JPH0670431A - 高圧用バスダクト - Google Patents
高圧用バスダクトInfo
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- JPH0670431A JPH0670431A JP5129357A JP12935793A JPH0670431A JP H0670431 A JPH0670431 A JP H0670431A JP 5129357 A JP5129357 A JP 5129357A JP 12935793 A JP12935793 A JP 12935793A JP H0670431 A JPH0670431 A JP H0670431A
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-
- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02G—INSTALLATION OF ELECTRIC CABLES OR LINES, OR OF COMBINED OPTICAL AND ELECTRIC CABLES OR LINES
- H02G5/00—Installations of bus-bars
- H02G5/06—Totally-enclosed installations, e.g. in metal casings
- H02G5/066—Devices for maintaining distance between conductor and enclosure
Landscapes
- Installation Of Bus-Bars (AREA)
- Superconductors And Manufacturing Methods Therefor (AREA)
- Gas-Insulated Switchgears (AREA)
- Patch Boards (AREA)
Abstract
(57)【要約】
導電バスバー2、3、4は、囲まれたダクト1内に取り
付けられている。バスバー2、3、4を取り付けた1つ
又は複数の支持絶縁体11を支持する共通の支持体本体
5は、ダクト内においてバスバー2、3、4の長手方向
に自由に又は基本的に自由に延びている。支持体本体5
は、なるべくダクト1の外端部に配置された支持素子8
によって支持されている。支持体本体5自体は、導電バ
スバーとして構成してもよい。
付けられている。バスバー2、3、4を取り付けた1つ
又は複数の支持絶縁体11を支持する共通の支持体本体
5は、ダクト内においてバスバー2、3、4の長手方向
に自由に又は基本的に自由に延びている。支持体本体5
は、なるべくダクト1の外端部に配置された支持素子8
によって支持されている。支持体本体5自体は、導電バ
スバーとして構成してもよい。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、少なくとも1つの導電
バスバーが設けられており、このバスバーが、少なくと
も1つの支持絶縁体によって、少なくとも1つのバスバ
ーを囲むダクト内に取り付けられている高圧用バスダク
トに関する。
バスバーが設けられており、このバスバーが、少なくと
も1つの支持絶縁体によって、少なくとも1つのバスバ
ーを囲むダクト内に取り付けられている高圧用バスダク
トに関する。
【0002】
【従来の技術】このような囲まれたバスダクトは、いわ
ゆる閉じたタイプの高電圧システムにおいて使われ、こ
こでは電圧のかかる部品が、囲いにより外部作用から保
護されている。このことは、特に不都合な環境条件(ほ
こり、湿気、塩分等)が存在する領域において有利であ
り、その結果、バスダクトのクリーニング、及び腐食に
対するシステムの保護の意味において周期的な保守は必
要ない。閉じた構造も、電圧のかかった部品にうっかり
と触れることがないので、オペレータ及び保守要員にと
って根本的に安全な解決策を提供する。導電材料を囲む
場合、周囲に及ぼされるスイッチング現象により誘導さ
れる高周波(HF)妨害のような妨害作用も生じない。
例えばSF6のようなそれ自体周知の適当なガス状絶縁
媒体を使用することによって、バスダクトを例えば屋外
に設置するいわゆるオープンシステムと較べて、システ
ム寸法の減少が達成できる。
ゆる閉じたタイプの高電圧システムにおいて使われ、こ
こでは電圧のかかる部品が、囲いにより外部作用から保
護されている。このことは、特に不都合な環境条件(ほ
こり、湿気、塩分等)が存在する領域において有利であ
り、その結果、バスダクトのクリーニング、及び腐食に
対するシステムの保護の意味において周期的な保守は必
要ない。閉じた構造も、電圧のかかった部品にうっかり
と触れることがないので、オペレータ及び保守要員にと
って根本的に安全な解決策を提供する。導電材料を囲む
場合、周囲に及ぼされるスイッチング現象により誘導さ
れる高周波(HF)妨害のような妨害作用も生じない。
例えばSF6のようなそれ自体周知の適当なガス状絶縁
媒体を使用することによって、バスダクトを例えば屋外
に設置するいわゆるオープンシステムと較べて、システ
ム寸法の減少が達成できる。
【0003】囲みダクト内に組み込まれかつここに取り
付けられた支持絶縁体によりバスバーを支持した、例え
ば断路器、しゃ断器、ケーブル終端、アーススイッチ及
び電圧及び電流トランスの接続用の囲まれたバスダクト
構造は、とりわけ、ドイツ連邦共和国特許第53534
2号、ドイツ連邦共和国特許出願第3119915号、
米国特許第2469073号、同第2815396号、
同第2877289号、同第2973405号、同第3
170030号及びオランダ国特許出願第77,042
76号各明細書に開示されている。
付けられた支持絶縁体によりバスバーを支持した、例え
ば断路器、しゃ断器、ケーブル終端、アーススイッチ及
び電圧及び電流トランスの接続用の囲まれたバスダクト
構造は、とりわけ、ドイツ連邦共和国特許第53534
2号、ドイツ連邦共和国特許出願第3119915号、
米国特許第2469073号、同第2815396号、
同第2877289号、同第2973405号、同第3
170030号及びオランダ国特許出願第77,042
76号各明細書に開示されている。
【0004】アセンブリーの観点から、このタイプの支
持構造は、最適には達しない。比較的小さな断面積を有
するダクトの場合、支持絶縁体をバスバーにおいてこれ
らダクトに取り付けると、問題が生じ、特に、短絡によ
りバスバーに作用する力学的な力を吸収する機械的に丈
夫な構造を提供するために、ダクトの長さにわたって分
散して複数の支持絶縁体を取り付けなければならない長
くしたダクトの場合、問題が生じる。一般にバスバーを
支持するためにさらに多くの支持絶縁体を使用すれば、
システム内の許容短絡電流は大きくなる。
持構造は、最適には達しない。比較的小さな断面積を有
するダクトの場合、支持絶縁体をバスバーにおいてこれ
らダクトに取り付けると、問題が生じ、特に、短絡によ
りバスバーに作用する力学的な力を吸収する機械的に丈
夫な構造を提供するために、ダクトの長さにわたって分
散して複数の支持絶縁体を取り付けなければならない長
くしたダクトの場合、問題が生じる。一般にバスバーを
支持するためにさらに多くの支持絶縁体を使用すれば、
システム内の許容短絡電流は大きくなる。
【0005】できるだけ機械的応力にさらされない導電
バスバーの支持体を提供するため、及び特に金属ダクト
の場合に、バスバーとダクトの壁との間に所定の最小間
隔を保証するために、ダクト内の支持絶縁体の相互配列
は、別のアセンブリーの問題を構成する。支持絶縁体に
よるダクトの寸法と形の矛盾も補償しなければならな
い。
バスバーの支持体を提供するため、及び特に金属ダクト
の場合に、バスバーとダクトの壁との間に所定の最小間
隔を保証するために、ダクト内の支持絶縁体の相互配列
は、別のアセンブリーの問題を構成する。支持絶縁体に
よるダクトの寸法と形の矛盾も補償しなければならな
い。
【0006】このような独立に取り付けられた支持絶縁
体の使用に関連したアセンブリーの欠点は、3相高電圧
システムの場合には倍増し、この場合、それぞれの相の
バスバーは、1つ又は複数の個別支持絶縁体によってダ
クト内に配置される。利用可能な空間を最適利用できる
ようにするために、バスバーの相互配列はできるだけ対
称でなければならないということが、付加的な要求であ
る。
体の使用に関連したアセンブリーの欠点は、3相高電圧
システムの場合には倍増し、この場合、それぞれの相の
バスバーは、1つ又は複数の個別支持絶縁体によってダ
クト内に配置される。利用可能な空間を最適利用できる
ようにするために、バスバーの相互配列はできるだけ対
称でなければならないということが、付加的な要求であ
