JPH0665122B2 - 加熱調理器 - Google Patents
加熱調理器Info
- Publication number
- JPH0665122B2 JPH0665122B2 JP16055485A JP16055485A JPH0665122B2 JP H0665122 B2 JPH0665122 B2 JP H0665122B2 JP 16055485 A JP16055485 A JP 16055485A JP 16055485 A JP16055485 A JP 16055485A JP H0665122 B2 JPH0665122 B2 JP H0665122B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- main body
- boss
- bottom plate
- body case
- body bottom
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、本体ケースと本体底板を重ねて組み立てる加
熱調理器に関するものである。
熱調理器に関するものである。
従来の技術 一般に卓上の誘導加熱調理器などにおいては、本体ケー
スを構成するにあたり軽量化、小型化を図るため、プラ
スチック製のケースを採用する場合が多くなっている。
その具体的構造は第４図のように、調理プレート１を載
せる本体ケース２と内部シャーシ部載せた本体底板３と
からなり、本体底板３の周縁部４において、本体ケース
２に設けた樹脂ボス部５に本体底板３の方からビス止め
固定するものであった。
スを構成するにあたり軽量化、小型化を図るため、プラ
スチック製のケースを採用する場合が多くなっている。
その具体的構造は第４図のように、調理プレート１を載
せる本体ケース２と内部シャーシ部載せた本体底板３と
からなり、本体底板３の周縁部４において、本体ケース
２に設けた樹脂ボス部５に本体底板３の方からビス止め
固定するものであった。
発明が解決しようとする問題点 しかし、従来の構成では本体ケース２のボス部５が樹脂
製であるため、本体底板３を取り付けるビス６のビスの
締付の強度が弱く、また、製品輸送中の荷扱いなどで、
ボス部自体が破損するおそれがあった。そのため強度を
増すためには、ボス部自体を太くするか、本体ケースの
側壁７へボス部を接することで対応できるが、いずれも
本体ケース外部に成型による歪みが発生したり、内部ス
ペースを狭くするなどの問題があり得策ではなかった。
製であるため、本体底板３を取り付けるビス６のビスの
締付の強度が弱く、また、製品輸送中の荷扱いなどで、
ボス部自体が破損するおそれがあった。そのため強度を
増すためには、ボス部自体を太くするか、本体ケースの
側壁７へボス部を接することで対応できるが、いずれも
本体ケース外部に成型による歪みが発生したり、内部ス
ペースを狭くするなどの問題があり得策ではなかった。
そこで本発明は小型化を図るとともに締付強度が得ら
れ、かつ輸送時においてもボスの破損のない加熱調理器
を提供するものである。
れ、かつ輸送時においてもボスの破損のない加熱調理器
を提供するものである。
問題点を解決するための手段 本発明は、穴部を有する樹脂製の本体ケースと、本体ケ
ース上面に位置する調理プレートと、前記穴部に挿通可
能なボス部を有しかつ調理プレートの周縁に配される金
属製縁材と、内部に加熱装置を有しかつ前記本体ケース
が載せられる本体底板と、前記本体底板裏側より挿入し
て前記ボス部と連結される取付部材とを備えたものであ
る。
ース上面に位置する調理プレートと、前記穴部に挿通可
能なボス部を有しかつ調理プレートの周縁に配される金
属製縁材と、内部に加熱装置を有しかつ前記本体ケース
が載せられる本体底板と、前記本体底板裏側より挿入し
て前記ボス部と連結される取付部材とを備えたものであ
る。
作用 上記構成により、本体底板と本体ケースの固定は、金属
製ボスにビス締めする構造となるため、ボス部の強度が
飛躍的に増して、ボス部の破損、ビスのはずれがなくな
る。また、上記金属製ボスは調理プレートの取付ボスと
兼用できるためビス締けの本数やボス部スペースの削減
が図れ、結果的に器体の小型化、薄型化に役立つもので
ある。
製ボスにビス締めする構造となるため、ボス部の強度が
飛躍的に増して、ボス部の破損、ビスのはずれがなくな
る。また、上記金属製ボスは調理プレートの取付ボスと
兼用できるためビス締けの本数やボス部スペースの削減
が図れ、結果的に器体の小型化、薄型化に役立つもので
ある。
実施例 以下、本発明の実施例を第１図〜第３図に基づいて説明
する。
する。
図において８は調理プレート、９は調理プレート８の周
辺をおおう調理プレート８固定用の金属製縁材で亜鉛ダ
イカストなど形成したものである。１０は樹脂製の本体
ケース、１１は本体底板、12は内部加熱装置である。前
記金属製縁材９の周囲には、調理プレート固定用の金属
ボス（ボスＡと呼ぶ）１３と４隅部に配置した本体底板
１１固定用の金属ボス（ボスＢと呼ぶ）１４が形成され
ている。１６は本体ケース１０の４隅に設けた穴部であ
る中空ボスで前記ボスＢが挿入される。１７は調理プレ
ート取付ビス、１８は本体底板取付ビスである。１９は
本体底板１１の周縁部２０へ設けた取付穴である。
辺をおおう調理プレート８固定用の金属製縁材で亜鉛ダ
イカストなど形成したものである。１０は樹脂製の本体
ケース、１１は本体底板、12は内部加熱装置である。前
記金属製縁材９の周囲には、調理プレート固定用の金属
ボス（ボスＡと呼ぶ）１３と４隅部に配置した本体底板
１１固定用の金属ボス（ボスＢと呼ぶ）１４が形成され
ている。１６は本体ケース１０の４隅に設けた穴部であ
る中空ボスで前記ボスＢが挿入される。１７は調理プレ
ート取付ビス、１８は本体底板取付ビスである。１９は
本体底板１１の周縁部２０へ設けた取付穴である。
さて、上記構成において、組立方法を説明する。まず調
理プレート８は本体ケース１０へ調理プレート取付ビス
１７によって、金属縁材９のボスＡ１３へ締付固定され
る。このとき、前記金属縁材９の４隅のボスＢ１４は、
本体ケースの中空ボス１６へ挿入される。次に、本体底
板１８が本体底板取付ビス１８によって、前記金属縁材
の４隅のボスＢ１４へ締付固定される。
理プレート８は本体ケース１０へ調理プレート取付ビス
１７によって、金属縁材９のボスＡ１３へ締付固定され
る。このとき、前記金属縁材９の４隅のボスＢ１４は、
本体ケースの中空ボス１６へ挿入される。次に、本体底
板１８が本体底板取付ビス１８によって、前記金属縁材
の４隅のボスＢ１４へ締付固定される。
以上の構成から明らかなように、本体ケース10と本体底
板１１との固定は、本体ケース１０の樹脂部ではなく金
属縁材９の金属製のボス１４に締付固定されるため、ビ
ス１８の締付強度およびボス部の強度自体が飛躍的に増
し、従来の構造では対応困難であった輸送中における不
注意な荷扱いによる落下損傷を非常に少なくできる。ま
た、調理プレート８の固定は本体ケース１０の固定と兼
用できるようにしたため、ビス取付本数の削減が図れる
とともに、取付スペースを半減することができ、器体の
高密度化を図るうえでスペースの有効利用を図ることが
可能になった。また、金属縁材９、本体ケース１０、本
体底板１１が一体構造であるため、器体全体の剛性の向
上も図れるなどの効果が得られた。
板１１との固定は、本体ケース１０の樹脂部ではなく金
属縁材９の金属製のボス１４に締付固定されるため、ビ
ス１８の締付強度およびボス部の強度自体が飛躍的に増
し、従来の構造では対応困難であった輸送中における不
注意な荷扱いによる落下損傷を非常に少なくできる。ま
た、調理プレート８の固定は本体ケース１０の固定と兼
用できるようにしたため、ビス取付本数の削減が図れる
とともに、取付スペースを半減することができ、器体の
高密度化を図るうえでスペースの有効利用を図ることが
可能になった。また、金属縁材９、本体ケース１０、本
体底板１１が一体構造であるため、器体全体の剛性の向
上も図れるなどの効果が得られた。
発明の効果 以上、実施例の説明から明らかなように、本発明は、樹
脂製本体ケースと本体底板との固定を金属縁材に形成し
たボス部にビス締付するように構成したことによって、
本体ケースと本体底板の固定の強度を高めるとともに、
ボス部の輸送中の破損等の発生を防止することができ
る。さらに樹脂製ケースの剛性のアップ、および内部ス
ペースを増大して、器体の薄型化、小型化を図ることが
できる。
脂製本体ケースと本体底板との固定を金属縁材に形成し
たボス部にビス締付するように構成したことによって、
本体ケースと本体底板の固定の強度を高めるとともに、
ボス部の輸送中の破損等の発生を防止することができ
る。さらに樹脂製ケースの剛性のアップ、および内部ス
ペースを増大して、器体の薄型化、小型化を図ることが
できる。
第１図は本発明の一実施例における加熱調理器の分解斜
視図、第２図は同断面図、第３図は同要部拡大断面図、
第４図は従来の加熱調理器の断面図である。 ８……調理プレート、９……金属製縁材、１０……本体
ケース、１１……本体底板、１４……ボス部。
視図、第２図は同断面図、第３図は同要部拡大断面図、
第４図は従来の加熱調理器の断面図である。 ８……調理プレート、９……金属製縁材、１０……本体
ケース、１１……本体底板、１４……ボス部。
Claims (1)
- 【請求項１】穴部を有する樹脂製の本体ケースと、本体
ケース上面に位置する調理プレートと、前記穴部に挿通
可能なボス部を有しかつ調理プレートの周縁に配される
金属製縁材と、内部に加熱装置を有しかつ前記本体ケー
スが載せられる本体底板と、前記本体底板裏側より挿入
して前記ボス部と連結される取付部材とを備えた加熱調
理器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16055485A JPH0665122B2 (ja) | 1985-07-19 | 1985-07-19 | 加熱調理器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16055485A JPH0665122B2 (ja) | 1985-07-19 | 1985-07-19 | 加熱調理器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6220285A JPS6220285A (ja) | 1987-01-28 |
| JPH0665122B2 true JPH0665122B2 (ja) | 1994-08-22 |
Family
ID=15717500
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16055485A Expired - Lifetime JPH0665122B2 (ja) | 1985-07-19 | 1985-07-19 | 加熱調理器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0665122B2 (ja) |
-
1985
- 1985-07-19 JP JP16055485A patent/JPH0665122B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6220285A (ja) | 1987-01-28 |
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