JPH0671265B2 - 局域内回線網の伝送媒体へのアクセス装置、回線網及びその衝突シミュレーション回路 - Google Patents

局域内回線網の伝送媒体へのアクセス装置、回線網及びその衝突シミュレーション回路

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JPH0671265B2
JPH0671265B2 JP1289835A JP28983589A JPH0671265B2 JP H0671265 B2 JPH0671265 B2 JP H0671265B2 JP 1289835 A JP1289835 A JP 1289835A JP 28983589 A JP28983589 A JP 28983589A JP H0671265 B2 JPH0671265 B2 JP H0671265B2
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クロード・リシヤール
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ブル・エス・アー
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L12/00Data switching networks
    • H04L12/28Data switching networks characterised by path configuration, e.g. LAN [Local Area Networks] or WAN [Wide Area Networks]
    • H04L12/44Star or tree networks

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  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Small-Scale Networks (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 技術的利用分野 本発明は、衝突検出を伴う搬送波試験アクセス方法(CS
MA/CD)を用いるタイプの局域内回線網の伝送媒体への
アクセス装置に係る。より詳細には本発明は、信号の送
信及び受信の双方を行なう伝送媒体が1対の電話機から
成るETHERNETタイプ(ETHERNETは1981年2月6日出願の
XEROX CORPORA-TIONの商標)の局域内回線網に適用され
る。
一般的にデータ伝送回線は、「データ端末装置」(仏語
の略号ETTD、英語の略号DTE)と呼ばれるか、またはよ
り簡単に端末装置もしくはステーションと呼ばれる複数
の装置から構成されている。これらのDETは、伝送シス
テムを介して互いに交信する。この伝送システムは例え
ば、バスアーキテクチャーを有し、2対の電話線(1対
が伝送用、別の1対が受信用)から構成されるかまたは
同軸ケーブルから構成され得る。
局域内回線網は、ステーション間の距離が数メートルま
たは数十メートルから数キロメートルの範囲の狭い区域
(ビル、工場、大学構内、病院)に限定された伝送回線
である。データ伝送は100kbit/秒〜数10Mbit/秒の伝送
速度で行なわれる。
バスアーキテクチャーを有する局域内回線網のステーシ
ョンは唯一つの伝送システム(伝送ラインと呼んでもよ
い)を共有しているので、該ラインでは一度に1つのス
テーションだけが送信を行なうことができることに留意
する必要がある。複数のステーションまたは端末装置は
一般に、ラインが空いてるときに限ってメッセージの送
出を許可する判断手段を備える。このために、好ましい
方法によれば、各端末装置がライン上の信号の有無を常
時監視しており、ライン上にメッセージが存在する場合
には、送信中のステーション以外のステーションではメ
ッセージの送信が許可されない。従って、バスを有する
局域内回線網のアクセス方法の主な目的は、複数ステー
ションからの同時送信に起因するアクセス衝突を防止す
ることである。この方法はCSMAなる略号で公知である。
しかしながらこのような配慮にもかかわらず、ステーシ
ョンがメッセージの送出を命令する時点で別のステーシ
ョンが送信中であるにもかかわらず伝送ライン上のメッ
セージの存在が検出されない場合がある。この種の回線
網においては、特にライン上の信号の伝播に遅延が導入
されるため、「衝突」と呼ばれる上記のごとき状態を完
全に防止することはできない。
言い替えると、所定のステーションにおいて、ステーシ
ョン自体の送信信号と別のステーションから送信された
信号(当該ステーションから見ると受信信号)とが同時
に存在することを衝突と定義している。
上記のごとき欠点を改良するために、一般には、かかる
状態が検出されると送信中のメッセージの送信を中止す
る所謂衝突検出装置が使用されている。衝突検出の結
果、送信が停止され、その後に再度の送信を試みる。伝
送ラインが新たに空いたときに始めて送信が再開され
る。この方法は、略号CSMA/CD(Carrier sense multipl
e acces with collision detection)として知られてい
る。
CSMA/CDタイプの局域内回線網はアメリカ電気電子学会
(Institute of Electrical and Elect-ronic Engineer
s)のIEEE委員会(Comite IEEE)によって規格802.3と
して標準化され、国際標準化機構(ISO)によってISO規
格802.3として採択された。この規格は実質的に以下の
規定を含む。
−DTEは、データ送信器として非作動であるかまたはデ
ータ送信中かである。
−非作動のDTEは、受信器として搬送信号がないことを
検出するかまたは1つもしくは複数の別のDTEからのデ
ータを受信し得る。複数のDTEからのデータが同時に受
信されると(混信状態となって)これらのデータは意味
のないものとなる。これが衝突の発生した場合である。
−送信中のDTEは、受信器として送信が正常に進行して
いる(1つもしくは複数の別のDTEから送信されたデー
タとの衝突がない)ことを検出するかまたは衝突が生じ
たことを検出する。
上記の規格はまた、フレームのフォーマットで規定され
ている。フレームは個別メッセージである。フレーム
は、開始メッセージ及び終了メッセージを含み、また、
クロック、メッセージの宛先ステーションのアドレス、
送信ステーションのアドレス、データの長さ、等を得る
ための同期信号を含むようにされている。謂い替える
と、フレームは、任意のステーションから伝送ラインを
経由して送信される情報の基本ブロックである。
規格802.3は更に、ステーション間の対話を管理するプ
ロトコルを規定している。このプロトコルは種々のステ
ーションへのアクセス規則を規定しており、従ってステ
ーション間の会話を階層化しないで順序付け(配列)す
るシステムを形成する。
現行の実施面では、2つのCSMA/CDタイプの局域内回線
網、即ちETHERNETタイプの局域内回線網とSTARLANタイ
プの局域内回線網とがある。前者のデータ伝送速度は10
Mbit/秒であり後者のデータ伝送速度は1Mbit/秒であ
