JPH06737Y2 - 秤付ショーケース - Google Patents
秤付ショーケースInfo
- Publication number
- JPH06737Y2 JPH06737Y2 JP7012388U JP7012388U JPH06737Y2 JP H06737 Y2 JPH06737 Y2 JP H06737Y2 JP 7012388 U JP7012388 U JP 7012388U JP 7012388 U JP7012388 U JP 7012388U JP H06737 Y2 JPH06737 Y2 JP H06737Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- top plate
- showcase
- plate
- hole
- electronic scale
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Freezers Or Refrigerated Showcases (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、計量して販売する商品を展示するのに適した
秤付ショーケースに関するものである。
秤付ショーケースに関するものである。
従来の技術 一般に計量して販売する商品の売場において、商品の重
量を計量する電子秤はショーケースの上に設置されて使
用されている。そのため、ショーケースの天板の上に大
きな電子秤が存在することになり目障りであることか
ら、ショーケース内に電子秤を組み込み、そのショーケ
ースの天板の上に平板状の天板のみが存するようにした
構造の秤付ショーケースが本出願人により提案されてい
る。すなわち、ショーケースの天板の下に皿受フレーム
を位置させて電子秤の機構部を収納し、この機構部に連
結された連結軸を天板に形成された貫通孔から上方へ突
出させて天板の上に位置する皿受を支持している。
量を計量する電子秤はショーケースの上に設置されて使
用されている。そのため、ショーケースの天板の上に大
きな電子秤が存在することになり目障りであることか
ら、ショーケース内に電子秤を組み込み、そのショーケ
ースの天板の上に平板状の天板のみが存するようにした
構造の秤付ショーケースが本出願人により提案されてい
る。すなわち、ショーケースの天板の下に皿受フレーム
を位置させて電子秤の機構部を収納し、この機構部に連
結された連結軸を天板に形成された貫通孔から上方へ突
出させて天板の上に位置する皿受を支持している。
考案が解決しようとする問題点 シューケース内に電子秤を組み込む形式のものにおいて
は、ショーケースの天板に連結軸を貫通するための貫通
孔を形成する必要がある。一方、ショーケースの天板
は、商品の処理をする作業台としての機能をも有する。
したがって、その天板の表面には、水が流れることも多
く、連結軸を貫通するための貫通孔から水滴が内部に入
り込んで電子秤の機構部にまで達することがある。
は、ショーケースの天板に連結軸を貫通するための貫通
孔を形成する必要がある。一方、ショーケースの天板
は、商品の処理をする作業台としての機能をも有する。
したがって、その天板の表面には、水が流れることも多
く、連結軸を貫通するための貫通孔から水滴が内部に入
り込んで電子秤の機構部にまで達することがある。
また、電子秤をショーケースの名部に組み込んだ形式の
ものにおいては、電子秤の機構部をケース等で覆う必要
はない。そのため、ショーケース自体を機構部のケース
として使用することが望ましいものであるが、そのまま
であると、機構部から放射される電磁的な高周波成分、
すなわち、障害電波の放射を防ぐことができず、また、
外来電波が機構部に到達することを防ぐことも難しいも
のである。
ものにおいては、電子秤の機構部をケース等で覆う必要
はない。そのため、ショーケース自体を機構部のケース
として使用することが望ましいものであるが、そのまま
であると、機構部から放射される電磁的な高周波成分、
すなわち、障害電波の放射を防ぐことができず、また、
外来電波が機構部に到達することを防ぐことも難しいも
のである。
問題点を解決するための手段 ショーケースの天板の下に皿受フレームを位置させて電
子秤の機構部を収納し、前記天板に複数個の貫通孔を形
成し、前記機構部に連結されるとともに前記貫通孔を貫
