JPH0663787B2 - 計器の指針装置 - Google Patents

計器の指針装置

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JPH0663787B2
JPH0663787B2 JP63108061A JP10806188A JPH0663787B2 JP H0663787 B2 JPH0663787 B2 JP H0663787B2 JP 63108061 A JP63108061 A JP 63108061A JP 10806188 A JP10806188 A JP 10806188A JP H0663787 B2 JPH0663787 B2 JP H0663787B2
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三樹 加藤
克浩 熊沢
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日本電装株式会社
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【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、高い光度で発光できる自発光指針を備えた計
器の指針装置に関する。
[従来の技術] 自動車など乗り物の計器には、夜間など暗所での視認性
を確保するため、照明手段が付設される。指針と文字板
とを有する計器においては、その照明は、計器盤裏面な
どに照明灯を設け、スリットを介して計器盤の表面を照
らしたり、文字板に透光部分を設けるとともに指針を透
明体で形成し、照明灯の光をプリズムで透光性指針に導
いたりしてなされている。
[発明が解決しようとする課題] しかるに、従来の計器にあっては指針自体が発光体でな
いため、指針の光度が限られており、黄昏時、逆光時、
高速走行時など周囲の環境の変化によっては指針の視認
性が不十分となる場合があった。また、指針に発光ダイ
オードなど発光素子を列設することによって自発光指針
を構成したり、両端に内部電極を設けたグロー放電管を
用いて自発光指針を構成することも不可能ではないが、
いずれも通電手段などの構造の複雑化や、重量の増大を
招く欠点があった。
本発明の目的は、あらゆる使用条件において、常に優れ
た視認性が得られ、且つ、構造が簡単で軽量化が可能な
計器の指針装置の提供にある。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するために、本発明は、入力信号に応じ
てメータ軸を回動させる指針駆動手段と、 細長い中空棒状をなすバルブの一端部に内部電極を設け
るとともに、該バルブの前記内部電極側に形成した第1
の係合部を有し、このバルブの外表面に軸方向に沿って
帯状の外部電極を設けた放電管からなる自発光指針と、 前記メータ軸に装着され、前記放電管をメータ軸に交差
して固定するとともに、前記第1の係合部に係合して前
記バルブの軸方向の移動または周方向の回動のうちすく
なくともいずれか1つを阻止する第2の係合部を備えた
指針固着手段と、 前記内部電極及び外部電極に接続された通電手段とから
なる構成を採用した。
[作用および発明の効果] (ア)指針自体が発光体となるため十分な光度が得ら
れ、黄昏時、逆光時、高速走行時など、周囲の環境のい
かなる使用条件においても指針の視認性に優れる。
(イ)指針が細長い中空棒状をなすバルブの端部に内部
電極を設けるとともに、このバルブの外表面に軸方向に
沿って帯状の外部電極を設けた放電管から構成されてい
るので、指針への通電は、指針固着手段に装着した簡単
な構造の給電端子により行うことが可能である。これに
より指針の固着手段および通電手段の簡素化および軽量
化が図れる。
(ウ)バルブの前記内部電極側に形成した第1の係合部
を指針固着手段の第2の係合部に係合させているので、
自発光指針の取付け構造が従来の自発光でない指針と較
べ著しく相違することがなく、各種計器への搭載性に優
れる。
[実施例] 本発明の計器の指針装置を図面に基づき説明する。
第1図〜第14図は、本発明の第1実施例にかかる計器の
指針装置100を備えた、自動車用スピードメータ300を示
す。
スピードメータ300は、第2図および第3図に示すごと
く、メータハウジング200内に指針装置100を装着してな
る。
メータハウジング200は、基体であるメータケース201
と、その前面に蓋着された文字、目盛りなどが付された
文字板202とを有する。文字板202の前面には枠状のメー
タプレート203が配され、その前面には前記文字板202を
覆うよう透明なメータガラス204が固着されている。さ
らにメータケース201の背面には、配線板を兼ねたメー
タサブプレート205が取付けられている。
指針装置100は、第1図および第2図に示すごとく、文
字板202の背後のメータケース201内に配設され、入力信
号に応じてメータ軸11を回動させる指針駆動手段1と、
自発光指針である放電管2と、該放電管2の後端部を前
記メータ軸11と交差して固着する指針固着手段3とを有
する。この指針固着手段3には、放電管2に通電するた
めの通電手段4の給電端子5、6が装着されている。
指針駆動手段1は、公知の電気式であり、車速に応じて
変化する入力信号が、内蔵されたコイル(図示せず)に
入力されると、メータ軸11にトルクが付与される。この
トルクと、メータ軸11に対向的に取付けられた1対のヘ
アスプリング12、13(第1図に示す)のばね力との均衡
点でメータ軸11を停止させる。これにより放電管2は、
メータ軸11により前記文字板202に沿って回動され、車
速に応じた速度や、ガソリン搭載量を表示する。
放電管2は、第5図、第6図および第7図に示すよう
に、細長い中空棒状のバルブ21と、該バルブ21内の端部
213(回転中心側の後端)に設けられた内部電極22と、
バルブ21の外表面に長手方向に帯状に被着された外部電
極23とを備え、バルブ21の内表面には蛍光被膜24が塗布
されている。
バルブ21は、先端部211が半球殻状、中間部212が円筒状
を呈し、中空状態である内部は不活性ガスが封入されて
いる。バルブ21の端部213は、中実であり、第1の係合
部である巾狭部25と、矩形断面を呈する1対の受電部26
とからなる。この端部213の中心には、前記内部電極22
に接続する裸リード線221が埋設されており、裸リード
線221の端部は、折り曲げられて受電部26の表面に押圧
されている。受電部26の表面に銀ペースト製導電層261
が塗布され、裸リード線221との電気的導通が図られて
いる。バルブ21の巾狭部25の先端側には、周方向に帯状
の銀ペースト製導電層231が塗布され、外部電極23の受
電部27となっている。
バルブ21の外表面は、遮光被膜28で被包されている。こ
の遮光被膜28はバルブ21の軸方向に、幅0.5mm,全長55mm
のスリット29が開けられ、この部分が光透過可能な発光
面となっている。また、スリット29の後端を、内部電極
22から先端側に2mm離して設けてある。
外部電極23は、カーボンフェノールまたは銀ペースト等
の導電材製ペーストをバルブ外表面に軸方向に帯状に塗
布してなる。本実施例では、第6図に示すごとく、外部
電極23は、受電部27から遠ざかるにしたがい、巾を大き
く設定している。これにより内部電極22から外部電極23
に向かって放射される電子は外部電極23の全体に渡って
均一化され、放電管2は長手方向に均一な光度で発光す
る。
放電管2は、重量0.8g、外径2.4mmの細長い中空棒状
で、内部にはキセノンとネオンを混合した気体が50Toor
封入されている。放電管2は、後述する通電手段4によ
り高周波電力を供給すると、内部電極22と外部電極23の
間でグロー放電が発生し蛍光被膜24により5000cd/m
の高輝度の可視光線となる。
固着手段3は、ポインタボス7およびポインタボスカバ
ー8を有し、ともにポリアセタール樹脂で一体成形され
ている。
ポインタボス7は、第1図および第4図に示すごとく、
前記メータ軸11に外嵌される筒状の脚部71と、脚部71と
直交的に設けられ、放電管の後端を嵌め込み、弾性部材
よりなるバルブ保持部72とを備える。
脚部71の外周面には長手方向に背向して平面711、712が
設けられており、前記給電端子5、6の当接面となって
いる。
バルブ保持部72は、第7図〜第11図にも示すごとく、前
方(第4図および図示上方)が開口した、半円より幾分
大きい開環状の断面形状を有し、内周面には両縁と中間
とに長手方向の突条721、722、723が設けられている。
各突条721、722、723の先端は、ほぼ120度の間隔となっ
ており、前記放電管2の外径より幾分小径の円周上に位
置する。
バルブ保持部72の両外側721には、ほぼ背向して長手方
向に突条73および74が形成され、前記ポインタボスカバ
ー8の係止部となっている。バルブ保持部72の下面に
は、前記給電端子5、6の固着用の矩形溝75、76が長手
方向に設けられている。またバルブ保持部72の後端に
は、該バルブ保持部72の底部の溝と連結し、第2の係合
部であるU字状の切り欠き77を有する支壁78が設けられ
ている。
放電管2は、その後部が前記突条721、722、723の間に
嵌め込まれ、バルブ保持部72の弾性により固着される。
この際前記支壁78は、バルブ保持部72の底部とのみ連結
