JPH0661553B2 - 汚水処理装置および汚水処理方法 - Google Patents

汚水処理装置および汚水処理方法

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JPH0661553B2
JPH0661553B2 JP13983190A JP13983190A JPH0661553B2 JP H0661553 B2 JPH0661553 B2 JP H0661553B2 JP 13983190 A JP13983190 A JP 13983190A JP 13983190 A JP13983190 A JP 13983190A JP H0661553 B2 JPH0661553 B2 JP H0661553B2
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sewage treatment
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富雄 鈴木
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株式会社西原環境衛生研究所
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02WCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
    • Y02W10/00Technologies for wastewater treatment
    • Y02W10/10Biological treatment of water, waste water, or sewage

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  • Activated Sludge Processes (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本発明は、汚水処理装置に関し、汚水から引き上げられ
たし渣を衛生的にして排除するようにした汚水処理装置
に関する。
【従来の技術】
従来の汚水処理装置にあっては、曝気処理等の水処理の
前処理としてスクリーン式し渣除去装置を使用する方式
がある。 すなわち、第6図に示すように、曝気槽12aと沈殿槽
12bとからなる水処理槽12の上流側にスクリーン式
し渣除去装置10を配置し、水処理槽12の沈殿槽12
bから消毒槽(図示せず)を経て上澄液を放流するとと
もに、沈殿槽12bから出た汚泥を汚泥処理装置14に
移送し、脱水した汚泥を乾燥・焼却あるいはケーキで排
出する。汚泥処理装置14から排出された分離液は、沈
殿槽12bから出た汚泥の一部と共に、し渣除去装置1
0から出た汚水に混入される。
【発明が解決しようとする課題】
前述の従来方式の汚水処理装置にあっては、し渣が非衛
生的な状態で系外除去されるという問題点があった。 すなわち、この方式では、し渣除去装置10は微細なし
渣も除去するが、事前に生物処理のような処理がなされ
ていないので、汚水から引き上げられたし渣には、ご
み、ちゅうかい、糞塊などの夾雑物も混じり、放置する
と臭気がでるなど大変不衛生である。 一部改良されたものとして、第7図に示すように、スク
リーン式し渣除去装置10の前に曝気沈砂池16を設
け、スクリーン式し渣除去装置10を通過した処理水を
曝気槽18に送る方式がある。曝気槽18で生物処理を
経た汚水は沈殿槽20で沈殿処理され、上澄液が放流さ
れて、沈殿汚泥は汚泥処理装置14に余剰汚泥として移
送されると共にその一部が返送汚泥として曝気槽18に
戻される。 この方式では、し渣除去装置10で汚水中から除いた夾
雑物は、前述した各種汚物塊が砕けているとしても、曝
気沈砂池での汚水の滞留時間が少なく、かつ後段の沈殿
槽20から好気性微生物が曝気沈砂池へ返送されないた
め、生物処理されているとはいわれず、放置すると臭気
がでるとともに不衛生である。 本発明は、し渣除去装置で除去されたし渣を衛生的な状
態で系外除去するようにした汚水処理装置を提供するこ
とを目的としている。
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明においては、好気性
生物処理と、し渣除去処理と、曝気沈殿処理を順に組み
合わせ、好気性生物処理を経た汚水をし渣除去した後
に、曝気沈殿処理するようにしてある。 また、本発明の汚水処理装置においては、好気性衛生物
と汚水とを流入して曝気処理する曝気槽と、該曝気槽か
ら出た汚水中に混入している夾雑物を除去するし渣除去
