JPH0671271B2 - データ通信システム - Google Patents
データ通信システムInfo
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- JPH0671271B2 JPH0671271B2 JP13422886A JP13422886A JPH0671271B2 JP H0671271 B2 JPH0671271 B2 JP H0671271B2 JP 13422886 A JP13422886 A JP 13422886A JP 13422886 A JP13422886 A JP 13422886A JP H0671271 B2 JPH0671271 B2 JP H0671271B2
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- node
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- request packet
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Description
【発明の詳細な説明】 〔概要〕 複数のノードを通信路により接続した通信システムにお
いて、各ノードにデータ要求パケットのヘッダ部に記入
されたデータ種別情報が自ノードで保有するデータのも
のか否かを高速に識別する手段を設けることにより、ブ
ロードキャストパケットが総てのノードを通過して送信
元ノードに回帰する迄に、他ノードで保有するデータを
取得可能とし、当該通信システムの実質的な通信速度を
向上させる。
いて、各ノードにデータ要求パケットのヘッダ部に記入
されたデータ種別情報が自ノードで保有するデータのも
のか否かを高速に識別する手段を設けることにより、ブ
ロードキャストパケットが総てのノードを通過して送信
元ノードに回帰する迄に、他ノードで保有するデータを
取得可能とし、当該通信システムの実質的な通信速度を
向上させる。
本発明は、複数のノードを共通の通信路により接続する
通信システムにおいて、ノード間通信の高速化を可能と
する技術に関する。
通信システムにおいて、ノード間通信の高速化を可能と
する技術に関する。
この種の通信システムは、通信路に光伝送技術を利用す
ることにより、高速化および高信頼化が図られた結果、
低速端末装置間の通信のみならず、高速通信を要求され
るプロセッサ間通信にも利用されようとしている。
ることにより、高速化および高信頼化が図られた結果、
低速端末装置間の通信のみならず、高速通信を要求され
るプロセッサ間通信にも利用されようとしている。
かかるプロセッサ間通信に適用する場合には、通信路の
高速化のみならず、データ通信方式の効率化が強く望ま
れる。
高速化のみならず、データ通信方式の効率化が強く望ま
れる。
第5図は本発明の対象となる通信システムの一例を示す
図であり、第6図は従来あるデータ通信方式の一例を示
す図である。
図であり、第6図は従来あるデータ通信方式の一例を示
す図である。
第5図においては、複数のノード1が、通信路2により
環状に接続されている。
環状に接続されている。
各ノード1は、それぞれネットワークインタフェース3
と、プロセッサ4とから構成される。
と、プロセッサ4とから構成される。
各ノード1は、各プロセッサ4が処理するデータを分散
して保有しており、各プロセッサ4は、自ノード1で保
有するデータのみならず、他ノード1で保有するデータ
も処理対象とする。
して保有しており、各プロセッサ4は、自ノード1で保
有するデータのみならず、他ノード1で保有するデータ
も処理対象とする。
第6図において、あるノード1a(以後特定のノード等を
示す場合に、a乃至nを付加する)のプロセッサ4aが、
他ノード(例えば1n)で保有するデータdを更新する場
合には、先ず更新対象データdを保有するノード1nを予
め確認した後、ネットワークインタフェース3に対し、
更新対象データdをノード1nに要求する要求パケットの
送信を指示する。
示す場合に、a乃至nを付加する)のプロセッサ4aが、
他ノード(例えば1n)で保有するデータdを更新する場
合には、先ず更新対象データdを保有するノード1nを予
め確認した後、ネットワークインタフェース3に対し、
