JPH0672505B2 - シリンダ−錠 - Google Patents
シリンダ−錠Info
- Publication number
- JPH0672505B2 JPH0672505B2 JP61240564A JP24056486A JPH0672505B2 JP H0672505 B2 JPH0672505 B2 JP H0672505B2 JP 61240564 A JP61240564 A JP 61240564A JP 24056486 A JP24056486 A JP 24056486A JP H0672505 B2 JPH0672505 B2 JP H0672505B2
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- Japan
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- cylinder
- key
- pin
- lock
- electronic
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Description
【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本発明は、シリンダー錠に係り、より詳しくは、外筒と
内筒とからなるシリンダーの該外筒内に内蔵する電子回
路によって電磁アクチュエータを動作させて、外筒と内
筒とを機械的に係合するピンを移動させるシリンダー錠
に関するものである。
内筒とからなるシリンダーの該外筒内に内蔵する電子回
路によって電磁アクチュエータを動作させて、外筒と内
筒とを機械的に係合するピンを移動させるシリンダー錠
に関するものである。
(ロ)従来の技術 従来の機械錠の施解錠に用いられているシリンダー錠は
鍵の凹凸によって形成される機械的暗号を錠内の複数個
のピンに伝えて、それによって施解錠を行なってきた。
又従来の電子錠は、磁気カードリーダ或いは光カードリ
ーダを具えてこれよりの電子信号を電子回路で解読し、
ソレノイドを用いて施解錠するものであり、従来の機械
錠に古くから用いられているシリンダー錠の形式のもの
はなかった。
鍵の凹凸によって形成される機械的暗号を錠内の複数個
のピンに伝えて、それによって施解錠を行なってきた。
又従来の電子錠は、磁気カードリーダ或いは光カードリ
ーダを具えてこれよりの電子信号を電子回路で解読し、
ソレノイドを用いて施解錠するものであり、従来の機械
錠に古くから用いられているシリンダー錠の形式のもの
はなかった。
(ハ)発明が解決しようとする問題点 従来の電子シリンダー錠では、シリンダー外に、磁気カ
ードリーダ或いは光カードリーダからの電子信号を解読
しソレノイドに電流を供給する電子回路が存在すること
から、機械的シリンダー錠をこのような電子シリンダー
錠に代えるためには、シリンダーの他の電子回路も備え
つける等の多大な工事が必要となっていた。
ードリーダ或いは光カードリーダからの電子信号を解読
しソレノイドに電流を供給する電子回路が存在すること
から、機械的シリンダー錠をこのような電子シリンダー
錠に代えるためには、シリンダーの他の電子回路も備え
つける等の多大な工事が必要となっていた。
また、従来の機械的シリンダー錠は、ピンの位置を揃え
て解錠するものであった。この方式の機械的シリンダー
錠では、針金等の鍵以外の手段によって施錠した錠が解
錠される所謂ピッキングによって解錠され易かった。
て解錠するものであった。この方式の機械的シリンダー
錠では、針金等の鍵以外の手段によって施錠した錠が解
錠される所謂ピッキングによって解錠され易かった。
そこで、本発明は、多大な工事をしなくとも、機械的シ
リンダー錠を電子シリンダー錠に容易に代えることがで
きると共に、鍵以外の手段によって施錠した錠が解錠さ
れることのないシリンダー錠を提供することを目的とす
る。
リンダー錠を電子シリンダー錠に容易に代えることがで
きると共に、鍵以外の手段によって施錠した錠が解錠さ
れることのないシリンダー錠を提供することを目的とす
る。
(ニ)問題点を解決するための手段 上記問題点を解決するため本発明は、外筒と該外筒に収
