JPH0663508B2 - 破砕ポンプ - Google Patents

破砕ポンプ

Info

Publication number
JPH0663508B2
JPH0663508B2 JP2322566A JP32256690A JPH0663508B2 JP H0663508 B2 JPH0663508 B2 JP H0663508B2 JP 2322566 A JP2322566 A JP 2322566A JP 32256690 A JP32256690 A JP 32256690A JP H0663508 B2 JPH0663508 B2 JP H0663508B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
crushing
impeller
case
pump
handle
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2322566A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH03222893A (ja
Inventor
勝男 梅原
Original Assignee
小松ゼノア株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 小松ゼノア株式会社 filed Critical 小松ゼノア株式会社
Priority to JP2322566A priority Critical patent/JPH0663508B2/ja
Publication of JPH03222893A publication Critical patent/JPH03222893A/ja
Publication of JPH0663508B2 publication Critical patent/JPH0663508B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (a)産業上の利用分野 本発明は、汚水処理場等で、液体中に混入する固形物を
切断、破砕して、ポンプ輸送を行うための破砕ポンプに
係るものである。
(b)従来の技術 一般に、この種の破砕ポンプにおいては、流路中に回転
する破砕羽根車を設け、この破砕羽根車の一側面に近接
して破砕格子を設け、対応する破砕羽根車と破砕格子の
格子孔とのそれぞれの縁部の間において固形物を破砕し
て、この破砕された固形物は液体とともに格子孔を通っ
て、流路後方に設けた吐出羽根車の回転によって吐出さ
れるように構成されている。この吐出羽根車とポンプケ
ースの内壁面との間隙は製作時に所定の間隙寸法に設定
されているが、たとえば汚水処理槽の水位の変化によっ
て吸込揚程に変動を生じ、ポンプの流量が過大となった
場合に、破砕羽根車の破砕能力が不足して、破砕不充分
な固形物が吐出羽根車とポンプケースの内壁面との間隙
に詰まってポンプの正常な運転を妨げる原因となってい
た。
このため、従来、ポンプケース内に、吐出羽根車の一側
面に、適宜な間隙をもって対面する調節体を設け、この
調節体を油圧機構あるいはポンプケースの一側に設けた
ハンドルによって外部で操作してこの間隙を調節する機
構が設けられていた。
(c)発明が解決しようとする課題 従来のこの調節機構は、油圧機構を用いるものは操作弁
其の他の油圧機器の性能を維持するために異物の混入し
ない流体を必要とするので、ポンプ本体の流体圧を利用
することは望ましくなく、別の清浄な流体が必要とな
り、油タンク其の他装置が複雑となり安価に製作でき
ず、しかも間隙寸法を自由に設定することができなかっ
た。
また、ポンプケースの一側にハンドルを設けて、このハ
ンドルで調節板を操作する方式のものは、ハンドルの反
対側では操作しにくく、しかも、操作力を軽くして操作
を容易としようとするとハンドルが大きくなり側方に大
きく突出して形状が大きくなる欠点があった。
(d)課題を解決するための手段 本発明は、前記ポンプケース2内に、前記吐出羽根車31
の一側面に適宜な間隙をもって対面する調節体35を設け
るとともに、前記ポンプケース2の外周に前記回転軸25
を中心として回転自在の環状のハンドル47を軸方向の移
動を係止して設け、前記ハンドル47の内面に設けたねじ
部45を介して、前記ハンドル47の回転操作に連動して前
記調節体35を軸方向往復移動自在に設けたものである。
(e)作用 調節体を調節するに際しては、ポンプケースの外周に設
けたハンドルを回動して、ねじ部を介して調節体が軸方
向に往復移動して調節体と吐出羽根車の一側面との間の
間隙を調節するものである。
(f)実施例 以下、図面により本発明の一実施例について詳細な説明
を行なう。
図において、破砕ポンプ1はつぎのように構成されてい