更新対象データdをノード1nに要求する要求パケットの
送信を指示する。
ネットワークインタフェース3aは、プロセッサ4aに指示
されたノード1n宛の要求パケットを作成し、通信路2に
送出する。
されたノード1n宛の要求パケットを作成し、通信路2に
送出する。
該要求パケットは、通信路2を経由して各ノード1b乃至
1nに伝達される。
1nに伝達される。
ノード1nにおいては、ネットワークインタフェース3nが
前記要求パケットを受信し、自ノード1n宛と判定する
と、送信元ノード1a宛の受信確認パケット(ACK)を作
成し、通信路2に送出すると共に、プロセッサ4nに要求
パケットの受信を通知する。
前記要求パケットを受信し、自ノード1n宛と判定する
と、送信元ノード1a宛の受信確認パケット(ACK)を作
成し、通信路2に送出すると共に、プロセッサ4nに要求
パケットの受信を通知する。
該受信確認パケット(ACK)は、通信路2を経由して各
ノード1a乃至1mに伝達される。
ノード1a乃至1mに伝達される。
ノード1aにおいては、ネットワークインタフェース3aが
前記受信確認パケット(ACK)を受信し、自ノード1a宛
と判定すると、プロセッサ4aに前記要求パケットの送信
終了を通知する。
前記受信確認パケット(ACK)を受信し、自ノード1a宛
と判定すると、プロセッサ4aに前記要求パケットの送信
終了を通知する。
一方ノード1nにおいては、プロセッサ4nが受信した要求
パケットを解析し、プロセッサ4aがデータdを要求して
いると認識すると、自ノード1nで保有するデータ群から
要求データdを抽出し、ネットワークインタフェース3n
に対し、要求データdをノード1aに転送するデータパケ
ットの送信を指示する。
パケットを解析し、プロセッサ4aがデータdを要求して
いると認識すると、自ノード1nで保有するデータ群から
要求データdを抽出し、ネットワークインタフェース3n
に対し、要求データdをノード1aに転送するデータパケ
ットの送信を指示する。
ネットワークインタフェース3nは、プロセッサ4nに指示
されたノード1a宛のデータパケットを作成し、通信路2
に送出する。
されたノード1a宛のデータパケットを作成し、通信路2
に送出する。
該データパケットは、通信路2を経由して各ノード1a乃
至1mに伝達される。
至1mに伝達される。
ノード1aにおいては、ネットワークインタフェース3aが
前記データパケットを受信し、自ノード1a宛と判定する
と、送信元ノード1n宛の受信確認パケット(ACK)を作
成し、通信路2に送出すると共に、プロセッサ4aにデー
タパケットの受信を通知する。
前記データパケットを受信し、自ノード1a宛と判定する
と、送信元ノード1n宛の受信確認パケット(ACK)を作
成し、通信路2に送出すると共に、プロセッサ4aにデー
タパケットの受信を通知する。
該受信確認パケット(ACK)は、通信路2を経由して各
ノード1b乃至1nに伝達される。
ノード1b乃至1nに伝達される。
ノード1nにおいては、ネットワークインタフェース3nが
前記受信確認パケット(ACK)を受信し、自ノード1n宛
と判定すると、プロセッサ4nに前記データパケットの送
信終了を通知する。
前記受信確認パケット(ACK)を受信し、自ノード1n宛
と判定すると、プロセッサ4nに前記データパケットの送
信終了を通知する。
ノード1aにおいては、プロセッサ4aが受信したデータパ
ケットを解析し、要求データdが転送されたことを認識
すると、データdに対し所要の更新処理を実行する。
ケットを解析し、要求データdが転送されたことを認識
すると、データdに対し所要の更新処理を実行する。
データdの更新処理が終了すると、プロセッサ4aはネッ
トワークインタフェース3aを介して通信路2に、以後更
新されたデータdをノード1aで保有することを通知する
パケットを送信する。
トワークインタフェース3aを介して通信路2に、以後更
新されたデータdをノード1aで保有することを通知する
パケットを送信する。
各ノード1b乃至1nにおいては、各プロセッサ4b乃至4n
が、ネットワークインタフェース3b乃至3nを介して受信
した該パケットを解析し、データdが更新された後、ノ
ード1aで保有されることを認識する。
が、ネットワークインタフェース3b乃至3nを介して受信