しており、側部とは切り離されているので、バルブ保持
部72の弾性変形は円滑になされる。また放電管2の巾狭
部25は切り欠き77に差し込まれて、軸方向の位置決めが
され固着されている。
ポインタボスカバー8は、前面81が平らで、両側82、83
が円筒面となっている鞘状を呈する。カバー8の後部84
は嵩が高く、前面81には先端からスリット85が形成され
ている。カバー8の内面の中央には長手方向の突条86が
形成され、両側82、83の後端には前記バルブ保持部72の
突条73および74に係合する爪87、88が突設されている。
また後部84の背面には、バランス調整用のスクリュ32が
螺合する溝89付リブ80が形成されている。カバー8は、
爪87、88が前記バルブ保持部72の突条73および74に係合
されてポインタボスに蓋着される。
通電手段4は、前記給電端子5、6と、各給電端子5、
6の先端51,61に内端411、421が固着されたヘアスプリ
ング41、42とを備える。このヘアスプリング41、42はた
がいに逆向きに配されており、これらの外端412、422を
固定する固定金具(ターミナル)43、44に接続されてい
る。
固定金具43、44は、電気絶縁体の略C形状の板で形成し
たフィクサプレート14上に90度離れて固着され、フィク
サプレート14はねじ15、16で前記指針駆動手段1上に固
着されている。
固定金具43、44は、リード線45、46を介して図示しない
高周波電源に接続されている。高周波電源は、遮蔽が図
られ、1kHz以上500kHz未満の周波数帯の高周波を発生
し、周波数の変動が少なく、占有帯域が狭くなってい
る。
この通電手段4は、1kHz以上500kHz未満の周波数の高周
波を使用しているが、これは、バルブ21の管面を通して
グロー放電を可能にするためである。ここで数値限定と
してあるのは、1kHz未満であると、放電管2の先端まで
十分発光させることができないし、500kHz以上であると
車両等に搭載された中波ラジオに障害を与えるためであ
る。また、周波数の変動が少なく、占有帯域が狭くして
あるのは、上記周波数帯の範囲のなかで、VLF(超長
波)帯、LF(長波)帯、MF(中波)帯、に点在する、潜
水艦、漁船等の無線通信周波数やオメガ、ロラン、デッ
カ等の位置測定周波数や遭難救助呼出周波数等の受信障
害を起こさないようにするためである。さらに、高周波
電力発生装置の遮蔽が図られているのは、装置外部に輻
射されるエネルギーは電波法第6条の100m離れて15μV
以下にするためであり、これにより車両に搭載された無
線機器等の電装品や近傍のそれらにも障害を起こさない
ようになっている。
給電端子5、6は、中間部52、62が前記ポインタボス7
の脚部71の外周面の平面711、712に当接され、その後端
から半径方向に延長して設けられており、その先端はヘ
アスプリング41、42の内端411、421に固着されている。
中間部52、62の前端からは、返り53、63が両側に突設さ
れている腕板54、64が半径方向に延長して設けられてい
る。腕板54、64は、バルブ保持部72の下部に設けられた
矩形溝75、76に嵌め込まれている。前記腕板54、64の先
端には、略逆Ω形状を呈し、放電管2の受電部26、27を
挟持する挟持部55、65が設けられている。
ヘアスプリング41、42の中間には、給電端子5、6の保
持具を兼ねたインシュレータ9が設けられている。
インシュレータ9は、第4図および第14図に示すごと
く、ポリアセタール樹脂で一体成形されており、半円よ
り幾分大きい半円筒状部91、およびその一方の縁から他
方の縁方向に延長された平板部92からなる保持部93と、
この保持部93の後端(第4図において下端)から連結部
94を介して一体成形された円環板部95とからなる。半円
筒部91の内壁には、軸方向の突条96が設けられている。
インシュレータ9は、第14図に示すごとく、平板部92が
前記ポインタボス7の脚部71の外周面の平面711との間
に、給電端子5の中間部52を挟持し、突条96が平面712
に圧接している。これにより給電端子5は中間部52にお
いてポインタボス7の脚部71に保持されている。円環板
部95は、ヘアスプリング41と42との中間に配されて振動
などによりヘアスプリング41と42とが接触することを防
止している。
インシュレータ9のポインタボス7の脚部71への固定
は、第13図に示すように、脚部71内面に形成された爪97
がポインタボスの外面に形成された突起713を図示実線
の位置にあるアーム98が図示2点鎖線の位置に変形しな
がら乗り越え再び元の位置に戻ることによってなされ
る。
ヘアスプリング41、42は、メータ軸回動用のヘアスプリ
