JPH0673766U - 教材用太陽電池セット - Google Patents

教材用太陽電池セット

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JPH0673766U
JPH0673766U JP1186693U JP1186693U JPH0673766U JP H0673766 U JPH0673766 U JP H0673766U JP 1186693 U JP1186693 U JP 1186693U JP 1186693 U JP1186693 U JP 1186693U JP H0673766 U JPH0673766 U JP H0673766U
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充子 北野
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充子 北野
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Abstract

(57)【要約】 【目的】太陽電池によって太陽エネルギーが電気エネル
ギーに変換されることを学習するための小学生用の教材
に関するものであり、光の強さを容易に目で確認できる
ようにして、光の強さと太陽電池からの発生電力との関
係をわかり易いものとする。 【構成】紫外線を吸収すると、その吸収量によって段階
的に変色する光感応型合成樹脂からなる光表示部(2) を
太陽電池(1) の近傍に設けたこと。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野及び考案の概要】
本考案は、教材用太陽電池、特に、太陽電池の学習に関する小学生用の教材で あり、太陽光と太陽電池による発生電力との関係を目視によって確認できるよう にするものである。
【0002】
【従来技術及びその問題点】
太陽電池によって太陽の放射エネルギーが電気エネルギーに変換され、電源と して機能することを学習するための小学生用の教材としては、例えば、太陽電池 にモータを接続し、該モータに、これの出力により駆動する従動体を接続する構 成のものがある。
【0003】 このものでは、太陽電池を光にあてると従動体が駆動せしめられることから、 太陽電池によって太陽光が電気エネルギーに変換されたことが確かめられる。 しかしながら、この種教材では、太陽光の強さと発生電力との関係がわかりに くい。これは、太陽光の強さ(明るさ)が具体的に表示されないために目で確認 できないからである。太陽光の強さを表示するメーターとしては照度計等がある が、小学校の授業で用いるには大仰であり、無理がある。
【0004】
【技術的課題】
本考案は、このような『太陽電池(1) と、該太陽電池(1) からの発生電力によ って作動するモータ(M) と、該モータ(M) からの出力によって駆動せしめられる 従動体(11)とからなる教材用太陽電池セット』において、太陽光の強さと太陽電 池からの発生電力との関係をより理解し易いものとなるように、太陽光の強さを 容易に目で確認できるようにすることをその課題とする。
【0005】
【技術的手段】
上記課題を解決するための本考案の技術的手段は、『紫外線を吸収すると、そ の吸収量によって段階的に変色する光感応型合成樹脂からなる光表示部(2) を太 陽電池(1) の近傍に設けた』ことである。
【0006】
【作用】
上記技術的手段は次のように作用する。 太陽電池(1) を光に当てると、太陽電池(1) によって太陽エネルギーが電気エ ネルギーに変換され、この発生電力により、モータ(M) が駆動し、該モータ(M) からの出力によって従動体(11)が作動又は駆動される。この時、前記太陽電池(1 ) の近傍には、紫外線を吸収することにより段階的に変色する光感応型合成樹脂 からなる光表示部(2) が設けられていることから、前記従動体(11)の駆動と同時 に該光表示部(2) は変色することとなる。
【0007】 具体的には、太陽電池(1) 及び光表示部(2) に強い光を当てると、光表示部(2 ) は著しく変色するとともに、従動体(11)は激しく駆動する。逆に、太陽電池(1 ) 及び光表示部(2) に弱い光を当てた時は、従動体(11)の駆動状態及び光表示部 (2) の変色度合は弱いものとなる。このように、光の強さが具体的に表示される ので目で容易に確認できる
【0008】
【効果】
太陽電池(1) に作用する光の強さは光表示部(2) の変色度合を見れば容易に確 認できるので、光表示部(2) の変色度合と従動体(11)の駆動状態との関係を相対 的に関連付けることにより、太陽光の強さと太陽電池(1) からの発生電力との関 係がより解り易いものとなる。
【0009】
【実施例】
次に、上記した本考案の実施例を図面に従って詳述する。 本考案の第一実施例のものは、図1乃至図2に示すように、台板(10)の上に、 太陽電池(1) と、モータ(M) を収容する収納ケース(20)を載置させる構成のもの であり、該モータ(M) からの出力によって駆動する従動体(11)としてはプロペラ (3) を採用するとともに、前記収納ケース(20)を太陽光(紫外線)を吸収すると 変色する光感応型合成樹脂で製作するようにしたものである。すなわち、収納ケ ース(20)自体が光表示部(2) として機能することとなる。
【0010】 尚、光感応型合成樹脂としては、例えば、株式会社タカコーポレーション製の プラスチック製品製型用の商品名「SUNRED PURPLE P.P.COMPOUND」が採用可能で ある。 この実施例では、該太陽電池(1) の両電極をモータ(M) の各端子にそれぞれ接 続することにより、台板(10)全体に光を当てれば、収納ケース(20)が変色すると 同時に太陽電池(1) によって太陽エネルギーが電気エネルギーに変換されてプロ ペラ(3) が回転することとなる。
【0011】 特に、この実施例で採用した光感応型合成樹脂は、太陽光の紫外線を吸収する ことにより無色から赤紫に段階的に変色する性質のものを採用しており、収納ケ ース(20)に当てる光を段階的に強くしていくことにより、収納ケース(20)は無色 透明から、淡い紫を経て濃い赤紫に変化していくこととなる。よって、この実施 例のものでは、収納ケース(20)の変色度合とプロペラ(3) の回転速度との関係を 考察することにより、太陽光の強さと太陽電池(1) からの発生電力との関係を目 で確認することができる。
【0012】 図3に示す第二実施例のものは、従動体(11)として模型自動車(4) を採用した ものであり、該模型自動車(4) の上面に太陽電池(1) を載置するとともにその近 傍に光表示部(2) を設ける構成とする。この光表示部(2) は上記第一実施例で採 用した樹脂と同様のものから構成しておけば良い。 この実施例のものでは、模型自動車(4) に光を当てると、光表示部(2) が変色 すると同時に、太陽電池(1) からの発生電力により、模型自動車(4) 内に内蔵さ れてるモータが駆動し、該モータからの出力により模型自動車(4) が走行する構 成である。よって、この実施例のものでは、光表示部(2) の変色度合と模型自動 車(4) の走行速度とを相対的に関連付けることにより、太陽光と太陽電池(1) か らの発生電力との関係が理解し易いものとなる。
【0013】 又、上記第一及び第二実施例のものでは、太陽電池(1) と光表示部(2) とは別 個に設けたが、図4に示すように、太陽電池(1) を収容するケース自体を光感応 型合成樹脂によって製作し、光表示部(2) として利用しても良いことは言うまで もない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案第一実施例の説明図。
【図2】図1の平面図。
【図3】第二実施例の説明図。
【図4】他の実施例の説明図。
【符号の説明】
(1) ・・・太陽電池 (11)・・・従動体 (2)・・・光表示部 (M) ・・・モータ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 太陽電池(1) と、該太陽電池(1) からの
    発生電力によって作動するモータ(M) と、該モータ(M)
    からの出力によって駆動せしめられる従動体(11)とから
    なる教材用太陽電池セットにおいて、紫外線を吸収する
    と、その吸収量によって段階的に変色する光感応型合成
    樹脂からなる光表示部(2) を太陽電池(1) の近傍に設け
    た教材用太陽電池セット。
JP1186693U 1993-03-17 1993-03-17 教材用太陽電池セット Expired - Lifetime JP2562920Y2 (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010072549A (ja) * 2008-09-22 2010-04-02 Japan Aerospace Exploration Agency 教材用太陽光熱複合発電装置
JP2013250544A (ja) * 2012-07-12 2013-12-12 Aatec:Kk 電気エネルギー実験装置

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010072549A (ja) * 2008-09-22 2010-04-02 Japan Aerospace Exploration Agency 教材用太陽光熱複合発電装置
JP2013250544A (ja) * 2012-07-12 2013-12-12 Aatec:Kk 電気エネルギー実験装置

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JP2562920Y2 (ja) 1998-02-16

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