る。
ETHERNETタイプの局域内回線網は以下の物理的構成を有
する。
正規の伝送媒体は、特性インピーダンス50Ωを有し各末
端に50Ωの端子プラグを有する同軸ケーブルである。各
端末装置は媒体へのアクセス装置(中間アクセス装置)
を介して同軸ケーブルに接続されている。このアクセス
装置は一般に「トランシーバ」と呼ばれている。
基本回線網、即ち基本セグメントはケーブルセグメント
から成り、該ケーブルセグメントに沿ってアクセス装置
への接続素子が分布している。
概して、局域内回線網は複数の基本回線網の集合から成
り、該基本回線網間に中継器が配置されている。中継器
は、1つのケーブルから受信した信号を、該信号の初期
品質を再生して別のケーブルに再送する。複数セグメン
トから成る1つの回線網の動作は、回線網が主セグメン
トと副セグメントとから成り副セグメントの各々が1つ
の中継器または互いに接続された一対の中継器によって
主セグメントに接続されることによって確保される。
STARLANタイプの局域内回線網は以下の物理的構成を有
する。
正規の伝送媒体は送信用及び受信用に各1対の2対の電
話線から成る。
基本回線網は、各々が1対の電話線を介して同一の中央
コア即ちハブに接続された端末装置の集合から成る。こ
の中央コアは、ETHERNETタイプの局域内回線網の中継器
と同じ機能を果たす。即ち、いずれかのステーションか
らの信号を該信号の初期品質を再生しながら各対の電話
線に再送する。従って、各々が1つの中央コアを有する
複数の基本回線網が、別の中央コアによって互いに接続
され所謂局域内回線網が形成される。衝突の検出は各中
央コアの処で行なわれる。
現代の技術的進歩の成果の1つは、電話線対を使用する
ことによって僅か数年前までは不可能であったような10
Mbit/秒またはそれ以上の伝送速度で情報を伝送できる
ようになったことである。また、ETHERNETタイプの局域
内回線網の現在の開発動向は、少なくとも基本回線網の
伝送媒体として同軸ケーブルに代えて2対の電話線を使
用する方向にある。1つの理由は、電話線対が同軸ケー
ブルよりもはるかに廉価なためであり、他の理由は、敷
地内におけるプレ配線が同軸ケーブルのプレ配線よりも
はるかに簡単で廉価なためである。従って、少なくとも
基本回線網に関してはSTARLAN回線網で使用される中央
コアと同じ機能を果たす中央コアが使用される。
従来技術 ETHERNETタイプの局域内回線網の大部分の構成素子は同
軸ケーブルを伝送媒体として使用しているが、2対の電
話線を伝送媒体として使用するETHERNETを局域内回線網
で使用することが要望されている。
このような要望は、同軸ケーブルを使用するETHERNETタ
イプの配線網に使用される集積回路がトランシーバを形
成する場合に特に顕著である。このようなトランシーバ
は例えばNational Semi-conductor(NS)社によって商
品番号DP8392として製造されている。
かかるトランシーバの必須構成素子は、 −トランシーバに対応するステーションから送信された
信号を受信し、(零でない平均値を有する)分極電流の
形態の送信信号を送出する送信電流発生器と、 −対応ステーション以外のステーションから伝送媒体を
介して伝送された(零でない平均値を有する)分極電流
の形態の信号を受信する受信信号発生器と、 −一方で対応ステーションから送信された信号を受信し
他方で別のステーションから送信されたいかなる信号を
も受信し、対応ステーションから受信した信号を分析す
る分析回路とを含み、 前記分析回路は、対応ステーションだけが送信中である
かまたは衝突が存在するかを標示する信号を対応ステー
ションに送出する。対応ステーションから送信された信
号は同軸ケーブルを介して前記分析回路によって受信さ
れる。実際、1つのステーションから送信されるすべて
の電流は端子プラグ内で電圧変換され、この電圧はすべ
てのステーションによって夫々のトランシーバを介して
検出される。従ってこの分析回路は衝突検出回路として
機能する。実際にはこの分析回路は、同軸ケーブルに存
在する信号の電圧の平均値が送信信号の電圧の標準平均
値に等しい所定値を上回るか否かを判断し得る閾値回路
である。
発明が解決すべき課題 互いに物理的に独立した1対の電話線を同軸ケーブルに
代わる伝送媒体として使用する場合、以下の問題が生じ
る。
−伝送媒体は送信ステーションに対応するトランシーバ
に該ステーションの送信信号を返送しない。従って該ス
テーションは、該ステーションの送信信号がトランシー
バによって伝送媒体を介して別のステーションに確かに
伝送されたか否かを確認することができない。
−2対の電話線が互いに独立しているので、ステーショ
ンが送信を行なうときに該ステーション自体の送信信号
は伝送媒体によって該ステーションに返送されないた
め、トランシーバがすべての衝突を検出することができ
ない。各ステーションが衝突を検出できないので、極端
な場合には回線網の同一基本セグメントの各ステーショ
ンが別のステーションと同時に送信を行なう可能性もあ
る。
第1の問題の解決には、STARLANタイプの局域内回線網
と同様に衝突検出器に中央コアを配備する。しかしこれ
は撚り合わせた対をもつETHERNETタイプの回線網の解決
にはならない。
従って本発明の目的は、伝送媒体が2対の電話線から成
るETHERNETタイプの局域内回線網において、構成素子の
一部が同軸ケーブル使用のETHERNET回線網で使用される
トランシーバの構成素子から成るようなトランシーバを
提供することである。従って本発明のトランシーバに必
要な機能は、 −すべての送信ステーションに対して、トランシーバに
よって受信された該ステーションの送信信号が該トラン
シーバによって確かに伝送媒体に伝送されことを常に報
告する、 −すべての送信ステーションに対して、回線網に衝突が
発生したことをCSMA/CD手順によって報告し、該ステー
ションの送信を中断させ、数瞬後にIEEE802.3規格の手
順で送信を繰り返す。
課題を解決する手段 本発明によれば、衝突検出を伴う搬送波試験アクセス方
法を用い複数ステーションを含む局域内回線網の伝送媒
体へのアクセス装置であり、各ステーションが各1つの
アクセス装置に対応し、各アクセス装置が、 対応ステーションから送信された信号を受信し、零でな
い平均値を有する送信電流IEの形態の送信信号を送出す
る送信電流発生器と、 零でない平均値を有する電圧VRの形態で伝送媒体を介し
て伝送された別のステーションからの信号を受信する受
信信号発生器と、 一方で前記ステーションから送信された信号を受信し他
方で回線網の別のステーションから送信された信号を受
信し、対応ステーションに対して、対応ステーションだ
けが送信中であることを標示する信号を送出するか、平
均電圧の絶対値が所定値を上回る信号を受けたときには
衝突が存在することを標示する信号を送出する衝突検出
器を含むアクセス装置であって、 伝送媒体が、送信用及び受信用に各1対の少なくとも2
対の電話線から成り、アクセス装置が、送信信号と受信
信号との物理的重畳ををシミュレートする衝突シミュレ
ーション回路を含み、該衝突シミュレーション回路は、
一方で送信電流IEから得られた第1送信電圧UE他方で受
