JPH0663249A - 搭乗者運搬用乗物 - Google Patents

搭乗者運搬用乗物

Info

Publication number
JPH0663249A
JPH0663249A JP4200237A JP20023792A JPH0663249A JP H0663249 A JPH0663249 A JP H0663249A JP 4200237 A JP4200237 A JP 4200237A JP 20023792 A JP20023792 A JP 20023792A JP H0663249 A JPH0663249 A JP H0663249A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vehicle
wheels
wheel
ground
contact
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP4200237A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3291589B2 (ja
Inventor
Oliver Hansman Hilton
オリバー ハンスマン ヒルトン
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SKYLINE SKYRIDES Ltd
SUKAIRAIN SUKAIRAIZU Ltd
Original Assignee
SKYLINE SKYRIDES Ltd
SUKAIRAIN SUKAIRAIZU Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by SKYLINE SKYRIDES Ltd, SUKAIRAIN SUKAIRAIZU Ltd filed Critical SKYLINE SKYRIDES Ltd
Priority to JP20023792A priority Critical patent/JP3291589B2/ja
Publication of JPH0663249A publication Critical patent/JPH0663249A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3291589B2 publication Critical patent/JP3291589B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Automatic Cycles, And Cycles In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 丘陵や坂道を重力によって下降推進される乗
物であって、搭乗者によって操縦ならびに制動が可能な
娯楽を目的とした乗物。 【構成】 搭乗者を運搬する本体と3個もしくは3個を
こえる車輪からなる乗物であって、前記車輪の内の少な
くとも1つを操縦可能な接地車輪23にして操縦桿20が連
係されており、操縦桿に固設されたハンドル棒20によっ
て左右に操縦される。さらに操縦桿は制御器と連係され
ておりハンドル棒を前方に動かしていくと接地車輪23が
本体に引込まれ、本体の前部は下がり当板24が地面に接
して乗物に制動をかけることができる。一方、操縦桿19
は後方接地車輪31と一連の機構により連係されており、
ハンドル20を後方に動かしていくと本体の前部は若干持
ち上がるとともに後方接地車輪31は前方に寄せられ後方
の弓形当板41に接して乗物に制動をかけることができる
乗物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は搭乗者を運搬する娯楽を
目的とする乗物に関し、この乗物は特に重力によって丘
陵を下降推進され、しかも搭乗者によって操縦ならびに
制動も可能な乗物に関する。
【0002】
【本発明の概要】本発明は搭乗者を運搬する乗物であっ
て、本体と、そして3個もしくは3個をこえる車輪によ
って地上を走行し、前記車輪の内少くとも1個は操縦可
能車輪であって、この車輪の回転軸に実質的に垂直な軸
線の周囲に操縦桿が旋軸結合されており、これによって
この乗物を操縦することができる。そして、前記操縦可
能車輪は、搭乗者によって制御される制御器により、乗
物本体が地面から離れるように車輪を接地させる第1の
位置と、車輪が接地不能な位置まで本体に引込ませる第
2の位置との間において自由に作動が可能になるように
懸架手段を用いて乗物本体に装着されている。この制御
器の構成は、搭乗者が前記制御器を緩めると、前記制御
器は自動的に乗物を「手放し」位置に戻っていき、少く
とも1個の引込み可能車輪が前記第2の位置、すなわち
引込み位置にある構成となっている。このような構成に
よって本体の少くとも一部が乗物を制動するように地面
に向って降下されていくことになる。
【0003】少くとも1個の前記車輪が自由な回転可能
な位置から乗物を制動するために本体の一部の負荷を受
ける車輪の制動位置との間において都合よく自由に運動
可能である。この場合、摩擦材料から成る当板が本体に
配設されており、この車輪が当板と連係することによっ
て制動位置に動かされるようになっている。
【0004】本発明に係る好適実施態様について、添付
の図面を参照して説明する。
【0005】
【発明の構成・効果】図において、単独の搭乗者を運搬
する娯楽用乗物は、地表面が滑らかな丘陵を重力によっ
て下方に推進されるように設計してあり、しかも搭乗者
が自由に操縦ならびに制動をすることが可能となってい
る。
【0006】この乗物の構造は、金属のプレス加工もし
