JPH067462A - 放射線治療装置 - Google Patents

放射線治療装置

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JPH067462A
JPH067462A JP17098792A JP17098792A JPH067462A JP H067462 A JPH067462 A JP H067462A JP 17098792 A JP17098792 A JP 17098792A JP 17098792 A JP17098792 A JP 17098792A JP H067462 A JPH067462 A JP H067462A
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JP
Japan
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electron beam
deflection electromagnet
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detector
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JP17098792A
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English (en)
Inventor
Naoki Ueda
尚樹 上田
Hideki Takahashi
英希 高橋
Mototatsu Doi
元達 土肥
Keiji Koyanagi
慶二 小柳
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Hitachi Healthcare Manufacturing Ltd
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Hitachi Medical Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ターゲットに対する電子ビームの入射位置お
よび入射角度をそれぞれ独立に制御する。 【構成】 第1偏向用電磁石と、第2偏向用電磁石と、
ターゲットと、平坦化フィルタと、検出器を順次備える
放射線治療装置において、(1)前記ターゲットはそれ
に照射される電子ビームの位置のずれ量を検知できるよ
うに構成するとともに、その位置のずれ量に応じた各電
流を前記第1偏向用電磁石および第2偏向用電磁石に流
すことにより、前記電子ビームのターゲットに対する位
置ずれ量を補正する手段を設けた。(2)前記ターゲッ
トに対する電子ビームの位置情報を格納する記憶装置
と、X線の前記検出器に対する位置のずれ量を検知し、
このずれ量と前記記憶装置に格納されている位置情報と
の差分をとり、この差分量に応じた各電流を前記第1偏
向用電磁石および第2偏向用電磁石に流すことにより、
前記電子ビームのターゲットに対する入射角度のずれ量
を補正する手段を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、放射線治療装置に係
り、特にその電子ビームの偏向制御の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】放射線治療装置は、加速器で加速された
電子ビームが偏向用電磁石によってターゲットに導か
れ、このターゲットに衝突して制動X線を発生させるよ
うになっている。そして該ターゲットから発生した制動
X線は平坦化フィルタを介して線量が平坦化され、コリ
メータブロックを介することによって所定の照射野をも
たせるようになっている。
【0003】そして、従来では、平坦化フィルタとコリ
メータブロックとの間に、検出器を備え、この検出器の
出力から前記偏向用電磁石の電流値を制御することによ
って、電子ビームのターゲットに対するずれを補正する
ようになっている。
【0004】これにより、制動X線の線量分布の悪化、
および照射野と非照射野との境界のぼけを除去するよう
になっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うに構成された放射線治療装置は、ターゲットに対する
電子ビームの入射角度および入射位置がそれぞれ偏位し
ても、前記検出器による検出値のみによって制御してい
ることから、この制御によって、電子ビームがターゲッ