信信号VRを受信し、衝突検出器に対して、対応ステーシ
ョンだけが送信中であることを標示する第2送信電圧VE
を送出するか、または対応ステーションが送信中でない
ときは伝送媒体からの受信信号VRを送出するか、または
対応ステーションに送信信号と受信信号とが同時に存在
するときは第1送信電圧UEから得られた衝突シミュレー
ション信号VCを送出するように構成され、シミュレーシ
ョン信号の平均値は、衝突検出器が対応ステーションに
衝突信号を送出できるような値であり、 前記衝突シミュレーション回路が、 対応ステーションのすべての送信を検出し、第1送信電
圧UEを受信し、対応ステーションが送信中であることを
標示する第1バリデーション信号SPEを送信する検出回
路と、 受信電話線対によって伝送された受信信号VRを受信し、
受信信号が存在することを受信対に標示する第2バリデ
ーション信号SPRを送信する受信信号回路と、 第1入力に第1送信電圧UEを受信し第2入力に第2バリ
デーション信号SPRを受信し、対応ステーションだけが
送信仮名であるときの第2送信電圧VEまたは衝突のシミ
ュレーション信号VCを出力に送出する送信電圧のアダプ
タ回路と、 第1及び第2のバリデーション信号SPE,SPRと、受信信
号VRと、第2送信電圧VEまたは衝突シミュレーション信
号VCとを受信し、対応ステーションが送信中でないとき
の受信信号VR、対応ステーションだけが送信中であると
きの第2電圧VE、または衝突シミュレーション信号VCを
伝送するマレチプレクサとを含むことを特徴とする局域
内回線網の伝送媒体へのアクセス装置が提供される。
更に本発明によれば、衝突検出を伴う搬送波試験アクセ
ス方法を用い伝送媒体を介して交信する複数ステーショ
ンを含む局域内回線網の衝突シミュレーション回路であ
り、ステーションの送受信信号が零でない平均値を有す
る電圧UE,VRの形態であり、回線網が、第1ステーショ
ンからの送信信号と別のステーションからの送信信号と
を少なくとも受信し、第1ステーションだけが送信中で
あることを標示する信号を送出するか、または平均電圧
の絶対値が所定値を上回る信号を受けたときは衝突が存
在することを標示する信号を送出する少なくとも1つの
衝突検出器を含む衝突シミュレーション回路であって、
伝送媒体が、送信用及び受信用に各1対の2対の電話線
から構成され、前記衝突シミュレーション回路が、第1
ステーションからの第1送信電圧UEと第2ステーション
からの第2送信電圧を受信し、衝突検出器に対して、第
1ステーションだけが送信中であることを標示する第2
送信電圧VEを送出するかまたは第2ステーションが送信
中であることを標示する第2電圧を送出するか、または
第1電圧UEと第2電圧VRとが同時に存在するときに第1
送信電圧UEから得られる衝突シミュレーション信号VCを
送出し、シミュレーション信号の平均値は、衝突検出器
が対応ステーションに衝突信号を送出できるような値で
あり、 前記衝突シミュレーション回路が、 対応ステーションのすべての送信を検出し、第1送信電
圧UEを受信し、対応ステーションが送信中であることを
標示する第1バリデーション信号SPEを送信する検出回
路と、 受信電話線対によって伝送された受信信号VRを受信し、
受信信号が存在することを受信対に標示する第2バリデ
ーション信号SPRを送信する受信信号回路と、 第1入力に第1送信電圧UEを受信し第2入力に第2バリ
デーション信号SPRを受信し、対応ステーションだけが
送信中であるときの第2送信電圧VEまたは衝突のシミュ
レーション信号VCを出力に送出する送信電圧のアダプタ
回路と、 第1及び第2のバリデーション信号SPE,SPRと、受信信
号VRと、第2送信電圧VEまたは衝突シミュレーション信
号VCとを受信し、対応ステーションが送信中でないとき
の受信信号VR、対応ステーションだけが送信中であると
きの第2電圧VE、または衝突シミュレーション信号VCを
伝送するマレチプレクサとを含むことを特徴とする局域
内回線網の衝突シミュレーション回路が提供される。
更に本発明によれば、搬送波検出及び衝突検出(CSMA/C
D)を伴う多重アクセスにより、複数のステーションを
有する局域内回線網の伝送媒体に一つのステーションを
接続するためのアクセス装置であって、該伝送媒体が第
1及び第2のツイストペア電線からなり、前記第1ツイ
ストペア電線が接続されたステーションから回線網の他
のステーションに情報を送るために用いられ、前記第2
のツイストペア電線が回線網の他のステーションから前
記接続されたステーションへの情報を受け取るために用
いられ、前記アクセス装置が、前記接続されたステーシ
ョンから送られた信号を受信するとともに、ゼロでない
平均値を有する送信信号を前記伝送媒体に送出する手段
を具備した送信電流発生手段と、 少なくとも一つの他のステーションからの信号を前記伝
送媒体を介して受信するための第1の手段と、 前記送信電流発生手段から送られる前記送信信号を受信
するための第2の手段及び前記第1の手段からの受信信
号を受信するための第3の手段を有する衝突発生手段と
を備えており、 前記送信信号は、前記接続されたステーションが送信中
であるか否かを示しており、前記受信信号は、他のステ
ーションが送信中であるか否かを示しており、 前記送信及び受信信号の重なりの平均値を表す平均電圧
を有する出力信号を提供すべく前記衝突発生手段が前記
送信及び受信信号に応答し、 該アクセス装置が更に、前記送信信号を受信するための
手段、前記衝突発生手段により提供される前記出力信号
を受信するための手段、及び衝突信号を発生すべく前記
出力信号に応答する手段を有する衝突検出手段を備えて
おり、該出力信号に応答する手段が前記衝突信号を前記
接続されたステーションに送出する手段を有しており、
前記衝突信号は、前記送信信号の平均値の絶対値が所定
の値の超えた時に衝突を表すことを特徴とする局域内回
線網の伝送媒体へのアクセス装置が提供される。
本発明の別の特徴及び利点は添付図面に示す非限定実施
例に基づく以下の記載より明らかにされるであろう。
本発明のトランシーバの構造及び動作をより十分に理解
するために、2対の電話線を伝送媒体として使用するET
HERNETタイプ局域内回線網及びトランシーバの構造及び
動作を第2図、第3図及び第4図に基づいていくつか確
認しておく。
まず、第2図を参照する。
第2図は、ETHERNETタイプの局域内回線網RLEに所属す
る基本セグメントSE1を示す。このセグメントSE1は複数
のステーションS1,S2,...,Si等を有し、これらのステー
ションにトランシーバTRC1,TRC2,...,TRCi等が夫々対応
する。各ステーションは伝送ラインを介して対応トラン
シーバに接続されている。従って、ステーションS1,S
2,...,Si等は、伝送ラインL1,L2,...,Li等を介してトラ
ンシーバTRC1,TRC2,...,TRCi等に接続されている。これ
らの伝送ラインは例えば1対の送信線と1対の受信線と
1対の衝突検出線とトランシーバにDC電圧を給電する1
対の給電線とを含む。トランシーバTRC1〜TRCiの各々
は、IEEE802.3に定義された規格で「15接点プラグ」と
も呼ばれる接続プラグPRA1〜PRAiを介して対応する伝送
ラインL1〜Liに接続されている。
