JPH0665916B2 - 流量制御弁 - Google Patents

流量制御弁

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JPH0665916B2
JPH0665916B2 JP62248774A JP24877487A JPH0665916B2 JP H0665916 B2 JPH0665916 B2 JP H0665916B2 JP 62248774 A JP62248774 A JP 62248774A JP 24877487 A JP24877487 A JP 24877487A JP H0665916 B2 JPH0665916 B2 JP H0665916B2
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俊明 本橋
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Tatsuno Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は吐出量を切換えることのできる流量制御弁に関
する。
(従来技術) ガソリンスタンド等で用いるプリセット給液機では、は
じめの大流量給液と、設定量間近の小流量給液というよ
うに給液に応じて流量を切換えて給液できる弁が要求さ
れている。
このような流量の切換えを弁によって行なう技術は、工
作機械のサイクルタイム短縮手段等において利用されて
いるが(例えば日刊工業新聞社発行「油圧教本」10
2、103頁参照)、これらには、3位置切換弁のほか
に幾つかの流量制御弁が必要となって、設備がかなり複
雑で高価なものになるほか、大量の給液を行なうような
ものには適用できないといった問題を有している。
(目的) 本発明はこのような問題に鑑みてなされたもので、その
目的とするところは、単一の弁体をもって大流量から小
流量へと吐出量を切換えることのできる構造簡単な流量
制御弁を提供することにある。
(目的を達成するための手段) すなわち、本発明はかかる目的を達成するための流量制
御弁として、主弁背面の液室に、給液管路の上流側に連
通する導液通孔と下流側に連通する排液通孔をそれぞれ
1本づつ設けるとともに、液室への導液通孔に、導液通
孔を上流側から閉じる第1の弁を、液室からの排液通孔
に、排液通孔を液室側から閉じる第2の弁をそれぞれ設
け、これら第1、第2の弁を独立して開閉操作すること
により、液室内の圧力を変えて弁体の開度を変えること
ができるようにしたものである。
(実施例) そこで以下に本発明の詳細を図示した実施例に基づいて
説明する。
第1図は本発明の一実施例を示したものであって、図中
符号2は、給液管3の一部に配設した流量制御弁1とし
ての主弁で、この主弁2は、その背面と蓋4との間に設
けたスプリング5の押圧力と、導液通孔11を介して背
面の液圧室7に作用する管路上流側の静圧を受けて常時
弁座8に着座するように構成されている。
一方この主弁2を摺動自在に挿通した弁本体10側に
は、給液管3の上流側に連通する導液通孔11と、給液
管3の下流側に連通する排液通孔15が設けられ、各通
孔11、15には各通孔11、15を開閉する第1電磁
弁13及び第2電磁弁17が設けられている。
なお、図中符号6は主弁2に設けたパッキング、14、
18は導液通孔11と排液通孔15に設けた流量調整用
のネジ弁をそれぞれ示している。
つぎにこのように構成された流量制御弁1の開閉動作を
第1図及び第2図によって説明する。
全開動作(第2図(a)) 第1及び第2の各電磁弁13、17がそれぞれ導液通孔
11及び排液通孔15を閉塞し、かつ主弁2が弁座8に
当接して給液管3を閉止している第1図の状態のもとで
図示しない給液ポンプを作動し、ついで第2電磁弁17
に通電すると、電磁弁17は排液通孔15を開いて主弁
2背面の液圧室7と給液管3の下流側を連通状態にす
る。このため、液圧室7内の液は給液管3の下流側に流
出し、これに伴って主弁2は上流側の液の圧力を受けて
上昇し、管路を全開にする(第2図(a))。
開度調節動作(第2図(a)(b)(c)) 上記した全開状態から開度を絞るには、第1電磁弁13
に通電し、導液通孔11を開放して給液管3の上流側と
液圧室7を連通状態にする一方、第2電磁弁17を消勢
し排液通孔15を閉じて下流側との連通を断つ。これに
より主弁2は液圧室7内の圧力上昇により下降を開始す
るから(第2図(b))、つぎにこの下降により主弁2
の開口度、換言すれば給液管1からの吐出量が所望の値
に達したら、その時点で第1電磁弁13への通電を断っ
て導液通孔11を閉塞する。これにより、液圧室7内は
導液通孔11を閉じた時点の圧力により主弁2を絞った
状態に保つ(第2図(c))。
そしてこの絞った状態からさらに吐出量を絞るには、再
度第1電磁弁13を付勢して導液通孔11を開く。これ
により液圧室7内の液圧上昇によりさらに主弁2を下降
させることができるから、以後は前回と同様の動作を繰
返すことによって主弁2の開度を段階的に絞ることがで
きる。
つぎに第2図(c)の絞った状態から主弁2を開くに
は、第2の電磁弁17へ通電し排液通孔15を開く。こ
れにより主弁2は液圧により上昇するから(第2図
(a))、所望の開度に達したら第2電磁弁17を消勢
して排液通孔15を閉塞すれば良い(第2図(c))。
閉止動作(第1図) そして最後に主弁2を閉じるには、第1電磁弁13を付
勢し導液通孔11を開放したままにすれば、液圧室7内
の液圧により主弁2は弁座8に当接するまで下降して管
路を閉塞する。
ところで、第3図は上述した流量制御弁1を用いた計量
装置の一例を示したもので、図示しない給液ポンプから
ノズルに到る給液管3には、その上流側から上記した流
量制御弁1と流量計20が順に配設され、また制御装置
30には、流量計20に接続した流量パルス発信器21
からのパルス信号と、キーボード22上のプリセット釦
23により設定された給液量に相当する信号と、スター
ト釦24、リセット釦25からの各信号が入力し、また
制御装置30から出力した信号は、上記した第1、第2
