JPH066965Y2 - キヤスタ− - Google Patents

キヤスタ−

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JPH066965Y2
JPH066965Y2 JP1984148175U JP14817584U JPH066965Y2 JP H066965 Y2 JPH066965 Y2 JP H066965Y2 JP 1984148175 U JP1984148175 U JP 1984148175U JP 14817584 U JP14817584 U JP 14817584U JP H066965 Y2 JPH066965 Y2 JP H066965Y2
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engaging
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engagement
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JP1984148175U
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JPS6162601U (ja
Inventor
和広 岩松
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双葉金属工業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、椅子、その他の家具又はオーディオラック等
の下部に取付けて使用されるキャスターの改良に関す
る。
従来、椅子、その他の家具又はオーディオラック等の下
部に取付けて使用されるキャスターにおいて、車輪を回
転自在に軸支する軸支体に対して、それと別体に形成し
たカバーを取付けたものとしては、例えば実公昭57-580
04号公報に開示されたものがある。これは、カバーの内
面側に突出させたピンを軸支体に設けた孔に挿入又は係
止させて、軸支体にカバーを取付けるようにしたもので
ある。従つて、カバーの車輪の軸線方向の移動は規制で
きるが、カバーが車輪の軸線と直交方向には移動し易
く、例えばカバーの円周方向の端部が周囲の他の物に引
っ掛かると、カバーが軸支体から分離する欠点がある。
このような従来の問題点に鑑みて考案されたのが本考案
に係るキャスターで、軸支体に対するカバーの取付けを
容易にするのはもとより、カバーが車輪の軸線方向又は
それと直交方向のいずれの方向の外力に対しても分離し
ないようにすることを目的とする。
こうした目的を達成するため、本考案では、一対の垂直
壁を有して、その垂直壁の両側に設けた軸支部3、3に
一対の車輪4、4が回転自在に軸支された軸支体1の上
側から、軸支体1と一対の車輪4、4の上半部を外被で
きる車輪4の円周方向に湾曲した形状に形成され、しか
も内面側の車輪4軸支部3を間にはさむ両端部に、その
下面側と車輪4の軸支部3側を遊端状にして、軸支体1
の一対の垂直壁の両側面に沿ってそれぞれ重合される一
対の連結板10、10を間隔をあけて下設したカバー9を嵌
込んで、軸支体1にカバー9が一対の垂直壁の両側面に
それぞれ連結板10、10を重合させ、しかも軸支体1の垂
直壁の連結板10と重合する部分と連結板10の対面側の一
方に設けた係合段部11に、地方に設けた係合突部12を係
合させて取付けられるとともに、その係合段部11が孔又
は凹部で、その軸支体1とカバー9の嵌込み始端端が水
平な面の係合縁に形成され、且つ少なくとも係合突部12
が内装できる大きさに嵌込み終端側に開放するととも
に、係合突部12が嵌込み始端側から終端側にかけてその
形成面から徐々に突出した傾斜面とその傾斜面に連なる
この終端側が係合段部11の係合縁に係合できる水平な係
合面で形成されて、軸支体1とカバー9が係合段部11の
係合縁と係合突部12の係合面を面係合させて固定され、
更には取付軸13の下部がカバー9を上側から貫通して、
その上部をカバー9から上側に突出させて立設させたキ
ャスターを構成した。
而して、このようなキャスターでは、一対の車輪4、4
を軸支させた軸支体1の上側から、カバー9の内面側を
下側に向けて、一対の垂直壁の両側面にそれぞれ連結板
10、10を重合させて嵌込むと、最後には係合段部11に係
合突部12が係合するから、軸支体1にカバー9を分離し
ないように固定することができるのである。
本考案に係るキャスターの詳細を更に添付の図面に基づ
き説明する。図中1は、金属板を断面凹形に折曲して形
成した軸支体で、その垂直な一対の対向壁2、2のそれ
ぞれ側面に突出させて設けた筒状の軸支部3、3に車輪
4、4の側面に突出させた筒状の軸5、5が挿入され
て、それの両側に一対の車輪4、4が回転自在に軸支さ
れている。そして、軸支部3の内周面に設けた突部6を
軸5の外周面に設けた環状溝部7に係合させて、軸支体
1に車輪4が分離しないように、且つ回転自在に軸支さ
れているのである。尚、8は相対面した一対の車輪4、
4の軸5、5間に両端を挿入して、軸5、5間に架設し
た金属製のピンである。
次に、9は軸支体1の上側部に重合させて取付けた軸支
体1と一対の車輪4、4の上半部を外被する合成樹脂製
のカバーである。そして、このカバー9は、軸支体1と
一対の車輪4、4の上半部を外被できる車輪4の内周方
向に湾曲した形状に形成されている。又、10、10は、カ
バー9の内面側の車輪4、4の軸支部3、3を間にはさ
む両端部に、その下面側と車輪4の軸支部3側を遊端状
にして、間隔をあけて下設された一対の連結板で、これ
は軸支体1の両対向壁2、2の外側面に沿つてそれぞれ
重合する位置関係に設けられている。そして、これら一
対の連結板10、10には、両対向壁2、2に設ける係合突
部を内装できる大きさの四角形状で、その各辺を水平方
向と垂直方向に向けた孔から形成される係合段部11、11
が設けられている。更に、12、12は両対向壁2、2の係
合段部11、11と重合する部分の外側に突出させて設けた
段部11に係合する係合突部で、これは対向壁2の一部に
水平方向の切目を形成して、その上部側を外方に湾曲状
に突出させて設けたものである。
次に、13は下部がカバー9を上側から貫通して両対向壁
2、2間に挿入されるとともに、その上部をカバー9か
ら上側に突出させて、軸支体1に回転自在に取付けた取
付軸で、これを介してキャスターを椅子、その他の家具
又はオーディオラック等の下部に取付けるものである。
而して、このようなキャスターでは、一対の車輪4、4
を軸支させた軸支体1の上側から、カバー9の内面側を
下側に向けて、両対向壁2、2の外側面にそれぞれ連結
板10、10を重合させて嵌込んだ後、カバー9の内面側に
軸支体1の上側部が接合するまで更に嵌込むと、係合段
部11となる孔内に係合突部12が係合して、最後には係合
段部11となる孔の下端縁に形成される水平な面の係合縁
に、係合突部12の切目側の水平な面から形成される係合
面が面係合することで、軸支体1とカバー9が固定され
て、軸支体1に対するカバー9の取付けが完了するので
ある。このため、こうしたキャスターでは、軸支体1に
カバー9を分離しないように取付けることができるだけ
でなく、軸支体1に対するカバー9の取付けが簡単であ
る。
このように、カバー9に設けた一対の連結板10、10を軸
支体1の両対向壁2、2に外側面に重合させるととも
に、連結板10の係合段部11を対向壁2に設けた係合突部
12に係合させて、軸支体1にカバー9を取付けているか
ら、カバー9が車輪4の軸線方向に移動するのを連結板
10が規制する。そして、係合段部11と係合突部12の係合
関係から、カバー9は対向壁2の側面と平行方向、即ち
車輪4の軸線と直交方向にも移動が規制されて、例えば
カバー9の円周方向の端部が周囲の他の物に引っ掛かっ
ても、カバー9が軸支体1から分離するのを規制するこ
とができる。従って、カバー9を軸支体1に強固に取付
けることが可能になる。
ところで、図示した実施例のように、軸支体1を金属板
から断面凹形に形成したときには、カバー9の内面側の
車輪4の軸支部3を間にはさむ両端部に、両対向壁2、
2の内側面に沿ってそれぞれ重合される一対の連結板1
0、10を下設することもできる。そして、軸支体1は、第
5図又は第6図に示すように係合樹脂体からその両側に
一対の垂直壁を有する厚板状に形成することも可能であ
る。又、第6図に示すように軸支体1側に係合段部11を
設けるとともに、連結板10側に係合突部12を設けること
もできる。更に、係合段部11は孔を形成して設けるのに
代えて、第6図に示すように凹部を形成して設けること
も可能である。そして、この係合段部11は連結板10又は
軸支体1に孔又は凹部を形成して設けられるが、その孔
又は凹部は、カバー9を軸支体1の上側から嵌込んだと
きに、最初に重合する嵌込み始端側、即ち連結板10側に
設けるときには下側、又軸支体1側に設けるときには上
側が、水平な面の係合縁に形成されるとともに、少なく
とも係合突部12が内装できる大きさに嵌込み終端側に開
放させて設けられるものである。一方、係合突部12は、
嵌込み始端側から終端側にかけてそれを形成する軸支体
1表面又は連結板10表面から徐々に突出した傾斜面とそ
の傾斜面に連なるこの終端側、即ち軸支体1側に設ける
ときには下側、又連結板10側に設けるときには上側が、
係合段部11の係合縁に面係合できる水平な係合面に形成
されるものである。
以上のような本考案に係るキヤスターでは、一対の車輪
4、4を軸支させた軸支体1の上側から、カバー9の内
面側を下側に向けて嵌込むと、連結板10は下面側と車輪
4の軸支部3側を遊端状にした形状に起因する変形性で
垂直壁と反対側に変形して、軸支体1と連結板10の一方
に設けた係合段部11に、他方に設けた係合突部12を係合
させることが可能になるから、軸支体1に対するカバー
9の取付けが簡単である。又、カバー9の内面側に下設
した一対の連結板10、10をそれぞれ軸支体1の一対の垂
直壁の両側面に重合させるとともに、軸支体1と連結板
10の一方に設けた係合段部11に他方に設けた係合突部12
を係合させて、軸支体1にカバー9が取付けられている
から、カバー9は軸支体1に車輪4の軸線方向は勿論、
それと直交方向のいずれの方向の外力に対しても分離し
ないように取付けることができる。従って、キャスター
を使用しているときに、例えばカバー9の円周方向の端
部が周囲の他の物に引っ掛かっても、カバー9が軸支体
1から分離するのを規制することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るキャスターを示す縦断正面図、第
2図は同じく縦断側面図、第3図は同じく底面図、第4
図は要部の拡大縦断面図、第5図、第6図は他の実施例
を示す要部の拡大縦断面図である。 1:軸支体、2:対向壁、3:軸支部、4:車輪、5:
軸、6:突部、7:環状溝部、8:ピン、9:カバー、
10:連結板、11:係合段部、12:係合突部。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】一対の垂直壁を有して、その垂直壁の両側
    に設けた軸支部(3)(3)に一対の車輪(4)(4)が回転自在に
    軸支された軸支体(1)の上側から、軸支体(1)と一対の車
    輪(4)(4)の上半部を外被できる車輪(4)の円周方向に湾
    曲した形状に形成され、しかも内面側の車輪(4)の軸支
    部(3)を間にはさむ両端部に、その下面側と車輪(4)の軸
    支部(3)側を遊端状にして、軸支体(1)の一対の垂直壁の
    両側面に沿ってそれぞれ重合される一対の連結板(10)(1
    0)を間隔をあけて下設したカバー(9)を嵌込んで、軸支
    体(1)にカバー(9)が一対の垂直壁の両側面にそれぞれ連
    結板(10)(10)を重合させ、しかも軸支体(1)の垂直壁の
    連結板(10)と重合する部分と連結板(10)の対面側の一方
    に設けた係合段部(11)に、他方に設けた係合突部(12)を
    係合させて取付けられるとともに、その係合段部(11)が
    孔又は凹部で、その軸支体(1)とカバー(9)の嵌込み始端
    端が水平な面の係合縁に形成され、且つ少なくとも係合
    突部(12)が内装できる大きさに嵌込み終端側に開放する
    とともに、係合突部(12)が嵌込み始端側から終端側にか
    けてその形成面から徐々に突出した傾斜面とその傾斜面
    に連なるこの終端側が係合段部(11)の係合縁に係合でき
    る水平な係合面で形成されて、軸支体(1)とカバー(9)が
    係合段部(11)の係合縁と係合突部(12)の係合面を面係合
    させて固定され、更には取付軸(13)の下部がカバー(9)
    を上側から貫通して、その上部をカバー(9)から上側に
    突出させて立設させたキャスター。
  2. 【請求項2】金属板を断面凹形に折曲して形成された軸
    支体(1)の垂直な一対の対向壁(2)(2)に設けられた水平
    方向の切目の上部側を突出させて係合突部(12)が形成さ
    れた実用新案登録請求の範囲第1項記載のキャスター。
JP1984148175U 1984-09-28 1984-09-28 キヤスタ− Expired - Lifetime JPH066965Y2 (ja)

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JPS6162601U JPS6162601U (ja) 1986-04-26
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Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58180704U (ja) * 1982-05-27 1983-12-02 有限会社東京巧作所 キヤスタ−
JPS5966604U (ja) * 1982-10-28 1984-05-04 株式会社丸和エコ− 鞄用キャスターの取付枠

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JPS6162601U (ja) 1986-04-26

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