ング12、13(第1図において図示下方)のトルクの1/
3に設定してある。
文字板202の中央部には、放電管2を文字板202上方の近
傍に配置する際の取付けを可能にするための長方形の開
口209が穿設されている。2対のプレートデコレーショ
ン206は、文字板202より下方の部分(第1図において図
示下方)である脚部71の中央より下方を塞ぐために、脚
部71の回動径よりやや大きい半円孔210を設け、脚部71
の両脇から挾んで配設され、取付けねじ207、208で文字
板202に螺着されている。
上記の構成を有する指針装置100は第4図に示すように
次の順序で組み立てられる。
(ア)ポインタボス7の固着溝75、76に図示左方向より
給電端子6、(イ)右方向より給電端子5を嵌挿する。
(ウ)脚部71をインシュレータ9に貫通させる。(エ)
指針用のヘアスプリング41の中心側端部を給電端子5の
先端51に固着する。(オ)放電管2をバルブ保持部72に
嵌め込む。(カ)カバー8をポインタボス7に嵌挿す
る。(キ)スクリュ32を溝89に螺着する。(ク)インシ
ュレータ9をメータ軸11の端部に緩挿する。(ケ)ヘア
スプリング41の外側端部を固定金具43に固着する。
(コ)ヘアスプリング42の外側端部を固定金具44に固着
する。
(サ)プレートデコレーション206を、(シ)取付けね
じ207と、(ス)取付けねじ208により文字板202に螺嵌
する。
この実施例にかかる計器の指針装置100は次の作用およ
び効果を奏する。
a.メータの指針に放電管2を使用しているため指針が高
輝度となる。このため黄昏時、逆光時、高速走行時など
周囲の環境の変化があっても指針の視認性に優れる。
b.内部電極22がバルブ21の一端のみですむ。このため、
指針の先端部の外観が従来のものと変わらない。また、
放電管2の軽量化が図れるため、特別な駆動トルクの向
上は必要ないので計器への搭載性に優れる。
c.発光面はスリット29により極めて細く光って表示目盛
りを指し示すので精度良く表示を読み取ることができ
る。
d.スリット29の巾を変えることにより、発光面の巾を必
要に応じ設定できる。
e.スリット29の後端を、内部電極22から先端側に2mm離
して設けてあるので、内部電極22のスパッタリングによ
る電極近傍の管の黒化から回避できる。これにより長期
間取替えなしで美観に優れ、指針全体が高い照度に維持
できる。
f.放電管2の指針固着手段3への取付けは、ポインタボ
ス7のバルブ保持部72に嵌め込むだけでできるので、組
み立て時の指針の取付けや交換時の取替えが容易にでき
る。
g.放電管2の軸方向の固着は、バルブ21の端部213に設
けた巾狭部25をポインタボス7に設けられた支壁78のU
字状の切り欠き77に嵌め込んで行っているので、指針の
回動に伴う遠心力が発生しても、指針は機械的に強固に
固着されており脱落の恐れがない。
h.放電管2への通電は、ヘアスプリング41、42を介して
なされるので、放電管2への電気的接続が容易にできる
とともに従来の計器にも容易に取付けが可能となる。
i.ヘアスプリング41、42のトルクが、メータ軸回動用の
ヘアスプリング12、13のトルクの1/3にしてあるの
で、ゼロアジャスト調整を計器のフィクサで行うことが
できる。これにより、本発明の計器の指針装置は、従来
の構成を持つ計器への搭載が容易である。また指針の0
点調整が容易である。
j.ポインタボスカバー8にスリット85が形成されている
ので指針の発光面が長くできる。
k.ポインタボス7より上方に装着する部品が指針の長手
方向に細長く構成されているため、開口209は面積の狭
い細長い開口部ですみ、美観が従来のものと比べ差異が
少ない。
第15図は本発明にかかる放電管2の第2実施例を示す。
本実施例では、バルブ21の外表面を被包している遮光被
膜28に先端および後端が巾狭で、中間が巾広のスリット
29を設けており、この部分が光透過可能な発光面となっ
ている。これにより先端がシャープであるため、文字板
の目盛りの指示性に優れ、中間が太いため指針自身の視
認性に優れる計器の指針装置が得られる。
第16図および第17図は本発明にかかる放電管2の第3実
施例を示す。
本実施例では、バルブ21の外表面を被包している遮光被
膜28は、先端および後端のみに設けられている。これに
より全体が太く、指針自身の視認性に優れる計器の指針
装置が得られる。
第18図および第19図は本発明にかかる放電管2の第4実
施例を示す。
本実施例では、バルブ21の外表面を被包している遮光被
膜28は、長手方向の中間の、全周の背面側に偏ったほぼ
180度の部分を除いて形成されている。これにより指針
は、全面からは細い線で見える。また放電管2の一方側