る。すなわち、ポンプケース2は本体ケース3の一側に
吸入ケース5が中間ケース7を介して固着して形成され
ている。すなわち、中間ケース7はボルト9によって本
体ケース3に固着され、吸入ケース5は中間ケース7
に、破砕格子11と、破砕格子11と適宜間隙で対面して回
転する破砕羽根車13の外周に適宜間隙を介して設けた外
環15とを介してボルト17によって固着されている。本体
ケース3の、吸入ケース5と直交する上方向には吐出口
部19が設けられ、吸入ケース5から吸入された汚水は吸
入路21から本体ケース3内を通って吐出路23から外部に
吐出される。吐出路21には、破砕羽根車13が回転軸25に
キー27、ボルト29によって固着され、本体ケース3内に
は、吐出羽根車31がキー33に係止して破砕羽根車13を介
してボルト29によって固着されている。本体ケース3の
軸方向の一側面には、吐出羽根車31と適宜な間隙をもっ
て対面する環状の調節体35が軸方向に移動自在に設けら
れ、本体ケース3および中間ケース7との間にそれぞれ
シール37,39によって密封されている。中間ケース7と
吸入ケース5との間の、外環15の外周には環状のねじ体
41が軸方向に往復移動自在に嵌合し、中間ケース7を軸
方向に摺動自在に貫通するボルト43によって調節体35と
一体的に固着している。ねじ体41の外周には、ねじ部45
によって螺合する環状のハンドル47が回動自在に螺合し
ており、ハンドル47を回動することにより調節体35を軸
方向に往復移動せしめるものである。本体ケース3の外
面中心部には、内側に布入耐油ゴム製のオイルシール4
9、外側に通常のゴムリップ付のオイルシール51、中間
にフェルトの充填材53が装着され、オイルシール51と充
填材53との間にはグルースニップル55によってグリース
が充填され、異物の侵入を防止するとともに、回転軸25
の外周には耐摩用のスリーブ57が嵌合し、とくにスリー
ブ57の外周の摩耗し易い部分にはセラミック等の耐摩材
59を容射されている。回転軸25は、本体ケース3に一体
的に固着された軸受ケース61にベアリング63,65を介し
て軸支され、端部に動力伝達用のフランジ67が固着され
ている。破砕羽根車13の前縁には刃部が形成され、吸入
側に近接して設けた切刃69の対応して大きな固形物を破
砕する。切刃69は吸入ケース5に斜めに摺動自在に突出
し、軸方向の溝部71に係止するボルト73によって回動を
係止されている。切刃69の端面にねじ75によって螺合す
るボルト77には、ピッチの異るねじ79が設けられ、螺合
する蓋部81はボルト83によって吸入するケース5に固着
されている。ねじ79に螺合する袋ナット85がロックナッ
トとして設けられている。
以上の実施例において、駆動装置を作動させると、フラ
ンジ67を介して回転軸25が回転し、破砕羽根車13、吐出
羽根車31の回転によって液体は吸入ケース5の吸入路21
から吸入され、本体ケース3内を通過して吐出路23から
外部に排出される。液体に混入された固形物は、切刃69
と破砕羽根車13の前縁との間で破砕され、破砕羽根射13
を通過した固形物は破砕羽根車13の後縁と破砕格子11と
の間でさらに細かく破砕され、破砕格子11を通過して吐
出羽根車31によって吐出路23を経て外部に排出されるも
のである。たとえば汚水処理槽の水位が高くポンプの流
量が過大となると、ポンプの破砕能力が不足し、破砕不
充分な固形物が吐出羽根車31と本体ケース3の内壁面
(この実施例では調節体35の内壁面)との間隙に詰まっ
て正常な運転を妨げるが、この場合には、ハンドル47を
回動して調節体35を第1図、第2図の左方向に移動させ
て間隙を広げれば、詰まった固形物は吐出羽根車31の回
転にともなって除去されるものである。なお、ポンプの
流量が過大となることが予想される場合には、予めハン
ドル47を操作して、調節体35と吐出羽根車31との間隙を
広げておけば、固形物が詰まることなく正常は運転を保
持することも可能である。
(g)発明の効果 以上のように本発明によれば、ポンプの流量に応じてポ
ンプ内壁面と吐出羽根車との間隙を調節して固形物が詰
まることを防止するとともに、万一詰まった際にも間隙
をひろげて詰まった固形物を容易に取り除くことができ
るものであり、しかもポンプケースのいずれの側からも
ハンドルの操作容易であり、また、大きなハンドルを側
方に突出することがなく、ポンプ全体がコンパクトに形
成することができるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の側断面図、第2図、第3
図、第4図はそれぞれ要部の拡大側断面図である。 2……ポンプケース、11……破砕格子 13……破砕羽根車、25……回転軸 31……吐出羽根車、35……調節体 45……ねじ部、47……ハンドル

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】流路中に回転軸25に固着して回転する破砕
    羽根車13と、前記破砕羽根車13の一側面に近接する破砕
    格子11とを設けるとともに、前記破砕羽根車13の後方の
    流路中に吐出羽根車31を設けた破砕ポンプにおいて、ポ
    ンプケース2内に、前記吐出羽根車31の一側面に適宜な
    間隙をもって対面する調節体35を設けるとともに、前記
    ポンプケース2の外周に前記回転軸25を中心として回転
    自在の環状のハンドル47を軸方向の移動を係止して設
    け、前記ハンドル47の内面に設けたねじ部45を介して、
    前記ハンドル47の回転操作に連動して前記調節体35を軸
    方向に往復移動自在に設けたことを特徴とする破砕ポン
    プ。
JP2322566A 1990-11-28 1990-11-28 破砕ポンプ Expired - Fee Related JPH0663508B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2322566A JPH0663508B2 (ja) 1990-11-28 1990-11-28 破砕ポンプ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2322566A JPH0663508B2 (ja) 1990-11-28 1990-11-28 破砕ポンプ

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP32594490A Division JPH03271598A (ja) 1990-11-29 1990-11-29 破砕ポンプの切刃調節装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH03222893A JPH03222893A (ja) 1991-10-01
JPH0663508B2 true JPH0663508B2 (ja) 1994-08-22

Family

ID=18145117

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2322566A Expired - Fee Related JPH0663508B2 (ja) 1990-11-28 1990-11-28 破砕ポンプ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0663508B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008267367A (ja) * 2007-04-25 2008-11-06 Maezawa Ind Inc 破砕ポンプ

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5646834B2 (ja) * 2009-10-13 2014-12-24 株式会社Mgグローアップ 混合撹拌装置

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5325631Y2 (ja) * 1972-04-20 1978-06-30
JPS526483A (en) * 1975-07-07 1977-01-18 Seiko Instr & Electronics Ltd X-ray producer
JPS5378401A (en) * 1976-12-22 1978-07-11 Hitachi Ltd Waste water pump
JPS5963398A (ja) * 1982-10-05 1984-04-11 Komatsu Zenoa Kk ポンプのグリ−ス給脂装置
JPS62145999U (ja) * 1986-03-10 1987-09-14

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008267367A (ja) * 2007-04-25 2008-11-06 Maezawa Ind Inc 破砕ポンプ

Also Published As

Publication number Publication date
JPH03222893A (ja) 1991-10-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US3961758A (en) Centrifugal pump with integral grinder
US4378093A (en) Grinder pump cutter assembly
US11253866B2 (en) Cutter wheel, cutter disc as well as cutter assembly suitable for grinder pumps
US3738581A (en) Macerating pump with means for preventing blockages
KR101909620B1 (ko) 오폐수 처리용 수중 스파이럴 펌프
KR100970930B1 (ko) 디스포저
US2832546A (en) Fluid-actuated waste disposal unit
US4208166A (en) Adjustable wear ring for a centrifugal pump
JP2636966B2 (ja) カッター付下水管用水中ポンプ
JPH0663508B2 (ja) 破砕ポンプ
KR102247693B1 (ko) 간극 조절가능한 수중펌프
KR100662049B1 (ko) 협잡물 파쇄기능을 갖는 수중오수용 맨홀펌프
JP2820234B2 (ja) 破砕ポンプ
US2853249A (en) Garbage grinder and disposer
JP2007046581A (ja) ポンプ
US2707080A (en) Comminuting units
KR101613145B1 (ko) 펌프용 웨어링 간극조절장치
JPH0472080B2 (ja)
EP0333391A2 (en) Vane pump
KR20190004004A (ko) 수중 분쇄 펌프
CN113145275A (zh) 食物垃圾多级研磨结构及食物垃圾处理机
JP2005126976A (ja) 汚水排出装置
JPS6235909Y2 (ja)
JPS6255000B2 (ja)
JPS6332461Y2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees