JPH0673886B2 - プレス成形方法及びプレス成形機の成形条件監視装置 - Google Patents

プレス成形方法及びプレス成形機の成形条件監視装置

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JPH0673886B2
JPH0673886B2 JP2105469A JP10546990A JPH0673886B2 JP H0673886 B2 JPH0673886 B2 JP H0673886B2 JP 2105469 A JP2105469 A JP 2105469A JP 10546990 A JP10546990 A JP 10546990A JP H0673886 B2 JPH0673886 B2 JP H0673886B2
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Description

【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕 本発明は、プレス成形方法及びプレス成形機の成形条件
監視装置に関し、特に、充填工程における金型開き量及
び射出体位置の少なくとも一方を、所定時間に沿って許
容値と比較し、不良の発生を監視するための新規な改良
に関する。 〔従来の技術〕 従来、用いられていたこの種のプレス成形機の成形条件
監視装置としては種々あるが、その中で代表的なものに
ついて述べると、図示していないが、本出願人が用いて
いた方法によれば、プレスのプレス速度又は射出装置の
射出体の前進速度を単体で制御して行っていた。 〔発明が解決しようとする課題〕 従来のプレス成形機の成形条件監視装置は、以上のよう
に構成されていたため、次のような課題が存在してい
た。 すなわち、プレス機のプレス速度又は射出装置の射出体
の前進速度のみの制御によって行っていたため、充填工
程における金型開き量と溶融樹脂注入量の関係を正確に
検出することが難しく、不良原因の早期発見、不良品の
量の最小限化、成形作業の自動化が困難であった。 本発明は、以上のような課題を解決するためになされた
もので、特に、充填工程における金型開き及び射出体位
置の少なくとも一方を、所定時間に沿って許容値と比較
し、不良の発生を監視するようにしたプレス成形方法及
びプレス成形機の成形条件監視装置を提供することを目
的とする。 〔課題を解決するための手段〕 本発明によるプレス成形方法は、型開き状態にある金型
の金型キャビティへ射出装置を介して溶融樹脂の注入を
行いつつ、プレス機によるプレスを行って成形品を得る
ようにしたプレス成形方法において、前記金型の型閉工
程中の移動状態における金型開き量が所定点に到達した
状態で、前記プレス及び注入を開始すると共にタイマ手
段による時計を開始し、前記タイマ手段からの互いに異
なる複数のタイマ時間に基づき前記型閉工程中の前記金
型開き量及び前記射出装置の射出体位置を検出して許容
値と比較し、その比較結果が前記許容値外の場合に警告
信号を出力する方法である。 また、本発明によるプレス成形機の成形条件監視装置
は、型開き状態にある金型の金型キャビティへ射出装置
を介して溶融樹脂を注入しつつ、プレス機でプレスして
成形品を得るようにしたプレス成形機において、前記金
型の型閉工程中の移動状態における金型開き量を検出す
るための金型開き量検出手段と、前記移動状態において
前記射出装置の射出体の射出体位置を検出するための射
出体位置検出手段と、前記金型開き量及び射出体位置の
一方又は両方の上限と下限の両方又は上限と下限の何れ
か一方の許容値を設定する許容値設定手段と、前記許容
値設定手段に接続され前記金型開き量検出手段及び射出
体位置検出手段に接続された比較手段と、前記比較手段
に接続され互いに異なるタイマ時間からなる複数のタイ
マ出力信号を出力するタイマ手段とを備え、前記タイマ
手段からの複数の前記タイマ出力信号に基づく複数の検
出時点において、前記比較手段は、前記型閉工程中の移
動状態における前記金型開き量及び射出体位置の一方又
は両方と前記許容値とを比較し、警告信号を出力するこ
とができるようにした構成である。
【作用】
本発明によるプレス成形方法及びプレス成形機の成形条
件監視装置においては、金型の型閉工程中の移動状態に