は発光により照らされて、明るいゾーン2Aとなって、高
い光度の線に続くうす明るいゾーンを備えた計器の指針
装置が得られる。これにより指針の回転によって指針の
位置まで計器盤が照らされ、計器盤の明るい部分の面積
でもって速度が把握できたり光の帯が走ることにより加
速感が満喫できる。
第20図は本発明にかかる放電管2の受電部の第2実施例
を示す。
バルブ21の端部213は、小外径の中実の突起なってい
る。この端部213の中心には、前記内部電極22に接続す
る裸リード線221が埋設されており、裸リード線221の端
部は、折り曲げられて端部213の内壁面に押圧されてい
る。この端部213には図示しない金属管製ターミナルが
外嵌され一方の受電部となっている。また他方の受電部
はバルブ21の外周に凹所21Aを設け、この凹所に金属板2
1Bを嵌め込み構成している。
第21図および第22図は本発明にかかる放電管2の受電部
の第3実施例を示す。
この実施例では、他方の受電部はバルブ21の外周に外嵌
した円弧状金属板21Cで構成している。
第23図は本発明にかかる放電管2の受電部の第4実施例
を示す。
この実施例では、バルブ21の端部213は円筒状に形成さ
れ、両側に凹所214、215が形成され、これら凹所内には
銀ペースト製導電層が塗布されている。バルブ21には、
外部電極23の受電部27として周方向に帯状の銀ペースト
製導電層231が塗布されている。裸リード線221は、折り
曲げられて凹所214の表面に押圧されている。この凹所2
14、215の先端側には内部電極22の受電部26として周方
向に帯状の銀ペースト製導電層231が塗布されている。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第14図は本発明にかかる計器の指針装置の第1
実施例を示す。第1図は本発明の計器の指針装置の断面
図、第2図は該指針装置を用いた自動車用スピードメー
タの断面図、第3図は自動車用スピードメータの正面
図、第4図はその要部の組み付け図、第5図はその指針
に使用される放電管の平面図、第6図はその放電管の平
面図、第7図は第1図のA−A断面図、第8図は第1図
のB−B断面図、第9図は第1図のC−C断面図、第10
図は第1図のD−D断面図、第11図は第1図のE−E断
面図、第12図は第1図の指針装置のインシュレータ部分
の拡大図、第13図は第12図のF−F断面図、第14図は第
12図のG−G断面図を示す。 第15図は本発明にかかる計器の指針装置に使用する放電
管の第2実施例の自動車用スピードメータの正面図を示
す。 第16図〜第17図は、本発明にかかる計器の指針装置に使
用する放電管の放電管の第3実施例を示す。第16図はそ
の放電管の正面図、第17図はその断面図を示す。 第18図〜第19図は、本発明にかかる計器の指針装置に使
用する放電管の第4実施例を示す。第18図はその放電管
の断面図、第19図はその放電管を用いた自動車用スピー
ドメータの正面図を示す。 第20図は、本発明にかかる計器の指針装置に使用する放
電管の受電部の第2実施例を示す断面図である。 第21図〜第22図は、本発明にかかる計器の指針装置に使
用する放電管の受電部の第3実施例を示す。第21図はそ
の受電部の断面図、第22図はその縦断面図である。 第23図は、本発明にかかる計器の指針装置に使用する放
電管の受電部の第4実施例を示す斜視図である。 図中 100……計器の指針装置、1……指針駆動手段、
2……放電管(自発光指針)、3……指針固着手段、4
……通電手段、5、6……給電端子、11……メータ軸、
21……バルブ、22……内部電極、23……外部電極、25…
…巾狭部(第1の係合部)、77……切り欠き(第2の係
合部)、213……端部(一端部)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】入力信号に応じてメータ軸を回動させる指
    針駆動手段と、 細長い中空棒状をなすバルブの一端部に内部電極を設け
    るとともに、該バルブの前記内部電極側に形成した第1
    の係合部を有し、このバルブの外表面に軸方向に沿って
    帯状の外部電極を設けた放電管からなる自発光指針と、 前記メータ軸に装着され、前記放電管をメータ軸に交差
    して固定するとともに、前記第1の係合部に係合して前
    記バルブの軸方向の移動または周方向の回動のうちすく
    なくともいずれか1つを阻止する第2の係合部を備えた
    指針固着手段と、 前記内部電極及び外部電極に接続された通電手段とを備
    えた計器の指針装置。
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