る。
【0007】したがって実際には、比較的短いダクトし
か利用できず、例えば比較的長い距離を橋絡するために
は、複数のダクトを互いに連結するか、又はセグメント
からなるダクトを使用する必要がある。
か利用できず、例えば比較的長い距離を橋絡するために
は、複数のダクトを互いに連結するか、又はセグメント
からなるダクトを使用する必要がある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明の基礎とする課
題は、バスバー又は支持絶縁体の数又はダクトの形と寸
法に関係なく、機械的及び電気的に簡単に寸法を決めか
つ組み立てることができ、高圧用のバスダクトを提供す
ることにある。
題は、バスバー又は支持絶縁体の数又はダクトの形と寸
法に関係なく、機械的及び電気的に簡単に寸法を決めか
つ組み立てることができ、高圧用のバスダクトを提供す
ることにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、この課
題は次のようにして解決される。すなわち少なくとも1
つの支持絶縁体が、共通の支持体本体によって支持され
ており、この支持体本体が、ダクト内において少なくと
も1つのバスバーの長手方向に自由に又は基本的に自由
に延びている。
題は次のようにして解決される。すなわち少なくとも1
つの支持絶縁体が、共通の支持体本体によって支持され
ており、この支持体本体が、ダクト内において少なくと
も1つのバスバーの長手方向に自由に又は基本的に自由
に延びている。
【0010】本発明は、アセンブリーの観点から、ダク
ト自体によるよりも、ダクト内に延びた共通の支持体本
体により個々の支持絶縁体を支持した方が有利であると
いう考えに基づいている。本発明による支持体本体、支
持絶縁体及びバスバーを含む全体構造は、所望の機械精
度でダクトの外部で組み立てることができ、その後組み
立てられたものを、ダクト内に配置することができる。
ト自体によるよりも、ダクト内に延びた共通の支持体本
体により個々の支持絶縁体を支持した方が有利であると
いう考えに基づいている。本発明による支持体本体、支
持絶縁体及びバスバーを含む全体構造は、所望の機械精
度でダクトの外部で組み立てることができ、その後組み
立てられたものを、ダクト内に配置することができる。
【0011】従来の技術によるダクトとバスバーに種々
の支持絶縁体を固定する手段の代わりに、したがって本
発明によれば、共通の支持体本体を支持する手段を設け
るだけでよく、これら手段は、ダクトの内側又は外側に
取り付けることができる。後者の場合、支持体本体は、
ダクト内に自由に延びている。ダクトの内側に取り付け
た場合、共通の支持体本体を支持する手段は、ダクトの
外端部のなるべく近くに配置され、容易にアクセスでき
るようにし、かつ容易に取り付けできるようにする。こ
の場合、支持体本体は、ダクト内で基本的に自由に延び
ている。
の支持絶縁体を固定する手段の代わりに、したがって本
発明によれば、共通の支持体本体を支持する手段を設け
るだけでよく、これら手段は、ダクトの内側又は外側に
取り付けることができる。後者の場合、支持体本体は、
ダクト内に自由に延びている。ダクトの内側に取り付け
た場合、共通の支持体本体を支持する手段は、ダクトの
外端部のなるべく近くに配置され、容易にアクセスでき
るようにし、かつ容易に取り付けできるようにする。こ
の場合、支持体本体は、ダクト内で基本的に自由に延び
ている。
【0012】アセンブリーの観点からの利点に加えて、
本発明によるバスダクト構造は、個々の支持絶縁体のた
めにダクト内に個々に取り付けられた固定手段を考慮す
る必要なしに、使用した絶縁媒体、例えばSF6ガス、
及びバスダクトの通常動作電圧、又はここで使用した電
気設備に関して、互いに最適にダクトとバスバーシステ
ムの寸法を合わせることができる。
本発明によるバスダクト構造は、個々の支持絶縁体のた
めにダクト内に個々に取り付けられた固定手段を考慮す
る必要なしに、使用した絶縁媒体、例えばSF6ガス、
及びバスダクトの通常動作電圧、又はここで使用した電
気設備に関して、互いに最適にダクトとバスバーシステ
ムの寸法を合わせることができる。
【0013】さらに本発明によるバスダクトにおいて、
許容可能な短絡電流負荷は、ダクト自体にあらかじめ固
定手段を設ける必要なく又はあらかじめこの目的に適す
るように製造する必要なく、共通の支持体本体にさらに
多くの絶縁支持体を設けることにより、特定の限界内で
容易に増大することができる。
許容可能な短絡電流負荷は、ダクト自体にあらかじめ固
定手段を設ける必要なく又はあらかじめこの目的に適す
るように製造する必要なく、共通の支持体本体にさらに
多くの絶縁支持体を設けることにより、特定の限界内で
容易に増大することができる。
【0014】本発明によるバスダクトの有利な構成にお
いて、ダクトが円筒形であり、共通の支持体本体が、こ
の円筒の長手方向に延びており、共通の支持体本体が、
ダクトの外端部の近くに取り付けられた支持素子によっ
て支持されている。
いて、ダクトが円筒形であり、共通の支持体本体が、こ
の円筒の長手方向に延びており、共通の支持体本体が、
ダクトの外端部の近くに取り付けられた支持素子によっ
て支持されている。
【0015】この場合、バスバーダクトは、外端部に適
当な、例えばフランジのような、固定手段を有し、ダク
トを互いに、又は特定の設備の別のダクトに接続すると
いうことが利用される。したがってダクトの外端部は、
形と寸法に関して比較的正確であり、かつ本発明のこの
構成において、ダクトの外端部の近くにおいて共通の支
持体本体を支持することによって、このことが有利に利
用される。
当な、例えばフランジのような、固定手段を有し、ダク
トを互いに、又は特定の設備の別のダクトに接続すると
いうことが利用される。したがってダクトの外端部は、
形と寸法に関して比較的正確であり、かつ本発明のこの
構成において、ダクトの外端部の近くにおいて共通の支
持体本体を支持することによって、このことが有利に利
用される。
【0016】円形断面の円筒形ダクトに特に適した本発
明によるバスダクトの構成において、共通の支持体本体
が、ダクト内に延びた軸であり、軸用の支持素子が、軸
の長手方向に対して横向きに延びた固定アームを有し、
これらアームの一方の端部がダクトにはまっており、か
つ他方の端部が、軸にはまっており、又は軸用の通路を
有する素子にはまっている。
明によるバスダクトの構成において、共通の支持体本体
が、ダクト内に延びた軸であり、軸用の支持素子が、軸
の長手方向に対して横向きに延びた固定アームを有し、
これらアームの一方の端部がダクトにはまっており、か
つ他方の端部が、軸にはまっており、又は軸用の通路を
有する素子にはまっている。
【0017】ダクト、固定手段及び/又は共通の支持体
本体の形におけるあらゆる公差及び偏差を補償できるよ
うにするため、かつ所望の位置、例えばダクトの中心に
共通の支持体本体を配置するため、本発明のさらに別の
構成において、共通の支持体本体用の支持素子の1つ又
は複数の固定アームが、例えばねじ結合によってその長
手方向に調節可能に構成されている。
本体の形におけるあらゆる公差及び偏差を補償できるよ
うにするため、かつ所望の位置、例えばダクトの中心に
共通の支持体本体を配置するため、本発明のさらに別の
構成において、共通の支持体本体用の支持素子の1つ又
は複数の固定アームが、例えばねじ結合によってその長
手方向に調節可能に構成されている。
【0018】例えばSF6ガスを絶縁媒体として使用し
た場合、共通の支持体本体の温度は、実際には最高ほぼ
60°Cである絶縁媒体の許容最高温度より高くならな
いか、又はわずかだけ高くなる。しかし導体の温度は、
導体を通って流れる電流の結果、動作中にほぼ100°
Cにまで上昇してもよい。これら温度差は、1つ又は複
数のバスバーと共通の支持体本体との膨張の差の結果と
して、バスダクトに作用する力学的な力を引き起こすこ
とがある。
た場合、共通の支持体本体の温度は、実際には最高ほぼ
60°Cである絶縁媒体の許容最高温度より高くならな
いか、又はわずかだけ高くなる。しかし導体の温度は、
導体を通って流れる電流の結果、動作中にほぼ100°
Cにまで上昇してもよい。これら温度差は、1つ又は複
数のバスバーと共通の支持体本体との膨張の差の結果と
して、バスダクトに作用する力学的な力を引き起こすこ
とがある。
【0019】本発明のさらに別の構成において、共通の
支持体本体に対する1つ又は複数のバスバーの長さの変
化は、次のようにして簡単に補償できる。すなわち少な
くとも1つの支持絶縁体が、共通の支持体本体に取り付
けられており、少なくとも1つのバスバーの長手方向に
可動になっている。もちろん望ましいならば、支持体本
