JPH0671082U - 衝撃具 - Google Patents

衝撃具

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Publication number
JPH0671082U
JPH0671082U JP1760093U JP1760093U JPH0671082U JP H0671082 U JPH0671082 U JP H0671082U JP 1760093 U JP1760093 U JP 1760093U JP 1760093 U JP1760093 U JP 1760093U JP H0671082 U JPH0671082 U JP H0671082U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
grip
handle rod
ribs
handle
impact tool
Prior art date
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Pending
Application number
JP1760093U
Other languages
English (en)
Inventor
隆明 井本
Original Assignee
井本刃物株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 井本刃物株式会社 filed Critical 井本刃物株式会社
Priority to JP1760093U priority Critical patent/JPH0671082U/ja
Publication of JPH0671082U publication Critical patent/JPH0671082U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】金槌やよき等の衝撃具の筒状の柄杆に係合する
グリップが、柄杆に対し空転することがないよう、ま
た、柄杆において、グリップと作用部との間の胴部が作
用部の被加工物へ作用する方向に対し屈曲しないよう丈
夫なものにすることを目的とする。 【構成】筒状の柄杆1の先端部分に作用部2を設ける衝
撃具で、柄杆1のグリップ3との係合部11の外側面にリ
ブ12を設け、この係合部11にグリップ3を係合し、さら
に上記柄杆1において柄杆1のグリップ3と作用部2と
の間の胴部13の作用部2が被加工物へ作用する方向の外
周面にリブ12を設けたものである。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は金槌やよき等の衝撃具の柄の改良に関する考案である。
【0002】
【従来の技術】
従来の金槌やよき等の衝撃具の柄は、木やプラスチックから形成されたものと 、プラスチックや鋼や軽金属等のパイプからなるものとがある。そして前者の木 やプラスチックからなる柄杆はその後方部分に握持部を直接形成されていてグリ ップを有せず、後者のプラスチックや鋼や軽金属のパイプからなる柄杆は握持部 分にゴムやプラスチックのグリップが係合されたものである。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
上記する従来の木やプラスチックからなる柄杆は強度の関係より太いものとな り丈夫ではあるが重量の増加を来し重いものであり、また木柄については太いも のであっても木の木目が連続していない場合はその部分で折損する危険がある。 プラスチックや鋼や軽金属のパイプからなる柄杆は軽くて疲労も少なくてよいが 、柄杆が円形断面で太さの細いものであるからグリップとの係合において接触面 積が少なく柄杆がグリップ内で空転し易く一度空転をすると柄杆の空転は阻止す ることができず、作業中に作用部が柄杆とともに回転し作業を困難にしたり、グ リップから柄杆が抜けて飛び出し他に危害を及ぼすものである。また柄杆のグリ ップ外方で作用部を支持する胴部13は断面形状が円形であるため曲げモーメント に対し弱いものであって、大きな荷重を加えると折れ曲ることがあり、そのため 肉厚の厚いパイプを柄杆として用いると結果重量の増加を来していた。この考案 は上記に鑑み軽くて丈夫で、しかも柄杆がグリップに対し空転しないものを提供 することを目的とする考案である。
【0004】
【課題を解決するための手段】
この考案は上記の目的を達するため、筒状の柄杆1の先端部分に作用部2を設 けるものにおいて、柄杆1のグリップ3との係合部11の外側にリブ12を設けたも のや、筒状の柄杆1の先端部分に作用部2を設けるものにおいて、柄杆1の胴部 13と係合部11との作用部2が被加工物に作用する方向の外側面にリブ12を設けた ものである。
【0005】
【作用】
この考案は柄杆1のグリップ3との係合部11がその外側面にリブ12を有してい るためグリップ3に上記係合部11が係合するグリップ3内で係合部11のリブ12が グリップ3内壁と噛み合い係合部11がグリップ3に対し空転することを阻止する とともにグリップ3との接触面積が増加し、グリップ3から係合部11が抜け出す ことを阻止し柄杆1はグリップ3に対し安定した係合をする。
【0006】 この考案の柄杆1の胴部13とグリップ3との係合部11の作用部2が被加工物に 作用する方向の外側面にリブ12を設けたことで、柄杆1の胴部13はリブ12の突出 している方向の曲げに対し丈夫になり強力な曲げモーメントによく耐えるもので あり、またグリップ3との係合部11もその外側面のリブ12によってグリップ3に 対し空転が阻止でき上記と同様にグリップ3内に係合部11を安定した状態で設置 することができる。
【0007】
【実施例】
この考案の実施例を添付の金槌の図面に基づいて説明する。図1乃至図3は金 槌の第1の実施例で、柄杆1のグリップ3との係合部11において、作用部2であ る槌頭の作用方向(図面では槌頭の左右方向)に向かってリブ12を係合部11の外 側面(図面では左右両側面)に突設したものをゴムで形成されたグリップ3内に 無理嵌めするとともにリブ12をグリップ3の内壁面に噛み込ませたものである。 そして上記の柄杆1は鋼管からなる柄杆1のグリップ3との係合部11の左右両側 面をプレス加工によってリブ12を膨出させたもので、このリブ12の形成はプレス 加工のほか鋼管の側面に帯状のリブ12を溶接等によって接合したものであっても よく、要は柄杆1のグリップ3との係合部11に突条のリブ12を有するものであれ ばよい。また柄杆1は鋼管のほか、アルミニューム合金のパイプや強化プラスチ ックのパイプであってもよく、要はリブ12が設けられ柄杆1として機能するもの であれば実施例に限るものではない。
【0008】 図4乃至図6は金槌の第2の実施例で、これは、鋼管からなる柄杆1のグリッ プ3との係合部11と胴部13の左右両側にプレス加工によってリブ12を形成したも ので、胴部13にもリブ12を設けたことで胴部13は丈夫になり第1の実施例の柄杆 の肉厚より薄い柄杆であっても充分な耐久力を有し軽くて丈夫なものを提供でき る。なお柄杆1の材料は第1の実施例と同様に鋼管、アルミニューム合金のパイ プ、強化プラスチック等で、衝撃具の柄杆として用いることができるものであれ ば実施例に限定されるものではない。さらに柄杆1へのリブ12の設置手段も第1 の実施例と同様にプレス加工による形成や、帯状体を柄杆1の左右両側面に接合 したものであってもよく、要は柄杆1にリブ12が設けられるものであれは実施例 に限るものではない。
【0009】
【考案の効果】
この考案の請求項1によると、グリップ3に係合している柄杆1のグリップ3 との係合部11がグリップ3に対し確実に設置が出来、係合部11がグリップ3内で 空転せず被加工物に対し正確な衝撃力を加えることができる。
【0010】 この考案の請求項2によると、グリップ3に係合している柄杆1のグリップ3 との係合部11がグリップ3に対し空転することがなく被加工物に対し正確な衝撃 を加えることができるとともに、胴部13においても、柄杆1の作用部2が被加工 物へ作用する作用方向に対し強度が大となり胴部13は折れたり曲ったりすること のない丈夫な柄杆となるばかりか、胴部13ではリブ12で補強されたため柄杆1は 肉厚を薄くして軽量化することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の金槌の正面図、
【図2】図1のA−A線切断部拡大端面図、
【図3】図1のB−B線切断部拡大端面図、
【図4】柄杆の胴部を補強した金槌の正面図、
【図5】図4のC−C線切断部拡大端面図、
【図6】図4のD−D線切断部拡大端面図である。
【符号の説明】
1 柄杆 11 係合部 12 リブ 13 胴部 2 作用部 3 グリップ

