JPH0663369U - 書類フォルダ - Google Patents
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- JPH0663369U JPH0663369U JP930493U JP930493U JPH0663369U JP H0663369 U JPH0663369 U JP H0663369U JP 930493 U JP930493 U JP 930493U JP 930493 U JP930493 U JP 930493U JP H0663369 U JPH0663369 U JP H0663369U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 所定の収納場所に正確かつ迅速に収納するこ
とができ、しかも容易に取り出すことのできる書類フォ
ルダを提供する。 【構成】 フォルダ本体2が基準折り目3と追加折り目
6,7を有し、基準折り目3を境として、追加折り目
6,7が設けられた方とは反対側のフォルダ本体2の部
分の辺部12に、粘着テープ26より成るマークを貼着
するマーク取付部21を設け、そのマークを目印として
所定の収納場所に書類フォルダを収納できるようにす
る。
とができ、しかも容易に取り出すことのできる書類フォ
ルダを提供する。 【構成】 フォルダ本体2が基準折り目3と追加折り目
6,7を有し、基準折り目3を境として、追加折り目
6,7が設けられた方とは反対側のフォルダ本体2の部
分の辺部12に、粘着テープ26より成るマークを貼着
するマーク取付部21を設け、そのマークを目印として
所定の収納場所に書類フォルダを収納できるようにす
る。
Description
【0001】
本考案は、書類を挟み込んで保管する書類フォルダに関するものである。
【0002】
書類を整理して保管できるように書類フォルダを用いることは従来より周知で ある。このような書類フォルダは、キャビネットに収納されて保管され、必要に 応じてキャビネットから取り出される。このように書類フォルダはキャビネット に出し入れされるものであるが、キャビネットには多数の書類フォルダが収納さ れるので、書類フォルダに挟み込まれる各書類を例えば分野毎に分類し、そのそ れぞれの書類フォルダを所定の場所に収納することが望ましい。
【0003】 例えば、企業内における「経理」に関する書類を挟んだ書類フォルダについて 、これらをキャビネットの1段目の収納棚に収納するとすれば、経理とは異なる 分野の例えば「人事」に関する書類の書類フォルダについては、これらをキャビ ネットの別の個所、例えばその2段目の収納棚に収めるようにするのである。こ のように各書類フォルダを、その書類の分野別に分けて収納しておけば、これを 取り出すときも即座に必要な書類フォルダを引き出すことが可能となる。
【0004】 ところが、キャビネットに収納する書類フォルダは多数あるので、或る書類フ ォルダを収納しようとしたとき、どの場所にこれを収納すべきか戸惑い、その収 納作業に思わぬ時間がかかってしまうことは稀ではない。
【0005】 また或る書類フォルダを、誤ってその収納場所とは違った場所に収納してしま うと、後にこの書類フォルダを取り出そうとしたとき、これを見つけることは容 易でなく、多大な労力を強いられることになりかねない。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】 本考案の目的は、上記従来の欠点を除去することの可能な書類フォルダを提供 することにある。
【0007】
本考案は、上記目的を達成するため、ほぼ矩形状に形成された薄板状のフォル ダ本体を有し、該本体を、そのほぼ中央部の中央折り目にて折り畳み、その内側 に書類を挟み込む書類フォルダにおいて、フォルダ本体の折り畳みの基準となる 基準折り目と、該基準折り目と平行に延びる少なくとも1本の追加折り目との複 数の中央折り目を有し、該追加折り目は、基準折り目によって分けられたフォル ダ本体の2つの部分のうちの一方の部分に形成され、その他方の部分の辺部に、 書類フォルダの収納場所を示すマークを付けるためのマーク取付部を設けた書類 フォルダを提案する。
【0008】 その際、中央折り目に対して直交するフォルダ本体の辺部と、中央折り目と平 行なフォルダ本体の辺部とに、それぞれマーク取付部を設けると有利である。
