JPH067553Y2 - 回路しや断器 - Google Patents
回路しや断器Info
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- JPH067553Y2 JPH067553Y2 JP1670387U JP1670387U JPH067553Y2 JP H067553 Y2 JPH067553 Y2 JP H067553Y2 JP 1670387 U JP1670387 U JP 1670387U JP 1670387 U JP1670387 U JP 1670387U JP H067553 Y2 JPH067553 Y2 JP H067553Y2
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- switching
- circuit breaker
- stators
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Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は回路しゃ断器、特に感度切替機構を備えた漏
電しゃ断器に関するものである。
電しゃ断器に関するものである。
従来のこの種の漏電しゃ断器を第9図乃至第14図につ
いて説明する。第9図は斜視図、第10図は第9図の線
X−Xの拡大断面図、第11図は第10図を分解した斜視
図、第12図は第11図の要部をさらに分解した斜視
図、第13図は第12図のプリント配線板を示す平面
図、第14図は第13図の回路図である。図において、
(1)はしゃ断器筐体で、ベース(1a)とカバー(1
b)とからなる。(2)は操作ハンドル、(3)は外部端子、
(4)は感度切替部の蓋体で、カバー(1b)に着脱可能
に嵌め込まれる。(5)は感度切替機構を構成するプリン
ト配線板、(6)はプリント配線板(5)をベース(1a)に
固定するための取付台で、4個の爪(6a)がプリント
配線板(5)の4個の孔(5a)に嵌め込まれる。(7)は三
相の一次導体、(8)は零相変流器、(9)は零相変流器(8)
の二次巻線、(10a),(10b)は二次巻線(9)の
両端にそれぞれ接続される二次出力リード線、(11
a),(11b)は二次出力リード線(10a),(1
0b)と後述の増幅器とを接続する接続線、(12)は
二次出力リード線(10a),(10b)間に接続した
感度設定抵抗、(13A),(13B),(13C)は
切替固定子で、そのうち切替固定子(13A)はプリン
ト配線板(5)の空ランド(13a),(13a)に固着
され、切替固定子(13B)は抵抗(14)を介して接
続線(11a)に接続されかつプリント配線板(5)に設
けられるランド(13b),(13b)に固着され、さ
らに切替固定子(13C)は抵抗(15)を介して接続
線(11a)に接続されかつプリント配線板(5)に設け
られるランド(13c),(13c)に固着される。(16a),
(16b),(16c)は各切替固定子(13A),(13B),(13
C)にそれぞれ設けたネジ孔、(17)は接続線(11
b)にリード線(17a)により接続した切替可動子、
(18)は切替可動子(17)をガイドする棒状ガイド
で、プリント配線板(5)の2個の孔(5b)に上下可能
に嵌め込まれる。(19)は棒状ガイド(18)の上下
動を規制して保持するガイド保持枠で、各切替固定子
(13A),(13B),(13C)の挿入孔(19
a),(19b),(19c)を有すると共に、4個の
爪(19d)がプリント配線板(5)の4個の孔(5c)
に嵌め込まれる。(20)は切替可動子(17)を切替
固定子(13A),(13B),(13C)の一つに固
定するための切替ネジで、ネジ部(20a)が切替可動
子(17)の孔(17b)を通して切替固定子(13
A),(13B),(13C)のネジ孔(16a),
(16b),(16c)の一つに螺じ込まれる。(2
1)は接続線(11a),(11b)間に接続した増幅器、
(21a),(21b)は増幅器(21)を一次導体
(7)に接続するための電源線、(22)はしゃ断器の開
閉接点(23)を開放する引外しユニットで、増幅器
(21)からトリップ信号を受けて動作して開閉接点
(23)を開放する。(24)は蓋体(4)により蓋をさ
れる位置のカバー(1b)に設けた操作用開口で、切替
固定子(13A),(13B),(13C)のいずれに