した該パケットを解析し、データdが更新された後、ノ
ード1aで保有されることを認識する。
以上の説明から明らかな如く、従来あるデータ通信シス
テムにおいては、他ノードが保持するデータを処理する
為には、各ノードが他ノードの保持するデータ種別を予
め認識している必要があり、また保有データに変更が生
じた場合には、全ノードに変更内容を通知する必要があ
り、通信量が増加する恐れがあった。
テムにおいては、他ノードが保持するデータを処理する
為には、各ノードが他ノードの保持するデータ種別を予
め認識している必要があり、また保有データに変更が生
じた場合には、全ノードに変更内容を通知する必要があ
り、通信量が増加する恐れがあった。
また他ノードから受信した要求パケットの解析、並びに
要求データの抽出等の処理はプロセッサにより実行され
る為、処理時間がプロセッサの処理速度により制限され
る恐れがあり、データ要求パケットで要求されたデータ
種別に対応するデータの送出までに多くの時間を要する
という問題があった。
要求データの抽出等の処理はプロセッサにより実行され
る為、処理時間がプロセッサの処理速度により制限され
る恐れがあり、データ要求パケットで要求されたデータ
種別に対応するデータの送出までに多くの時間を要する
という問題があった。
更に一つのデータを要求する為に、要求パケットおよび
データパケットを転送するのみならず、各パケットに対
しそれぞれ受信確認パケットを返送する必要があり、無
効通信量が増加する恐れがあった。なお通信システムが
階層化されている場合には、各階層毎に受信確認パケッ
ト(ACK)が返送されることとなり、無効通信量は一層
増加する。
データパケットを転送するのみならず、各パケットに対
しそれぞれ受信確認パケットを返送する必要があり、無
効通信量が増加する恐れがあった。なお通信システムが
階層化されている場合には、各階層毎に受信確認パケッ
ト(ACK)が返送されることとなり、無効通信量は一層
増加する。
従って、仮に通信路のみが高速化されても、実質的な通
信速度は端末間の処理により制限を受ける結果となって
いる。
信速度は端末間の処理により制限を受ける結果となって
いる。
上記の問題点は第1図の本発明の原理図、第2図のノー
ドの構成、第3図のデータ要求パケットの構成及び第4
図のデータ通信方式の如く、複数種類のデータとその種
類を示すデータ種別情報とを格納する複数のノードが共
通の通信路を介し接続され、1個のノードから送信され
るデータ要求パケットが他の総べてのノードを介し送信
元ノードに返送される構成において、各ノードにはデー
タ要求パケット送出手段100、要求データ検索手段200、
要求データ挿入手段300、要求データ抽出手段400を備
え、データ要求パケットはヘッダ部、間隔及びデータ部
を有し、ヘッダ部はデータ種別情報を、データ部はデー
タ種別情報に対応するデータを含み、1個のノードのデ
ータ要求パケット送出手段よりデータ要求パケットが送
出される場合、受信したノードは直ちにこのパケットの
転送を開始すると共に、要求データ検索手段はヘッダ部
のデータ種別情報に対応するデータ有無の検索を開始
し、データ有の場合には転送中のデータ要求パケットの
ヘッダ部、間隔に続くデータ部中に要求データ挿入手段
でデータを挿入しうる如く間隔の時間長が選ばれ、デー
タ要求パケットを最初に送信したノードが返送されたデ
ータ要求パケットを受信し、データ部にデータが含まれ
る場合、要求データ抽出手段によって抽出されることを
特徴とするデータ通信システムによって解決される。
ドの構成、第3図のデータ要求パケットの構成及び第4
図のデータ通信方式の如く、複数種類のデータとその種
類を示すデータ種別情報とを格納する複数のノードが共
通の通信路を介し接続され、1個のノードから送信され
るデータ要求パケットが他の総べてのノードを介し送信
元ノードに返送される構成において、各ノードにはデー
タ要求パケット送出手段100、要求データ検索手段200、
要求データ挿入手段300、要求データ抽出手段400を備
え、データ要求パケットはヘッダ部、間隔及びデータ部
を有し、ヘッダ部はデータ種別情報を、データ部はデー
タ種別情報に対応するデータを含み、1個のノードのデ
ータ要求パケット送出手段よりデータ要求パケットが送
出される場合、受信したノードは直ちにこのパケットの