くはプラスチックの成形加工により形成され、必要によ
っては、図示してない補強構造を用いた本体10から成っ
ている。本体10の後部は後方ならびに側面のハンプ(弯
曲面)11,12 を有し、このハンプは搭乗者用座席の背面
と側面とを相互に形成されている。
【0007】乗物の前方側面に隣接して、本体10は2つ
の足置き場13が設けてあり、そのそれぞれの足置き場の
背後にハンプ14がある。個々のハンプ14の中には剛性の
軸受ブロック15が本体10の下側にねじ止めされている。
軸受ブロック15の中の軸受ブッシュ17内には横断軸16が
旋軸結合されている。この横断軸16には、操縦桿19が旋
軸結合されている垂直孔のある膨大中央部分を有する。
操縦桿19の頂部にはハンドル棒20が固設され、さらにこ
の操縦桿19は後方に曲がり、ハンドル棒20が、搭乗者が
座席についたときに好適位置に来るようになっている。
【0008】横断軸16の膨大中央部分18の下の操縦桿19
には、後方に延びた一対の平行な腕21が固定されいる。
腕21の間に前方主軸22が締めつけてあり、この主軸には
走行自在な接地車輪23が設けてある。従って、ハンドル
棒20を左右に動かすことによって、操縦桿19は回転し、
本体10のたて方向中心線に対してある角度だけ車輪を回
転させ、乗物を操縦することができる。腕21に設けられ
た接地車輪23の脚部は乗物に対する操縦安定性を増大し
ている。
【0009】また、ハンドル棒20を前方に動かしていく
と、軸受ブッシュ17内の横断軸16を旋回し、腕21は上方
に傾斜し接地車輪23を本体10に対して引込ませる形にな
る。そしてある時点から、本体下側が地面に接触し、更
にハンドル棒20を前方に動かすと接地車輪23が地面から
離れ、その結果、本体10の少くとも前部が地面に接して
乗物に制動をかけることになる。
【0010】本体10の前部の下側には耐摩耗性をもった
摩擦材料で出来ている3個の交換可能な当板24が固設さ
れており本体の摩損を防止している。これらの手段によ
り、もし搭乗者がハンドル棒20の把持を緩めると、乗物
は実質的に直線路をとり、自動的に制動をかけられる筈
である。
【0011】後方ハンプ11の下側には、2つの後方軸受
ブロック26が固定されており本体10の側面に隣接してい
る。横方向の分割軸27は位置決めピン28によって中央部
分が支持されており、後方軸受ブロック26の頂部に隣接
して後方軸受ブロック26内に旋軸結合され、さらに、分
割軸27の各端の外側端部には実質的に垂直な揺動リンク
29が固定されている。揺動リンク29の底端部には分割軸
27に平行な非回転主軸30が固定されている。非回転主軸
30の端部に隣接して、テーパーのついた固定スリーブ32
に嵌合した一対の後方接地車輪31が設けてあり走行自在
となっている。しかもこの後方接地車輪31は横方向に配
置されていて後方軸受ブロック26がおおうように構成配
置されている。
【0012】U字形管状ブラケット33は、Uリンク33′
によって前方の軸受ブロック15に隣接する横断軸16の各
端部に配置された腕34から下方に連結されている。U字
形管状ブラケット33の連結板には中央管35が溶接されて
いる。
【0013】中央管35を介して調節可能制動棒36が、U
リンク38により自在支持ブラケット37に連結されてい
る。自在支持ブラケット37はUリンク39によって後方非
回転主軸30に連結されている。
【0014】安全用バックアップ鋼索40は、Uリンク3
3′の1つとUリンク38のピンとの間に連結される。
【0015】このようにして、後方の非回転主軸30と後
方接地車輪31との前後位置は、ハンドル棒20の前後作動
によって制御される。
【0016】3つの接地車輪23、後方接地車輪31の全て
が走行自在であって地面に接している位置(すなわち自
由車輪位置)から、搭乗者によってハンドル棒20が後方
に動かさていくと、乗物の前部は若干持ち上がり、また
後方接地車輪31は後方軸受ブロック26内側の車輪アーチ
42の中に固定された摩擦材料でできた交換可能な弓形当
板41に対して負荷を受けるように引き寄せられる。これ
により、後方接地車輪31の制動の量は搭乗者により提供
され制御される:これが「制御された」位置である。
【0017】更に搭乗者によってハンドル棒20を後方へ
動かされると、交換可能な弓形当板41に対して、後方接
地車輪31が更に前方に引き寄せられ、乗物に最大の制御
を与える筈である。
【0018】他方、単独の前方の接地車輪23の代りに、
一対の前方の接地車輪を用いることも可能である。この
場合、それぞれの車輪は本体10の側部に隣接して設けら
れた後方に延びる腕21に装着される。これらの腕21は横
断軸16に旋軸結合され、適当な操縦連結桿によって操縦
桿19に連結されている。同様に、もし望むならば、単独
の後方接地車輪31も用いることが可能であり、前述の一
対の後方車輪の代替として用いられ、しかも操作方式は
前述の一対の車輪と同様に用いることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る乗物の斜視図である。
【図2】図中に隠された構成部品を示した図で、図1と
同様な視点に立った仮想図である。
【符号の説明】
10 本体 11,12,14 ハンプ 13 足置き場 15 軸受ブロック 16 横断軸 17 軸受ブッシュ 19 操縦桿 20 ハンドル棒 22 前方主軸 23 接地車輪 24 当板 27 分割軸 28 位置決めピン 29 揺動リンク 30 非回転主軸 31 後方接地車輪 33 U字形管状ブラケット 33′,38 Uリンク 34 腕 37 自在支持ブラケット 40 安全用バックアップ鋼索 41 弓形当板