通する連結軸を介して前記電子秤の受皿を前記天板の上
に配設し、前記貫通孔に一致した位置に上方へ突出する
突出縁を形成した金属性のプレートを前記天板の上に密
着させて設けた 作用 電子秤の機構部の上に位置する天板に密着させて設けら
れたプレートには、貫通孔に一致した位置に上方へ突出
する突出縁が形成されているので、天板の表面に水が流
れても貫通孔から内部に浸入することがなく、これによ
り、機構部を水滴から有効に保護することができ、ま
た、そのプレートは金属性であることから、電波成分の
通過を阻止し、これにより、機構部からの電波の放射及
び外来電波によるノイズの発生を防止することができ、
とくに、金属により強固に形成される皿受フレームはプ
レートに近接するため、皿受フレームを介しての電波の
放射及び受信を有効に防ぐことができ、しかも、貫通孔
部分に形成された突出部が連結軸の周囲に位置している
ことから、連結軸を通る高周波成分の通過を有効に阻止
することができるため、受皿または連結軸がアンテナと
して作用することを防止することができ、一層、電波障
害の発生を防ぐことができるものである。
子秤の機構部を収納し、前記天板に複数個の貫通孔を形
成し、前記機構部に連結されるとともに前記貫通孔を貫
通する連結軸を介して前記電子秤の受皿を前記天板の上
に配設し、前記貫通孔に一致した位置に上方へ突出する
突出縁を形成した金属性のプレートを前記天板の上に密
着させて設けた 作用 電子秤の機構部の上に位置する天板に密着させて設けら
れたプレートには、貫通孔に一致した位置に上方へ突出
する突出縁が形成されているので、天板の表面に水が流
れても貫通孔から内部に浸入することがなく、これによ
り、機構部を水滴から有効に保護することができ、ま
た、そのプレートは金属性であることから、電波成分の
通過を阻止し、これにより、機構部からの電波の放射及
び外来電波によるノイズの発生を防止することができ、
とくに、金属により強固に形成される皿受フレームはプ
レートに近接するため、皿受フレームを介しての電波の
放射及び受信を有効に防ぐことができ、しかも、貫通孔
部分に形成された突出部が連結軸の周囲に位置している
ことから、連結軸を通る高周波成分の通過を有効に阻止
することができるため、受皿または連結軸がアンテナと
して作用することを防止することができ、一層、電波障
害の発生を防ぐことができるものである。
実施例 本考案の一実施例を図面に基づいて説明する。まず、シ
ョーケース1は商品等を連結する複数段の陳列棚2を有
し、このショーケース1の上面は、略水平な天板3が設
けられている。そして、このショーケース1の天板3の
一部の下部には、秤保持部4が設けられ、この秤保持部
4の上に位置する前記天板3には、四個の貫通孔5が形
成されている。このような天板3の表面には、薄板によ
り形成され、かつ、接地された金属性のプレート6が接
着等により密着状態で固定されている。このプレート6
の前記貫通孔5に一致した位置には、上方へ突出する突
出縁7により形成された孔8が形成されている。
ョーケース1は商品等を連結する複数段の陳列棚2を有
し、このショーケース1の上面は、略水平な天板3が設
けられている。そして、このショーケース1の天板3の
一部の下部には、秤保持部4が設けられ、この秤保持部
4の上に位置する前記天板3には、四個の貫通孔5が形
成されている。このような天板3の表面には、薄板によ
り形成され、かつ、接地された金属性のプレート6が接
着等により密着状態で固定されている。このプレート6
の前記貫通孔5に一致した位置には、上方へ突出する突
出縁7により形成された孔8が形成されている。
ついで、前記秤保持部4には電子秤9の機構部10が取
付けられている。すなわち、複数個の脚11により支持
されたシャーシ12が設けられ、このシャーシ12に
は、ロードセル13が取付けられ、このロードセル13
には、金属により強固に形成されたX字状の皿受フレー
ム14が連結されている。この皿受フレーム14の端部
には、前記貫通孔5及び前記孔8を貫通する連結軸15
が連結されている。
付けられている。すなわち、複数個の脚11により支持
されたシャーシ12が設けられ、このシャーシ12に
は、ロードセル13が取付けられ、このロードセル13
には、金属により強固に形成されたX字状の皿受フレー
