JPH0666456A - 店舗内及びその設備の温度管理システム - Google Patents
店舗内及びその設備の温度管理システムInfo
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- JPH0666456A JPH0666456A JP22143992A JP22143992A JPH0666456A JP H0666456 A JPH0666456 A JP H0666456A JP 22143992 A JP22143992 A JP 22143992A JP 22143992 A JP22143992 A JP 22143992A JP H0666456 A JPH0666456 A JP H0666456A
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- JP
- Japan
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- cooling
- compressor
- pressure side
- heat exchanger
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 冷暖房と冷却装置とによる各排出エネルギー
が相互に有効に利用されるようにした店舗内及びその設
備の温度管理システムを提供する。 【構成】 圧縮機１と室外熱交換器２とを備えた室外ユ
ニットＵout の一端に、互いに並列の端末熱交換器ＨＥ
B1，ＨＥB2を備えた室内ユニットＵB1，ＵB2の各一端が
接続されてなる店舗空調システムと、室外熱交換器の他
端側を圧縮機の高圧側或は低圧側に切換える切替弁ＳＶ
1 ，ＳＶ2 と、室内ユニットの各他端を圧縮機の高圧側
或は低圧側に切換える切換弁ＳＶ4 〜ＳＶ7 と、互いに
並列の端末熱交換器ＨＥC1，ＨＥC2を備えその各一端が
室外ユニットの一端側と接続され他端が圧縮機の低圧側
に接続された冷却ユニットＵC1，ＵC2を有した冷却装置
とを備えた。 【効果】 室内ユニットによる冷暖房と、冷却ユニット
による冷却とが同時に行われ、冷暖房と冷却装置とによ
る各排出エネルギーが相互に有効に利用される。
が相互に有効に利用されるようにした店舗内及びその設
備の温度管理システムを提供する。 【構成】 圧縮機１と室外熱交換器２とを備えた室外ユ
ニットＵout の一端に、互いに並列の端末熱交換器ＨＥ
B1，ＨＥB2を備えた室内ユニットＵB1，ＵB2の各一端が
接続されてなる店舗空調システムと、室外熱交換器の他
端側を圧縮機の高圧側或は低圧側に切換える切替弁ＳＶ
1 ，ＳＶ2 と、室内ユニットの各他端を圧縮機の高圧側
或は低圧側に切換える切換弁ＳＶ4 〜ＳＶ7 と、互いに
並列の端末熱交換器ＨＥC1，ＨＥC2を備えその各一端が
室外ユニットの一端側と接続され他端が圧縮機の低圧側
に接続された冷却ユニットＵC1，ＵC2を有した冷却装置
とを備えた。 【効果】 室内ユニットによる冷暖房と、冷却ユニット
による冷却とが同時に行われ、冷暖房と冷却装置とによ
る各排出エネルギーが相互に有効に利用される。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は店舗内及びその設備の温
度管理システムに関し、特に複数の室内ユニットを有し
た店舗空調システムに複数の商品冷却用の冷却装置を接
続してなる温度管理システムに関するものである。
度管理システムに関し、特に複数の室内ユニットを有し
た店舗空調システムに複数の商品冷却用の冷却装置を接
続してなる温度管理システムに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】この種の店舗空調システムは、圧縮機に
よって圧縮された冷媒の経路を例えば四方弁によって切
換えて、冷・暖房を行うようにしている。即ち、圧縮さ
