JPH0662881A - 澱粉およびタンパク質を含有する材料から酵素的方法によって高マルトースシロップおよび高タンパク質副生成物を製造する方法 - Google Patents

澱粉およびタンパク質を含有する材料から酵素的方法によって高マルトースシロップおよび高タンパク質副生成物を製造する方法

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JPH0662881A
JPH0662881A JP16763592A JP16763592A JPH0662881A JP H0662881 A JPH0662881 A JP H0662881A JP 16763592 A JP16763592 A JP 16763592A JP 16763592 A JP16763592 A JP 16763592A JP H0662881 A JPH0662881 A JP H0662881A
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starch
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 澱粉およびタンパク質を含有する材料から高
マルトースシロップと高タンパク質副生成物を同時に製
造する酵素的方法を開発する。 【構成】 上記方法において、粉砕した出発材料のスラ
リーを先ずα−アミラーゼで液化し、次いで遠心分離す
る。沈殿したフラクションは高タンパク質粉末として回
収する。次いで上清液フラクションをβ−アミラーゼと
枝切り酵素(イソアミラーゼまたはプルラナーゼ)を同
時に用いて糖化して種々の条件下で高マルトースシロッ
プを製造する。高マルトースシロップの収量は温度、p
H、液化した殿粉のDE値、種々の酵素の組み合わせお
よび出発材料の種類によって影響を受ける。 【効果】 本願発明の方法は自然的であるので、得られ
た生成物は食品または飼料のような種々の用途に望まし
いものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本願発明は澱粉およびタンパク質
を含有する材料から高マルトースシロップおよび高タン
パク質副生成物を同時に生産する酵素的方法に関するも
のである。
【0002】高マルトースシロップは甘味が軽く、溶液
の粘度が低く、吸湿性が低くそして熱安定性が良好であ
る。それ故、高マルトースシロップはキャンディー、ア
イスクリーム等の高品質製品のような食品産業での多数
の応用に良く適している。更に、高マルトースシロップ
は糖尿病患者にも適している(米国特許第3,793,461
号、1974年)。高マルトースシロップを製造する慣用の
方法は出発材料として精製澱粉を使用する。高タンパク
質粉末は高い栄養価を有しておりプディング、オートミ
ールがゆ、インスタントミルクおよびベビーフード等の
製造に有用である(D. F. Houston 、Rice J. 、70、1
2、1967; B. M. Kennedy 等、Cereal Chem.、51、435
、1974)。
【0003】
【従来の技術】タンパク質から澱粉を分離する従来の方
法は長たらしくて費用がかかる(B. O. Juliano 、「St
arch: Chemistry and Technology」、第2版; R. L. Wh
ister、J. N. BemillerおよびE. F. Paschall編、Acade
mic Press New York 、507 〜528 頁、1984)。更に、
水酸化ナトリウム、酸および界面活性剤のような非天然
化学品を使用することは食品用途には好ましくない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本願発明の1つの目的
は、澱粉およびタンパク質を含有する材料から高マルト
ースシロップおよび高タンパク質粉末を同時に製造する
酵素的方法を提供することであり、更には上記方法で非
天然化学品を使用しない自然の方法を提供することであ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本願発明によって、澱粉
およびタンパク質を含有する材料から高マルトースシロ
ップと高タンパク質粉末を同時に製造する酵素的方法が
開発される。オートクレーブ中で澱粉を可溶性オリゴ糖
に消化するために熱安定性α−アミラーゼを使用する。
熱凝固タンパク質が可溶性澱粉加水分解物から容易に分
離されそして高タンパク質粉末として回収される。澱粉
加水分解物を更に枝切り酵素(例えばイソアミラーゼお
よびプルラナーゼ)およびβ−アミラーゼで処理して高
マルトースシロップを製造する。本願発明の酵素的方法
は自然なものであり、それ故食品または飼料のような種
々の用途に望ましい。
【0006】本願発明の目的、特徴および利点は以下の
実施例から更に良好に理解することができる。
【0007】
【実施例】
(実施例1)種々の栽培変種の粉砕米(米粉)はタイチ
ュンアグリカルチュラルエクスペリメンタルステーショ
ン(Taichung Agricultural Experimental Station)
(中国台湾のChanghua)から入手した。即ち、タイヌン
(Tainung )70、タイチュングルチナス(Glutinous )
70、タイチュン セン グルチナス(Sen Glutinous)
およびタイチュン ネイティブ(Native)1。
【0008】脱イオン水中10%の種々の栽培変種米粉
(>100 メッシュ)スラリーを種々の量の熱安定性B.