装置と、し渣除去装置から出た汚水に対し好気性微生物
による汚水処理を行う汚水処理槽とで構成する。 曝気槽に流入する好気性微生物は、沈殿槽から返送され
る汚水中のものを利用できる。 さらに、汚水処理槽が第2の曝気槽と沈殿槽からなり、
第2の曝気槽と沈殿槽から好気性微生物を前記曝気槽に
送るようにしてある。 また、汚水処理槽が曝気処理と沈殿処理と上澄液排出処
理を順次繰り返して行えるようになっている。 汚水処理槽を単一槽として、曝気処理と沈殿処理と上澄
液排出処理を同一槽内で順次繰り返すのが好ましい。 また、本発明の汚水処理方法は、流入する汚水に好気性
微生物を混入して曝気処理する曝気処理工程と、曝気処
理工程から出た汚水中に混入している夾雑物を除去する
し渣除去工程と、し渣除去工程から出た汚水を好気性微
生物による汚水処理を行う汚水処理工程とからなってい
る。 さらに、本発明の汚水処理方法は、前記汚水処理工程が
曝気処理と沈澱処理とからなり、曝気処理と沈殿処理に
おける好気性微生物を前記曝気処理工程において汚水に
混入するようになっている。 また、前記汚水処理工程が、曝気工程と、沈殿工程と、
排出工程とを繰り返すことからなっている。そして、曝
気処理と沈殿処理と上澄液排出処理を同一空間内で順次
繰り返すのが好ましい。
【作用】
上記のように構成された汚水処理装置でごみ、ちゅうか
い、糞塊などを含む汚水を処理すると、ごみ、ちゅうか
い、糞塊などが砕かれ、生物処理された後にし渣除去さ
れ、し渣を除去された汚水が曝気処理されると共に、し
渣が衛生的に系外除去される しかも、し渣の衛生上の改質が汚水処理工程における既
存のプロセスの変更でも可能となっている。
【実施例】
実施例について図面を参照して説明すると、第1図は、
本発明の実施例にかかる汚水処理装置を示す。全体的に
は、曝気槽22と沈殿槽20で構成され、汚水が曝気槽
22に入り、曝気槽22で処理した汚水を沈殿槽20で
沈殿処理するようになっている。 曝気槽22が仕切り24によって第1曝気槽22aと第
2曝気槽22bに区分され、この仕切り24の第2曝気
槽22b側の汚水流入部にし渣除去装置10が設けられ
ている。 沈殿槽20からは上澄液が消毒槽(図示せず)を経て放
流されると共に、返送汚泥が第1曝気槽22aに戻さ
れ、余剰汚泥は汚泥処理装置(図示せず)に移送され
る。 第1曝気槽22aと第2曝気槽22bは、送気すること
により生物処理を行うようになっている。 第2曝気槽22b内の混合液の一部が沈殿槽20からの
返送汚泥と共に第1曝気槽22aに戻されるようになっ
ている。 し渣除去装置10は、夾雑物を汚水から除去して、系外
排除する。これによって、第2曝気槽22bに入る汚水
が各種の汚物塊のような夾雑物を含まなくなる。 また、第1曝気槽22aで生物処理を行うから、し渣除
去装置10を経たし渣が衛生的になっている。 第2図は、第1図の変形であり、汚水流入側の曝気槽3
0にし渣除去装置10が取り付けられ、し渣除去装置1
0で夾雑物を除去された汚水が、曝気処理と沈殿処理と
上澄液排出処理を同一槽内で順次繰り返す回分式反応処
理装置32に入る。回分式反応処理装置32では、必要
に応じて攪拌処理を曝気処理の後に入れるようになって
いる。 回分式反応処理装置32で曝気沈殿工程を経て処理され
た汚水は排出工程でその上澄液が放流される。 汚泥は定期的に曝気槽30に返送されると共に汚泥濃縮
貯留槽34に排出される。汚泥濃縮貯留槽34で濃縮さ
れた汚泥は、脱水・乾燥・焼却処分される。また。汚泥
濃縮貯留槽34の分離液は曝気槽30に戻される。 回分式反応処理装置32は、BODやSSの除去のみな
らず、攪拌工程を曝気工程と沈殿工程の間に挟むことに
より、窒素やCODの低減化が可能な生物処理プロセス
用装置である。 第3図は、第2図で示したその他の実施例の断面を示
し、第1図の第1曝気槽22aの中に複数の沈砂除去装
置42を配置し、第1図の第2曝気槽22bの代わりに
回分式反応処理槽44を設けた形に成っている。 回分式反応処理槽44には、上澄液排出装置46があっ
て、曝気時の水面HWLと上澄液排出終了時の水面LW
Lに応じて上下し、排出工程において、上澄液排出装置
46から排出管48を介して上澄液が排出される。 具体的には、上澄液排出装置46は排出管48に配管で
接続され、油圧装置等により排出管48との接続部を中
心として回動するようになっている。これにより上澄液
排出装置46は曝気時の水面HWLと上澄液排出終了時
の水面LWLの間を移動できる。そして、上澄液が上澄
液排出装置46から入って、前記配管を通って排出管4
8から排出され、上澄液の水位が下がるにつれて、上澄
液排出装置46も下がってくる。 回分式反応処理槽44からは返送汚泥が定期的に第1曝
気槽40に戻るようになっている。 し渣除去装置10は、第1曝気槽40の回分式反応処理
槽44側に取り付けられ、第1曝気槽40を通過した汚
水がし渣除去装置10で夾雑物を除去されたあと、回分
式反応処理槽44に入るようになっている。 沈砂除去装置42は、第3図に示すように第1曝気槽沈
40の底に設けられた凹部50と、該凹部50に先端が
挿入された揚砂装置52とからなり、凹部50に溜まっ
た沈殿物が揚砂装置52によりエアリフトなどで除去さ
れる。 処理操作においては、流入汚水は、第1曝気槽40及び
し渣除去装置10を経て連続的に回分式反応処理槽44
に入る。 第4図の装置は、第3図の装置の変形であり、し渣除去
装置10が第1曝気槽40と処理槽44の外に設けられ
ている以外は、第3図の装置と同様に作動するようにな
っている。 さらに、第5図に示すように、2組の回分式反応処理装
置32を並列に並べて、第1曝気槽40及びし渣除去装
置10を経た汚水が交互に2組の回分式反応処理装置3
2に流入するようにすることにより、回分式反応処理装
置32の連続的運転能力が高められる。この実施例で
も、各回分式反応処理装置32の上澄液排出装置から消
毒槽36を経て上澄液が放流される。また、汚泥濃縮貯
留槽34から分離液が第1曝気槽40に戻される。 本発明は、以上説明したように構成されているので、以
下に記載されるような効果を奏する。 汚水に含まれる夾雑物が、汚水処理の工程の中で衛生上
の改質を効果的に受けた後に、し渣除去装置から系外排
除される。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の汚水処理装置の1実施例の概略構成
図である。 第2図は、本発明の汚水処理装置の他の実施例の概略構
成図である。 第3図は、本発明の汚水処理装置の他の実施例の概略断
面図である。 第4図は、本発明の汚水処理装置の他の実施例の概略平
面図である。 第5図は、本発明の汚水処理装置の他の実施例の概略構
成図である。 第6図は、従来の汚水処理装置の1例の概略構成図であ
る。 第7図は、従来の汚水処理装置の他の1例の概略構成図
である。 図中、参照数字は次のものを表す。 10……し渣除去装置、 12……水処理装置、 14……汚泥処理槽、 16……曝気沈砂池、 18……曝気槽、20……沈殿槽、 22……曝気槽、24……仕切り、 30……曝気槽、 32……回分式反応処理装置、 34……汚泥濃縮貯留槽、 40……第1曝気槽、 42……沈砂除去装置、 44……回分式反応処理槽、 46……上澄液排出装置、 50……凹部、 52……揚砂装置。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】夾雑物を含む汚水と好気性微生物とを流入
    して曝気処理する曝気槽と、該曝気槽から出た汚水中に
    混入している夾雑物を除去するし渣除去装置と、し渣除
    去装置から出た汚水に対し好気性微生物による汚水処理
    を行う汚水処理槽とからなり、曝気槽において好気性微
    生物により汚水中の汚物塊を生物処理することにより、
    し渣除去装置により除去される夾雑物が汚物塊を含まな
    いようにしたことを特徴とする汚水処理装置。
  2. 【請求項2】汚水処理槽が第2の曝気槽と沈澱槽からな
    り、第2の曝気槽と沈澱槽から好気性微生物を前記曝気
    槽に送るようにした請求項1記載の汚水処理装置。
  3. 【請求項3】汚水処理槽が曝気処理と沈殿処理と上澄液
    排出処理を順次繰り返して行えるようになっている請求
    項1記載の汚水処理装置。
  4. 【請求項4】流入する汚水に好気性微生物を混入して曝
    気処理する曝気工程と、曝気処理工程から出た汚水中に
    混入している夾雑物を除去するし渣除去工程と、し渣除
    去工程から出た汚水を好気性微生物による汚水処理を行
    う汚水処理工程とからなり、曝気処理工程において好気
    性微生物により汚水中の汚物塊を生物処理して、し渣除
    去装置により除去される夾雑物が汚物塊を含まないよう
    にしたことを特徴とする汚水処理方法。
  5. 【請求項5】前記汚水処理工程が曝気処理と沈殿処理と
    からなり、曝気処理と沈殿処理における好気性微生物を
    前記曝気処理工程において汚水に混入する請求項4記載
    の汚水処理方法。
  6. 【請求項6】前記汚水処理工程が、曝気工程と、沈殿工
    程と、排出工程とを繰り返すことからなる請求項4記載
    の汚水処理方法。
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