体自体を、長手方向に可動なようにダクト内に取り付け
てもよい。可動の絶縁体が、例えば支持絶縁体をダクト
内に固定して、バスバーの長手方向に揺動できるように
した、トリセップ(TORISEP、商標名)システム
という名称で本出願人により市販されたバスダクトより
も機械的に十分簡単に構成できるバスダクトを提供する
ことは明らかである。さらに共通の支持体本体は、比較
的小さな熱膨張係数を有する材料から作ることができ
る。金属に加えて、さらに適当な材料はプラスチックで
あり、必要な場合には、導電度の低いプラスチックであ
り、これらプラスチックは、金属支持体と同様に、スイ
ッチング動作等による過渡現象の結果、バスダクトを通
してできるだけわずかな波動エネルギーしか転送されな
いようにするため、これらプラスチックをアースするこ
とによってバスダクトの波動インピーダンスに作用を及
ぼすことができるという利点を有する。
支持体本体に対する1つ又は複数のバスバーの長さの変
化は、次のようにして簡単に補償できる。すなわち少な
くとも1つの支持絶縁体が、共通の支持体本体に取り付
けられており、少なくとも1つのバスバーの長手方向に
可動になっている。もちろん望ましいならば、支持体本
体自体を、長手方向に可動なようにダクト内に取り付け
てもよい。可動の絶縁体が、例えば支持絶縁体をダクト
内に固定して、バスバーの長手方向に揺動できるように
した、トリセップ(TORISEP、商標名)システム
という名称で本出願人により市販されたバスダクトより
も機械的に十分簡単に構成できるバスダクトを提供する
ことは明らかである。さらに共通の支持体本体は、比較
的小さな熱膨張係数を有する材料から作ることができ
る。金属に加えて、さらに適当な材料はプラスチックで
あり、必要な場合には、導電度の低いプラスチックであ
り、これらプラスチックは、金属支持体と同様に、スイ
ッチング動作等による過渡現象の結果、バスダクトを通
してできるだけわずかな波動エネルギーしか転送されな
いようにするため、これらプラスチックをアースするこ
とによってバスダクトの波動インピーダンスに作用を及
ぼすことができるという利点を有する。
【0020】共通の支持体本体は、導体として作用して
もよく、中性線又は相線として作用してもよい。このと
き特に導電材料からなるダクトを使用した場合、ダクト
内に支持体本体を支持する支持素子が、絶縁材料から作
られていなければならないことは明らかである。
もよく、中性線又は相線として作用してもよい。このと
き特に導電材料からなるダクトを使用した場合、ダクト
内に支持体本体を支持する支持素子が、絶縁材料から作
られていなければならないことは明らかである。
【0021】アセンブリーの観点からおおいに有利な構
成において、少なくとも1つの支持絶縁体は、共通の支
持体本体用の通路を有する電気的絶縁材料の素子からな
る。この構造の支持絶縁体は、支持体本体上に容易に押
し付けることができる。短絡に対するバスダクトの抵抗
を増すためにそれ以上の支持絶縁体を取り付けること
が、この手段による単純な動作に通じることは明らかで
ある。
成において、少なくとも1つの支持絶縁体は、共通の支
持体本体用の通路を有する電気的絶縁材料の素子からな
る。この構造の支持絶縁体は、支持体本体上に容易に押
し付けることができる。短絡に対するバスダクトの抵抗
を増すためにそれ以上の支持絶縁体を取り付けること
が、この手段による単純な動作に通じることは明らかで
ある。
【0022】本発明によるバスダクトの有利な構成にお
いて、共通の支持体本体が、摺動ナット又は摺動ボルト
を収容するためにその長手方向に少なくとも1つのアン
ダカット溝を有し、共通の支持体本体を支持する支持素
子、及び少なくとも1つのバスバーを支持する1つ又は
複数の支持絶縁体が、それぞれねじ結合により共通の支
持体本体に支持素子及び支持絶縁体を固定するために対
になったボルト又はナットを有する。
いて、共通の支持体本体が、摺動ナット又は摺動ボルト
を収容するためにその長手方向に少なくとも1つのアン
ダカット溝を有し、共通の支持体本体を支持する支持素
子、及び少なくとも1つのバスバーを支持する1つ又は
複数の支持絶縁体が、それぞれねじ結合により共通の支
持体本体に支持素子及び支持絶縁体を固定するために対
になったボルト又はナットを有する。
【0023】ダクトに対する共通の支持体本体の均一な
固定及び支持体本体に対する絶縁体の均一な固定は、こ
のようにして可能である。導体と支持体本体の熱膨張の
結果として共通の支持体本体の軸線方向に絶縁体に作用
する力を効果的に吸収するため、なるべくダクトの中心
に配置された支持絶縁体だけが、支持体本体に固定さ
れ、一方その他の支持絶縁体は、支持体本体に可動に取
り付けられる。この時相線と支持体本体は、しっかりと
固定された支持絶縁体に対して両方向に膨張できる。そ
の他の支持絶縁体の軸線方向に可動の取り付けの結果、
1つ又は複数のバスバーの軸線方向にこれらに力は作用
しない。
固定及び支持体本体に対する絶縁体の均一な固定は、こ
のようにして可能である。導体と支持体本体の熱膨張の
結果として共通の支持体本体の軸線方向に絶縁体に作用
する力を効果的に吸収するため、なるべくダクトの中心
に配置された支持絶縁体だけが、支持体本体に固定さ
れ、一方その他の支持絶縁体は、支持体本体に可動に取
り付けられる。この時相線と支持体本体は、しっかりと
固定された支持絶縁体に対して両方向に膨張できる。そ
の他の支持絶縁体の軸線方向に可動の取り付けの結果、
1つ又は複数のバスバーの軸線方向にこれらに力は作用
しない。
【0024】例えば3相電気系においてできるだけ正確
に互いに対称に導体を取り付けることを達成するため、
及び例えば短絡電流負荷の場合にここに作用する動的な
力の結果として生じる導体の不利な相互シフトを防止す
るため、本発明の別の構成において、共通の支持体本体
及び支持素子における通路及び支持絶縁体が、相互の回
転を防止する手段を有する。回転の効果的な防止は、互
いに整合した突起と溝によって達成され、例えば共通の
支持体本体の周に形成された扁平化された溝と、支持絶
縁体の通路に形成された対応する寸法の突起とによって
達成される。
に互いに対称に導体を取り付けることを達成するため、
及び例えば短絡電流負荷の場合にここに作用する動的な
力の結果として生じる導体の不利な相互シフトを防止す
るため、本発明の別の構成において、共通の支持体本体
及び支持素子における通路及び支持絶縁体が、相互の回
転を防止する手段を有する。回転の効果的な防止は、互
いに整合した突起と溝によって達成され、例えば共通の
支持体本体の周に形成された扁平化された溝と、支持絶
縁体の通路に形成された対応する寸法の突起とによって
達成される。
【0025】特に3相の用途について、共通の支持体本
体を、ダクトの中央に配置し、かつ導体バスバーを、互
いに120°の空間オフセットで中央の支持体本体の回
りに対称に配置することは有利である。このような配置
は、静電負荷に関して利用可能な空間を最大限に利用す
る。
体を、ダクトの中央に配置し、かつ導体バスバーを、互
いに120°の空間オフセットで中央の支持体本体の回
りに対称に配置することは有利である。このような配置
は、静電負荷に関して利用可能な空間を最大限に利用す
る。
【0026】ダクト内の支持体本体の中心配置は、必然
的な必須条件というわけではない。支持体本体は、ダク
トの壁の方向にずらして取り付けてもよく、その場合、
バスバーは、ダクト内において互いに並んで延びていて
もよい。このような構成は、バスバーシステムの分岐の
場合に有利であり、その場合、断路器、しゃ断器、ケー
ブル終端等のような電気設備の別の部品に接続するた
め、所望の相シーケンスを維持することができる。互い
に並んで配置された導体バスバーは、前記の本出願人の
トリセップ(TORISEP、商標名)システムにより
それ自体周知である。
的な必須条件というわけではない。支持体本体は、ダク
トの壁の方向にずらして取り付けてもよく、その場合、
バスバーは、ダクト内において互いに並んで延びていて
もよい。このような構成は、バスバーシステムの分岐の
場合に有利であり、その場合、断路器、しゃ断器、ケー
ブル終端等のような電気設備の別の部品に接続するた
め、所望の相シーケンスを維持することができる。互い
に並んで配置された導体バスバーは、前記の本出願人の
トリセップ(TORISEP、商標名)システムにより
それ自体周知である。
【0027】所望の相シーケンスを維持して互いに空間
的に120°だけオフセットしてバスバーを配置したバ
スダクトにおいて分岐を可能にするため、本発明の1つ
の構成において、バスバーが、共通の支持体本体の回り
に渦巻き状又はらせん形に配置されている。
的に120°だけオフセットしてバスバーを配置したバ
スダクトにおいて分岐を可能にするため、本発明の1つ
の構成において、バスバーが、共通の支持体本体の回り
に渦巻き状又はらせん形に配置されている。
【0028】ダクトの周辺からみて、そのらせん形配置
の結果、支持体本体の軸線方向において連続して隣接す
る種々の相のバスバーは、このとき前記のように隣接配
置された導体バスバーを有するバスダクトに接続するた
めに単一線に分岐することができる。
の結果、支持体本体の軸線方向において連続して隣接す
る種々の相のバスバーは、このとき前記のように隣接配
置された導体バスバーを有するバスダクトに接続するた
めに単一線に分岐することができる。
【0029】本発明の構想にしたがって、例えば異なっ
た電気回路に所属するバスダクトは単一のダクト内に配
置してもよく、このバスダクトは、単一の共通の支持体
本体により支持することができ、又はそれぞれのバスダ
クトのダクト内においてこの端部に分離した支持体本体
を取り付けることができる。
た電気回路に所属するバスダクトは単一のダクト内に配
置してもよく、このバスダクトは、単一の共通の支持体
本体により支持することができ、又はそれぞれのバスダ
クトのダクト内においてこの端部に分離した支持体本体
を取り付けることができる。
【0030】さらに共通の支持体本体は、共通の支持体
本体の長手方向における通路又は開口を有し、この通路
又は開口は、例えば測定ケーブル又はその他の信号伝送
ケーブルを収容するためのものであり、これらケーブル
は、ダクト内に配置された変換器又は電流及び電圧測定
素子に接続することができる。これら測定又は信号伝送
ケーブルは、支持体本体及び必要な場合には支持素子を
介してダクトの外側に容易に供給できる。
本体の長手方向における通路又は開口を有し、この通路
又は開口は、例えば測定ケーブル又はその他の信号伝送
ケーブルを収容するためのものであり、これらケーブル
は、ダクト内に配置された変換器又は電流及び電圧測定
素子に接続することができる。これら測定又は信号伝送
ケーブルは、支持体本体及び必要な場合には支持素子を
介してダクトの外側に容易に供給できる。
【0031】
【実施例】次に図示した実施例により本発明を詳細に説
明する。
明する。
【0032】図1において参照符号1は、円形断面の長
い円筒形のダクト1を示しており、このダクト内におい
て、3つの導電バスバー2、3、4が長手方向に延びて
いる。バスバー2、3、4、は、長い支持体本体5の回
りに互いに120°の間隔で対照的に分散配置されてお
り、この支持体本体5は、同様にダクト1内においてバ
スバー2、3、4に対して平行に長手方向に延びてい
る。
い円筒形のダクト1を示しており、このダクト内におい
て、3つの導電バスバー2、3、4が長手方向に延びて
いる。バスバー2、3、4、は、長い支持体本体5の回
りに互いに120°の間隔で対照的に分散配置されてお
り、この支持体本体5は、同様にダクト1内においてバ
スバー2、3、4に対して平行に長手方向に延びてい
る。
【0033】ダクト1は、その端部にフランジ6を有
し、このフランジは、その長手方向に複数のダクト1を
連結するために開口7を有する。一方の端部9がダクト
1の内壁にはまりかつ他方の端部10が支持体本体5に
はまった3つの固定アーム8は、ダクト1内においてフ
ランジ6の位置に取り付けられている。図示した実施例
において軸の形をした支持体本体5は、固定アーム8に
よってダクトの中心に配置されている。
し、このフランジは、その長手方向に複数のダクト1を
連結するために開口7を有する。一方の端部9がダクト
1の内壁にはまりかつ他方の端部10が支持体本体5に
はまった3つの固定アーム8は、ダクト1内においてフ
ランジ6の位置に取り付けられている。図示した実施例
において軸の形をした支持体本体5は、固定アーム8に
よってダクトの中心に配置されている。
【0034】支持絶縁体11は、支持体本体5の長手方
向にオフセットして示されており、これら支持絶縁体1
1は、支持体本体5によって支持されている。これら支
持絶縁体の自由端により、支持絶縁体11はバスバー
2、3、4を支持している。
向にオフセットして示されており、これら支持絶縁体1
1は、支持体本体5によって支持されている。これら支
持絶縁体の自由端により、支持絶縁体11はバスバー
2、3、4を支持している。
【0035】共通の支持体本体5が、ダクト1内におい
て長手方向にみて連続する固定アーム8の間に自由に延
びており、かつバスバー2、3、4を支持する支持絶縁
体11用の支持体本体として作用することは、図1によ
り明らかである。
て長手方向にみて連続する固定アーム8の間に自由に延
びており、かつバスバー2、3、4を支持する支持絶縁
体11用の支持体本体として作用することは、図1によ
り明らかである。
【0036】支持体本体5、支持絶縁体11、バスバー
2、3、4及び所望ならば固定アーム8を含むアセンブ
リーは、ダクト1の外部で組み立てることができ、かつ
その後ダクト内に挿入することができ、その後ダクト1
の外端部において固定アーム8をここに連結し、又は別
の方法で支持するだけでよい。複数の支持絶縁体を、基
本的にそれぞれのバスバーに対して独立にダクト1の内
側に固定しなければならない従来技術による構成と比較
して、ダクトの端部に容易にアクセスできるので、この
ことは、アセンブリーの観点から何の問題も生じない。
2、3、4及び所望ならば固定アーム8を含むアセンブ
リーは、ダクト1の外部で組み立てることができ、かつ
その後ダクト内に挿入することができ、その後ダクト1
の外端部において固定アーム8をここに連結し、又は別
の方法で支持するだけでよい。複数の支持絶縁体を、基
本的にそれぞれのバスバーに対して独立にダクト1の内
側に固定しなければならない従来技術による構成と比較
して、ダクトの端部に容易にアクセスできるので、この
ことは、アセンブリーの観点から何の問題も生じない。
【0037】従来技術によりダクト1の壁の種々の位置
に支持されたバスダクトの対称性に直接作用を及ぼす実
際には比較的大きな公差を含んで製造されるダクト1自
身と比較して、フランジエッジ6の近くにおいて支持体
本体5用の固定アーム8を取り付けることによって、フ
ランジ6の比較的正確な寸法が、利用できて有利であ
る。これら非対称性の修正のため、支持絶縁体自体又は
その取り付けを調節する必要があり、このことは、実際
に40−80cmの直径を有するこのタイプのダクト内
の支持絶縁体の比較的粗悪なアクセス能力からみて、か
なり面倒であり、かつ時間を浪費する作業である。
に支持されたバスダクトの対称性に直接作用を及ぼす実
際には比較的大きな公差を含んで製造されるダクト1自
身と比較して、フランジエッジ6の近くにおいて支持体
本体5用の固定アーム8を取り付けることによって、フ
ランジ6の比較的正確な寸法が、利用できて有利であ
る。これら非対称性の修正のため、支持絶縁体自体又は
その取り付けを調節する必要があり、このことは、実際
に40−80cmの直径を有するこのタイプのダクト内
の支持絶縁体の比較的粗悪なアクセス能力からみて、か
なり面倒であり、かつ時間を浪費する作業である。
【0038】本発明におけるバスダクトにおいてダクト
1内の非対称性は、すなわち個々の支持絶縁体11では
なく支持体本体5用の1つ又は複数の固定アーム8を調
節することによって、特定のダクトの寸法に関係なく容
易に補償できる。そのため1つ又は複数の固定アーム8
は、長手方向に調節できるように、例えば互いにねじ込
まれる2つの部分からなる固定アーム8の形に構成でき
る。調節すべき固定アーム8の数が比較的少数なので、
必要なこのような調節が、ダクト内の複数の個々のバス
バー用の到達困難な複数の支持絶縁体の調節よりも容易
に実行でき、かつこれらアームが容易にアクセスできる
ので、容易にかつ安価に実行できることは明らかであ
る。
1内の非対称性は、すなわち個々の支持絶縁体11では
なく支持体本体5用の1つ又は複数の固定アーム8を調
節することによって、特定のダクトの寸法に関係なく容
易に補償できる。そのため1つ又は複数の固定アーム8
は、長手方向に調節できるように、例えば互いにねじ込
まれる2つの部分からなる固定アーム8の形に構成でき
る。調節すべき固定アーム8の数が比較的少数なので、
必要なこのような調節が、ダクト内の複数の個々のバス
バー用の到達困難な複数の支持絶縁体の調節よりも容易
に実行でき、かつこれらアームが容易にアクセスできる
ので、容易にかつ安価に実行できることは明らかであ
る。
【0039】図2は、図1のII−II線に沿った断面を示
しており、支持体本体5、バスバー2、3、4、及び支
持体本体5用の固定アーム8の相互位置が、はっきりと
示されている。
しており、支持体本体5、バスバー2、3、4、及び支