固定されたときの切替ネジ(20)をも外部から切替操
作できる大きさを有している。(25)は名板である。
いて説明する。第9図は斜視図、第10図は第9図の線
X−Xの拡大断面図、第11図は第10図を分解した斜視
図、第12図は第11図の要部をさらに分解した斜視
図、第13図は第12図のプリント配線板を示す平面
図、第14図は第13図の回路図である。図において、
(1)はしゃ断器筐体で、ベース(1a)とカバー(1
b)とからなる。(2)は操作ハンドル、(3)は外部端子、
(4)は感度切替部の蓋体で、カバー(1b)に着脱可能
に嵌め込まれる。(5)は感度切替機構を構成するプリン
ト配線板、(6)はプリント配線板(5)をベース(1a)に
固定するための取付台で、4個の爪(6a)がプリント
配線板(5)の4個の孔(5a)に嵌め込まれる。(7)は三
相の一次導体、(8)は零相変流器、(9)は零相変流器(8)
の二次巻線、(10a),(10b)は二次巻線(9)の
両端にそれぞれ接続される二次出力リード線、(11
a),(11b)は二次出力リード線(10a),(1
0b)と後述の増幅器とを接続する接続線、(12)は
二次出力リード線(10a),(10b)間に接続した
感度設定抵抗、(13A),(13B),(13C)は
切替固定子で、そのうち切替固定子(13A)はプリン
ト配線板(5)の空ランド(13a),(13a)に固着
され、切替固定子(13B)は抵抗(14)を介して接
続線(11a)に接続されかつプリント配線板(5)に設
けられるランド(13b),(13b)に固着され、さ
らに切替固定子(13C)は抵抗(15)を介して接続
線(11a)に接続されかつプリント配線板(5)に設け
られるランド(13c),(13c)に固着される。(16a),
(16b),(16c)は各切替固定子(13A),(13B),(13
C)にそれぞれ設けたネジ孔、(17)は接続線(11
b)にリード線(17a)により接続した切替可動子、
(18)は切替可動子(17)をガイドする棒状ガイド
で、プリント配線板(5)の2個の孔(5b)に上下可能
に嵌め込まれる。(19)は棒状ガイド(18)の上下
動を規制して保持するガイド保持枠で、各切替固定子
(13A),(13B),(13C)の挿入孔(19
a),(19b),(19c)を有すると共に、4個の
爪(19d)がプリント配線板(5)の4個の孔(5c)
に嵌め込まれる。(20)は切替可動子(17)を切替
固定子(13A),(13B),(13C)の一つに固
定するための切替ネジで、ネジ部(20a)が切替可動
子(17)の孔(17b)を通して切替固定子(13
A),(13B),(13C)のネジ孔(16a),
(16b),(16c)の一つに螺じ込まれる。(2
1)は接続線(11a),(11b)間に接続した増幅器、
(21a),(21b)は増幅器(21)を一次導体
(7)に接続するための電源線、(22)はしゃ断器の開
閉接点(23)を開放する引外しユニットで、増幅器
(21)からトリップ信号を受けて動作して開閉接点
(23)を開放する。(24)は蓋体(4)により蓋をさ
れる位置のカバー(1b)に設けた操作用開口で、切替
固定子(13A),(13B),(13C)のいずれに
固定されたときの切替ネジ(20)をも外部から切替操
作できる大きさを有している。(25)は名板である。
次に動作について説明する。
今、一次導体(7)に零相電流が流れると、零相変流器(8)
の二次巻線(9)と感度設定抵抗(12)との回路に二次
出力電流が流れる。感度設定抵抗(12)の両端の出力
電圧が所定の値となって増幅器(21)に入力される
と、引外しユニット(22)が駆動される。
の二次巻線(9)と感度設定抵抗(12)との回路に二次
出力電流が流れる。感度設定抵抗(12)の両端の出力
電圧が所定の値となって増幅器(21)に入力される
と、引外しユニット(22)が駆動される。
第10図,第11図,第14図に示す状態では切替可動
子(17)が切替ネジ(20)により遊びの切替固定子
(13A)に接続されているので、前記した零相電流が
例えば100mAに達すると、引外しユニット(22)が
駆動される。そして、例えばこのときの感度設定抵抗
(12)が40Ωであったとし、各抵抗(14),(1
5)をそれぞれ40Ω,10Ωが取り付けてあった場合
の感度切替機構の動作は次のようになる。すなわち、切
替ネジ(20)を切替固定子(13A)から切替固定子
(13B)に止め替えて切替可動子(17)を切替固定
