JPH0672692B2 - 高圧燃焼炉 - Google Patents
高圧燃焼炉Info
- Publication number
- JPH0672692B2 JPH0672692B2 JP16128787A JP16128787A JPH0672692B2 JP H0672692 B2 JPH0672692 B2 JP H0672692B2 JP 16128787 A JP16128787 A JP 16128787A JP 16128787 A JP16128787 A JP 16128787A JP H0672692 B2 JPH0672692 B2 JP H0672692B2
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- JP
- Japan
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- pressure
- expansion joint
- wall
- line
- inert gas
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Gas Burners (AREA)
- Pre-Mixing And Non-Premixing Gas Burner (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は高圧燃焼炉に関する。
高圧燃焼炉において、バーナ付近における空気等の漏洩
を防止するようにした技術は従来存在しなかった。
を防止するようにした技術は従来存在しなかった。
〔発明が解決しようとする問題点〕 高圧燃焼炉は従来のボイラに比し、炉内圧力が格段に高
いため炉壁構造は水冷壁と圧力壁の二重壁構造であり、
二重壁間の空間は燃焼時の未燃分を含んだガス、燃料等
で充満している。
いため炉壁構造は水冷壁と圧力壁の二重壁構造であり、
二重壁間の空間は燃焼時の未燃分を含んだガス、燃料等
で充満している。
更に高圧燃焼炉ではバーナ装置が上記二重壁を貫通して
おり、上記バーナ装置には燃料と共に燃焼用空気が供給
されているが、この空気がバーナ装置より漏洩して上記
二重壁間の空間に充満している未燃分を含んだガス中に
混入し爆発の危険性がある。
おり、上記バーナ装置には燃料と共に燃焼用空気が供給
されているが、この空気がバーナ装置より漏洩して上記
二重壁間の空間に充満している未燃分を含んだガス中に
混入し爆発の危険性がある。
本発明は、上記問題点を解決しようとするものである。
本発明はバーナ装置が水冷壁と圧力壁とを貫通する部分
の壁の間において上記バーナ装置を囲む二重ベローズ伸
縮継手、同二重ベローズ伸縮継手が形成するベローズ間
の空間にその外側より高い圧力の不活性ガスを注入する
ライン、及び同ラインに流量検出器を備える。
の壁の間において上記バーナ装置を囲む二重ベローズ伸
縮継手、同二重ベローズ伸縮継手が形成するベローズ間
の空間にその外側より高い圧力の不活性ガスを注入する
ライン、及び同ラインに流量検出器を備える。
上記のとおり、バーナ装置を囲んで設けられたベローズ
間の空間に不活性ガスが満たされた二重ベローズ伸縮継
手が配設されているために、水冷壁と圧力壁の間の空間
にある未燃分を含んだガス中へのバーナ装置の燃焼用空
気の混入が防止される。また上記ベローズ間の不活性ガ
スの圧力が上記の未燃分を含んだガスおよび燃焼用空気
の圧力よりも高く保持されており、二重ベローズ伸縮継
手６にクラック等が発生した場合には不活性ガスを炉内
に流入させ流量検出器を作動させる。
間の空間に不活性ガスが満たされた二重ベローズ伸縮継
手が配設されているために、水冷壁と圧力壁の間の空間
にある未燃分を含んだガス中へのバーナ装置の燃焼用空
気の混入が防止される。また上記ベローズ間の不活性ガ
スの圧力が上記の未燃分を含んだガスおよび燃焼用空気
の圧力よりも高く保持されており、二重ベローズ伸縮継
手６にクラック等が発生した場合には不活性ガスを炉内
に流入させ流量検出器を作動させる。
上記により燃焼用空気が水冷壁と圧力壁間の空間にある
未燃分を含んだガス中へ混入することを防ぎ爆発を防止
できると共に、二重ベローズ伸縮継手にクラック等が発
生した場合にはこれを検知することができる。
未燃分を含んだガス中へ混入することを防ぎ爆発を防止
できると共に、二重ベローズ伸縮継手にクラック等が発
生した場合にはこれを検知することができる。