おける金型開き量が所定点に到達した状態で、プレス機
によるプレス及び溶融樹脂の注入を開始すると共にタイ
マ手段による計時を開始し、このタイマ手段からの互い
に異なるタイマ時間の複数のタイマ出力信号に基づいて
金型開き量及び射出体位置の一方又は両方が設定された
許容値と比較され、この許容値を外れた場合に警告信号
が出され、機械の停止を行うことができる。従って、型
閉工程中の成形条件の監視を行い、不良品成形の未然の
防止及び歩留まりの向上を達成することができる。 〔実施例〕 以下、図面と共に本発明によるプレス成形方法及びプレ
ス成形機の成形条件監視装置の好適な実施例について詳
細に説明する。 第1図及び第2図は、本発明によるプレス成形機の成形
条件監視装置を示すためのもので、第1図は構成図、第
2図は工程特性図である。 図において、符号1で示されるものはプレス機であり、
このプレス機1の基台2上に設けられた複数の支柱3上
には、プレス用油圧シリンダ4が設けられ、このプレス
用油圧シリンダ4のピストン5に接続されたピストンロ
ッド6には、上金型7が設けられている。 前記基第2上に設けられた下金型8は、前記上金型7と
嵌合するように構成され、前記各金型7,8間には金型キ
ャビティ9が形成されている。 前記プレス用油圧シリンダ4の側部には、位置検出器か
らなる金型開き量検出手段10が設けられており、この金
型開き量検出手段10のロッド10aは、前記上金型7の台
部7aに接続されていると共に、この上金型7aの移動位置
を金型開き量検出手段10で検出することができるように
構成されている。 前記下金型8の側部には、射出装置11が接続して設けら
れていると共に、この射出装置11の射出シリンダ12の射
出口12aは、前記下金型8に形成された案内孔8aと連通
している。 前記射出シリンダ12内に設けられた射出プランジャ又は
射出スクリュからなる射出体13は軸方向に往復移動自在
に構成されていると共に、この射出体13の後端13aは、
射出用油圧シリンダ14内に設けられたピストン15のピス
トンロツド16に接続されている。 前記射出体13の後端13aには、連結部17を介して位置検
出器からなる射出体位置検出手段18のロッド18aが接続
されており、この射出体位置検出手段18によって、前記
射出体13の射出体位置すなわち溶解樹脂の注入樹脂量を
検出することができる。 前記金型開き量検出手段10及び射出体位置検出手段18の
金型開き量検出値10A及び射出体位置検出値18Aは、比較
器からなる比較手段19に入力されており、この比較手段
19には、前記各検出値10A,18Aに対する所定の許容値20a
を設定するための許容値設定手段20が接続されていると
共に、互いに異なる時間のタイマ出力信号TX1,TX2を出
力するためのタイマ手段21が接続されている。尚、前記
許容値20aは、上限と下限の両方又は上限と下限の何れ
か一方の設定とすることができる。 本発明によるプレス成形機の成形条件監視装置は、前述
したように構成されており、以下に、その動作について
説明する。 まず、プレス機1のプレス用油圧シリンダ4の上部室4a
に圧油を供給すると、型閉・プレス動作を行い、下部室
4bへ圧油を供給するとき型開きを行う。 前述の型開き状態において、射出用油圧シリンダ14の第
1室14a内に圧油を供給すると、ピストン15及びピスト
ロッド16の作動によって射出体13が前進するため、溶融
樹脂Bは、下金型8の案内孔8aを介して金型キャビティ
9内に供給される。 前述の上金型7の金型開き量検出値10A及び射出体位置
検出値18Aは、比較手段19に入力されると共に、この時
の時間経過は、タイマ手段21により計測される。 次に、第2図を用い金型閉及び射出体前進時の制御につ
いて説明する。 まず、上金型7が型閉工程中の移動装置において金型開
き量が「P0」点に到達すると、プレス機1は高圧でプレ
スを開始し、射出装置11は溶融樹脂Bの注入を開始する
と同時にタイマ手段21は計時を開始する。 前記許容値設定手段20には、射出体位置S1,S2と金型開
き量P1,P2に対する許容値20aが設定されているため、比
較手段19においては、前記タイマ手段21からの互いに異
なるタイマ時間からなる複数のタイマ出力信号TX1,TX2
が出力された時点で、前記許容値20aと前記金型開き量
検出値10A及び射出体位置検出値18Aとが比較され、前記
各検出値10A,18Aが前記許容値20aからはずれている場合
には、比較手段19から警告信号19aが出力される。 この警告信号19aにより、プレス成形作業者は、ランプ
等で成形条件の異常を知ることができると共に、この警
告信号19aによって機械を停止する等の成形条件の監視
を行うことができる。 尚、前述の実施例では、金型開き量と射出体位置の双方
を監視するように構成されているが、少なくとも一方の
みを監視するようにした場合も同様の作用効果を得るこ
とができる。 また、金型開き量と射出体位置の双方を同時に監視する
場合について述べたが、別々の時点で監視した場合も同
様の作用効果を得ることができる。 〔発明の効果〕 本発明によるプレス成形方法及びプレス成形機の成形条
件監視装置は以上のように構成されているため、次のよ
うな効果を得ることができる。 すなわち、充填工程における成形品の良否に密接な関係
を有する金型開き量と溶融樹脂注入量(すなわち、射出
体位置)を許容値と比較して検出しているため、成形品
の良否を極めて正確に検出することができる。 従って、不良原因の早期発見、この早期発見による不良
品の量の最小限化、生産コスト低減化、成形作業の自動
化等を達成することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は、本発明によるプレス成形機の成形
条件監視装置を示すためのもので、第1図は構成図、第
2図は工程特性図である。 1はプレス機、Bは溶融樹脂、7,8は金型、10は金型開
き量検出手段、11は射出装置、18は射出体位置検出手
段、19は比較手段、20は許容値設定手段、21はタイマ手
段である。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】型開き状態にある金型(7,8)の金型キャ
    ビティ(9)へ射出装置(11)を介して溶融樹脂(B)
    の注入を行いつつ、プレス機(1)によるプレスを行っ
    て成形品を得るようにしたプレス成形方法において、前
    記金型(7,8)の型閉工程中の移動状態における金型開
    き量が所定点(P0)に到達した状態で、前記プレス及び
    注入を開始すると共にタイマ手段(21)による計時を開
    始、前記タイマ手段(21)からの互いに異なる複数のタ
    イマ時間に基づき前記型閉工程中の前記金型開き量及び
    前記射出装置(11)の射出体位置を検出して許容値と比
    較し、その比較結果が前記許容値外の場合に警告信号
    (19a)を出力することを特徴とするプレス成形方法。
  2. 【請求項2】型開き状態にある金型(7,8)の金型キャ
    ビティ(9)へ射出装置(11)を介して溶融樹脂(B)
    を注入しつつ、プレス機(1)でプレスして成形品を得
    るようにしたプレス成形機において、 前記金型(7,8)の型閉工程中の移動状態における金型
    開き量を検出するための金型開き量検出手段(10)と、
    前記移動状態において前記射出装置(11)の射出体(1
    1)の射出体位置を検出するための射出体位置検出手段
    (18)と、前記金型開き量及び射出体位置の一方又は両
    方の上限と下限の両方又は上限と下限の何れか一方の許
    容値を設定する許容値設定手段(20)と、前記許容値設
    定手段(20)に接続され前記金型開き量検出手段(10)
    及び射出体位置検出手段(18)に接続された比較手段
    (19)と、前記比較手段(19)に接続され互いに異なる
    タイマ時間からなる複数のタイマ出力信号(TX1,TX2)
    を出力するタイマ手段(21)とを備え、前記タイマ手段
    (21)からの複数の前記タイマ出力信号(TX1,TX2)に
    基づく複数の検出時点において、前記比較手段(19)
    は、前記型閉工程中の移動状態における前記金型開き量
    及び射出体位置の一方又は両方と前記許容値とを比較
    し、警告信号(19a)を出力することができるように構
    成したことを特徴とするプレス成形機の成形条件監視装
    置。
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