容されかつ鍵挿入孔を備えた内筒とからなるシリンダー
の該内筒の回転によって施錠又は解錠するシリンダー錠
において、外筒と内筒とを機械的に係合すると共に鍵挿
入孔に突出しないような位置に設けられた移動可能なピ
ンと、該ピンを移動させる電磁アクチュエータと、内筒
の鍵挿入孔に挿入された電子鍵から送信された鍵コード
と予め記憶した鍵コードとを照合し、電子鍵の鍵コード
と記憶した鍵コードとが一致した場合には、外筒と内筒
とを機械的に係合しているピンを移動させてこの機械的
係合を解除するように該電磁アクチュエータを動作させ
る電子回路と、を外筒内に内蔵している。
容されかつ鍵挿入孔を備えた内筒とからなるシリンダー
の該内筒の回転によって施錠又は解錠するシリンダー錠
において、外筒と内筒とを機械的に係合すると共に鍵挿
入孔に突出しないような位置に設けられた移動可能なピ
ンと、該ピンを移動させる電磁アクチュエータと、内筒
の鍵挿入孔に挿入された電子鍵から送信された鍵コード
と予め記憶した鍵コードとを照合し、電子鍵の鍵コード
と記憶した鍵コードとが一致した場合には、外筒と内筒
とを機械的に係合しているピンを移動させてこの機械的
係合を解除するように該電磁アクチュエータを動作させ
る電子回路と、を外筒内に内蔵している。
(ホ)作用 本発明によれば、内筒の鍵挿入孔に電子鍵が挿入された
とき、シリンダーの外筒内に内蔵されている電子回路
は、挿入された電子鍵から送信された鍵コードと予め記
憶した鍵コードとを照合し、電子鍵の鍵コードと記憶し
た鍵コードとが一致した場合には、外筒と内筒とを機械
的係合しているピンを移動させてこの機械的係合を解除
するように該電磁アクチュエータを動作させる。この電
磁アクチュエータの動作に従ってピンが移動して、機械
的に係合している外筒と内筒とが解除される。このよう
に外筒と内筒との機械的な係合が解除されることにより
内筒が回転可能となり、内筒の鍵挿入孔から挿入された
電子鍵の回転に伴って内筒が回転し、施錠又は解錠す
る。
とき、シリンダーの外筒内に内蔵されている電子回路
は、挿入された電子鍵から送信された鍵コードと予め記
憶した鍵コードとを照合し、電子鍵の鍵コードと記憶し
た鍵コードとが一致した場合には、外筒と内筒とを機械
的係合しているピンを移動させてこの機械的係合を解除
するように該電磁アクチュエータを動作させる。この電
磁アクチュエータの動作に従ってピンが移動して、機械
的に係合している外筒と内筒とが解除される。このよう
に外筒と内筒との機械的な係合が解除されることにより
内筒が回転可能となり、内筒の鍵挿入孔から挿入された
電子鍵の回転に伴って内筒が回転し、施錠又は解錠す
る。
なお、本発明では、ピンと電磁アクチュエータとをスプ
リングによって連結することができる。このようにする
と、外筒と内筒とを機械的に係合しているピンを移動さ
せてこの機械的係合を解除するように該電磁アクチュエ
ータが動作したとき、ピンと電磁アクチュエータとを連
結するスプリングが延びることになり、ピンにはピンを
引き抜く方向に力がかかることになる。これにより、使
用者が電子鍵を回転させてピンが外筒と内筒とに挟まっ
て動けなくなった場合において、使用者が電子鍵を元の
位置に戻したとき外筒と内筒とに挟まっていたピンが外
筒と内筒とからはずれ、スプリングの復元力によってピ
ンが引き抜かれることになる。
リングによって連結することができる。このようにする
と、外筒と内筒とを機械的に係合しているピンを移動さ
せてこの機械的係合を解除するように該電磁アクチュエ
ータが動作したとき、ピンと電磁アクチュエータとを連
結するスプリングが延びることになり、ピンにはピンを
引き抜く方向に力がかかることになる。これにより、使
用者が電子鍵を回転させてピンが外筒と内筒とに挟まっ
て動けなくなった場合において、使用者が電子鍵を元の
位置に戻したとき外筒と内筒とに挟まっていたピンが外
筒と内筒とからはずれ、スプリングの復元力によってピ
ンが引き抜かれることになる。
(ヘ)実施例 第1図に本発明のシリンダー錠の構成を説明するための
簡易断面図を示す。
簡易断面図を示す。
第1図で1は内筒、2は電子鍵、3外筒、4はピン、5
はピンを動かす電磁アクチュエータ、6は鍵コードを解
読して電磁アクチュエータ5を動かす電子回路、7は電
