JPH0669927A - Lan間中継装置のアドレス認識テーブルの検索方法 - Google Patents

Lan間中継装置のアドレス認識テーブルの検索方法

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JPH0669927A
JPH0669927A JP4218079A JP21807992A JPH0669927A JP H0669927 A JPH0669927 A JP H0669927A JP 4218079 A JP4218079 A JP 4218079A JP 21807992 A JP21807992 A JP 21807992A JP H0669927 A JPH0669927 A JP H0669927A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 複数ポートを有するローカルエリアネットワ
ーク(LAN) 間を中継する装置、例えば、MAC ブリッジに
おけるアドレス認識テーブルの検索方法に関し、アドレ
ス認識テーブルの検索回数を減らす。 【構成】 上記MACブリッジで、フレームを受信し
た時の、該フレームの発信元アドレス(S) の検索処理
後の宛先アドレス(D) の検索処理において、その宛先ア
ドレス(D) のアドレス認識テーブルを検出したとき、そ
のアドレス認識テーブルのアドレスをポインタで関連
付けて、上記発信元アドレス(S) を検出したアドレス認
識テーブルに登録しておき、次のフレーム受信におい
て、該フレームの発信元アドレス(S) の検索処理を実行
して、その発信元アドレス(S) が登録されている場合、
続けて、該ポインタが記述されている場合には、その
ポインタが示すアドレスのアドレス認識テーブルに記
述されているアドレスと、上記受信したフレームの宛先
アドレス(D) とを比較して、一致した場合、該ポインタ
が指示するアドレス認識テーブル内のポートに対して
送信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数ポートを有するロ
ーカルエリアネットワーク(LAN) 間を中継する装置、例
えば、MAC ブリッジにおける学習テーブルの検索方法に
関する。
【0002】複数ポートを有するローカルエリアネット
ワーク(LAN) は、そのケーブル長が決まっている為、該
1ローカルエリアネットワーク(LAN) に接続できる端末
装置の数が決まっているが、最近の計算機システムによ
るデータ処理の普及に伴い、端末装置の数が増加する傾
向にある。
【0003】従って、1つのローカルエリアネットワー
ク(LAN) では、該増加する端末装置を収容し切れなくな
り、該ローカルエリアネットワーク(LAN) が増加してき
た為、該ローカルエリアネットワーク(LAN) 間を接続す
る装置が必要となってきた。
【0004】この場合、従来のローカルエリアネットワ
ーク(LAN) 間を接続する装置として、電気レベルの増幅
器(所謂、レピータ)が設けられていたが、該レピータ
では、トラフィックの分断(分散),遮断ができない問
題があることから、所謂、メディアアクセスコントロー
ラ (以下、MACという)ブリッジが必要となってき
た。
【0005】該MACブリッジを利用して、上記トラフ
ィックを分断,遮断する為には、該MACブリッジが備
えているアドレス認識テーブル(学習テーブル)の検索
が必要となるが、前述のように、最近の端末装置の数の
増加に伴って、アドレス認識テーブル(学習テーブル)
の検索時間が増大してきている。
【0006】然して、最近の端末装置も、例えば、パソ
コンからワークステーション(WS)というように高速化し
てきているため、該MACブリッジでの処理能力、引い
ては、該アドレス認識テーブル(学習テーブル)の検索
時間の短縮化が必要となってきた。
【0007】
【従来の技術】図4〜図7は、従来のMACブリッジの
中継方法を説明する図であり、図4は、従来のアドレス
認識テーブルの構成例を示し、図5は、従来の中継処理
時の動作を流れ図で示し、図6,図7は、アドレス認識
テーブルによる学習,フレーム中継,フレームの削除の
動作例を模式的に説明している。
【0008】前述のように、ローカルエリアネットワー
ク(以下、LANという)2 (図6,図7参照)間の接
続装置として、レピータ、MACブリッジ、ルーター、
ゲートウェイ等の装置が存在するが、ここでは、トラフ
ィックの分断,遮断機能を有するMACブリッジ 1を例
にして、該従来技術を説明する。
【0009】MACブリッジ 1とは、ISOのOSI規
約(国際標準化機構のオープンシステムの接続に関する
規約)で規定されたプロトコル7階層のうちの第2層
(データリンク層)内のMAC(媒体アクセス制御)副
層によって、該LAN 2上のフレームを中継する装置で
ある。
【0010】該MAC層においては、フレームは全て
の装置で固有に保持している6バイトの物理アドレス
{図4の従来のアドレス認識テーブル(学習テーブル)
の構成例を参照}に従って中継処理が行われる。該MA
Cフレームの形式を図6(a)に示す。
【0011】該MACブリッジ 1には、図6,図7に示
してあるように、この物理アドレスを認識する機構(学
習機能とよばれる)の実装が推奨されており、そのた
め、MACブリッジ 1は、自分が接続される各LAN 2
上のトラフィックを他のLAN2に対して中継すること
を行わない (所謂、前述の分断機能) 制御を実行する。
この方法を以下に説明する。以下の説明では、説明の便
宜上、該学習テーブルをアドレス認識テーブルに統一的
に表現して説明する。
【0012】(1) 学習{図6(b)参照} MACブリッジ 1は、ポート(1) 10から受信したフレー
ム内の発信元アドレス(S) を認識し、同時にその発信
元アドレ(S) が、既に、アドレス認識テーブル11 に存
在するか否かを検索する。
【0013】該アドレス認識テーブル 11 に、該当する
アドレスが存在しない場合には、新規アドレスとして、
該アドレス認識テーブル 11 に発信元アドレス(S) と、
フレームが受信されたポート(1) 10の番号を登録(学
習)する。
【0014】図6(b) 学習の例で説明すると、あるLA
N 2の端末(S) 3 から図6(a) に示した構成のフレーム
が発信されたとする。このとき、該MACブリッジ 1
のアドレス認識テーブル 11 が検索され、未だ、何れの
アドレスも登録されていないことが認識されると、該端
末(S) 3 のアドレス(S) と、該フレームが受信された
ポート(1) 10の番号“1”が、図示されている如くに登
録される。
【0015】この処理は、全てのポート(1) 〜 10 から
受信されるフレーム一個一個に対して毎回実行される。
従って、該アドレス認識テーブル 11 の数は、最大、ポ
ート(1) 〜 10 の数だけ存在することになり、端末装置
が多くなって、該ポート(1)〜 10 の数が増大してくる
と、該アドレス認識テーブル 11 の検索エントリの数も
膨大になってくる。
【0016】(2) フレームの中継{図7(c) 参照} 上記の受信(学習)処理が終了したら、次に、宛先アド
レス(D) を認識し、このアドレスが、該アドレス認識テ
ーブル 11 に登録されているかの検索を行う。
【0017】該アドレス認識テーブル 11 に登録されて
いない場合、受信したポート(1) 10以外のポートに同報
送信を行う。該アドレス認識テーブル 11 に登録されて
いる場合(学習済みのアドレスの場合)、そのアドレス
が接続されたポート番号が、テーブル内に存在するため
に、そのポートに対してのみ受信フレームの送信を行
うことができる。
【0018】図6(b) の例で説明すると、端末(S) 3 か
らのフレームが受信されたとすると、該MACブリッ
ジ 1のアドレス認識テーブル 11 には、該フレームの
宛先アドレス(D) と、ポート(4) 10の番号“4”とは未
だ登録されていないので、該受信されたポート(1) 10以
外の全てのポート(2) 〜(4) 10に対して同報送信され
る。
【0019】もし、該端末(S) 3 からフレームの受信
の前に、端末(D) 3 からのフレームが受信されている
と、図7(c) に図示されている如くに、該端末(D) 3 の
アドレスと、その受信ポート(4) 10の番号“4”がアド
レス認識テーブル 11 に登録されていることになるの
で、この後で、上記端末(S) 3 からフレームが受信さ
れた場合には、該アドレス認識テーブル 11 には、該フ
レームの宛先アドレス(D) が登録済みであることが認
識され、該受信されたフレームは、該端末(D) のアドレ
スが接続されているポート(4) 10に対してのみ送信され
ることになる。
【0020】(3) フレームの削除{図7(d) 参照} 前述のように、上記の登録(学習)処理が終了したら、
次に宛先アドレス(D)を認識し、このアドレスが、該ア
ドレス認識テーブル 11 に登録されているか検索を行
う。
【0021】該アドレス認識テーブル 11 に登録されて
いる場合で、送信するべきポート 10 の番号が受信ポー
ト 10 の番号と一致する場合は、このフレームは他の
ポートに中継する必要のないフレーム(同一LAN内通
信)であると判断し、受信フレームを削除 (廃棄)
する。
【0022】図7(d) の例で説明すると、端末(S) 3 か
らのフレームが受信されたとき、アドレス認識テーブ
ル 11 が、該図7(d) に示した登録状態であったとする
と、フレームの宛先アドレス(D) が、該アドレス認識テ
ーブル 11 に登録されており、且つ、送信端末(S) の送
信ポート(1) 10の番号“1”と、受信端末(D) の受信ポ
ート(1) 10の番号“1”とが一致しているので、このフ
レームは他のポート(2) 〜(4) 10に中継する必要がな
いものと判断して廃棄処理を行う。
【0023】MACブリッジ 1は、上記にような複雑な
制御をすべてのフレームに対して実行することが強制
される装置である。
【0024】
【発明が解決しようとする課題】図4は、従来のアドレ
ス認識テーブルの構成例を示しており、図5は、従来の
中継処理時のフローチャートを示している。
【0025】従来のMACブリッジ 1のアドレス認識テ
ーブル 11 は、図4に示されているように、端末(S) 3
からフレームを受信する毎に、未登録の受信アドレス
(6バイト)と,受信ポート(1) 〜 10 の番号とが、次
テーブルアドレスのポインタで接続されて登録される。
【0026】そして、該端末(S) 3 からフレームの受
信があると、該ポインタで接続されている複数個 (最
大、ポートの数だけある) のアドレス認識テーブル 11
上において、送信(発信元)アドレス(S) が登録されて
いるか否かの検索が行われる。 {図5の処理ステップ 100 参照} 前述のように、該送信アドレス(S) が未登録であると、
該アドレス認識テーブル 11 に登録される{図5の処理
ステップ 101,102参照}が、既に、登録済みである場合
には、該受信した宛先アドレス(D) について、再度、最
初から、該アドレス認識テーブル 11 の検索が行われ、
既に、登録済みのアドレスがあると、該登録済みのポー
トの番号と、今受信したフレームのポートの番号とが
比較され一致した場合には、前述のように、該フレーム
は中継する必要のないフレームとして、該MACブ
リッジ 1において廃棄される{図5の処理ステップ 10
3,104,105,107,108参照}が、一致しない場合には、該
登録済みのアドレスのポート{例えば、図7(c) の例で
は、ポート(4) 10}に送信される。{図5の処理ステッ
プ 107,109参照} 上記の処理で、該宛先アドレス(D) が、未登録である
と、受信ポート(1) 10以外の全てのポート(2) 〜に同報
送信される。{図5の処理ステップ 104,106参照} このように、従来の中継処理においては、フレームの
中継において、発信元アドレス(S) と、宛先アドレス
(D) について、アドレス認識テーブル 11 を2回検索
{図5の処理ステップ 100,103参照}する必要があり、
前述のように、該アドレス認識テーブル 11 は、全ポー
ト数分必要である (通常、数千ポートのアドレスを有す
る) ことから、該MACブリッジ 1の処理性能を著しく
低下させる要因となっていた。
【0027】本発明は上記従来の欠点に鑑み、複数ポー
トを有するローカルエリアネットワーク(LAN) 間を中継
する装置、例えば、MAC ブリッジにおけるアドレス認識
テーブルの検索方法において、該アドレス認識テーブル
の参照回数を減らすことができる検索方法を提供するこ
とを目的とするものである。
【0028】
【課題を解決するための手段】図1は、本発明の原理説
明図であり、本発明のアドレス認識テーブルの構成例を
示し、図2, 図3は、本発明の一実施例を流れ図で示し
た図である。上記の問題点は下記の如くに構成したアド
レス認識テーブルの検索方法により解決される。
【0029】複数ポート 10 を有するローカルエリアネ
ットワーク(LAN) 2 間を中継する装置 1におけるアドレ
ス認識テーブル 11 の検索方法であって、ポート 10 か
ら受信したフレーム内の発信元アドレス(S) を認識
し、該発信元アドレス(S) がアドレス認識テーブル 11
に存在するか否かを検索し、該アドレス認識テーブル 1
1 に存在しない場合、新規アドレスとして、該アドレス
認識テーブル 11 に、該フレームの発信元アドレス(S)
と、該フレームが受信されたポート番号を登録 (学習)
し、該登録(学習)が終了したら、該フレームの宛先ア
ドレス(D) を認識し、この宛先アドレス(D) が、該アド
レス認識テーブル 11 に登録されているか否かを検索
し、該アドレス認識テーブル 11 に登録されていないと
き、受信したポート 10 以外の全てのポート 10 に同報
送信を行い、該アドレス認識テーブル 11 に登録されて
いる場合には、その宛先アドレスが登録されているポー
ト 10 に対してのみ送信する方法であって、該フレーム
の受信により、該フレームの発信元アドレス(S) の
検索処理後の宛先アドレス(D) の検索処理において、そ
の宛先アドレス(D) のアドレス認識テーブル 11 を検出
したとき、そのアドレス認識テーブル 11 のアドレスを
ポインタで関連付けて、上記発信元アドレス(S) を検
出したアドレス認識テーブル11 に登録しておき、次の
フレーム受信において、該フレームの発信元アドレス
(S) の検索処理を実行して、その発信元アドレス(S) が
登録されている場合、続けて、該ポインタを参照し、
該ポインタが記述されている場合には、そのポインタ
が示すアドレスのアドレス認識テーブル 11 に記述さ
れているアドレスと、上記受信したフレームの宛先アド
レス(D) とを比較して、一致した場合、該ポインタが
指示するアドレス認識テーブル 11 内のポート 10 に対
して送信するように構成する。
【0030】
【作用】即ち、本発明においては、図1に示した本発明
のアドレス認識テーブル構造と、図2, 図3に示した、
本発明によるMACブリッジ処理のテーブル検索時のフ
ローチャートから明らかな如く、フレームを受信してか
ら送信するまでに、該アドレス認識テーブルの検索を1
回で済ませることができる。
【0031】以下、具体的に、その作用,動作を説明す
る。先ず、フレームの受信により、MACブリッジ装
置は、複数個のアドレス認識テーブルに対して、次アド
レスポインタを介して、そのフレームの発信元アドレ
ス(S) の検索処理を実行する。
【0032】この発信元アドレス(S) と同じアドレスが
登録されている場合は、続けて、本発明の関連アドレス
ポインタが、該発信元アドレス(S) が登録されている
アドレス認識テーブル上に記述されているか調べる。
【0033】該関連アドレスポインタが記述されてい
る場合、このポインタの示すアドレスのアドレス認識
テーブル領域に記述されるMACアドレス(6バイト)
と、該受信したフレームの宛先アドレス(D) を比較
し、一致した場合、該アドレス認識テーブル内の送信先
ポートに対して送信を実行する。
【0034】以上のように、本発明によれば、フレーム
を受信してから送信するまでにテーブルの検索処理は
1回のみで処理可能である。通常の、殆どのアプリケー
ションプログラムでは、通信先の端末は、決まっている
ことが多い。
【0035】又、ファイル転送のように、一定の時間の
範囲で、同じ、宛先に対して、連続的に、パケットを通
信することが多い。本発明によるMACブリッジにおけ
るアドレス認識テーブルにおいて、発信元のアドレス
(S) が登録されているとき、その通信先アドレス(D) が
登録されているアドレス認識テーブルへのポインタが
記述されていれば、従来方法のように、送信先アドレス
(D) について、改めて、該アドレス認識テーブルを検索
する必要がなくなり、アドレス認識テーブルに対して、
効率の良い検索を行うことができる。
【0036】図4に示した本発明を使用しない場合の、
従来のアドレス認識テーブル構造では、図5に示したフ
ローチャートから分かるように、フレームの中継に当た
って、発信元アドレス(S) と宛先アドレス(D) の検索処
理の2回の検索処理を行う必要がある。
【0037】従って、本発明のアドレス認識テーブルの
検索方法では、学習されたフレームの中継処理に関し
て、該アドレス認識テーブルの検索回数を半減すること
が可能である。MACブリッジにおいては、このアドレ
ス認識テーブルは、接続される全ノード数分必要である
ため、(通常数千ノードアドレス)この検索処理が、M
ACブリッジの処理性能を決める大きな要因であり、こ
の回数を半減できることで性能上多大な貢献があると判
断できる。
【0038】
【実施例】以下本発明の実施例を図面によって詳述す
る。前述の図1は、本発明の原理説明図であって、アド
レス認識テーブルの構成例を示しており、図2,図3
は、本発明の一実施例を流れ図で示しており、中継処理
の流れ図を示している。
【0039】本発明においては、複数ポート(1) 〜 10
を有するローカルエリアネットワーク(LAN) 間を中継す
る装置、例えば、MAC ブリッジ 1におけるアドレス認識
テーブル 11 の検索するのに、ポート(1) 〜 10 から受
信したフレーム内の発信元アドレス(S) を認識し、該
アドレスがアドレス認識テーブル 11 に存在するか否か
を検索し、該アドレス認識テーブル 11 に存在しない場
合、新規アドレスとして、該テーブルに、該フレーム
の発信元アドレス(S) と、フレームが受信されたポー
ト番号を登録 (学習) し、該学習が終了したら、該フレ
ームの宛先アドレス(D) を認識し、この宛先アドレス
(D) が、該アドレス認識テーブル 11 に登録されている
か否かを検索し、該テーブルに登録されていないとき、
受信したポート以外の全てのポートに同報送信を行
い、該アドレス認識テーブル 11 に登録されている場合
には、その宛先アドレス(D) が登録されているポート
に対してのみ送信する方法であって、該フレームの受
信により、該フレームの発信元アドレス(S) の検索処
理後の宛先アドレス(D) の検索処理において、その宛先
アドレス(D) のアドレス認識テーブル 11 を検出したと
き、そのアドレス認識テーブル 11 のアドレスをポイン
タで関連付けで、上記発信元アドレス(S) を検出した
アドレス認識テーブル 11 に登録する手段が、本発明を
実施するのに必要な手段である。尚、全図を通して同じ
符号は同じ対象物を示している。
【0040】以下、図1を参照しながら図2を用いて、
本発明による中継処理時の動作を説明する。本発明にお
いては、図1に示されているように、MACブリッジ 1
内のアドレス認識テーブル 11 内に、通信先のアドレス
(D) が登録されているアドレス認識テーブル 11 の先頭
アドレスを関連アドレスポインタとして記述する領域
を設けている。
【0041】先ず、MACブリッジ 1は、あるポートか
らフレームを受信すると、該フレーム内の発信元ア
ドレス(S) を認識し、同時に、そのアドレスが、既に、
該アドレス認識テーブル 11 に存在するか (即ち、登録
済みか) 否かを検索する。
【0042】該アドレス認識テーブル 11 に、該当する
アドレスが存在しない場合には、新規アドレスとして、
該アドレス認識テーブル 11 に、上記発信元アドレス
(S) と、該フレームが受信されたポートの番号を登録
(即ち、学習) する。{図2の処理ステップ 100,101,1
02参照} 上記の登録 (学習) 処理において、該当のアドレスが登
録済みの場合、本発明においては、図1のアドレス認識
テーブル 11 内の関連アドレスポインタが参照され、
該関連アドレスポインタが登録済みであると、該ポイ
ンタが指示しているアドレス認識テーブル 11 を参照
して、該受信フレームの宛先アドレス(D) と一致してい
るか否かが調べられ、一致している場合には、そのポー
トに、該受信したフレームが送信される。{図2の処
理ステップ 120,121,122,123,108参照} 前述のように、通常の、殆どのアプリケーションプログ
ラムでは、通信先の端末は、決まっていることが多い。
又、ファイル転送のように、一定の時間の範囲で、同
じ、宛先に対して、連続的に、パケットを通信するの
で、この場合には、該アドレス認識テーブル 11 を1回
検索するだけで、宛先アドレス(D) の端末 3が収容され
ているポート{図7(c) の例では、端末(D) 3 が収容さ
れているポート(4) }10に送信することができる。
【0043】上記の発信元アドレス(S) の検索処理にお
いて、該受信フレームの発信元アドレス(S) のアドレ
スが未登録の場合には、前述の図5,図6で説明したよ
うに、登録 (学習) 処理が行われ、該登録(学習)処理
が終了すると、或いは、上記本発明の関連アドレスポイ
ンタが未登録であると、或いは、該関連アドレスポイ
ンタが登録されているが、該関連アドレスポインタ
が指示するアドレス認識テーブルに登録されているMA
Cアドレスと、受信フレームの宛先アドレス(D) と一
致しなかったとき、該受信フレームの宛先アドレス
(D) を認識して、該当アドレスが、該アドレス認識テー
ブル 11 に存在するか否かの検索が行われる。
【0044】そして、該アドレス認識テーブル 11 に登
録されていない場合には、該フレームを受信したポー
ト以外のポート{図6(b) の例では、ポート(2) 〜(4)
}10に同報送信を行う。{図2, 図3の処理ステップ
103,104,106参照} 該アドレス認識テーブル 11 に、該当の宛先アドレス
(D) が登録されている場合には、該登録済みのポートの
番号と、該フレームを受信したポートの番号を比較
し、一致した場合には、図5,図7でも説明したよう
に、該受信フレームは、他のポートに中継する必要のな
いフレーム{即ち、同一LAN内通信}であると認識
して、該受信フレームを破棄する。{図2,図3の処
理ステップ 103,104,105,107,108参照} 上記の処理ステップ 107での比較処理で、ポート番号が
一致しなかった場合には、本発明の中継処理では、該検
索したアドレス認識テーブル 11 の先頭アドレスを、関
連アドレスポインタ (通信先アドレス認識テーブルの
アドレス) として、上記処理ステップ 100での検索処理
で得た発信元アドレス(S) が登録されているアドレス認
識テーブル 11 の、本発明の関連アドレスポインタの
領域に登録した後、該アドレス認識テーブル 11 が指示
しているポート{図7(c) の例では、ポート(4) }10に
対してのみ、該受信フレームを送信する。{図2の処
理ステップ 107,110,109参照} 従って、受信フレームの発信元アドレス(S) のテーブ
ル検索において、上記関連アドレスポインタが未登録
であると、従来と同じように、該アドレス認識テーブル
11 は、該受信フレームの宛先アドレス(D) について
も検索する必要があり、処理量は同じであるが、該宛先
アドレス(D) についての検索で、通信先端末のアドレス
(D) が登録されているアドレス認識テーブル 11 の先頭
アドレスを認識し、該受信フレームの発信元アドレス
(S) が登録されているアドレス認識テーブル 11 内に、
関連アドレスポインタとして登録されてしまうと、以
降での、同じ通信先への受信フレームに対しては、該
発信元アドレス(S) に対する1回のアドレス認識テーブ
ル 11 の検索で、宛先アドレス(D) が収容されているポ
ートに、該受信フレームを送信することができるよう
になる。
【0045】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明の
LAN間中継装置のアドレス認識テーブルの検索方法に
よれば、発信元のアドレス(S) が登録されているとき、
その通信先アドレス(D) が登録されているアドレス認識
テーブルへのポインタが記述されていれば、従来方法
のように、送信先アドレス(D) について、改めて、該ア
ドレス認識テーブルを検索する必要がなくなり、アドレ
ス認識テーブルに対して、効率の良い検索を行うことが
できる。
【0046】従って、本発明のアドレス認識テーブルの
検索方法では、学習されたフレームの中継処理に関し
て、該アドレス認識テーブルの検索回数を半減すること
が可能である。前述のように、MACブリッジにおいて
は、このアドレス認識テーブルは、接続される全ノード
数分必要であるため、通常数千ノードアドレスの検索処
理が、MACブリッジの処理性能を決める大きな要因で
あり、この回数を半減できることで性能上多大な貢献が
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理説明図
【図2】本発明の一実施例を流れ図で示した図(その
1)
【図3】本発明の一実施例を流れ図で示した図(その
2)
【図4】従来のMACブリッジの中継方法を説明する図
(その1)
【図5】従来のMACブリッジの中継方法を説明する図
(その2)
【図6】従来のMACブリッジの中継方法を説明する図
(その3)
【図7】従来のMACブリッジの中継方法を説明する図
(その4)
【符号の説明】
1 MACブリッジ,又は、LAN間を中継する装
置 11 アドレス認識テーブル (学習テーブル) 10 ポート(1) 〜(4) 2 ローカルエリアネットワーク(LAN) 3 端末(S),(D) 100 〜110,120 〜123 処理ステップ フレーム,又は、受信フレーム 関連アドレスポインタ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数ポート(10)を有するローカルエリアネ
    ットワーク(LAN)(2)間を中継する装置(1) におけるアド
    レス認識テーブル(11)の検索方法であって、 ポート(10)から受信したフレーム () 内の発信元アド
    レス(S) を認識し、該発信元アドレス(S) がアドレス認
    識テーブル(11)に存在するか否かを検索し、該アドレス
    認識テーブル(11)に存在しない場合、新規アドレスとし
    て、該アドレス認識テーブル(11)に、該フレームの発信
    元アドレス(S) と、該フレームが受信されたポート番号
    を登録 (学習) し、 該登録(学習)が終了したら、該フレームの宛先アドレ
    ス(D) を認識し、この宛先アドレス(D) が、該アドレス
    認識テーブル(11)に登録されているか否かを検索し、該
    アドレス認識テーブル(11)に登録されていないとき、受
    信したポート(10)以外の全てのポート(10)に同報送信を
    行い、該アドレス認識テーブル(11)に登録されている場
    合には、その宛先アドレスが登録されているポート(10)
    に対してのみ送信する方法であって、 該フレーム () の受信により、該フレーム () の発
    信元アドレス(S) の検索処理後の宛先アドレス(D) の検
    索処理において、その宛先アドレス(D) のアドレス認識
    テーブル(11)を検出したとき、そのアドレス認識テーブ
    ル(11)のアドレスをポインタ () で関連付けて、上記
    発信元アドレス(S) を検出したアドレス認識テーブル(1
    1)に登録しておき、 次のフレーム受信において、該フレームの発信元アドレ
    ス(S) の検索処理を実行して、その発信元アドレス(S)
    が登録されている場合、続けて、該ポインタ () を参
    照し、該ポインタ () が記述されている場合には、そ
    のポインタ () が示すアドレスのアドレス認識テーブ
    ル(11)に記述されているアドレスと、上記受信したフレ
    ームの宛先アドレス(D) とを比較して、一致した場合、
    該ポインタ () が指示するアドレス認識テーブル(11)
    内のポート(10)に対して送信することを特徴とするLA
    N間中継装置のアドレス認識テーブルの検索方法。
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