JPH0672520U - 衣類着脱用ベール - Google Patents

衣類着脱用ベール

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JPH0672520U
JPH0672520U JP1949893U JP1949893U JPH0672520U JP H0672520 U JPH0672520 U JP H0672520U JP 1949893 U JP1949893 U JP 1949893U JP 1949893 U JP1949893 U JP 1949893U JP H0672520 U JPH0672520 U JP H0672520U
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JP
Japan
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clothes
veil
neck
putting
taking
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Application number
JP1949893U
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English (en)
Inventor
加代子 市川
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加代子 市川
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Publication date
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  • Packaging Of Annular Or Rod-Shaped Articles, Wearing Apparel, Cassettes, Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 前開き又は後ろ開きでないまたは首部が狭小
な衣類を着衣または脱衣する際の化粧品等の付着を防止
することができる衣類着脱用ベールを提供することを目
的とする。 【構成】 透明または半透明の薄手の素材であって、頭
部、顔面および首周りまでをカバーするベール本体(1、
11) と、首周り留め部材(6、16) とを有する、衣類着脱
用ベールを特徴とする。このベール本体(1、11) は、袋
状体とすることができるが、側方の一部を開放しておく
こともできる。

Description

【考案の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
【0001】 本考案は、衣類、特に前又は後ろの開いていない衣料品、又は首部が狭小な衣 料品を着用しあるいは脱衣する際に、整髪剤、化粧品、特に口紅等が衣料品に付 着し、また髪形を乱すような事態を防止するための衣類着脱用ベールに関するも のである。
【0002】 セーター、特にタートルネック等に代表される衣類は、その種類も豊富でファ ッション上の変化を与えるために好まれる傾向にある。しかし、その着脱の際に 使用中の各種化粧品類が付着する可能性があり、また髪飾りにより損傷を受ける おそれもあるため、容易に着衣・脱衣できない難点がある。
【0003】 かかる事情は自宅や更衣室等における日常の着脱衣の際にも化粧品の使用の順 序が拘束される等の点で問題となるが、特に化粧やヘアーセットを完全にしてい る状態で着・脱衣する場合等は厄介である。
【0004】 また、上述のように首周りの狭小なものでないにしても、前開き又は後ろ開き 以外の衣類にあっては、可能性は小さくなるとしても、着・脱衣の都度汚染する 可能性があり、髪飾りが邪魔になったり、あるいは髪形の乱れを防止するために 、絶えず留意する必要がある。
【0005】
【従来の技術】
従来、この種衣料品は着・脱衣が難しいため、衣料品店の店頭における試着は 禁止されていることが多かった。口紅やその他化粧品類で汚損されると、商品価 値が大幅に低減するためである。また、着衣あるいは脱衣の都度、完全にセット されている髪形が乱れる事態も本人にとっては好ましくない。
【0006】 したがって、かかる衣料品の着衣あるいは脱衣にあたっては、ネッカチーフや 小型の風呂敷等で顔面および頭部を覆ったり、頭巾を被る等の対策を講じること が多かった。このような扱いは非常に面倒である上、予めこれらを用意しておく 必要があった。
【0007】 したがって、当初から計画していた場合や自宅において周囲を気にしない状態 であればともかく、突発的に試着を行う場合、例えばウィンドウショッピングの 際に急に思いついたような場合には、実行出来ない。
【0008】 かといって、このようなネッカチーフや風呂敷様のものを店舗側で用意してお くのは、不特定多数人が使用することで、管理上あるいは衛生上の見地からも問 題となる。
【0009】 したがって、衣料品店、デパート、ブティック等では販売促進のためには試着 が重要であるものの、商品価値が下落するのを看過することもできず、この解決 策が求められていた。かかる事情は、試着時のみならず購入後自宅において着衣 または脱衣する都度問題となっていた。
【0010】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は、従来の欠点を解消し、衣類の着衣・脱衣が何らの不利益をもたらす ことなしに実施可能である、衣類着脱用ベールを提供することを課題とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
図1は、本考案にかかる衣類着脱用ベールを示すもので、透明または半透明の 薄手の素材であって、頭部、顔面および首周りまでをカバーするベール本体と、 首周り留め部材とを有することを特徴とする。
【0012】 ベール本体1は、透明または半透明の薄手の素材が適しており、特にポリエチ レンその他の薄手のプラスチックフィルム、ティッシュペーパーよりやや厚い程 度の紙、あるいは薄手の不織布等を使用することができる。
【0013】 ベール本体1の形状は、袋状体とすることができるが、顔の前または横の部分 が切り開かれていてもよい。その形状は方形に限られることなく、三角形状、台 形状あるいは円形状等であってもよい。
【0014】 また、ベール本体1は袋状体であって、素材がプラスチックフィルムである場 合は、安全性の見地から適宜数の小孔が設けられていると都合がよい。
【0015】 首周り留め部材は、ベール本体1で頭部および顔面を覆った後、首周りを軽く 締めつけ固定するものである。ベール本体1の首周りに相当する部位に粘着テー プ 6、16や結び紐等を設けておくことができる。また、ベール本体1とは別個に 、ゴム紐、接着テープ付きバンド等を用意することでも足りる。