れた冷媒が室外ユニットの熱交換器を経由し膨張されて
室内ユニットの熱交換器に循環されることにより冷房を
行い、或は圧縮された冷媒が室内ユニットの熱交換器を
経由し膨張されて室外ユニットの熱交換器に循環される
ことにより暖房が行われる。また、店舗内のショーケー
スなどの商品冷却用の冷却装置は、圧縮機によって圧縮
された冷媒が凝縮器を経由し膨張されて商品冷却用の蒸
発器に循環されることにより冷却を行うようにしてい
る。そしてこの冷却装置の圧縮器と凝縮器は、ショーケ
ースなどと一体に設置されて店舗内の空気と熱交換させ
るものと、店舗外に設置され店舗外の空気と熱交換させ
るものとがある。
よって圧縮された冷媒の経路を例えば四方弁によって切
換えて、冷・暖房を行うようにしている。即ち、圧縮さ
れた冷媒が室外ユニットの熱交換器を経由し膨張されて
室内ユニットの熱交換器に循環されることにより冷房を
行い、或は圧縮された冷媒が室内ユニットの熱交換器を
経由し膨張されて室外ユニットの熱交換器に循環される
ことにより暖房が行われる。また、店舗内のショーケー
スなどの商品冷却用の冷却装置は、圧縮機によって圧縮
された冷媒が凝縮器を経由し膨張されて商品冷却用の蒸
発器に循環されることにより冷却を行うようにしてい
る。そしてこの冷却装置の圧縮器と凝縮器は、ショーケ
ースなどと一体に設置されて店舗内の空気と熱交換させ
るものと、店舗外に設置され店舗外の空気と熱交換させ
るものとがある。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記の商
品冷却用の冷却装置は、凝縮器が店舗内の空気と熱交換
させるものにあっては、店舗内に暖気が排出されるので
冬には暖房の助けになるが、夏には暖気の排出と冷房と
が重複されるので効率が良くなかった。また、凝縮器が
店舗外の空気と熱交換させるものにあっては、店舗外に
暖気が排出されるので、暖房している状態においては暖
気の排出と冷気の排出とが重複されることになり効率が
良くなかった。
品冷却用の冷却装置は、凝縮器が店舗内の空気と熱交換
させるものにあっては、店舗内に暖気が排出されるので
冬には暖房の助けになるが、夏には暖気の排出と冷房と
が重複されるので効率が良くなかった。また、凝縮器が
店舗外の空気と熱交換させるものにあっては、店舗外に
暖気が排出されるので、暖房している状態においては暖
気の排出と冷気の排出とが重複されることになり効率が
良くなかった。
【０００４】本発明の目的は、冷暖房と冷却装置とによ
る各排出エネルギーが相互に有効に利用されるようにし
た店舗内及びその設備の温度管理システムを提供するこ
とにある。
る各排出エネルギーが相互に有効に利用されるようにし
た店舗内及びその設備の温度管理システムを提供するこ
とにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の目的を達
成するために、圧縮機と室外熱交換器とを備えた１台の
室外ユニットと、それぞれが端末熱交換器を備え互いに
並列の冷媒経路をなしてその各一端が室外ユニットの一
端と接続された複数台の室内ユニットとからなり店舗の
冷房と暖房とを行う店舗空調システムと、室外熱交換器
の他端側の冷媒経路を圧縮機の高圧側或は低圧側とに切
換える第１の切替手段と、室内ユニットの各他端を圧縮
機の高圧側或は低圧側とに切換える第２の切換手段と、
それぞれが端末熱交換器を備え互いに並列の冷媒経路を
なしてその各一端が室外ユニットの一端側と接続され他
端が圧縮機の低圧側に接続された冷却ユニットをそれぞ
れ有して商品を冷却する複数台の冷却装置とを備えた。
成するために、圧縮機と室外熱交換器とを備えた１台の
室外ユニットと、それぞれが端末熱交換器を備え互いに
並列の冷媒経路をなしてその各一端が室外ユニットの一
端と接続された複数台の室内ユニットとからなり店舗の
冷房と暖房とを行う店舗空調システムと、室外熱交換器
