JPH0670414A - 屋外形閉鎖配電盤 - Google Patents
屋外形閉鎖配電盤Info
- Publication number
- JPH0670414A JPH0670414A JP4213138A JP21313892A JPH0670414A JP H0670414 A JPH0670414 A JP H0670414A JP 4213138 A JP4213138 A JP 4213138A JP 21313892 A JP21313892 A JP 21313892A JP H0670414 A JPH0670414 A JP H0670414A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- switchboard
- outdoor
- ventilation
- outdoor box
- temperature
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 屋外形閉鎖配電盤の換気効率を向上する。
【構成】 屋外箱２１の内部に配電盤２２を収納する。
屋外箱２１には吸気口２３ａ及び排気口からなる換気口
部を設ける。この屋外箱２１の屋根２４部に配電盤の排
気と屋外箱内部の排気を別々に行う独立した複数の換気
通路を形成し、それぞれの換気通路には屋外箱内または
配電盤内の温度感知器２８，２９により動作する換気フ
ァン２５，２７を設ける。
屋外箱２１には吸気口２３ａ及び排気口からなる換気口
部を設ける。この屋外箱２１の屋根２４部に配電盤の排
気と屋外箱内部の排気を別々に行う独立した複数の換気
通路を形成し、それぞれの換気通路には屋外箱内または
配電盤内の温度感知器２８，２９により動作する換気フ
ァン２５，２７を設ける。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は屋外形閉鎖配電盤に係
り、特に内部に収納した電気機器の運転によって屋外箱
に収納した配電盤内温度が上昇した時及び外部温度によ
り屋外箱内の温度が上昇した時の換気を効率的に行なう
様にした屋外形閉鎖配電盤に関するものである。
り、特に内部に収納した電気機器の運転によって屋外箱
に収納した配電盤内温度が上昇した時及び外部温度によ
り屋外箱内の温度が上昇した時の換気を効率的に行なう
様にした屋外形閉鎖配電盤に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】一般に、主回路機器，制御回路機器，計
器及び電線等の電気用品を内部に収納してなる屋外形閉
鎖配電盤において、運転時、電気機器や母線導体の発熱
によって屋外箱に収納されている配電盤内の温度が上昇
したり、外部温度により屋外箱内の温度が上昇したりす
ることから、これを所定温度以下に制限するため、屋外
箱へ吸入口及び排気口からなる換気口部を設けている。
図３及び図４は屋外箱に換気口部を設けた従来の屋外形
閉鎖配電盤を示す。
器及び電線等の電気用品を内部に収納してなる屋外形閉
鎖配電盤において、運転時、電気機器や母線導体の発熱
によって屋外箱に収納されている配電盤内の温度が上昇
したり、外部温度により屋外箱内の温度が上昇したりす
ることから、これを所定温度以下に制限するため、屋外
箱へ吸入口及び排気口からなる換気口部を設けている。
図３及び図４は屋外箱に換気口部を設けた従来の屋外形
閉鎖配電盤を示す。
【０００３】屋外箱１の扉１ａの下部に空気が流入する
様に鎧戸状の突出部２を設けて下部換気口３とし、扉１
ａの内側には吸気側フィルタ４を備えている。屋外箱１
の屋根５には開口部６を設け、その開口部６に金網７を
設け、さらに金網７の上部へ排気側フィルタ８を備えて
上部換気口９として形成している。
様に鎧戸状の突出部２を設けて下部換気口３とし、扉１
ａの内側には吸気側フィルタ４を備えている。屋外箱１
の屋根５には開口部６を設け、その開口部６に金網７を
設け、さらに金網７の上部へ排気側フィルタ８を備えて
上部換気口９として形成している。
【０００４】屋外箱１に収納されている配電盤１０の電
気機器や母線導体が運転により発熱して配電盤１０内の
温度が上昇したり、外部温度の上昇により屋外箱１内が
温度上昇すると、この上昇した空気は上部換気口９から
外部に排出され、これに対応して下部換気口３から外部
空気が流入し、電気機器や母線導体の温度を所定温度以
上に上昇するのを抑えている。
気機器や母線導体が運転により発熱して配電盤１０内の
温度が上昇したり、外部温度の上昇により屋外箱１内が
温度上昇すると、この上昇した空気は上部換気口９から
外部に排出され、これに対応して下部換気口３から外部
空気が流入し、電気機器や母線導体の温度を所定温度以
上に上昇するのを抑えている。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記し
たような換気口部だけでは、排出効率に限度があり、ま
た盤内温度と外部空気の温度差が少ない場合は換気効率
が更に低下する。本発明の目的は、屋外箱の換気と屋外
箱内に収納されている配電盤の換気を独立させ、換気効
率の優れた屋外形閉鎖配電盤を提供するにある。
たような換気口部だけでは、排出効率に限度があり、ま
た盤内温度と外部空気の温度差が少ない場合は換気効率
が更に低下する。本発明の目的は、屋外箱の換気と屋外
箱内に収納されている配電盤の換気を独立させ、換気効
率の優れた屋外形閉鎖配電盤を提供するにある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明は、屋外箱の内部
に配電盤を収納すると共に吸気口及び排気口からなる換
気口部を備えた屋外形閉鎖配電盤において、前記屋外箱
の屋根部に配電盤の排気と屋外箱内部の排気を別々に行
う独立した複数の換気通路を形成し、それぞれの換気通
路には屋外箱内または配電盤内の温度感知器で動作する
換気ファンを設けたことを特徴とする。
に配電盤を収納すると共に吸気口及び排気口からなる換
気口部を備えた屋外形閉鎖配電盤において、前記屋外箱
の屋根部に配電盤の排気と屋外箱内部の排気を別々に行
う独立した複数の換気通路を形成し、それぞれの換気通
路には屋外箱内または配電盤内の温度感知器で動作する
換気ファンを設けたことを特徴とする。
【０００７】
【作用】屋外箱に設けられた換気ファンは屋外箱内用と
屋外箱に収納されている配電盤との換気通路毎に区分さ
れ、それぞれ配電盤内、屋外箱内の温度感知器と連動す
るように組合せ、通常状態での電気機器の運転時は配電
盤内の温度上昇した時に感知する配電盤内に備えた温度
感知器と連動させて換気ファンを運転し、外部温度が上
昇した時は屋内箱内に備えた温度感知器と連動させて換
気ファンも運転し、電気機器の温度上昇及び外部温度の
変化で一方のみの換気ファンの運転又は双方の運転でき
る様に効率的に換気を行なう。
屋外箱に収納されている配電盤との換気通路毎に区分さ
れ、それぞれ配電盤内、屋外箱内の温度感知器と連動す
るように組合せ、通常状態での電気機器の運転時は配電
盤内の温度上昇した時に感知する配電盤内に備えた温度
感知器と連動させて換気ファンを運転し、外部温度が上
昇した時は屋内箱内に備えた温度感知器と連動させて換
気ファンも運転し、電気機器の温度上昇及び外部温度の
変化で一方のみの換気ファンの運転又は双方の運転でき
る様に効率的に換気を行なう。
【０００８】
【実施例】以下本発明の一実施例を図面を参照して説明
する。図１は本発明の一実施例を示す正面図であり、図
２は図１のＡ−Ａ線に沿った断面図である。
する。図１は本発明の一実施例を示す正面図であり、図
２は図１のＡ−Ａ線に沿った断面図である。
【０００９】図１及び図２に示す屋内箱２１内には配電
盤２２が収納されており、配電盤２２の内部には図示し
ない電気機器，母線導体を収納し、複数のフィーダを形
成している。
盤２２が収納されており、配電盤２２の内部には図示し
ない電気機器，母線導体を収納し、複数のフィーダを形
成している。
【００１０】屋外箱２１の扉２３の下部には吸気口部２
３ａを備えている。屋外箱２１の上部には屋根２４を備
えており、屋根２４の内部は前面屋根部２４ａ，中央屋
根部２４ｂ，後面屋根部２４ｃの３室に独立して形成さ
れている。前面屋根部２４ａと後面屋根部２４ｃの内部
は屋外箱２１の換気通路とし、両端部には屋外箱用の換
気ファン２５を備えている。
３ａを備えている。屋外箱２１の上部には屋根２４を備
えており、屋根２４の内部は前面屋根部２４ａ，中央屋
根部２４ｂ，後面屋根部２４ｃの３室に独立して形成さ
れている。前面屋根部２４ａと後面屋根部２４ｃの内部
は屋外箱２１の換気通路とし、両端部には屋外箱用の換
気ファン２５を備えている。
【００１１】中央屋根部２４ｂの内部は配電盤２２の換
気通路とし、配電盤２２の上部に設けられた換気ダクト
２６と連通される。又、中央屋根部２４ｂの両端部には
配電盤２２の換気用として換気ファン２７を備えてい
る。
気通路とし、配電盤２２の上部に設けられた換気ダクト
２６と連通される。又、中央屋根部２４ｂの両端部には
配電盤２２の換気用として換気ファン２７を備えてい
る。
【００１２】屋外箱２１の内部温度の温度を感知するた
めに屋外箱２１の前後面の上部には温度感知器２８が設
けられ、また配電盤２２の内部温度を感知するために配
電盤２２内の上部に温度感知器２９が設けられている。
次に以上の様に構成された実施例の作用を説明する。
めに屋外箱２１の前後面の上部には温度感知器２８が設
けられ、また配電盤２２の内部温度を感知するために配
電盤２２内の上部に温度感知器２９が設けられている。
次に以上の様に構成された実施例の作用を説明する。
【００１３】配電盤２２内に収納された電気機器や母線
導体が運転により発熱し配電盤２２内の温度が上昇した
時、配電盤２２内に備えた温度感知器２９が感知し、そ
れと連動されている換気ファン２７が作動することによ
り、配電盤２２内で温度上昇した空気は換気通路用とし
て設けられた換気ダクト２６と中央屋根部２４ｂを経由
し、換気ファン２７より排気口を通して外部へ排出され
る。
導体が運転により発熱し配電盤２２内の温度が上昇した
時、配電盤２２内に備えた温度感知器２９が感知し、そ
れと連動されている換気ファン２７が作動することによ
り、配電盤２２内で温度上昇した空気は換気通路用とし
て設けられた換気ダクト２６と中央屋根部２４ｂを経由
し、換気ファン２７より排気口を通して外部へ排出され
る。
【００１４】又、外部温度により屋外箱２１内の温度が
上昇した時は、屋外箱２１の前後面上部に設けられた温
度感知器２８で感知し、それと連動されている換気ファ
ン２５が作動し、屋外箱２１内で温度上昇した空気は前
面屋根２４ａと後面屋根部２４ｃ内を換気通路として換
気ファン２５より排気口を通して外部へ排出される。こ
れに対応して屋外箱２１の扉２３下部に設けられた吸気
口２３ａから外部空気が流入し、屋外箱２１内及び配電
盤２２の換気を行なう。
上昇した時は、屋外箱２１の前後面上部に設けられた温
度感知器２８で感知し、それと連動されている換気ファ
ン２５が作動し、屋外箱２１内で温度上昇した空気は前
面屋根２４ａと後面屋根部２４ｃ内を換気通路として換
気ファン２５より排気口を通して外部へ排出される。こ
れに対応して屋外箱２１の扉２３下部に設けられた吸気
口２３ａから外部空気が流入し、屋外箱２１内及び配電
盤２２の換気を行なう。
【００１５】
【発明の効果】以上説明の様に本発明によれば、屋外箱
と屋外箱内に収納した配電盤の換気を個々に温度感知
し、換気ファンは電気機器の温度上昇状態及び外部温度
状態に合せて一方もしくは双方の運転を行うことにより
効率的な換気がなされ、又換気経路を配電盤用，屋外箱
用に独立させたことにより空気の流通が効果的に行われ
る屋外形閉鎖配電盤を提供することができる。
と屋外箱内に収納した配電盤の換気を個々に温度感知
し、換気ファンは電気機器の温度上昇状態及び外部温度
状態に合せて一方もしくは双方の運転を行うことにより
効率的な換気がなされ、又換気経路を配電盤用，屋外箱
用に独立させたことにより空気の流通が効果的に行われ
る屋外形閉鎖配電盤を提供することができる。
【図１】本発明の一実施例を示す正面図
【図２】図１のＡ−Ａ線に沿った断面図
【図３】従来の屋外形閉鎖配電盤を示す正面図
【図４】図３のＡ−Ａ線に沿った断面図
２１は屋外箱、２２は配電盤、２３は扉、２４は屋根、
２５，２７は換気ファン、２６は換気ダクト、２７，２
８は温度感知器を示す。
２５，２７は換気ファン、２６は換気ダクト、２７，２
８は温度感知器を示す。
Claims (1)
- 【請求項１】 屋外箱の内部に配電盤を収納すると共に
吸気口及び排気口からなる換気口部を備えた屋外形閉鎖
配電盤において、前記屋外箱の屋根部に配電盤の排気と
屋外箱内部の排気を別々に行う独立した複数の換気通路
を形成し、それぞれの換気通路には屋外箱内または配電
盤内の温度感知器で動作する換気ファンを設けたことを
特徴とする屋外形閉鎖配電盤。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4213138A JPH0670414A (ja) | 1992-08-11 | 1992-08-11 | 屋外形閉鎖配電盤 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4213138A JPH0670414A (ja) | 1992-08-11 | 1992-08-11 | 屋外形閉鎖配電盤 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0670414A true JPH0670414A (ja) | 1994-03-11 |
Family
ID=16634208
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4213138A Pending JPH0670414A (ja) | 1992-08-11 | 1992-08-11 | 屋外形閉鎖配電盤 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0670414A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100933287B1 (ko) * | 2009-09-29 | 2009-12-22 | (주)이명이앤씨건축사사무소 | 공동주택용 전기분전함 |
-
1992
- 1992-08-11 JP JP4213138A patent/JPH0670414A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100933287B1 (ko) * | 2009-09-29 | 2009-12-22 | (주)이명이앤씨건축사사무소 | 공동주택용 전기분전함 |
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