ト上において、その中心にかつ垂直に照射されるように
することはできなかった。
【0006】このため、制動X線の線量分布の悪化、お
よび照射野と非照射野との境界のぼけのそれぞれの完全
な除去は期待し得なかった。
【0007】したがって、ターゲットに対する電子ビー
ムの入射角度および入射位置のそれぞれの独立した制御
ができ、これにより、制動X線の線量分布の悪化および
照射野と非照射野との境界のぼけの完全な除去が要望さ
れていた。
【0008】それ故、本発明はこのような事情に基づい
てなされたものであり、その目的とするところのもの
は、ターゲットに対する電子ビームの入射位置および入
射角度をそれぞれ独立に制御することのできる放射線治
療装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、本発明は、第1偏向用電磁石と、第2偏向用
電磁石と、ターゲットと、平坦化フィルタとを順次備え
る放射線治療装置において、前記ターゲットはそれに照
射される電子ビームの位置のずれ量を検知できるように
構成するとともに、その位置のずれ量に応じた各電流を
前記第1偏向用電磁石および第2偏向用電磁石に流すこ
とにより、前記電子ビームのターゲットに対する位置ず
れ量を補正する手段を設けたことを特徴とするものであ
る。
【0010】また、本発明は、第1偏向用電磁石と、第
2偏向用電磁石と、ターゲットと、平坦化フィルタと、
検出器とを順次備える放射線治療装置において、前記タ
ーゲットに対する電子ビームの位置情報を格納する記憶
装置と、X線の前記検出器に対する位置のずれ量を検知
し、このずれ量と前記記憶装置に格納されている位置情
報との差分をとり、この差分量に応じた各電流を前記第
1偏向用電磁石および第2偏向用電磁石に流すことによ
り、前記電子ビームのターゲットに対する入射角度のず
れ量を補正する手段を設けたことを特徴とするものであ
る。
【0011】
【作用】このように構成した放射線治療装置において、
まず前者の発明は、ターゲットに電子ビームの入射位置
のずれを検知できるセンサとして機能させることによっ
て、電子ビームのターゲットに対する入射位置ずれを直
接検知できるようにしたものである。
【0012】したがって、該入射位置ずれに対応する電
流を第1偏向用電磁石および第2偏向用電磁石に流すこ
とによって、電子ビームのターゲットに対する入射位置
ずれを補正することができるようになる。
【0013】また、後者の発明は、前記ターゲットから
得られる電子ビームの入射位置情報に基づいて、検出器
から得られる情報から電子ビームの入射角度を独立に補
正するものである。
【0014】すなわち、検出器から得られる情報から該
入射位置情報の差分をとり、この差分量に応じた各電流
を前記第1偏向用電磁石および第2偏向用電磁石に流す
ことにより、前記電子ビームのターゲットに対する入射
角度のずれ量を補正することができるようになる。
【0015】
【実施例】図2は、本発明による放射線治療装置の一実
施例を示す概略構成図である。
【0016】同図において、まず、図示しない加速器か
ら電子ビーム7が照射され、この電子ビーム7は、その
照射方向に順次配置された偏向用電磁石5Aおよび5B
をそれぞれ通過してターゲット1に入射するようになっ
ている。
【0017】そして、電子ビーム7が入射された該ター
ゲット1からは制動X線が発生するようになっている。
なお、このターゲット1は後に詳述するように電子ビー
ム7の入射位置を検出するセンサを兼ねたものとなって
いる。
【0018】ターゲット1からの制動X線は、平坦化フ
ィルタ2を通過するようになっており、この平坦化フィ
ルタ2によって平坦な線量分布が与えられるようになっ
ている。
【0019】そして、該平坦化フィルタ2を通過して平
坦な線量分布を有した制動X線は検出器3を通過するよ
うになっている。この検出器3は制動X線の線量分布に
おける平坦度を検出するものとなっている。
【0020】該検出器3を通過した制動X線は、さらに
コリメータブロック4を通過するようになっており、こ
のコリメータブロック4によって所定の照射野を有して
照射されるようになっている。
【0021】また、前記ターゲット1および検出器3か
らは、それぞれ電子ビーム7の入射位置に相当する検出
信号および制動X線の入射位置に相当する信号が出力さ
れるようになっており、これら各信号は制御ユニット9
に入力されるようになっている。
【0022】そして、該制御ユニット9では、前記各信
号に基づいて前記偏向用電磁石5Aおよび5Bに制御電
流を流し、これにより、電子ビーム7のターゲット1に
対する位置および角度のずれを補正するようになってい
る。
【0023】次に、上述した各部品うち主要な部品の構
成あるいは作用について更に詳述する。
【0024】ターゲット1 図3(a)は、ターゲット1の一実施例を示す斜視構成
図である。同図において、全体形状が円筒形となってお
り、そのほぼ中心を通る十字の分割線によってそれぞれ
分割された四つのターゲット片1a、1b、1c、1d
から構成されている。
【0025】ここで、各ターゲット片1a、1b、1
c、1dの分割面は、図3(a)のb−b線における断
面図である図3(b)に示すように、電子ビーム7の照
射方向に対して角度θを有した斜面となり、対向する他
のターゲット片の分割面と平行かつわずかの隙間で離間
されている。
【0026】このように各ターゲット片1a、1b、1
c、1dの分割面を斜面としたのは、ターゲット1の主
表面のいかなる箇所において電子ビーム7が照射されて
も制動X線の発生効率を同一とするためである。
【0027】いくぶんの広がりをもって照射された電子
ビーム7がターゲット1の主表面の中央に位置付けられ
ている場合は、各ターゲット片1a、1b、1c、1d
から取りだされる電流は全く等しくなり、その均衡が崩
れた状態から該電子ビーム7のターゲット1に対する位
置づれを検出することができることになる。
【0028】なお、各ターゲット片1a、1b、1c、
1dから取りだされる電流に相当する各信号は、図2に
示した制御ユニット9に入力され、この制御ユニット9
にて該電子ビーム7のターゲット1に対する位置ずれを
算出するようになっている。
【0029】図4は、ターゲット1の他の実施例を示す
斜視構成図である。図3と同符号のものは同一の機能を
有するものである。図3と異なる構成は、中心部におい
て、主表面が円形のターゲット片1eが設けられてい
る。電子ビーム7はターゲット1の中心に照射されるこ
とが通常なことから、ここの部分において分割部が位置
づけられないように配慮したものである。したがって、
周辺に位置づけられる各ターゲット片のうちでいずれか
のターゲット片に電子ビーム7が照射されているかで、
該電子ビーム7の位置ずれを検出することができるよう
になる。なお、他のターゲット片と対向する分割面は斜
面となっていることは上述したと同様である。
【0030】平坦化フィルタ2 ターゲット1からの制動X線は、その照射野の中心にお
いてもっとも密度が高く中心からずれるにしたがって低
くなる分布を有する。このため、平坦化フィルタ2を通
過させることにより該分布を一様にしている。
【0031】図5は、平坦化フィルタ2を通過した後の
照射野の中心からの距離に対するX線線量の分布を実線
で示したグラフである。なお、図中点線は平坦化フィル
タ2を通過する前の照射野の中心からの距離に対するX
線線量の分布を示すものである。
【0032】しかし、図5の実線に示した平坦な分布
は、ターゲット1に対して電子ビーム7が垂直、かつ中
心に照射された場合で、それらにずれが生じると分布は
平坦にならなくなる。
【0033】図6は、ターゲット1に対して電子ビーム
7が垂直に照射されず、ある角度を有して入射した場合
の分布を示したものである。分布は平坦にならず、照射
野の位置によってX線線量に差異をもたらすようにな
る。
【0034】また、図7は、ターゲット1に対して電子
ビーム7が中心からずれた位置に照射された場合の分布
を示したものである。同様に、分布は平坦にならず、照
射野の位置によってX線線量に差異をもたらすようにな
る。しかも、照射野と非照射野との境界がぼけた状態に
なってしまう。
【0035】検出器3 図8は、検出器3の一実施例を示す斜視構成図である。
同図において、全体形状が円形となっており、そのほぼ
中心を通る十字の分割線によってそれぞれ分割された四
つの電離箱を形成する集電極3a、3b、3c、3dと
高圧電極3eとから構成されている。
【0036】制動X線の照射により、各集電極3a、3
b、3c、3dからそれぞれ取り出せる電流の割合から
線量分布の平坦度を検出することができるようになる。
【0037】なお、各集電極3a、3b、3c、3dか
ら取りだされる電流に相当する各信号は、図2に示した
制御ユニット9に入力され、この制御ユニット9にて線
量分布の平坦度を算出するようになっている。
【0038】また、図9は、検出器3の他の実施例を示
す斜視構成図である。図8の場合と異なるのは、その中
心部にさらに分割された集電極3A、3B、3C、3D
が備えられたものとなっている。このようにした場合、
より正確な検出をすることができる。
【0039】偏向用電磁石5Aおよび偏向用電磁石5B 図10は、ターゲット1に対する電子ビーム7の照射位
置を定めるため、偏向用電磁石5Aおよび偏向用電磁石
5Bに流す電流と電子ビーム7の偏向を示した説明図で
ある。
【0040】同図において、偏向用電磁石5Aに電流I
0を、偏向用電磁石5Bに電流−I0を流すことにより、
電子ビーム7は、それぞれθ0、−θ0だけ角度偏位さ
れ、ターゲット1上に偏位xをもってずれることにな
る。
【0041】したがって補正量に相当する偏位xは該電
流I0で制御することができる。
【0042】図11は、ターゲット1に対する電子ビー
ム7の照射角度を定めるため、偏向用電磁石5Aおよび
偏向用電磁石5Bに流す電流と電子ビーム7の偏向を示
した説明図である。
【0043】同図において、偏向用電磁石5Aに電流I
1を、偏向用電磁石5Bに電流I2を流すことにより、電
子ビーム7は、それぞれθ1、θ2だけ角度偏位され、タ
ーゲット1上に入射角度θ3をもって入射されることに
なる。
【0044】したがって補正量に相当する入射角度θ3
は該電流I1、I2で制御することができる。
【0045】そして、この場合、検出器3から得られる
情報は、電子ビーム7の入射角度情報の他に入射位置情
報を含んだものとなることから、予め、前記ターゲット
1から得られる電子ビーム7の入射位置情報を図示しな
い記憶装置に格納し、検出器3から得られる情報と該記
憶装置に格納された情報との差分をとった情報に基づい
て補正することによって、入射角度の制御を独立に行な
うことができるようになる。
【0046】制御ユニット9 上述したように、本実施例では、特に、ターゲット1お
よび検出器3からのそれぞれの検出信号を入力し、この
入力値に基づいて演算し、偏向用電磁石5Aおよび5B
にそれぞれ適当な電流値を流すようになっている。な
お、図1に示す記号における添字は、前記図10および
図11の場合とは異なった意味を有し、同じ意味を有す
るものではない。
【0047】すなわち、図1に示すように、I1、I2
θ1、θ2、l1、l2の関係が与えられている場合、次の
関係式が成り立つ。
【0048】
【数1】 θ1=hI1 ……(1) θ2=hI2
【0049】
【数2】 θ=θ1+θ2=h(I1+I2) ……(2) x=(l1+l2)θ1+l2θ2
【0050】
【数3】 =h{(l1+l2)I1+l22} ……(3) したがって、それぞれの変化量は、
【0051】
【数4】 dθ1=hdI1 ……(4) dθ2=hdI2
【0052】
【数5】 dθ=dθ1+dθ2=h(dI1+dI2) ……(5)
【0053】
【数6】 dx=h{(l1+l2)dI1+l2dI2} ……(6) で表せる。
【0054】そして、式5および式6から、次の式7が
得られる。
【0055】
【数7】
【0056】この行列式における判別式は零でないため
に、数学上の見地からしてもdθとdxとはそれぞれ独
立であるということができる。
【0057】たとえば、dI1=−dI2の関係を保つ場
合、すなわち入射角度を変更せずに、入射位置を変える
場合を考える。dI1=−dI2=diとした場合、式7
から、
【0058】
【数8】
【0059】となり、入射角度を変化させることなく入
射位置を変化させることができる。
【0060】次に、(l1+l2)dI1=−l2dI2
関係を保つ場合、すなわち入射位置を変更せずに、入射
角度を変える場合を考える。(l1+l2)dI1=−l2
dI2=djとした場合、式7から、
【0061】
【数9】
【0062】となり、入射位置を変化させることなく入
射角度を変化させることができる。
【0063】以上説明した実施例による放射線治療装置
によれば、ターゲットに電子ビームの入射位置のずれを
検知できるセンサとして機能させることによって、電子
ビームのターゲットに対する入射位置ずれを直接検知で
きるようなる。
【0064】また、前記ターゲットから得られる電子ビ
ームの入射位置情報に基づいて、検出器から得られる情
報から電子ビームの入射角度を独立に補正することがで
きるようになる。
【0065】
【発明の効果】以上説明したことから明らかなように、
本発明による放射線治療装置によれば、ターゲットに対
する電子ビームの入射位置および入射角度をそれぞれ独
立に制御することかできるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による放射線治療装置の効果を説明す