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車輪付き乗物であって、この乗物の搭乗
    者を運搬する本体と、そして3個もしくは3個をこえる
    車輪とが含まれていて、前記車輪の内少くとも1個は操
    縦可能車輪であって、この車輪の回転軸に実質的に垂直
    な軸線の周囲に操縦桿が旋軸結合されており、そして、
    前記車輪の内の少くとも1つの車輪は、搭乗者によって
    制御される制御器により、乗物本体が地面から離れるよ
    うに車輪を接地させる第1の位置と、車輪が地面と接触
    不能な位置にまで本体内に引込ませる第2の位置との間
    において自由に作動可能な懸架手段を用いて乗物本体に
    装着されていることを特徴とする車輪付き乗物。
  2. 【請求項2】 前記操縦可能な車輪の少くとも1つが地
    面との接地位置から引込み位置との間において作動可能
    であることを特徴とする請求項1記載の車輪付き乗物。
  3. 【請求項3】 少くとも1個の車輪が自由に回転可能な
    位置と、乗物を制動するために本体の一部の負荷を受け
    る車輪の制動位置との間にある本体に関して自由に相対
    運動可能であることを特徴とする前記請求項1、2記載
    の車輪付き乗物。
  4. 【請求項4】 本体の一部に摩擦材料から成る当板を有
    し、これにより制動位置にある車輪が前記当板と連係す
    ることを特徴とする請求項3記載の車輪付き乗物。
  5. 【請求項5】 地面と接地する乗物本体の部分が1個も
    しくは1個をこえる当板を具備してなり、前記単数の車
    輪もしくは複数の車輪が引込まれる場合に、これらの当
    板によって地面上に乗り上げてなることを特徴とする前
    記請求項1ないし4記載の車輪付き乗物。
  6. 【請求項6】 操縦可能な車輪の1個だけ、あるいはそ
    の個々の車輪が地面との接地位置から引込み位置との間
    に作動可能であることを特徴とする請求項1ないし5記
    載の車輪付き乗物。
  7. 【請求項7】 前記制御器は搭乗者によって作動可能で
    あって、その作動は前記手放し位置から、任意に全車輪
    が地面と接地し、しかも走行自由となっており、しかも
    操縦可能車輪が操縦できるようになる自由車輪位置ま
    で、あるいは全車輪が地面と接地しているが、非操縦可
    能な単一のあるいは複数の車輪のみに制御した制動を与
    える制御位置にまでの作動となっていることを特徴とす
    る請求項6記載の車輪付き乗物。
  8. 【請求項8】 前記車輪は1個の操縦可能車輪と一対の
    非操縦可能車輪とから成り、1個の操縦可能車輪は制御
    器に連結され、前記制御器の回転が前記操縦可能車輪の
    1個を実質的に垂直な軸線の周囲に回転させうることを
    特徴とする請求項7記載の車輪付き乗物。
  9. 【請求項9】 前記一対の非操縦可能車輪は1本の主軸
    上に回転自在に装着され、この主軸はこの主軸と平行な
    軸から揺動連係によって懸架されており、前記主軸はド
    ラグリンクを用いて前記制御器に連結され、前記制御器
    の一方向への作動により、1個の操縦可能な車輪とそし
    て非操縦可能な車輪の双方を前記自由車輪位置にもたら
    し、反対方向への前記制御器の作動により前記車輪を前
    記制御位置にもたらすことを特徴とする請求項8記載の
    車輪付き乗物。
  10. 【請求項10】 前記ドラグリンクは、その端末が前記
    制御器に堅固に連結されたU字形ブラケットと、そして
    前記ブラケットと前記主軸との間に連結された細長い部
    材とから成ることを特徴とする請求項9記載の車輪付き
    乗物。
JP20023792A 1992-07-03 1992-07-03 搭乗者運搬用乗物 Expired - Fee Related JP3291589B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20023792A JP3291589B2 (ja) 1992-07-03 1992-07-03 搭乗者運搬用乗物