本発明の高圧燃焼炉の一実施例を第１図および第２図に
示す。
示す。
第１図および第２図に示す実施例は火炉11に面する水冷
壁４および同水冷壁４との間の空間10を隔てて圧力壁５
が設けられ上記の２つの壁4,5を貫通するバーナ装置３
を備えた高圧燃焼炉において、上記バーナ装置３及び２
つの壁4,5の間にバーナ装置３を囲む二重ベローズ伸縮
継手６を備え、同二重ベローズ伸縮継手６が形成するベ
ローズ間の空間９にその外側より高い圧力の不活性ガス
を注入するための圧力制御弁14を有する不活性ガスライ
ン２および同ライン２に流量検出器15および警報器16を
備えている。また上記バーナ装置３の囲りには燃焼用空
気室８を備え、同室へ一次シール空気を供給するライン
１が設けられている。
壁４および同水冷壁４との間の空間10を隔てて圧力壁５
が設けられ上記の２つの壁4,5を貫通するバーナ装置３
を備えた高圧燃焼炉において、上記バーナ装置３及び２
つの壁4,5の間にバーナ装置３を囲む二重ベローズ伸縮
継手６を備え、同二重ベローズ伸縮継手６が形成するベ
ローズ間の空間９にその外側より高い圧力の不活性ガス
を注入するための圧力制御弁14を有する不活性ガスライ
ン２および同ライン２に流量検出器15および警報器16を
備えている。また上記バーナ装置３の囲りには燃焼用空
気室８を備え、同室へ一次シール空気を供給するライン
１が設けられている。
上記の実施例において水冷壁４と圧力壁５との間の空間
に充満している未燃分を含んだガスとバーナ装置３の囲
りの燃焼用空気室８に充満している燃焼用空気管７を介
して燃焼用空気元管12および一次シール空気ライン１よ
り供給された燃焼用空気は上記のベローズ間が不活性ガ
スで満たされた二重ベローズ伸縮継手６によって隔離さ
れ、未燃分を含んだガス中への燃焼用空気の混入が防止
されている。また、上記ベローズ間の不活性ガスは不活
性ガスライン２に設けられた圧力制御弁14により上記の
未燃分を含んだガスおよび燃焼用空気よりも高い圧力を
保持しており、また、二重ベローズ伸縮継手６にクラッ
ク等が発生した場合には不活性ガスが炉内に流れ込むた
めに流量検出器15が作動して検知され警報器16が警報を
発する。
に充満している未燃分を含んだガスとバーナ装置３の囲
りの燃焼用空気室８に充満している燃焼用空気管７を介
して燃焼用空気元管12および一次シール空気ライン１よ
り供給された燃焼用空気は上記のベローズ間が不活性ガ
スで満たされた二重ベローズ伸縮継手６によって隔離さ
れ、未燃分を含んだガス中への燃焼用空気の混入が防止
されている。また、上記ベローズ間の不活性ガスは不活
性ガスライン２に設けられた圧力制御弁14により上記の
未燃分を含んだガスおよび燃焼用空気よりも高い圧力を
保持しており、また、二重ベローズ伸縮継手６にクラッ
ク等が発生した場合には不活性ガスが炉内に流れ込むた
めに流量検出器15が作動して検知され警報器16が警報を
発する。
上記により燃焼用空気の未燃分を含んだガス中への混入
を防ぎ爆発の発生を防止できると共に、二重ベローズ伸
縮継手６にクラック等が発生して未燃分を含んだガス中
に燃焼用空気が混入し爆発を起こす危険を生じた場合に
は、流量検出器15および警報器16によって予知すること
ができるために事前に爆発の予防処理を行うことができ
る。
を防ぎ爆発の発生を防止できると共に、二重ベローズ伸
縮継手６にクラック等が発生して未燃分を含んだガス中
に燃焼用空気が混入し爆発を起こす危険を生じた場合に
は、流量検出器15および警報器16によって予知すること
ができるために事前に爆発の予防処理を行うことができ
る。
なお、不活性ガスライン２と一次シール空気ライン１の
間に設けられた安全弁17,18は一次シール空気ライン１
と不活性ガスライン２との圧力差が過大となった時に働
き二重ベローズ伸縮継手６を保護する働きをしている。
間に設けられた安全弁17,18は一次シール空気ライン１
と不活性ガスライン２との圧力差が過大となった時に働
き二重ベローズ伸縮継手６を保護する働きをしている。
二重ベローズ伸縮継手の配設により水冷壁と圧力壁の間
の空間にある未燃分を含んだガス中への燃焼用空気の混
入を防ぎ爆発の危険を防止すると共に、上記二重ベロー
ズ伸縮継手のベローズ間の空間にその外側より高い圧力
の不活性ガスを注入するライン、および同不活性ガスラ
インに流量検知器を備えることによって二重ベローズ伸
縮継手に生じたクラック等を検知して爆発防止の処置を
