲線走行するだけで あって、その構成部品(推進機構を除く)の動作はなく、面白味が少ないもので あった。
【0005】 そこで、近年においては、走行にともなって、構成部品(推進機構を除く)が 動作を行うような浮遊玩具も多数出現しているが、自らを支持する水を利用した ものはなかった。
【0006】 本考案は、かかる点に鑑みなされたもので、水吹き動作を行う浮遊玩具を提供 することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本考案は、水上に漂うこと可能な浮遊玩具において、空中に開口する吐出し部 と水中に開口する吸込み部とが設けられたシリンダと、このシリンダ内で往復動 作を行うピストンとを有し、前記ピストンには当該ピストンを前記シリンダに対 して押し込む側へ付勢するばねが取り付けられ、さらに、前記吸込み部には流入 バルブが、前記吐出し部には流出バルブがそれぞれ設けられているものである。
【0008】
【作用】
上記した手段によれば、ピストンに引張り力を作用してばねに抗してピストン を引けば、シリンダ内に水が満たされる。その後、引張り力からピストンを解放 すれば、ピストンはばねの復帰力でもってゆっくり元に戻ろうとする。この戻り の間、シリンダ内の水が吐出し部側へ押し出され、浮遊玩具から水が吹き出され ることになる。
【0009】
【実施例】
以下、本考案の浮遊玩具の実施例を図面に基づいて説明する。
【0010】 図1には実施例の浮遊玩具が示されている。この浮遊玩具1は全体が客船の形 を有しており、船首のレバー2を手で前方へ向けて引くと、その引張り動作にと もなって、船室の前側に設けられた蟹模型3のはさみ3a,3aが左右に揺れる 。そして、レバー2を目一杯引いた状態で、レバー2から手を離す。すると、レ バー2は元の位置に復帰する方向へゆっくりと動作する。この動作の間、前記蟹 模型3のはさみ3a,3aが左右に揺れるとともに、煙突部分4からは水5が上 方へ向かって吹き出される。そうして、レバー2が完全に元の位置へ戻る直前に 、水5の吹き出しが止むとともに、船室に予めセットされていた熊模型6が上方 へ飛び出す。なお、この熊模型6は煙突部分4の右隣に設けたレバー7の操作に よっても飛び出す。
【0011】 次に、この浮遊玩具1の内部構造を説明する。
【0012】 浮遊玩具1内には図2に示すような取付パネル10が設置され、この取付パネ ル10の下側にはシリンダ11がねじ止めされた状態で設けられる。シリンダ1 1の底部側下面には吸込み口11aが付設され、また、底部側上面には吐出し口 11bが付設されている。このうち吸込み口11aには流入バルブ12と弁座1 3とが取り付けられるようになっている。一方、吐出し口11bには、前記取付 パネル10を貫き通した吐出パイプ14が取り付けられ、この吐出パイプ14の 上端には噴出孔が形成されたキャップ15が被嵌されている。そして、このキャ ップ15内には流出バルブ16が設けられる。この流出バルブ16はボールバル ブとして構成されている。
【0013】 また、前記シリンダ11内にはピストン20が設置されている。このピストン 20は例えばゴム円板20aをプラスチック円板20b,20bでサンドイッチ したもので、このピストン20にはピストンロッド21が付設されている。この ピストン21の先端にはレバー2が付設されているとともに、ピストンロッド2 1上面にはジクザグ状の溝21aが形成されている。また、シリンダヘッド11 aと前記ピストン20との間にはばね22が掛けられ、ピストン20はシリンダ 11に対して押し込む側へ付勢されている。
【0014】 前記取付パネル10上側には、軸31aを中心に回動可能で熊模型6を押し上 げる押上げ片31bが形成された押上げアーム31が付設されるとともに、この 押上げアーム31先端の係止部31cに係合可能で軸32aを中心に回動可能な 係止レバー32とが付設されている。
【0015】 押上げアーム31にはねじりコイルばね33が掛けられ、押上げアーム31は 押上げ片31bにより熊模型6を飛び出させる方向へ付勢されている。一方、係 止レバー32は図3に示すように爪32bによって前記押上げアーム31の係止 部31cに係合可能となっており、係止レバー32は、取付パネル10のばね掛 け部10aとの間に掛けられたばね34によって常時爪32bと係止部31cと が係合される方向へ付勢されている。そして、操作部32cを後方(図3の矢印 方向)へ操作することによって、爪32bと係止部31cとの係合が外れて、押 上げアーム31が軸31aを中心に揺動し、熊人形6が飛び出すようになってい る。また、図3に示すように、係止レバー32のアーム32d先端下面は傾斜面 32eとなっており、この傾斜面32eにピストンロッド21側面の突起21c が接触した際に、爪32bと係止部31cとの係合が外れて、押上げアーム31 が作動し、熊模型6が飛び出すようになっている。なお、熊模型6のセットは単 に熊模型6を上側から押圧することによってなされる。
【0016】 さらに、前記取付パネル10上には図2に示すように「L」字状の揺動体41 が設けられている。この揺動体41は軸42を中心に揺動可能となっており、直 立部41aの上端は後述の蟹模型3のはさみ3a,3aに係合している。すなわ ち、蟹模型3の両手は「Y」字状部材によって構成され、44を中心に揺動可能 となっている。この基端部には前記揺動体41の上端を挟むピン45a,45a が付設されている。また、揺動体41の水平部の先端下側には突起46が付設さ れ、この突起46はピストンロッド21上面のジクザグ状の溝21aに係合して いる。したがって、前記ピストンロッド21が往復動した場合に、揺動体41が 左右に揺れ、さらに、蟹模型3のはさみ3a,3aが左右に揺れる。
【0017】 なお、浮遊玩具1の内部には発泡体が適宜に組み込まれている。
【0018】 以上のように構成された浮遊玩具1によれば、ピストン20に引張り力を作用 してばね22に抗してピストン20を引けば、シリンダ11内に水が満たされる 。その後、引張り力からピストン20を解放すれば、ピストン20はばね22の 復帰力でもって元に戻ろうとする。この時、シリンダ11内の水が吐出し部側へ 押し出され、浮遊玩具から水が吹き出されることになる。
【0019】 以上、本考案の実施例について説明したが、本考案は、かかる実施例に限定さ れるものではなく、本考案の要旨を変更しない範囲で種々の変形が可能である。
【0020】 前記実施例では、手動によってピストンを動作させたが、モータやゼンマイ等 によってピストンを動作させるようにしてもよい。
【0021】 前記実施例では、全体を客船に似せて構成したが、鯨や潜水艦などに似せて構 成しても良いことは勿論である。
【0022】 また、前記実施例では、単に水を吹き出すような構成としたが、吹き出された 水の圧力によって水車などを回したり、他の構成部品を動作させるようにしても よい。
【0023】
【考案の効果】
以上に述べたごとく、本考案は、水上に漂うこと可能な浮遊玩具において、空 中に開口する吐出し部と水中に開口する吸込み部とが設けられたシリンダと、こ のシリンダ内で往復動作を行うピストンとを有し、前記ピストンには当該ピスト ンを前記シリンダに対して押し込む側へ付勢するばねが取り付けられ、さらに、 前記吸込み部には流入バルブが、前記吐出し部には流出バルブがそれぞれ設けら れているので、今までにない動作をする目新しい玩具が実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の浮遊玩具の外観斜視図である。
【図2】図1の浮遊玩具の内部機構の分解斜視図であ
る。
【図3】図2の浮遊玩具の機素の連結状態を示す側面図
である。
【符号の説明】
1 浮遊玩具 5 水 12 流入バルブ 16 流出バルブ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水上に漂うこと可能な浮遊玩具におい
    て、空中に開口する吐出し部と水中に開口する吸込み部
    とが設けられたシリンダと、このシリンダ内で往復動作
    を行うピストンとを有し、前記ピストンには当該ピスト
    ンを前記シリンダに対して押し込む側へ付勢するばねが
    取り付けられ、さらに、前記吸込み部には流入バルブ
    が、前記吐出し部には流出バルブがそれぞれ設けられて
    いることを特徴とする浮遊玩具。
JP1993024167U 1993-04-12 1993-04-12 浮遊玩具 Expired - Lifetime JP2533165Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1993024167U JP2533165Y2 (ja) 1993-04-12 1993-04-12 浮遊玩具

Applications Claiming Priority (1)

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JP1993024167U JP2533165Y2 (ja) 1993-04-12 1993-04-12 浮遊玩具

Publications (2)

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JPH0675593U true JPH0675593U (ja) 1994-10-25
JP2533165Y2 JP2533165Y2 (ja) 1997-04-23

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ID=12130797

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS576676A (en) * 1980-06-16 1982-01-13 Tasuku Oomoto Water ejecting toy
JPS6415428U (ja) * 1987-07-16 1989-01-26

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS576676A (en) * 1980-06-16 1982-01-13 Tasuku Oomoto Water ejecting toy
JPS6415428U (ja) * 1987-07-16 1989-01-26

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