転送を開始すると共に、要求データ検索手段はヘッダ部
のデータ種別情報に対応するデータ有無の検索を開始
し、データ有の場合には転送中のデータ要求パケットの
ヘッダ部、間隔に続くデータ部中に要求データ挿入手段
でデータを挿入しうる如く間隔の時間長が選ばれ、デー
タ要求パケットを最初に送信したノードが返送されたデ
ータ要求パケットを受信し、データ部にデータが含まれ
る場合、要求データ抽出手段によって抽出されることを
特徴とするデータ通信システムによって解決される。
ノード1が他のノード1にデータdを要求する場合に、
データ要求パケット送出手段100は、要求データdの種
別を示すデータ種別情報iを含むデータ要求パケットP
を作成し、通信路2に送出する。
データ要求パケット送出手段100は、要求データdの種
別を示すデータ種別情報iを含むデータ要求パケットP
を作成し、通信路2に送出する。
各ノード1において、通信路2から他ノード1が送信し
た要求パケットPを受信した場合、このデータ要求パケ
ットPを直ちに通信路2に転送すると共に、要求データ
検索手段200は、データ要求パケットPに含まれるデー
タ種別情報iを、自ノードが保有するデータ群を示すデ
ータ種別情報群から検索する。該当データ種別情報iが
検出された場合に、要求データ挿入手段300は転送中の
データ要求パケットPにおけるヘッダ部、間隔に続くデ
ータ部中に種別情報iにより示される要求データdを付
加して通信路2に送出する。
た要求パケットPを受信した場合、このデータ要求パケ
ットPを直ちに通信路2に転送すると共に、要求データ
検索手段200は、データ要求パケットPに含まれるデー
タ種別情報iを、自ノードが保有するデータ群を示すデ
ータ種別情報群から検索する。該当データ種別情報iが
検出された場合に、要求データ挿入手段300は転送中の
データ要求パケットPにおけるヘッダ部、間隔に続くデ
ータ部中に種別情報iにより示される要求データdを付
加して通信路2に送出する。
この場合間隔の時間長は検索結果のデータがデータ部の
送出時点に挿入しうる如く選ばれる。
送出時点に挿入しうる如く選ばれる。
通信路2から自ノード1が送信したデータ要求パケット
Pを受信した場合に、要求データ抽出手段400は、デー
タ要求パケットPから付加されている要求データdを抽
出する。
Pを受信した場合に、要求データ抽出手段400は、デー
タ要求パケットPから付加されている要求データdを抽
出する。
従って、他ノードで保有するデータを要求するノード
が、データ要求パケットを通信路に送出し、該データ要
求パケットが通信路および他ノードを経由して送信元ノ
ードに転送されて来たときには、要求データが得られた
こととなり、要求データを得る為の通信量は最小限に維
持される。
が、データ要求パケットを通信路に送出し、該データ要
求パケットが通信路および他ノードを経由して送信元ノ
ードに転送されて来たときには、要求データが得られた
こととなり、要求データを得る為の通信量は最小限に維
持される。
また各ノードが他ノードで保有するデータ種別を互いに
認識する必要は無く、保有データに変更が生じた場合に
各ノードに通知する為の通信も不要となり、更に各ノー
ドは通信路から到来するデータ要求パケットを直ちに通
信路に転送しながら要求対象データの有無の検索及び転
送中のパケットのデータ部への要求データの付加を実行
するため、当該通信システムの実質的な通信速度の低下
は最小限に維持される。
認識する必要は無く、保有データに変更が生じた場合に
各ノードに通知する為の通信も不要となり、更に各ノー
ドは通信路から到来するデータ要求パケットを直ちに通
信路に転送しながら要求対象データの有無の検索及び転
送中のパケットのデータ部への要求データの付加を実行
するため、当該通信システムの実質的な通信速度の低下
は最小限に維持される。
以下、本発明の一実施例を図面により説明する。第2図
は本発明の一実施例によるノードを示す図であり、第3
図は本発明の一実施例によるデータ要求パケットの構成
を示す図であり、第4図は本発明の一実施例によるデー
タ通信方式を示す図である。なお、全図を通じて同一符
号は同一対象物を示す。また対象とするデータ通信シス
テムは第5図の通りとする。
は本発明の一実施例によるノードを示す図であり、第3