トランシーバTRC1,TRC2,...,TRCi等は送信用及び受信用
に各1対の2対の電話線を介して中央コアHUBに接続さ
れている。例えば、トランシーバTRC1は送信対PE1及び
受信対PR1を介して中央コアHUBに接続されている。同様
に、トランシーバTRC2は2つの対PE2,PR2を介して中央
コアHUBに接続されている。トランシーバTRCiは2つの
対PEi及びPRiを介して中央コアに接続されている。PE1
のごとき1対の送信用電話線が1対の受信用電話線PR1
から物理的に独立していることに留意されたい。これ
は、一方の対に送出される信号が他方の対によって検出
されないことを意味する。各トランシーバにおいて、2
対の電話線は所謂「モジュール式ジャック」と呼ばれる
規格ISO8877のプラグを介してトランシーバに接続され
ている。これらのプラグは第2図にMJ1,MJ2,...,MJiと
して示されている。
中央コアHUBの主要な機能は、種々のステーションから
の信号を回収し、その形状を再生(検波復調)し、増幅
し、別のステーションに送出することである。
上記のごとき局域内回線網RLEの基本セグメントSE1は、
接続手段RACを介してケーブルCOAXのごとき伝送媒体に
接続された中央コアHUBを介して別のセグメント例えば
セグメントSEi,SEj,...,等に接続されている。
次に、同軸ケーブルを用いたETHERNET回線網で使用され
る従来技術のトランシーバTRCを示す第3図について説
明する。トランシーバTRCはトランシーバTRC1〜TRCiが
夫々の対応ステーションS1〜Siに接続されているのと同
様に対応ステーションに接続されている。
かかるTRCは、 −変成器アセンブリTR1,TR2,TR3と、 −集積回路CIEとを含む。
変成器TR1〜TR3はプラグPRA1〜PRAiと同様の15接点プラ
グPRと集積回路CIEとの間に配置されている。
該集積回路CIEは、同軸ケーブルCOAXに接続された3つ
の出力端子TX,TC,RX(2つの出力端子TC及びRXは互いに
接続されている)を含み、判り易いように第3図では同
軸ケーブルCOAXは等価電気回路図、即ち並列配置された
2つの特性インピーダンスZ1,Z2(実質的にオーミッ
ク)の集合で示している。これらの2つの特性インピー
ダンスZ1,Z2に等価の抵抗はReqで示されている。2つの
特性インピーダンスZ2,Z2に共通の端子の1つはアース
Mに接続され、他方の共通端子は集積回路CIEの3つの
出力端子TX,TC,RXに夫々接続されている。
変成器TR1〜TR3は電気絶縁のために使用されている。即
ち該変成器の目的は、一方ではステーション−媒体のア
センブリから人体を防護し、他方では主としてDC電圧給
電線ALIMの存在に起因する伝送ラインの過電圧から集積
回路CIEを保護することである。該DC電圧は集積回路CIE
の構成回路の各々に給電する。
集積回路CIEは −送信電流発生器GCEと、 −バリデーション回路CV1と、 −アンドゲートANDと、 −タイミング回路JABと、 −ステーションに対応する変成器TRCの衝突検出動作が
良好であることを標示する信号のトリガ回路CTと、 −衝突発生器GENCと、 −閾値検出器COMPARと、 −増幅器AMPと、 −受信信号発生器GSRと、 −第2バリデーション回路CV2とを含む。
送信ステーションSが送信信号TXDを送出すると想定す
る。該信号の電圧(第4図参照)は正の振幅Aと負の振
幅−Aの間で変動する。該信号が時点t1とt′1との間
に送信されると想定する。該信号TXDは変成器TR1によっ
て送信電流発生器GCEと第1バリデーション回路CV1との
双方に伝送される。該バリデーション回路は信号TXDに
応答して、時点t1とt′1との間に論理1に等しいバリ
デーション論理信号SQ1を送信する。該信号はアンドゲ
ートANDの入力の1つに伝送される。更に、この同じ信
号SQ1はタイミング回路JABに送出され、該回路は該信号
に応答して20ミリ秒に等しい完全に一定の時間中は論理
1に等しい信号を送信する。該信号JBはアンドゲートAN
Dの第2端子に送出される。アンドゲートANDの出力信号
が論理1に等しいとき(即ち信号TXDの送信持続時間、
即ちバリデーション信号SQ1が20ミリ秒より短いと
き)、送信電流発生器GCEは時点t2とt′2との間に出
力端子TXに送信電流IEを送信する。この送信電流IEは零
でない平均値Ipを有する。即ち、この送信電流IEは電流
量Ipの分極電流と矩形波のデータ送信電流Idとの和に等
しい。従って、 IE=Ip+Id〔但し、Idは実際には例えば±45mAに等しく
Ipは−45mAに等しい〕である。従って、電流IEの電流量
は送信フレームのデータビットの値次第で0に等しいか
または−90mAに等しい。その平均値は−45mAである。
バリデーション信号SQ1はトリガ回路CTに送出される。
該トリガ回路は、バリデーション信号SQ1が論理0に低
下する時点t′1より後の時点t′5〔但し、t′5−
t′1=Δt(Δtは実際には1マイクロ秒に等し
い)]発生器GENCの動作をトリガし、該発生器は1マイ
クロ秒に等しい持続時間の10MNzに等しい周波数の方形
信号の形態の信号HBを送信する。該信号は変成器TR2に
送出され、該変成器は該信号をプラグPR及びラインLを
介してステーションに再伝送する。該信号はステーショ
ンSの送信信号がトランシーバによって確かに受信され
衝突発生器が正確に動作していることをステーションS
に標示する。
集積回路CIEの端子RXでは同軸ケーブルCOAXのステーシ
ョンS以外のステーションから送信された受信信号VRが
回収される。該信号は、零でない平均値を有する電圧Vm
の形態である(第4図参照)。該電圧はステーションS
以外のステーションからデータフレーム(前記参照)の
形態で送出された受信信号の0または1に等しいビット
に対応する矩形波信号の形態である。受信信号VRが時点
t3とt′3との間に受信されると想定する。この信号は
また、バリデーション回路CV2に送出され、該回路は時
点t3とt′3との間に論理1に等しい信号SQ2を送出す
る。バリデーション回路CV1によって送信される信号SQ2
は受信信号発生器GSRに送出され、該発生器は信号SQ2が
存在するとき即ち論理1に等しいときに限ってVRに等し
い信号RXDを変成器TR3に伝送する。バリデーション回路
CV2の存在、即ちバリデーション信号SQ2の出力は、発生
器GSRが変成器TR3に寄生信号を伝送すること、従って対
応ステーションに伝送することを阻止するために必要で
なる。即ち、送信信号が存在しないときで同軸ケーブル
に寄生信号だけが存在するときは信号SQ2が論理0に維
持され、この結果GSRはこれらの寄生信号を変成器TR3に
伝送しない。
同軸ケーブルCOAXにステーションSからの送信信号とS
以外のステーション(例えばSj)からの受信信号VRとが
同時に存在するときは、集積回路CIEの端子TCで電圧: VC=VE+VR (1) 〔但し、VE=Req×IE=Req×(Ip+Id1) (2) (但し、IE=Ip+Id1)、及び、 VR=Req×IR=Req×(Ip+Id2) (3) (但し、IR=Ip+Id2)〕 が収集される。
従って、最小値は、 VC=Req×2Ipである。
電圧VCは増幅器AMPに送出され、該増幅器は該電圧を閾
値検出器COMPARに送出する。
検出器COMPRの閾値電圧VSを、 Vs=G×Req×Ip〔但し、Gは増幅器AMPの増幅係数〕と
規定すると、衝突が存在する場合には利得Gで増幅され
た信号VCの最小値は閾値電圧より高い値の2G×Req×Ip
に等しい。
この場合、閾値検出器COMPARは、例えば論理1に等しい
信号を衝突発生器GENCに送出し、該発生器は衝突が生じ
た時点t3に周波数10MHzの方形信号CDTを変成器TR2に送
信する。該変成器は該信号をステーションSに伝送し、
衝突が消滅する時点t′2まで維持する。ステーショ量
Sは該信号を受信すると、衝突を理解し、メッセージの
伝送を再度試みるために所定時間待機する前に、IEEE80
2.3規格によって規定された正規手に従って、ある時間
中は妨害データ(donnees de brouillage)を送信す
る。
留意すべきは、S以外のステーションからの送信信号VR
が全く存在しない場合には、トランシーバTRCの端子RX
は(TCに接続されているので)、該トランシーバの固有
の送信電流に対応する電圧VEを受信する。従ってステー
ションSは、GSRによって伝送される信号RXDに基づい
て、トランシーバTRCがステーションの送信信号TXDに対
応する送信信号を同軸ケーブルに確実に送出したこと、
従ってトランシーバが正しく動作していることを検証す
る。
増幅器AMPと閾値検出器COMPARと衝突発生器GENCとから
構成されたアセンブリは衝突検出器DETCOLを構成する。
集積回路CIEの構造及び動作に関してはNational Semico
nductors社の集積回路DP.8392に関する技術説明書に十
分に記載されている。
本発明のアクセス装置の詳細な説明 ステーションSに対応する本発明のトランシーバTRC1を
第1図に基づいて以下に説明する。
該トランシーバは第3図と同様のアナログ集積回路CIE
とステーションの送受信信号との物理的重畳をシミュレ
ートする衝突シミュレーション回路SIMCIとを含む。
衝突シミュレータとも呼ばれる衝突シミュレーション回
路SIMCIは、集積回路CIEの送信電流発生器GCEによって
送出される電流IEから得られた第1送信電圧UEを受信す
る。更に、回線網の第2ステーションSjからの受信信号
の電圧VRを受信する。
該衝突シミュレータSIMCIは3つの主要機能を果たす。
(1)ステーションSだけが送信中であるとき、衝突シ
ミュレータは送信電流IEに対応する第2送信電圧VEを集
積回路CIEの端子RX及びTCに再送する。該電圧VEの平均
値VEaは第1電圧UEの平均値UEaよりも小さい絶対値を有
する。従って、増幅器AMPによる増幅後に閾値電圧VSよ
り小さい値になる。即ち、 |GxVEa|<|VS|である。実際、VSに対応する増幅器の入
力電圧即ちVS/Gが約−1.5ボルトのとき、約−1ボルト
のVEaの値を選択する。従って、衝突シミュレーション
回路SIMCIは集積回路CIEを介してステーションの送信信
号を再度ループさせる。第3図の従来技術においてはこ
の機能を局域内回線網の同軸ケーブルCOAXが果たしてい
た。
(2)ステーションSが送信せず受信対PRに受信信号が
存在するとき、受信信号の電圧VRは衝突シミュレーショ
ン回路SIMCIによって集積回路CIEの端子TC及びRXに伝送
される。
(3)ステーションSが回線のいずれかのステーション
と同時に送信中のとき、第1送信電圧UEと受信電圧VRと
が衝突シミュレーション回路SIMCIの入力端子に同時に
存在する。シミュレーション回路は端子TC(及び同様に
端子RX)に、第2電圧VEと同様の形状でより高い平均値
(絶対値)を有する信号V′Cを送出する。従って、シ
ミュレーション回路は、シミュレーション回路が送受信
信号の物理的重畳を実行しなかったにもかかわらずこれ
らの信号の重畳による合成信号が得られたという印象を
集積回路CIE(該回路の衝突検出器DETCOL)に与える。
この場合、受信信号VRは検出されないので集積回路CIE
に伝送されないが集積回路は回路DETCOLを介して衝突を
検出する。その理由はAMPによる増幅後の電圧V′Cが
閾値電圧VSを(絶対値で)上回るからである。従って、
回路SIMCIは送受信信号の物理的重畳をシミュレートす
ると理解してよい。記載の好適実施例においてはV′C
=UEである。従ってV′Cは衝突シミュレーション信号
である。
第1図はまた衝突シミュレーション回路SIMCIの主要構
成素子を示す。
これらの種々の素子は、 −送信信号の検出回路DEIと、 −受信信号の検出回路DRIと、 −送信信号の電圧のアダプタ回路ATEIと、 −マルチプレクサ素子MPXIと、 −送受信検出回路とから成る。即ちDEIとDRIとの構造は
ほぼ等しい。これらは例えばMOTOROLA社の商品番号1011
6という2つの素子から成る従来の閾値検出装置から形
成される。かかる検出器はまたETHERNETのBlue Bookに
も記載されている(XEROX、INTEL及びDECによって製造
された局域内回線網ETHERNETの変形)。
DEI回路は第1送信電圧UEを受信し、送信存在信号SPEを
送出する。この信号はマルチプレクサMPXIの端子1に送
出される。
第1電圧UEは2つの抵抗R1及びR2から成るレベルアダプ
タADNIVI(第1図)に電流IEを送出することによって得
られる。
R1の端子の1つは発生器GCEの出力に接続され、R1〜R2
の共通端子は回路CSDI、FILTIを介して、後述するごと
く変成器TRI1を介して送信対に接続されている。R2の第
2端子はアースされている。
R1及びR2が夫々27Ω及び33Ωに等しい値に選択されてい
るこの実施例において、平均値 UEa=(R1+R2)IEa 〔但し、IEの平均値IEaは約−45mA〕 は−2.7ボルトである。
また、受信信号VRが存在するとき、受信信号検出器DRI
は信号SPRを送出し、この信号はマルチプレクサMPXIの
端子2及び送信電圧アダプタ回路ATEIの端子6に送出さ
れる。
送信電圧アダプタ回路ATEIは端子7に第1送信電圧UEを
受信する。該回路は、トランシーバTRC1に対応するステ
ーションSだけが送信中のときは第2送信電圧VEに等し
い信号を端子Sに送出し、ステーションSが回線網のい
ずれかのステーションと同時に送信中のときは信号V′
Cを送出する。信号VEまたはV′CはマルチプレクサMP
XIの端子3に送出される。
マルチプレクサはまた端子4に受信信号VRを受信し該信
号を端子5を介して集積回路CIEの端子RX及びTCに送出
する。該信号VRはステーションSが送信中でないときに
限って伝送される。
SIMICI回路の動作を以下に詳述する。
第1の場合 ステーションからメッセージが送信中であり、従って発
生器GCEから送信電流IEが発生するが回線網の他のステ
ーションは送信中でない。この場合、送信検出回路DEI
はマルチプレクサMPXIに信号SPEを送出し、該マルチプ
レクサは更にアダプタ回路ATEIからの第2電圧VEを端子
3に受信する。マルチプレクサMPXIは端子5を介して第
2電圧VEを集積回路CIEの端子RX及びTCに伝送する。
第2の場合 ステーションSは送信中でないが受信対PRに別のステー