事前に行うことができるようになった。
の空間にある未燃分を含んだガス中への燃焼用空気の混
入を防ぎ爆発の危険を防止すると共に、上記二重ベロー
ズ伸縮継手のベローズ間の空間にその外側より高い圧力
の不活性ガスを注入するライン、および同不活性ガスラ
インに流量検知器を備えることによって二重ベローズ伸
縮継手に生じたクラック等を検知して爆発防止の処置を
事前に行うことができるようになった。
第１図は本発明の一実施例の要部の断面図、第２図は上
記一実施例の系統図である。 １……一次シール空気ライン、２……不活性ガスライ
ン、３……バーナ装置、４……水冷壁、５……圧力壁、
６……二重ベローズ伸縮継手、７……燃焼用空気管、８
……燃焼用空気室、９……ベローズ間の空間、10……水
冷壁と圧力壁間の空間、11……火炉、12……燃焼用空気
元管、14……圧力制御弁、15……流量検出器、16……警
報器、17,18……安全弁
記一実施例の系統図である。 １……一次シール空気ライン、２……不活性ガスライ
ン、３……バーナ装置、４……水冷壁、５……圧力壁、
６……二重ベローズ伸縮継手、７……燃焼用空気管、８
……燃焼用空気室、９……ベローズ間の空間、10……水
冷壁と圧力壁間の空間、11……火炉、12……燃焼用空気
元管、14……圧力制御弁、15……流量検出器、16……警
報器、17,18……安全弁
Claims (1)
- 【請求項１】水冷壁及びその外側に圧力壁を有する高圧
燃焼炉において、バーナ装置が上記の２つの壁を貫通す
る部分の壁の間において上記バーナ装置を囲む二重ベロ
ーズ伸縮継手、同二重ベローズ伸縮継手が形成するベロ
ーズ間の空間にその外側より高い圧力の不活性ガスを注
入するライン及び同ラインに流量検出器を備えたことを
特徴とする高圧燃焼炉。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16128787A JPH0672692B2 (ja) | 1987-06-30 | 1987-06-30 | 高圧燃焼炉 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16128787A JPH0672692B2 (ja) | 1987-06-30 | 1987-06-30 | 高圧燃焼炉 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6410010A JPS6410010A (en) | 1989-01-13 |
| JPH0672692B2 true JPH0672692B2 (ja) | 1994-09-14 |
Family
ID=15732239
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16128787A Expired - Fee Related JPH0672692B2 (ja) | 1987-06-30 | 1987-06-30 | 高圧燃焼炉 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0672692B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0626259Y2 (ja) * | 1987-10-30 | 1994-07-20 | 日東電工株式会社 | 使い捨ておむつ |
| US5330458A (en) * | 1991-06-13 | 1994-07-19 | The Procter & Gamble Company | Absorbent article with elastic feature having a portion mechanically prestrained |
| US10962287B2 (en) * | 2017-12-08 | 2021-03-30 | Berry Metal Company | Water cooled box for a metal making furnace |
-
1987
- 1987-06-30 JP JP16128787A patent/JPH0672692B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6410010A (en) | 1989-01-13 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |