JPH0674848A - 圧力センサー - Google Patents

圧力センサー

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Publication number
JPH0674848A
JPH0674848A JP21496691A JP21496691A JPH0674848A JP H0674848 A JPH0674848 A JP H0674848A JP 21496691 A JP21496691 A JP 21496691A JP 21496691 A JP21496691 A JP 21496691A JP H0674848 A JPH0674848 A JP H0674848A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pressure
conductive rubber
sensitive conductive
diaphragm
primary
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP21496691A
Other languages
English (en)
Inventor
Tsuneo Masuda
經雄 増田
Hiromasa Okubo
博正 大久保
Hiroshi Sasaki
佐々木  洋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Rubber Industries Ltd
Elco Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo Rubber Industries Ltd
Elco Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Rubber Industries Ltd, Elco Co Ltd filed Critical Sumitomo Rubber Industries Ltd
Priority to JP21496691A priority Critical patent/JPH0674848A/ja
Publication of JPH0674848A publication Critical patent/JPH0674848A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 感圧導電ゴムを利用して液体或いは気体の圧
力を検出する圧力センサーにおいて、構造が簡単で、し
かも、検出精度が良好なものを提供する。 【構成】 2つの電極の間に外部圧力に応じて内部抵抗
値が変化する感圧導電ゴムを伸縮自在に設け、かつ、こ
の感圧導電ゴムに直接に圧力を作用させるようにしてな
り、上記感圧導電ゴムに直接に圧力を作用させると当該
感圧導電ゴムが伸長し、この伸長により感圧導電ゴムの
内部抵抗値が変化して2つの電極の間に圧力に応じた電
気抵抗値が得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、感圧導電ゴムを利用し
て液体或いは気体の圧力を検出する圧力センサーに関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、感圧導電ゴムを利用して液体或い
は気体の圧力を検出する圧力センサーとしては、例え
ば、特開昭59−2O6732号公報および特開昭60− 15536号
公報に記載されているようなものが存在する。この従来
の圧力センサーは、2つの電極の間に外部圧力に応じて
内部抵抗値が変化する感圧導電ゴムを挟み、この感圧導
電ゴムにダイヤフラムが受けた圧力による応力を作用さ
せ、その応力で感圧導電ゴムが圧縮して内部抵抗値が変
化することによる2つの電極間の電気抵抗値の変化でダ
イヤフラムが受けた圧力を検出するように構成されてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の圧力センサー
は、ダイヤフラムが受けた圧力による応力で感圧導電ゴ
ムを圧縮させ、これにより感圧導電ゴムの内部抵抗値が
変化することによる2つの電極間の電気抵抗値の変化で
ダイヤフラムが受けた圧力を検出させている。しかしな
がら、感圧導電ゴムの圧縮による内部抵抗値の変化で圧
力を検出するには、感圧導電ゴムの肉厚をある程度厚く
させる必要があり、感圧導電ゴムの肉厚を厚くさせると
反応が鈍くなって検出精度が悪かった。また、圧力を受
けるダイヤフラムと、圧力を電気的に変換する感圧導電
ゴムとがそれぞれ別個に装設されているため、構造が複
雑になるとともに、装置が大型になり、また、コストア
ップにもなるという問題点があった。
【0004】本発明は上記従来の問題点に鑑みて提案さ
れたもので、その目的とするところは、構造が簡単で、
しかも、検出精度が良好な圧力センサーを提供すること
にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するため、2つの電極の間に外部圧力に応じて内部抵抗
値が変化する感圧導電ゴムを伸縮自在に設け、かつ、こ
の感圧導電ゴムに直接に圧力を作用させるようにしたも
のである。
【0006】
【作用】本発明の圧力センサーは、感圧導電ゴムに直接
に圧力を作用させると、感圧導電ゴムを伸長するように
なり、この伸長により感圧導電ゴムの内部抵抗値が変化
して2つの電極の間に圧力に応じた電気抵抗値が得られ
る。
【0007】
【実施例】以下、本発明の圧力センサーを図面に基づい
て説明する。
【0008】図1は本発明の圧力センサーの一実施例を
示す縦断面図であり、1は導電性材料により製作された
センサーケースで、一次圧力検出部位に気密に連通され
たポート2を有する下側ケース3と二次圧力検出部位に
気密に連通されたポート4を有する上側ケース5とに分
割された構造である。6は外部圧力に応じて内部抵抗値
が変化する感圧導電ゴムにより製作されたダイヤフラム
で、センサーケース1の下側ケース3と上側ケース5と
の間に、当該センサーケース1内を一次室Aと二次室B
とに仕切るようにして気密に挟持されている。7は絶縁
性材料により製作された有蓋円筒状の絶縁ガイドで、セ
ンサーケース1の上側ケース5の中央部に一体成形され
たドラム8内に嵌挿して固着されている。9は導電性材
料により製作された調整ネジで、絶縁ガイド7の蓋部7
aに貫通して螺挿されている。10は導電性材料により製
作された電極板で、ダイヤフラム6の上面中央部に固着
されている。11は導電性材料により製作されたスプリン
