JPH0663459B2 - 軸流ガスタービンエンジンの分解方法 - Google Patents

軸流ガスタービンエンジンの分解方法

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JPH0663459B2
JPH0663459B2 JP5086820A JP8682093A JPH0663459B2 JP H0663459 B2 JPH0663459 B2 JP H0663459B2 JP 5086820 A JP5086820 A JP 5086820A JP 8682093 A JP8682093 A JP 8682093A JP H0663459 B2 JPH0663459 B2 JP H0663459B2
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JP
Japan
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shaft
rotor
annular
blade assembly
rotor shaft
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JP5086820A
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フレデリック・シー・ヘッツァー
ガイ・ダブリュ・ミラー
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Raytheon Technologies Corp
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United Technologies Corp
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Publication date
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Publication of JPH0663459B2 publication Critical patent/JPH0663459B2/ja
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01DNON-POSITIVE DISPLACEMENT MACHINES OR ENGINES, e.g. STEAM TURBINES
    • F01D25/00Component parts, details, or accessories, not provided for in, or of interest apart from, other groups
    • F01D25/28Supporting or mounting arrangements, e.g. for turbine casing
    • F01D25/285Temporary support structures, e.g. for testing, assembling, installing, repairing; Assembly methods using such structures
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02CGAS-TURBINE PLANTS; AIR INTAKES FOR JET-PROPULSION PLANTS; CONTROLLING FUEL SUPPLY IN AIR-BREATHING JET-PROPULSION PLANTS
    • F02C7/00Features, components parts, details or accessories, not provided for in, or of interest apart form groups F02C1/00 - F02C6/00; Air intakes for jet-propulsion plants
    • F02C7/20Mounting or supporting of plant; Accommodating heat expansion or creep

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
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  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Turbine Rotor Nozzle Sealing (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は軸流ガスタービンエンジ
ン、一層詳細にはこのようなエンジンのロータ組立体の
分解方法に係る。本発明は軸流ガスタービンエンジンの
分野での開発中に考案されたが、本発明は回転機械を使
用する他の分野にも応用可能である。
【0002】
【従来の技術】軸流ガスタービンエンジンは圧縮部、燃