源、8は内筒に取りつけられた、錠のボルトを動かすた
めの、突起、9は内筒1に設けられた鍵穴、10はピン4
と電磁アクチュエータを連結するスプリング、11はピン
4と係合する結合孔である。第2図は第1図のシリンダ
ー錠を正面から見た図で電子鍵2を抜いた状態を示して
いる。
はピンを動かす電磁アクチュエータ、6は鍵コードを解
読して電磁アクチュエータ5を動かす電子回路、7は電
源、8は内筒に取りつけられた、錠のボルトを動かすた
めの、突起、9は内筒1に設けられた鍵穴、10はピン4
と電磁アクチュエータを連結するスプリング、11はピン
4と係合する結合孔である。第2図は第1図のシリンダ
ー錠を正面から見た図で電子鍵2を抜いた状態を示して
いる。
第3図に電子鍵2の構造を示す。第3図で12は電源、13
は電子鍵2が鍵穴9に挿入されたことを知るセンサース
イッチ、14は電子回路、15は電子鍵の電子回路6に信号
を伝達する手段としての結合器である。
は電子鍵2が鍵穴9に挿入されたことを知るセンサース
イッチ、14は電子回路、15は電子鍵の電子回路6に信号
を伝達する手段としての結合器である。
図によって本発明の動作を説明する。
今ピン4が結合孔11に係合して施錠状態になっていたと
する。使用者は電子鍵2を鍵穴9に挿入する。そうする
とセンサースイッチ13が動作して電子回路14に電流を送
り込み電子回路14は始動して、結合器15を通じて電子鍵
の電子回路6に鍵コードの信号を送り込む。電子回路6
はこの鍵コードと自己の持つコードとを照合し、所定の
ルールに一致しているときは電磁アクチュエータ5を付
勢して、ピン4を動かし、内筒1と外筒3との機械的結
合を外し、内筒1を回転自由の状態にする。この状態
で、使用者は電子鍵2を手動で回転させて、突起8と機
械的に連絡されている図示されていないボルトを動かし
て解錠する。施錠の場合も同様に鍵コードと錠コードの
一致によってピン4が外され内筒1は回転可能となり電
子錠を手動で回転させてボルトを動かし施錠する。無駄
な電力の消費を避けるために、電子回路14は一回又は数
回鍵コードを発信すると電源は自動的に遮断される。電
子鍵2の断面形状は第2図の鍵穴9と同じように長方形
にしてあるが、これに限られることなく、三角形その他
の多角形或いは円筒と多角形の組み合わせ等種々の形を
取り得る。結合器15に光電的方法をとるか、コイルによ
る電磁結合方式をとるか等によって断面形状は異なった
ものとなる。
する。使用者は電子鍵2を鍵穴9に挿入する。そうする
とセンサースイッチ13が動作して電子回路14に電流を送
り込み電子回路14は始動して、結合器15を通じて電子鍵
の電子回路6に鍵コードの信号を送り込む。電子回路6
はこの鍵コードと自己の持つコードとを照合し、所定の
ルールに一致しているときは電磁アクチュエータ5を付
勢して、ピン4を動かし、内筒1と外筒3との機械的結
合を外し、内筒1を回転自由の状態にする。この状態
で、使用者は電子鍵2を手動で回転させて、突起8と機
械的に連絡されている図示されていないボルトを動かし
て解錠する。施錠の場合も同様に鍵コードと錠コードの
一致によってピン4が外され内筒1は回転可能となり電
子錠を手動で回転させてボルトを動かし施錠する。無駄
な電力の消費を避けるために、電子回路14は一回又は数
回鍵コードを発信すると電源は自動的に遮断される。電
子鍵2の断面形状は第2図の鍵穴9と同じように長方形
にしてあるが、これに限られることなく、三角形その他
の多角形或いは円筒と多角形の組み合わせ等種々の形を
取り得る。結合器15に光電的方法をとるか、コイルによ
る電磁結合方式をとるか等によって断面形状は異なった
ものとなる。
ピン4は内筒1と外筒3を機械的に結合して施錠状態に
する重要な役目を果たすものであって、焼入れ鋼のよう
な強度の高い材料で作られ、鍵穴9と離れた所で外部か
ら針金等で操作できない所に設けられる。ピン4に係合
する結合孔11も鍵穴9とは全く独立した場所に設けられ
る。これによってピッキング不可能のシリンダー錠が得
られる。ピン4を動かす電磁アクチュエータ5にはソレ
ノイド或いは電磁リレー等に用いられるような電磁石等
が用いられる。この電磁アクチュエータ5には瞬間的通
電で位置を反転してその位置を永久磁石、或いはスプリ
ング等で保持する所謂双安定形のアクチュエータを用い
て消費電力の節減を図る。この双安定形のアクチュエー
タ5とピン4の結合部にはスプリング10が用いられる。
スプリング10は次のような役目をする。今、使用者が電
子鍵2を挿入して解錠しようとする場合に、鍵コードが
真正のもので、電磁アクチュエータに反転用の電力が送
られたとき、若し使用者が電子鍵2に手による回転力を
加えていたとすると、ピン4は内筒1と外筒3の間に挟
まって該回転力による摩擦力のためによって動けなくな
る。そのような時でもアクチュエータ5が反転できるよ
うにスプリング10が用いられる。即ちスプリング10は延
びてピン4を引き抜く方向にピン4に力をかけた位置で
アクチュエータ5がとまり、電力を切られてもピン4に
常にこれを引き抜くように力がかかるようにする。この
ようにしておくと使用者が電子鍵2を左右にガタガタと
動かしている間に内筒1と外筒3との間に摩擦力のかか
らない時ができて、この時にピン4はスプリング力で結
合孔11から引き抜かれ解錠が行なわれる。このようにし
てアクチュエータ5の電力の消費量が節減される。
する重要な役目を果たすものであって、焼入れ鋼のよう
な強度の高い材料で作られ、鍵穴9と離れた所で外部か
ら針金等で操作できない所に設けられる。ピン4に係合
する結合孔11も鍵穴9とは全く独立した場所に設けられ
る。これによってピッキング不可能のシリンダー錠が得
られる。ピン4を動かす電磁アクチュエータ5にはソレ
ノイド或いは電磁リレー等に用いられるような電磁石等
が用いられる。この電磁アクチュエータ5には瞬間的通
電で位置を反転してその位置を永久磁石、或いはスプリ
ング等で保持する所謂双安定形のアクチュエータを用い
て消費電力の節減を図る。この双安定形のアクチュエー
タ5とピン4の結合部にはスプリング10が用いられる。
スプリング10は次のような役目をする。今、使用者が電
子鍵2を挿入して解錠しようとする場合に、鍵コードが
真正のもので、電磁アクチュエータに反転用の電力が送
られたとき、若し使用者が電子鍵2に手による回転力を
加えていたとすると、ピン4は内筒1と外筒3の間に挟
まって該回転力による摩擦力のためによって動けなくな
る。そのような時でもアクチュエータ5が反転できるよ
うにスプリング10が用いられる。即ちスプリング10は延
びてピン4を引き抜く方向にピン4に力をかけた位置で
アクチュエータ5がとまり、電力を切られてもピン4に
常にこれを引き抜くように力がかかるようにする。この
ようにしておくと使用者が電子鍵2を左右にガタガタと
動かしている間に内筒1と外筒3との間に摩擦力のかか
らない時ができて、この時にピン4はスプリング力で結
合孔11から引き抜かれ解錠が行なわれる。このようにし
てアクチュエータ5の電力の消費量が節減される。
外筒3は第1図及び第2図に示したものは円筒形をして
いるが、外筒の形状は必ずしも円筒である必要はなく、
多角形であっても、楕円形であっても差し支えない。要
は錠本体に外筒3が固定される形式になっておればよい
のであってその形状は問わない。第1図で電源7は外筒
3に内蔵されているが、電源は施解錠時に電子鍵2の電
源から電磁アクチュエータ5と電子回路6のための電力
をもらうようにしてもよい。電子回路6と電子回路14と
は通常のLSI化された電子鍵用のもので、色々のコード
形式のものが使用可能であるが、どのような形式のもの
を使うにしろ機械的シリンダー錠と異なり、非常に多く
の例えば数十憶通りにも及ぶ鍵違いが容易に得られる特
色を持っていることと、鍵コードを必要に応じて、例え
ば電子鍵2をなくしたとき等に、容易に変更し得るもの
であることが必要である。このような特色を持つLSIは
容易に得ることができる。
いるが、外筒の形状は必ずしも円筒である必要はなく、
多角形であっても、楕円形であっても差し支えない。要
は錠本体に外筒3が固定される形式になっておればよい
のであってその形状は問わない。第1図で電源7は外筒
3に内蔵されているが、電源は施解錠時に電子鍵2の電
源から電磁アクチュエータ5と電子回路6のための電力
をもらうようにしてもよい。電子回路6と電子回路14と
は通常のLSI化された電子鍵用のもので、色々のコード