の他端側の冷媒経路を圧縮機の高圧側或は低圧側とに切
換える第１の切替手段と、室内ユニットの各他端を圧縮
機の高圧側或は低圧側とに切換える第２の切換手段と、
それぞれが端末熱交換器を備え互いに並列の冷媒経路を
なしてその各一端が室外ユニットの一端側と接続され他
端が圧縮機の低圧側に接続された冷却ユニットをそれぞ
れ有して商品を冷却する複数台の冷却装置とを備えた。
【０００６】
【作用】本発明によれば、第１の切換手段により室外熱
交換器の他端を圧縮機の高圧側に接続し、第２の切換手
段により室内ユニットの他端を圧縮機の低圧側に切換え
接続すると冷房が行われ、このとき各冷却ユニットは室
内ユニットと並列接続されていて冷却される。そして例
えば第１の切換手段による該接続状態において、第２の
切換手段により室内ユニットの他端を圧縮機の高圧側に
切換え接続すると、圧縮器の高圧側から室内ユニットを
経て各冷却ユニットに到る冷媒経路による暖房と、圧縮
器の高圧側から室外ユニットを経た冷媒回路と上記の暖
房の冷媒回路とが合流されて各冷却ユニットに到る冷媒
経路による冷却とが同時に行われる。
交換器の他端を圧縮機の高圧側に接続し、第２の切換手
段により室内ユニットの他端を圧縮機の低圧側に切換え
接続すると冷房が行われ、このとき各冷却ユニットは室
内ユニットと並列接続されていて冷却される。そして例
えば第１の切換手段による該接続状態において、第２の
切換手段により室内ユニットの他端を圧縮機の高圧側に
切換え接続すると、圧縮器の高圧側から室内ユニットを
経て各冷却ユニットに到る冷媒経路による暖房と、圧縮
器の高圧側から室外ユニットを経た冷媒回路と上記の暖
房の冷媒回路とが合流されて各冷却ユニットに到る冷媒
経路による冷却とが同時に行われる。
【０００７】
【実施例】図１は本発明の一実施例を示す温度管理シス
テムの系統図である。
テムの系統図である。
【０００８】同図において、Ｕout は室外ユニット、１
は圧縮機、２は室外熱交換器、３は室外熱交換器２の熱
交換用送風機、ＤＶA はそのモータ駆動部である。ＳＶ
1 はソレノイド弁よりなる第１の開閉弁で、圧縮機１の
高圧側と室外熱交換器２との間の冷媒経路を開閉する。
ＳＶ2 はソレノイド弁よりなる第２の開閉弁で、圧縮機
１の低圧側と室外熱交換器２との間の冷媒経路を開閉弁
ＳＶ1 が開のとき閉とし、閉のときに開または閉にす
る。上記の第１と第２の開閉弁は第１の切換手段をな
す。熱交換経路２には膨張弁ＥＶA と逆止弁ＣＶA とが
接続されている。ＳＶ3 は熱交換経路２の冷媒流量を制
御するソレノイド弁よりなる流量制御弁である。４は圧
縮機１の低圧側入口圧力Ｐs を検出する圧力センサ、Ｄ
out は室外熱交換器２の冷媒温度Ｔout を検出する室外
機冷媒温度検出部、Ｄaoは室外熱交換器２の外気温度Ｔ
aoを検出する室外機外気温度検出部である。
は圧縮機、２は室外熱交換器、３は室外熱交換器２の熱
交換用送風機、ＤＶA はそのモータ駆動部である。ＳＶ
1 はソレノイド弁よりなる第１の開閉弁で、圧縮機１の
高圧側と室外熱交換器２との間の冷媒経路を開閉する。
ＳＶ2 はソレノイド弁よりなる第２の開閉弁で、圧縮機
１の低圧側と室外熱交換器２との間の冷媒経路を開閉弁
ＳＶ1 が開のとき閉とし、閉のときに開または閉にす
る。上記の第１と第２の開閉弁は第１の切換手段をな
す。熱交換経路２には膨張弁ＥＶA と逆止弁ＣＶA とが
接続されている。ＳＶ3 は熱交換経路２の冷媒流量を制
御するソレノイド弁よりなる流量制御弁である。４は圧
縮機１の低圧側入口圧力Ｐs を検出する圧力センサ、Ｄ
out は室外熱交換器２の冷媒温度Ｔout を検出する室外
機冷媒温度検出部、Ｄaoは室外熱交換器２の外気温度Ｔ
aoを検出する室外機外気温度検出部である。
【０００９】ＵB1，ＵB2は一方の端末をなして店舗内の
冷房或は暖房に使用される室内ユニット、ＨＥB1，ＨＥ
B2はその各端末熱交換器、ＵC1，ＵC2は他方の端末をな