焼部及びタービン部を有する。作動媒体ガスの環状流路
はエンジンの各部を通って軸線方向に延びている。作動
媒体ガスが環状流路に沿って流されるにつれて、ガスは
圧縮部内で加圧され、またガスにエネルギを追加するべ
く燃焼部内で燃料と共に燃焼される。高温の加圧された
ガスは有用な仕事を生ずるべくタービン部を通じて膨張
される。有用な仕事の一部は作動媒体ガスを加圧するべ
くタービン部から圧縮部へ伝達される。
【0003】エンジンはその各部を通じて高温作動媒体
ガスを流すためのステータ組立体と、エンジンの各部の
間で仕事を伝達するためのロータ組立体とを有する。タ
ービン部内のロータ組立体は作動媒体流路を横切って外
方に延びているロータブレードのアレイを含んでいる。
ロータブレードは、ガスから仕事を受入れ且回転軸線の
周りにロータ組立体を駆動するべく、近接する流れに対
して傾けられているエーロフォイルを有する。ステータ
組立体は、タービン部のロータブレードに流れを向わせ
るべく、流れに対して傾けられているエーロフォイルを
有する環状流路のアレイを含んでいる。ロータ組立体
は、タービンロータブレードを圧縮部内の関連するロー
タブレードと連結するべく、エンジン内を軸線方向に延
びている回転軸線を有するロータ軸を含んでいる。ター
ビンロータブレードが回転軸線の周りに高温ガスにより
駆動されるにつれて、ロータ軸は作動媒体ガスを加圧す
るべく圧縮部内のロータブレードを駆動する。
【0004】ロータエーロフォイル及びステータエーロ
フォイルは高温ガスをタービン部内へ向わせるので、エ
ーロフォイルの周囲を流れるガスはブレード内のそれら
の構造的完全性を減少させる可能性のある熱応力を生ず
る。第一段ロータブレード及び第一段ステータベーン
は、エーロフォイルがエンジンの燃焼部に近接している
ので、特に損傷し易いエーロフォイルを有する。加え
て、砂又は他の浸蝕性粒子がしばしばエンジンに入って
エーロフォイルに衝突し、エーロフォイルが保護被覆に
より被覆されているとしても、エーロフォイルに腐蝕を
生じさせる。その結果、ロータブレード及びステータベ
ーンを定期的に検査して、減耗したブレード及びベーン
を交換することが望ましい。
【0005】減耗及び高応力の前兆を知るために、ロー
タ軸のようなロータ組立体の他の部分及びロータブレー
ド組立体の内部を検査することが望ましい。ロータブレ
ード及びステータベーンの検査と同様に、このような検
査は、ロータ組立体の構造が分解し難い構造であり、又
は固定部分に回転部分を支えるのに多くの取付け部を必
要とするならば、その実行が困難であり、また時間がか
かる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従って本発明は、ロー
タ組立体の分解を簡単にし、またロータ組立体の部品を
取付ける必要性を減ずるようにロータ組立体の各部をモ
ジュール式に分解することを可能にするガスタービンエ
ンジンの分解方法を提供することを目的とする。
【0007】
【発明の開示】本発明によれば、圧縮部のタービン部と
の間を延びているロータ軸を有するロータ組立体はロー
タブレードを担持するための環状の第二の軸を含んでお
り、この環状の第二の軸はステータ組立体から軸受を通
じて支えられており、また、ロータ軸を回転可能に支
え、ロータ軸とロータブレードとの間でトルクを伝達
し、分解中にロータ軸との間の軸線方向運動を可能にす
るようにロータ軸に連結されている。
【0008】本発明によれば、軸流ガスタービンエンジ
ンを分解するための方法は、ロータ軸と環状の第二の軸
及びロータブレード組立体との連結を解除する過程と、
ロータ軸及び環状の第二の軸の間の軸線方向の相対的運
動によりこれらの軸を分離させる過程と、環状の第二の
軸を通じて外側ケースからロータブレード組立体を支え
る過程とを含んでいる。
【0009】本発明の主要な特徴は、ガスタービンエン
ジンのタービン部と圧縮部との間を軸線方向に延びてい
るロータ軸を有するロータ組立体である。他の特徴は、
外側ケースから内方に延びている軸受支えと、軸受支え
により配置されている軸受とである。軸受は回転軸線A
r を有する。ロータブレード組立体は回転軸線Ar の周
りに配置されている。他の主要な特徴は、ロータブレー
ド組立体に結合されている環状の第二の軸である。環状
の第二の軸は、ロータブレード組立体を回転可能に支え
るべく軸受と係合し、またロータ軸を回転可能に支える
べくロータ軸と係合する。環状の第二の軸はロータ軸に
対して相対的に軸線方向に運動し得る。他の特徴はスプ
ライン接続及びスパナーナットのようにロータ軸を第二
の軸に軸線方向及び周縁方向に連結するための手段であ
る。
【0010】一つの実施例ではロータ軸は低圧ロータ組
立体の低圧ロータ軸である。低圧ロータ組立体は環状の
第二の軸と類似の環状の前側軸を含んでいる。環状の前
側軸は、ファンロータブレード組立体を支えるべく軸受
と係合し、ロータ軸を回転可能に支えるべくロータ軸と
係合する。環状の前側軸もロータ軸に対して相対的に軸
線方向に運動し得る。一つの実施例では、ロータブレー
ド組立体は低圧ロータブレード組立体である。軸受支え
は、軸受支え及びロータブレード組立体が一緒にガスタ
ービンエンジンから分解され得るように、外側ケースか