子(13B)に接続すると、感度設定抵抗(12)と抵抗
(14)とが並列に接続されるので零相電流が約200
mAに達すると、引外しユニット(22)が駆動される。ま
た、切替ネジ(20)を切替固定子(13B)から切替
固定子(13C)に止め替えて切替可動子(17)を切
替固定子(13C)に接続すると、感度設定抵抗(12)と
抵抗(15)とが並列に接続されるので零相電流が約5
00mAに達すると、引外しユニット(22)が駆動され
る。
子(17)が切替ネジ(20)により遊びの切替固定子
(13A)に接続されているので、前記した零相電流が
例えば100mAに達すると、引外しユニット(22)が
駆動される。そして、例えばこのときの感度設定抵抗
(12)が40Ωであったとし、各抵抗(14),(1
5)をそれぞれ40Ω,10Ωが取り付けてあった場合
の感度切替機構の動作は次のようになる。すなわち、切
替ネジ(20)を切替固定子(13A)から切替固定子
(13B)に止め替えて切替可動子(17)を切替固定
子(13B)に接続すると、感度設定抵抗(12)と抵抗
(14)とが並列に接続されるので零相電流が約200
mAに達すると、引外しユニット(22)が駆動される。ま
た、切替ネジ(20)を切替固定子(13B)から切替
固定子(13C)に止め替えて切替可動子(17)を切
替固定子(13C)に接続すると、感度設定抵抗(12)と
抵抗(15)とが並列に接続されるので零相電流が約5
00mAに達すると、引外しユニット(22)が駆動され
る。
以上のようにこの種の漏電しゃ断器では切替ネジ(2
0)を止め替えて切替可動子(17)を切り替え定格感
度電流の感度チェックを行なっていた。このような感度
電流切替構造の漏電しゃ断器は一台の漏電しゃ断器で数
種の異なった定格の漏電しゃ断器として使用できるた
め、工場、販売店などの在庫の削減、またしゃ断器の取
付後の電気設備の変更に対する漏電しゃ断器の変更対応
の便利さなどから活用されているものである。
0)を止め替えて切替可動子(17)を切り替え定格感
度電流の感度チェックを行なっていた。このような感度
電流切替構造の漏電しゃ断器は一台の漏電しゃ断器で数
種の異なった定格の漏電しゃ断器として使用できるた
め、工場、販売店などの在庫の削減、またしゃ断器の取
付後の電気設備の変更に対する漏電しゃ断器の変更対応
の便利さなどから活用されているものである。
上記のような従来の漏電しゃ断器では、工場出荷検査時
に、切替ネジ(20)を止め替えて定格感度電流の検査
をするので、切替ネジ(20)の止め替えに手間と時間が掛
かり、工場出荷検査の作業性が悪いという問題点があっ
た。
に、切替ネジ(20)を止め替えて定格感度電流の検査
をするので、切替ネジ(20)の止め替えに手間と時間が掛
かり、工場出荷検査の作業性が悪いという問題点があっ
た。
この考案はかかる問題点を解決するためになされたもの
で、切替ネジを止め替えなくても短絡接触子によって容
易に工場出荷検査のできる作業性の良い回路しゃ断器を
得ることを目的とする。
で、切替ネジを止め替えなくても短絡接触子によって容
易に工場出荷検査のできる作業性の良い回路しゃ断器を
得ることを目的とする。
この考案に係る回路しゃ断器は、切替固定子の全部また
は1個を残す他全部に個々に接続される検査用ランドを
プリント配線板に設けると共に、この検査用ランドのな
い切替固定子に接続される切替可動子と検査用ランドと
にあるいは検査用ランドの2個に外部から短絡接触子が
接触できるようにしゃ断器筐体に孔および/または切欠
きを設けたものである。
は1個を残す他全部に個々に接続される検査用ランドを
プリント配線板に設けると共に、この検査用ランドのな
い切替固定子に接続される切替可動子と検査用ランドと
にあるいは検査用ランドの2個に外部から短絡接触子が
接触できるようにしゃ断器筐体に孔および/または切欠
きを設けたものである。
この考案においては、しゃ断器筐体の孔および/または
切欠きを利用して短絡接触子を検査用ランドおよび切替
可動子に外部から接触できるので、切替ネジを止め替え
しなくても短絡接触子を孔および/または切欠きに挿入
するだけで工場出荷検査ができる。
切欠きを利用して短絡接触子を検査用ランドおよび切替
可動子に外部から接触できるので、切替ネジを止め替え
しなくても短絡接触子を孔および/または切欠きに挿入
するだけで工場出荷検査ができる。
以下、この考案の一実施例を第1図乃至第6図について