図は本発明の一実施例によるデータ要求パケットの構成
を示す図であり、第4図は本発明の一実施例によるデー
タ通信方式を示す図である。なお、全図を通じて同一符
号は同一対象物を示す。また対象とするデータ通信シス
テムは第5図の通りとする。
第2図において、ネットワークインタフェース3は、入
り通信路2から到着するパケットを受信する受信回路31
と、出通信路2にパケットを送出する送信回路32と、受
信回路31が受信するパケットを一旦蓄積し、送信回路32
に送出させるパケットバッファ33と、連想記憶により構
成されるデータ名検査回路34と、ノード1内で保有する
データを格納するデータメモリ35とを具備している。
り通信路2から到着するパケットを受信する受信回路31
と、出通信路2にパケットを送出する送信回路32と、受
信回路31が受信するパケットを一旦蓄積し、送信回路32
に送出させるパケットバッファ33と、連想記憶により構
成されるデータ名検査回路34と、ノード1内で保有する
データを格納するデータメモリ35とを具備している。
データ名検査回路34には、データメモリ35に格納されて
いるデータdα乃至dωのデータ種別情報iα乃至iω
をキーデータとし、該当データdα乃至dωのデータメ
モリ35上の格納アドレスaα乃至aωが連想データとし
て格納されている。
いるデータdα乃至dωのデータ種別情報iα乃至iω
をキーデータとし、該当データdα乃至dωのデータメ
モリ35上の格納アドレスaα乃至aωが連想データとし
て格納されている。
また本発明によるデータ要求パケット送出手段、要求デ
ータ検索手段、要求データ挿入手段、及び要求データ抽
出手段のそれぞれの主機能はプロセッサ中に有してい
る。
ータ検索手段、要求データ挿入手段、及び要求データ抽
出手段のそれぞれの主機能はプロセッサ中に有してい
る。
また第3図に示すデータ要求パケットPは、総てのノー
ド1が受信可能な、所謂プロードキャストパケットであ
る。
ド1が受信可能な、所謂プロードキャストパケットであ
る。
第2図乃至第4図において、ノード1aのプロセッサ4a
が、自ノード1aで保有していないデータdβを要求する
為に、第3図に示す如きパケットのヘッダ部Hに要求デ
ータdβのデータ種別情報iβを記入し、データ部Dに
は何も記入せずにデータ要求パケットPを作成し、パケ
ットバッファ33aに蓄積する。送信回路32aは、パケット
バッファ33aに蓄積されたデータ要求パケットPを、通
信路2に送出する。
が、自ノード1aで保有していないデータdβを要求する
為に、第3図に示す如きパケットのヘッダ部Hに要求デ
ータdβのデータ種別情報iβを記入し、データ部Dに
は何も記入せずにデータ要求パケットPを作成し、パケ
ットバッファ33aに蓄積する。送信回路32aは、パケット
バッファ33aに蓄積されたデータ要求パケットPを、通
信路2に送出する。
データ要求パケットPは、通信路2を経由してノード1b
に伝達される。
に伝達される。
ノード1bにおいては、受信回路31bが通信路2から到着
するデータ要求パケットPを受信し、パケットバッファ
33bに蓄積する。
するデータ要求パケットPを受信し、パケットバッファ
33bに蓄積する。
送信回路32bは、パケットバッファ33bに蓄積されたデー
タ要求パケットPを直ちに通信路2に送出する。
タ要求パケットPを直ちに通信路2に送出する。
一方パケットバッファ33bは、データ要求パケットPの
ヘッダ部Hに記入されているデータ種別情報iβを、デ
ータ名検査回路34bに入力する。
ヘッダ部Hに記入されているデータ種別情報iβを、デ
ータ名検査回路34bに入力する。
送信回路32bが、データ要求パケットPのヘッダ部Hお
よび間隔Gを送出し終わる迄に、データ名検査回路34b
は、入力されたデータ種別情報iβをキーデータとして
検索する。
よび間隔Gを送出し終わる迄に、データ名検査回路34b
は、入力されたデータ種別情報iβをキーデータとして
検索する。
検索の結果、データ種別情報iβが存在しなければ、デ
ータ名検査回路34bからは何等出力されない。
ータ名検査回路34bからは何等出力されない。
送信回路32bはパケットバッファ33bに蓄積されているデ
ータ要求パケットPの、ヘッダ部Hおよび間隔Gに続い
て、データ部D(未記入)および誤り制御符号CRCを順
次通信路2に送出する。