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】筒状の柄杆1の先端部分に作用部2を設け
    るものにおいて、柄杆1のグリップ3との係合部11の外
    側面にリブ12を設け、リブ12を有する係合部11にグリッ
    プ3を係合したことを特徴とする衝撃具。
  2. 【請求項2】筒状の柄杆1の先端部分に作用部2を設け
    るものにおいて、柄杆1の胴部13と係合部11との作用部
    2が被加工物に作用する方向の外側面にリブ12を設け、
    係合部11にグリップ3を係合したことを特徴とする衝撃
    具。
JP1760093U 1993-03-15 1993-03-15 衝撃具 Pending JPH0671082U (ja)

Priority Applications (1)

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JP1760093U JPH0671082U (ja) 1993-03-15 1993-03-15 衝撃具

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JP1760093U JPH0671082U (ja) 1993-03-15 1993-03-15 衝撃具

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Publication Number Publication Date
JPH0671082U true JPH0671082U (ja) 1994-10-04

Family

ID=11948384

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JP1760093U Pending JPH0671082U (ja) 1993-03-15 1993-03-15 衝撃具

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JP (1) JPH0671082U (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6138313A (en) * 1995-08-10 2000-10-31 Newell Operating Company Paint brush with improved grip construction and method of manufacture thereof
JP2017189864A (ja) * 2016-04-08 2017-10-19 バクマ工業株式会社 バール

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56154392A (en) * 1980-04-30 1981-11-28 Hitachi Zosen Corp Fabrication of conical structure and apparatus thereof

Patent Citations (1)

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