JPH0663823B2 - 振幅測定方法 - Google Patents
振幅測定方法Info
- Publication number
- JPH0663823B2 JPH0663823B2 JP13450486A JP13450486A JPH0663823B2 JP H0663823 B2 JPH0663823 B2 JP H0663823B2 JP 13450486 A JP13450486 A JP 13450486A JP 13450486 A JP13450486 A JP 13450486A JP H0663823 B2 JPH0663823 B2 JP H0663823B2
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- amplitude
- vibrating body
- light
- image processing
- image
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- Measurement Of Mechanical Vibrations Or Ultrasonic Waves (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 発明の技術分野 本発明は、振動体の振幅を画像処理の分野で測定する方
法に関する。
法に関する。
従来技術 通常、電気的な信号の波形の振幅は、ブラウン管オシロ
スコープを用いて観測され、画面上の目盛を読み取るこ
とによって測定される。このような測定では、常に視覚
的な判読が必要となるため、個人誤差が発生し、また自
動的な測定が困難である。
スコープを用いて観測され、画面上の目盛を読み取るこ
とによって測定される。このような測定では、常に視覚
的な判読が必要となるため、個人誤差が発生し、また自
動的な測定が困難である。
発明の目的 したがって、本発明の目的は、振動体の振幅を画像所里
の分野で自動的に測定できるようにすることである。
の分野で自動的に測定できるようにすることである。
発明の解決手段 そこで、本発明は、振動体にその振動運動振幅以上の均
一で平行な光線を連続的に照射し、その振動体の遮光に
よって変化する上記光線の光量の変化を振動体の振動数
よりも高い走査周期で半波以上の時間例えば1周期にわ
たって画像信号に変換している。この画像信号は、1フ
レームの画像としてフレームメモリに記録される。その
後、画像処理装置は、各走査線に対する光線の全通過域
と全遮光域との画像処理上の長さを判読し、この画像処
理上の長さに換算係数を掛けることによって上記振動体
の実際の振幅を演算により算出するようにしている。
一で平行な光線を連続的に照射し、その振動体の遮光に
よって変化する上記光線の光量の変化を振動体の振動数
よりも高い走査周期で半波以上の時間例えば1周期にわ
たって画像信号に変換している。この画像信号は、1フ
レームの画像としてフレームメモリに記録される。その
後、画像処理装置は、各走査線に対する光線の全通過域
と全遮光域との画像処理上の長さを判読し、この画像処
理上の長さに換算係数を掛けることによって上記振動体
の実際の振幅を演算により算出するようにしている。
このような本発明の振幅測定は、コンピュータプログラ
ムの分野で自動的に実行されていくため、本発明の振幅
測定方法は、振動体例えば電気かみそりの可動刃の振幅
測定の管理などに利用される。
ムの分野で自動的に実行されていくため、本発明の振幅
測定方法は、振動体例えば電気かみそりの可動刃の振幅
測定の管理などに利用される。
測定装置の構成 第1図は、振幅測定装置1の全体的な構成を示してい
る。
る。
測定対象の振動体2は、撮像カメラ3の前面でこれと光
源12との間にあり、その光学軸に対し直交する方向に
振動する状態で、しかも光学軸上に振動体2の一端を臨
ませた状態で位置決めされる。そして、この撮像カメラ
3は、A−D変換器4、画像メモリ5およびインターフ
ェース6を介し、画像処理装置7に接続されている。
源12との間にあり、その光学軸に対し直交する方向に
振動する状態で、しかも光学軸上に振動体2の一端を臨
ませた状態で位置決めされる。そして、この撮像カメラ
3は、A−D変換器4、画像メモリ5およびインターフ
ェース6を介し、画像処理装置7に接続されている。
この画像処理装置7は、コンピュータによって組み立て
られており、出力側のインターフェース8を介し、入力
用のキーボード9、ディスプレイ10およびプリンタ1
1などに接続されている。なお、この画像処理装置7
は、内蔵のプログラムメモリで画像処理プログラムおよ
び本発明の振幅測定方法に対応する測定プログラムを記
憶しており、振幅の測定時に画像処理および必要な演算
動作を順に実行していく。
られており、出力側のインターフェース8を介し、入力
用のキーボード9、ディスプレイ10およびプリンタ1
1などに接続されている。なお、この画像処理装置7
は、内蔵のプログラムメモリで画像処理プログラムおよ
び本発明の振幅測定方法に対応する測定プログラムを記
憶しており、振幅の測定時に画像処理および必要な演算
動作を順に実行していく。
振幅測定方法 測定対象の振動体2は、既に記載したように、たとえば
電気かみそりの可動刃であり、撮像カメラ3と対向した
位置で位置決め状態となり、50〜60〔Hz〕の範囲の
振動数で振動する。このときの振幅Aは、10±2〔m
m〕程度である。この間に光源12は、振幅方向で均一
で平行な光線13を連続的に照射している(照明過
程)。この結果、光線13は、振動体2の振動運動によ
って、常に遮光されている領域、また全く遮光されない
で通過する領域、さらに振幅Aの2倍の範囲で遮光と通
過とを繰り返す領域に分割されて、撮像カメラ3に入射
する。この撮像カメラ3は、光線13の光量の変化を振
動体2の振動数よりも高い走査周期の走査線14で半波
以上例えば1周期(1波長)の時間にわたって、アナロ
グ的な画像信号に変換する(撮像過程)。
電気かみそりの可動刃であり、撮像カメラ3と対向した
位置で位置決め状態となり、50〜60〔Hz〕の範囲の
振動数で振動する。このときの振幅Aは、10±2〔m
m〕程度である。この間に光源12は、振幅方向で均一
で平行な光線13を連続的に照射している(照明過
程)。この結果、光線13は、振動体2の振動運動によ
って、常に遮光されている領域、また全く遮光されない
で通過する領域、さらに振幅Aの2倍の範囲で遮光と通
過とを繰り返す領域に分割されて、撮像カメラ3に入射
する。この撮像カメラ3は、光線13の光量の変化を振
動体2の振動数よりも高い走査周期の走査線14で半波
以上例えば1周期(1波長)の時間にわたって、アナロ
グ的な画像信号に変換する(撮像過程)。
第2図は、振動体2の振動波形と、走査線14および画
像信号15との対応関係を時間軸t上で示している。振
動体2の先端部分は、正弦波に近い状態で振動してお
り、これに対し撮像カメラ3の走査線14(1、2・・
・25)は、振幅Aの方向でその振動波形を細分化する
方向に順次走査していく。この結果、それぞれの走査線
14(1、2・・・25)は、光線13の全通過域と、
全遮光域との間でアナログ的な画像信号15(1、2・
・・25)としてステップ状に変化する。
像信号15との対応関係を時間軸t上で示している。振
動体2の先端部分は、正弦波に近い状態で振動してお
り、これに対し撮像カメラ3の走査線14(1、2・・
・25)は、振幅Aの方向でその振動波形を細分化する
方向に順次走査していく。この結果、それぞれの走査線
14(1、2・・・25)は、光線13の全通過域と、
全遮光域との間でアナログ的な画像信号15(1、2・
・・25)としてステップ状に変化する。
次に、A−D変換器4は、上記アナログ的な画像信号1
5をディジタル的な画像信号15に変換し、画像メモリ
5に1フレームの画像として一時的に記憶させる(記憶
過程)。
5をディジタル的な画像信号15に変換し、画像メモリ
5に1フレームの画像として一時的に記憶させる(記憶
過程)。
その後、画像処理装置7は、画像処理プログラムに基づ
いて、それぞれの画像信号15(走査線14)を重畳的
に加算し、その電気量の変化を1つの電気的な重畳信号
16に変換する。この重畳信号16は、第2図に示すよ
うに、全遮光域で指数函数的に立ち上がり、また振幅の
中心部分で変曲点を形成しながら、全通過域の部分で再
び指数函数的に立ち上がっている。そこで、画像処理の
プログラムは、画像処理上で、電気量の変化の範囲、す
なわち光線13の全遮光域と全通過域との長さを画素の
数から判読し、それを振幅の画像処理上の長さLとして
求め、次にその長さLに換算係数Kを掛けることによっ
て、実際の振幅Aを演算によって、下記式から求める
(解析過程および演算過程)。
いて、それぞれの画像信号15(走査線14)を重畳的
に加算し、その電気量の変化を1つの電気的な重畳信号
16に変換する。この重畳信号16は、第2図に示すよ
うに、全遮光域で指数函数的に立ち上がり、また振幅の
中心部分で変曲点を形成しながら、全通過域の部分で再
び指数函数的に立ち上がっている。そこで、画像処理の
プログラムは、画像処理上で、電気量の変化の範囲、す
なわち光線13の全遮光域と全通過域との長さを画素の
数から判読し、それを振幅の画像処理上の長さLとして
求め、次にその長さLに換算係数Kを掛けることによっ
て、実際の振幅Aを演算によって、下記式から求める
(解析過程および演算過程)。
A=K×0.5L ここで、上記換算係数は、撮像カメラ3の光学的な倍率
や画面上の画素の実際の寸法との対応関係を含む調整値
である。
や画面上の画素の実際の寸法との対応関係を含む調整値
である。
このようにして、画像処理装置7は、画像処理のプログ
ラムおよび演算のプログラムを自動的に実行することに
より、振動体2の振幅Aを自動的に求める。なお、第2
図の信号や曲線などは、必要に応じディスプレイ10に
よって表示される。また測定後の振幅値は、必要に応じ
プリンタ11に連続的に記録されていく。
ラムおよび演算のプログラムを自動的に実行することに
より、振動体2の振幅Aを自動的に求める。なお、第2
図の信号や曲線などは、必要に応じディスプレイ10に
よって表示される。また測定後の振幅値は、必要に応じ
プリンタ11に連続的に記録されていく。
発明の変形例 上記実施例は、振動体の1周期について観測している
が、この観測範囲は、1/4波長の範囲で観測すること
もできる。また振幅Aは、画像信号15の組み合わせ
(15−1、15−7)、15−13、15−19)か
らも求められるから、重畳信号16は、必ずしも必要と
されない。
が、この観測範囲は、1/4波長の範囲で観測すること
もできる。また振幅Aは、画像信号15の組み合わせ
(15−1、15−7)、15−13、15−19)か
らも求められるから、重畳信号16は、必ずしも必要と
されない。
発明の効果 本発明では、振動波形のピークが電気的な信号の屈曲点
として検出され、その屈曲点の間の長さの測定によって
振幅が求められるため、振幅波形のピークの観測が必要
とされず、波形分析などの複雑なプログラムが必要とさ
れない。また、振動体の振幅が自動的に算出されるた
め、振動体例えば電気かみそりの可動刃などの大量生産
過程でも連続的な振幅の検査・管理が可能となる。
として検出され、その屈曲点の間の長さの測定によって
振幅が求められるため、振幅波形のピークの観測が必要
とされず、波形分析などの複雑なプログラムが必要とさ
れない。また、振動体の振幅が自動的に算出されるた
め、振動体例えば電気かみそりの可動刃などの大量生産
過程でも連続的な振幅の検査・管理が可能となる。
第1図は振幅測定装置のブロック線図、第2図は振動波
形と電気的な信号との対応関係の説明図である。 1……振幅測定装置、2……振動体、3……撮像カメ
ラ、4……A−D変換器、5……画像メモリ、6……イ
ンターフェース、7……画像処理装置、8……インター
フェース、9……キーボード、10……ディスプレイ、
11……プリンタ、12……光源、13……光線。
形と電気的な信号との対応関係の説明図である。 1……振幅測定装置、2……振動体、3……撮像カメ
ラ、4……A−D変換器、5……画像メモリ、6……イ
ンターフェース、7……画像処理装置、8……インター
フェース、9……キーボード、10……ディスプレイ、
11……プリンタ、12……光源、13……光線。
Claims (2)
- 【請求項1】振動体に振幅以上の均一な光線を連続的に
照射する照明過程と、上記振動体の遮光によって変化す
る上記光線の光量の変化を上記振動体の振動数よりも高
い走査周期で半波以上の時間にわたってアナログ的な画
像信号に変換する撮像過程と、上記画像信号をディジタ
ル的な画像信号に変換して1フレームの画像として記憶
する記憶過程、走査線に対する上記光線の全通過域と全
遮光域との間の画像処理上の長さを判読する解析過程
と、上記画像処理上の長さと換算係数との積から実際の
振幅を算出する演算過程とからなることを特徴とする振
幅測定方法。 - 【請求項2】上記解析過程で、振動体の1周期にわたる
複数の走査線を重畳し、その重畳信号での光線の全通過
域と全遮光域との画像処理上の長さを判読することを特
徴とする特許請求の範囲第1項記載の振幅測定方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13450486A JPH0663823B2 (ja) | 1986-06-09 | 1986-06-09 | 振幅測定方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13450486A JPH0663823B2 (ja) | 1986-06-09 | 1986-06-09 | 振幅測定方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62289733A JPS62289733A (ja) | 1987-12-16 |
JPH0663823B2 true JPH0663823B2 (ja) | 1994-08-22 |
Family
ID=15129868
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13450486A Expired - Lifetime JPH0663823B2 (ja) | 1986-06-09 | 1986-06-09 | 振幅測定方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0663823B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20220126196A (ko) * | 2021-03-08 | 2022-09-15 | 주식회사 아이코어 | 연속 촬영 및 스트로브 제어를 기반으로 초음파 진동 칼의 진동 패턴을 검출하는 검사 시스템 |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2546960B2 (ja) * | 1992-11-25 | 1996-10-23 | 久 松嵜 | 制御装置およびこの制御装置を備えた工作機械 |
EP1340582A1 (de) * | 2002-02-28 | 2003-09-03 | Esec Trading S.A. | Verfahren und Einrichtung für die Messung der Amplitude einer frei schwingenden Kapillare eines Wire Bonders |
KR100903458B1 (ko) * | 2002-02-28 | 2009-06-18 | 외르리콘 어셈블리 이큅먼트 아게, 슈타인하우젠 | 와이어 본더의 자유 진동하는 모세관의 진폭을 측정하기위한 방법 및 장치 |
JP2008070158A (ja) * | 2006-09-12 | 2008-03-27 | Toray Eng Co Ltd | 超音波ホーンの振幅測定方法および周波数測定方法とその方法を用いた測定機器およびそれを用いた超音波接合装置 |
-
1986
- 1986-06-09 JP JP13450486A patent/JPH0663823B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20220126196A (ko) * | 2021-03-08 | 2022-09-15 | 주식회사 아이코어 | 연속 촬영 및 스트로브 제어를 기반으로 초음파 진동 칼의 진동 패턴을 검출하는 검사 시스템 |
KR20220126195A (ko) * | 2021-03-08 | 2022-09-15 | 주식회사 아이코어 | 스트로브 제어에 따라 촬영 시점에 동기화된 광 출력을 제공하여 초음파 진동 칼의 진폭을 측정하는 검사 시스템 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62289733A (ja) | 1987-12-16 |
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