JPH0663368U - 書類フォルダ - Google Patents
書類フォルダInfo
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- JPH0663368U JPH0663368U JP930393U JP930393U JPH0663368U JP H0663368 U JPH0663368 U JP H0663368U JP 930393 U JP930393 U JP 930393U JP 930393 U JP930393 U JP 930393U JP H0663368 U JPH0663368 U JP H0663368U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 所定の収納場所に正確かつ迅速に収納するこ
とができ、しかも容易に取り出すことのできる書類フォ
ルダを提供する。 【構成】 フォルダ本体2の辺部12に、粘着テープ2
6より成るマークを貼着するマーク取付部21を設け、
そのマークを目印として所定の収納場所に書類フォルダ
を収納できるようにする。
とができ、しかも容易に取り出すことのできる書類フォ
ルダを提供する。 【構成】 フォルダ本体2の辺部12に、粘着テープ2
6より成るマークを貼着するマーク取付部21を設け、
そのマークを目印として所定の収納場所に書類フォルダ
を収納できるようにする。
Description
【0001】
本考案は、書類を挟み込んで保管する書類フォルダに関するものである。
【0002】
書類を整理して保管できるように書類フォルダを用いることは従来より周知で ある。このような書類フォルダは、キャビネットに収納されて保管され、必要に 応じてキャビネットから取り出される。このように書類フォルダはキャビネット に出し入れされるものであるが、キャビネットには多数の書類フォルダが収納さ れるので、書類フォルダに挟み込まれる各書類を例えば分野毎に分類し、そのそ れぞれの書類フォルダを所定の場所に収納することが望ましい。
【0003】 例えば、企業内における「経理」に関する書類を挟んだ書類フォルダについて 、これらをキャビネットの1段目の収納棚に収納するとすれば、経理とは異なる 分野の例えば「人事」に関する書類の書類フォルダについては、これらをキャビ ネットの別の個所、例えばその2段目の収納棚に収めるようにするのである。こ のように各書類フォルダを、その書類の分野別に分けて収納しておけば、これを 取り出すときも即座に必要な書類フォルダを引き出すことが可能となる。
【0004】 ところが、キャビネットに収納する書類フォルダは多数あるので、或る書類フ ォルダを収納しようとしたとき、どの場所にこれを収納すべきか戸惑い、その収 納作業に思わぬ時間がかかってしまうことは稀ではない。
【0005】 また或る書類フォルダを、誤ってその収納場所とは違った場所に収納してしま うと、後にこの書類フォルダを取り出そうとしたとき、これを見つけることは容 易でなく、多大な労力を強いられることになりかねない。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】 本考案の目的は、上記従来の欠点を除去することの可能な書類フォルダを提供 することにある。
【0007】
本考案は、上記目的を達成するため、ほぼ矩形状に形成された薄板状のフォル ダ本体を有し、該本体を、そのほぼ中央部の中央折り目にて折り畳み、その内側 に書類を挟み込む書類フォルダにおいて、前記フォルダ本体の辺部に、書類フォ ルダの収納場所を示すマークを付けるためのマーク取付部を設けた書類フォルダ を提案する。
【0008】 その際、中央折り目に対して直交するフォルダ本体の辺部と、中央折り目と平 行なフォルダ本体の辺部とに、それぞれマーク取付部を設けると有利である。
【0009】 また同じ目的を達成するため、ほぼ矩形状に形成された薄板状のフォルダ本体 を有し、該本体を、そのほぼ中央部の中央折り目にて折り畳み、その内側に書類 を挟み込む書類フォルダにおいて、前記フォルダ本体の辺部に、書類フォルダの 収納場所を示すマークを設けた書類フォルダを提案する。
【0010】 その際、中央折り目に対して直交するフォルダ本体の辺部と、中央折り目と平 行なフォルダ本体の辺部とに、マークをそれぞれ設けると有利である。
【0011】
以下、本考案の実施例を図面に従って詳細に説明する。
【0012】 図1は、展開状態にある本考案一実施例の書類フォルダ1を示す正面図である 。ここに示した書類フォルダ1は、例えば厚紙や所定の弾性を有する合成樹脂シ ートなどから成る薄板状のフォルダ本体2を有し、該本体2はほぼ矩形状に形成 されている。またこの本体2のほぼ中央部に中央折り目3が形成され、該本体2 を、この中央折り目3のところで図2に示すように矢印A方向に折り畳み、その 内側に書類4を挟み込んで、これをキャビネット5に収納する。
【0013】 キャビネット5から再び書類フォルダ1を取り出し、これを図1のように開き 、図1では鎖線で示してある書類4を外部に露出させ、これを見ることができる 。このとき取扱い者が書類を置く方のフォルダ本体面を書類載置面と称すること にすると、通常は中央折り目3よりも右側のフォルダ本体面が書類載置面8とな る。
【0014】 ここで、図2に示した書類フォルダ1の姿勢は一般に「横置き」と称せられて おり、書類フォルダ1をかかる横置きで収納するとき、その下側の中央折り目3 によって内側の書類4が保持される。
【0015】 これに対して、図3に示すように、書類フォルダ1を図2の横置き状態から9 0°回転させた状態で、これをキャビネット5aに収納することもある。書類フ ォルダ1のこのような姿勢は一般に「縦置き」と称せられているが、この姿勢で 書類フォルダ1を収納するときも、その内部の書類4が下方に落下しないように 、図1に示した書類フォルダ1においては、そのフォルダ本体2が、その辺部9 の側に書類保持用の舌片10を有している。
【0016】 書類フォルダ1を縦置きでキャビネット5aに収納するときは、上記舌片10 をその折り目15のところで曲折し、該舌片10を図4に矢印Bで示した方向に 折り畳み、その内側に書類4を挟み込む。そして舌片10が下側となる状態で、 フォルダ本体2を矢印A方向に折り畳み、これを図5に示すようにキャビネット 5aに収納する。このようにすれば、図4に示した如く下側に位置する舌片10 によって書類4を保持できるので、書類フォルダ1の出し入れ時に書類4が下方 に落下することはない。
【0017】 また、図1に示した書類フォルダ1においては、そのフォルダ本体2が、中央 折り目3と平行な辺部12の側に、書類の内容や分類などを記入できる耳状のタ イトル表示部13を有し、ここに書類の内容などを記入しておくことによって、 そのフォルダ1に入れられた書類の内容や分類などを判別できるように構成され ている。かかるタイトル表示部13も、フォルダ本体の書類載置面8側に設けら れている。
【0018】 ところで、キャビネット5,5aには多数の書類フォルダ1が収納されるので 、例えば、書類を分野別に分け、その各書類フォルダ1をキャビネット5,5a に収納することが望ましい。ところが、先に説明したように、従来の書類フォル ダにおいては、これを所定の場所に収納するのに手間をとったり、或いはこれを 誤った場所に収納して、これを取り出すときに多大な労力を強いられるおそれが あった。
【0019】 そこで、本考案に係る書類フォルダにおいては、そのフォルダ本体の辺部に、 書類フォルダの収納場所を示すマークを付けるためのマーク取付部が設けられて いる。
【0020】 図1に示した実施例では、中央折り目3に対して直交するフォルダ本体2の辺 部9と、中央折り目3と平行なフォルダ本体2の辺部12とに、それぞれマーク 取付部20,21が設けられている。この例では、各マーク取付部20,21は 、「1」から「0」までの符号を付した欄がフォルダ本体自体に印刷などによっ てプリントされたものからなり、かかるマーク取付部20,21は、書類載置面 8側のフォルダ本体2の表面と裏面にプリントされている。
【0021】 上述した各マーク取付部20,21には、その所定の欄に、その書類フォルダ 1に挟まれる書類の収納場所を示すマークが装着される。
【0022】 例えば、図5に示したキャビネット5aの各棚22,23,24,25に、そ れぞれ異なった分野の書類フォルダ1をそれぞれ収納するものとしたとき、第1 の棚22に収納する書類フォルダ1に対しては、例えば、図4に示すように赤色 の粘着テープ26より成るマークを、マーク取付部21の例えば「2」の欄に貼 着する。この例では、第1の棚21に収納する全ての書類フォルダ1に対して「 2」の欄に赤色の粘着テープ26が貼着される(図3参照)。
【0023】 同様に、第2の棚23に収納する書類フォルダ1に対しては、例えば、そのマ ーク取付部21の「2」の欄に赤色とは異なる緑色の粘着テープ26を貼着する 。