説明する。第1図と第10図と同じ断面図、第2図は第
1図を分解した斜視図、第3図は第2図の要部をさらに
分解した斜視図、第4図は第3図のプリント配線板を示
す平面図、第5図は第1図の線V−Vの断面図、第6図
は検査状態を示す第5図と同じ断面図であり、上記従来
装置と同一または相当部分には同一符号を付して説明を
省略する。図において、(26B),(26C)は、各ラン
ド(13b),(13c)にそれぞれ接続される検査用
ランドで、プリント配線板(5)に穿けられた孔(26
1)とこの孔(261)の裏面側を閉じるように設けら
れた半田(262)とで構成される。(27A)はガイ
ド保持枠(19)に設けた短絡接触子挿入用の枠側切欠
き、(28A)は操作用開口(24)に開口するようにカバ
ー(1b)に設けた器側切欠きで、枠側切欠き(27
A)と対向する。(28B),(28C)はカバー(1
b)に設けた短絡接触子挿入用の孔で、それぞれ検査用
ランド(26B),(26C)と対向する。
説明する。第1図と第10図と同じ断面図、第2図は第
1図を分解した斜視図、第3図は第2図の要部をさらに
分解した斜視図、第4図は第3図のプリント配線板を示
す平面図、第5図は第1図の線V−Vの断面図、第6図
は検査状態を示す第5図と同じ断面図であり、上記従来
装置と同一または相当部分には同一符号を付して説明を
省略する。図において、(26B),(26C)は、各ラン
ド(13b),(13c)にそれぞれ接続される検査用
ランドで、プリント配線板(5)に穿けられた孔(26
1)とこの孔(261)の裏面側を閉じるように設けら
れた半田(262)とで構成される。(27A)はガイ
ド保持枠(19)に設けた短絡接触子挿入用の枠側切欠
き、(28A)は操作用開口(24)に開口するようにカバ
ー(1b)に設けた器側切欠きで、枠側切欠き(27
A)と対向する。(28B),(28C)はカバー(1
b)に設けた短絡接触子挿入用の孔で、それぞれ検査用
ランド(26B),(26C)と対向する。
次に動作について説明する。工場出荷検査をするときに
は、名板(25)および蓋体(4)を取り付けていない状
態で、第6図に示すようにカバー(1b)に器側切欠き
(28A)と各孔(28B),(28C)とが露出す
る。工場出荷時には第1図,第2図に示すように切替ネ
ジ(20)によって切替可動子(17)が切替固定子
(13A)に固定された状態であるので、このままの状
態で感度電流100mAの検査ができる。そして、感度電
流200mAの検査をする場合には第6図中想像線で示す
ように検査用短絡接触子(29)の一方(29a)を器
側切欠き(28A)から挿入して枠側切欠き(27A)
を通して切替可動子(17)に接触させまた他方(29
b)を孔(28B)から挿入して検査用ランド(26
B)に接触させて電気的に短絡させればよいし、また感
度電流500mAの検査をする場合には検査用短絡接触子
(29)の一方(29a)をそのままにして他方(29
b)を孔(28C)に挿し替えて検査用ランド(26C)に
接触させればよい。このように切替ネジ(20)の止め替え
をしなくても検査用短絡接触子(29)の挿し替えによって
定格感度電流の検査ができる。
は、名板(25)および蓋体(4)を取り付けていない状
態で、第6図に示すようにカバー(1b)に器側切欠き
(28A)と各孔(28B),(28C)とが露出す
る。工場出荷時には第1図,第2図に示すように切替ネ
ジ(20)によって切替可動子(17)が切替固定子
(13A)に固定された状態であるので、このままの状
態で感度電流100mAの検査ができる。そして、感度電
流200mAの検査をする場合には第6図中想像線で示す
ように検査用短絡接触子(29)の一方(29a)を器
側切欠き(28A)から挿入して枠側切欠き(27A)
を通して切替可動子(17)に接触させまた他方(29
b)を孔(28B)から挿入して検査用ランド(26
B)に接触させて電気的に短絡させればよいし、また感
度電流500mAの検査をする場合には検査用短絡接触子
(29)の一方(29a)をそのままにして他方(29
b)を孔(28C)に挿し替えて検査用ランド(26C)に
接触させればよい。このように切替ネジ(20)の止め替え
をしなくても検査用短絡接触子(29)の挿し替えによって
定格感度電流の検査ができる。
工場出荷検査後、名板(25)をカバー(1b)に貼り付け
ると、第5図に示すように器側切欠き(28A)と各孔
(28B),(28C)とが塞がれるので、これらの検
