JPH0666276U - 気吹き装置付き車両用主電動機 - Google Patents
気吹き装置付き車両用主電動機Info
- Publication number
- JPH0666276U JPH0666276U JP1002393U JP1002393U JPH0666276U JP H0666276 U JPH0666276 U JP H0666276U JP 1002393 U JP1002393 U JP 1002393U JP 1002393 U JP1002393 U JP 1002393U JP H0666276 U JPH0666276 U JP H0666276U
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- Japan
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- pipe
- ring
- nozzles
- end lid
- shaped pipe
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- Pending
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- Manufacture Of Motors, Generators (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】ストレーナーまたは窓フタを取り外す時間の無
駄をなくし、短時間で、電動機の内部の塵埃を十分に取
り除き、かつ作業者を塵埃のでない職場環境で作業でき
るような装置を提供するものである。 【構成】主電動機の入気側の端フタの内側に複数個のノ
ズルを設けた複数個のリング状パイプを取り付ける。各
リング状パイプをパイプで接続する。内側のリング状パ
イプを端フタを貫通したパイプで接続して外側に導び
き、その先端にジョイント部を設け、主電動機の排気側
の固定子コイルと外枠の間に複数個のノズルを設けたリ
ング状パイプを外枠に取り付け、固定子鉄心と入気側の
端フタを貫通したパイプで該リング状パイプ接続する貫
通パイプの先端にジョイント部を設け、各々の該ジョイ
ント部に連結具を取り付け、連結具の先端は圧縮空気の
ホースがワンタッチで脱着できる構造になっている。
駄をなくし、短時間で、電動機の内部の塵埃を十分に取
り除き、かつ作業者を塵埃のでない職場環境で作業でき
るような装置を提供するものである。 【構成】主電動機の入気側の端フタの内側に複数個のノ
ズルを設けた複数個のリング状パイプを取り付ける。各
リング状パイプをパイプで接続する。内側のリング状パ
イプを端フタを貫通したパイプで接続して外側に導び
き、その先端にジョイント部を設け、主電動機の排気側
の固定子コイルと外枠の間に複数個のノズルを設けたリ
ング状パイプを外枠に取り付け、固定子鉄心と入気側の
端フタを貫通したパイプで該リング状パイプ接続する貫
通パイプの先端にジョイント部を設け、各々の該ジョイ
ント部に連結具を取り付け、連結具の先端は圧縮空気の
ホースがワンタッチで脱着できる構造になっている。
Description
【0001】
本考案は、鉄道車両駆動用の気吹き装置付き車両用主電動機に関するものであ る。
【0002】
従来の車両用主電動機は直流電動機が主流で、整流子や刷子があるので定期的 に分解し、点検補修や気吹き清掃する必要があった。 一方、近年(新幹線のノゾミ号にみられるように)パワーエレクトロニクス技 術の進歩により、直流電動機に代って誘導電動機が使用されるようになってきて いる。したがって、整流子や刷子が無いので、内部の気吹き清掃等には主電動機 を長時間分解までしないのが常になっている。そして定期的分解も直流電動機に 比べ長時間行なわないのでよくなった。 しかし、誘導電動機は、他力通風型、あるいは自己通風型のものが使用される ので、長時間使用すると外気中の塵埃が電動機の内部に付着し、異常加熱やバラ ンス不良、あるいは固定子コイルの絶縁低下の原因になることがしばしば生ずる 。そのため、従来は、図4に示されるように電動機の端フタ4に窓8のないもの は固定子1と回転子2とを分解して清掃するか、またはストレーナ6を外して入 気口4aからエアガン8bを挿入して、電動機の内部の塵埃を圧縮空気で排気口3aか ら電動機の外へ吹き飛ばしていた。 また、図5に示めされるように、電動機端フタ4に複数個の窓8と窓フタ8aと あるものは窓フタ8aを取り外して、エアーガン8bを挿入して圧縮空気で吹き飛ば していた。
【0003】