形式のものが使用可能であるが、どのような形式のもの
を使うにしろ機械的シリンダー錠と異なり、非常に多く
の例えば数十憶通りにも及ぶ鍵違いが容易に得られる特
色を持っていることと、鍵コードを必要に応じて、例え
ば電子鍵2をなくしたとき等に、容易に変更し得るもの
であることが必要である。このような特色を持つLSIは
容易に得ることができる。
以上説明したように本実施例によれば、ピンと、電磁ア
クチュエータと、電子回路と、をシリンダーの外筒内に
内蔵していることから、電子回路を備える工事をしなく
とも、該シリンダーを機械的シリンダーに代えて挿入す
れば容易に機械的シリンダー錠を電子シリンダー錠に代
えることができる。
クチュエータと、電子回路と、をシリンダーの外筒内に
内蔵していることから、電子回路を備える工事をしなく
とも、該シリンダーを機械的シリンダーに代えて挿入す
れば容易に機械的シリンダー錠を電子シリンダー錠に代
えることができる。
また、本実施例によれば、外筒と内筒とを機械的に係合
するピンを鍵挿入孔に突出しない位置に設けているた
め、ピッキングのような鍵以外の手段によって施錠した
錠が解錠されるということがない。
するピンを鍵挿入孔に突出しない位置に設けているた
め、ピッキングのような鍵以外の手段によって施錠した
錠が解錠されるということがない。
さらに、本実施例によれば、電子鍵の電子回路とシリン
ダーの電子回路とが電子的にリンクしているため、鍵を
紛失した場合等において電子回路に記憶した鍵コードを
容易に変更することができる。また、電子回路に多数の
鍵コードを記憶することができるため、施錠又は解錠す
るための鍵コードが異なる多数の鍵を用いることができ
る。
ダーの電子回路とが電子的にリンクしているため、鍵を
紛失した場合等において電子回路に記憶した鍵コードを
容易に変更することができる。また、電子回路に多数の
鍵コードを記憶することができるため、施錠又は解錠す
るための鍵コードが異なる多数の鍵を用いることができ
る。
また、本実施例によれば、手動で鍵を回転させることに
より施錠又は解錠することから、施錠等をしたときに、
施錠等をしたという手応えを感ずることができ、使用者
に安心感を与えることができると共に、電動で鍵を回転
させるのではないことから、消費電力を軽減することが
でき、これにより、電源の保守コストを低減できる。
より施錠又は解錠することから、施錠等をしたときに、
施錠等をしたという手応えを感ずることができ、使用者
に安心感を与えることができると共に、電動で鍵を回転
させるのではないことから、消費電力を軽減することが
でき、これにより、電源の保守コストを低減できる。
さらに、本実施例によれば、電磁アクチュエータの動作
によってピンと電磁アクチュエータとを連結するスプリ
ングが引き伸ばされ、ピンを引き抜く方向にスプリング
の復元力がかかることになるため、ピンが確実に引き抜
かれることになる。
によってピンと電磁アクチュエータとを連結するスプリ
ングが引き伸ばされ、ピンを引き抜く方向にスプリング
の復元力がかかることになるため、ピンが確実に引き抜
かれることになる。
(ト)発明の効果 以上説明したように本発明は、ピンと、電磁アクチュエ
ータと、電子回路と、をシリンダーの外筒内に内蔵して
いることから、電子回路を備える工事をしなくとも、該
シリンダーを機械的シリンダーに変えて挿入すれば容易
に機械的シリンダー錠を電子シリンダー錠に代えること
ができる、という効果を有する。
ータと、電子回路と、をシリンダーの外筒内に内蔵して
いることから、電子回路を備える工事をしなくとも、該
シリンダーを機械的シリンダーに変えて挿入すれば容易
に機械的シリンダー錠を電子シリンダー錠に代えること
ができる、という効果を有する。
また、本発明は、外筒と内筒とを機械的に係合するピン
を鍵挿入孔に突出しない位置に設けているため、ピッキ
ングのような鍵以外の手段によって施錠した錠が解錠さ
れることがない、という効果を有する。
を鍵挿入孔に突出しない位置に設けているため、ピッキ
ングのような鍵以外の手段によって施錠した錠が解錠さ
れることがない、という効果を有する。
第1図は本発明を説明するための簡易断面図、第2図は
第1図のシリンダー錠の正面図、第3図は電子鍵を説明
