JPH0674704U - 伸縮継手 - Google Patents

伸縮継手

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JPH0674704U
JPH0674704U JP2121393U JP2121393U JPH0674704U JP H0674704 U JPH0674704 U JP H0674704U JP 2121393 U JP2121393 U JP 2121393U JP 2121393 U JP2121393 U JP 2121393U JP H0674704 U JPH0674704 U JP H0674704U
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宗夫 嘉本
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株式会社日本アルミ
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 入隅部において地震等による躯体の変位に十
分対応することができる伸縮継手の提供にある。 【構成】 第1カバープレート3の表て面3aの端部7
を被覆する表て面用カバー8を、第2カバープレート6
に付設する。一対の側方用カバー12,12を第2カバープ
レート6側の躯体4,4に取付ける。側方用カバー12
は、第1カバープレート3と表て面用カバー8との間に
介装される表て面対応部11と、第1カバープレート3の
側面3bの端部14に対応する側面対応部13とを有する。
側方用カバー12の側面対応部13と第1カバープレート3
の側面3bとの間に隙間15を設ける。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は伸縮継手に関する。
【0002】
【従来の技術】
第1カバープレートと第2カバープレートとが出合う入隅部において、従来で は、第1カバープレートの端部と、第2カバープレートの端部とを突き合わせ状 として、この間にコーキング材等を充填するだけであった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
従って、地震等により躯体が変動した場合、カバープレートが相互に位置ずれ を起こし、この位置ずれに十分対応することができず、突き合わせ部において隙 間等が生ずる虞れがあった。
【0004】 そこで、本考案では、地震等にて躯体が変動してカバープレートが相互に位置 ずれを起こしても、その位置ずれに十分追従して入隅部に隙間を生じさせること がない伸縮継手を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上述の目的を達成するために、本考案に係る伸縮継手は、第1カバープレート と第2カバープレートとが出合う入隅部において、上記第1カバープレートの表 て面の端部を被覆する表て面用カバーを、上記第2カバープレートに付設すると 共に、上記第1カバープレートと表て面用カバーとの間に介装される表て面対応 部と、該第1カバープレートの側面の端部に対応する側面対応部とを有する一対 の側方用カバーを、上記第2カバープレート側の躯体に取付け、かつ、上記側方 用カバーの側面対応部と上記第1カバープレートの側面との間に隙間を設けたも のである。
【0006】
【作用】
第2カバープレートに付設された表て面用カバーにて第1カバープレートの表 て面の端部が被覆されているので、第2カバープレートに対して第1カバープレ ートが接近・離間する方向に変位しても、表て面用カバー及び側面用カバーはそ の被覆状態を保持しつつその変位に対応することができる。
【0007】 また、第1カバープレートが幅方向に沿って変位したとしても、同様に、表て 面用カバー及び側面用カバーはその被覆状態を保持しつつその変動に対応するこ とができ、特に、第1カバープレートが側方用カバーの側面対応部側へ変位して も、側面対応部と第1カバープレートとの間に隙間が設けられるので、その変位 に対応することができる。
【0008】
【実施例】
以下、実施例を示す図面に基づいて本考案を詳説する。
【0009】 図1は本考案に係る伸縮継手の簡略斜視図を示し、この伸縮継手は入隅部に使 用される。
【0010】 この伸縮継手は、所定のクリアランスL1 をもって対向する躯体1,1の間隔 部2を被覆する第1カバープレート3と、所定のクリアランスL2 をもって対向 する躯体4,4の間隔部5を被覆する第2カバープレート6と、を備える。
【0011】 なお、第1カバープレート3は、図示省略の公知公用の保持機構を介して躯体 1,1に連結され、該カバープレート3は、躯体1,1の変動に対して追従可能 とされる。
【0012】 また、第2カバープレート6は、同様に、図示省略の公知公用の保持機構を介 して躯体1,1に連結され、該カバープレート6は、躯体4,4の変動に対して 追従可能とされる。
【0013】 しかして、第2カバープレート6には、第1カバープレート3の表て面3aの 端部7を被覆する表て面用カバー8が付設される。
【0014】 表て面用カバー8は、図4に示すように、表て面3aに対面する本体部8aと 、該本体部8aの内端から立上る立上り部8bと、該本体部8aの外端から垂下 される垂下部8cとからなり、立上り部8bが第2カバープレート6の下端に取 付けられる。