持体本体5用の固定アーム8の相互位置が、はっきりと
示されている。
【0040】図3は、図1のIII −III 線に沿った断面
を示しており、支持絶縁体11の形を示している。はっ
きりとするために、固定アーム8は示されていない。
を示しており、支持絶縁体11の形を示している。はっ
きりとするために、固定アーム8は示されていない。
【0041】支持絶縁体11は、通路13とアーム14
を備えた部分12を有し、これらアームは、それぞれの
バスバー2、3、4を支持する。
を備えた部分12を有し、これらアームは、それぞれの
バスバー2、3、4を支持する。
【0042】図4は、図2と同様に支持体本体5用の支
持素子15の別の構成を示し、この支持素子15は、支
持体本体5用の通路17と部分16から延びた固定アー
ム18とを備えた部分16から構成されており、これら
固定アームの自由端は、ダクト1内にしっかりとはま
り、又はクランプされている。
持素子15の別の構成を示し、この支持素子15は、支
持体本体5用の通路17と部分16から延びた固定アー
ム18とを備えた部分16から構成されており、これら
固定アームの自由端は、ダクト1内にしっかりとはま
り、又はクランプされている。
【0043】図5は、図3と同様に本発明によるバスバ
ー導体システムに使用する支持絶縁体20の別の構成を
示しており、この支持絶縁体20は、通路22を備えた
星形部分21を有し、バスバー2、3、4は、部分21
の自由端23によって支持されている。
ー導体システムに使用する支持絶縁体20の別の構成を
示しており、この支持絶縁体20は、通路22を備えた
星形部分21を有し、バスバー2、3、4は、部分21
の自由端23によって支持されている。
【0044】図6a,bは、図1によるバスダクトによ
りバスバー2、3、4を分岐するために使用するいわゆ
るT接合片25を示している。
りバスバー2、3、4を分岐するために使用するいわゆ
るT接合片25を示している。
【0045】図6aは、端部27、28及び29を有す
るT形ダクト26の方に見たところを示している。バス
バー2、3、4は、図1に示したものと同様に端部27
と28の間に延びている。図示したような導体2、3、
4の分岐により、出口におけるその対称的な空間分布
は、図6bに示す端部29の方向に見たところに示され
たように維持できる。
るT形ダクト26の方に見たところを示している。バス
バー2、3、4は、図1に示したものと同様に端部27
と28の間に延びている。図示したような導体2、3、
4の分岐により、出口におけるその対称的な空間分布
は、図6bに示す端部29の方向に見たところに示され
たように維持できる。
【0046】バスバー2、3、4は、銅、アルミニウム
又はその他の適当な導電材料から製造できるが、一方支
持体本体は、電気的絶縁材料、わずかに導電性を有する
材料から製造でき、又は支持体本体がバスダクトにおい
て導電体として、例えば中性線又は相線として作用する
場合には、同様に銅又はアルミニウムから製造できる。
ダクト1は、導電シート材料から一体に製造できるが、
セグメントとして製造してもよい。そのシールド効果の
ため、導電材料が望ましい。しかしながらダクトは、電
気的絶縁材料、例えば適当な注型樹脂又はプラスチック
材料から製造してもよい。
又はその他の適当な導電材料から製造できるが、一方支
持体本体は、電気的絶縁材料、わずかに導電性を有する
材料から製造でき、又は支持体本体がバスダクトにおい
て導電体として、例えば中性線又は相線として作用する
場合には、同様に銅又はアルミニウムから製造できる。
ダクト1は、導電シート材料から一体に製造できるが、
セグメントとして製造してもよい。そのシールド効果の
ため、導電材料が望ましい。しかしながらダクトは、電
気的絶縁材料、例えば適当な注型樹脂又はプラスチック
材料から製造してもよい。
【0047】ダクトを導電材料から製造した場合、支持
体本体5は、1つ又は複数の固定アーム8又は支持素子
15を導電材料から作ることによってダクト1と同じ電
位に、例えばアース電位に維持することができる。支持
体本体5自体が、バスバーのように電流回路の一部をな
す場合、固定アーム8又は支持素子15を電気的絶縁材
料から製造することは望ましく、このことは、もちろん
ダクト1が導電材料から製造されている場合には必要で
ある。支持絶縁体11、20は、適当なセラミック材
料、注型樹脂又はプラスチックから製造できる。
体本体5は、1つ又は複数の固定アーム8又は支持素子
15を導電材料から作ることによってダクト1と同じ電
位に、例えばアース電位に維持することができる。支持
体本体5自体が、バスバーのように電流回路の一部をな
す場合、固定アーム8又は支持素子15を電気的絶縁材
料から製造することは望ましく、このことは、もちろん
ダクト1が導電材料から製造されている場合には必要で
ある。支持絶縁体11、20は、適当なセラミック材
料、注型樹脂又はプラスチックから製造できる。
【0048】図7は、本発明によるバスダクトの有利な
実施例の図2−5に相当する図を示している。参照符号
30は、円形断面の円筒形ダクトを表しており、その中
心において共通の支持体本体31が、ダクト30の長手
方向に延びている。
実施例の図2−5に相当する図を示している。参照符号
30は、円形断面の円筒形ダクトを表しており、その中
心において共通の支持体本体31が、ダクト30の長手
方向に延びている。
【0049】3つの導電バスバー32、33、34は、
ダクト30内に支持体本体31に対して平行に配置され
ており、これらバスバー32、33、34は、ボルト3
6がはまった長手溝35を備えたそれぞれ2つの棒から
構成されており、それにより導体32、33、34は、
支持絶縁体37の自由端38に固定されている。バスバ
ー32、33、34のこれ以上詳細な説明については、
前記オランダ国特許出願第77,04276号明細書を
参照されたい。
ダクト30内に支持体本体31に対して平行に配置され
ており、これらバスバー32、33、34は、ボルト3
6がはまった長手溝35を備えたそれぞれ2つの棒から
構成されており、それにより導体32、33、34は、
支持絶縁体37の自由端38に固定されている。バスバ
ー32、33、34のこれ以上詳細な説明については、
前記オランダ国特許出願第77,04276号明細書を
参照されたい。
【0050】支持絶縁体37は通路39を有し、それに
よりこの絶縁体は、支持体本体31上に取り付けられ
る。支持体本体31は、支持素子40によりダクト30
内に支持されている。支持素子40は固定アーム41を
有し、これら固定アームの自由端は、例えばボルト結合
を介してダクト30の端部の近くに設けられた舌片又は
同様な台にこれらアームを固定するために、開口42を
有する(図10参照)。
よりこの絶縁体は、支持体本体31上に取り付けられ
る。支持体本体31は、支持素子40によりダクト30
内に支持されている。支持素子40は固定アーム41を
有し、これら固定アームの自由端は、例えばボルト結合
を介してダクト30の端部の近くに設けられた舌片又は
同様な台にこれらアームを固定するために、開口42を
有する(図10参照)。
【0051】図8に拡大して示すように、支持体本体3
1は、長手方向に2つのアンダカット溝43を有する。
組み立てた状態では図7に示すように、ボルト44が溝
43内にはまり、これらボルトは、支持素子40と支持
絶縁体37の溝として構成された部分45にはまる。支
持絶縁体37は、このようなボルト/ナット結合により
ダクト30の外部で支持体本体31に固定できるが、一
方支持体本体31は、その後このようにして支持素子4
0によりダクト30に調節可能に固定してもよい。重量
を節約するため、支持絶縁体37は、適当に配置した開
口又は切り欠きを有することもできる。ボルト44とナ
ット45を互いに入れ換えて使用してもよいことは明ら
かであり、すなわち摺動ナットは溝43内に入れること
ができ、一方支持絶縁体37と支持素子40はボルトを
有する。
1は、長手方向に2つのアンダカット溝43を有する。
組み立てた状態では図7に示すように、ボルト44が溝
43内にはまり、これらボルトは、支持素子40と支持
絶縁体37の溝として構成された部分45にはまる。支
持絶縁体37は、このようなボルト/ナット結合により
ダクト30の外部で支持体本体31に固定できるが、一
方支持体本体31は、その後このようにして支持素子4
0によりダクト30に調節可能に固定してもよい。重量
を節約するため、支持絶縁体37は、適当に配置した開
口又は切り欠きを有することもできる。ボルト44とナ
ット45を互いに入れ換えて使用してもよいことは明ら
かであり、すなわち摺動ナットは溝43内に入れること
ができ、一方支持絶縁体37と支持素子40はボルトを
有する。