リケニホルミス α−アミラーゼ(ミズーリー州セント
ルイスのSigma Chemical Co.から得たタイプXIIA)とオ
ートクレーブ中で完全に混合し、そして温度上昇がα−
アミラーゼ変性点に達する前に米粉中の澱粉を液化させ
た。オートクレーブ法の最終条件は128 ℃および1.5 気
圧であった。米粉中のタンパク質は全てこの液化法で本
質的に熱凝固しそして10,000gで30分間遠心分離して可
溶性の澱粉加水分解物から容易に分離された。沈殿した
フラクションを乾燥しそして高タンパク質米粉として回
収した。上清液(主として≧DP 7のオリゴ糖混合物)
を、β−アミラーゼと枝切り酵素の種々の組み合わせで
更に処理して高マルトースシロップを製造した。α−ア
ミラーゼで液化した米澱粉加水分解物(10%DS)の試
料は全て、300 U/DS(乾燥固形物)gのバシラス
セレウス β- アミラーゼ(日本名古屋市のAmano Phar
maceutical Co.から入手した)と5U/DSgのプルラ
ナーゼ(ミズーリー州セントルイスのSigma ChemicalC
o.から入手した)を一緒に用いて50℃およびpH5.0 で
60時間糖化した。更に、DE14および4のタイチュン
ネイティブ1米澱粉加水分解物はそれぞれ56.64 および
14.16 U/DSgのα−アミラーゼによる液化から得ら
れ、そして他の全ての試料は28.32 U/DSgのα−ア
ミラーゼによる液化から生じた。その結果として、幾つ
かの米栽培変種から得られた高タンパク質米粉および高
マルトースシロップの収量および組成を表1に示す。
【0009】高マルトースシロップ中のグルコース、マ
ルトースおよびマルトトリオースの濃度はBIORAD HPX-8
7Cカラム(300 ×7.8mm )を有する高性能液体クロマト
グラフィー(JASCO 830 RI 検出器を備えたJASCO TRIR
OTAR SR-2 HPLC システム)で測定した。移動相は流速
0.6ml /分の蒸留水でありそしてカラム温度は80℃であ
った。グルコース、マルトース、マルトトリオースおよ
びマルトテトラオースの保持時間はそれぞれ10.38 、8.
66、7.89および7.46分であった。更に、高タンパク質米
粉の組成はA.O.A.C.法(「分析の公認方法」、14版、19
84年、ワシントンD.C.のAssociation of Official
Analytical Chemists )に従って分析した。還元糖はジ
ニトロサリチル酸法(G. L. Miller、Anal. Chem. 、3
1、426 〜430 、1959)で測定した。粗タンパク質はケ
ルテック オート 1030 アナライザー(Kjeltec Auto 1
030 Analyzer)(スウェーデンのTecator )を用いてケ
ルダール法で測定した。
【0010】表1に示されるように、米粉のタンパク質
含量は出発材料中の9.2 〜10.9%から高タンパク質米粉
(α−アミラーゼ消化生成物)中の25〜53%に増加し
た。対照的に、澱粉含量は77〜84%から16〜42%に減少
した。種々の米栽培変種から得た高タンパク質米粉の組
成が異なっているのは多分タンパク質と澱粉の構造が相
違していることによるものであり、これはα−アミラー
ゼ消化に影響を与えた。米栽培変種、タイヌン 70 、タ
イチュン グルチナス 70 、タイチュン セングルチナ
スおよびタイチュン ネイティブ 1の澱粉含量はそれ
ぞれ76.85 %、78.52 %、79.26 %および83.50 %であ
る。これら4種の栽培変種のアミロース含量は19%、8
%、8%および28%である。表1に示されるように、高
−アミロース栽培変種からは明らかに、より多いマルト
ースを含有するマルトースシロップが製造された。
【0011】シロップのマルトース値はまた出発米澱粉
加水分解物のデキストロース等量値(DE)によっても
大いに影響を受けた。4、9および14のDE値を有する
米澱粉加水分解物(タイチュン ネイティブ 1、10%
DS、pH4)から300 U/DSgのバシラス セレウ
ス β−アミラーゼおよび5U/DSgのプルラナーゼ
を50℃で一緒に使用して製造されたシロップ中のマルト
ース含量はそれぞれ84.3%、80.2%および76.4%であっ
た。より多いマルトースを含有するシロップを製造する
ためには、DEが低いと鎖の長さの等しくないグルコー
スポリマーの形成が妨げられそしてβ−アミラーゼ加水
分解後のマルトトリオースの形成が低下するので、出発
材料はできるだけ低いDEを有すべきである。
【0012】DEの低い澱粉加水分解物は液化方法で添
加されるα−アミラーゼの量を下げることによって得る
ことができる。しかし乍ら、低DE澱粉は一層粘性であ
り、そしてタンパク質フラクションから分離することが
困難であり、その結果収量はより高くなるが高タンパク
質粉末中のタンパク質含量は低下する。例えば、14.16
、28.32 および56.64 U/DSgのα−アミラーゼで
液化したタイチュン ネイティブ 1からそれぞれ4、
9および14のDE値を有する澱粉が製造−切断され、そ
して高タンパク質米粉中のタンパク質含量はそれぞれ2
5.2、28.5および37.7%であった(表1参照)。
【0013】
【表1】
【0014】(実施例2)実施例1のタイチュン ネイ
ティブ 1のα−アミラーゼで切断した同じ澱粉につい
て、高マルトースシロップを製造するためにイソアミラ
ーゼとプルラナーゼの両方をB.セレウス β−アミラ
ーゼと組み合わせて使用した。
【0015】表2に示されるように、最も高いマルトー
ス値(83.2%)は両枝切り酵素を一緒に使用して得られ
た。しかし乍ら、プルラナーゼ単独の方がイソアミラー
ゼ単独より良好であった。多分糖化条件下ではイソアミ
ラーゼが不安定であるため、高マルトース製造では5単
位のプルラナーゼの方が2000単位のイソアミラーゼより
有効であった。
【0016】
【表2】
【0017】イソアミラーゼ−バシラス β−アミラー
ゼ系では、40、50および60℃でα−アミラーゼで切断し
た米粉澱粉(タイチュン ネイティブ 1、10%のD
S、DE 14 、pH 5.0)から製造したシロップ中のマ
ルトース含量はそれぞれ72、72および61%であった。対
照的に、pH4および温度40、50および60℃で同じ澱粉
加水分解物から製造したシロップ中のマルトース含量は
それぞれ74、72および63%であり、pH6および温度4
0、50および60℃ではそれぞれ72、66および58%であっ
た。それ故、イソアミラーゼ−バシラス β−アミラー
ゼ系を使用するマルトース製造の最良の条件はpH4お
よび40℃である。これは、イソアミラーゼがpH4で最
も安定でありそしてイソアミラーゼの安定性が高マルト
ースシロップを製造するこの酵素系での制限ファクター
であるという本発明者の以前の観察と一致している。プ
ルラナーゼ バシラス β- アミラーゼ系では、最良の
条件はpH4 および50℃である。枝切り酵素がない場
合、バシラス β−アミラーゼ単独では同じ条件下で低
いマルトース値(58%)しか製造できない。
【0018】(実施例3)実施例1から得られた同じα
−アミラーゼ切断米粉(10%のDS、DE 9)につい
て、サツマイモ β−アミラーゼ(85単位/mg、タイヌ
ン 5 栽培変種から得られる圧搾サツマイモジュース
の20〜70%硫酸アンモニウムフラクション)またはB.
セレウス β−アミラーゼをプルラナーゼと組み合わせ
て使用して高マルトースシロップを製造した。
【0019】表3に示されるように、プルラナーゼと組
み合わせたサツマイモ β−アミラーゼは高マルトース
シロップ製造でpH5または6での12時間糖化において
B.セレウス β−アミラーゼより有効であったが、p
H4では非常に不十分であった。より長い糖化時間(60
時間)では、サツマイモ β−アミラーゼで製造された
マルトース値は、多分戻り生成物形成のため減少した。
【0020】
【表3】
【0021】(実施例4)雨季には、米は容易に発芽
し、これは農家に損害を与える。それ故、本願方法は農
業廃棄物(発芽米)から高マルトースシロップおよび高
タンパク質飼料を製造するために使用される。
【0022】タイヌン 70 の米の種は0.3 %のH2 O2
で殺菌し、次いで水に3日間浸漬した。その後、発芽米
を発芽させるため30℃で種々の長さの時間(表4参照)
インキュベーターに入れた。実施例1に記載したよう
に、粉砕した発芽米をα−アミラーゼで処理して澱粉加
水分解物および沈殿フラクションを得た。次いで、この
澱粉加水分解物(上清液)に5U/DSgのプルラナー
ゼおよび300 U/gのバシラス セレウス β−アミラ
ーゼを50℃、pH 5.0で加えた。60時間の総反応時間の
後、62.8〜78.4%のマルトース含有シロップが得られ、
そして収量はシロップ0.6 〜0.72g/乾燥米gであっ
た。表4に示されるように、発芽時間がより長い(新芽
がより長い)と、マルトース値のより低いシロップが製
造されるかまたはシロップ収量が低下する。
【0023】
【表4】
【0024】(実施例5)新鮮なサツマイモ(タイヌン
70 )を圧搾した。その際1kgのサツマイモの約45%が
ジュースに圧搾され、そして圧搾されたサツマイモジュ
ースの20〜70%硫酸アンモニウムフラクションから560,
000 単位のサツマイモ β−アミラーゼが得られる。
【0025】残ったサツマイモ(圧搾後の)を実施例1
のようにしてα−アミラーゼで液化し、次いで上清液を
5U/DSgのプルラナーゼおよび300 U/DSgのサ
ツマイモ β−アミラーゼを用いて60℃、pH 5.0で12
時間糖化した。その結果、収量はシロップ0.8 g/乾燥
サツマイモgであり、そして高マルトースシロップ中の
マルトース含量は81.5%である。更に、沈殿したフラク
ションは高タンパク質サツマイモ粉末として回収され、
その際タンパク質含量は出発サツマイモ中の4.2 %から
粉末中の20.5%に増加しており、そして収量は高タンパ
ク質粉末0.2 g/乾燥サツマイモgである。
【0026】更に、サツマイモは消化に好ましくないト
リプシンインヒビターを含有している。しかし乍ら、こ
のインヒビターは高温処理(128 ℃、1.5 気圧)後に変
性するので、高栄養食品を高タンパク質サツマイモ粉末
から製造することができる。その結果、高マルトースシ
ロップ、高タンパク質粉末およびサツマイモ β−アミ
ラーゼが本実施例ではサツマイモから同時に製造され
た。
【0027】
【発明の効果】結論として、高マルトースシロップと高
タンパク質粉末を同時に製造する酵素的方法は効率的で
あり、そしてトウモロコシ、大麦、小麦およびマメ類の
ような他の澱粉およびタンパク質を含有する穀物に適用
可能な自然的方法である。より多いマルトースを含有す
るシロップを製造するためには、アミロース対アミロペ
クチン比率がより高く澱粉加水分解物のDEがより低い
栽培変種を糖化用に使用すべきである。適当なpH調整
および温度調節をした熱に安定なアミラーゼおよび枝切
り酵素も望ましい。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C12P 19/22 7432−4B

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 澱粉およびタンパク質を含有する材料か
    ら高マルトースシロップおよび高タンパク質副生成物を
    製造する酵素的方法であって、該方法は上記材料をオー
    トクレーブ中で適当量のα−アミラーゼを使用して液化
    して可溶性の澱粉加水分解物および熱凝固タンパク質を
    取得し、 上記可溶性澱粉加水分解物から上記熱凝固タンパク質を
    分離し、そしてβ−アミラーゼおよび枝切り酵素を使用
    して上記可溶性澱粉加水分解物を糖化する、 ことからなる。
  2. 【請求項2】 上記材料が米、発芽米、トウモロコシ、
    オオムギ、小麦、マメ類およびサツマイモからなる群か
    ら選択される請求項1に記載の酵素的方法。
  3. 【請求項3】 上記材料が米粉である請求項1に記載の
    酵素的方法。
  4. 【請求項4】 上記α−アミラーゼが熱安定性α−アミ
    ラーゼである請求項1に記載の酵素的方法。
  5. 【請求項5】 上記α−アミラーゼがバシラス リケニ
    ホルミス α−アミラーゼである請求項4に記載の酵素
    的方法。
  6. 【請求項6】 上記β−アミラーゼがバシラス セレウ
    ス β−アミラーゼおよびサツマイモ β−アミラーゼ
    からなる群から選択される請求項1に記載の酵素的方
    法。
  7. 【請求項7】 上記枝切り酵素がイソアミラーゼおよび
    プルラナーゼからなる群から選択される請求項1に記載
    の酵素的方法。
  8. 【請求項8】 上記枝切り酵素がプルラナーゼである請
    求項7に記載の酵素的方法。
  9. 【請求項9】 上記枝切り酵素がイソアミラーゼとプル
    ラナーゼの組み合わせである請求項1に記載の酵素的方
    法。
  10. 【請求項10】 上記可溶性澱粉加水分解物が40〜60℃の
    温度およびpH4〜6で糖化される請求項1に記載の酵
    素的方法。
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