査用の器側切欠き(28A)および各孔(28B),
(28C)から内部充電部への接触が防止できる。
ると、第5図に示すように器側切欠き(28A)と各孔
(28B),(28C)とが塞がれるので、これらの検
査用の器側切欠き(28A)および各孔(28B),
(28C)から内部充電部への接触が防止できる。
上記実施例では短絡接触子(29)を切替可動子(1
7)に接触させる手段として器側切欠き(28A)を示
したが、第7図に示すように孔(30A)としてもよ
い。また、第7図に示すようにカバー(1b)の内面に
突起(31)を設け、この突起(31)により孔(28
B)を長孔(30B)とすると、先端口が検査用ランド
(26B)に近づくので、短絡接触子(29)がガイドされ
て確実に検査用ランド(26B)に接触する。
7)に接触させる手段として器側切欠き(28A)を示
したが、第7図に示すように孔(30A)としてもよ
い。また、第7図に示すようにカバー(1b)の内面に
突起(31)を設け、この突起(31)により孔(28
B)を長孔(30B)とすると、先端口が検査用ランド
(26B)に近づくので、短絡接触子(29)がガイドされ
て確実に検査用ランド(26B)に接触する。
また、上記実施例では短絡接触子(29)を各切欠き
(27A),(28A)を利用して挿入して切替可動子
(17)に接触するものを示したが、第8図に示すよう
に空ランド(13a)に接続した検査用ランド(26A)を
プリント配線板(5)に設け、この検査用ランド(26
A)に短絡接触子(29)を接触させるようにしてもよ
い。この場合、各切欠き(27A),(28A)に替え
て孔(28B),(28C)と同様の孔(図示せず)を
カバー(1b)に設ける必要がある。
(27A),(28A)を利用して挿入して切替可動子
(17)に接触するものを示したが、第8図に示すよう
に空ランド(13a)に接続した検査用ランド(26A)を
プリント配線板(5)に設け、この検査用ランド(26
A)に短絡接触子(29)を接触させるようにしてもよ
い。この場合、各切欠き(27A),(28A)に替え
て孔(28B),(28C)と同様の孔(図示せず)を
カバー(1b)に設ける必要がある。
さらに、上記実施例では切替固定子(13A),(13
B),(13C)が3個のものを示したが、この数は適
宜でよいし、感度電流の設定値も適宜でよい。
B),(13C)が3個のものを示したが、この数は適
宜でよいし、感度電流の設定値も適宜でよい。
なお、以上の説明では漏電しゃ断器の定格感度電流の切
り替えについて説明したが、引外し電流や電圧の切り替
えでもよいし、広く回路しゃ断器の定格感度電流、引外
し電流などの切り替えに応用できるものである。
り替えについて説明したが、引外し電流や電圧の切り替
えでもよいし、広く回路しゃ断器の定格感度電流、引外
し電流などの切り替えに応用できるものである。
以上のように、この考案によれば切替ネジを止め替えな
くても短絡接触子によって容易に工場出荷検査ができる
作業性の良いものが得られる効果がある。
くても短絡接触子によって容易に工場出荷検査ができる
作業性の良いものが得られる効果がある。
第1図はこの考案の一実施例を示す断面図、第2図は第
1図を分解した斜視図、第3図は第2図の要部をさらに
分解した斜視図、第4図は第3図のプリント配線板を示
す平面図、第5図は第1図の線V−Vの断面図、第6図
は検査状態を示す第5図と同じ断面図、第7図は孔の異
なる例を示す断面図、第8図はプリント配線板の異なる
例を示す平面図、第9図は従来装置を示す斜視図、第1
0図は第9図の線X−Xの拡大断面図、第11図は第1
0図を分解した斜視図、第12図は第11図の要部をさ
らに分解した斜視図、第13図は第12図のプリント配
線板を示す平面図、第14図は第13図の回路図であ
る。 図において、(1)はしゃ断器筐体、(4)は蓋体、(5)はプ
リント配線板、(13A),(13B),(13C)は
切替固定子、(17)は切替可動子、(18)は棒状ガ
イド、(19)はガイド保持枠、(20)は切替ネジ、
(24)は操作用開口、(25)は名板、(26A),(26
B),(26C)は検査用ランド、(27A)は枠側切欠
き、(28A)は器側切欠き、(28B),(28C),
(30A)は孔、(29)は短絡接触子、(30B)は
長孔、(31)は突起である。 なお、各図中同一符号は同一または相当部分を示す。
1図を分解した斜視図、第3図は第2図の要部をさらに