【0009】 また同じ目的を達成するため、ほぼ矩形状に形成された薄板状のフォルダ本体 を有し、該本体を、そのほぼ中央部の中央折り目にて折り畳み、その内側に書類 を挟み込む書類フォルダにおいて、フォルダ本体の折り畳みの基準となる基準折 り目と、該基準折り目と平行に延びる少なくとも1本の追加折り目との複数の中 央折り目を有し、該追加折り目は、基準折り目によって分けられたフォルダ本体 の2つの部分のうちの一方の部分に形成され、その他方の部分の辺部に、書類フ ォルダの収納場所を示すマークを設けた書類フォルダを提案する。
【0010】 その際、中央折り目に対して直交するフォルダ本体の辺部と、中央折り目と平 行なフォルダ本体の辺部とに、マークをそれぞれ設けると有利である。
【0011】
以下、本考案の実施例を図面に従って詳細に説明する。
【0012】 図1は、展開状態にある本考案一実施例の書類フォルダ1を示す正面図である 。ここに示した書類フォルダ1は、例えば厚紙や所定の弾性を有する合成樹脂シ ートなどから成る薄板状のフォルダ本体2を有し、該本体2はほぼ矩形状に形成 されている。またこの本体2のほぼ中央部に中央折り目3が形成され、該本体2 を、この中央折り目3のところで図2に示すように矢印A方向に折り畳み、その 内側に書類4を挟み込んで、これをキャビネット5に収納する。
【0013】 なお、図1に示した書類フォルダ1には、そのフォルダ本体2のほぼ中央部に 、上述の中央折り目3のほかに、符号6,7で示した中央折り目も形成されてい るが、これについては後述する。
【0014】 キャビネット5から再び書類フォルダ1を取り出し、これを図1のように開き 、図1では鎖線で示してある書類4を外部に露出させ、これを見ることができる 。このとき取扱い者が書類を置く方のフォルダ本体面を書類載置面と称すること にすると、通常は中央折り目3よりも右側のフォルダ本体面が書類載置面8とな る。
【0015】 ここで、図2に示した書類フォルダ1の姿勢は一般に「横置き」と称せられて おり、書類フォルダ1をかかる横置きで収納するとき、その下側の中央折り目3 によって内側の書類4が保持される。
【0016】 これに対して、図3に示すように、書類フォルダ1を図2の横置き状態から9 0°回転させた状態で、これをキャビネット5aに収納することもある。書類フ ォルダ1のこのような姿勢は一般に「縦置き」と称せられているが、この姿勢で 書類フォルダ1を収納するときも、その内部の書類4が下方に落下しないように 、図1に示した書類フォルダ1においては、そのフォルダ本体2が、その辺部9 の側に書類保持用の舌片10を有している。
【0017】 書類フォルダ1を縦置きでキャビネット5aに収納するときは、上記舌片10 をその折り目15のところで曲折し、該舌片10を図4に矢印Bで示した方向に 折り畳み、その内側に書類4を挟み込む。そして舌片10が下側となる状態で、 フォルダ本体2を矢印A方向に折り畳み、これを図5に示すようにキャビネット 5aに収納する。このようにすれば、下側に位置する舌片10によって書類4を 保持できるので、書類フォルダ1の出し入れ時に書類4が下方に落下することは ない。
【0018】 また、図1に示した書類フォルダ1においては、そのフォルダ本体2が、中央 折り目3と平行な辺部12の側に、書類の内容や分類などを記入できる耳状のタ イトル表示部13を有し、ここに書類の内容などを記入しておくことによって、 そのフォルダ1に入れられた書類の内容や分類などを判別できるように構成され ている。かかるタイトル表示部13も、フォルダ本体の書類載置面8側に設けら れている。
【0019】 ところで、キャビネット5,5aには多数の書類フォルダ1が収納されるので 、例えば、書類を分野別に分け、その各書類フォルダ1をキャビネット5,5a に収納することが望ましい。ところが、先に説明したように、従来の書類フォル ダにおいては、これを所定の場所に収納するのに手間をとったり、或いはこれを 誤った場所に収納して、これを取り出すときに多大な労力を強いられるおそれが あった。
【0020】 そこで、本考案に係る書類フォルダにおいては、そのフォルダ本体の辺部に、 書類フォルダの収納場所を示すマークを付けるためのマーク取付部が設けられて いる。
【0021】 図1に示した実施例では、中央折り目3に対して直交するフォルダ本体2の辺 部9と、中央折り目3と平行なフォルダ本体2の辺部12とに、それぞれマーク 取付部20,21が設けられている。この例では、各マーク取付部20,21は 、「1」から「0」までの符号を付した欄がフォルダ本体自体に印刷などによっ てプリントされたものからなり、かかるマーク取付部20,21は、書類載置面 8側のフォルダ本体2の表面と裏面にプリントされている。