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20023792A JP3291589B2 (ja) 1992-07-03 1992-07-03 搭乗者運搬用乗物

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0663249A true JPH0663249A (ja) 1994-03-08
JP3291589B2 JP3291589B2 (ja) 2002-06-10

Family

ID=16421090

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP20023792A Expired - Fee Related JP3291589B2 (ja) 1992-07-03 1992-07-03 搭乗者運搬用乗物

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3291589B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3009368U (ja) * 1994-07-26 1995-04-04 則永 斉藤 操向装置および制動装置を備えたソープ・ボックス・カ ート競技用具
ES2141656A1 (es) * 1997-03-13 2000-03-16 Socias Gili Monica Multiciclo sin motor para bajada en pendientes.
US11377816B2 (en) 2017-09-08 2022-07-05 Sumitomo Heavy Industries, Ltd. Shovel

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3009368U (ja) * 1994-07-26 1995-04-04 則永 斉藤 操向装置および制動装置を備えたソープ・ボックス・カ ート競技用具
ES2141656A1 (es) * 1997-03-13 2000-03-16 Socias Gili Monica Multiciclo sin motor para bajada en pendientes.
US11377816B2 (en) 2017-09-08 2022-07-05 Sumitomo Heavy Industries, Ltd. Shovel

Also Published As

Publication number Publication date
JP3291589B2 (ja) 2002-06-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6402174B1 (en) Recumbent tricycle with controlled wheel and body lean
US4991861A (en) Coaster vehicle having front and rear steerable wheels
US4198072A (en) Wheeled vehicle
US4087107A (en) Cambering vehicle with trailing arm seat for vehicle operator
US20070170686A1 (en) Sideways movement propelled scooter device
US4993733A (en) Three wheeled recumbent cycle
CN1138825A (zh) 运送或帮助至少一个使用者尤其是残疾人移动的轮椅
US4291891A (en) Convertible sled
EP0616515A1 (en) Steerable four wheel drive vehicle
CN100457522C (zh) 雪橇
US3870334A (en) Sidewalk coaster sled
US6702306B1 (en) Pushchairs
EP2285654B1 (en) Skating device
WO2012044295A1 (en) Snowmobile having a front suspension assembley with at least one protrusion
US3540750A (en) Ski vehicle
US6279925B1 (en) Sled with independent steerable skis that simultaneously move in three distinct directions
JPS6099779A (ja) 乗物
US4749207A (en) Hand propelled and foot steered cart
US5868407A (en) Steerable cart with hand brake
JPH0663249A (ja) 搭乗者運搬用乗物
US4186935A (en) Three-wheeled vehicle
US5288092A (en) Arm powered tricycle and method of movement
JP2002504877A (ja) 車輪を装備した輸送装置用の懸架構造
US2606623A (en) Power unit for three-wheeled vehicles
US5584743A (en) Steerable toy road scraper

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees