JPH0674193A - ポンプ装置 - Google Patents
ポンプ装置Info
- Publication number
- JPH0674193A JPH0674193A JP22967492A JP22967492A JPH0674193A JP H0674193 A JPH0674193 A JP H0674193A JP 22967492 A JP22967492 A JP 22967492A JP 22967492 A JP22967492 A JP 22967492A JP H0674193 A JPH0674193 A JP H0674193A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- discharge pipe
- separation chamber
- flange
- casing
- metal fitting
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】本発明は、ポンプベースの吐出水通路と分離室
を水密に接続するフランジ付きの吐出管を合成樹脂製と
するとともに、前記吐出管のフランジ部を覆う押え金具
を設けたことを特徴とするものである。 【効果】本発明によれば、吐出管を合成樹脂製として
も、その吐出管が破損することのないポンプ装置がえら
れる。
を水密に接続するフランジ付きの吐出管を合成樹脂製と
するとともに、前記吐出管のフランジ部を覆う押え金具
を設けたことを特徴とするものである。 【効果】本発明によれば、吐出管を合成樹脂製として
も、その吐出管が破損することのないポンプ装置がえら
れる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は電動ポンプ装置に係り、
分離室と吐出水通路を水密に接続する、その樹脂製吐出
管に関する。
分離室と吐出水通路を水密に接続する、その樹脂製吐出
管に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来のポンプ装置は、分離室にパッキン
グを介して鋳鉄製の吐出管をボルト等で固着しているの
が一般的である。従って、高価となるうえ腐食するとい
う問題があった。さらには、ポンプ装置全体が重くなる
という欠点があった。
グを介して鋳鉄製の吐出管をボルト等で固着しているの
が一般的である。従って、高価となるうえ腐食するとい
う問題があった。さらには、ポンプ装置全体が重くなる
という欠点があった。
【０００３】また、これを単に樹脂製にしようとする
と、締切運転や空運転などの異常運転時に、揚水エネル
ギーが熱エネルギーに変換されて、異常昇温し、熱変形
を起こし、高温水が噴出するなど危険を伴う問題もあっ
た。それにポンプ装置の運転停止により、高圧力，低圧
力の繰返し応力が加わるため、クリープ等により水漏れ
をおこす危険もある。
と、締切運転や空運転などの異常運転時に、揚水エネル
ギーが熱エネルギーに変換されて、異常昇温し、熱変形
を起こし、高温水が噴出するなど危険を伴う問題もあっ
た。それにポンプ装置の運転停止により、高圧力，低圧
力の繰返し応力が加わるため、クリープ等により水漏れ
をおこす危険もある。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記問題点に
鑑みてなされたもので、その第１目的とするところは、
生産性の向上と安価でかつ廃棄処理の容易なポンプ装置
を提供するにある。第２目的とするところは、部品点数
を増すことなく温度検出センサーを取り付け可能な樹脂
製吐出管を有するポンプ装置を提供するにある。
鑑みてなされたもので、その第１目的とするところは、
生産性の向上と安価でかつ廃棄処理の容易なポンプ装置
を提供するにある。第２目的とするところは、部品点数
を増すことなく温度検出センサーを取り付け可能な樹脂
製吐出管を有するポンプ装置を提供するにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】前記第１目的は、分離室
２０にＯリング３０を介しフランジ部４６を有する樹脂
製の吐出管２２を固着する際、前記フランジ部４６を覆
う押え金具４７を介してボルト４８にて固定することに
より、達成できる。
２０にＯリング３０を介しフランジ部４６を有する樹脂
製の吐出管２２を固着する際、前記フランジ部４６を覆
う押え金具４７を介してボルト４８にて固定することに
より、達成できる。
【０００６】また、前記第２目的は、前記樹脂製吐出管
の上部にバネ弾性を有する凹溝４９を形成させて、ここ
に円筒状の温度検出センサー５０を固着することによ
り、達成できる。
の上部にバネ弾性を有する凹溝４９を形成させて、ここ
に円筒状の温度検出センサー５０を固着することによ
り、達成できる。
【０００７】
【作用】フランジ部４６を有する樹脂製吐出管２２を押
え金具４７を介してボルト４８にて固定することによ
り、異常運転時の熱による変形や繰り返し応力による水
漏れが防止できるとともに、廃棄する際は樹脂品と金属
製に容易に分離できるため、処理が簡単である。また、
部品点数を増すことなく温度検出センサー５０を容易に
固着できる。
え金具４７を介してボルト４８にて固定することによ
り、異常運転時の熱による変形や繰り返し応力による水
漏れが防止できるとともに、廃棄する際は樹脂品と金属
製に容易に分離できるため、処理が簡単である。また、
部品点数を増すことなく温度検出センサー５０を容易に
固着できる。
【０００８】
【実施例】本発明を採用したポンプ装置の一実施例を図
面に基づき説明する。
面に基づき説明する。
【０００９】ポンプベース１上に電動機２が固着され、
電動機２の回転軸がケーシング３を貫通してケーシング
３内にて回転軸（図示せず）に軸封装置を介して羽根車
（図示せず）を固定し水密にケーシングカバー４をボル
ト５で固着している。ケーシング３上部の上流側には逆
止弁８を有する逆止弁室７が構成されている。その上流
には吸込管１０がポンプベース１内に形成された吸込水
通路９と逆止弁部７を水密に接続され吸込フランジ１３
を介して吸込配管が接続されて水源に至るものである。
電動機２の回転軸がケーシング３を貫通してケーシング
３内にて回転軸（図示せず）に軸封装置を介して羽根車
（図示せず）を固定し水密にケーシングカバー４をボル
ト５で固着している。ケーシング３上部の上流側には逆
止弁８を有する逆止弁室７が構成されている。その上流
には吸込管１０がポンプベース１内に形成された吸込水
通路９と逆止弁部７を水密に接続され吸込フランジ１３
を介して吸込配管が接続されて水源に至るものである。
【００１０】ケーシング３上部の下流側には分離室２０
がケーシング３に水密に固着され、分離室２０にＯリン
グ３０を介してフランジ４６付の樹脂製吐出管２２が、
前記フランジ４６部を覆う押え金具４７を介在せしめて
ボルト４８により固着されている。
がケーシング３に水密に固着され、分離室２０にＯリン
グ３０を介してフランジ４６付の樹脂製吐出管２２が、
前記フランジ４６部を覆う押え金具４７を介在せしめて
ボルト４８により固着されている。
【００１１】吐出管２２の下流側は、ポンプベース１内
に形成された吐出通路２１に水密に固着され、吐出通路
２１には圧力スイッチ２６，圧力タンク２５がそれぞれ
水密に直結されている。その吐出通路２１の下流側には
吐出フランジ２７が固着され、それに吐出配管が螺着さ
れて各水栓へと至るものである。
に形成された吐出通路２１に水密に固着され、吐出通路
２１には圧力スイッチ２６，圧力タンク２５がそれぞれ
水密に直結されている。その吐出通路２１の下流側には
吐出フランジ２７が固着され、それに吐出配管が螺着さ
れて各水栓へと至るものである。
【００１２】以上の経路で水源から揚水して水栓へ加圧
給水し、水栓の開閉に伴い運転，停止を行なうものであ
る。例えば揚水運転中に圧力スイッチ２６が故障等を起
こした場合には水栓を閉じても運転を継続するいわゆる
締切運転となる。また使用中に前記ケーシング３の上流
側から何らかの原因で空気を吸い込むと水栓を閉じても
運転を継続する、いわゆる空運転となる。締切運転，空
運転などの異常運転時には、揚水エネルギーが熱エネル
ギーに変換されて前記分離室２０や吐出管２２内の水は
沸騰水となり、各々の表面は１００℃を超える。
給水し、水栓の開閉に伴い運転，停止を行なうものであ
る。例えば揚水運転中に圧力スイッチ２６が故障等を起
こした場合には水栓を閉じても運転を継続するいわゆる
締切運転となる。また使用中に前記ケーシング３の上流
側から何らかの原因で空気を吸い込むと水栓を閉じても
運転を継続する、いわゆる空運転となる。締切運転，空
運転などの異常運転時には、揚水エネルギーが熱エネル
ギーに変換されて前記分離室２０や吐出管２２内の水は
沸騰水となり、各々の表面は１００℃を超える。
【００１３】また、通常運転時においては前記ケーシン
グ３の下流側は通常、運転開始圧力と停止圧力の繰り返
し圧力が付加されるため、その強度確保を十分行なう必
要がある。
グ３の下流側は通常、運転開始圧力と停止圧力の繰り返
し圧力が付加されるため、その強度確保を十分行なう必
要がある。
【００１４】以上述べた通常運転時の繰り返し圧力に対
する強度および異常運転時に発生する熱に対し、双方満
足しうる構成とするため、前記樹脂製吐出管２２にフラ
ンジ部４６を設け、これを覆うように押え金具４７で固
着するものである。
する強度および異常運転時に発生する熱に対し、双方満
足しうる構成とするため、前記樹脂製吐出管２２にフラ
ンジ部４６を設け、これを覆うように押え金具４７で固
着するものである。
【００１５】さらに前記異常運転に伴う異常昇温時に
は、ポンプを強制的に停止させて保護するために樹脂製
吐出管２２上部にバネ弾性を有する凹溝４９を形成せし
め、前記凹溝４９に円筒状の温度検出センサーを装着し
たものである。
は、ポンプを強制的に停止させて保護するために樹脂製
吐出管２２上部にバネ弾性を有する凹溝４９を形成せし
め、前記凹溝４９に円筒状の温度検出センサーを装着し
たものである。
【００１６】
【発明の効果】本発明によれば、軽量化が図れ、実使用
上に十分対応できる強度を確保し、耐食性を大幅に向上
させるとともに金属と樹脂部の分解が容易となり、廃棄
物処理を簡単に行ない得るものである。
上に十分対応できる強度を確保し、耐食性を大幅に向上
させるとともに金属と樹脂部の分解が容易となり、廃棄
物処理を簡単に行ない得るものである。
【００１７】また、部品点数を増すことなく異常運転を
停止させる温度検出センサーを確実に固定できるもので
ある。
停止させる温度検出センサーを確実に固定できるもので
ある。
【図１】本発明に係るポンプ装置の一実施例を示す斜視
図。
図。
【図２】本発明に係るポンプ装置の一実施例を示す断面
図。
図。
【図３】本発明に係る要部の斜視図。
【図４】本発明に係る要部の斜視図。
１…ポンプベース、２…電動機、３…ケーシング、４…
ケーシングカバー、２０…分離室、２１…吐出水通路、
２２…吐出管、２９…ポンプカバー、４６…フランジ
部、４７…押え金具、４９…凹溝。
ケーシングカバー、２０…分離室、２１…吐出水通路、
２２…吐出管、２９…ポンプカバー、４６…フランジ
部、４７…押え金具、４９…凹溝。
Claims (2)
- 【請求項１】ポンプベース上に電動機の回転軸がケーシ
ングを貫通し、ケーシング内にて回転軸に軸封装置を介
して羽根車を固定し水密にケーシングカバーを固着し、
前記ケーシング上部に分離室を水密に固着し、これらを
覆うようにポンプカバーを被せてなるポンプ装置におい
て、前記ポンプベースの吐出水通路と分離室を水密に接
続するところのフランジ付き吐出管を合成樹脂で構成
し、前記吐出管のフランジ部を覆う押え金具を設け、こ
の押え金具で前記フランジ部を前記分離室の側壁に押さ
えるごとく前記フランジ部を分離室の側壁に固着したこ
とを特徴とするポンプ装置。 - 【請求項２】請求項１において、前記吐出管上部にバネ
弾性を有する凹溝を形成させたことを特徴とするポンプ
装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22967492A JPH0674193A (ja) | 1992-08-28 | 1992-08-28 | ポンプ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22967492A JPH0674193A (ja) | 1992-08-28 | 1992-08-28 | ポンプ装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0674193A true JPH0674193A (ja) | 1994-03-15 |
Family
ID=16895912
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP22967492A Pending JPH0674193A (ja) | 1992-08-28 | 1992-08-28 | ポンプ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0674193A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5951404A (en) * | 1996-02-20 | 1999-09-14 | Konami Co., Ltd. | Riding game machine |
-
1992
- 1992-08-28 JP JP22967492A patent/JPH0674193A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5951404A (en) * | 1996-02-20 | 1999-09-14 | Konami Co., Ltd. | Riding game machine |
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