したショーケースなどの冷却装置の冷却ユニット、ＨＥ
C1，ＨＥC2はその各端末熱交換器、ＥＶB1，ＥＶB2，Ｅ
ＶC1，ＥＶC2は膨張弁、ＣＶB1，ＣＶB2は逆止弁であ
る。各ユニットＵB1，ＵB2，ＵC1，ＵC2は互に並列の冷
媒経路をなして、室外熱交換器２側に接続の逆止弁ＣＶ
A にその各一端が共通に接続されている。ＳＶ4，ＳＶ5
はソレノイド弁よりなる切換弁で、各端末熱交換器Ｈ
ＥB1，ＨＥB2の各他端と圧縮機１の低圧側との間の冷媒
経路を個々に開または閉に切換える。ＳＶ6 ，ＳＶ7 は
ソレノイド弁よりなり、互に対をなした各切換弁ＳＶ4
，ＳＶ5 と互に逆の動作をする切換弁で、各端末熱交
換器ＨＥB1，ＨＥB2の各他端と圧縮機１の高圧側との間
の冷媒経路を個々に開または閉に切換える。上記の各切
換弁ＳＶ4 〜ＳＶ7 は第２の切換手段をなす。ＤB1，Ｄ
B2，ＤC1，ＤC2は各ユニットＵB1，ＵB2，ＵC1，ＵC2の
入口温度ＴB 或いはＴC をそれぞれ検出する端末温度検
出部である。
冷房或は暖房に使用される室内ユニット、ＨＥB1，ＨＥ
B2はその各端末熱交換器、ＵC1，ＵC2は他方の端末をな
したショーケースなどの冷却装置の冷却ユニット、ＨＥ
C1，ＨＥC2はその各端末熱交換器、ＥＶB1，ＥＶB2，Ｅ
ＶC1，ＥＶC2は膨張弁、ＣＶB1，ＣＶB2は逆止弁であ
る。各ユニットＵB1，ＵB2，ＵC1，ＵC2は互に並列の冷
媒経路をなして、室外熱交換器２側に接続の逆止弁ＣＶ
A にその各一端が共通に接続されている。ＳＶ4，ＳＶ5
はソレノイド弁よりなる切換弁で、各端末熱交換器Ｈ
ＥB1，ＨＥB2の各他端と圧縮機１の低圧側との間の冷媒
経路を個々に開または閉に切換える。ＳＶ6 ，ＳＶ7 は
ソレノイド弁よりなり、互に対をなした各切換弁ＳＶ4
，ＳＶ5 と互に逆の動作をする切換弁で、各端末熱交
換器ＨＥB1，ＨＥB2の各他端と圧縮機１の高圧側との間
の冷媒経路を個々に開または閉に切換える。上記の各切
換弁ＳＶ4 〜ＳＶ7 は第２の切換手段をなす。ＤB1，Ｄ
B2，ＤC1，ＤC2は各ユニットＵB1，ＵB2，ＵC1，ＵC2の
入口温度ＴB 或いはＴC をそれぞれ検出する端末温度検
出部である。
【００１０】５は熱交換制御部で、端末運転検知部６を
介して、各ユニットＵB1，ＵB2，ＵC1，ＵC2の運転スイ
ッチ等（図示せず）の各操作信号を受けて、冷房と暖房
との各運転指定とその運転モ−ドと、各冷却運転指定等
を検知し、各弁ＳＶ1 〜ＳＶ7 を開閉制御するととも
に、送風機３のモータ駆動部ＤＶA の制御と、圧縮機１
のオン・オフ制御と、各端末熱交換器ＨＥB1，ＨＥB2，
ＨＥC1，ＨＥC2における各送風機のモータ駆動部（何れ
も図示せず）の制御をする。
介して、各ユニットＵB1，ＵB2，ＵC1，ＵC2の運転スイ
ッチ等（図示せず）の各操作信号を受けて、冷房と暖房
との各運転指定とその運転モ−ドと、各冷却運転指定等
を検知し、各弁ＳＶ1 〜ＳＶ7 を開閉制御するととも
に、送風機３のモータ駆動部ＤＶA の制御と、圧縮機１
のオン・オフ制御と、各端末熱交換器ＨＥB1，ＨＥB2，
ＨＥC1，ＨＥC2における各送風機のモータ駆動部（何れ
も図示せず）の制御をする。
【００１１】次に図１の温度調整システムの動作を説明
する。
する。
【００１２】例えば室内ユニットＵB1，ＵB2により暖房
指定数が１台以上であって、冷却ユニットＵC1，ＵC2の
運転台数が０のときは、初期設定として、各弁ＳＶ2 ，
ＳＶ3 がオン（開）、弁ＳＶ1 がオフ（閉）となり、室
外熱交換器２を蒸発器とした暖房モ−ドになる。また、
冷却ユニットＵC1，ＵC2の運転台数或いは冷房指定数が
１台以上のときは、初期設定として、各弁ＳＶ1 ，ＳＶ
3 がオン、弁ＳＶ2 がオフとなり、室外熱交換器２を凝
縮器とした冷房モ−ドになる。そして、当該各室内ユニ
ットＵB1，ＵB2の上記の冷房指定においては、各弁ＳＶ
4 ，ＳＶ5 のうちの当該冷房指定の各室内ユニットに対
応の弁がオン、各弁ＳＶ6 ，ＳＶ7 のうちの当該冷房指
定の各室内ユニットに対応の弁がオフになる。また暖房
指定においては、各弁ＳＶ4 ，ＳＶ5 のうちの当該暖房
指定の各室内ユニットに対応の弁がオフ、各弁ＳＶ6 ，
ＳＶ7 のうちの当該暖房指定の各室内ユニットに対応の
弁がオンになる。上記の暖房モードにおいては、圧縮機
１によって圧縮された冷媒は弁ＳＶ6 ，ＳＶ7 等を経て
端末熱交換器ＨＥB1，ＨＥB2等で熱放出して暖房され、
室外熱交換器２で熱吸収して弁ＳＶ2 等を経て圧縮機１
に戻る。そしてこのとき冷却ユニットが運転指定されて
いると、端末熱交換器ＨＥB1，ＨＥB2等を経た冷媒の一
部は端末熱交換器ＨＥC1，ＨＥC2等で冷却に利用されて
圧縮機１に戻る。また、上記の冷房モードにおいては、
圧縮機１によって圧縮された冷媒は弁ＳＶ1 等を経て室
外熱交換器２で熱放出され、各端末熱交換器ＨＥB1，Ｈ
ＥB2，ＨＥC1，ＨＥC2で熱吸収して冷房或いは冷却さ
れ、圧縮機１に戻る。圧縮器１は、室外機外気温度検出
部圧力センサ４の圧力が、暖房モード或いは冷房モード
によるそれぞれの圧力設定値になるように運転制御され
る。
指定数が１台以上であって、冷却ユニットＵC1，ＵC2の
運転台数が０のときは、初期設定として、各弁ＳＶ2 ，
ＳＶ3 がオン（開）、弁ＳＶ1 がオフ（閉）となり、室
外熱交換器２を蒸発器とした暖房モ−ドになる。また、
冷却ユニットＵC1，ＵC2の運転台数或いは冷房指定数が
１台以上のときは、初期設定として、各弁ＳＶ1 ，ＳＶ
3 がオン、弁ＳＶ2 がオフとなり、室外熱交換器２を凝
縮器とした冷房モ−ドになる。そして、当該各室内ユニ
ットＵB1，ＵB2の上記の冷房指定においては、各弁ＳＶ
4 ，ＳＶ5 のうちの当該冷房指定の各室内ユニットに対
応の弁がオン、各弁ＳＶ6 ，ＳＶ7 のうちの当該冷房指
定の各室内ユニットに対応の弁がオフになる。また暖房
指定においては、各弁ＳＶ4 ，ＳＶ5 のうちの当該暖房
指定の各室内ユニットに対応の弁がオフ、各弁ＳＶ6 ，
ＳＶ7 のうちの当該暖房指定の各室内ユニットに対応の
弁がオンになる。上記の暖房モードにおいては、圧縮機
１によって圧縮された冷媒は弁ＳＶ6 ，ＳＶ7 等を経て
端末熱交換器ＨＥB1，ＨＥB2等で熱放出して暖房され、
室外熱交換器２で熱吸収して弁ＳＶ2 等を経て圧縮機１
に戻る。そしてこのとき冷却ユニットが運転指定されて
いると、端末熱交換器ＨＥB1，ＨＥB2等を経た冷媒の一
部は端末熱交換器ＨＥC1，ＨＥC2等で冷却に利用されて
圧縮機１に戻る。また、上記の冷房モードにおいては、
圧縮機１によって圧縮された冷媒は弁ＳＶ1 等を経て室
外熱交換器２で熱放出され、各端末熱交換器ＨＥB1，Ｈ
ＥB2，ＨＥC1，ＨＥC2で熱吸収して冷房或いは冷却さ
れ、圧縮機１に戻る。圧縮器１は、室外機外気温度検出
部圧力センサ４の圧力が、暖房モード或いは冷房モード
によるそれぞれの圧力設定値になるように運転制御され
る。
【００１３】上記の各モードによる運転中においては、
室外機冷媒温度検出部Ｄout による検出温度と、室外機
外気温度検出部Ｄaoによる外気温度を参照して各モード
が相互に切り替えられる。一方、各端末熱交換器ＨＥB
1，ＨＥB2，ＨＥC1，ＨＥC2の室内温度検出部Ｄ1 〜Ｄ4
による検出温度を参照して流量制御弁ＳＶ3 による流
量制御及び各端末熱交換器ＨＥB1，ＨＥB2，ＨＥC1，Ｈ
ＥC2における各送風機のモータ駆動制御等が行われる。
室外機冷媒温度検出部Ｄout による検出温度と、室外機
外気温度検出部Ｄaoによる外気温度を参照して各モード
が相互に切り替えられる。一方、各端末熱交換器ＨＥB
1，ＨＥB2，ＨＥC1，ＨＥC2の室内温度検出部Ｄ1 〜Ｄ4
による検出温度を参照して流量制御弁ＳＶ3 による流
量制御及び各端末熱交換器ＨＥB1，ＨＥB2，ＨＥC1，Ｈ
ＥC2における各送風機のモータ駆動制御等が行われる。
【００１４】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、圧
縮機と室外熱交換器とを備えた１台の室外ユニットの一
端に、それぞれが端末熱交換器を備えて互いに並列の複
数台の室内ユニットの各一端が接続されてなる店舗空調
システムと、室外熱交換器の他端側の冷媒経路を圧縮機
の高圧側或は低圧側とに切換える第１の切替手段と、室
内ユニットの各他端を圧縮機の高圧側或は低圧側とに切
換える第２の切換手段と、それぞれが端末熱交換器を備
え互いに並列の冷媒経路をなしてその各一端が室外ユニ
ットの一端側と接続され他端が圧縮機の低圧側に接続さ
れた冷却ユニットをそれぞれ有して商品を冷却する複数
台の冷却装置とを備えたので、第１の切換手段による該
接続状態において、第２の切換手段により室内ユニット
の他端を圧縮機の高圧側に切換え接続すると、圧縮器の
高圧側から室内ユニットを経て各冷却ユニットに到る冷
媒経路による暖房と、圧縮器の高圧側から室外ユニット
を経た冷媒回路と上記の暖房のための冷媒回路とが合流
されて各冷却ユニットに到る冷媒経路による冷却とが同
時に行われて、冷暖房と冷却装置とによる各排出エネル
ギーが相互に有効に利用される。
縮機と室外熱交換器とを備えた１台の室外ユニットの一
端に、それぞれが端末熱交換器を備えて互いに並列の複
数台の室内ユニットの各一端が接続されてなる店舗空調
システムと、室外熱交換器の他端側の冷媒経路を圧縮機
の高圧側或は低圧側とに切換える第１の切替手段と、室
内ユニットの各他端を圧縮機の高圧側或は低圧側とに切
換える第２の切換手段と、それぞれが端末熱交換器を備
え互いに並列の冷媒経路をなしてその各一端が室外ユニ
ットの一端側と接続され他端が圧縮機の低圧側に接続さ
れた冷却ユニットをそれぞれ有して商品を冷却する複数
台の冷却装置とを備えたので、第１の切換手段による該
接続状態において、第２の切換手段により室内ユニット
の他端を圧縮機の高圧側に切換え接続すると、圧縮器の
高圧側から室内ユニットを経て各冷却ユニットに到る冷
媒経路による暖房と、圧縮器の高圧側から室外ユニット
を経た冷媒回路と上記の暖房のための冷媒回路とが合流
されて各冷却ユニットに到る冷媒経路による冷却とが同
時に行われて、冷暖房と冷却装置とによる各排出エネル
ギーが相互に有効に利用される。
【図１】本発明の一実施例を示す温度管理システムの系
統図
統図
Ｕout …室外ユニット、１…圧縮機、２…室外熱交換
器、３…熱交換用送風機、ＳＶ1 …第１の開閉弁、ＳＶ
2 …第２の開閉弁、ＳＶ3 …流量制御弁、ＥＶA，ＥＶB
1，ＥＶB2，ＥＶC1，ＥＶC2…膨張弁、ＣＶA，ＣＶB1，
ＣＶB2 …逆止弁、ＵB1，ＵB2…室内ユニット、ＵC1，
ＵC2…冷却ユニット、ＨＥB1，ＨＥB2，ＨＥC1，ＨＥC2
…端末熱交換器、ＳＶ4 ，ＳＶ5 ，ＳＶ6 ，ＳＶ7 …切
換弁。
器、３…熱交換用送風機、ＳＶ1 …第１の開閉弁、ＳＶ
2 …第２の開閉弁、ＳＶ3 …流量制御弁、ＥＶA，ＥＶB
1，ＥＶB2，ＥＶC1，ＥＶC2…膨張弁、ＣＶA，ＣＶB1，
ＣＶB2 …逆止弁、ＵB1，ＵB2…室内ユニット、ＵC1，
ＵC2…冷却ユニット、ＨＥB1，ＨＥB2，ＨＥC1，ＨＥC2
…端末熱交換器、ＳＶ4 ，ＳＶ5 ，ＳＶ6 ，ＳＶ7 …切
換弁。
Claims (1)
- 【請求項１】 圧縮機と室外熱交換器とを備えた１台の
室外ユニットと、それぞれが端末熱交換器を備え互いに
並列の冷媒経路をなしてその各一端が室外ユニットの一
端と接続された複数台の室内ユニットとからなり店舗の
冷房と暖房とを行う店舗空調システムと、 室外熱交換器の他端側の冷媒経路を圧縮機の高圧側或は
低圧側とに切換える第１の切替手段と、 室内ユニットの各他端を圧縮機の高圧側或は低圧側とに
切換える第２の切換手段と、 それぞれが端末熱交換器を備え互いに並列の冷媒経路を
