JPH0675106U - 農産用栽培シート - Google Patents

農産用栽培シート

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JPH0675106U
JPH0675106U JP6305691U JP6305691U JPH0675106U JP H0675106 U JPH0675106 U JP H0675106U JP 6305691 U JP6305691 U JP 6305691U JP 6305691 U JP6305691 U JP 6305691U JP H0675106 U JPH0675106 U JP H0675106U
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JP
Japan
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agricultural
seeds
agricultural products
pesticides
cultivation sheet
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Pending
Application number
JP6305691U
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English (en)
Inventor
藤 精三郎 加
上 正 耕 田
藤 幾 年 加
Original Assignee
加藤 精三郎
田上 正耕
加藤 幾年
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Publication date
Application filed by 加藤 精三郎, 田上 正耕, 加藤 幾年 filed Critical 加藤 精三郎
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Abstract

(57)【要約】 ［目的］ 生産者の危険な労働及び過酷な労働を無くし
て低農薬の農産物を効率良く生産する。 ［構成］ 再生紙などでなる上，下部紙層１，２の間
に、例えば稲の種もみまたは野菜種や花，果実種など農
産種子４が接着剤５で介在固定された農産種子層３を点
在的に配設したシートである。 ［効果］ 太陽の直射日光を避けるため雑草の繁殖を抑
止でき、除草剤など散布の必要がなくなり、低農薬の農
産物が容易に量産できる。また生産者は、農薬散布とい
う危険な労働及び過酷な草取り労働から解放される。

Description

【考案の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】
この考案は農産用栽培シートの改良に関し、さらに詳しくは再生紙などの上， 下部紙層間に接着介在して農産種子層を点在的に設けてなる農産用栽培シートに 関するものである。
【０００２】
【従来の技術】
従来、米などの穀物類，野菜，花，果物など農産物の栽培生産作業では、生産 者にとって自生繁茂して農作物の成長を妨げる雑草を除去する過酷な労働の除草 作業及び農薬散布という健康，環境保全上から危険性のある労働作業は避けられ なかった。
【０００３】 また寒冷地及び寒冷時における保温や高温多雨地の土壌管理などもたいへんで あって、費用と労力を不可避的に必要としている。
【０００４】
【考案が解決しようとする課題】
農産物生産の安定をはかり増産を確保するためには農薬の役割に期待されると ころ大であるが、その反面農薬がもたらす国民保健上無視できない懸念及び環境 の保全の問題はきわめて重要な課題である。さらに生産者の過酷な労働からの解 放と労働時間の短縮が切望されている。
【０００５】
【課題を解決するための手段】
この考案は上気課題を解決するためになされたものであって、日本の農業が農 薬漬けになつている現況を憂い、農業生産者の健康を願い、一般消費者のより安 全な食生活のために考案されたものであり、次のように構成してある。
【０００６】 即ちこの考案の農産用栽培シートは、再生紙などでなる上，下部紙層の間に、 例えば稲の種もみまたは野菜種や花，果実の種など農産種子が接着剤（中に肥料 及び／または除虫剤を混入させることができる。）で介在固定された農産種子層 を点在的に配設してなるものである。
【０００７】 上下層間に存在する空気が作業効率をさまたげるため、除草効果を減ずること のない程度の小孔６を点在させる必要がある。
【０００８】 次にこの考案を以下実施例について図面を参照しながら詳しく説明する。
【０００９】
【実施例】
１，２は、段ボール，新聞紙などの古紙を再利用した再生紙でなる上，下部紙 層である。そして該上，下部紙層１，２は、新聞紙２枚程度の２層構造となるも ので、それぞれの大きさ家庭用から大規模農業用まで大小さまざまなサイズが考 えられる。なお大規模農業に対してはロール状のものが適当である。また上部紙 層１は太陽光線（直射日光）をなるべく吸収しやすい色が適当で望ましい。下部 紙層２の色については特に配慮を要しない。さらにこの上，下部紙層１，２の厚 みは寒冷地及び寒冷時における保温効果があり、根を張り、発芽する厚さでなく てはならない。
【００１０】 そこでこの考案では、上気の再生紙などでなる上，下部紙層１，２の間に、例 えば稲の種もみまたは野菜種や果実の種など農産種子４が接着剤５で介在固定さ れた農産種子層３を点在的に配設してなるものである。また上気接着剤５の中に 肥料及び／または防虫剤などを混入させることができる。
【００１１】
【考案の効果】
この考案の農産用栽培シートは叙上のようであるから、太陽からの直射日光を 避けるため雑草の繁殖を抑止でき、これによって除草剤などの散布の必要がなく なり、低農薬の農産物が容易に大量生産できる卓抜した効果がある。
【００１２】 また生産者にとっては農薬散布という危険な労働からの解放と同時に過酷な草 取り労働からの解放が期待できる優れた効果がある。なお上，下部紙層１，２は 最後には溶解して土に帰るので特に厄介なものとはならない。
【００１３】 また稲作の場合を例にすれば、種もみの直蒔という農法が米国などにみられる が、日本の米作農家にはまだまだ浸透していないのが現状である。しかしこの再 生紙などを使用した農法は種子が保温されているため、比較的寒冷時においても 農作業を開始でき、飛躍的労働時間の短縮がはかれる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本考案の農産用栽培シートの一部欠截した平面
図である。
【図２】本考案の農産用栽培シートの縦断面図である。
【符号の説明】
１ 上部紙層 ２ 下部紙層 ３ 農産種子層 ４ 農産種子 ５ 接着剤 ６ 小孔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 田 上 正 耕 愛知県豊明市二村台七丁目37番地の４ (72)考案者 加 藤 幾 年 愛知県海部郡蟹江町大字蟹江新田字東中瀬 １−72

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項１】 再生紙などでなる上，下部紙層の間に、
    例えば稲の種もみまたは野菜種や花，果実の種など農産
    種子が接着剤で介在固定された農産種子層を点在的に配
    設してなる農産用栽培シート。
  2. 【請求項２】 接着剤の中に肥料及び／または除虫剤が
    混入されている請求項１の農産用栽培シート。
JP6305691U 1991-07-15 1991-07-15 農産用栽培シート Pending JPH0675106U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR200475694Y1 (ko) * 2014-01-27 2014-12-23 변가옥 육묘용 시트

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5130254U (ja) * 1974-08-20 1976-03-04
JPH01148111A (ja) * 1987-12-03 1989-06-09 Soko Seiren Kk 苗床シート

Patent Citations (2)

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