【0016】 これらの首周り留め部材は、着衣の際はさほど必要としないが、脱衣時にはベ ール本体1が一緒に脱げてしまうのを防止するために必要性が高まる。
【0017】
【作用】
本考案にかかる衣類着脱用ベールは、衣類の着衣または脱衣に先立って、頭部 および顔面を覆い、整髪料その他の化粧品類による衣類の汚損を防止し、髪形の 乱れる事態を防止するために使用する。
【0018】 この衣類着脱用ベールは、前又は後の開いていない衣料品、又は首部が狭小な とっくりセーター、タートルネック等のような衣類の着衣または脱衣の前に、ベ ール本体1により頭部および顔面を覆い、要すれば首周り留め部材によって首周 りを緩く固定しておく。このような準備をした後、衣類の着衣を行う。着衣後、 被り式衣類着脱用ベールを取り去る。
【0019】 身体とのフィット状態、デザイン・色彩等の適否を確認した後、また脱衣時に 先立って同ベールを装着すればよい。なお、脱衣の際にベール本体1が一緒に脱 げてしまうのを防止するために首周り留め部材を使用することが望ましい。
【0020】 このように、衣類着脱用ベールを装着して衣類の着用を行い、さらに脱衣を行 うことにより、衣類に整髪料、白粉、口紅、アイシャドウ等の化粧品類が付着す る事態を回避することができる。さらに、髪飾りに衣類が掛かったりあるいは髪 形が乱れる事態をも防止することが出来る。
【0021】 したがって、衣類の試着、自宅や更衣室等における着衣・脱衣等を安心して行 うことが可能となり、気苦労を排除し、あるいは所要時間の短縮を図ることがで きる。
【0022】
【実施例】
以下、実施例を示す添付図を参照しつつ本考案に係る衣類着脱用ベールを開示 する。図1は、ベール本体1を袋状として形成した例を示すものである。素材は 、少なくとも顔の部分には透明または半透明の薄手のものが相応しく、例えば、 紙、プラスチックフィルム、不織布等とすることができる。
【0023】 ベール本体1は、図2の展開図に示すように、方形の素材を折り線7で折り込 み、その左右両端の接着しろ3を接着して筒状体とし、さらに底部の接着しろ2 を接着することにより製作することができる。図下方は開口部4となる。
【0024】 接着しろ3の接着は、それぞれの素材に適する手段、例えば糊その他の接着剤 、熱溶着、高周波ミシンによる接着等によって行えばよい。図1に示す首周り留 め部材6は、ここでは粘着テープを1ないし2箇所に取り付けておき、着用後ベ ール本体の余裕部分を纏めて接着することにより、容易に留めるようにすること もできる。なお、ベール本体1に付着しておりまたは別体の弾性体バンドまたは 紐(図示していない)によることもできる。
【0025】 なお、ベール本体1の大量生産には、素材を丸めつつ長尺の筒状体を形成し、 その後適宜寸法に裁断して底部を接着する手法を採用することが出来る。
【0026】 また、ベール本体1の底部の適宜部位に小孔5を設け、店頭の衣料品が吊るさ れたハンガーの針金に通しておくと都合が良い。又、使用前のベール本体1を紐 または棒等に通して試着室等に設置するのに効果があるが、設けるか否かは任意 である。
【0027】 さらに、折り畳んで箱または袋等の容器に収納し、使用にあたってティッシュ ペーパーやペーパータオルのように1枚ずつ取り出せるようにすることもできる 。
【0028】 図3は、他の実施例を示すもので、ベール本体11の側方の一部を開放し、重 ね合わせ部13を設けたものである。これは、図4の展開図のように重ね合わせ 部13が一部重なり合うように方形の素材を折り線17に沿って左右から折り畳 み、底部の接着しろ12に相当する部位のみを接着することによって製作するこ とができる。
【0029】 重ね合わせ部13は底部12の近くのみを僅かに接着しあるいは接着を省略す ることもできるので、製作コストを低減することができる。なお、底部に近い部 分13’を僅かに接着してもよい。
【0030】 図3のように、側方は重ね合わせてあるのみで、底部12のみ接着した構成に よれば、このベール本体の着用が容易となる利点が得られる。
【0031】 着用にあたっては、最初に開放部を実線矢印18および破線矢印19のように 開いて頭頂部および後頭部を覆い、その後顔の前方または側方で重ね合わせれば よい。かかる実施例によれば、完全な袋状のものを被るのに対して、窮屈さを感 じる度合いが小さく、心理的にも抵抗が少なくなる。
【0032】 また、重ね合わせ部13によって顔周囲に生じる皺を調整しつつ首周り留め部 材16を使用することにより、余分な折り皺が排除され、鬱陶しさから解放され る。なお、底部12に設けられた小孔15は、使用前の保管の便宜を考慮したも ので、設けるか否かは任意である。
【0033】 なお、素材としては上述の各種のものが使用可能であるが、これらいずれの実 施例にあっても、使い捨てを原則とするため、紙類が好ましい。さらに、紙類を 使用することにより着衣の際に使用により付着した化粧品類が吸収されるため、 脱衣時における再使用に支障が生じない利点もある。
【0034】 しかし、大量生産にはポリエチレンやポリスチレンその他のプラスチックフィ ルムを使用することもできる。なお、プラスチックフィルムは気密性が高いため 、呼吸の容易性確保の上から顔に当接する部位には適宜数の小孔を設けておくと 都合がよい。
【0035】 また、前記実施例においてはベール本体の形状が方形の場合について説明した が、髪、頭、顔、首部を覆うものであればベール本体の形状は方形に限られるも のではないことは言うまでもない。
【0036】 本考案にかかる衣類着脱用ベールには、店名、商品名、季節に応じた特別セー ルの案内、改装案内、チェーン店の新規開店情報等々の宣伝広告に類する文字、 図案、写真等の内容を印刷しておくこともできる。また、景品あるいはサービス 品として顧客に配付することにより、サービスの向上、売上増加への効果を期待 することもできる。
【0037】
【発明の効果】
本考案にかかる衣類着脱用ベールによれば、廉価かつ簡易な製品により衣類の 試着や日常の着・脱衣が容易かつ安全に実施可能である。試着が容易に行えるこ とから販売促進効果が期待できる。また、使い捨て可能な素材を採用することに より衛生的で格別の管理上または取扱い上の問題も生じない。
【0038】 さらに、本考案にかかる衣類着脱用ベールによれば、ベール本体を宣伝広告の 媒体として利用することができ、販売店のイメージアップや新製品等のアピール を図ることが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案にかかる衣類着脱用ベール本体の構成を
示す平面図である。
【図2】図1に示した衣類着脱用ベール本体の展開図で
ある。
【図3】本考案にかかる衣類着脱用ベール本体の他の実
施例の構成を示す平面図である。
【図4】図3に示した衣類着脱用ベール本体の展開図で
ある。
【符号の説明】
1、11 ベール本体 2、12 底部、接着部 6、16 首周り留め部材

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 透明または半透明の薄手の素材であっ
    て、頭部、顔面および首周りまでをカバーするベール本
    体(1、11) と、首周り留め部材(6、16)とを有すること
    を特徴とする、衣類着脱用ベール。
  2. 【請求項2】 前記ベール本体(1、11)が、袋状体であ
    ることを特徴とする、請求項1に記載の衣類着脱用ベー
    ル。
  3. 【請求項3】 前記ベール本体(1、11) が、袋状体の一
    部の重ね合わせ部が未接着であることを特徴とする、請
    求項1に記載の衣類着脱用ベール。
  4. 【請求項4】 前記首周り留め部材(6、16)が、前記ベ
    ール本体(1、11) の一部に取り付けられた粘着テープで
    あることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記
    載の衣類着脱用ベール。
  5. 【請求項5】 前記首周り留め部材(6、16)が、前記ベ
    ール本体(1、11) とは別体の弾性体バンドであることを
    特徴とする、請求項1ないし3のいずれかに記載の衣類
    着脱用ベール。
JP1949893U 1993-03-25 1993-03-25 衣類着脱用ベール Pending JPH0672520U (ja)

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55100031A (en) * 1979-01-23 1980-07-30 Omron Tateisi Electronics Co Grounddfault protecting system

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55100031A (en) * 1979-01-23 1980-07-30 Omron Tateisi Electronics Co Grounddfault protecting system

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