JPH066189U

JPH066189U - 水上歩行具

Info

Publication number: JPH066189U
Application number: JP5478092U
Authority: JP
Inventors: 清重岡野
Original assignee: 有限会社相模原書類管理システム
Priority date: 1992-06-25
Filing date: 1992-06-25
Publication date: 1994-01-25

Abstract

(57)【要約】（修正有）【目的】水上歩行具用サーフボードと水上歩行具用
ストックによって身体のバランスをとりながら水上を歩
行するスポーツ用具を提供する。【構成】水上歩行具用サーフボード１０のサーフボ
ード部１の後部にボード水掻き部４、甲板部に足置台、
又底部には推進羽２を設け、その推進羽２には推進羽水
掻き部５と重心錘部３を装着した水上歩行具用サーフボ
ード１０。水上歩行具用ストック２０の中空軸の上部に
は手持部を設け、その中空軸の先端にはストック用ボー
ドとストック用水掻き部１４を装着した水上歩行具用ス
トック。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

この考案は水上歩行具用サーフボードのサーフボード部にボード水掻き部、足置台、推進羽を設け、又その推進羽に推進羽水掻き部と重心錘部を装着した水上歩行具用サーフボード及び水上歩行具用ストックの中空軸の先端部にストック用ボード部、ストック用水掻き部を装着した水上歩行具用ストックからなる水上歩行具に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】

従来、水上歩行具用サーフボード及び水上歩行具用ストックはあった。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

これらは、いずれも水上を歩行することが大変難しく次のような欠点があった。（イ）従来の水上歩行具用サーフボードは水の流れ、又は波などによって進行するが、自力で進行する構造のものではなく、又板状のものであったため直進するとき不安定であり、水上歩行具用サーフボードに乗ると脚力の弱い人は横に開きやすく、重心も常に上部にあるため不安定であり、又足が固定されていないため非常に危険であった。（ロ）従来の水上歩行具用ストックは先端部がストック用ボード部だけであり前進する際のバランスをとる役割であり水上歩行具用ストックのみで前進する構造のものでなく、又ストック用ボード部は浮力があるので前進する際、滑ってバランスがとれなかった。本考案はこれらの欠点を除くためになされたものである。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

従来のものは上記の如く水上を歩行することが非常に困難なため歩行できる構造として次のような技術的手段をとる。

【０００５】本考案は従来の水上歩行具用サーフボード（１０）のサーフボード部１の後部にボード水掻き部４、甲板部には足置台６を、又その底部には推進羽２を設けた、又その推進羽２の後部には推進羽水掻き部５、推進羽２の下部には重心錘部３を装着した。

【０００６】水上歩行具用ストック２０の中空軸１２の上部には手持部１１を設け、その中空軸１２の先端にはストック用ボード部１３とストック用水掻き部１４を装着した。

【０００７】本考案は以上のような水上歩行具用サーフボードと水上歩行具用ストックの構成よりなる水上歩行具である。

【０００８】

【作用】

図８のように水上歩行具用サーフボードを両足に装着し水上歩行具用ストックを両方の手に持って、水上歩行具用ストックで身体のバランスをとりながら両足を交互に動かすことによって前進し水上を歩行することができ、又水上歩行具用ストックで水を掻いて水上を歩行してもよい。

【０００９】

【実施例】

以上本考案の実施例について説明する。（イ）図１、図２、図３、は水上歩行具用サーフボード１０であり、サーフボード部１の後部にボード水掻き部４を設け、甲板部には足置台６を、又その底部には推進羽２を設け、その推進羽２の後部には推進羽水掻き部５及び下部には重心錘部３を装着した水上歩行具用サーフボード１０である。（ロ）図３の推進羽２は先端が先細りになっており両足を交互に動かしやすくなっている。（ハ）図４の足置台６の中は空気袋７からなっており逆止弁８を備えている。（ニ）図５は水上歩行具用ストック２０であり、その中空軸１２の上部には手持部１１を設け、その中空軸１２の先端にはストック用ボード部１３とストック用水掻き部１４を装着した水上歩行具用ストック２０である。（ホ）図６のストック用水掻き部１４は、どの方向から水を掻いても前進するように（Ａ）のように十字型になっているが、水上スキーとして利用するときは（Ｂ）のように横１枚にしてもよい。（ヘ）図５のストック用ボード１３は浮力を持たせるために逆皿状になっているが又水上スキーとして利用する場合は水を掻く動作を速くするため図７のようにストック用ボード部１３は水平でもよい。（ト）サーフボード部１及びストック用ボード部１３の材質は従来のサーフィン用サーフボードの材質でもよく、又サーフボード部１及びストック用ボード部１３は中空にしてもよい。（チ）サーフボード部１の大きさは図８のように両方の足を交互に動かすことにより前進するので身体全体が片足のサーフボード部１で沈まないようにした。（リ）サーフボード部１の浮力は、従来のサーフィン用サーフボードで充分であるが、実施例では幅をサーフィン用サーフボードの半分にしたため、その浮力減少部分を厚さで調整した。（ヌ）水上歩行具用サーフボードの横滑り防止策として水上歩行具サーフボードの前方と前方及び後方と後方を紐又ロープ等で一定の間隔で結んでもよい。本考案は以上のような構成よりなっており、水上を歩行するときは水上歩行具用ストックで身体のバランスをとりながら両足を交互に前に動かすことによりボード水掻き部と推進羽水掻き部の作用により水上を歩行することができ、又同時に水上歩行具用ストックで水を掻きながら水上を歩行することができる。

【００１０】

【考案の効果】

水上歩行具用サーフボードのサーフボード部にボード水掻き部、足置台、推進羽、又推進羽に推進羽水掻き部と重心錘部を設け、又水上歩行具用ストックの中空軸にはストック用ボード部とストック用水掻き部を設けることによって水上歩行具用サーフボードと水上歩行具用ストックの双方を同時に使用することによって水上を安全に歩行することができる。本考案はスポーツ用具として水上歩行具、又水上スキーとして利用できる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の水上歩行具用サーフボードの側面図で
ある。

【図２】本考案の水上歩行具用サーフボード上部からの
平面図である。

【図３】本考案の水上歩行具用サーフボードの底面図で
ある。

【図４】本考案の水上歩行具用サーフボードの甲板部に
設けられた足置台の断面図である。

【図５】本考案の水上歩行具用ストックの側面図であ
る。

【図６】本考案の水上歩行具用ストックの底面図であ
る。

【図７】本考案の水上歩行具用ストックのストック用ボ
ードの形状図である。

【図８】本考案の水上歩行図である。

【符号の説明】

１サーフボード部２推進羽３重心錘部４ボード水掻き部５推進羽水掻き部６足置台７空気袋８逆止弁１０水上歩行具用サーフボード１１手持部１２中空軸１３ストック用ボード部１４ストック用水掻き部２０水上歩行具用ストック

Claims

【実用新案登録請求の範囲】

【請求項１】水上歩行具用サーフボード（１０）のサー
フボード部１の後部にボード水掻き部４、甲板部には足
置台６を、又その底部には推進羽２を設けた、又その推
進羽２の後部には推進羽水掻き部５、推進羽２の下部に
は重心錘部３を装着した水上歩行具用サーフボード。
【請求項２】水上歩行具用ストック２０の中空軸１２の
上部には手持部１１を設け、その中空軸１２の先端には
ストック用ボード部１３とストック用水掻き部１４を装
着した水上歩行具用ストック。