JPH0671281B2 - デジタル電話装置のハンズフリ−回路 - Google Patents

デジタル電話装置のハンズフリ−回路

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JPH0671281B2
JPH0671281B2 JP25035186A JP25035186A JPH0671281B2 JP H0671281 B2 JPH0671281 B2 JP H0671281B2 JP 25035186 A JP25035186 A JP 25035186A JP 25035186 A JP25035186 A JP 25035186A JP H0671281 B2 JPH0671281 B2 JP H0671281B2
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signal
pcm
signals
pcm signal
output
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JP25035186A
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秀行 関
靖之 柏崎
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株式会社大興電機製作所
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Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明はデジタルボタン電話装置におけるハンズフリー
(拡声)通話を可能にするハンズフリー回路に関するも
のである。
「従来の技術」 電話機相互の送受話路器に挿入され、両者の通話信号の
音量レベルを比較し、レベルの小さい方の通話信号を減
衰させて出力することによりハンズフリー(拡声)通話
を可能にするハンズフリー回路が周知であり、通話信号
がアナログ信号のものにおけるハンズフリー回路につい
ては種々の提案が行なわれている。
最近は例えばボタン電話装置において、通話信号がPCM
信号として扱われるものがあるが、このPCM信号でのハ
ンズフリー回路については、あまり提案がない。
「発明が解決しようとする問題点」 本発明は上述にかんがみ、通話信号がPCM信号として扱
われるデジタル電話装置のハンズフリー回路を提供しよ
うとするものである。
「問題点を解決するための手段」 そのため本発明は、PCM信号で与えられる両者の通話信
号の入力し、その音量レベルに応じて、レベルの小さい
方の通話信号を減衰させて出力するようにしたハンズフ
リー回路において、上記両者のそれぞれ一方のPCM信号
の絶対値の一部(あるいは全部)と、該一部(あるいは
全部)についての1サンプリング前のPCM信号又はそれ
から一定値が減産されたPCM信号とをアドレスとして入
力し、それらのPCM信号の大小の比較条件に応じて、い
ずれか一方のアドレス信号と同一のPCM信号を出力する
モードと上記1サンプリング前のPCM信号又はそれから
一定値が減算されたPCM信号から一定値が減算されたPCM
信号を出力するモードとを有して予めその演算結果が記
録された第1及び第2のメモリと、該第1及び第2のメ
モリから出力されるPCM信号及び上記両者のPCM信号の絶
対値の一部(あるいは全部)をアドレスとして入力し、
上記第1及び第2のメモリからアドレスとして与えられ
るPCM信号の大小の比較条件に応じて、上記アドレスと
して入力された両者のPCM信号の一方の絶対値と同一のP
CM信号と他方の絶対値から一定値が減算されたPCM信号
とが出力されるように予め演算結果が記録された第3の
メモリを備えたものである。
「実施例」 第1図は本発明によるハンズフリー回路の一実施例を示
すブロック図である。1,1′は通話者相互のそれぞれ相
送信号入力線でいずれもPCM信号で入力される。2,2′は
送話信号出力線であり、その出力信号はそれぞれ他方の
電話機への受話信号として送出される。3,4及び3′,
4′はそれぞれ送話信号の直・並列変換のためのシフト
レジスタである。5,6,7及び5′,6′,7′はシフトレジ
スタ3及び3′の出力線で、実施例においてはPCM信号
を8ビット(極性ビットを含む)としているので、5,
5′は下位4ビット、7,7′は極性ビット(サインビッ
ト)、6,6′は極性ビットを除く上位3ビット(例えば
非線形PCM信号のセグメントデータビット)が出力され
る。8,8′は第1及び第2のメモリ(ROM)で、出力線6
及び6′から与えられるそれぞれPCM信号の上位3ビッ
トと、該上位3ビットについての1サンプリング前のPC
M信号又はそれから一定値が減算されたPCM信号が出力さ
れる出力線10及び10′の信号(詳細は後述する)をアド
レスとして入力し、それらのPCM信号の大小の比較条件
に応じて、いずれか一方のアドレス信号と同一のPCM信
号を出力するモードと出力線10(10′)から与えられる
アドレス信号から一定値が減算されたPCM信号を出力す
るモードとを有して予めその演算結果が記録されてい
る。11,11′は上記モードが選択される入力線で、周期
的なパルスが与えられる。例えばパルス信号の到来によ
って一方のモードから他方のモードへ転換されるように
構成される。なお、上述による第1及び第2のメモリの
入力に対する出力の結果(すなわち演算結果の記録状
態)の一例は第1表のとおりである。
すなわち、モード「0」からモード「1」になった際の
入力線6(6′)から与えられたPCM信号の上位3ビッ
トについて、その1サンプリング前の信号より小さい信
号であれば一定値が減算されたPCM信号を送出するよう
に構成されたデジタルピークレベルメータとしての動作
が行われる。12はラッチ回路で、第1及び第2のメモリ
の出力線9及び9′に出力される信号(PCM信号)を入
力し、これを保持し、次の入力信号が与えられると新た
にそれが保持されるように構成されており、10,10′は
保持信号の出力線で、出力線9,9′に対応している。従
って、前述したように出力線6(6′)から与えられる
アドレス信号としてのPCM信号の1サンプリング前のPCM
信号又はそれから一定値が減算されたPCM信号が出力線1
0(10′)から第1及び第2のメモリにアドレスとして
入力される。
13は第3のメモリで、上記第1及び第2のメモリ8及び
8′の出力と出力線6,6′から得られる前記両者のPCM信
号の極性ビットを除く上位3ビットとがアドレスとして
入力され、第1及び第2のメモリ8及び8′から与えら
れるアドレス信号の大小の比較条件に応じて、上記出力
線6,6′から与えられるアドレス信号の一方と同一のPCM
信号と、他方のアドレス信号から一定値が減算されたPC
M信号とを出力線14,14′に出力するように予め演算結果
が記録されている。この演算結果の記録状態は第2表の
とおりである。
次に動作について説明する。
通話者の一方の送話信号が入力線1から、他方の送話信
号が入力線1′からそれぞれPCM信号でシフトレジスタ
3,3′に加えられ、それらが並列信号に変換されて出力
線5,6,7及び5′,6′,7′から出力される。そして、そ
れらの下位4ビットは出力線5,5′から、極性ビット出
力線7,7′からそれぞれシフトレジスタ4,4′へ入力され
るが、上位3ビット(例えば非線形PCM信号のセグメン
トデータビット)は、出力線6,6′から第1,第2及び第
3のメモリ8,8′及び13のアドレス信号として入力され
る。
第1及び第2のメモリ8,8′においては、前述したよう
に1サンプリング前に出力線9,9′から出力されたデー
タがラッチ回路12から出力線10,10′を経て同時にアド
レス信号として入力され、第1及び第2のメモリ8,8′
においてそれぞれアドレス信号の大小の比較条件に応じ
て第1表に示した演算結果が出力される。なお、入力線
11,11′に入力されるモード選択のための周期的なパル
スは、数サンプリング毎に一度の減算モードとなるよう
にその周期が選定されており、減衰特性に一定の遅れを
もったピークレベルを示す信号(PCM信号の上位3ビッ
ト)が第1及び第2のメモリ8及び8′から上記第3の
メモリ13のアドレス信号として加えられる。従って、第
3のメモリ13においては、上記ピークレベルの大小の比
較条件に応じて第2表に示したように出力線6,6′から
加えられたそれぞれのアドレス信号の一方に対応したPC
M信号と、他方から一定値(実施例においてはセグメン
トデータの2ステップが減算されたPCM信号が出力14,1
4′から出力されシフトレジスタ4,4′における上位3ビ
ットに対応する入力信号として加えられる。
すなわち、入力線1,1′からPCM信号で加えられる両者の
送話信号のピークレベルの大小が比較され、レベルの小
さい方の送話信号が減衰されて出力線2,2′からシルア
ルなPCM信号として出力され、それぞれの電話機に加え
られるので、ハンズフリー通話が可能となる。実施例に
おいては第1,第2及び第3のメモリ8,8′及び14にPCM信
号の一部のビットをアドレス信号として与えるようにし
たが、全てのビットを与えてそれに対応したビットの出
力が得られるように演算結果を記録しても同様であるこ
とは容易に理解されよう。なお、第1及び第2のメモリ
を一つのメモリで構成してもよい。
第2図は本発明の他の実施例を示す第3のメモリ13の周
辺回路で、第3のメモリ13の演算結果にヒステリシス特
性を持たせるために1サンプリング前の出力結果すなわ
ち、出力線14,14′のいずれが減算出力となったかのデ
ータをラッチ回路16を介してその出力線17からアドレス
信号として第3のメモリ13へ与えるように構成すると共
に第3表に示す演算結果を記録したものである。
「発明の効果」 以上説明したように、本発明によればPCM信号で与えら
れる両者の送話信号をアドレスとして入力し、予め定め
られた演算結果を記録したメモリによってハンズフリー
回路が構成されているので高速な動作が可能である。ま
た例えばラッチ回路14,16を複数設けて本回路を時分割
で使用するように構成することが可能であり、ボタン電
話装置の経済化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明によるハンズフリー回路の一実施例を示
すブロック図、第2図は本発明による他の実施例を示す
一部ブロック図である。 3,3′,4,4′……シフトレジスタ、8,8′,13……メモ
リ、12,16……ラッチ回路。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】PCM信号で与えられる両者の通話信号を入
    力し、その音量レベルに応じて、レベルの小さい方の通
    話信号を減衰させて出力するようにしたハンズフリー回
    路において、上記前者のそれぞれ一方のPCM信号の絶対
    値の一部(あるいは全部)と、該一部(あるいは全部)
    についての1サンプリング前のPCM信号又はそれから一
    定値が減算されたPCM信号とをアドレスとして入力し、
    それらのPCM信号の大小の比較条件に応じて、いずれか
    一方のアドレス信号と同一のPCM信号を出力するモード
    と上記1サンプリング前のPCM信号又はそれから一定値
    が減算されたPCM信号から一定値が減算されたPCM信号を
    出力するモードとを有して予めその演算結果が記録され
    た第1及び第2のメモリと、該第1及び第2のメモリか
    ら出力されるPCM信号及び上記両者のPCM信号の絶対値の
    一部(あるいは全部)をアドレスとして入力し、上記第
    1及び第2のメモリからアドレスとして与えられるPCM
    信号の大小の比較条件に応じて、上記アドレスとして入
    力された両者のPCM信号の一方の絶対値と同一のPCM信号
    と他方の絶対値から一定値が減算されたPCM信号とが出
    力されるように予め演算結果が記録された第3のメモリ
    を備えたことを特徴とするデジタル電話装置のハンズフ
    リー回路。
JP25035186A 1986-10-22 1986-10-22 デジタル電話装置のハンズフリ−回路 Expired - Lifetime JPH0671281B2 (ja)

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JPS63105552A JPS63105552A (ja) 1988-05-10
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