ム14が連結されている。この皿受フレーム14の端部
には、前記貫通孔5及び前記孔8を貫通する連結軸15
が連結されている。
これらの連結軸15の上部には、ねじ部16が形成さ
れ、これらのねじ部16にはゴム等の弾性体17が一体
化された支持体18が螺合されている。これらの支持体
18には、前記天板3の表面と平行な平板状の受皿19
が載置されている。
れ、これらのねじ部16にはゴム等の弾性体17が一体
化された支持体18が螺合されている。これらの支持体
18には、前記天板3の表面と平行な平板状の受皿19
が載置されている。
なお、前記機構部10には、前記ロードセル13の周囲
に位置させて金属板によるシールド板20が設けられて
いる。
に位置させて金属板によるシールド板20が設けられて
いる。
このような構成において、ショーケース1の天板3の上
には、受皿19のみしか存しないので、突出部材がない
ことになり、極めて操作し易い。
には、受皿19のみしか存しないので、突出部材がない
ことになり、極めて操作し易い。
しかして、ショーケース1の天板3は、作業台として使
用され、商品の性質によっては水分が溜ることもある。
また、清掃のために水分が流れることもある。しかしな
がら、貫通孔5の部分にはプレート6に形成された突出
縁7が上方へ突出して形成されているため、水分のショ
ーケース1内への浸入は防止され、電子秤9の機構部1
0は有効に保護される。
用され、商品の性質によっては水分が溜ることもある。
また、清掃のために水分が流れることもある。しかしな
がら、貫通孔5の部分にはプレート6に形成された突出
縁7が上方へ突出して形成されているため、水分のショ
ーケース1内への浸入は防止され、電子秤9の機構部1
0は有効に保護される。
ついで、前記機構部10のロードセル13は、その周囲
がシールド板20で囲まれているとともに、その上方に
は金属板によるプレート6が存するので、機構部10で
発生する高周波成分が外部に放射されることがない。ま
た、逆に外来電波が機構部10に達することもない。し
たがって、電波的な障害を近接する器具に与えることが
なく、外来電波によるノイズが発生することもない。
がシールド板20で囲まれているとともに、その上方に
は金属板によるプレート6が存するので、機構部10で
発生する高周波成分が外部に放射されることがない。ま
た、逆に外来電波が機構部10に達することもない。し
たがって、電波的な障害を近接する器具に与えることが
なく、外来電波によるノイズが発生することもない。
とくに、受皿19、皿受フレーム14、連結軸15がア
ンテナとして作用し易いものであるが、受皿19と連結
軸15とに関しては、プレート6の存在及びそのプレー
ト6に突出縁7が存することにより外来電波が機構部1
0に達することが有効に防止され、また、皿受フレーム
14については、プレート6の存在により外来電波がそ
の皿受フレーム14に達することがなく、また、内部か
ら電波が放射されることもない。
ンテナとして作用し易いものであるが、受皿19と連結
軸15とに関しては、プレート6の存在及びそのプレー
ト6に突出縁7が存することにより外来電波が機構部1
0に達することが有効に防止され、また、皿受フレーム
14については、プレート6の存在により外来電波がそ
の皿受フレーム14に達することがなく、また、内部か
ら電波が放射されることもない。
考案の効果 本考案は上述のように、ショーケースの天板の下に皿受
フレームを位置させて電子秤の機構部を収納し、前記天
板に複数個の貫通孔を形成し、前記機構部に連結される
とともに前記貫通孔を貫通する連結軸を介して前記電子
秤の受皿を前記天板の上に配設し、前記貫通孔に一致し
た位置に上方へ突出する突出縁を形成した金属性のプレ
ートを前記天板の上に密着させて設けたので、天板の表
面に水が流れても貫通孔から内部に浸入することがな
く、これにより、機構部を水滴から有効に保護すること
ができ、また、そのプレートは金属性であることから、
電波成分の通過を阻止し、これにより、機構部からの電
波の放射及び外来電波によるノイズの発生を防止するこ
とができ、とくに、金属により強固に形成される皿受フ
レームはプレートに近接するため、皿受フレームを介し
ての電波の放射及び受信を有効に防ぐことができ、しか
も、貫通孔部分に形成された突出部が連結軸の周囲に位
置していることから、連結軸を通る高周波成分の通過を