ションから送信された受信信号が存在する。信号VRはマ
ルチプレクサMPXIの端子4に送出され、該マルチプレク
サの端子2は受信存在信号SPRを受信する。これらの条
件下にマルチプレクサMPXIは端子5を介して集積回路CI
Eの端子RX及びTCに受信信号VRを伝送する。
第3の場合 ステーションSが回線網の別のステーションと同時にメ
ッセージを送信中である。従って受信対PRに受信信号が
存在する。送信存在信号SPE及び受信存在信号SPRはマル
チプレクサMPXIの端子1,2に送出され、該マルチプレク
サは端子3に送信電圧アダプタ回路ATEIから信号V′C
を受信し、端子4に信号VRを受信する。アダプタ回路AT
EIは更に端子6に信号SPRを受信する。マルチプレクサM
PXIは端子RX及びTCに信号VRを伝送しない。逆に、端子
5及び端子RX,TCを介して信号V′Cがマルチプレクサ
に伝送され、従って回路DETCOLが衝突を検出し得る。
第5図は衝突シミュレーション回路SIMCIの特定実施
例、特に電圧アダプタ回路ATEI及びマルチプレクサMPXI
の特定実施例を示す。
送信電圧アダプタ回路ATEIは抵抗R6,R7のディバイダブ
リッジと抵抗R6に並列に接続されたアナログスイッチCO
MI4とから形成される。R6及びスイッチCOMI4に共通の端
子は回路ATEIの入力7を構成し、R6,R7及びCOMI4に共通
の端子はマルチプレクサMPXIの入力3に接続された出力
8を構成する。COMI4の開閉制御端子は回路ATEIの入力
端子6を構成する。
マルチプレクサMPXIは3つのアナログスイッチCOM1,COM
2,COM3、ダイオードDIODI及び抵抗R5を含む。
スイッチCOMI1〜COMI4は互いに等しいアナログスイッチ
であり、例えばSGS-THOMSON社またはR.C.A.社のスイッ
チ74HC40664Vである。
スイッチCOMI1の一方の端子はマルチプレクサMPXIの入
力3を構成し、他方の端子は出力5を構成する。スイッ
チCOMI1及びCOMI3の開閉制御端子はマルチプレクサの入
力1に接続されている。
従ってスイッチCOMI1の開閉は入力1に送出された信号S
PEによって制御される。
マルチプレクサの出力5は集積回路CIEの端子RX及びTC
に接続されている。これらの2つの端子は抵抗R4及び容
量C4によって形成された回路によって減結合されてい
る。
COMI2の端子の1つは入力4を構成し従って受信信号VR
を受信する。COMI2の第2端子はマルチプレクサの出力
5に接続されている。COMI2の開閉制御端子9は一方で
ダイオードDIODIのアノードに接続されており、該ダイ
オードのカソードはマルチプレクサの出力2に接続され
従って信号SPRを受信する。ダイオードDIODIのアノード
は更にスイッチCOMI3の端子10及びCOMI3の負荷抵抗R5の
一方の端子に接続され、該抵抗の他方の端子はアースさ
れている。スイッチCOMI3の他方の端子11は、この好適
実施例では−9ボルトに等しい負電圧−Vに接続されて
いる。
本発明の1つの好適実施例においては、送信信号UEまた
は受信信号VRが存在するときは信号SPEまたはSPRが0ボ
ルトに等しく逆の場合には−9ボルトに等しい。
更に、スイッチCOMI1〜COMI4は、夫々の開閉制御端子が
電圧0ボルトになると閉じ、−9ボルトの負電圧になる
と開く。
電圧アダプタ回路ATEI及びマルチプレクサMPXIの動作を
以下に詳細に説明する。これらの動作には以下のごとき
4つの場合が存在する。
第1の場合 回線網でステーションSだけが送信中である。従って受
信対に受信信号は存在しない。開閉制御端子6に−9ボ
ルトに等しい電圧の信号SPRを受信したスイッチCOMI4は
開いた状態である。逆に、制御端子1に電圧0ボルトの
信号SPEを受信する2つのスイッチCOMI1及びCOMI3は閉
鎖している。COMIが閉鎖するとスイッチCOMI2が開いた
状態に維持され、集積回路CIEは受信ラインに存在する
不測の寄生信号を受信しない。アダプタ回路は、閉じた
スイッチCOMIを介して回路CIEの端子RX及びTCに電圧VE
を送出する。COMI4が開いているのでR7の端子られる電
圧VEは式 VE=(R7/(R6+R7)×UE で算出される。従って、R6=820Ω及びR7=510Ωの記載
の実施例では、 VEa=62.7×(510×1330)=−1V である。
第2の場合 ステーションSは送信中でなく回線網の別のステーショ
ンが送信中である。従って、スイッチCOMI2の端子4に
受信信号VRが存在する。信号SPRが励起される。この信
号は電圧0ボルトである。この信号の存在の結果、COMI
4が閉じる。スイッチCOMI1及びCOM3は開いた状態であ
る。端子9は実際に電位0ボルトであり、このためスイ
ッチCOMI2が閉じる。従って、受信信号VRは回路CIEの端
子RX及びTCに伝送される。
第3の場合 ステーションSと回線網の別のステーションとが同時に
送信中である。スイッチCOMI4が閉じるが、ススイッチC
OMI1及びCOMI3も閉じる。これらの後者のスイッチの閉
鎖によってスイッチCOMI2は開いた状態に維持される。
スイッチCOMI4が閉じているので抵抗R6が短絡する。従
って抵抗R7の端子に第1電圧UEが再度出現する。回路AT
EIはUEに等しい信号V′Cを送出し、該信号はスイッチ
COMI1を介して端子RX及びTCに送出され、この結果衝突
が検出される(上記参照)。また回路DETCOLを介して衝
突を検出するために回路ATEIによって送出される信号の
電圧の平均値を修正してもよい。
従って本発明によれば、回線網の何処かの場所で送受信
信号の重畳によって衝突が物理的に実現することなく衝
突を検出することが可能である。
第4の場合 回線網で送信中のステーションはない。スイッチCOMI4,
COMI1,COMI3及びCOMI2は開いた状態であり、ダイオード
DIODIのアノードはR5を通してアースにクランプされた
ままとなる。端子RXはR4-C4によってアースに対して負
荷され、該端子には絶対の定常状態が保持される。
シミュレーション回路SIMCI以外の本発明のトランシー
バの別の特徴を示す第1図を再度参照する。
トランシーバを介して送受信電話線対に過電圧が伝送さ
れないように、トランシーバに変成器TR1,TR2を配備す
る。該変成器の出力は送信対PE及び受信対PRに夫々接続
されている。
送信電流IEが分極されているので変成器TR1を電圧励起
する必要があり、電流IEは、零でない平均値Vpを有する
バイアス電圧U′Eを送信するレベルアダプタADNIVIに
送出される。
変成器の一次コイルが電圧U′Eによって飽和されその
結果として信号の交番が発生することを阻止したいとき
には、零でない平均値を有する電圧によって該一次コイ
ルを励起する必要がある。従って、バイアス消去回路CS
PIを介して−Vpに等しい値の反対極性(contrepolariza
tion)のDC電圧を電圧U′Eに付加する。このバイアス
消去回路CSPIは実際には差動増幅器であり、その1つの
端子が平均値Vpの電圧に等しい閾値電圧に接続されてい
る。従ってこの差動段は出力信号U′Eの平均値−Vpと
反対極性の等しい電圧とを加算する機能を果たす。回路