【0024】 同じく、第3の棚24に収納する書類フォルダ1に対しては、例えば、そのマ ーク取付部21の「3」の欄に黄色の粘着テープ26を貼り、同様に第4の棚2 5に収納される書類フォルダに対しても、例えば、その「3」の欄に黒色の粘着 テープ26を貼り付ける。
【0025】 このように、書類フォルダ1の収納場所を示す粘着テープ26を各フォルダ1 に貼着しておけば、その書類の分野を、粘着テープ26の色と、その貼着場所に よって判別できるので、これを即座に所定の場所に収納することができる。その 際、図5に示すように、キャビネット5aの各棚22,23,24,25に対し 、ここに収納する書類フォルダ1に貼着した粘着テープ26と同じ色の目印22 a,23a,24a,25aを予め設けておくと、より迅速に各書類フォルダ1 を所定の場所に正しく収納することができる。
【0026】 またマーク取付部21は、フォルダ本体2の辺部12、すなわち書類フォルダ 1を縦置き状態で収納したとき、外部から見える部分に設けられ、ここに粘着テ ープ26が付いているので、図5に示すように、各棚22,23,24,25に 収納された各書類フォルダ1の粘着テープ26を外から目視することができる。 従って、万一、書類フォルダ1を間違った場所に収納してしまったときも、これ を外から見れば、即座にその誤りに気付き、これを簡単に正しい場所に収納し直 すことができる。
【0027】 しかも、必要となった書類フォルダをキャビネット5aから取り出すときも、 収納された書類フォルダの粘着テープ26を外から見ることができるので、一瞥 するだけで各書類を識別でき、即座にその必要とする書類のところに手を伸ばし 、その書類の書類フォルダを引き出すことができる。
【0028】 フォルダ本体2の辺部9の方に設けられたマーク取付部20にも、その各欄に 、上述したところと全く同様にして、その書類フォルダの収納場所を示すマーク 、例えば粘着テープが貼着される。図2では、マーク取付部20の「3」の欄に 粘着テープ26を貼着した例を示している。図2に示したマーク取付部20の粘 着テープ26は、書類フォルダ1を横置きにしてキャビネット5に収納したとき 、外部から見えるものであり、従ってこの場合も前述したところと全く同様に、 能率よく、しかも間違うことなく書類フォルダ1を所定の収納場所に収め、また これを取り出すことができる。
【0029】 上述のように、中央折り目3に対して直交するフォルダ本体2の辺部9と、中 央折り目3と平行なフォルダ本体2の辺部12とに、それぞれマーク取付部21 ,20を設けておけば、書類フォルダ1を縦置きに収納したときも、また横置き に収納したときも、粘着テープ26を外から目視でき、共に上述した利点が得ら れ、特に有利であるが、フォルダ本体の辺部の少なくとも1個所にかかるマーク 取付部を設ければ、本考案の初期の目的を達成できる。
【0030】 また図1に示したように舌片10やタイトル表示部13を設けた場合、舌片1 0の折り目15の外側の辺部や、タイトル表示部13の辺部13aも、フォルダ 本体2の辺部の一部をなすものであり、これらの部分にマーク取付部を設け、こ こに粘着テープを貼着するようにしてもよい。
【0031】 上述した例のように、マークとして粘着テープ26を用いるときは、フォルダ 本体2の地色と異なる色の粘着テープを用い、これが目立つようにすることが好 ましい。
【0032】 また粘着テープより成るマークのほかに、マーク取付部の所定の個所にフォル ダ本体2の地色と異なる色のインキ、塗料などを塗布し、これらによってマーク を構成するようにしてもよい。また図6に示すように、合成樹脂などの弾性材料 より成るクリップ30をマークとして用い、これをマーク取付部20,21の所 定の個所に着脱可能に差し挟むようにしてもよい。この場合には、その書類フォ ルダの収納場所が変ったとき、クリップ30を外し、これを他の個所に差し代え 、或いは別の色のクリップを差し挟むことが可能である。
【0033】 以上説明した実施例では、フォルダ本体2に、マーク取付部20,21を設け たが、フォルダ本体の辺部に、その書類フォルダの収納場所を示すマークを予め 設けておくようにしてもよい。例えば、書類フォルダのメーカにおいて、粘着テ ープや、インキ、又は塗料などのマークを、各書類フォルダの本体辺部に貼着又 は塗布することにより取り付けておき、これをユーザに販売し、そのマークの取 り付け個所に応じて、ユーザがその書類フォルダの収納場所を決めるのである。 かかる構成によると、フォルダ本体2の所定個所に予めマークが付けられ、ユー ザ側ではマークの取付け作業を行う必要はないので、マーク取付部を省略するこ ともできる。この実施例における他の構成は、図1と変りはなく、またこの実施 例においても、中央折り目に対して直交するフォルダ本体の辺部と、中央折り目 と平行なフォルダ本体の辺部のそれぞれにマークを設けておくことが好ましい。
【0034】 本考案は、フォルダ本体のほぼ中央部に、互いに平行な複数の中央折り目を有 し、挟み込む書類の厚さに応じて、その折り目を適宜曲折する形式の書類フォル ダにも適用できるものである。
【0035】
請求項1及び3に記載の構成によれば、書類フォルダを所定収納場所に容易か つ迅速に収納でき、また容易にこれを取り出すことができる。
【0036】 請求項2及び4に記載の構成によれば、書類フォルダを横置きにして収納する ときも、また縦置きにして収納するときも、上述した利点を支障なく得ることが できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】フォルダ本体を見開き状態にしたときの書類フ
ォルダの正面図である。
ォルダの正面図である。
【図2】書類フォルダを横置き状態にして、これをキャ
ビネットに収納するときの様子を示す斜視図である。
ビネットに収納するときの様子を示す斜視図である。
【図3】書類フォルダを縦置き状態にして、これをキャ
ビネットに収納するときの様子を示す斜視図である。
ビネットに収納するときの様子を示す斜視図である。
【図4】舌片を折り畳み、これによって書類を保持した
様子を示す斜視図である。
様子を示す斜視図である。
【図5】図3に示したキャビネットの全体正面図であ
る。
る。
【図6】クリップよりなるマークを示す斜視図である。
1 書類フォルダ 2 フォルダ本体 3 中央折り目 4 書類 9 辺部 12 辺部 13a 辺部 20 マーク取付部 21 マーク取付部
Claims (4)
- 【請求項1】 ほぼ矩形状に形成された薄板状のフォル
ダ本体を有し、該本体を、そのほぼ中央部の中央折り目
にて折り畳み、その内側に書類を挟み込む書類フォルダ
において、前記フォルダ本体の辺部に、書類フォルダの
収納場所を示すマークを付けるためのマーク取付部を設
けたことを特徴とする書類フォルダ。 - 【請求項2】 前記中央折り目に対して直交するフォル
ダ本体の辺部と、中央折り目と平行なフォルダ本体の辺
部とに、それぞれマーク取付部を設けた請求項1に記載
の書類フォルダ。 - 【請求項3】 ほぼ矩形状に形成された薄板状のフォル
ダ本体を有し、該本体を、そのほぼ中央部の中央折り目
にて折り畳み、その内側に書類を挟み込む書類フォルダ
において、前記フォルダ本体の辺部に、書類フォルダの
収納場所を示すマークを設けたことを特徴とする書類フ
ォルダ。 - 【請求項4】 前記中央折り目に対して直交するフォル
ダ本体の辺部と、中央折り目と平行なフォルダ本体の辺
部とに、マークをそれぞれ設けた請求項3に記載の書類
フォルダ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP930393U JPH0663368U (ja) | 1993-02-10 | 1993-02-10 | 書類フォルダ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP930393U JPH0663368U (ja) | 1993-02-10 | 1993-02-10 | 書類フォルダ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0663368U true JPH0663368U (ja) | 1994-09-06 |
Family
ID=11716707
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP930393U Pending JPH0663368U (ja) | 1993-02-10 | 1993-02-10 | 書類フォルダ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0663368U (ja) |
-
1993
- 1993-02-10 JP JP930393U patent/JPH0663368U/ja active Pending
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