有効に阻止することができるため、受皿または連結軸が
アンテナとして作用することを防止することができ、一
層、電波障害の発生を防ぐことができる等の効果を有す
る。
フレームを位置させて電子秤の機構部を収納し、前記天
板に複数個の貫通孔を形成し、前記機構部に連結される
とともに前記貫通孔を貫通する連結軸を介して前記電子
秤の受皿を前記天板の上に配設し、前記貫通孔に一致し
た位置に上方へ突出する突出縁を形成した金属性のプレ
ートを前記天板の上に密着させて設けたので、天板の表
面に水が流れても貫通孔から内部に浸入することがな
く、これにより、機構部を水滴から有効に保護すること
ができ、また、そのプレートは金属性であることから、
電波成分の通過を阻止し、これにより、機構部からの電
波の放射及び外来電波によるノイズの発生を防止するこ
とができ、とくに、金属により強固に形成される皿受フ
レームはプレートに近接するため、皿受フレームを介し
ての電波の放射及び受信を有効に防ぐことができ、しか
も、貫通孔部分に形成された突出部が連結軸の周囲に位
置していることから、連結軸を通る高周波成分の通過を
有効に阻止することができるため、受皿または連結軸が
アンテナとして作用することを防止することができ、一
層、電波障害の発生を防ぐことができる等の効果を有す
る。
図面は本考案の一実施例を示すもので、第1図は縦断側
面図、第2図はその一部を拡大した縦断側面図、第3図
はショーケースの一部を示す斜視図である。 1…ショーケース、3…天板、5…貫通孔、6…プレー
ト、7…突出縁、9…電子秤、10…機構部、14…皿
受フレーム、15…連結軸、19…受皿。
面図、第2図はその一部を拡大した縦断側面図、第3図
はショーケースの一部を示す斜視図である。 1…ショーケース、3…天板、5…貫通孔、6…プレー
ト、7…突出縁、9…電子秤、10…機構部、14…皿
受フレーム、15…連結軸、19…受皿。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 平1−89335(JP,U) 特公 昭62−1971(JP,B2)
Claims (1)
- 【請求項1】ショーケースの天板の下に皿受フレームを
位置させて電子秤の機構部を収納し、前記天板に複数個
の貫通孔を形成し、前記機構部に連結されるとともに前
記貫通孔を貫通する連結軸を介して前記電子秤の受皿を
前記天板の上に配設し、前記貫通孔に一致した位置に上
方へ突出する突出縁を形成した金属性のプレートを前記
天板の上に密着させて設けたことを特徴とする秤付ショ
ーケース。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7012388U JPH06737Y2 (ja) | 1988-05-27 | 1988-05-27 | 秤付ショーケース |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7012388U JPH06737Y2 (ja) | 1988-05-27 | 1988-05-27 | 秤付ショーケース |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01173645U JPH01173645U (ja) | 1989-12-08 |
JPH06737Y2 true JPH06737Y2 (ja) | 1994-01-05 |
Family
ID=31295382
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7012388U Expired - Lifetime JPH06737Y2 (ja) | 1988-05-27 | 1988-05-27 | 秤付ショーケース |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06737Y2 (ja) |
-
1988
- 1988-05-27 JP JP7012388U patent/JPH06737Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01173645U (ja) | 1989-12-08 |
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