の電磁弁13、17と、流量及びプリセット量を表示す
る表示器26へ出力するように構成されている。
第4図は上記した制御装置30を示したもので、この制
御装置30は、流量パルス発信器21からのパルス信号
をもとにその時々の瞬間流量を測定してこれを弁制御手
段36に出力する瞬間流量測定手段31と、リセット釦
25によりリセットされ、流量パルス発信器21からの
パルスを積算してこれを表示器駆動手段33に出力する
計数手段32と、リセット釦25によりリセットされ、
プリセット釦23からのプリセット信号を受けてこれを
設定値として比較手段34と表示器駆動手段33に出力
する設定手段35と、計数手段32からの積算値信号と
設定手段35からの設定値信号を比較し、設定値と積算
値との差を記憶手段37に出力するとともに、記憶手段
37に記憶されている流量曲線(第5図)に対応するデ
ータとともに弁制御手段36に出力する比較手段34
と、スタート釦24により作動して、第2電磁弁17を
開き、以後は比較手段34、記憶手段37及び瞬間流量
測定手段31からの各出力信号に基づいて、給液サイク
ル中、第1、第2電磁弁13、17に第5図に示したよ
うなタイミングをもって動作させる弁制御手段36とに
よって構成されている。
そして、このように構成された給液装置によっていま例
えば自動車の燃料タンクにガソリンを充填すべく、リセ
ット釦25を押して計数手段32と設定手段35をリセ
ットした上、プリセット釦23を操作して例えば30
の給液量Qをセットしてスタート釦24を押すと、図
示しない給液ポンプの作動とともに第2電磁弁17は排
液通孔15を開く(第5図I)。
したがって、この状態のもとで図示しない給液ノズルを
タンクの給液口に挿入してレバーを引けば液圧により主
弁2は開き、例えば毎分45の吐出量qをもって通
常の給液が開始され(第5図II)、これに伴って流量パ
ルス発信器21から出力したパルスは遂次計数手段32
により積算されて表示器26に給液量として表示される
一方、この積算値信号は比較手段34に入力し、ここに
入力している設定手段35からの設定値信号との間で残
量が演算される。
このようにして、やがて比較手段37で演算された残量
が例えば1になると、ここからの出力信号と記憶手段
37からのプログラム信号により、弁制御手段36は第
1電磁弁13を開くとともに第2電磁弁17を閉じて主
弁1に閉止動作を行わせる(第5図III)。そしてこの
閉止動作により吐出量qが例えば20/minになる
と、パルス信号の変化からこの状態を検出した瞬間流量
測定手段31は、直ちにこの検出信号を弁制御手段36
に出力して第1電磁弁13へ通電して主弁2を1段絞り
位置で停止させる(第5図IV)。
なお、この際の動作で絞り過ぎが生じた場合には、第2
電磁弁を開いて主弁2を少し開いて(第5図V)再び閉
じる(第5図VI)。
そしてこの少量給液が進んで比較手段37で演算された
残量が例えば0.5になったら、さきと同様第1電磁
弁13を開き(第5図VII)吐出量qが10/minに
なったら閉じる(第5図VIII)。最後に給液量が設定値
に達したら第1電磁弁13を開いて主弁2を全閉にして
全ての給液を終了する(第5図IX)。
(効果) 以上述べたように本発明によれば、弁体背面の液室に通
じる導液通孔と排液通孔に、これらの通孔を開閉すべく
独立して動作する弁を配設したので、導液通孔側の第1
の弁を閉止した状態で排液通孔側の第2の弁を開放する
ことにより、その開放時間に応じて主弁の開度を大きく
してゆくことができ、また第2の弁を閉止した状態で第
1の弁を開放することにより、その開放時間の程度に応
じて主弁の開度を小さくしてゆくことができるなど、第
1、第2の弁を開閉制御することによって、全開から全
閉まで主弁の開度を任意に制御することができるととも
に、所望の開度で両弁を閉止状態に維持することによ
り、主弁の開度をそのまま保持することができ、給液装
置のように吐出量を多段に変える必要のある装置に適用
してその配管系を著しく簡素化できるとともに、設備費
を大幅に削減することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す流量制御弁の断面図、
第2図(a)乃至(c)はその各動作を示す図、第3図
は上記流量制御弁を用いた給液装置の一例を示す図、第
4図はその制御回路を示す図、第5図は吐出量と電磁弁
の動作との関係を示す図である。 1……流量制御弁、2……主弁 3……給液管、7……液圧室 11……導液通孔、13……第1電磁弁 15……排液通孔、17……第2電磁弁

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】主弁背面の液室に、給液管路の上流側に連
    通する導液通孔と下流側に連通する排液通孔をそれぞれ
    1本づつ設けるとともに、液室への上記導液通孔に、該
    導液通孔を上流側から閉じる第1の弁を、液室からの上
    記排液通孔に、該排液通孔を液室側から閉じる第2の弁
    をそれぞれ設け、上記第1、第2の弁を独立して開閉操
    作することにより主弁の開度を変えて瞬間流量を制御す
    るようにしたことを特徴とする流量制御弁。
JP62248774A 1987-09-30 1987-09-30 流量制御弁 Expired - Lifetime JPH0665916B2 (ja)

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JPH0193686A JPH0193686A (ja) 1989-04-12
JPH0665916B2 true JPH0665916B2 (ja) 1994-08-24

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS58133674U (ja) * 1982-03-04 1983-09-08 オイルドライブ工業株式会社 流量制御弁

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