JPH0671335A - 扁平管の製造方法 - Google Patents

扁平管の製造方法

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JPH0671335A
JPH0671335A JP4248696A JP24869692A JPH0671335A JP H0671335 A JPH0671335 A JP H0671335A JP 4248696 A JP4248696 A JP 4248696A JP 24869692 A JP24869692 A JP 24869692A JP H0671335 A JPH0671335 A JP H0671335A
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JP
Japan
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tube
wax
filled
flat tube
flat
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JP4248696A
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English (en)
Inventor
Ichiro Kasuya
一郎 粕谷
Tadashi Shimada
但 島田
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IHI Corp
Original Assignee
IHI Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 効率よく扁平管の加工作業を行う。 【構成】 加圧溶融したワックス3を管1の内部に注
入、充填し、該管1内部の前記ワックス3が固化した
後、前記管1をプレス装置によって径方向に加圧成形す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、扁平管の製造方法に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ガスタービンエンジンのエキゾー
ストフレーム等に用いられる扁平管は次のような工程を
経て製造される。 (1)ステンレス製管の一端を木材等の閉止部材によっ
て閉塞する。 (2)一端を閉塞した前記管の中に粒径が略等しい川砂
等の粒状材を充填する。 (3)前記管の開口している他端を木材等の閉止部材に
よって閉塞する。 (4)管をプレス装置等によって径方向に加圧成形する
ことにより管の断面形状は円形から略楕円形にする。 (5)管が上記の形状に変形したならば、管両端の閉止
部材を取外したうえ管の一端を新たに閉止部材によって
閉塞する。 (6)一端を閉塞した前記管の中に粒状材を充填する。
この場合管の断面積は当初の円形の場合よりも小さくな
っているため、充填する粒状材の量は、管の変形に対応
して最初の充填量よりも少くする。 (7)管をプレス装置等によって径方向に再度加圧成形
する。 (8)管の断面形状が所定の形状、例えば、プレス成形
前の外径に対して扁平管の厚さが約1/2になるように
なるまで上述した作業を繰り返す。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
扁平管の製造方法にあっては、管のプレス成形が進捗す
るのにしたがって管の内部の粒状体の量を順次減らす必
要があるので、作業が繁雑で多くの労力と時間を要し加
工作業を効率よく行うことができない問題がある。
【0004】本発明は、上述の実情に鑑み、扁平管の加
工作業を効率よく行うことを目的としてなしたものであ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の手段は、加熱溶
融したワックスを管の内部に注入、充填し、該管内部の
前記ワックスが固化した後、前記管をプレス装置によっ
て径方向に加圧成形するものである。
【0006】
【作用】管の内部に注入、充填したワックスが固化した
後、管をプレス装置により加圧成形する。加圧成形する
時、ワックスは外部へ排出されるため、加圧成形時の途
中で管内のワックスの充填量を調整する必要がなく、従
って加工作業を簡単で且つ効率よく行うことができる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の一実施例を説明する。
【0008】図1に示すように外径19.2mm、内径
17.2mm、長さ143mmのステンレス製管1を支
持台2の上に直立させ、管1の上方から溶融ワックス3
を注入、充填する。溶融ワックス3が固化した後管1を
支持台2より取外し、次いで図2に示すプレス装置4の
プレス板5により加圧成形することにより図3に示すよ
うに断面形状がステンレス製管1の1/2の厚さ均一な
扁平管7が得られた。
【0009】而して、管1の加圧成形の時、固化ワック
ス6は外部へ排出されるため、加圧成形時の途中で管内
のワックスの充填量を調整する必要がないので、加工作
業を簡単で且つ効率よく行うことができる。
【0010】
【発明の効果】上記した本発明の扁平管の製造方法にお
いては、管に充填されたワックスが管の加圧成形時、ワ
ックスは外部へ排出されるため、加圧成形時の途中で管
内のワックスの充填量を調整する必要がないので扁平管
の加工作業を簡単で且つ効率よく行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のステンレス製管の内部へ溶融ワックス
を注入充填する状態を示す斜視図である。
【図2】プレス装置により加圧成形するステンレス製管
の縦断面図である。
【図3】加圧成形後の扁平管の縦断面図である。
【符号の説明】
1 ステンレス製管 2 支持台 3 溶融ワックス 4 プレス装置 5 プレス板 6 固化ワックス 7 扁平管

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 加熱溶融したワックスを管の内部に注
    入、充填し、該管内部の前記ワックスが固化した後、前
    記管をプレス装置によって径方向に加圧成形することを
    特徴とする扁平管の製造方法。
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