JPH0666700B2 - 腕時計型小型無線機 - Google Patents

腕時計型小型無線機

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JPH0666700B2
JPH0666700B2 JP62206380A JP20638087A JPH0666700B2 JP H0666700 B2 JPH0666700 B2 JP H0666700B2 JP 62206380 A JP62206380 A JP 62206380A JP 20638087 A JP20638087 A JP 20638087A JP H0666700 B2 JPH0666700 B2 JP H0666700B2
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JP
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radio
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和裕 工藤
敏郎 西山
定幸 安間
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NEC Corp
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NEC Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、腕時計型の小型無線機に関する。
[従来の技術] 従来、個別選択呼出受信機のような小型無線機は、例え
ば筐体内に7図に示すようなループアンテナ等の内臓ア
ンテナ20を有し、受信機回路21に整合回路22が付加され
ている。
そして最近では、この種小型無線機として、腕時計型の
ものが考えられている。
[解決すべき問題点] しかしながら、腕時計の形状を呈する小型かつ薄型の小
型無線機において十分なアンテナゲインを有する適当な
内臓アンテナを得ることは、腕時計の大きさ形状による
制限、および受信機回路との接近による電磁的悪影響の
ため困難であるという問題がある。
この問題を解決する手段としては、腕時計のバンド部分
をアンテナとして利用することが考えられ、この場合に
は前述した本体内臓アンテナ20に比べてかなり大きなア
ンテナを構成できるので、アンテナゲインの大きな小型
無線機を提供することが可能である。
ところが、腕時計のバンド部分の長さは個人の腕の太さ
に応じて大きく異なるため、腕時計のバンド部分をアン
テナとして利用した場合に、バンド部分の長さが変わる
と、整合回路によって整合をとることができないという
問題がある。
本発明は上述した問題点を解決するためになされたもの
で、腕時計のバンド部分をアンテナとして利用した場合
に、バンド部分の長さが変わっても整合をとることが可
能な腕時計型小型無線機の提供を目的とする。
[問題点の解決手段] 上記目的を達成するために、本発明は、バンド部分と、
このバンド部分の両終端に接続されて腕に装着される無
線機本栄体とからなる腕時計型小型無線機において、前
記バンド部分を、装着すべき腕の太さに応じて連結数を
変えることのできる複数の連結単位を連結してアンテナ
として形成し、このバンド部分と前記無線機本体との接
続端である両終端のうち一終端をなす連結単位には、そ
の連結単位と無線機本体との間を電気的に接続しかつ前
記バンド部分を形成した連結単位の数に応じた固有の位
置に配置された接続ピンを設けるとともに、前記無線機
本体には前記接続ピンと接続される、前記バンド部分を
形成した連結単位の数に応じた固有の整合回路を複数設
けた構成にしてある。
[実施例] 以下、本発明の一実施例について図面を参照して説明す
る。
第1図は本発明に係る腕時計型小型無線機の全体構成を
示す斜視図であり、バンド部分1を腕から外した状態を
示している。
同図に示すように、バンド部分1は、複数(図示ではn
個)の連結単位11〜1nを連結してループアンテナを形成
し、その両終端をなす連結単位111,1nが無線機本体2に
接続される構造となっている。
第2図(a)は前記バンド部分1を形成している中間部
分任意位置の連結単位13と連結単位14との接続状態を示
す断面図、第2図(b)は上記両連結単位13,14を分離
した状態を示す正面図、第3図(a),(b)はそれぞ
れ第2図(b)中のA方向及びB方向から見た両連結単
位13,14の側面図である。
これら図面において、3は連結ピン、4は連結ピン3と
係合する鈎状のコネクタであり、これら連結ピン3とコ
ネクタ4との係合により連結単位13と14とが機械的に連
結されている。連結単位13と14とを分離する場合には、
連結ピン3を抜き、コネクタ4との係合状態を解除して
分離することができる。
5は接続ピン、6は接続ピン5と嵌合するピン穴6aが形
成されたピンコネクタであり、これら接続ピン5とピン
コネクタ6との接合により連結単位13と14とが電気的に
接続されている。また、前記コネクタ4によっても連結
部分全体で電気的接続がなされている。
第4図は、一終端をなす連結単位11と無線機本体2との
接続関係を示す正面図、第5図(a)(b)は第4図中
のA方向及びB方向から見た連結単位11と無線機本体2
の側面図である。
これらの図において、2aはプラスチック等の非導電性物
質からなる本体接続部分であり、この本体接続部分2aに
挿入される連結ピン3と連結単位11のコネクタ4との係
合により連結単位11と無線機本体2とが機械的に連結さ
れる。
5aは接続ピン、2bは接続ピン5aと嵌合するピン穴2cが形
成された本体ピンコネクタであり、これら接続ピン5aと
本体ピンコネクタ2bとの接合により連結単位11と本体2
とが電気的に接続されている。本体接続部分2aはプラス
チック等の非導電性物質で形成されているので、連結単
位11と本体2との電気的接続は、接続ピン5aと本体ピン
コネクタ2bのピン穴2cとの嵌合によってのみなされるこ
ととなる。
ここで、接続ピン5aは、前記バンド部分1を形成する連
結単位の数に応じた固有の位置に配置されている。接続
ピンは、バンド部分1を形成する連結単位のうち、少な
くとも無線機本体2と接続される可能性のあるものにつ
いてはそれぞれ異なった位置に形成されており、これに
応じて本体ピンコネクタ2bのピン穴2cも複数設けてあ
る。
一方、無線機本体2内には第6図に示すように、前記接
続ピン5aと接続されるピンコネクタ2bのピン穴2c……ご
とに、前記バンド部分1を形成した連結単位の数に応じ
た、異なる容量2dをもって形成した固有の整合回路22を
複数設けてある。
すなわち、今仮に、本無線機を装着する人の腕の太さに
合せてバンド部分1の長さを調節した結果、連結単位11
が第1図および第5図に示すようにバンド部分1の一終
端をなす連結単位となって無線機本体2に接続された場
合、連結単位11の接続ピン5aは、その固有位置に対応し
たピン穴2cを介して、前記バンド部分1の長さ(すなわ
ちアンテナの長さ)に適合した固有の整合回路22に接続
されることとなる。
また、仮に、腕の細い人に合せてバンド部分1の長さを
調節した結果、前述した連結単位13(第2,3図参照)が
バンド部分1の一終端をなす連結単位となって無線機本
体2に接続された場合、連結単位13の接続ピン5は、そ
の固有位置に対応したピン穴2c[第5図(b)中最も右
端のピン穴]を介して、バンド部分1の長さに適合した
固有の整合回路22に接続されることとなる。
このように、本実施例によれば、バンド部分1の長さが
変わっても整合をとることが可能となる。
[発明の効果] 以上説明したように本発明は、腕時計型小型無線機にお
けるバンド部分を、装着すべき腕の太さに応じて連結数
を変えることのできる複数の連結単位を連結してアンテ
ナとして形成し、このバンド部分と無線機本体との接続
端である両終端のうち一終端をなす連結単位には、その
連結単位と無線機本体との間を電気的に接続しかつバン
ド部分を形成した連結単位の数に応じた固有の位置に配
置された接続ピンを設けるとともに、無線機本体には前
記接続ピンと接続される、前記バンド部分を形成した連
結単位の数に応じた固有の整合回路を複数設けた構成と
してあるので、バンド部分の長さを変えた場合でも、バ
ンド部分の一終端をなす連結単位の接続ピンが、バンド
部分の長さに適合した固有の整合回路に接続されて整合
可能となるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る腕時計型小型無線機の全体構成を
示す斜視図、第2図(a)はバンド部分を形成している
中間部分任意位置の連結単位間の接続状態を示す断面
図、第2図(b)は同上両連結単位を分離した状態を示
す正面図、第3図(a),(b)はそれぞれ第2図
(b)中のA方向及びB方向から見た両連結単位の側面
図、第4図は一終端をなす連結単位と無線機本体との接
続関係を示す正面図、第5図(a),(b)は第4図中
のA方向及びB方向から見た連結単位と無線機本体の側
面図、第6図は無線機本体内の整合回路を示す図、第7
図は従来の内臓ループアンテナの整合回路の一例を示す
図である。 1:バンド部分、2:無線機本体 5:接続ピン 11〜11n:連結単位