従来の車両用主電動機(誘導電動機)にあっては、上記のように分解しないで 内部を気吹き清掃する場合でも、ストレーナーまたは端フタ8の窓フタ8aを取り 外しエアガンを挿入して圧縮空気で吹き飛ばしていたので、ストレーナーまたは 窓フタを外す時間の無駄および作業者には塵埃職場での作業環境の問題、また清 掃に時間がかかり、かつ電動機の内部のすみずみまでの塵埃を十分に取り除けな いという問題があった。 本考案は、ストレーナーまたは窓フタを取り外す時間の無駄をなくし、短時間 で、電動機の内部の塵埃を十分に取り除き、かつ作業者を塵埃のでない職場環境 で作業できるような装置を提供することを目的としている。 さらに、台車に電動機を装荷した状態で簡単に上記目的が達成されることが要 請される。
【0004】
(イ) 主電動機の入気側の端フタの内側に複数個のノズルを設けた複数個のリ ング状パイプを取り付ける。各リング状パイプをパイプで接続する。内側のリン グ状パイプを端フタを貫通したパイプで接続して外側に導びき、その先端にジョ イント部を設ける。 (ロ) 主電動機の排気側の固定子コイルと外枠の間に複数個のノズルを設けた リング状パイプを外枠に取り付ける。固定子鉄心と入気側の端フタを貫通したパ イプで該リング状パイプ接続する貫通パイプの先端にジョイント部を設ける。 (ハ) 各々の該ジョイント部に連結具を取り付ける。連結具の先端は、圧縮空 気のホースがワンタッチで脱着できる構造になっている。 この場合、(イ)項の複数個のパイプに取り付けてあるノズルの先端は、塵埃 の一番多くたまる場所に向けて設けられることが望ましい。すなわち、固定子コ イルの外周部、固定子鉄心と回転子鉄心との空隙部、回転子鉄心の風穴部に向け て取り付けると効果的である。
【0005】
上記のように構成された気吹き装置の連結部の先端部に圧縮空気のホースをワ ンタッチで接続し、圧縮空気を送ると固定子コイルに付着している塵埃、回転子 コイルの塵埃、固定子鉄心と回転子鉄心に付着の塵埃、回転子鉄心の通風穴に付 着の塵埃が吹き飛ばされ、排気口から電動機の外部に取り出される。勿論、電動 機の排気口には集塵機を設け塵埃が作業職場には拡散しないようにされている。
【0006】
実施例について図面を参照して説明する。 図1は、本考案の気吹き装置付き車両用主電動機(誘導電動機)の横断面図を 示し、図2は、その配管斜視図である。 図1において、主電動機の入気側の端フタ4の内側に複数個のリング状パイプ 9a,9bを設ける。各リング状パイプには複数個のノズル91,93および92を設け、 各リング状パイプはそれぞれパイプで連結されている。さらに、端フタ4の内側 リング状パイプは、パイプ9で端フタを貫通し外側に導かれ、その先端はジョイ ント部9cになっいる。各リング状パイプ9a,9bはは端フタ4の内側にパイプ9は 外側に固着される。 次に、リング状パイプ10a を排気口3a側の固定子コイル1bと外枠3との間に設 け、リング状パイプ10a には複数個のノズル101 を設ける。また、リング状パイ プ10a は、固定子鉄心1aを貫通して設けられているパイプ10で端フタ4の外側に 導かれ、その先端はジョイント部10b になっている。リング状パイプ10a を外枠 3の内側に、パイプ10を端フタ4の外側に固着する。ジョイント部9c,10b と連 結具11とを接続する。 気吹き装置は以上のような構成からなっている。
【0007】 なお、上記の複数個のノズル92の先端部を固定子コイル1bの外周部方向に、複 数個のノズル91の先端部を空隙Gの方向に、また複数個のノズル93の先端部を回 転子鉄心の風穴2c方向に向けて各ノズルを設けると、電動機の内部のすみずみま での付着した塵埃を吹き飛ばすことができるので効率がよくなる。 次にその使い方を以下に述べる。 連結器11の先端に圧縮空気のホースをワンタッチで接続し、圧縮空気を送ると 、固定子コイル,回転子コイル,固定子鉄心と回転子鉄心の空隙、回転子鉄心の 風穴部に付着している塵埃は強力な圧縮空気で吹き飛ばされ、空隙G、回転子鉄 心の風穴2cを通つて集合して排気口3aより電動機外に排出される。排出された塵 埃は飛散しないよう排気口3aには別に集塵機が設置されている。 誘導電動機の車両用主電動機の場合は、上述のように定期分解するまでの時間 が非常に長くなるので、台車に装荷されたまゝ気吹き清掃作業を行う場合が多く なるが使用法は全く同様である。しかも複数台の電動機を同時に行うこともでき る。 図3は、主電動機を台車に装荷した場合の側面図である。
【0008】
本考案は、以上説明したように構成されているので、以下記載されるような効 果を奏する。 (イ) 連結具に圧縮空気のホースをワンタッチで脱着できるので作業が簡単で 能率的である。 (ロ) タコの足のように電動機内にパイプノズルを配しているので内部の塵埃 が十分に取り除ける。 (ハ) 電動機内の塵埃が職場に拡散しないので職場の作業環境がよい。 (ニ) 台車に電動機装荷のまゝ気吹き清掃作業ができるので効率がよい。
【図1】図1は本考案に係る一実施例の気吹き装置付き
車両用主電動機の横断面図である。
車両用主電動機の横断面図である。
【図2】図2は気吹き装置の配管の斜視図である。
【図3】図3は車両用主電動機を台車に装荷した側面図
である。
である。
【図4】図4は従来の一例を示す車両用主電動機であ
る。
る。
【図5】図5は従来の車両用主電動機である。
1 固定子 1a 固定子鉄心 1b 固定子コイル G 空隙 2 回転子 2a 回転子鉄心 2b 回転子コイル 2c 回転子鉄心風穴 3 外枠 3a 排気口 4 入気側端フタ 41 排気側端フタ 4a 入気口 5 ファン 6 ストレーナー 7 軸 8 窓 8a 窓フタ 8b エアーガン 9 接続パイプ 9a リング状パイプ 9b リング状パイプ 9c ジョイント部 91 ノズル 92 ノズル 93 ノズル 10 接続パイプ 10a リング状パイプ 10b ジョイント部 101 ノズル 11 連結具 A 圧縮空気 12 車両用主電動気 13 車軸 14 車軸
Claims (2)
- 【請求項1】 外枠(3)、固定子(1)、回転子
(2)、端フタ(4),(41)の主要部品を有する車両
用主電動機(12)において、入気側の端フタ(4)の内
側に複数個のリング状パイプ(9a),(9b)を設け、各
リング状パイプには複数個のノズル(91),(93)およ
び(92)を設け、各リング状パイプはそれぞれパイプで
連結され、さらに、端フタ(4)の内側のリング状パイ
プは、パイプ(9)で外側に導びかれ、その先端はジョ
イント部(9c)を形成し、各リング状パイプ(9a),
(9b)およびパイプ(9)を端フタ(4)に固着し、リ
ング状パイプ(10a )を排気口(3a)側の固定子コイル
(1b)と外枠(3)との間に設け、リング状パイプ(10
a )には複数個のノズル(101 )を設け、また、このリ
ング状パイプ(10a )は、固定子鉄心(1a)を貫通して
設けられているパイプ(10)で端フタ(4)の外側に導
びかれ、その先端はジョイント部(10b )を形成し、リ
ング状パイプ(10a )を外枠(3)の内側に、パイプ
(10)を端フタ(4)の外側に固着し、ジョイント部
(9c),(10b )と連結具(11)とを接続するように構
成された気吹き装置付き車両用主電動機。 - 【請求項2】複数個のノズル(92)の先端部を固定子コ
イル(1b)の外周部方向に、複数個のノズル(91)の先
端部を空隙(G)の方向に、また複数個のノズル(93)
の先端部を回転子鉄心風穴(2c)方向に向けて各ノズル
を設けた請求項1記載の気吹き装置付き車両用主電動
機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1002393U JPH0666276U (ja) | 1993-02-15 | 1993-02-15 | 気吹き装置付き車両用主電動機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1002393U JPH0666276U (ja) | 1993-02-15 | 1993-02-15 | 気吹き装置付き車両用主電動機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0666276U true JPH0666276U (ja) | 1994-09-16 |
Family
ID=11738809
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1002393U Pending JPH0666276U (ja) | 1993-02-15 | 1993-02-15 | 気吹き装置付き車両用主電動機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0666276U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5897682B1 (ja) * | 2014-10-10 | 2016-03-30 | ファナック株式会社 | 固定子の通気路、またはファンを清掃可能な電動機、および電動機の清掃システム |
-
1993
- 1993-02-15 JP JP1002393U patent/JPH0666276U/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5897682B1 (ja) * | 2014-10-10 | 2016-03-30 | ファナック株式会社 | 固定子の通気路、またはファンを清掃可能な電動機、および電動機の清掃システム |
CN105515234A (zh) * | 2014-10-10 | 2016-04-20 | 发那科株式会社 | 电动机及清扫系统 |
CN105515234B (zh) * | 2014-10-10 | 2018-02-13 | 发那科株式会社 | 电动机及清扫系统 |
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