JPH0667405U - ごみ袋収納部付ごみ箱 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】従来のごみ箱は単なる容器であったため、ごみ
箱の中に入れるごみ袋を、使用の都度、別の保管場所ま
で取りに行って、ごみ箱の上からごみ袋を入れなければ
ならず、即応性に欠け、不便であった。それを解消する
ために、ごみ箱本体内にごみ袋収納部を設け、ごみ袋を
即座に使用できるようにしたごみ箱である。 【構成】ごみ箱本体１の内部に仕切り板２を設け、上部
をごみ収納部３とし、下部をごみ袋収納部４として、仕
切り板にごみ袋取り出し口５を設け、ごみ袋収納部にご
み袋収納口６からごみ袋を収納し、ごみ袋取り出し口よ
りごみ袋を取り出せる構造にしたごみ箱。

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、ごみ箱の本体内に設けたごみ袋収納部から、ごみ袋を取り出せる 構造のごみ箱である。

一般にごみ処理が容易にできるためにとか、生ごみや汚物の処理の場合にごみ 箱が汚れないように等の理由で、ごみ箱の中にごみ袋としてナイロン袋などをご み箱の上から入れて使用しているが、従来のごみ箱は単なる容器であったために 、必要とするごみ袋を使用の都度、別の保管場所まで取りに行ったりしなければ ならず、またごみ袋が見当らず、捜さなければならないということもあり、使用 するのに手間がかかるとともに、即応性に欠けて不便であった。

本考案はそのような欠点をなくして、ごみ袋が必要な時に直ちに使用できるよ うにしたもので、いま、図面について説明すれば、ごみ箱本体１の内部に仕切り 板２を設け、上部をごみ収納部３とし、下部をごみ袋収納部４として、仕切り板 ２にごみ袋取り出し口５を設け、ごみ袋収納部４の中に多数枚のごみ袋をごみ袋 収納口６から収納し、ごみ袋を使用の場合、ごみ袋取り出し口５からごみ袋を引 き出して使用できるようにしたものである。

本考案のごみ箱に使用するごみ袋には、ごみ袋取り出し口５からの引き出しが 容易に出来るように、一枚一枚のごみ袋が連なり、その切り離しが容易にできる ごみ袋を使用すると、より便利さが増す。

この場合の本考案のごみ箱の使用例は、次のようである。

ごみ袋収納部４に収納されたごみ袋を、ごみ袋取り出し口５から引き出してご み箱本体１の上部まで引き上げ、ごみ箱本体１の縁にごみ袋の先端を引っ掛けて ごみ箱本体内にごみ袋をセットする。ごみ袋にごみが一杯になった時点で、処分 するごみ袋を上に引き上げる。

ごみの詰まったごみ袋を引き上げると、ごみ袋が連なっているため、ごみ袋取 り出し口５から次に使用するごみ袋が出てくるので、ごみ袋を切り離し、ごみの 入ったごみ袋は処分し、次の新たなごみ袋をごみ箱本体内にセットする。

このように本考案のごみ箱に、切り離しの容易な連なったごみ袋を利用すると 、便利ではあるが、他の単体のごみ袋でもよい。

本考案のごみ箱であるから、従来のように、ごみ箱にごみ袋を使用する際に、 別の保管場所に取りに行く必要もなく、使用する時に即座に、かつ迅速に、ごみ 袋をごみ箱にセット出来るようになる。

また、本考案はごみ箱の形状及び大きさに関係なく利用できる。

また、ごみ袋収納口はごみ箱の底からでもよい。

【図面の簡単な説明】

【図１】 本考案の一部切欠斜視図である。

【図２】 本考案の実施例を示す断面図である。

【符号の説明】

１はごみ箱本体、２は仕切り板、３はごみ収納部、４は
ごみ袋収納部、５はごみ袋取り出し口、６はごみ袋収納
口、７はごみ袋

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 ごみ袋の収納部を設けた構造のごみ箱