【0052】図8に示すような支持体本体31の拡大し
た図において、この支持体本体が、周に扁平化した溝4
7を有することは明らかであり、この溝内に、絶縁体3
7の通路39にある対応した形の突起48がはまる。そ
の理由は、支持体本体31に対する支持絶縁体37の回
転を防ぐことにある。この場合その逆に、支持体本体3
1が突起を有し、かつ支持絶縁体37が溝を有するよう
にしてもよい。
た図において、この支持体本体が、周に扁平化した溝4
7を有することは明らかであり、この溝内に、絶縁体3
7の通路39にある対応した形の突起48がはまる。そ
の理由は、支持体本体31に対する支持絶縁体37の回
転を防ぐことにある。この場合その逆に、支持体本体3
1が突起を有し、かつ支持絶縁体37が溝を有するよう
にしてもよい。
【0053】参照符号49は、変換器、例えば容量電圧
変換器、又はその他の電圧電流測定手段、電流トラン
ス、放電アークを検出する光学センサ等の接続用の測定
ケーブル又はその他の信号伝送ケーブルをダクト30内
に収容するため、支持体本体31に長手方向に形成され
た通路を表している。これら変換器のところに、支持体
本体は、変換器に線を供給する穴を有する。1つのダク
ト又は一連のダクトの端部に、注型樹脂から構成された
素子を設けてもよく、その中に、ダクト内部の配線を接
続する外部からアクセス可能な配線が埋め込まれる。
変換器、又はその他の電圧電流測定手段、電流トラン
ス、放電アークを検出する光学センサ等の接続用の測定
ケーブル又はその他の信号伝送ケーブルをダクト30内
に収容するため、支持体本体31に長手方向に形成され
た通路を表している。これら変換器のところに、支持体
本体は、変換器に線を供給する穴を有する。1つのダク
ト又は一連のダクトの端部に、注型樹脂から構成された
素子を設けてもよく、その中に、ダクト内部の配線を接
続する外部からアクセス可能な配線が埋め込まれる。
【0054】図9は、支持体本体、例えば図7に示され
た支持体本体31を支持する支持素子50の一部を概略
的に示しており、この支持素子50は固定アーム51を
有する。固定アーム51の一方の端部は、支持体本体
(図示せず)にはまっており、一方その他方の端部は、
対になったおねじ54を有する取り付け部53に連結す
るためのめねじ52を有し、この取り付け部53は、ダ
クト、例えば図7に示すダクト30に固定されている。
ねじ部分52、54を多かれ少なかれねじ込むことによ
り、支持素子50の長さは、所望の場合には、ダクト内
の中心に共通の支持体本体を配置するために、ダクトの
公差および形状偏差を補償するように変更することがで
きる。ねじ部分を相補的に構成してもよく、又はアーム
51と取り付け部53のロック、摺動連結のような長さ
調節可能な支持素子を提供する別の適当な技術を利用で
きるように構成してもよいことは明らかである。支持素
子のすべてのアームを調節可能にしてもよいが、実際に
は一般に、少なくとも2つの前記アームをその長手方向
に調節可能にすれば十分である。
た支持体本体31を支持する支持素子50の一部を概略
的に示しており、この支持素子50は固定アーム51を
有する。固定アーム51の一方の端部は、支持体本体
(図示せず)にはまっており、一方その他方の端部は、
対になったおねじ54を有する取り付け部53に連結す
るためのめねじ52を有し、この取り付け部53は、ダ
クト、例えば図7に示すダクト30に固定されている。
ねじ部分52、54を多かれ少なかれねじ込むことによ
り、支持素子50の長さは、所望の場合には、ダクト内
の中心に共通の支持体本体を配置するために、ダクトの
公差および形状偏差を補償するように変更することがで
きる。ねじ部分を相補的に構成してもよく、又はアーム
51と取り付け部53のロック、摺動連結のような長さ
調節可能な支持素子を提供する別の適当な技術を利用で
きるように構成してもよいことは明らかである。支持素
子のすべてのアームを調節可能にしてもよいが、実際に
は一般に、少なくとも2つの前記アームをその長手方向
に調節可能にすれば十分である。
【0055】図9に示す装置によれば、大きな距離を調
節することができる。しかしながら実際には一般に、例
えば図10に示すようにダクトにアームを固定する様式
により生じることがある小さな偏差を修正すればよい。
節することができる。しかしながら実際には一般に、例
えば図10に示すようにダクトにアームを固定する様式
により生じることがある小さな偏差を修正すればよい。
【0056】固定素子55の端部は、図7に示すダクト
30の内壁に溶接されている。これら固定素子55は、
ボルト57を収容するめねじ56を有し、それにより固
定アーム41は固定素子55に結合されている。アーム
41の自由端においてボルト57の直径より大きな開口
42の直径を有することにより、又は長穴42を設ける
ことにより、例えばアーム41は、その長手方向に容易
に調節できる。
30の内壁に溶接されている。これら固定素子55は、
ボルト57を収容するめねじ56を有し、それにより固
定アーム41は固定素子55に結合されている。アーム
41の自由端においてボルト57の直径より大きな開口
42の直径を有することにより、又は長穴42を設ける
ことにより、例えばアーム41は、その長手方向に容易
に調節できる。
【0057】図11は、隣接配置されたダクトのバスバ
ーを電気的及び機械的に連結する摺動電気接点アセンブ
リーを概略的に示している。
ーを電気的及び機械的に連結する摺動電気接点アセンブ
リーを概略的に示している。
【0058】図示した接点アセンブリーは、図7に示す
バスバー32、33、34のようなバスバーの端部に連
結する機械的連結部60をそれぞれが有するめす部58
及びこれと対になるおす部59を有する。めす部58に
は、おす部59に摺動してはまる接触素子61が設けら
れている。機械的連結部60は、バスバーに取り付けた
とき、バスバーの内側にはまりかつボルト36を収容す
るスロット62を有し、それによりバスバー32、3
3、34は、支持絶縁体37の自由端38に固定される
(図7参照)。この摺動可能な接点アセンブリーによ
り、熱膨張/収縮によるバスバーの軸線方向変位が妨げ
られない。
バスバー32、33、34のようなバスバーの端部に連
結する機械的連結部60をそれぞれが有するめす部58
及びこれと対になるおす部59を有する。めす部58に
は、おす部59に摺動してはまる接触素子61が設けら
れている。機械的連結部60は、バスバーに取り付けた
とき、バスバーの内側にはまりかつボルト36を収容す
るスロット62を有し、それによりバスバー32、3
3、34は、支持絶縁体37の自由端38に固定される
(図7参照)。この摺動可能な接点アセンブリーによ
り、熱膨張/収縮によるバスバーの軸線方向変位が妨げ
られない。
【0059】例えば図7に示すような例えば支持体本体
31の回りに対称配置されたバスバー32、33、34
の直線分岐のため、又は図13に示すバスバーシステム
にこのタイプのバスバーを接続するため、バスバーは、
有利に支持体本体の回りに渦巻き状又はらせん形に配置
でき、一部例えば短絡電流状況においてここに作用する
力学的な力を効果的に吸収するために機械的に十分丈夫
なバスバー固定を行なうために、支持絶縁体の数が任意
に選択できるので、そのため本発明による支持方法は、
特に適している。らせん形に配置したこのようなバスダ
クトの場合、バスバーは、ダクトの周からみてあらゆる
所望のシーケンスで直線に分岐でき、又は互いに並べて
配置できる。
31の回りに対称配置されたバスバー32、33、34
の直線分岐のため、又は図13に示すバスバーシステム
にこのタイプのバスバーを接続するため、バスバーは、
有利に支持体本体の回りに渦巻き状又はらせん形に配置
でき、一部例えば短絡電流状況においてここに作用する
力学的な力を効果的に吸収するために機械的に十分丈夫
なバスバー固定を行なうために、支持絶縁体の数が任意
に選択できるので、そのため本発明による支持方法は、
特に適している。らせん形に配置したこのようなバスダ
クトの場合、バスバーは、ダクトの周からみてあらゆる
所望のシーケンスで直線に分岐でき、又は互いに並べて
配置できる。
【0060】図12は、本発明による3相バスダクトの
印象を概略的に示しており、ここではバスバー63、6
4、65は、部分的に示したダクト67内に配置された
共通の支持体本体66の回りにらせん形に配置されてい
る。バスバー63、64、65は、支持絶縁体68によ
り共通の支持体本体又は軸66に固定されている。参照
符号69は、例えば図13に示すような隣接配置された
バスバーを有するバスダクトに接続するため、直線又は
単一線に分岐できるバスバー63、64、65の場所を
示している。
印象を概略的に示しており、ここではバスバー63、6