なしてその各一端が室外ユニットの一端側と接続され他
端が圧縮機の低圧側に接続された冷却ユニットをそれぞ
れ有して商品を冷却する複数台の冷却装置とを備えた、 ことを特徴とする店舗内及びその設備の温度管理システ
ム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22143992A JPH0666456A (ja) | 1992-08-20 | 1992-08-20 | 店舗内及びその設備の温度管理システム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22143992A JPH0666456A (ja) | 1992-08-20 | 1992-08-20 | 店舗内及びその設備の温度管理システム |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0666456A true JPH0666456A (ja) | 1994-03-08 |
Family
ID=16766763
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP22143992A Pending JPH0666456A (ja) | 1992-08-20 | 1992-08-20 | 店舗内及びその設備の温度管理システム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0666456A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2000005542A1 (fr) * | 1998-07-24 | 2000-02-03 | Daikin Industries, Ltd. | Dispositif frigorifique |
| JP2002174470A (ja) * | 2000-12-08 | 2002-06-21 | Daikin Ind Ltd | 冷凍装置 |
| JP2002277098A (ja) * | 2001-03-21 | 2002-09-25 | Daikin Ind Ltd | 冷凍装置 |
| JP2002286316A (ja) * | 2001-03-23 | 2002-10-03 | Daikin Ind Ltd | 冷凍装置 |
| WO2002099343A1 (fr) * | 2001-05-31 | 2002-12-12 | Daikin Industries, Ltd. | Dispositif frigorifique |
-
1992
- 1992-08-20 JP JP22143992A patent/JPH0666456A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2000005542A1 (fr) * | 1998-07-24 | 2000-02-03 | Daikin Industries, Ltd. | Dispositif frigorifique |
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| JP2002286316A (ja) * | 2001-03-23 | 2002-10-03 | Daikin Ind Ltd | 冷凍装置 |
| JP4613433B2 (ja) * | 2001-03-23 | 2011-01-19 | ダイキン工業株式会社 | 冷凍装置 |
| WO2002099343A1 (fr) * | 2001-05-31 | 2002-12-12 | Daikin Industries, Ltd. | Dispositif frigorifique |
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