分解した斜視図、第4図は第3図のプリント配線板を示
す平面図、第5図は第1図の線V−Vの断面図、第6図
は検査状態を示す第5図と同じ断面図、第7図は孔の異
なる例を示す断面図、第8図はプリント配線板の異なる
例を示す平面図、第9図は従来装置を示す斜視図、第1
0図は第9図の線X−Xの拡大断面図、第11図は第1
0図を分解した斜視図、第12図は第11図の要部をさ
らに分解した斜視図、第13図は第12図のプリント配
線板を示す平面図、第14図は第13図の回路図であ
る。 図において、(1)はしゃ断器筐体、(4)は蓋体、(5)はプ
リント配線板、(13A),(13B),(13C)は
切替固定子、(17)は切替可動子、(18)は棒状ガ
イド、(19)はガイド保持枠、(20)は切替ネジ、
(24)は操作用開口、(25)は名板、(26A),(26
B),(26C)は検査用ランド、(27A)は枠側切欠
き、(28A)は器側切欠き、(28B),(28C),
(30A)は孔、(29)は短絡接触子、(30B)は
長孔、(31)は突起である。 なお、各図中同一符号は同一または相当部分を示す。
Claims (4)
- 【請求項1】感度切替機構を構成するプリント配線板
と、このプリント配線板に配置される複数の切替固定子
と、各切替固定子のいずれかに選択的に接続される切替
可動子と、この切替可動子を前記切替固定子の一つに固
定するための切替ネジと、しゃ断器筐体に設けられかつ
前記各切替固定子のいずれに固定されたときの前記切替
ネジをも外部から切替操作できる大きさを有する操作用
開口と、この操作用開口を塞ぐ蓋体とを有する回路しゃ
断器において、前記切替固定子の全部または1個を残す
他全部に個々に接続される検査用ランドを前記プリント
配線板に設けると共に、この検査用ランドのない前記切
替固定子に接続される前記切替可動子と前記検査用ラン
ドとにあるいは前記検査用ランドの2個に外部から短絡
接触子が接触できるように前記しゃ断器筐体に孔および
/または切欠きを設けたことを特徴とする回路しゃ断
器。 - 【請求項2】しゃ断器筐体の内面に突起を設け、この突
起を利用して孔を長孔とし、孔の先端口を検査用ランド
に近づけた実用新案登録請求の範囲第1項記載の回路し
ゃ断器。 - 【請求項3】孔および/または切欠きを名板により塞い
だ実用新案登録請求の範囲第1項記載の回路しゃ断器。 - 【請求項4】切替可動子をガイドする棒状ガイドと、こ
の棒状ガイドを保持するガイド保持枠とを有するものに
おいて、前記ガイド保持枠に短絡接触子挿入用の枠側切
欠きを設けると共に、この枠側切欠きと対向する器側切
欠きを前記操作用開口に設けた実用新案登録請求の範囲
第1項記載の回路しゃ断器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1670387U JPH067553Y2 (ja) | 1987-02-06 | 1987-02-06 | 回路しや断器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1670387U JPH067553Y2 (ja) | 1987-02-06 | 1987-02-06 | 回路しや断器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63125342U JPS63125342U (ja) | 1988-08-16 |
JPH067553Y2 true JPH067553Y2 (ja) | 1994-02-23 |
Family
ID=30808803
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1670387U Expired - Lifetime JPH067553Y2 (ja) | 1987-02-06 | 1987-02-06 | 回路しや断器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH067553Y2 (ja) |
-
1987
- 1987-02-06 JP JP1670387U patent/JPH067553Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63125342U (ja) | 1988-08-16 |
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