4、65は、部分的に示したダクト67内に配置された
共通の支持体本体66の回りにらせん形に配置されてい
る。バスバー63、64、65は、支持絶縁体68によ
り共通の支持体本体又は軸66に固定されている。参照
符号69は、例えば図13に示すような隣接配置された
バスバーを有するバスダクトに接続するため、直線又は
単一線に分岐できるバスバー63、64、65の場所を
示している。
【0061】図13は、本発明によるバスダクトの代用
構成を示しており、ここでは導電バスバー71、72、
73は、ダクト70内に互いに平行に並べて配置されて
いる。バスバーは支持絶縁体74に取り付けられてお
り、他方においてこの支持絶縁体は、ダクト70の長手
方向に長く延びた支持体本体75によって支持されてい
る。前記の構成に比較して、支持体本体75は、固定ア
ーム76によりダクト70内においてオフセットして取
り付けられている。
構成を示しており、ここでは導電バスバー71、72、
73は、ダクト70内に互いに平行に並べて配置されて
いる。バスバーは支持絶縁体74に取り付けられてお
り、他方においてこの支持絶縁体は、ダクト70の長手
方向に長く延びた支持体本体75によって支持されてい
る。前記の構成に比較して、支持体本体75は、固定ア
ーム76によりダクト70内においてオフセットして取
り付けられている。
【0062】図5に破線によって示唆されたように、バ
スバー2、3、4に加えて、支持絶縁体80によって支
持された別のバスバー77、78、79が、ダクト1内
に延びていてもよい。バスバー77、78、79は、バ
スバー2、3、4とは異なった回路に所属していてもよ
い。支持絶縁体80は、支持絶縁体20と同じ支持体本
体によって支持することができる。もちろん本発明によ
れば、バスダクト2、3、4及び77、78、79が、
ダクト1内に中心を外れて配置され、かつもちろん固定
アーム8;18;41によって妨げられないかぎり、そ
れぞれ独自の支持体本体によって支持される構成(図示
せず)も可能である。
スバー2、3、4に加えて、支持絶縁体80によって支
持された別のバスバー77、78、79が、ダクト1内
に延びていてもよい。バスバー77、78、79は、バ
スバー2、3、4とは異なった回路に所属していてもよ
い。支持絶縁体80は、支持絶縁体20と同じ支持体本
体によって支持することができる。もちろん本発明によ
れば、バスダクト2、3、4及び77、78、79が、
ダクト1内に中心を外れて配置され、かつもちろん固定
アーム8;18;41によって妨げられないかぎり、そ
れぞれ独自の支持体本体によって支持される構成(図示
せず)も可能である。
【0063】
【発明の効果】本発明によるバスダクトは、極めて高い
定格電圧にまで使用できる。例えばSF6ガスのような
適当な絶縁媒体と組み合わせて、245kVの定格電圧
が許容できる。ガス濃度によっては、さらに高い定格電
圧でさえ許容できる。
定格電圧にまで使用できる。例えばSF6ガスのような
適当な絶縁媒体と組み合わせて、245kVの定格電圧
が許容できる。ガス濃度によっては、さらに高い定格電
圧でさえ許容できる。
【0064】もちろん本発明は、図示したような3相シ
ステムにおける用途に限定されるわけではなく、単相又
は2相電気回路、又は独立の単相電気回路及び/又は多
相回路の組み合わせにも利用できる。回りを囲むダクト
は、どのような適当な形をしていてもよく、したがって
長方形、正方形、楕円等の形をしていてもよく、かつセ
グメントから構成してもよい。
ステムにおける用途に限定されるわけではなく、単相又
は2相電気回路、又は独立の単相電気回路及び/又は多
相回路の組み合わせにも利用できる。回りを囲むダクト
は、どのような適当な形をしていてもよく、したがって
長方形、正方形、楕円等の形をしていてもよく、かつセ
グメントから構成してもよい。
【0065】ダクト内に支持体本体を位置決めする支持
素子又はアームは、図示した装置とは相違して、ダクト
の外側において例えば高電圧システムのシャーシ又はフ
レームに、又はここに使用した部品(スイッチ、断路器
等)に固定してもよく、又はその一部を形成してもよ
い。基本的にはどのような適当な機械構造でも、支持体
本体用の支持素子として使用できる。
素子又はアームは、図示した装置とは相違して、ダクト
の外側において例えば高電圧システムのシャーシ又はフ
レームに、又はここに使用した部品(スイッチ、断路器
等)に固定してもよく、又はその一部を形成してもよ
い。基本的にはどのような適当な機械構造でも、支持体
本体用の支持素子として使用できる。
【図1】3相高圧用の本発明によるバスダクトの一実施
例を概略的に示す斜視図
例を概略的に示す斜視図
【図2】図1のII−II線に沿った拡大正面図
【図3】図1のIII −III 線に沿った拡大断面図
【図4】本発明による構成のバスダクトに使用する支持
素子を示す図2に対応する拡大正面図
素子を示す図2に対応する拡大正面図
【図5】本発明による構成のバスダクトに使用する支持
絶縁体を示す図3に対応する拡大断面図
絶縁体を示す図3に対応する拡大断面図
【図6】図1によるバスダクトに使用するT分岐素子の
概略図
概略図
【図7】本発明によるバスダクトの別の実施例を概略的
に示す拡大正面図
に示す拡大正面図
【図8】図7による支持体本体の拡大正面図
【図9】支持体本体を支持する長手方向に調節可能な支
持素子の一部の概略図
持素子の一部の概略図
【図10】ダクトに支持素子を固定する部分の概略図
【図11】隣接配置されたダクトのバスバーを電気的及
び機械的に連結する摺動電気接点を概略的に示す図
び機械的に連結する摺動電気接点を概略的に示す図
【図12】バスバーを共通の支持体本体の回りにらせん
形に配置した本発明による3相バスダクトの斜視図
形に配置した本発明による3相バスダクトの斜視図
【図13】本発明によるバスダクトの別の実施例の断面
図
図
1 ダクト 2 バスバー 3 バスバー 4 バスバー 5 支持体本体 8 固定アーム 11 支持絶縁体 15 支持素子 18 固定アーム 20 支持絶縁体 25 T接合片 26 T形ダクト 30 円筒形ダクト 31 支持体本体 32 バスバー 33 バスバー 34 バスバー 37 支持絶縁体 40 支持素子 41 固定アーム 50 支持素子 51 固定アーム 55 固定素子 63 バスバー 64 バスバー 65 バスバー 66 支持体本体 67 ダクト 68 支持絶縁体 70 ダクト 71 バスバー 72 バスバー 73 バスバー 74 支持絶縁体 75 支持体本体 76 固定アーム 77 バスバー 78 バスバー 79 バスバー 80 支持絶縁体
Claims (16)
- 【請求項1】 少なくとも1つの導電バスバーが設けら
れており、このバスバーが、少なくとも1つの支持絶縁
体によって、少なくとも1つのダクト内に取り付けられ
ている、高圧用バスダクトにおいて、少なくとも1つの
支持絶縁体が、共通の支持体本体によって支持されてお
り、この支持体本体が、区画内において少なくとも1つ
のバスバーの長手方向に自由に延びていることを特徴と
する高圧用バスダクト。 - 【請求項2】 ダクトが円筒形であり、共通の支持体本
体が、この円筒の長手方向に延びており、共通の支持体
本体が、ダクトの外端部の近くに取り付けられた支持素
子によって支持されていることを特徴とする、請求項1
記載のバスダクト。 - 【請求項3】 共通の支持体本体が、ダクト内に延びた
軸であり、軸用の支持素子が、軸の長手方向に対して横
向きに延びた固定アームを有し、これらアームの一方の
端部がダクトにはまっており、かつ他方の端部が、軸に
はまっており、又は軸用の通路を有する素子にはまって
いることを特徴とする、請求項2記載のバスダクト。 - 【請求項4】 1つ又は複数の固定アームが、その長手
方向に調節可能に構成されていることを特徴とする、請
求項3記載のバスダクト。 - 【請求項5】 少なくとも1つの支持絶縁体が、共通の
支持体本体に取り付けられており、少なくとも1つのバ
スバーの長手方向に可動になっていることを特徴とす
る、請求項1−4の1つに記載のバスダクト。 - 【請求項6】 少なくとも1つの支持絶縁体が、共通の
支持体本体用の通路を有する電気的絶縁材料の素子から
なることを特徴とする、請求項5記載のバスダクト。 - 【請求項7】 共通の支持体本体が、摺動ナット又は摺
動ボルトを収容するためにその長手方向に少なくとも1
つのアンダカット溝を有し、共通の支持体本体を支持す
る支持素子、及び少なくとも1つのバスバーを支持する
1つ又は複数の支持絶縁体が、それぞれねじ結合により
共通の支持体本体に支持素子及び支持絶縁体を固定する
ために対になったボルト又はナットを有することを特徴
とする、請求項3−6の1つに記載のバスダクト。 - 【請求項8】 共通の支持体本体及び支持素子における
通路及び支持絶縁体が、相互の回転を防止する手段を有
することを特徴とする、請求項3−7の1つに記載のバ
スダクト。 - 【請求項9】 対になった整合形の突起と溝が、共通の
支持体本体の周に、及び支持素子及び支持絶縁体におけ
る通路内に設けられていることを特徴とする、請求項8
記載のバスダクト。 - 【請求項10】 3相高電圧用に3つの導電バスバーが
設けられており、共通の支持体本体が、ダクトの中央に
取り付けられており、かつバスバーが、互いに120°
の空間オフセットで共通の支持体本体の回りに対称に配
置されていることを特徴とする、請求項1−9の1つに
記載のバスダクト。 - 【請求項11】 バスバーが、共通の支持体本体の回り
にらせん形に配置されていることを特徴とする、請求項
10記載のバスダクト。 - 【請求項12】 独立の回路に所属する複数の導電バス
バーが設けられており、バスバーが、単一の共通の支持
体本体又はそれぞれの回路に所属する共通の支持体本体
によりダクト内に支持されていることを特徴とする、請
求項1−11の1つに記載のバスダクト。 - 【請求項13】 バスバーが、1つ又は複数のその端部
に隣接配置されたダクトのバスバーの軸線方向連結のた
めに摺動接点を有することを特徴とする、請求項1−1
2の1つに記載のバスダクト。 - 【請求項14】 共通の支持体本体が、共通の支持体本
体の長手方向に延びた通路を有することを特徴とする、
請求項1−13の1つに記載のバスダクト。 - 【請求項15】 測定手段が設けられており、これら測
定手段が、ダクト内に設置されており、かつ1つ又は複
数の測定ケーブルに接続されており、これらケーブル
は、共通の支持体本体における通路を介してダクトの外
側に供給されることを特徴とする、請求項14記載のバ
スダクト。 - 【請求項16】 共通の支持体本体が、導電バスバーと
して構成されていることを特徴とする、請求項1−15
の1つに記載のバスダクト。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
NL9200950 | 1992-05-29 | ||
NL9200950A NL9200950A (nl) | 1992-05-29 | 1992-05-29 | Railgeleiderstelsel voor hoogspanningsinstallaties. |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0670431A true JPH0670431A (ja) | 1994-03-11 |
JP2543656B2 JP2543656B2 (ja) | 1996-10-16 |
Family
ID=19860858
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5129357A Expired - Lifetime JP2543656B2 (ja) | 1992-05-29 | 1993-05-31 | 高圧用バスダクト |
Country Status (6)
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---|---|
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EP (1) | EP0572096B1 (ja) |
JP (1) | JP2543656B2 (ja) |
AT (1) | ATE145498T1 (ja) |
DE (1) | DE69306037T2 (ja) |
NL (1) | NL9200950A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012153359A (ja) * | 2011-01-26 | 2012-08-16 | Ge Aviation Systems Ltd | 航空機用電気ハウジング |
JP2012531883A (ja) * | 2009-07-01 | 2012-12-10 | ラップ インシュレータース ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング | 高電圧の長距離送電線用の調整可能な支持碍子 |
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---|---|---|---|---|
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EP0673098B1 (fr) * | 1994-03-16 | 1999-05-06 | Gec Alsthom T & D Sa | Dispositif de contrÔle et de commande pour ligne de transport électrique blindée |
DE4434389A1 (de) * | 1994-09-16 | 1996-03-21 | Siemens Ag | Rohrförmige Metallkapselung |
FR2726117B1 (fr) * | 1994-10-21 | 1996-12-13 | Schneider Electric Sa | Cable pour le transport de l'electricite a haute tension |
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DE102006003432A1 (de) | 2006-01-25 | 2007-07-26 | Abb Technology Ag | Stromleiter für eine elektrische Einrichtung, insbesondere Sammelschienenleiter für eine elektrische Mittelspannungsanlage |
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DE102012200919A1 (de) | 2012-01-23 | 2013-07-25 | Siemens Aktiengesellschaft | Elektroenergieübertragungseinrichtung |
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NL70908C (ja) * | 1946-01-18 | |||
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-
1992
- 1992-05-29 NL NL9200950A patent/NL9200950A/nl not_active Application Discontinuation
-
1993
- 1993-05-25 US US08/065,895 patent/US5811734A/en not_active Expired - Fee Related
- 1993-05-27 EP EP93201528A patent/EP0572096B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1993-05-27 DE DE69306037T patent/DE69306037T2/de not_active Expired - Fee Related
- 1993-05-27 AT AT93201528T patent/ATE145498T1/de not_active IP Right Cessation
- 1993-05-31 JP JP5129357A patent/JP2543656B2/ja not_active Expired - Lifetime
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---|---|
EP0572096A1 (en) | 1993-12-01 |
JP2543656B2 (ja) | 1996-10-16 |
ATE145498T1 (de) | 1996-12-15 |
US5811734A (en) | 1998-09-22 |
NL9200950A (nl) | 1993-12-16 |
DE69306037T2 (de) | 1997-05-15 |
DE69306037D1 (de) | 1997-01-02 |
EP0572096B1 (en) | 1996-11-20 |
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