JPH0665948A - 混気圧送土砂への添加剤供給装置 - Google Patents

混気圧送土砂への添加剤供給装置

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JPH0665948A
JPH0665948A JP22248192A JP22248192A JPH0665948A JP H0665948 A JPH0665948 A JP H0665948A JP 22248192 A JP22248192 A JP 22248192A JP 22248192 A JP22248192 A JP 22248192A JP H0665948 A JPH0665948 A JP H0665948A
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JP
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sand
earth
air
impeller
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Yutaka Nishikawa
西川  豊
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 混気圧送管内を送られている土砂のプラグ部
にのみに、確実に添加剤を供給できる混気圧送土砂への
添加剤供給装置を提供する。 【構成】 土砂Sを混気圧送する管路1の一部に、水中
サンドポンプ2のインペラ4を配置し、インペラ4の上
方に、開度調整可能な逆止弁6を介して、上下にレベル
スイッチ8を有する添加剤ストック箱7を接続すると共
に、レベルスイッチ8に連動して適宜運転、停止させる
計量器9を介してサイロ10を接続する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、圧縮空気を使って管路
内を混気圧送する土砂に、土質改良用の固化剤などの添
加剤を供給する混気圧送土砂への添加剤供給装置に関す
るものである。従来、高濃度浚渫船から送られる軟泥状
の土砂のように、含水比の高い粘性土を圧縮空気を使っ
て混気圧送した場合、図3に示す管路1内の土砂Sに対
し矢印Aで示す圧縮空気を供給すると、図3の管路1の
下部に土砂Sが堆積し、圧縮空気Aが管路1の上部を流
れていく状態から、図4のごとく、堆積した土砂Sの上
部が波立ってきて、次に、図5のごとく土砂Sが管路1
内をふさぎ、プラグをした状態になる。
【0002】その結果、土砂Sが圧縮空気Aにより管路
1内を圧送され、さらに再び図3に近い状態に戻って、
図4および図5に示す現象が生じてそれを繰り返し、図
6のように土砂Sは管路1内でプラグの形成と崩壊とを
繰り返しながら管路1内を進むので、空気だけが送られ
ている部分と、土砂Sが送られている部分とが交互に通
過することになる。
【0003】そこで、本発明者等は、上記の土砂のプラ
グ部と空気とが交互に位置している混気圧送管内で、土
砂のプラグ部のみに固化剤などの添加剤を供給するた
め、その管路の途中に、遠心翼車からなる水中サンドポ
ンプのインペラを介設し、その水中サンドポンプの吸引
側に逆止弁を介して添加剤供給用の計量器を接続すると
共に、この水中サンドポンプから所定距離離れた管路内
に流速計または流量計を設け、その検出値の変化に応じ
てその計量器を適宜運転、停止させるようにし、上記流
速計または流量計で土砂プラグが通過したことを検知し
て、添加剤の計量器からの供給を開始したり停止したり
することにより、圧送された土砂に一定の割合で添加剤
を供給することを検討した。
【0004】しかしながら、上記流速計または流量計に
よる検出値の変化を知った後、適宜なタイムラグを予測
して計量器を運転させて、土砂のプラグ部に添加剤を適
切に供給することには困難が伴うことが判明した。すな
わち、上記の従来例では管路内の変化を捉えて土砂プラ
グ部と空気の境界を判別することには非常に困難があ
り、空気にも添加剤が供給されたり、逆に土砂のプラグ
部に添加剤が供給されないという問題があった。
【0005】そこで、本発明者等は、混気圧送管路の途
中に水中サンドポンプのインペラを介設して添加剤を供
給する実験を繰り返し、種々検討を重ねた結果、上記の
インペラは土砂がきている時は添加剤を管路内に吸い込
むように働くが、空気がきた時は機能せずに空気は上方
に逃げてしまうことが判明した。従って、管路内に空気
がきた時は添加剤が供給されないということに着目して
本発明に到達した。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、前記従来の
問題点を解決するためになされたものであり、混気圧送
管内を送られている土砂のプラグ部のみに、確実に固化
剤などの添加剤を供給することのできる混気圧送土砂へ
の添加剤供給装置を提供することを解決課題としたもの
である。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めの手段として、本発明の混気圧送土砂への添加剤供給