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】バンド部分と、このバンド部分の両終端に
    接続されて腕に装着される無線機本体とからなる腕時計
    型小型無線機において、前記バンド部分を、装着すべき
    腕の太さに応じて連結数を変えることのできる複数の連
    結単位を連結してアンテナに形成し、このバンド部分と
    前記無線機本体との接続端である両終端のうち一終端を
    なす連結単位には、その連結単位と無線機本体との間を
    電気的に接続しかつ前記バンド部分を形成した連結単位
    の数に応じた固有の位置に配置された接続ピンを設ける
    とともに、前記無線機本体には前記接続ピンと接続され
    る、前記バンド部分を形成した連結単位の数に応じた固
    有の整合回路を複数設けたことを特徴とする腕時計型小
    型無線機。
JP62206380A 1987-08-14 1987-08-21 腕時計型小型無線機 Expired - Fee Related JPH0666700B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62206380A JPH0666700B2 (ja) 1987-08-21 1987-08-21 腕時計型小型無線機
US07/577,847 US5007105A (en) 1987-08-14 1990-09-04 Watch type paging receiver

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JP62206380A JPH0666700B2 (ja) 1987-08-21 1987-08-21 腕時計型小型無線機

Publications (2)

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JPS6450626A JPS6450626A (en) 1989-02-27
JPH0666700B2 true JPH0666700B2 (ja) 1994-08-24

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ID=16522381

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO1992002970A1 (en) * 1990-07-27 1992-02-20 Motorola, Inc. Insulated clasp for a wrist band loop antenna
JP6345396B2 (ja) * 2013-08-27 2018-06-20 シャープ株式会社 無線機装着用バンドおよび無線機

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JPS6450626A (en) 1989-02-27

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