ら内方へ延びている。更に他の実施例では、ロータブレ
ード組立体は第一の要素及び第二の要素により形成され
た環状の軸に接合されている。第二の要素はロータブレ
ード組立体と共に第一の要素から分離可能であるが、第
一の要素は軸受及び軸受支えからロータ軸を支えてい
る。他の実施例では、低圧タービン内の第一のロータブ
レード組立体は、第一の連結を通じて低圧ロータ軸に連
結されている環状の第二の軸により回転可能に支えられ
ている。加えて、高圧ロータ軸が環状の第三の軸に第二
の連結を通じて連結されている。環状の第三の軸が高圧
タービン内の第二のロータブレード組立体に接合されて
いる。低圧ロータ軸は第二の連結への近接を可能にする
通路内に配置されている。低圧ロータ軸の取外しにより
高圧ロータ軸と第二のロータブレード組立体との間の連
結への近接が可能になり、それにより第二のロータブレ
ード組立体の連結解除と第二のロータブレード組立体と
高圧ロータ軸との間の軸線方向運動とが可能になる。最
後に、高圧タービンケースはエンジンの隣接部分に取付
けられている。タービン部全体から成るモジュラーユニ
ットは、低圧ロータ軸を取外し、第二のロータブレード
組立体と高圧ロータ軸との間の連結を解除し、また高圧
タービンをエンジンの隣接部分から取外すことにより取
外され得る。
【0011】本発明の主要な利点は、トルクを伝達する
ためのロータ軸と、軸受から回転可能に支えられてお
り、またロータブレード組立体を回転可能に支えている
ロータ軸に連結されている環状軸との間の相対的運動が
可能にされているために、ロータブレード組立体を含む
エンジンの各部がモジュール式に構成されていることで
ある。他の利点は、エンジンからモジュラーユニットを
取外し得るので、又はロータ組立体を取外さずにエンジ
ンからロータ軸を取外し得るので、エンジンロータの内
部の検査が容易なことである。更に他の利点は、エンジ
ンの分解、組立及び検査の間にロータブレードとシール
との間の有害な干渉を避けるべく、隣接シーリング表面
に対してロータブレード組立体を確実に支えることによ
り、エンジンの効率が高いことである。特別な利点は、
単一の軸受及び軸受支えにより環状の軸及びロータブレ
ード組立体及びロータ軸の一端を回転可能に支える設計
が簡単なことである。本発明の上記の特徴及び利点は以
下にその好ましい実施例を詳細に説明する中で一層明ら
かになろう。
【0012】
【実施例】図1には回転軸線Ar を有する本発明による
ターボファンガスタービンエンジンの実施例が参照符号
10を付して示されている。エンジンは圧縮部12、燃
焼部14及びタービン部16を含んでいる。作動媒体ガ
スの環状流路18がエンジンのこれらの各部を通って軸
線方向に延びている。更にエンジンはエンジンを通って
軸線方向に延びているロータ組立体22とロータ組立体
を支えるステータ組立体24とを含んでいる。ステータ
組立体24は外側ケース26を含んでいる。外側ケース
26は作動媒体流路18の周りに周縁方向に延びてお
り、またタービン部16及び圧縮部12の双方の中でロ
ータ組立体22を包囲している。
【0013】圧縮部12はファン段28及び第一の圧縮
機30のような二つの低圧圧縮機を含んでいる。破線に
より概要を示されている高圧圧縮機32が第一の圧縮機
と燃焼部14との間を延びている。
【0014】タービン部16は高圧タービン34、低圧
タービン36及びタービン排出構造38を含んでいる。
低圧ロータ軸42がタービン部16の低圧タービン36
と圧縮部12の低圧圧縮機28、30との間を軸線方向
に延びている。高圧ロータ軸44が低圧ロータ軸42の
半径方向に外側に配置され、高圧タービン34と高圧圧
縮機32との間をエンジンを通って軸線方向に延びてい
る。
【0015】外側ケース26はタービン部16内にケー
シング46を含んでいる。このケーシングは高圧タービ
ンケース48、支持ケース50、低圧タービンケース5
2及びタービン排出ケース54から形成されている。高
圧タービンケース48はAで外側ケース26の隣接部分
に取付けられている。支持ケース50はBで高圧タービ
ンケース48に取付けられている。代替的に、支持ケー
ス50は高圧タービンケース48又は低圧タービンケー
ス52の一部分として含まれていてよく、また排出ケー
ス54は低圧タービンケース52の一部分として含まれ
ていてよい。図示されているように、低圧タービンケー
ス52はCで排出ケース54に、B′で支持ケース50
に、また支持ケース50を通じてBで高圧タービンケー
ス48に取付けられている。
【0016】ガイドベーン56により示されているよう
な複数個の流出ガイドベーンが作動媒体流路18を横切
って低圧タービン36内の外側ケースから内方へ延びて
いる。ストラット58が、後側軸受支え62のような第
一の軸受支えをガイドベーンと共に形成するべくガイド
ベーンから内方に延びている。後側軸受64のような第
一の軸受が回転軸線Ar の周りを周縁方向に延びてお
り、また後側軸受支え62により配置されている。
【0017】環状の第二の軸66が後側軸受64及び低
圧ロータ軸42と係合している。環状の第二の軸66は
第一の要素68及び第二の要素70を含んでいる。第二
