JPH0663122A - 体液吸引装置 - Google Patents

体液吸引装置

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JPH0663122A
JPH0663122A JP4248562A JP24856292A JPH0663122A JP H0663122 A JPH0663122 A JP H0663122A JP 4248562 A JP4248562 A JP 4248562A JP 24856292 A JP24856292 A JP 24856292A JP H0663122 A JPH0663122 A JP H0663122A
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JP
Japan
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suction
water flow
body fluid
negative pressure
outlet pipe
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Pending
Application number
JP4248562A
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English (en)
Inventor
Toru Nakada
亨 中田
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 鼻水、痰などの咽喉内分泌物、口腔内の唾液
などの体液を効率よく、かつ衛生的に処理することがで
きる体液吸引装置を提供する。 【構成】 体液吸引装置1は、水流注入管体4、吸引発
生部材5、水流出口管体6および吸引管体7により構成
されている。水流注入管体4と水流出口管体6との間
に、吸引発生部材5を介在させる。吸引発生部材5は、
水流により負圧が発生する負圧発生部を有している。一
端7aを体液に接触させる吸引管体7を吸引発生部材5
の負圧発生部に接続する。吸引管体7から吸引発生部材
5に、負圧により体液を吸引して水流により水流出口管
体6から外部に排出する構成となっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、鼻水、痰などの咽喉内
分泌物、口腔内の唾液などの体液を効率よく、かつ衛生
的に処理することができる体液吸引装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】風邪をひいたり、花粉アレルギーなどに
より急性鼻炎にかかると、鼻水の分泌が非常に多くなる
ので、従来から一般には紙で鼻をかむことにより、これ
を除去している。また、鼻水などを除去する電動式の体
液吸引機器も用いられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、風邪をひい
たり、花粉アレルギーなどにより急性鼻炎にかかった際
に、紙で鼻を繰り返しかむと、鼻およびその周囲に肌荒
れや炎症を起こすだけでなく、かみとったものの処理の
うえで衛生上の問題がある。
【0004】一方、電動式の体液吸引機器は、それ自体
が大掛かりであって、一般家庭などにおいては手軽に用
いることができないうえ、この種の機器類は通常一時的
にしか使用しないものであるところから、家庭などに備
えておくには不向きである。
【0005】本発明は、上記のような実状に鑑み、簡素
な構成のものであって一般家庭などに常備でき、しか
も、鼻水などの体液を効率よく吸引し、かつ衛生的に処
理することができる体液吸引装置を提供することを目的
とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するため次のように構成した。すなわち、本発明に係
る体液除去装置は、水流注入管体、吸引発生部材、水流
出口管体および吸引管体より構成され、水流注入管体と
水流出口管体との間に吸引発生部材を介在してなる体液
吸引装置であって、吸引発生部材は水流により負圧が発
生する負圧発生部を有し、一端を体液に接触させる吸引
管体を吸引発生部材の負圧発生部に接続し、吸引管体か
ら吸引発生部材に負圧により体液を吸引して水流により
水流出口管体から外部に排出するように構成したもので
ある。
【0007】
【作用】本発明に係る体液除去装置を使用して、例え
ば、鼻水を除去するには、水流注入管体を圧力水源、例
えば、上水道の蛇口に接続して、蛇口を適度に開いて通
水すれば、水流注入管体から吸引発生部材を経て流水出
口管体に水流が生じる。そして、吸引発生部材の負圧発
生部には、上記水流により負圧が発生し、吸引管体を通
して吸引作用が生じる。そこで、吸引管体の一端を鼻孔
に軽く挿入すれば、鼻孔内の鼻水は吸引管体に吸引され
て吸引発生部材の負圧発生部に流入し、吸引発生部の負
圧発生部で、そこの水流とともに水流出口管体から排出
される。本発明に係る体液除去装置は、上記鼻水の除去
のほか、痰などの咽喉内分泌物の除去、口腔内の唾液の
除去などにも同様に用いられる。
【0008】
【実施例】図面には本発明の実施例が示されている。図
1において、1は本発明に係る体液除去装置であって、
この体液除去装置1は、水流注入管体4、吸引発生部材
5、水流出口管体6および吸引管体7により構成されて
いる。上記体液除去装置1は、その水流注入管体4を上
水道の蛇口2に接続して通水し、吸引管体7の一端7a
を、例えば鼻孔3内に軽く挿入して、鼻水の除去に用い
るものである。
【0009】上記吸引発生部材5は、図2に示すよう
に、注入管部8、出口管部9および吸引管部10からな
り、注入管部8の狭搾部12は出口管部9内に挿入さ
れ、出口管部9には、上記注入管部8の狭搾部12に対
応する部位に吸引管部10が連通されている。そして、
注入管部8の狭搾部12に対応して吸引管部10が連通
された部位に負圧発生部14が形成されている。なお、
出口管部9に対する注入管部8の接続部13は密着状態
に接続されている。上記吸引部発生材5の注入管部8に
は水流管体4が、出口管部9には水流出口管体6が、吸
引管部10には吸引管体7が、それぞれ図1に示すよう
に接続される。
【0010】前記水流注入管体4、水流出口管体6およ
び吸引管体7は、ゴムあるいは熱可塑性エラストマーな
ど、比較的少ない力で屈曲可能な弾性材で構成するの
が、種々の使用態様に対応できて好適である。吸引発生
部材5は、鉄、18−8ステンレス鋼などの金属やセラ
ミックス、プラスチックなどで構成されるが、特に、高
密度ポリエチレン、ポリプロピレンなどの耐熱性のポリ
オレフィンやナイロン、ポリアセタール(ポリオキシメ
チレン)、ポリカーボネート樹脂等のエンジニアリング
プラスチックを使用すると、100℃程度の熱湯で消毒
しても劣化、変形しないので、きわめて衛生的に保つこ
とができて好適である。図2に示すように、出口管部9
と吸引管部10は一体に形成され、注入管部8は出口管
部9に挿入して接続されるが、その接続部13は接着剤
を用いて密に接着する。なお、注入管部8および出口管
部9の材質がプラスチックの場合は、振動溶着やスピン
溶着によるのが、短時間で完全に接続できる点で好適で
ある。また、接続部にシーリングを介在させることによ
り螺着による接続も可能である。
【0011】本発明に係る体液除去装置1を使用して、
例えば、鼻水を除去するには、水流注入管体2を上水道
の蛇口2に接続して通水し、吸引管体7の一端7aを鼻
孔3内に軽く挿入する。すなわち、上記の通水により、
水流注入管体4から吸引発生部材5を経て流水出口管体
6に水流が生じ、この水流により、吸引発生部材5の負
圧発生部14に負圧が発生して、吸引管体7を通して吸
引作用が生じる。そこで、吸引管体7の一端7aを鼻孔
3に軽く挿入すれば、鼻孔3内の鼻水は吸引管体7内に
吸引されて吸引発生部材5の負圧発生部14に流入し、
吸引発生部材5の負圧発生部14から、上記水流ととも
に水流出口管体6から排出される。水流出口管体6から
排出された鼻水は、そのまま下水などに流出して、衛生
的に処理できる。吸引管体7の一端7aに作用する吸引
効率を高くするのは、その一端7aの開口面積を比較的
小さくするのが好ましい。実験の結果では、内径が0.
3〜3.0mmの範囲内であり、特に、0.5〜2.0
mmであれば鼻水を効率よく吸引することが判明した。
なお、本発明に係る体液除去装置1は、図1に示した鼻
水の除去のほか、痰などの咽喉内分泌物の除去、口腔内
の唾液の除去などにも同様に用いられる。さらに、耳孔
に入った水などの除去など広範囲に用いることができ
る。
【0012】
【発明の効果】本発明によれば、簡素な構成のものであ
って一般家庭などに常備でき、しかも、鼻水などの体液
を効率よく吸引し、かつ衛生的に処理することができる
効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る体液除去装置を鼻水の除去に使用
する態様を示す説明図である。
【図2】図1に示す吸引発生部材の構成を示す断面図で
ある。
【符号の説明】
1 体液除去装置 2 上水道の蛇口 3 鼻孔 4 水流注入管体 5 吸引発生部材 6 水流出口管体 7 吸引管体 8 注入管部 9 出口管部 10 吸引管部 12 狭搾部 13 接続部 14 負圧発生部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水流注入管体、吸引発生部材、水流出口
    管体および吸引管体より構成され、水流注入管体と水流
    出口管体との間に吸引発生部材を介在してなる体液吸引
    装置であって、吸引発生部材は水流により負圧が発生す
    る負圧発生部を有し、一端を体液に接触させる吸引管体
    を吸引発生部材の負圧発生部に接続し、吸引管体から吸
    引発生部材に負圧により体液を吸引して水流により水流
    出口管体から外部に排出するように構成したことを特徴
    とする体液吸引装置。
JP4248562A 1992-08-25 1992-08-25 体液吸引装置 Pending JPH0663122A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4248562A JPH0663122A (ja) 1992-08-25 1992-08-25 体液吸引装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4248562A JPH0663122A (ja) 1992-08-25 1992-08-25 体液吸引装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0663122A true JPH0663122A (ja) 1994-03-08

Family

ID=17179999

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4248562A Pending JPH0663122A (ja) 1992-08-25 1992-08-25 体液吸引装置

Country Status (1)

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JP (1) JPH0663122A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20020080596A (ko) * 2001-04-16 2002-10-26 이승환 콧물 흡입기
US6569395B1 (en) * 1997-12-01 2003-05-27 Ebara Corporation Method and apparatus for flue gas desulfurization

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US6569395B1 (en) * 1997-12-01 2003-05-27 Ebara Corporation Method and apparatus for flue gas desulfurization
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