するための図である。 1……円筒、2……電子鍵、3……外筒、4……ピン、
5……電磁アクチュエータ、6……電子回路、8……突
起、9……鍵穴、10……スプリング、11……結合孔。
第1図のシリンダー錠の正面図、第3図は電子鍵を説明
するための図である。 1……円筒、2……電子鍵、3……外筒、4……ピン、
5……電磁アクチュエータ、6……電子回路、8……突
起、9……鍵穴、10……スプリング、11……結合孔。
Claims (2)
- 【請求項1】外筒と該外筒に収容されかつ鍵挿入孔を備
えた内筒とからなるシリンダーの該内筒の回転によって
施錠又は解錠するシリンダー錠において、外筒と内筒と
を機械的に係合すると共に鍵挿入孔に突出しない位置に
設けられた移動可能なピンと、該ピンを移動させる電磁
アクチュエータと、内筒の鍵挿入孔に挿入された電子鍵
から送信された鍵コードと予め記憶した鍵コードとを照
合し、電子鍵の鍵コードと記憶した鍵コードとが一致し
た場合には、外筒と内筒とを機械的に係合しているピン
を移動させてこの機械的係合を解除するように該電磁ア
クチュエータを動作させる電子回路と、を外筒内に内蔵
したことを特徴とするシンリンダー錠。 - 【請求項2】ピンと電磁アクチュエータを連結するスプ
リングを備えたことを特徴とする特許請求の範囲第1項
記載のシリンダー錠。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61240564A JPH0672505B2 (ja) | 1986-10-09 | 1986-10-09 | シリンダ−錠 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61240564A JPH0672505B2 (ja) | 1986-10-09 | 1986-10-09 | シリンダ−錠 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6393977A JPS6393977A (ja) | 1988-04-25 |
JPH0672505B2 true JPH0672505B2 (ja) | 1994-09-14 |
Family
ID=17061401
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61240564A Expired - Fee Related JPH0672505B2 (ja) | 1986-10-09 | 1986-10-09 | シリンダ−錠 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0672505B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0622477U (ja) * | 1992-05-29 | 1994-03-25 | エスエムケイ株式会社 | 電子錠装置 |
JP3670326B2 (ja) * | 1994-12-06 | 2005-07-13 | セコム株式会社 | 錠前用シリンダ |
US6588243B1 (en) | 1997-06-06 | 2003-07-08 | Richard G. Hyatt, Jr. | Electronic cam assembly |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5789076A (en) * | 1980-11-22 | 1982-06-03 | Motohiro Gotanda | Lock device |
JPS5862747U (ja) * | 1981-10-22 | 1983-04-27 | 株式会社東海理化電機製作所 | 自動車の解錠装置 |
-
1986
- 1986-10-09 JP JP61240564A patent/JPH0672505B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6393977A (ja) | 1988-04-25 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |