JPH066982U - 容器の蓋板開閉装置 - Google Patents

容器の蓋板開閉装置

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Publication number
JPH066982U
JPH066982U JP5168192U JP5168192U JPH066982U JP H066982 U JPH066982 U JP H066982U JP 5168192 U JP5168192 U JP 5168192U JP 5168192 U JP5168192 U JP 5168192U JP H066982 U JPH066982 U JP H066982U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
support
cover plate
lid plate
bolts
nuts
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP5168192U
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English (en)
Inventor
武志 神屋
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Publication of JPH066982U publication Critical patent/JPH066982U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ジャッキを用いることなく、容器蓋板の開閉
を簡単かつ安全に行うこと。 【構成】 蓋板4の正規の多数の締付ボルト及びナット
のうち幾つかを取外し、複数の固定片11を蓋板取付フ
ランジ3の背側に容器1の胴本体2外周に沿って等間隔
を置いて配置する。次に、複数の支えボルト14を、そ
れぞれ、この締付ボルトを取外した蓋板取付フランジ3
及び蓋板4のボルト穴15,16に蓋板4の背側から挿
入して、各固定片11のねじ穴12にねじ込む。それか
ら、蓋板4の背側から支えナット17を蓋板4に軽く接
触させる迄各支えボルト14にねじ込んだ後、蓋板4の
正規の締付ボルト及びナットの残りを全て取外す。その
後、各支えナット17をゆっくり均等に緩めて、蓋板4
を下方に降してゆき、蓋板4を支えボルト14に支持さ
せて内部点検を行うか或いは別の受台に載せて支持させ
る。蓋板を閉じる場合は、以上述べた開放手順の逆を行
う。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、容器、特に竪型の熱交換器、低圧容器、高圧容器などの容器に取付 けられている蓋板の開閉装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
火力・原子力発電プラントには、熱交換器や低圧容器或いは高圧容器などの容 器が多数設置され、それぞれの用途に供されている。このような熱交換器などの 容器は、配置や据付面積の関係から竪型のものも多数存在する。また、これら熱 交換器などの容器の蓋板は比較的径が大きく、重量の重いものも相当ある。
【0003】 そして、これら熱交換器などの容器が定期検査の時期を迎えて内部点検をする 場合には、蓋板を容器から取外す必要があるが、従来は図3に示すような方法を 採っている。
【0004】 すなわち、図3において、熱交換器などの容器1の胴本体2に設けた蓋板取付 フランジ3に、蓋板4が多数の締付ボルト5及びナット6によって取付けられて いる。そして、該蓋板4を取外すのに、従来は、地面からの蓋板高さHが大きい 場合、複数の積重ねたジャッキ材木7上に載せたジャッキ8を上げて蓋板4を支 え、その後蓋板取付フランジ3と蓋板4とを締付けている多数のボルト5及びナ ット6を外す。それから、ジャッキ8を下げて、蓋板4の下に積んだ材木ブロッ ク9に蓋板4を載せ、その後さらにジャッキ8を下げて、一番上のジャッキ材木 7を外し、再びジャッキ材木7に載せたジャッキ8を上げて蓋板4を支え、今度 は一番上の材木ブロック9を外し、再びジャッキ8を下げていって材木ブロック 9の上に蓋板4を載せ、次のジャッキ材木7を外して再びジャッキ8を上げ蓋板 4を支える動作を繰返して行う。この動作を繰返す間は、ジャッキ8の油圧ポン プの圧力を確認して、片効きにならないように注意し、蓋板4のレベルを確認し ながら行われ、1回当り150mm程度づつ外されていく。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、このような従来の方法にあっては、熱交換器などの容器の蓋板取外 しに複数のジャッキを用いて行うので、ジャッキのセットに手間を要すること、 ジャッキの操作が面倒であること、ジャッキダウン・ジャッキアップ作業を数回 要すること、及び安定性に欠けるためゆっくりした作業となることなどの問題が あった。
【0006】 本考案は、このような従来技術の課題を解決するためになされたもので、ジャ ッキを用いることなく蓋板の開閉を簡単かつ安全に行うことができる容器の蓋板 開閉装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するために、本考案は、容器の胴本体に設けた蓋板取付フラ ンジに多数の締付ボルト及びナットで取付けられている蓋板の開閉装置において 、前記蓋板取付フランジの背側に容器の胴本体外周に沿って等間隔を置いて配置 される複数のねじ穴付固定片と、幾つかの前記締付ボルトを取外した蓋板取付フ ランジ及び蓋板のボルト穴に蓋板の背側から挿入されて、各固定片のねじ穴にね じ込まれる複数の支えボルトと、蓋板の背側から各支えボルトにねじ込まれて、 蓋板を支持する複数の支えナットとを具備してなる。
【0008】
【作用】
上記の手段を用いて、容器の蓋板の開放は次のようにして行う。まず、蓋板の 正規の多数の締付ボルト及びナットのうち幾つかを取外し、複数の固定片を蓋板 取付フランジの背側に容器の胴本体外周に沿って等間隔を置いて配置する。次に 、複数の支えボルトを、それぞれ、この締付ボルトを取外した蓋板取付フランジ 及び蓋板のボルト穴に蓋板の背側から挿入して、各固定片のねじ穴にねじ込む。 それから、蓋板の背側から支えナットを蓋板に軽く接触させる迄各支えボルトに ねじ込んだ後、蓋板の正規の締付ボルト及びナットの残りを全て取外す。その後 、各支えナットをゆっくり均等に緩めて、蓋板を下方に降してゆき、蓋板を支え ボルトに支持させて内部点検を行うか或いは別の受台に載せて支持させる。蓋板 を閉じる場合は、以上述べた開放手順の逆を行う。
【0009】
【実施例】
以下、図1、図2を参照して本考案の実施例について詳細に説明する。図1は 本考案に係る容器の蓋板開閉装置の一実施例を示す断面図、図2は図1中の1つ のねじ穴付固定片を示す斜視図である。
【0010】 図1において、熱交換器などの容器1の胴本体2に設けた蓋板取付フランジ3 には蓋板4が図3に示した如き多数の締付ボルト5及びナット6によって取付け られ、該フランジ3と蓋板4との間には一般にパッキン10が介装される。そし て、本考案によれば、蓋板4の開放にあたっては、蓋板4のこれら正規の多数の 締付ボルト5及びナット6のうち幾つかを取外し、複数のねじ穴付固定片11を 蓋板取付フランジ3の背側に容器1の胴本体2の外周に沿って等間隔を置いて配 置する。各固定片11は、図2に示すように、中央部にねじ穴12を有すると共 に、容器1の胴本体2の外周部に適合するような円弧状に形成された内側部分1 3を有している。
【0011】 次に、複数の支えボルト14をそれぞれこの締付ボルト5を取外した蓋板取付 フランジ3及び蓋板4のボルト穴15,16に蓋板4の背側(下側)から挿入し て、各固定片11のねじ穴12にねじ込む。それから、蓋板4の背側から複数の 支えナット17を蓋板4に軽く接触させる迄各支えボルト14にねじ込んだ後、 蓋板4の正規の締付ボルト5及びナット6の残りを全て取外す。その後、各支え ナット17をゆっくり均等に緩めて、蓋板4を下方に降してゆき、蓋板4を支え ボルト14に支持させて内部点検を行うか或いは別の受台に載せて支持させる。 蓋板4を閉じる場合は、以上述べた開放手順の逆を行う。
【0012】
【考案の効果】 以上述べたように、本考案によれば、ジャッキを用いることなく容器の蓋板を 簡単に開閉することができ、ジャッキによる蓋板の開閉作業に比較して蓋板の開 閉時間が大幅に短縮されると共に、油圧ポンプ圧力の確認や、蓋板レベルの確認 などジャッキに伴う面倒な操作を省略することができ、かつ蓋板が脱落するなど の危険を伴うこともない。そして、装置が簡易のため、底廉価であり、また操作 に特殊技術を必要としないなど作業性の向上に寄与する効果も大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る容器の蓋板開閉装置の一実施例を
示す断面図である。
【図2】図1中の1つのねじ穴付固定片を示す斜視図で
ある。
【図3】従来の容器蓋板開閉装置を示す立面図である。
【符号の説明】
1 容器 2 胴本体 3 蓋板取付フランジ 4 蓋板 5 締付ボルト 6 ナット 10 パッキン 11 固定片 12 ねじ穴 13 内側部分 14 支えボルト 15 ボルト穴 16 ボルト穴 17 支えナット

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】容器の胴本体に設けた蓋板取付フランジに
    多数の締付ボルト及びナットで取付けられている蓋板の
    開閉装置において、前記蓋板取付フランジの背側に容器
    の胴本体外周に沿って等間隔を置いて配置される複数の
    ねじ穴付固定片と、幾つかの前記締付ボルトを取外した
    蓋板取付フランジ及び蓋板のボルト穴に蓋板の背側から
    挿入されて、各固定片のねじ穴にねじ込まれる複数の支
    えボルトと、蓋板の背側から各支えボルトにねじ込まれ
    て、蓋板を支持する複数の支えナットとを具備すること
    を特徴とする容器の蓋板開閉装置。
JP5168192U 1992-06-30 1992-06-30 容器の蓋板開閉装置 Withdrawn JPH066982U (ja)

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JP5168192U JPH066982U (ja) 1992-06-30 1992-06-30 容器の蓋板開閉装置

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JP5168192U JPH066982U (ja) 1992-06-30 1992-06-30 容器の蓋板開閉装置

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JPH066982U true JPH066982U (ja) 1994-01-28

Family

ID=12893633

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JP5168192U Withdrawn JPH066982U (ja) 1992-06-30 1992-06-30 容器の蓋板開閉装置

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JP (1) JPH066982U (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5629604U (ja) * 1979-08-07 1981-03-20
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Effective date: 19961003