るための説明図である。
【図2】 本発明による放射線治療装置の一実施例を示
す概略構成図である。
【図3】 (a)はターゲットの一実施例を示す斜視構
成図、(b)は(a)のb−b線における断面図であ
る。
【図4】 ターゲットの他の実施例を示す斜視構成図で
ある。
【図5】 平坦化フィルタを通過した後の照射野の中心
からの距離に対するX線量の分布を示したグラフであ
る。
【図6】 ターゲットに対して電子ビームが垂直に照射
されず、ある角度を有して入射した場合の分布を示した
グラフである。
【図7】ターゲットに対して電子ビームが中心からずれ
た位置に照射された場合の分布を示したグラフである。
【図8】 検出器の一実施例を示す斜視構成図である。
【図9】の実施例を示す斜視構成図である。
【図10】 ターゲットに対する電子ビームの照射位置
を定めるため、偏向用電磁石に流す電流と電子ビームの
偏向を示した説明図である。
【図11】 ターゲットに対する電子ビームの照射角度
を定めるため、偏向用電磁石に流す電流と電子ビームの
偏向を示した説明図である。
【符号の説明】
1 ターゲット 2 平坦化フィルタ 3 検出器 5 偏向用電磁石 7 電子ビーム 9 制御ユニット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小柳 慶二 千葉県柏市新十余二2番1号 株式会社日 立メディコ技術研究所内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1偏向用電磁石と、第2偏向用電磁石
    と、ターゲットと、平坦化フィルタとを順次備える放射
    線治療装置において、前記ターゲットはそれに照射され
    る電子ビームの位置のずれ量を検知できるように構成す
    るとともに、その位置のずれ量に応じた各電流を前記第
    1偏向用電磁石および第2偏向用電磁石に流すことによ
    り、前記電子ビームのターゲットに対する位置ずれ量を
    補正する手段を設けたことを特徴とする放射線治療装
    置。
  2. 【請求項2】 第1偏向用電磁石と、第2偏向用電磁石
    と、ターゲットと、平坦化フィルタと、検出器とを順次
    備える放射線治療装置において、前記ターゲットに対す
    る電子ビームの位置情報を格納する記憶装置と、X線の
    前記検出器に対する位置のずれ量を検知し、このずれ量
    と前記記憶装置に格納されている位置情報との差分をと
    り、この差分量に応じた各電流を前記第1偏向用電磁石
    および第2偏向用電磁石に流すことにより、前記電子ビ
    ームのターゲットに対する入射角度のずれ量を補正する
    手段を設けたことを特徴とする放射線治療装置。
  3. 【請求項3】 請求項1あるいは請求項2記載の発明に
    おいて、前記ターゲットは複数に分割され、それぞれの
    ターゲット片から検出される電流検出によって、ターゲ
    ットに対する電子ビームの位置ずれ量を検知することを
    特徴とする放射線治療装置。
JP17098792A 1992-06-29 1992-06-29 放射線治療装置 Pending JPH067462A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17098792A JPH067462A (ja) 1992-06-29 1992-06-29 放射線治療装置

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JP17098792A JPH067462A (ja) 1992-06-29 1992-06-29 放射線治療装置

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002257997A (ja) * 2001-03-01 2002-09-11 Shimadzu Corp 荷電粒子ビーム安定化装置
JP2003528659A (ja) * 2000-03-07 2003-09-30 ジー エス アイ ゲゼルシャフト フュア シュベールイオーネンフォルシュンク エム ベー ハー 腫瘍組織を照射するためのイオンビームシステム
JP2010017202A (ja) * 2008-07-08 2010-01-28 Hitachi Medical Corp 放射線照射装置

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