ータ要求パケットPの、ヘッダ部Hおよび間隔Gに続い
て、データ部D(未記入)および誤り制御符号CRCを順
次通信路2に送出する。
以下同様にして、データ要求パケットPは通信路2を経
由して各ノード1c乃至1mに伝達され、何れのノード1c乃
至1mも要求データdβを保有していないと、ノード1aか
ら送信された侭の状態でノード1nに伝達される。
由して各ノード1c乃至1mに伝達され、何れのノード1c乃
至1mも要求データdβを保有していないと、ノード1aか
ら送信された侭の状態でノード1nに伝達される。
ノード1nにおいても前述と同様に、データ名検査回路34
nがデータ種別情報iβをキーデータとして検索し、デ
ータ種別情報iβが存在すれば対応するアドレスaβを
連想データとして出力し、データメモリ35nに伝達す
る。
nがデータ種別情報iβをキーデータとして検索し、デ
ータ種別情報iβが存在すれば対応するアドレスaβを
連想データとして出力し、データメモリ35nに伝達す
る。
データメモリ35nは、アドレスaβに格納されている要
求データdβを抽出し、パケットバッファ内に蓄積され
ているデータ要求パケットPのデータ部Dに記入する。
求データdβを抽出し、パケットバッファ内に蓄積され
ているデータ要求パケットPのデータ部Dに記入する。
なお間隔Gは、送信回路32nがデータ要求パケットPの
ヘッダ部Hおよび間隔Gを通信路2に送出し終わる迄
に、データメモリ35nが要求データdβをパケットバッ
ファ33n内に蓄積されているデータ要求パケットPのデ
ータ部Dに記入し終わる如く調整されている為、送信回
路32はデータ要求パケットPのヘッダ部Hおよび間隔G
を通信路2に送出し終ると、続いて要求データdβが記
入されたデータ部Dおよび誤り制御符号CRCを通信路2
に送出する。データ要求パケットPは通信路2を経由し
てノード1aに伝達される。
ヘッダ部Hおよび間隔Gを通信路2に送出し終わる迄
に、データメモリ35nが要求データdβをパケットバッ
ファ33n内に蓄積されているデータ要求パケットPのデ
ータ部Dに記入し終わる如く調整されている為、送信回
路32はデータ要求パケットPのヘッダ部Hおよび間隔G
を通信路2に送出し終ると、続いて要求データdβが記
入されたデータ部Dおよび誤り制御符号CRCを通信路2
に送出する。データ要求パケットPは通信路2を経由し
てノード1aに伝達される。
ノード1aにおいては、受信回路31aが到着したデータ要
求パケットPを受信し、パケットバッファ33aに蓄積す
ると、パケットバッファ33aがデータ要求パケットPの
ヘッダ部Hを検査することにより、自ノード1aから送出
したデータ要求パケットPであることを識別し、更にデ
ータ部Dを検査し、要求データdβが記入されているこ
とを確認し、また誤り制御符号CRCにより誤りが無いこ
とを確認すると、データメモリ35a内に格納し、プロセ
ッサ4aに要求データdβの受信完了を通知する。
求パケットPを受信し、パケットバッファ33aに蓄積す
ると、パケットバッファ33aがデータ要求パケットPの
ヘッダ部Hを検査することにより、自ノード1aから送出
したデータ要求パケットPであることを識別し、更にデ
ータ部Dを検査し、要求データdβが記入されているこ
とを確認し、また誤り制御符号CRCにより誤りが無いこ
とを確認すると、データメモリ35a内に格納し、プロセ
ッサ4aに要求データdβの受信完了を通知する。
なおデータ部Dを検査の結果、要求データdβが記入さ
れていないことが判明した場合には、要求データdβが
何れのノード1にも保持されていないこととなり、プロ
セッサ4aにその旨通知する。なおパケットバッファ33a
が要求データdβの有無を識別する為には、データ部D
内に特定のフラグビットを設ける、或いはデータdβが
未記入の場合には誤り制御符号CRCが誤りを検出する如
く設定する等が考慮されるが、何れの場合にも本発明の
効果は変わらない。
れていないことが判明した場合には、要求データdβが
何れのノード1にも保持されていないこととなり、プロ
セッサ4aにその旨通知する。なおパケットバッファ33a
が要求データdβの有無を識別する為には、データ部D
内に特定のフラグビットを設ける、或いはデータdβが
未記入の場合には誤り制御符号CRCが誤りを検出する如
く設定する等が考慮されるが、何れの場合にも本発明の
効果は変わらない。
更に誤り制御符号CRCによる検査の結果、誤りが検出さ
れた場合には、プロセッサ4aにその旨通知し、前述の要
求データdβの要求処理を再度実行させる。
れた場合には、プロセッサ4aにその旨通知し、前述の要
求データdβの要求処理を再度実行させる。
以上の説明から明らかな如く、本実施例によれば、ノー
ド1aが要求データdβのデータ種別情報iβを記入した
データ要求パケットPを送信すると、要求データdβを
保持するノード1nが、要求データdβをデータ要求パケ
ットPに記入し、再びノード1aに到着する。
ド1aが要求データdβのデータ種別情報iβを記入した
データ要求パケットPを送信すると、要求データdβを
保持するノード1nが、要求データdβをデータ要求パケ
ットPに記入し、再びノード1aに到着する。
なお、第2図乃至第5図はあく迄本発明の一実施例に過
ぎず、例えば要求データdβはノード1nで保有されるも
のに限定されることは無く、他の任意のノード1b乃至1m
で保有される場合にも、本発明の効果は変わらない。ま
た通信路2は各ノード1を環状に接続するものに限定さ
れることは無く、バス状に接続する等他に幾多の変形が
考慮されるが、何れの場合にも本発明の効果は変わらな
い。また各ノード1の通信路2に対するアクセス方式、
並びにパケットのデータ長は、特に限定されるものでは
無い。
ぎず、例えば要求データdβはノード1nで保有されるも
のに限定されることは無く、他の任意のノード1b乃至1m
で保有される場合にも、本発明の効果は変わらない。ま
た通信路2は各ノード1を環状に接続するものに限定さ
れることは無く、バス状に接続する等他に幾多の変形が
考慮されるが、何れの場合にも本発明の効果は変わらな
い。また各ノード1の通信路2に対するアクセス方式、
並びにパケットのデータ長は、特に限定されるものでは
無い。
以上、本発明によれば、前記通信システムにおいて、他
ノードで保有するデータを要求するノードが、データ種
別情報を記入したデータ要求パケットを通信路に送出
し、通信路および他ノードを経由して送信元ノードに転
送されて来たときには、要求データが得られることとな
り、要求データを得る為の通信量は最小限に維持され
る。
ノードで保有するデータを要求するノードが、データ種
別情報を記入したデータ要求パケットを通信路に送出
し、通信路および他ノードを経由して送信元ノードに転
送されて来たときには、要求データが得られることとな
り、要求データを得る為の通信量は最小限に維持され
る。
また各ノードが他ノードが保持するデータ種別を互いに
認識する必要は無く、保持ノードに変更が生じた場合に
各ノードに通知する為の通信も不要となり、更に各ノー
ドは通信路から到着するデータ要求パケットを直ちに通
信路に転送しながら要求データの有無の検索ならびに転
送中のデータ要求パケットのデータ部中への要求データ
の付加を実行するため、当該通信システムの実質的な通
信速度の低下は最小限に維持される。
認識する必要は無く、保持ノードに変更が生じた場合に
各ノードに通知する為の通信も不要となり、更に各ノー
ドは通信路から到着するデータ要求パケットを直ちに通
信路に転送しながら要求データの有無の検索ならびに転
送中のデータ要求パケットのデータ部中への要求データ
の付加を実行するため、当該通信システムの実質的な通
信速度の低下は最小限に維持される。
第1図は本発明の原理を示す図、第2図は本発明の一実
施例によるノードを示す図、第3図は本発明の一実施例
によるデータ要求パケットの構成を示す図、第4図は本
発明の一実施例によるデータ通信方式を示す図、第5図
は本発明の対象となる通信システムの一例を示す図、第
6図は従来あるデータ通信方式の一例を示す図である。 図において、1はノード、2は通信路、3はネットワー
クインタフェース、4はプロセッサ、31は受信回路、32
は送信回路、33はパケットバッファ、34はデータ名検査
回路、35はデータメモリ、100はデータ要求パケット送
出手段、200は要求データ検索手段、CRCは誤り制御符
号、Dはデータ部、dは要求データ、Gは間隔、Hはヘ
ッダ部、iはデータ種別情報、Pはデータ要求パケッ
ト、を示す。
施例によるノードを示す図、第3図は本発明の一実施例
によるデータ要求パケットの構成を示す図、第4図は本
