JPH066941Y2 - 磁石、袋付きカレンダ− - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 Ａ、産業上の利用分野 月暦カレンダーの日付けの上部又は近くに磁石をくっつ
け今日の日付け、曜日が一目でわかるようにしたカレン
ダーである。

Ｂ、従来の技術 従来からあるカレンダーにはシールをはりつけて誕生
日、行事等の目印を付け指示しているが、これは、はる
のに手数がかかり面倒な不便性があるし、又、余り何個
所にも貼付けられると選別を誤ったり、時宜を見過ごす
欠点がある。

普通は目印がない物が多い。

Ｃ、考案が解決しようとする問題点 本考案のカレンダーは表面月の暦の紙面上を磁石を自由
自在に移動させる事が出来るので、シールのように貼付
ける手数がかからない。又、磁石を移動する事によって
丁度、日暦の様に日課にして、日付け、曜日及びメモ事
項等を確認するようにした。

Ｄ、問題を解決するための手段 本考案のカレンダーには、暦の表面部と裏面部に、二つ
の磁石「４、５」を合致させてくっつけ、移動させるた
め、裏面部の磁石「５」が脱落した時それを受止めるよ
うに第二図に示した紙袋「７」を貼付けた。

Ｅ、作用 通常の月暦カレンダーの１２月暦の裏面部に、もう１枚
同寸大の白紙で、磁石「５」が自由に移動し易いよう
に、余裕を付けた紙袋「７」を糊付けしてつける。上の
部分は開放しておいて磁石を出し入れする。

〜「付記事項」 昭和６０年８月５日付の出願番号６０−１０９３５６
号、考案の名称磁石付きカレンダーの出願者と、本考案
出願者は同一人で、本考案は先願の改良案である。

Ｆ、実施例 ６枚から１２枚つずりの月暦カレンダー本体「１」の日
付け「２」の上部又は近くに磁石「４」と、裏面部にあ
る磁石「５」を合致させてくっつける。

磁石「４」を移動するには、磁石「４」を暦の紙面をす
べらせるようにすると裏面の磁石「５」はくっついたま
ま同じように移動する。しかし磁石「４」を紙面からは
なすと裏面の磁石「５」は脱落するので、それが床に落
ちないように紙袋「７」をつけて受けとめるようにし
た。裏面の磁石「５」が落ちると紙袋「７」の底部分に
ゆくので、表面の磁石「４」で暦の下部をなぞると磁石
「５」がくっついてくるので、それを目的の位置に戻す
ようにする。

又、実施例その２としては、年暦１枚ものもあるので、
これにも日付け、曜日の部位に紙袋「７」をつけて前記
と同じように使用する。

又、実施例として表面部の磁石「４」の上面に図柄色柄
等のシールをはり付けて独自の目印にして使用する。

Ｇ、効果。

『その１』日暦と同じように磁石の目印しで、今日が何
日、何曜日か一目でわかり易い。

『その２』メモ欄のある月暦の場合、今日の予定を磁石
「４」を移動する毎に確認することが出来る長所があ
る。

『その３』表面部の磁石「４」の上面に独自の図柄、色
柄のシールをはるので暦の趣きを変えて楽しめるし、利
用目的に合せて使用できる。

【図面の簡単な説明】

第一図は正面図、第二図は左側面図「右側面図も同
じ」、第三図は背面図、第四図は底面図、第五図は拡大
断面図。「使用状態の側面」。 図面符号の説明。 １、は月暦カレンダー本体。 ２、は日付け。 ３、は曜日。 ４、は暦表面部の磁石。 ５、は暦裏面部の磁石。 ６、はカレンダー吊金具。 ７、は紙袋。 ８、は表面暦と１２月暦との中間にある数枚の暦。

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】通常のカレンダーの裏面に紙袋「７」を付
   け、２個の磁石をカレンダーの表面と紙袋「７」の内部
   におき２個の磁石を合致させ、くっつけ、移動して使用
   するようにしたカレンダーと紙袋と磁石の組合せ。