JPH086780Y2 - ビニール袋などの収納容器 - Google Patents

ビニール袋などの収納容器

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Publication number
JPH086780Y2
JPH086780Y2 JP1989141833U JP14183389U JPH086780Y2 JP H086780 Y2 JPH086780 Y2 JP H086780Y2 JP 1989141833 U JP1989141833 U JP 1989141833U JP 14183389 U JP14183389 U JP 14183389U JP H086780 Y2 JPH086780 Y2 JP H086780Y2
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JP
Japan
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bag
container body
lower opening
bottom plate
storage container
Prior art date
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Application number
JP1989141833U
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English (en)
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JPH0381890U (ja
Inventor
良登 滝本
Original Assignee
株式会社伸晃
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、ビニールやポリエチレンの袋を容易に収納
し、また取り出すことができる収納容器に関する。
〔従来の技術およびその課題〕
食料品店などでは商品を簡易包装するためにビニール
袋やポリエチレン袋を利用するのが一般であるが、購買
者は資源節減のためにこれらの袋を家庭内で再利用する
ことがある。そのために、袋を収納する容器が必要にな
るが、家庭にある箱を利用することが多い。しかし、箱
を利用した場合には上部開口から袋を入れ、再びその口
から袋を取り出すので、1枚の袋だけを取り出そうとし
ても複数枚がひとまとめに連なって出ることが多く、手
間がかかる。また、収納された袋は底から順にたまるの
で、古い袋ほど長く収納されることになり、衛生面でも
欠陥がある。
この問題を解決しようとして、第4図に示すように上
部開口(イ)と下部開口(ロ)を設けて両開口に菊割り
(ハ)を形成し、上部開口(イ)から袋を入れて下部開
口(ロ)から袋を取り出すようにした専用の収納容器が
提供されている。しかし、菊割りを形成する合成樹脂は
弾力が強く、手を開口に挿入したときに菊割りの尖端で
けがをするという問題がある。また、袋は下部開口
(ロ)から取り出すのであるが、このときに菊割りの尖
端に袋が引っ掛かって取り出し難いうえ、強く引っ張れ
ば袋が裂けてしまうという課題もある。
本考案は上述した従来の課題を解決するもので、袋を
収納するときも取り出すときも極めて容易に作業を行う
ことができ、さらに確実に1枚ごとに袋を取り出すこと
ができる簡易なビニール袋などの収納容器を提供するこ
とを目的とする。
〔考案が解決しようとする課題〕
本考案のビニール袋などの収納容器では、上記目的を
達成するために、上部および下部を開口した筒状の容器
本体1に、この上部開口2を遮蔽自在な蓋体4を設ける
一方、下部開口3は上記容器本体の壁面から内側に向か
って斜め下方に傾斜しており、この下部開口に対して上
記容器本体の壁面側に設けたヒンジを介して上記容器本
体内にはね上げ自在で、かつ遮蔽時には上記下部開口の
一部を遮蔽する大きさの底板8を設けるという手段を用
いた。
〔作用〕
容器本体は、その内部にビニール袋などを収納してお
くという機能を有し、また蓋体は上部開口を遮蔽すると
いう機能を行う。下部開口は、はね上げ自在な底板で遮
蔽されているが、一方は開口の状態のままになってお
り、袋を底板と容器内周の間に挟み込むことを防止する
という機能を奏する。
〔実施例〕
以下、本考案の一実施例を添付した図面に従って詳述
すると、第1図は本考案容器の全体斜視図を示し、1は
筒状の容器本体で、上部開口2および下部開口3を有し
ている。4は蓋体で半ドーム形状をしており、両側ヒン
ジ5a、5bを回転軸心として上部開口2を遮蔽自在に回転
する。6は上部開口2のドーム状壁面で、蓋体4を開い
たときにはこの壁面に沿って収容される曲率に設定され
ている。なお、この容器は背面に設けられた吸盤などで
台所の壁面などに取り付けられる。
第2図、第3図は下部開口3の構成を説明するための
縦断面図、および一部切欠き正面図で、容器本体1の壁
面近くに形成されたヒンジ7を介して底板8が設けられ
ている。底板8は通常はヒンジ7から容器本体1の内側
に向かって下方向に傾斜しており、係止部9で止まった
状態を維持している。また底板8は下部開口3を前面遮
蔽する大きさではなく、下部開口3の一部10は常に開口
した状態を保つことができる程度の大きさにすることが
必要である。ただし、一部開口10は収納されたビニール
袋などがそのまま落下してしまうことがない程度の大き
さにする。
このような構成を持つ本考案の収納容器は、通常は蓋
体4が遮蔽されており、底板8も自重によって遮蔽され
ている。ここにビニール袋などを収納するときには、蓋
体4を開けて順次袋を挿入することで足りる。次に袋を
取り出すときには、下部開口3側から手を挿入すれば、
底板8の自重に抗して底板8をはね上げることになるの
で、下部開口3は大きく開き、容易に袋をつかむことが
できる。そして、つかんだ袋をそのまま引っ張れば、底
板8もこれに従って閉塞する。このとき、一部開口10が
形成されているので、袋が容器本体1の壁面と底板8の
先端に挟まれるというような不都合は確実に回避するこ
とができる。
〔考案の効果〕
本考案は、上部開口の蓋体を開くだけで容易にビニー
ル袋などを収納することができ、さらに袋の取り出しは
下部開口から行うようにしているので、古い袋から順次
取り出すことができ、衛生上でも好ましい収納容器を提
供することができた。
また、下部開口に底板は手で容易にはね上げることが
できるので、袋の取り出しは容易であり、手を傷つける
こともない。さらにまた、底板を閉じたときでも容器本
体と底板との間にはなお一部開口が形成されているの
で、袋を取り出すときでも容器本体の壁面と底板の先端
の間に袋が挟まるというような不都合はなく、極めてス
ムーズに取り出し作業を行うことが可能なビニール袋な
どの収納容器を提供することができた。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の収納容器の全体斜視図、第2図は蓋体
を除いたところを示す横断面図、第3図は同一部切欠き
正面図、第4図は従来例を示す斜視図である。 尚、図中1……容器本体、2……上部開口、3……下部
開口、4……蓋体、6……ドーム状壁面、8……底板、
9……係止部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】上部及び下部を開口した筒状の容器本体1
    に、この上部開口2を遮蔽自在な蓋体4を設ける一方、
    下部開口3は上記容器本体の壁面から内側に向かって斜
    め下方に傾斜しており、この下部開口に対して上記容器
    本体の壁面側に設けたヒンジを介して上記容器本体内に
    はね上げ自在で、かつ遮蔽時には上記下部開口の一部を
    遮蔽する大きさの底板8を設けたことを特徴とするビニ
    ール袋などの収納容器。
JP1989141833U 1989-12-07 1989-12-07 ビニール袋などの収納容器 Expired - Lifetime JPH086780Y2 (ja)

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JP1989141833U JPH086780Y2 (ja) 1989-12-07 1989-12-07 ビニール袋などの収納容器

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JP1989141833U JPH086780Y2 (ja) 1989-12-07 1989-12-07 ビニール袋などの収納容器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0381890U JPH0381890U (ja) 1991-08-21
JPH086780Y2 true JPH086780Y2 (ja) 1996-02-28

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ID=31688694

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JP1989141833U Expired - Lifetime JPH086780Y2 (ja) 1989-12-07 1989-12-07 ビニール袋などの収納容器

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0113097Y2 (ja) * 1985-02-18 1989-04-17

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JPH0381890U (ja) 1991-08-21

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