発明の一実施例によるデータ通信方式を示す図、第5図
は本発明の対象となる通信システムの一例を示す図、第
6図は従来あるデータ通信方式の一例を示す図である。 図において、1はノード、2は通信路、3はネットワー
クインタフェース、4はプロセッサ、31は受信回路、32
は送信回路、33はパケットバッファ、34はデータ名検査
回路、35はデータメモリ、100はデータ要求パケット送
出手段、200は要求データ検索手段、CRCは誤り制御符
号、Dはデータ部、dは要求データ、Gは間隔、Hはヘ
ッダ部、iはデータ種別情報、Pはデータ要求パケッ
ト、を示す。
Claims (1)
- 【請求項1】複数種類のデータとその種類を示すデータ
種別情報とを格納する複数のノードが共通の通信路を介
し接続され、1個のノードから送信されるデータ要求パ
ケットが他の総べてのノードを介し送信元ノードに返送
される構成において、各ノードにはデータ要求パケット
送出手段100、要求データ検索手段200、要求データ挿入
手段300、要求データ抽出手段400を備え、データ要求パ
ケットはヘッダ部、間隔及びデータ部を有し、ヘッダ部
はデータ種別情報を、データ部はデータ種別情報に対応
するデータを含み、1個のノードのデータ要求パケット
送出手段よりデータ要求パケットが送出される場合、受
信したノードは直ちにこのパケットの転送を開始すると
共に、要求データ検索手段はヘッダ部のデータ種別情報
に対応するデータ有無の検索を開始し、データ有の場合
には転送中のデータ要求パケットのヘッダ部、間隔に続
くデータ部中に要求データ挿入手段でデータを挿入しう
る如く間隔の時間長が選ばれ、データ要求パケットを最
初に送信したノードが返送されたデータ要求パケットを
受信し、データ部にデータが含まれる場合、要求データ
抽出手段によって抽出されることを特徴とするデータ通
信システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13422886A JPH0671271B2 (ja) | 1986-06-10 | 1986-06-10 | データ通信システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13422886A JPH0671271B2 (ja) | 1986-06-10 | 1986-06-10 | データ通信システム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62290235A JPS62290235A (ja) | 1987-12-17 |
JPH0671271B2 true JPH0671271B2 (ja) | 1994-09-07 |
Family
ID=15123419
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13422886A Expired - Lifetime JPH0671271B2 (ja) | 1986-06-10 | 1986-06-10 | データ通信システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0671271B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2810063B2 (ja) * | 1988-09-28 | 1998-10-15 | 株式会社日立製作所 | 衛生通信システム |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5563426A (en) * | 1978-11-07 | 1980-05-13 | Fujitsu Ltd | Data collection and processing system by loop line |
-
1986
- 1986-06-10 JP JP13422886A patent/JPH0671271B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62290235A (ja) | 1987-12-17 |
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