グ受けで、調整ネジ9の下端に一体に固着されている。
12は導電性材料により製作された圧力調整スプリング
で、電極板10とスプリング受け11との間に配設されてい
る。
【0009】以上の構成において、一次圧力検出部位の
圧力を下側ケース3のポート2を介してセンサーケース
1の一次室A内に作用させると、この圧力を受けてダイ
ヤフラム6が圧力調整スプリング12に抗して伸縮し、こ
の伸縮によりダイヤフラム6の内部抵抗値が変化してセ
ンサーケース1と電極板10との間にダイヤフラム6が受
けた圧力に応じた電気抵抗値が得られる。
【0010】次に、一次圧力検出部位の圧力を下側ケー
ス3のポート2を介してセンサーケース1の一次室A内
に作用させるとともに、二次圧力検出部位の圧力を上側
ケース5のポート4を介してセンサーケース1の二次室
B内に作用させると、一次室Aに作用した圧力と二次室
Bに作用した圧力の大きさの差に比例してダイヤフラム
6が圧力調整スプリング12に抗して伸長し、この伸長に
よりダイヤフラム6の内部抵抗値が変化してセンサーケ
ース1と電極板10との間に一次圧力検出部位と二次圧力
検出部位の圧力差に応じた電気抵抗値が得られる。
【0011】そして、上記電気抵抗値を図2に示すA−
D変換回路でアナログ信号からデジタル信号に変換する
ことにより、検出した圧力値を数字、グラフ等に表示す
るようにしている。尚、図2において、13は圧力センサ
ー、14はA−Dコンバータを示す。
【0012】図3は本発明の他の実施例を示す縦断面図
であり、15は有蓋底円筒状の感圧導電ゴムで、その底板
中央に開口16が穿設されている。17は導電性材料により
製作された第1の電極端子で、感圧導電ゴム15の底板下
面に一体に固着され、圧力検出部位と気密に連通された
ポート18が感圧導電ゴム15の開口16と連通して形成され
ている。19は導電性材料により製作された第2の電極端
子で、感圧導電ゴム16の蓋板上面に一体に固着されてい
る。
【0013】この実施例において、圧力検出部位の圧力
を第1の電極端子17のポート18を介して感圧導電ゴム15
の開口16からその内部に作用させると、この圧力を受け
て感圧導電ゴム15が膨張するようになり、この膨張によ
り感圧導電ゴム15の内部抵抗値が変化して第1の電極端
子17と第2の電極端子19との間に圧力検出部位の圧力に
応じた電気抵抗値が得られる。
【0014】図4は実験により感圧導電ゴムを伸長して
その電気抵抗値を測定し、その変化を線図として示した
ものである。但し、実験に使用された感圧導電ゴムの厚
みは0.5〜5mmであり、硬度は20〜80(JIS−A)である。
【0015】本発明の圧力センサーは感圧導電ゴムに圧
力を直接に作用させて当該感圧導電ゴムを伸縮させ、こ
の伸縮により電気抵抗が変化することによる2つの電極
間の電気抵抗値の変化で圧力を検出する。
【0016】このように、本発明の圧力センサーは感圧
導電ゴムの伸縮による内部抵抗値の変化で圧力を検出し
ているから、感圧導電ゴムの肉厚を薄くすることがで
き、これにより反応が鋭くなり、良好な検出精度が得ら
れる。また、感圧導電ゴムが直接に圧力を受けてその圧
力を電気的に変換しているので、従来の圧力を受けるだ
けのダイヤフラムが省けて構造が簡単になり、装置が小
型になり、コストも低減できる。
【0017】尚、感圧導電ゴムには温度により電気抵抗
が変化する特性があるため、サーミスタ温度センサーに
より温度補償させて検出精度の保証している。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の圧力セン
サーによれば、感圧導電ゴムの肉厚を薄くすることがで
きて反応を鋭くできるから、良好な検出精度が得られ
る。また、構造を簡単にすることができ、装置の小型化
が図れるとともに、コストの低減も図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の圧力センサーの一実施例を示す縦断面
図である。
【図2】A−D変換回路を示す図面である。
【図3】本発明の他の実施例を示す縦断面図である。
【図4】感圧導電ゴムの伸長度と電気抵抗の関係を示す
図である。
【符号の説明】
1 センサーケース 3 下側ケース 5 上側ケース 6 ダイヤフラム A 一次室 B 二次室 7 絶縁ガイド 9 調整ネジ 10 電極板 12 圧力調整スプリング 15 感圧導電ゴム 17 第1の電極端子 19 第2の電極端子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐々木 洋 東京都町田市南成瀬5丁目27番1号 グラ ンドメゾン南成瀬203

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2つの電極の間に外部圧力に応じて内部
    抵抗値が変化する感圧導電ゴムを伸縮自在に設け、か
    つ、この感圧導電ゴムに直接に圧力を作用させるように
    したことを特徴とする圧力センサー。
JP21496691A 1991-08-27 1991-08-27 圧力センサー Pending JPH0674848A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21496691A JPH0674848A (ja) 1991-08-27 1991-08-27 圧力センサー

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21496691A JPH0674848A (ja) 1991-08-27 1991-08-27 圧力センサー

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0674848A true JPH0674848A (ja) 1994-03-18

Family

ID=16664517

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP21496691A Pending JPH0674848A (ja) 1991-08-27 1991-08-27 圧力センサー

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JP (1) JPH0674848A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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