【0015】 また、本体部8aと表て面3aとの間には、所定の間隔寸法の間隔部9が形成 され、この間隔部9の垂下部8c側には、パッキン10が介装されている。
【0016】 そして、間隔部9に挿入される表て面対応部11を有する側方用カバー12,12が 、躯体4,4に夫々取付けられる。
【0017】 即ち、側方用カバー12は、図1に示すように、上述の表て面対応部11と、第1 カバープレート3の側面3bの端部14に対面する側面対応部13と、を有する。
【0018】 具体的には、側方用カバー12の表て面対応部11は、図4に示すように、第1カ バープレート3の表て面3aに略平行な本体11aと、該本体11aの内端から立設 される立上り壁11bと、本体11aの外端から垂下される垂下壁11cと、からなり 、立上り壁11bが、躯体4に取付けられる。
【0019】 そして、表て面対応部11が、第1カバープレート3と表て面用カバー8との間 、(つまり、間隙部9)に介装される。
【0020】 また、側方用カバー12の側面対応部13は、図1と図2に示すように、表て面対 応部11の側端から垂下され、第1カバープレート3との間に所定のクリアランス Lの隙間15を形成する。
【0021】 このクリアランスLは、地震時等に予測される躯体1が最大に側面対応部13側 へ移動した際に、側面対応部13が第1カバープレート3の側面3bに接触しない 程度とする。
【0022】 従って、上述の如く構成された伸縮継手によれば、地震等により躯体1,1が 矢印A,B方向に変動(移動)した場合、その変動に追従して第1カバープレー ト3は変位することができると共に、表て面用カバー8はその変動に影響を受け ることなく、第1カバープレート3の表て面3aの端部7を被覆することができ る。
【0023】 即ち、図5のイに示す状態から図5のロに示すように、一方の躯体1,4が矢 印A方向に変位したとしても、図5のロに示すように他方の躯体1,4が矢印A 方向に変位したとしても表て面用カバー8及び側方用カバー12,12がそれらの変 位に追従することができる。
【0024】 また、躯体1,4が夫々図1に示す矢印C方向へ変位しても、第1カバープレ ート3及び第2カバープレート6はそれらの変位に追従することができると共に 、表て面用カバー8及び側方用カバー12,12も十分に追従することができる。
【0025】 つまり、側方用カバー12の側面対応部13側へ第1カバープレート3が変位して も、第1カバープレート3の表て面3aの端部7は側方用カバー12の表て面対応 部11にて被覆され、しかも、側面対応部13と第1カバープレート3の側面3bと の間に隙間15が設けられているので、その変位にも対応することができる。
【0026】 また、逆に、側面対応部13から離間する方向に第1カバープレート3が変位し ても第1カバープレート3の表て面3aの端部7は側方用カバー12の表て面対応 部11にて被覆される。
【0027】 なお、本考案は上述の実施例に限定されず、本考案の要旨を逸脱しない範囲で 設計変更自由であり、例えば、使用部位としては、種々の入隅部に適用できるが 、特に、図例の如く、躯体1,1が水平状の屋根部とされ、躯体4,4が鉛直状 の外壁部とされる場合に好適である。
【0028】
【考案の効果】
本考案は上述の如く構成されているので、次に記載する効果を奏する。
【0029】 第1カバープレート3が第2カバープレート6に対して接近・離間する方向、 及び/又は、該第1カバープレート3の幅方向へ変位しても、表て面用カバー8 及び側面用カバー12,12はその被覆状態を保持しつつそれらの変位に十分追従す ることができ、耐久性に優れる。
【0030】 特に、第1カバープレート3が側方用カバー12の側面対応部13側へ変位したと しても、側面対応部13と第1カバープレート3との間に隙間15が設けられている ので、その変位に十分対応することができ、該側方用カバー12等が損傷すること がない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す簡略斜視図である。
【図2】簡略断面図である。
【図3】簡略平面図である。
【図4】簡略断面図である。
【図5】作用説明図である。
【符号の説明】
3 第1カバープレート 3a 表て面 3b 側面 6 第2カバープレート 7 端部 8 表て面用カバー 11 表て面対応部 12 側方用カバー 13 側面対応部 14 端部 15 隙間

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1カバープレート3と第2カバープレ
    ート6とが出合う入隅部において、上記第1カバープレ
    ート3の表て面3aの端部7を被覆する表て面用カバー
    8を、上記第2カバープレート6に付設すると共に、上
    記第1カバープレート3と表て面用カバー8との間に介
    装される表て面対応部11と、該第1カバープレート3の
    側面3bの端部14に対応する側面対応部13とを有する一
    対の側方用カバー12,12を、上記第2カバープレート6
    側の躯体4,4に取付け、かつ、上記側方用カバー12の
    側面対応部13と上記第1カバープレート3の側面3bと
    の間に隙間15を設けたことを特徴とする伸縮継手。
JP2121393U 1993-03-30 1993-03-30 伸縮継手 Expired - Fee Related JP2581193Y2 (ja)

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