の要素70は複数個のボルト72により第一の要素68
に取付けられている。第一の要素68は、低圧ロータ軸
42を回転軸線Ar の周りに回転可能に支持するべく、
後側軸受64及び低圧ロータ軸42と係合する。第一の
ロータブレード組立体74が第二の要素70に取付けら
れており、また外側ケースから第一の要素68及び後側
軸受64を通じて回転可能に支えられている。第一のロ
ータブレード組立体74は、低圧タービンケース52の
付近へ作動媒体流路18を横切って半径方向に外方まで
延びているロータブレード76の第一のアレイにより示
されているようなロータブレードのアレイを含んでい
る。こうして、単一の軸受及び単一の軸受支えが外側ケ
ースからロータブレード組立体及び低圧ロータ軸を回転
可能に支えるために使用されている。第一の連結手段7
8が、低圧ロータ軸42を環状の第二の軸66に、また
環状の第二の軸66を通じてそれにより担持されている
ロータブレード組立体74に軸線方向及び周縁方向に連
結するために設けられている。
【0018】高圧タービン34は第二のロータブレード
組立体80を含んでいる。ロータブレードの第二のアレ
イ82により示されているようなロータブレードのアレ
イが作動媒体流路18を横切って半径方向に外方へ延び
ている。第一段ステータベーン84及び第二段ステータ
ベーン86により示されているようなステータベーンの
アレイが外側ケース26から作動媒体流路18を横切っ
て半径方向に内方へ延びている。環状の第三の軸88が
第二のロータブレード組立体80に接合されており、ま
た高圧ロータ軸44に対して入筒式に配置されている。
第三の軸88を高圧ロータ軸44に軸線方向及び周縁方
向に連結するための第二の連結手段92が高圧ロータ軸
44及び第三の軸88と係合している。第二の軸受94
が、外側ケースから高圧ロータ軸44を回転可能に支え
るべく、高圧ロータ軸44の周りに配置されている。第
二の軸受支え96が、第二の軸受94を支えるべく、外
側ケースから半径方向に内方へ、また高圧タービンケー
ス48の前方へ延びている。圧縮部12は回転軸線Ar
の周りに回転可能に配置された前側軸受98を有する。
前側軸受支え102が前側軸受98を支えるべく、外側
ケースから半径方向に内方へ延びている。前側環状軸1
04が前側軸受98と係合しており、また低圧ロータ軸
42に対して入筒式に配置されている。前側環状軸10
4は低圧ロータ軸42に対して相対的に軸線方向に運動
し得る。低圧ロータ軸42を前側環状軸104に軸線方
向及び周縁方向に連結するための連結手段106が軸と
係合している。この連結手段はスプライン付きナット1
08と軸線方向に延びているスプライン形式接続部11
0とを含んでいる。スプライン形式接続部110の一例
は図3中に示されている。
【0019】前側環状軸104は前側軸受98及び第二
の要素114と係合する第一の要素112を含んでい
る。第二の要素114は半径方向に内方へ延びている。
ファン段28のファンロータブレード組立体116及び
第一の圧縮機30のロータブレード組立体118が第二
の要素114に取付けられている。各ロータブレード組
立体は、ファンロータブレード120及び圧縮機ロータ
ブレード122により示されているようなロータブレー
ドを有する。ロータブレードは作動媒体ガスの環状流路
18を横切って半径方向に外方へ延びている。
【0020】図2は図1の代替的実施例であり、単一の
軸受支え124及び環状の第三の軸126を有する。そ
れ以外に、同一の機能をする同様の部分には同様の参照
符号が付されている。
【0021】環状の第三の軸126が第一のフランジ1
28及び第二のフランジ132を含んでいる。第一のフ
ランジ128及び第二のフランジ132は中間構造13
4により係合されている。図示されている実施例では、
中間構造134は第一段ロータディスク136及び第二
段ロータディスク138を含んでいる。
【0022】軸受支え124は支持ケース50から半径
方向に内方に延びている。軸受支え124は作動媒体ガ
スの環状流路18を横切って延びている複数個のストラ
ット140を含んでいる。各ストラットはガスが高圧タ
ービンから低圧タービンへ流れる際にガスに対する空気
力学的表面を形成するエーロフォイル形状のガイドベー
ン142内に収容されている。ストラットは第一の軸受
64及び第二の軸受94の双方を位置決めするべく構成
されている。第二の軸受94は高圧タービンの環状の第
三の軸126の第二のフランジ132と係合する。環状
の第三の軸126の第一のフランジ128は高圧ロータ
軸に対して入筒式に配置されており、また高圧ロータ軸
に対して相対的に軸線方向に運動し得る。
【0023】図3は図2中に示されているガスタービン
エンジンの一部分の拡大図であり、高圧ロータ軸の周り
に入筒式に配置された環状の第三の軸126を示してい
る。代替的に、環状の第三の軸は高圧ロータ軸内に入筒
式に配置されていてもよい。高圧ロータ軸及び環状の第
三の軸を連結するための第二の連結手段92は、第三の
軸上の単一のスプライン143により代表されているよ
うな複数個のスプラインのように、軸を周縁方向に連結
するための手段を含んでいる。各スプラインは内方を向
いており、また第三の軸126が高圧ロータ軸に軸線方
向に滑動可能に係合し周縁方向に固定的に係合するよう
軸線方向に延びている。スプライン143は、高圧ロー
タ軸上の関連する複数個のスプライン144のうちの一
のスプライン144を示すために切欠かれて図示されて
いる。スプライン144は外方を向いており、また高圧
ロータ軸が環状の第三の軸126のスプライン143と
係合するよう高圧ロータ軸に沿って軸線方向に延びてい
る。軸を連結するための第二の連結手段92はスプライ
ン付きナット146を含んでおり、該ナットは高圧ロー
タ軸とねじ係合し、直接的に又は図示されているように
スペーサを通じて間接的に環状の第三の軸126と当接
し、かくして第三の軸126が高圧ロータ軸に対して軸
線方向に運動することを阻止している。このナットに
は、ナットを軸から取外す際にナットを関連するスプラ
イン付き工具(図示せず)と係合させるための複数個の
内向きスプライン148が設けられている。同様に、低
圧ロータ軸42及び環状の第二の軸66を連結するため
の第一の連結手段78は、複数個のスプライン143a
の如き、軸を周縁方向に連結するための手段を含んでお
り、かかるスプラインは内方を向いており、また第二の
軸66が低圧ロータ軸42に軸線方向に滑動可能に係合
し周縁方向に固定的に係合するよう軸線方向に延びてい
る。低圧ロータ軸42には、内方に向かい、環状の第二
の軸66のスプライン143a と係合するべく低圧ロー
タ軸に沿って軸線方向に延びている複数個の関連するス
プライン144a が設けられている。軸を連結するため
の第一の連結手段78は、低圧ロータ軸42とねじ係合
し、また第二の軸66が低圧ロータ軸42に対して軸線
方向に相対運動することを阻止するべく環状の第二の軸
66に当接するスプライン付きナット146a を含んで
いる。このナットは、ナットを軸から取外す際にナット
を関連するスプライン付き工具(図示せず)と係合させ
るための複数個の内向きのスプライン148a を有す
る。
【0024】環状流路18はステータ構成要素とロータ
構成要素との間を軸線方向に延びている。環状流路から
の作動媒体ガスの漏洩を防止するため、ガスタービンエ
ンジンはロータ構成要素及びステータ構成要素上に周縁
方向に延びているシーリング要素を設けられている。こ
のようなシーリング要素の例はステータベーンの端部上
のシーリング要素150である。シーリング要素152
のようなロータ組立体上の関連するシーリング要素がシ
ーリング要素150の半径方向の面と軸線方向に整合さ
れている。
【0025】ガスタービンエンジンの作動中、作動媒体
ガスは圧縮部12内で圧縮され、燃焼部14内で燃料と
共に燃焼され、またタービン部16を通じて膨張され
る。かかる高温高圧作動媒体ガスがタービン部を通過す
る時に、シーリング要素105、152は、ガスがター
ビンのロータ組立体を駆動する際にガスに含まれている
エネルギの効率的な使用を増大するべく、作動媒体流路
18からの作動媒体ガスの漏洩を防止する。これらの各
部を高温ガスが通過した結果として、エンジンは減耗部
分を検証するべく周期的に検査される。前記のように、
本発明の主要な利点は、エンジンからタービン部及びロ
ータ軸の双方の分解及び組立てを容易にし、構成要素の
交換又は検査を可能にするようにタービン部がモジュー
ル式に構成されていることである。
【0026】図4には分解中の図3のタービン部の側面
図が示されており、また低圧タービン36の一つの分解
方法が示されている。この方法を用いれば、エンジンか
ら第一のロータブレード組立体74及び低圧タービンケ
ース52をモジュール式に分解することが可能になる。
この方法は、低圧ロータ軸42及び環状の第二の軸66
の連結を解除する過程を含んでいる。破線により示され
ているように、Dでボルト72を取外すことにより、第
二の軸66の第二の要素70と第一の要素68との間の
連結が解除される。ピン156とフランジ158と該ピ
ン及び該フランジを接続する垂直支え162とを有する
取付け部154が設けられている。ピン156は第二の
軸66の第二の要素70と係合し、またフランジ158
は第二の軸66及びケーシング46を剛固に相互接続す
るべくケーシング46に締つけられている。取付け部1
54にはベース160が設けられている。取付け部に
は、代替的に、取付け部、ケーシング及び剛固に接続さ
れた第二の軸を動かすための装置に取付け部を係合させ
るための付属部が設けられていてもよい。
【0027】ケーシング46との第二の軸66の剛固な
相互接続は低圧タービン36にロータブレード組立体7
4を剛固に相互接続し、またステータ組立体上のシーリ
ング要素150とロータ組立体上のシーリング要素15
2との間の相対的運動を防止する。
【0028】ボルト164を取外すことによりB′で外
側ケースの隣接上流側部分から低圧タービンケースを取
外した後に、低圧タービンケース52、環状の第二の軸
66の第二の要素70及びロータブレード組立体74に
より形成されたモジュラーユニットが、軸42、66の
間の相対的運動および低圧タービンケースとB′の前方
の外側ケースの隣接部分との間の相対的運動によりエン
ジンの残りの部分から分離される。この方法は分解中
に、エンジンからモジュール式の低圧タービンを取外す
間、低圧ロータ軸42を剛固に支えるべく軸受支え12
4、軸受64及び第一の要素68が利用されるという利
点を有する。
【0029】図2、図3及び図5中に示されているよう
に、エンジンのタービン部16から低圧ロータ軸42を
取外すことにより、エンジンのタービン部の内部に対す
る検査通路166が得られ、又は高圧ロータ軸44と係
合し且第二のロータブレード組立体80を環状の第三の
軸88を通じて高圧ロータ軸に固定するスプライン付き
ナット146への近接通路が形成される。
【0030】図2及び図3を参照すると、図2及び図3
中に示されている低圧ロータ軸42の分解は低圧ロータ
軸42と環状の第二の(後方の)軸66との間の連結を
解除することにより実行される。スプライン付き工具
(図示せず)が、低圧ロータ軸42からスプライン付き
ナット146a を取外すべく、ナットのスプライン14
8と係合する。同様に、図2中に示されている低圧ロー
タ軸42の前側部分が、低圧ロータ軸からスプライン付
きナット188を取外すことにより、前側の環状軸10
4との連結を解除される。軸の前側部分に於けるスプラ
イン形式接続部110と軸の後側部分に於けるスプライ
ン143a 、144b との間の滑動係合が、一旦ナット
が軸から取外された後の軸の間の軸線方向運動を可能に
する。低圧ロータ軸42はエンジンから完全に取外され
てもよいし、またもし図1中に示されているような構造
の場合には通路166への近接を可能にするように前方
にずらされてもよい。低圧ロータ軸42の取外しは、軸
に対してエンジンを動かすことにより、又はエンジンか
ら軸を引出すことにより、低圧ロータ軸と環状の軸との
間の相対的運動によって行われる。低圧ロータ軸の構成
により実現されるように、後方の環状の軸及び前方の環
状の軸は、図3中に示されているようにエンジンに対し
て軸を後方にずらすのではなく図1中に示されているよ
うにエンジンに対して前方に軸をずらすことにより分解
が可能にされるように構成され得る。低圧ロータ軸の検
査を可能にすることに加えて、低圧ロータ軸の取外しは
低圧タービン内の近接通路166を開いて、モジュラー
ユニットとしてエンジンから低圧タービン36を分解す
る第二の方法の使用を可能にする。
【0031】図6にはモジュラーユニットとして低圧タ
ービン36を分解する第二の方法が示されている。この
方法は環状の第二の軸66から低圧ロータ軸42の連結
を解除する過程を含んでいる。スプライン付きナット1
46a の取外し後に、低圧ロータ軸は図2中に示されて
いるように後方に、若しくは図1中に示されているよう
に前方に相対的に運動し得る。この方法は、第一の方法
の場合と同様に、ロータブレード組立体74とケーシン
グ46との間の相対的な半径方向運動を避けるべく、ケ
ーシング46からロータブレード組立体74を支える過
程を含んでいる。図6中に示されているように、ケーシ
ング46からロータブレード組立体74を支える過程は
取付け部168のような取付け部を必要とする。取付け
部168はケーシング46と係合するクランプ158と
外側ケースから環状の第二の軸66及びロータブレード
組立体74を支えるべく環状の第二の軸66とねじ係合
するように軸線方向に延びている支え169とを有す
る。取付け部168は、環状の第二の軸66を支える軸
受64がB′の前方でケーシング46から支えられてい
るので必要とされる。この軸受64及び軸受支え124
は支持ケース50及び低圧タービンケース52が分離さ
れる際に低圧タービン36から分離される。B′で低圧
タービンケース52を取外すための代替的な方法は低圧
タービン36及び支持ケース50から形成されたモジュ
ラーユニットを線Bで外側ケースの隣接部分から取外す
方法である。取付け部168はロータ組立体と外側ケー
スとの間の相対的な半径方向運動を避けるために必要と
されない。何故ならば、軸受64及び軸受支え124が
線Bの後方にあり、また低圧タービン36がユニットと
してエンジンから取外される際に環状の第二の軸66を
支えるべく環状の第二の軸と係合するからである。図1
中に示されているように、モジュール式低圧タービン3
6の分解は、低圧タービン36が外側ケースからBで分
解されてもB′で分解されても、取付け部を必要としな
い。何れの場合にも、環状の第二の軸66は、分解線B
若しくは分解線B′の後方の点で外側ケース46から内
方へ延びているストラット58及び後側軸受支え62を
通じて支えられている。
【0032】図7は分解中の図3のタービン部16の側
面図であり、エンジンの残りの部分からエンジンのター
ビン部全体を分解する方法を示している。タービン部全
体の取外しは燃焼部14の構成要素、第一段タービンベ
ーン84、第一段ロータブレード82及び高圧タービン
34の他の構成要素への即時近接を可能にする。図1、
図3、図5及び図7を参照すると、この方法は第二の環
状の軸66から低圧ロータ軸42の連結を解除し、また
近接通路166を開くべく前記のように低圧ロータ軸4
2を取外す過程を含んでいる。軸42の取外しは、環状
の第三の軸126(図1中の軸88)を高圧ロータ軸4
4に連結するための第二の連結手段92への近接を可能
にする。第二の連結手段は環状の第三の軸126上のス
プライン143、高圧ロータ軸44上のスプライン14
4及びスプライン付きナット146を含んでいる。高圧
ロータ軸44からのスプライン付きナット146の取外
しは軸線方向に向けられたスプライン143と軸線方向
に向けられたスプライン144との間の相対的運動を可
能にする。エンジンの隣接部分からの高圧タービンケー
ス48の取外しは、外側ケースの隣接部分からの高圧タ
ービンケースの分解とエンジンの残りの部分からのター
ビン部により形成されるモジュラーユニットの分離とを
可能にする。外側ケース46から第一のロータブレード
組立体74若しくは第二のロータブレード組立体80を
支えるのに、図3中に示されている実施例の分解の間、
取付け部は必要とされない。軸受支え124は、第二の
環状の軸66と係合する軸受64及び第三の環状の軸1
26と係合する軸受94と共に、ロータブレード組立体
とシーリング要素との間の相対的運動を阻止する。
【0033】取付け部が、図2の実施例のロータブレー
ド組立体を追加的に支えるために、図6中に示されてい
る取付け部と同様に使用されてよく、また図1の実施例
の分解のためには必要とされる。このような取付け部は
ベース174と、フランジ176と、垂直支え178の
ような第一の支えと、水平支え180のような第二の支
えとを有する。取付け部は軸線方向に延びているねじを
切られた軸182と、軸とねじ係合する第一のアングル
ブロック184と、第一のブロックと係合し且第一のブ
ロックの軸線方向運動により環状の第三の軸と係合する
べく外方に駆動される少なくとも二つのアングルブロッ
ク186とを含んでいる。
【0034】取付け部は、環状の第三の軸88又は12
6と係合した後、第二のロータブレード組立体80及び
外側ケース26をケーシング46を通じて剛固に相互接
続し、第二のロータブレード組立体80を含むモジュラ
ーユニットとしてロータブレード組立体を外側ケースに
対して支え、環状の第三の軸がエンジンから取外され
る。
【0035】図1又は図2中に示されているモジュール
式タービン部の分解の特別な利点は環状の第二の軸66
を用いることによるものである。環状の第二の軸、軸受
64及び軸受支え62又は124は外側ケース及び第一
のロータブレード組立体を剛固に相互接続して、エンジ
ンの残りの部分からのタービン部全体の分解の間に外側
ケースから第一のロータブレード組立体を支えるために
特殊な取付け具を使用する必要を無くす。
【0036】以上に於ては、本発明を特定の実施例につ
いて詳細に説明したが、本発明は、これに限定されるも
のではなく、本発明の範囲内にて種々の実施例が可能で
あることは当業者にとって明らかであろう。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用されるガスタービンエンジンの一
実施例の圧縮部及びタービン部の一部破断側面図。
【図2】図1の実施例に対する代替的な実施例の一部破
断側面図。
【図3】図2中のタービン部の拡大断面図。
【図4】分解中の図2のタービン部を示す断面図。
【図5】低圧ロータ軸を取外した状態で図2のタービン
部を示す断面図。
【図6】エンジンの隣接部分から低圧タービンを分解す
る過程に於ける図2のタービン部の断面図。
【図7】エンジンの隣接部分からタービン部を分解する
過程に於ける図2のタービン部の断面図。
【符号の説明】
10…ガスタービンエンジン 12…圧縮部 16…タービン部 18…環状流路 22…ロータ組立体 24…ステータ組立体 26…外側ケース 34…高圧タービン 36…低圧タービン 42…低圧ロータ軸 44…高圧ロータ軸 46…ケーシング 48…高圧タービンケース 50…支持ケース 52…低圧タービンケース 54…タービン排出ケース 62…後側軸受支え 64…後側軸受 66…環状の第二の軸 74…第一のロータブレード組立体 78…第一の連結手段 80…第二のロータブレード組立体 88…環状の第三の軸 92…第二の連結手段 94…第二の軸受 96…第二の軸受支え 98…前側軸受 102…前側軸受支え 104…前側環状軸 106…連結手段 116…ファンロータブレード組立体 118…第一の圧縮機のロータブレード組立体 124…軸受支え 126…環状の第三の軸 143、143a 、144、144a …スプライン 146、146a …スプライン付きナット 148、148a …スプライン 154、168…取付け部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ロータ軸と、ロータブレード組立体と、外
    側ケースと、前記外側ケースから支えられ前記ロータ軸
    を支える軸受と、前記ロータブレード組立体に接合され
    ている環状の第二の軸とを含んでおり、前記ロータブレ
    ード組立体と前記ロータ軸を支えるために前記環状の第
    二の軸が前記軸受と係合しており、前記環状の第二の軸
    が前記ロータ軸に対して軸線方向に運動可能でありまた
    前記ロータ軸に対し軸線方向及び周縁方向に連結されて
    いる軸流ガスタービンエンジンを分解する方法に於て、 前記ロータ軸と前記環状の第二の軸及び前記ロータブレ
    ード組立体との間の連結を解除する過程と、 エンジンの内部への近接を許すよう軸線方向の軸の間の
    相対的運動により前記ロータ軸及び前記環状の第二の軸
    を分離する過程と、 分解中に前記外側ケースと前記ロータブレード組立体と
    の間の相対的な半径方向運動を避けるために、前記第二
    の軸及び前記ロータ軸を分離した後に前記環状の第二の
    軸を経て前記外側ケースから前記ロータブレード組立体
    を支える過程とを含んでいることを特徴とする軸流ガス
    タービンエンジンの分解方法。
  2. 【請求項2】タービン部と、該タービン部にあるケーシ
    ングを有する外側ケースと、前記タービン部内にあり低
    圧ロータ軸を含んでいる低圧タービンと、第一のロータ
    ブレード組立体と、前記外側ケースから支えられている
    第一の軸受と、前記タービン内部にあり前記第一のロー
    タブレード組立体に接合されている環状の第二の軸とを
    含んでおり、前記環状の第二の軸が前記ロータブレード
    組立体を支えるために前記軸受と係合しており、ロータ
    軸に対して軸線方向に運動可能であり、また軸線方向及
    び周縁方向に前記ロータ軸に連結されており、更に、前
    記低圧ロータ軸の半径方向外方にその周縁に配置されて
    いる高圧ロータ軸を含んでいる高圧タービンと、第二の
    ロータブレード組立体に接合されている環状の第三の軸
    とを含んでおり、前記環状の第三の軸が前記高圧ロータ
    軸に対して軸線方向に運動可能であり、また軸線方向及
    び周縁方向に前記高圧ロータ軸に連結されており、更
    に、前記外側ケースから支えられており且前記高圧ロー
    タ軸内の前記軸の一つと係合するべく構成されている第
    二の軸受とを含んでいる軸流ガスタービンエンジンを分
    解する方法に於て、 前記低圧ロータ軸と前記環状の第二の軸との間の連結を
    解除する過程と、 軸線方向の軸の間の相対的運動により前記低圧ロータ軸
    と前記環状の第二の軸及び第一のロータブレード組立体
    とを分離する過程と、 前記第二の軸及び前記低圧ロータ軸を分離した後に前記
    環状の第二の軸を経て前記外側ケースから前記第一のロ
    ータブレード組立体を支える過程と、 前記高圧ロータ軸と前記環状の第三の軸との間の連結手
    段への近接のために前記低圧タービンから前記低圧ロー
    タ軸を引抜く過程と、 前記高圧ロータ軸と前記環状の第三の軸との間の連結を
    解除する過程と、 前記外側ケースから前記第二のロータブレード組立体を
    支える過程と、 前記外側ケースの隣接部分から前記ケーシングを分離す
    る過程と、 軸線方向の前記ケーシングと前記環状の第三の軸及び前
    記第二のロータブレード組立体とエンジンの隣接部分と
    の間の相対的運動によりエンジンの隣接部分からモジュ
    ラーユニットとしてエンジンのタービン部分を分離する
    過程とを含んでいることを特徴とする軸流ガスタービン
    エンジンの分解方法。
  3. 【請求項3】圧縮部と、タービン部と、前記圧縮部と前
    記タービン部との間に延びているロータ軸と、前記圧縮
    部及び前記タービン部を通って軸線方向に延びているロ
    ータ軸から半径方向に間隔をおかれた外側ケースとを含
    み、前記タービン部がロータブレード組立体と前記外側
    ケースから支えられた後側軸受と、ロータブレード組立
    体に接合されている後側の環状の第二の軸とを含んでお
    り、前記後側の環状の軸が、前記ロータブレード組立体
    を支えるために前記軸受と係合しており、前記ロータ軸
    に対して軸線方向に運動可能であり、また前記ロータ軸
    に対し軸線方向及び周縁方向にロータ軸に連結されてお
    り、前記圧縮部が前記外側ケースから支えられた前側軸
    受と第二のロータブレード組立体に接合されている前側
    の環状の軸とを含んでおり、前記前側の環状の軸が該ロ
    ータブレード組立体を支えるために前記軸受と係合して
    おり、前記ロータ軸に対して軸線方向に運動可能であ
    り、また前記ロータ軸に対して軸線方向及び周縁方向に
    連結されている軸流ガスタービンエンジンを分解する方
    法に於て、 前記低圧ロータ軸と前記後側の環状の軸との間の連結を
    解除する過程と、 前記低圧ロータ軸と前記前側の環状の軸との間の連結を
    解除する過程と、 エンジンの内部から前記ロータ軸を取外すために、前記
    低圧ロータ軸と前記環状の軸との間の相対的な軸線方向
    運動により前記低圧ロータ軸及びエンジンを分離する過
    程と前記外側ケースと前記ロータブレード組立体との間
    の相対的な半径方向運動を避けるために、前記ロータ軸
    及び前記環状の軸を分離した後に該環状の軸を通じて前
    記外側ケースから前記ロータブレード組立体を支える過
    程とを含んでいることを特徴とする軸流ガスタービンエ
    ンジンの分解方法。
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