【0022】 上述した各マーク取付部20,21には、その所定の欄に、その書類フォルダ 1に挟まれる書類の収納場所を示すマークが装着される。
【0023】 例えば、図5に示したキャビネット5aの各棚22,23,24,25に、そ れぞれ異なった分野の書類フォルダ1をそれぞれ収納するものとしたとき、第1 の棚22に収納する書類フォルダ1に対しては、例えば、図4に示すように赤色 の粘着テープ26より成るマークを、マーク取付部21の例えば「2」の欄に貼 着する。この例では、第1の棚22に収納する全ての書類フォルダ1に対して「 2」の欄に赤色の粘着テープ26が貼着される(図3参照)。
【0024】 同様に、第2の棚23に収納する書類フォルダ1に対しては、例えば、そのマ ーク取付部21の「2」の欄に赤色とは異なる緑色の粘着テープ26を貼着する 。
【0025】 同じく、第3の棚24に収納する書類フォルダ1に対しては、例えば、そのマ ーク取付部21の「3」の欄に黄色の粘着テープ26を貼り、同様に第4の棚2 5に収納される書類フォルダに対しても、例えば、その「3」の欄に黒色の粘着 テープ26を貼り付ける。
【0026】 このように、書類フォルダ1の収納場所を示す粘着テープ26を各フォルダ1 に貼着しておけば、その書類の分野を、粘着テープ26の色と、その貼着場所に よって判別できるので、これを即座に所定の場所に収納することができる。その 際、図5に示すように、キャビネット5aの各棚22,23,24,25に対し 、ここに収納する書類フォルダ1に貼着した粘着テープ26と同じ色の目印22 a,23a,24a,25aを予め設けておくと、より迅速に各書類フォルダ1 を所定の場所に正しく収納することができる。
【0027】 またマーク取付部21は、フォルダ本体2の辺部12、すなわち書類フォルダ 1を縦置き状態で収納したとき、外部から見える部分に設けられ、ここに粘着テ ープ26が付いているので、図5に示すように、各棚22,23,24,25に 収納された各書類フォルダ1の粘着テープ26を外から目視することができる。 従って、万一、書類フォルダ1を間違った場所に収納してしまったときも、これ を外から見れば、即座にその誤りに気付き、これを簡単に正しい場所に収納し直 すことができる。
【0028】 しかも、必要となった書類フォルダをキャビネット5aから取り出すときも、 収納された書類フォルダの粘着テープ26を外から見ることができるので、一瞥 するだけで各書類を識別でき、即座にその必要とする書類のところに手を伸ばし 、その書類の書類フォルダを引き出すことができる。
【0029】 フォルダ本体2の辺部9の方に設けられたマーク取付部20にも、その各欄に 、上述したところと全く同様にして、その書類フォルダの収納場所を示すマーク 、例えば粘着テープが貼着される。図2では、マーク取付部20の「3」の欄に 粘着テープ26を貼着した例を示している。図2に示したマーク取付部20の粘 着テープ26は、書類フォルダ1を横置きにしてキャビネット5に収納したとき に外部から見えるものであり、従ってこの場合も前述したところと全く同様に、 能率よく、しかも間違うことなく書類フォルダ1を所定の収納場所に収め、また これを取り出すことができる。
【0030】 上述のように、中央折り目3に対して直交するフォルダ本体2の辺部9と、中 央折り目3と平行なフォルダ本体2の辺部12とに、それぞれマーク取付部20 ,21を設けておけば、書類フォルダ1を縦置きに収納したときも、また横置き に収納したときも、粘着テープ26を外から目視でき、共に上述した利点が得ら れ、特に有利である。
【0031】 また図1に示したように舌片10やタイトル表示部13を設けた場合、舌片1 0の折り目15の外側の辺部や、タイトル表示部13の辺部13aも、フォルダ 本体2の辺部の一部をなすものであり、これらの部分にマーク取付部を設け、こ こに粘着テープを貼着するようにしてもよい。
【0032】 上述した例のように、マークとして粘着テープ26を用いるときは、フォルダ 本体2の地色と異なる色の粘着テープを用い、これが目立つようにすることが好 ましい。
【0033】 また粘着テープより成るマークのほかに、マーク取付部の所定の個所にフォル ダ本体2の地色と異なる色のインキ、塗料などを塗布し、これらによってマーク を構成するようにしてもよい。また図6に示すように、合成樹脂などの弾性材料 より成るクリップ30をマークとして用い、これをマーク取付部20,21の所 定の個所に着脱可能に差し挟むようにしてもよい。この場合には、その書類フォ ルダの収納場所が変ったとき、クリップ30を外し、これを他の個所に差し代え 、或いは別の色のクリップを差し挟むことが可能である。
【0034】 ところで、書類フォルダ1に挟み込まれる書類4は、その枚数が極く少ないと きと、その枚数が多いときがあり、その厚さはまちまちである。ここで、書類4 の厚さが厚いとき、フォルダ本体の中央折り目が1つであると、この書類を挟み 込み難くなる。そこで前述のように、フォルダ本体2のほぼ中央部に、中央折り 目3のほかに、少なくとも1本、図1の例では2本の中央折り目6,7が形成さ れ、合計で3本の中央折り目3,6,7が設けられている。これらの中央折り目 3,6,7は互いに平行に延びている。
【0035】 ここで、先に説明した折り目3は、フォルダ本体2の折り畳みの基準となるも のであって、以降、これを基準折り目と称することにする。またこの基準折り目 3と平行に延びる折り目6,7については、これを追加折り目と称する。
【0036】 挟み込み書類4の厚さが薄いときは、前述のようにフォルダ本体2は基準折り 目3のところで折り畳まれて使用される。これに対して、挟み込む書類の厚さが やや厚いときは、基準折り目3と第1の追加折り目6の2つの中央折り目を曲折 してフォルダ本体2を折り畳み、その内側に書類4を挟み込む。書類4の厚さが さらに厚いときは、図7に示すように基準折り目3と第2の追加折り目7の2個 所を曲折してフォルダ本体2を折り畳み、その内側に書類4を挟み込む。このよ うにすれば、いかなる厚さの書類も確実に挟み込むことができる。
【0037】 また舌片10を折り畳む舌片折り目も、図1に示したように複数本形成され、 前述の舌片折り目15のほかに、2本の舌片折り目16,17が設けられていて 、これらの舌片折り目15,16も挟み込み書類の厚さに応じて曲折される。す なわち、書類4の厚さが薄いときは、前述のように基準折り目3だけを曲折して フォルダ本体4を折り畳むが、このときは、舌片10の方も、その第1の舌片折 り目15だけを曲折する。書類4の厚さがやや厚いときは、基準折り目3と第1 の追加折り目6を曲折するが、このときは舌片10の方も、その第1の舌片折り 目15と第2の舌片折り目16を曲折して舌片10を折り畳む。同様に書類4の 厚さがさらに厚いときは、基準折り目3と第2の追加折り目7を曲折するが、こ のときは舌片10の方も図7に示したように第1の舌片折り目15と第3の舌片 折り目17を曲折する。このようにして、フォルダ本体2の中央折り目の部分と 舌片折り目の部分とで、書類を同じ厚みで保持することができる。
【0038】 なお、上述の機能が確実に得られるように、舌片折り目15,16,17は互 いに平行に延び、図1から判るように、互いに隣接する基準折り目3と第1の追 加折り目6との間の間隔D1と、第1の舌片折り目15と第2の舌片折り目16 との間の間隔W1とはほぼ等しく、また第1追加折り目6と第2の追加折り目7 との間の間隔D2は、第2の舌片折り目16と第3の舌片折り目17との間の間 隔W2にほぼ等しくなっている。このような関係は、折り目の数がより多数ある ときも同様とする。
【0039】 上述のように、書類4の厚さがいかなるときも、基準折り目3は必ず曲折させ て使用される。この基準折り目3は、ユーザが書類フォルダを購入したとき、初 めから曲折されているのが普通であり、またこの基準折り目3のところでフォル ダ本体2を折り畳んだとき、舌部10とタイトル表示部13を除くフォルダ本体 2の部分の縁が合致するように、基準折り目3の位置が設定されているのが普通 である。
【0040】 さて、図1に示した書類フォルダ1は、上述のように複数の中央折り目3,6 ,7を有しており、かかる書類フォルダ1に、前述のマーク取付部20,21が 付設され、その所定個所にマークが取り付けられるのである。
【0041】 ここで、このマーク取付部を、図4及び図7に鎖線で示し、かつ符号20a, 21aを付して示したように、フォルダ本体2の書類載置面8と反対側の面に設 けることも可能である。ところが、この位置にマーク取付部20a,21aを設 け、その所定個所にマークを取付けたとすると、書類フォルダ1に挟み込まれる 書類4の厚さによって、マークの位置がずれることになる。
【0042】 すなわち、書類4が薄いときは、図4に示したように基準折り目3だけが曲折 され、このときの基準折り目3からマーク取付部20a,21aの付設された側 のフォルダ本体2の辺部19までの長さをL1とする。また図7のように書類4 が厚いときは、基準折り目3と第2の追加折り目7を曲折させるが、このときの 追加折り目7から辺部19までの長さをL2とすると、L1>L2となる。従っ て、このような書類フォルダを、例えば図3及び図5に示したように縦置きにし てキャビネット5aに収納したとすると、書類が厚いときは、マーク取付部21 aと、これに付けられたマークが、キャビネット5aの奥側に引込んでしまい、 マークが外から全く見えなくなるか、又は大変見ずらくなり、マークを付した意 味が失われてしまう。
【0043】 またこの書類フォルダを図2に示したように横置き状態でキャビネット5に収 納したときは、各フォルダを所定の正しい位置に収納したとしても、書類の厚さ の大小によって、各書類フォルダのマーク取付部20aに付けられたマークの高 さ位置が互いに相違してしまい、その位置がばらばらになってしまう。この場合 も、書類フォルダの収納場所を示したマークの意味が失われてしまう。
【0044】 上述した欠点を除去すべく、図1に示した実施例では、そのマーク取付部20 ,21が、書類載置面8の側の辺部9,12に付設されている。これをより正確 に示すと次の通りである。
【0045】 図1に示した書類フォルダ1は、基準折り目3と、これに平行な追加折り目6 ,7を有しているが、この追加折り目6,7は、基準折り目3によって分けられ たフォルダ本体2の2つの部分のうちの一方の部分に形成されている。すなわち 、図1に例示するように、フォルダ本体2は、基準折り目3によって、その左側 の一方の部分31と右側の他の部分32とに分けられ、追加折り目6,7は、前 者の一方の部分31に設けられている。また図1の例では、他方の部分32が書 類載置面8となっている。
【0046】 一方、マーク取付部20,21は、フォルダ本体2のうちの、上述した他方の 部分32の側の辺9,12に設けられている。
【0047】 上述した構成によると、図4及び図7に示すように、書類フォルダ1の内部の 書類4の厚さがいかなるときも、中央折り目側から、辺部12までの長さは常に 一定のLの大きさとなる。
【0048】 このため、書類フォルダ1を図3及び図5のように縦置き状態でキャビネット 5aに収納しても、必ず、そのマーク取付部21に付けられたマークを外部から 視認でき、マークの機能を支障なく発揮することができる。
【0049】 また書類フォルダ1を図2のように横置き状態でキャビネット5に収納したと きも、そのマーク取付部20に付いたマークの高さ位置は、書類の厚さによって 変動することはなく、常に一定の高さを占め、マークの機能を支障なく発揮でき る。
【0050】 以上説明した実施例では、フォルダ本体2に、マーク取付部20,21を設け たが、フォルダ本体の辺部に、その書類フォルダの収納場所を示すマークを予め 設けておくようにしてもよい。例えば、書類フォルダの製造メーカにおいて、粘 着テープや、インキ、又は塗料などのマークを、各書類フォルダの本体辺部に貼 着又は塗布することにより取り付けておき、これをユーザに販売し、そのマーク の取り付け個所に応じて、ユーザがその書類フォルダの収納場所を決めるのであ る。
【0051】 かかる構成によると、フォルダ本体2の所定個所に予めマークが付けられ、ユ ーザ側ではマークの取付け作業を行う必要はないので、マーク取付部を省略する こともできる。この実施例における他の構成は、図1と変りはない。すなわち、 基準折り目3によって分けられたフォルダ本体の2つの部分31,32のうち、 一方の部分31に追加折り目6,7が形成され、その他方の部分32の辺部にマ ークが予め設けられるのである。またこの実施例においても、前述したところと 同じ理由によって、中央折り目に対して直交するフォルダ本体の辺部と、中央折 り目と平行なフォルダ本体の辺部のそれぞれにマークを設けておくことが好まし い。
【0052】
請求項1及び3に記載の構成によれば、書類フォルダを所定の収納場所に容易 かつ迅速に収納でき、また容易にこれを取り出すことができる。しかも挟まれた 書類の厚さがいかなるときも、マークの機能が害されることはない。
【0053】 請求項2及び4に記載の構成によれば、書類フォルダを横置きにして収納する ときも、また縦置きにして収納するときも、上述した利点を支障なく得ることが できる。
【図1】フォルダ本体を見開き状態にしたときの書類フ
ォルダの正面図である。
ォルダの正面図である。
【図2】書類フォルダを横置き状態にして、これをキャ
ビネットに収納するときの様子を示す斜視図である。
ビネットに収納するときの様子を示す斜視図である。
【図3】書類フォルダを縦置き状態にして、これをキャ
ビネットに収納するときの様子を示す斜視図である。
ビネットに収納するときの様子を示す斜視図である。
【図4】舌片を折り畳み、これによって書類を保持した
様子を示す斜視図である。
様子を示す斜視図である。
【図5】図3に示したキャビネットの全体正面図であ
る。
る。
【図6】クリップよりなるマークを示す斜視図である。
【図7】図4の場合よりも厚い書類を保持したときの斜
視図である。
視図である。
1 書類フォルダ 2 フォルダ本体 3 折り目 4 書類 6 折り目 7 折り目 9 辺部 12 辺部 13a 辺部 20 マーク取付部 21 マーク取付部 31 一方の部分 32 他方の部分
Claims (4)
- 【請求項1】 ほぼ矩形状に形成された薄板状のフォル
ダ本体を有し、該本体を、そのほぼ中央部の中央折り目
にて折り畳み、その内側に書類を挟み込む書類フォルダ
において、フォルダ本体の折り畳みの基準となる基準折
り目と、該基準折り目と平行に延びる少なくとも1本の
追加折り目との複数の中央折り目を有し、該追加折り目
は、基準折り目によって分けられたフォルダ本体の2つ
の部分のうちの一方の部分に形成され、その他方の部分
の辺部に、書類フォルダの収納場所を示すマークを付け
るためのマーク取付部を設けたことを特徴とする書類フ
ォルダ。 - 【請求項2】 前記中央折り目に対して直交するフォル
ダ本体の辺部と、中央折り目と平行なフォルダ本体の辺
部とに、それぞれマーク取付部を設けた請求項1に記載
の書類フォルダ。 - 【請求項3】 ほぼ矩形状に形成された薄板状のフォル
ダ本体を有し、該本体を、そのほぼ中央部の中央折り目
にて折り畳み、その内側に書類を挟み込む書類フォルダ
において、フォルダ本体の折り畳みの基準となる基準折
り目と、該基準折り目と平行に延びる少なくとも1本の
追加折り目との複数の中央折り目を有し、該追加折り目
は、基準折り目によって分けられたフォルダ本体の2つ
の部分のうちの一方の部分に形成され、その他方の部分
の辺部に、書類フォルダの収納場所を示すマークを設け
たことを特徴とする書類フォルダ。 - 【請求項4】 前記中央折り目に対して直交するフォル
ダ本体の辺部と、中央折り目と平行なフォルダ本体の辺
部とに、マークをそれぞれ設けた請求項3に記載の書類
フォルダ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP930493U JPH0663369U (ja) | 1993-02-10 | 1993-02-10 | 書類フォルダ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP930493U JPH0663369U (ja) | 1993-02-10 | 1993-02-10 | 書類フォルダ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0663369U true JPH0663369U (ja) | 1994-09-06 |
Family
ID=11716735
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP930493U Pending JPH0663369U (ja) | 1993-02-10 | 1993-02-10 | 書類フォルダ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0663369U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2009060509A1 (ja) * | 2007-11-06 | 2009-05-14 | King Jim Co., Ltd. | ファイル用収納具 |
-
1993
- 1993-02-10 JP JP930493U patent/JPH0663369U/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2009060509A1 (ja) * | 2007-11-06 | 2009-05-14 | King Jim Co., Ltd. | ファイル用収納具 |
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