SPIはNational Semiconductors社の回路ECL10192を用い
て製造できる。
この回路はステーションによる送信が存在するときに限
って動作の妥当性検査を実行する信号SPEによって制御
される。
バイアス消去回路CSPIと変成器TRI1の一次コイルとの間
にフィルタFILTIを配備する。該フィルタは極めて高い
周波数の信号即ち送信信号線の両端(flanc)に存在す
る送信信号の基本波の高調波を遮断する。実際、回路EC
L10192は送信信号を構成する種々のビット波形の立ち上
がり及び立ち下がりを極めて急激に切換えるので高い周
波数の高調波が生じる。従って、回路CSPIの出力の直後
でこれらを排除する必要がある。
第1図から明らかなごとく、回路FILTIは例えば変成器
の一次コイルに直列に配置された2つのインダクタンス
L1,L2と並列配置された2つのコンデンサC1,C′1とか
ら構成される。
回路CIEの受信信号発生器GSRは零でない平均値を有する
信号VRを待ち、受信電話線対PRに回線網のどこかのステ
ーションから送出された受信信号が零でない平均値をも
つときは受信信号にバイアス電圧を付加する必要があ
る。これは、受信対PRに存在する受信信号SRにバイアス
信号を付加するバイアス回路POLARIによって実行され
る。このバイアス回路POLARIは給電回路ALIMIから簡単
に構成され、例えば第1図の実施例では−0.8ボルトに
等しい電圧HIを送出する。給電回路ALIMIの端子に減結
合C2を配置する。抵抗R3及び容量C3から形成される高周
波フィルタ回路を変成器の二次コイルに並列に配置す
る。この整流機能によって信号VRを送出し得、該信号の
種々のビットが集積回路CIEの回路GSRによって完全に利
用される。本発明によれば、各ステーションには、同じ
中央コアに接続されている他のステーションの送信信号
が時間遅延を伴わずに送られるので、同じ中央コアに接
続されているステーション同士の信号の衝突の検出及び
防止が可能になる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明による伝送媒体として2対の電話線を
使用するETHERNETタイプの局域内回線網のステーション
に対応するトランシーバの説明図、第2図は伝送媒体と
して2対の電話線を使用するETHERNETタイプの局域内回
線網の基本セグメントの構成を示す概略図、第3図は伝
送媒体として同軸ケーブルを使用する従来技術のETHERN
ETタイプの局域内回線網に使用されるトランシーバの概
略機能図、第4図は第2図のトランシーバによって送受
信される種々の信号の時間図、第5図は本発明のトラン
シーバの衝突シミュレーション回路の特定実施例の説明
図である。 TRC……トランシーバ、PE,PR……伝送媒体、S……ステ
ーション、GCE……送信電流発生器、GSR……受信電流発
生器、DETCOL……衝突検出器、SIMCI……衝突シミュレ
ーション回路、DEI……検出回路、DRI……信号受信回
路、ATEI……アダプタ回路、MPXI……マルチプレクサ、
COMI……スイッチDIODI……ダイオード。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】衝突検出を伴う搬送波試験アクセス方法を
    用い複数ステーションを含む局域内回線網の伝送媒体へ
    のアクセス装置であり、各ステーションが各1つのアク
    セス装置に対応し、各アクセス装置が、 対応ステーションから送信された信号を受信し、零でな
    い平均値を有する送信電流IEの形態の送信信号を送出す
    る送信電流発生器と、 零でない平均値を有する電圧VRの形態で伝送媒体を介し
    て伝送された別のステーションからの信号を受信する受
    信信号発生器と、 一方で前記ステーションから送信された信号を受信し他
    方で回線網の別のステーションから送信された信号を受
    信し、対応ステーションに対して、対応ステーションだ
    けが送信中であることを標示する信号を送出するか、平
    均電圧の絶対値が所定値を上回る信号を受けたときには
    衝突が存在することを標示する信号を送出する衝突検出
    器を含むアクセス装置であって、 伝送媒体が、送信用及び受信用に各1対の少なくとも2
    対の電話線から成り、アクセス装置が、送信信号と受信
    信号との物理的重畳をシミュレートする衝突シミュレー
    ション回路を含み、該衝突シミュレーション回路は、一
    方で送信電流IEから得られた第1送信電圧UE他方で受信
    信号VRを受信し、衝突検出器に対して、対応ステーショ
    ンだけが送信中であることを標示する第2送信電圧VEを
    送出するか、または対応ステーションが送信中でないと
    きは伝送媒体からの受信信号VRを送出するか、または対
    応ステーションに送信信号と受信信号とが同時に存在す
    るときは第1送信電圧UEから得られた衝突シミュレーシ
    ョン信号VCを送出するように構成され、シミュレーショ
    ン信号の平均値は、衝突検出器が対応ステーションに衝
    突信号を送出できるような値であり、 前記衝突シミュレーション回路が、 対応ステーションのすべての送信を検出し、第1送信電
    圧UEを受信し、対応ステーションが送信中であることを
    標示する第1バリデーション信号SPEを送信する検出回
    路と、 受信電話線対によって伝送された受信信号VRを受信し、
    受信信号が存在することを受信対に標示する第2バリデ
    ーション信号SPRを送信する受信信号回路と、 第1入力に第1送信電圧UEを受信し第2入力に第2バリ
    デーション信号SPRを受信し、対応ステーションだけが
    送信中であるときの第2送信電圧VEまたは衝突のシミュ
    レーション信号VCを出力に送出する送信電圧のアダプタ
    回路と、 第1及び第2のバリデーション信号SPE,SPRと、受信信
    号VRと、第2送信電圧VEまたは衝突シミュレーション信
    号VCとを受信し、対応ステーションが送信中でないとき
    の受信信号VR、対応ステーションだけが送信中であると
    きの第2電圧VE、または衝突シミュレーション信号VCを
    伝送するマレチプレクサとを含むことを特徴とする局域
    内回線網の伝送媒体へのアクセス装置。
  2. 【請求項2】送受信検出回路が閾値検出回路であること
    を特徴とする請求項1に記載のアクセス装置。
  3. 【請求項3】電圧アダプタ回路が、第1抵抗と第2抵抗
    と第1抵抗に並列に接続されたアナログスイッチとから
    構成されたディバイダブリッジから形成され、前記アナ
    ログスイッチの開閉は第2バリデーション信号によって
    制御され、第1抵抗の端子の1つが第1入力を構成し、
    2つの抵抗及びアナログスイッチに共通の端子が、第2
    送信電圧または衝突シミュレーション信号を受信するマ
    ルチプレクサの入力端子に接続された出力を構成し、第
    2抵抗の他方の端子はアースされていることを特徴とす
    る請求項1または2に記載のアクセス装置。
  4. 【請求項4】マルチプレクサが、第1、第2及び第3の
    アナログスイッチとダイオードと第3抵抗とを有し、第
    1スイッチの第1端子は回路の出力に接続され、第2端
    子は衝突検出器の入力に接続され、互いに接続された第
    1及び第3スイッチの開閉制御端子は第1バリデーショ
    ン信号を受信し、第2スイッチは一方の端子に受信信号
    を受信し、他方の端子が衝突検出器の入力に接続されて
    おり、第2スイッチの開閉制御端子はダイオードのアノ
    ード及び第3スイッチの端子の1つに接続され、第3ス
    イッチの他方の端子は負電圧に接続され、ダイオードの
    カソードは受信信号の検出回路の出力に接続されている
    ことを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載
    のアクセス装置。
  5. 【請求項5】送信電流発生器が、直列に配置された複数
    の素子を介して送信電話線対に接続されており、前記複
    数の素子は、送信電流IEを零でない平均値を有する電圧
    UEに変換するレベルアダプタと、前記電圧UEの一部分を
    受信し前記部分に等しい平均値を有し反対の極性を有す
    る電圧の連続信号を前記部分付加するバイアス消去回路
    とを含み、該バイアス消去回路の出力がフィルタを介し
    て変成器の一次コイルに接続され、変成器の二次コイル
    が送信対の2つの線に接続されていることを特徴とする
    請求項1から3のいずれか一項に記載のアクセス装置。
  6. 【請求項6】シミュレーション回路が変成器を介して受
    信電話線対に接続され、変成器の一次コイルが受信対の
    2つの線に接続され、二次コイルが高周波フィルタ回路
    を介してシミュレーション回路に接続され、バイアス回
    路が二次コイルの端子とアースとの間に接続され、受信
    信号VRが零でない平均値を有するように二次コイルにDC
    バイアス電圧を送出することを特徴とする請求項1から
    4のいずれか一項に記載のアクセス装置。
  7. 【請求項7】請求項1から6のいずれか一項のアクセス
    装置を少なくとも1つ含むことを特徴とする回線網。
  8. 【請求項8】衝突検出を伴う搬送波試験アクセス方法を
    用い伝送媒体を介して交信する複数ステーションを含む
    局域内回線網の衝突シミュレーション回路であり、ステ
    ーションの送受信信号が零でない平均値を有する電圧U
    E,VRの形態であり、回線網が、第1ステーションからの
    送信信号と別のステーションからの送信信号とを少なく
    とも受信し、第1ステーションだけが送信中であること
    を標示する信号を送出するか、または平均電圧の絶対値
    が所定値を上回る信号を受けたときは衝突が存在するこ
    とを標示する信号を送出する少なくとも1つの衝突検出
    器を含む衝突シミュレーション回路であって、伝送媒体
    が、送信用及び受信用に各1対の2対の電話線から構成
    され、前記衝突シミュレーション回路が、第1ステーシ
    ョンからの第1送信電圧UEと第2ステーションからの第
    2送信電圧を受信し、衝突検出器に対して、第1ステー
    ションだけが送信中であることを標示する第2送信電圧
    VEを送出するかまたは第2ステーションが送信中である
    ことを標示する第2電圧を送出するか、または第1電圧
    UEと第2電圧VRとが同時に存在するときに第1送信電圧
    UEから得られる衝突シミュレーション信号VCを送出し、
    シミュレーション信号の平均値は、衝突検出器が対応ス
    テーションに衝突信号を送出できるような値であり、 前記衝突シミュレーション回路が、 対応ステーションのすべての送信を検出し、第1送信電
    圧UEを受信し、対応ステーションが送信中であることを
    標示する第1バリデーション信号SPEを送信する検出回
    路と、 受信電話線対によって伝送された受信信号VRを受信し、
    受信信号が存在することを受信対に標示する第2バリデ
    ーション信号SPRを送信する受信信号回路と、 第1入力に第1送信電圧UEを受信し第2入力に第2バリ
    デーション信号SPRを受信し、対応ステーションだけが
    送信中であるときの第2送信電圧VEまたは衝突のシミュ
    レーション信号VCを出力に送出する送信電圧のアダプタ
    回路と、 第1及び第2のバリデーション信号SPE,SPRと、受信信
    号VRと、第2送信電圧VEまたは衝突シミュレーション信
    号VCとを受信し、対応ステーションが送信中でないとき
    の受信信号VR、対応ステーションだけが送信中であると
    きの第2電圧VE、または衝突シミュレーション信号VCを
    伝送するマレチプレクサとを含むことを特徴とする局域
    内回線網の衝突シミュレーション回路。
  9. 【請求項9】搬送波検出及び衝突検出(CSMA/CD)を伴
    う多重アクセスにより、複数のステーションを有する局
    域内回線網の伝送媒体に一つのステーションを接続する
    ためのアクセス装置であって、該伝送媒体が第1及び第
    2のツイストペア電線からなり、前記第1ツイストペア
    電線が接続されたステーションから回線網の他のステー
    ションに情報を送るために用いられ、前記第2のツイス
    トペア電線が回線網の他のステーションから前記接続さ
    れたステーションへの情報を受け取るために用いられ、
    前記アクセス装置が、 前記接続されたステーションから送られた信号を受信す
    るとともに、零でない平均値を有する送信信号を前記伝
    送媒体に送出する手段を具備した送信電流発生手段と、 少なくとも一つの他のステーションからの信号を前記伝
    送媒体を介して受信するための第1の手段と、 前記送信電流発生手段から送られる前記送信信号を受信
    するための第2の手段及び前記第1の手段からの受信信
    号を受信するための第3の手段を有する衝突発生手段と
    を備えており、 前記送信信号は、前記接続されたステーションが送信中
    であるか否かを示しており、前記受信信号は、他のステ
    ーションが送信中であるか否かを示しており、 前記送信及び受信信号の重なりの平均値を表す平均電圧
    を有する出力信号を提供すべく前記衝突発生手段が前記
    送信及び受信信号に応答し、 該アクセス装置が更に、前記送信信号を受信するための
    手段、前記衝突発生手段により提供される前記出力信号
    を受信するための手段、及び衝突信号を発生すべく前記
    出力信号に応答する手段を有する衝突検出手段を備えて
    おり、該出力信号に応答する手段が前記衝突信号を前記
    接続されたステーションに送出する手段を有しており、
    前記衝突信号は、前記送信信号の平均値の絶対値が所定
    の値を超えた時に衝突を表すことを特徴とする局域内回
    線網の伝送媒体へのアクセス装置。
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