JPH0670241A - 撮像装置 - Google Patents

撮像装置

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Publication number
JPH0670241A
JPH0670241A JP4219054A JP21905492A JPH0670241A JP H0670241 A JPH0670241 A JP H0670241A JP 4219054 A JP4219054 A JP 4219054A JP 21905492 A JP21905492 A JP 21905492A JP H0670241 A JPH0670241 A JP H0670241A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
optical window
optical
frame
image pickup
optical system
Prior art date
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Pending
Application number
JP4219054A
Other languages
English (en)
Inventor
Keiichiro Kaneko
啓一郎 金子
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP4219054A priority Critical patent/JPH0670241A/ja
Publication of JPH0670241A publication Critical patent/JPH0670241A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 赤外光を光学系により集光して電荷結合素子
面上に結像し、赤外線が像を得る撮像装置において、ナ
ルシサス対策で光学窓に曲率を付ける場合の光学窓に対
する位置決め許容公差を満足させることを目的とする。 【構成】 光学窓4を光学系3との間で径方向に位置決
めし、撮像装置きょう体2との間で軸方向に位置決めす
る構成とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は電荷結合素子を用いた
特に赤外線利用の高感度な撮像装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】図3は従来の撮像装置の例を示す図であ
る。図において1は撮像装置、2は撮像装置きょう体、
3は光学系、4は光学窓、5は光学窓枠、6は窓抑えリ
ング、7はOリング、8は検知器である。また、9は冷
却部、10は電荷結合素子であり、11は駆動回路、1
2は配線である。
【0003】図において、電荷結合素子10は検知器8
内部に搭載されており、冷却部9によって冷却されてい
る。前記検知器8内部は一般的に真空遮断されており、
前記電荷結合素子10の冷却を助けている。前記検知器
8、前記冷却部9、前記駆動回路11、前記光学系3
は、前記光学窓4、前記光学窓枠5、及び前記撮像装置
きょう体2により囲まれる空間に収納されている。前記
光学窓枠5及び前記撮像装置きょう体2はまた前記Oリ
ング7により気密されている。前記光学窓4は前記光学
窓枠5に納められ、前記窓抑えリング6により固定され
ている。前記電荷結合素子10は前記駆動回路11によ
って駆動される。
【0004】次に作用について説明する。まず、外部か
ら入射した赤外光は前記光学窓5、前記光学系4を通過
し、前記検知器8内部に搭載される前記電荷結合素子1
0上に結像する。前記電荷結合素子10は像の各点の赤
外光線強度に応じた電荷を蓄積する。蓄積された電荷は
信号処理部(図示しない)に転送され、目的とする画像
を得る。前記検知器8内部に搭載された前記電荷結合素
子10は前記冷却部9によっておよそ−200℃の極低
温に冷却され、前記電荷結合素子10が外部からの入射
赤外線の強度を検知するのを助けている。前記検知器8
内部は一般的に真空断熱されており、前記電荷結合素子
10の冷却を助けている。前記検知器8、前記冷却部
9、前記駆動回路11、前記光学系3は、前記光学窓
4、前記光学窓枠5、及び前記撮像装置きょう体2によ
り囲まれる空間に収納されている。前記光学窓枠5及び
前記撮像装置きょう体2はまた前記Oリング7により気
密された空間を構成しており、内部に水蒸気その他の不
純物が侵入しないようになっている。前記光学窓4は前
記光学窓枠5に納められ、衝撃などの外力を受けても外
れないよう前記窓枠抑えリング6により固定されてい
る。前記電荷結合素子10は前記駆動回路11によって
駆動され蓄積された電荷を信号処理部(図示しない)に
転送する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
撮像装置には、以下に述べるような問題点があった。す
なわち、光学窓から電荷結合素子側を見た場合、検知器
外筒は室温であり、電荷結合素子自体は極低温に冷却さ
れているため、赤外線の放射レベルに大きな差異が生じ
ている。この赤外線が光学窓に反射して電荷結合素子に
入射した場合、電荷結合素子上の画像にはコントラスト
が生じ、電荷結合素子自身の反射像を見るといういわゆ
るナルシサス現象を生じる。この問題を解決するために
光学窓を斜めにするという方法がとられるが、この場合
撮像装置自体を容器に収納したり、撮像装置全体を回転
操作する必要がある場合などには大きな空間を必要とす
るため、重量制限をオーバーしたり、空間に無駄を生じ
るという欠点があった。一方、こうした問題を避けるた
めに光学窓をレンズ化して倍率を持たせる方法もある
が、この場合、光学窓が光学系のレンズ群の中のレンズ
の一枚として関与し、光学窓に入射した平行光は光学窓
を透過した後角度の付いた光線となるため、光学系に対
する光学窓の径方向の必要位置精度が厳しくなる。この
ため従来の撮像部きょう体に光学窓枠を嵌合してねじ止
め固定する方法では、数多くの部品の公差が積み重なる
上、撮像部きょう体等は一般的に鋳物などを用いる精度
の低い部品であるため、光学系に対する光学窓枠及び光
学窓必要位置精度の実現が非常に難しくなる。
【0006】この発明はかかる課題を解決するためにな
されたものであり、ナルシサス対策で光学窓に曲率を付
ける場合の光学窓に対する位置決め許容公差を満足させ
ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明に係る撮像装置
は、光学窓をレンズ化して倍率を持たせ、かつ光学系と
光学窓の間で直接径方向の位置を拘束しあうことにより
ナルシサス現象をなくし、かつ光学窓の必要位置精度を
満足させようとするものである。
【0008】
【作用】この発明の光学窓は、光学窓枠と撮像装置きょ
う体の間に光軸方向の位置を拘束し、また同時に気密を
保ち、かつ光学系と光学窓枠の間で直接径方向の位置を
拘束しあうことにより、曲率及び倍率を持つ光学窓の必
要位置精度を満足することができる。この結果、本発明
に係る撮像装置は、光学窓をレンズ化して倍率を持たせ
てナルシサス現象をなくすことができるものである。
【0009】
【実施例】実施例1.図1はこの発明の一実施例を示す
図である。図において、1〜12は前記従来の技術によ
る装置と全く同一のものである。また、13はこの発明
による位置決め嵌合部であり、光学系の先端の外径と光
学窓枠の嵌合部の内径が嵌め合いとなっていることによ
り、光学窓枠の径方向を拘束している。逆に光軸方向に
ついては光学窓枠と光学系の間には隙間が設けられてい
るため、光学系は光軸方向にはなんら拘束をしていな
い。したがって光学系は光学窓枠の径方向のみを拘束し
ている。また光学窓枠と撮像装置きょう体の間は径方向
に隙間が設けられており、径方向にはなんら拘束をして
いない。一方、光学窓の光軸方向については撮像装置き
ょう体と光学窓枠との当たり面により光学窓枠の光軸方
向の位置が規制されている。したがって何れの方向とも
前記拘束関係が保たれるような構造となっている。すな
わち前記のように光学窓枠及び光学窓の径方向の位置を
高い精度で固定することができ、光学窓に曲率、倍率を
つけた場合でも収差の劣化を小さく抑えることが容易に
なる。前記のように光学窓をレンズ化して倍率を持た
せ、これによりナルシサス現象をなくすることができ
る。
【0010】実施例2.図2はこの発明の他の一実施例
を示す図である。図において、1〜12は前記従来の技
術による装置と全く同一のものである。また、14,1
5はこの発明による位置決めピンであり、光学窓枠の径
方向のみを拘束している。光学窓の光軸方向については
撮像装置きょう体と光学窓枠との当たり面により光学窓
枠の光軸方向の位置が規制されている。逆に光学窓枠と
光学系の間は軸方向には隙間が設けられており、また光
学窓枠と撮像装置きょう体の間は径方向に隙間が設けら
れている。したがって光学窓、光学系、撮像装置きょう
体の相互間の拘束関係は実施例1の場合と全く同じであ
る。したがって光学窓に曲率、倍率をつけた場合でも収
差の劣化を許容できる範囲内に納めることができ、これ
によりナルシサス現象をなくすことができる。
【0011】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、光学窓
に曲率、倍率をつけた場合でも収差の劣化を許容できる
範囲内に納めることができ、これによりナルシサス現象
をなくすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明になる撮像装置の一実施例による断面
図である。
【図2】この発明になる撮像装置の他の一実施例の断面
図である。
【図3】従来の撮像装置の断面図である。
【符号の説明】
1 撮像装置 2 撮像装置きょう体 3 光学系 4 光学窓 5 光学窓枠 6 窓抑えリング 7 Oリング 8 検知器 9 冷却部 10 電荷結合素子 13 位置決め嵌合部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外界と密封された容器と、前記容器内に
    あって外界の物体を撮像する撮像部と、前記撮像部内に
    あって外界からの入射光に対して感度を持ち、かつ入射
    光の強度を電気信号出力として取り出す電荷結合素子
    と、前記電荷結合素子上に外界からの入射光を結像させ
    る光学系と、前記光学系により結像させられる光束を外
    界から取り込む光学窓と、前記光学窓を支持し、かつ外
    界と前記容器を密閉する光学窓枠を有する撮像装置にお
    いて、前記容器と光軸方向に接することにより外界との
    密封を保ち、かつ前記光学系との間で光軸と垂直な方向
    に位置決めができる嵌合部を有することを特徴とする撮
    像装置。
JP4219054A 1992-08-18 1992-08-18 撮像装置 Pending JPH0670241A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4219054A JPH0670241A (ja) 1992-08-18 1992-08-18 撮像装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4219054A JPH0670241A (ja) 1992-08-18 1992-08-18 撮像装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0670241A true JPH0670241A (ja) 1994-03-11

Family

ID=16729547

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4219054A Pending JPH0670241A (ja) 1992-08-18 1992-08-18 撮像装置

Country Status (1)

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JP (1) JPH0670241A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7806642B2 (en) 2004-05-13 2010-10-05 Panasonic Corporation Receiver for component feed plates and component feeder

Cited By (1)

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