装置は、土砂を混気圧送する管路の一部に、水中サンド
ポンプのインペラを配置し、そのインペラの上方に、開
度調整可能な逆止弁を介して、上下にレベルスイッチを
有する添加剤ストック箱を接続すると共に、その添加剤
ストック箱の上方に、上記レベルスイッチに連動して適
宜運転、停止させる計量器を介してサイロを接続するこ
とにより構成される。
【0008】
【作用】上記の構成からなる添加剤供給装置では、管路
内に土砂のプラグ部が送られている時に、水中サンドポ
ンプのインペラにより添加剤が管路内に吸引され、土砂
プラグのみに供給されるが、サイロ内の添加剤は、添加
剤ストック箱内の上下のレベルスイッチの位置により運
転、停止される計量器により、添加剤ストック箱内に適
宜供給される。
【0009】
【実施例】以下図面を参照して本発明の実施例を説明す
るが、図1は本発明の一実施例における添加剤供給装置
の部分断面で示す側面図で、図2は図1の水中サンドポ
ンプを設けた管路の平面図である。まず、図6のごと
く、圧縮空気を使って、土砂Sが送られている部分と空
気Aだけが送られている部分とが交互に通過する土砂S
を混気圧送する管路1の一部に、図1で示すような水中
サンドポンプ2のインペラ4を配置し、そのインペラ4
の上方に、開度調整用のバネ5を有する鋼製の蓋構造の
逆止弁6を介して添加剤ストック箱7を接続している。
【0010】この添加剤ストック箱7内の上下にはレベ
ルスイッチ8を有しており、このレベルスイッチ8に連
動して適宜運転、停止させる計量器9、例えばロータリ
フィーダを介して添加剤Tを貯えるサイロ10接続して
いる。なお、この実施例では、逆止弁6の開度をバネ5
により調整しているが、ストッパーなどにより逆止弁6
の開度を調整することも可能である。
【0011】次に、上記の構成からなる添加剤供給装置
の作動につき説明すると、この管路1内に土砂Sのプラ
グ部が送られている時は、インペラ4により添加剤Tが
管路1内に吸引される。上記の添加剤ストック箱7内に
は、その上下にレベルスイッチ8を設けてあるので、添
加剤Tのストック面が下のレベルスイッチ8の位置にな
ると、サイロ10から計量器9を通じて添加剤ストック
箱7内に添加剤Tが供給され、一方、添加剤Tのストッ
ク面が上のレベルスイッチ8の位置になると、サイロ1
0からの添加剤Tの供給は停止するので、添加剤ストッ
ク箱7内の添加剤Tのストック面は、上下のレベルスイ
ッチ8間に位置させることができる。
【0012】従って、添加剤Tの供給量は、計量器9に
より確実に把握することができる。また、管路1内に空
気Aが送られている時は、インペラ4の吸引力が働かな
いので、管路1内の圧縮空気がインペラ4を通過して逆
止弁6を押上げ、添加剤Tの供給が停止される。さら
に、混気圧送の際には、土砂Sのプラグ部の形成と崩壊
とを繰返しながら管路1内を送られるので、特別な攪拌
手段を使用しなくとも添加剤Tと土砂Sとが攪拌される
ことになる。なお、本発明の装置に適用される添加剤T
としては、セメントや石灰などの固化剤の他に、繊維質
の材料や流動化剤等も使用できる。
【0013】
【発明の効果】以上に説明した本発明の混気圧送土砂へ
の添加剤供給装置によれば、管路内を圧送されている土
砂のプラグ部のみに、確実に添加剤を添加でき、添加剤
の消費を節減できるという効果がある。また、本発明の
装置では、土砂のプラグ部を検出するのに、従来のごと
き検出機器を用いる必要がないので故障することがな
く、かつ経済的である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における添加剤供給装置の部
分断面で示す側面図である。
【図2】図1の水中サンドポンプを設けた管路の平面図
である。
【図3】管路内の土砂に圧縮空気を供給した状態を示す
説明図である。
【図4】図3の状態から土砂の上部が波立った状態を示
す説明図である。
【図5】図4の状態から土砂が管内をプラグした状態を
示す説明図である。
【図6】図3から図5までの状態を繰り返しにより混気
圧送される土砂のプラグの状態を示す説明図である。
【符号の説明】
1 管路 2 水中サンドポンプ 4 インペラ 6 逆止弁 7 添加剤ストック箱 8 レベルスイッチ 9 計量器 10 サイロ A 空気 S 土砂 T 添加物

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 土砂を混気圧送する管路の一部に、水中
    サンドポンプのインペラを配置し、そのインペラの上方
    に、開度調整可能な逆止弁を介して、上下にレベルスイ
    ッチを有する添加剤ストック箱を接続すると共に、その
    添加剤ストック箱の上方に、上記レベルスイッチに連動
    して適宜運転、停止させる計量器を介してサイロを接続
    した混気圧送土砂への添加剤供給装置。
JP22248192A 1992-08-21 1992-08-21 混気圧送土砂プラグへの添加剤供給装置 Expired - Fee Related JP3190444B2 (ja)

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