JPH0661221B2 - ホエーパーミエート由来の甘味料 - Google Patents

ホエーパーミエート由来の甘味料

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JPH0661221B2
JPH0661221B2 JP2121036A JP12103690A JPH0661221B2 JP H0661221 B2 JPH0661221 B2 JP H0661221B2 JP 2121036 A JP2121036 A JP 2121036A JP 12103690 A JP12103690 A JP 12103690A JP H0661221 B2 JPH0661221 B2 JP H0661221B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の分野〕 本発明は動物用の飼料添加物、特に飼料添加物である乾
燥甘味料に関する。
〔発明の背景〕
飼料に甘味料を添加することは、より多量の飼料を動物
に摂取させるため、またはさほど好まない飼料を摂取さ
せるために古くから行われている周知の方法である。こ
の種の甘味料は飼料の価格がたとえ上昇するとしても実
質的ではないためには、安価であることが望ましい。
従来広範に用いられているこの種の甘味料の1つは糖蜜
(Molasses)である。糖蜜は一般的には好まれないとみ
なされている農業副生物から好まれる飼料を製造するた
めに用いられている。たとえば糖蜜はヒマワリなどの種
子の外皮を被覆するために用いられる。オートムギ類の
外皮の糖蜜を含浸させる方法は米国特許第3,395,019号
明細書に記載されている。フィアラの米国特許第4,012,
535号明細書にはバガス髄に糖蜜を含浸させる方法が記
載されている。
ホエー、すなわちかなりの割合を占めるチーズ副生物を
飼料または飼料添加として用いる試みもなされている。
以前はホエーは野原、排水溝または河川に廃棄されてい
た。各種の政府関係取締まり機関は大部分がこの習慣を
禁止した。ホエーは現在では食品添加物として広く用い
られている。ホエーの2種の最大成分である蛋白質及び
ラクトースは食品添加物として用いるためにホエーから
取出される。
トーマスの米国特許第4,001,198号明細書にはチーズホ
エーから逐次限外濾過によって栄養素を回収する方法が
記載されており、各限外濾過工程においてそれぞれの濃
縮液から実質量の水及び溶存固形分がパーミエート(pe
rmeate)として取出される。最初に蛋白質からホエーか
ら取出され、次いでラクトースがパーミエートから取出
される。
多数の特許明細書に種々の方法で処理されたホエーを用
いた各種の飼料または飼料添加物が記載されている。た
とえばミラーの米国特許4,542,032号はホエー中に存在
するラクトースと反応してラクトース−ビスルフィット
付加生成物を形成するビスルフィット部分でホエースを
処理した飼料添加物を目的とする。ラクトース−ビスル
フィット付加生成物はラクトースより水に易溶性である
ので、この処理されたホエーは水の除去によってより濃
縮することができ、濃縮または貯蔵中にラクトースが沈
降することがない。このホエーは固形分約40〜50%にま
で濃縮されている。このホエーはそのまま飼料として用
いるか、または他の栄養素源とブレンドして全配合飼料
を得ることができる。
シャンツェの米国特許第4,357,358号明細書には約25〜9
5%の固体構造繊維質農業副生物、たとえば穀類、及び
約75〜約5%の、栄養価をもつ消化可能な工業副生物少
なくとも1種(これらのうち1種がホエーであってもよ
い)を含有する飼料が記載されている。このホエーは低
ラクトース分の蛋白質に富むホエーである。
ドゥ・チャファウトらの米国特許第4,165,389号明細書
にはラクトース及び乳酸を含有する液状の酪農副生物か
ら蛋白質に富む飼料を製造する発酵法が記載されてお
り、これはクルイベロミセス属(U.C.Kluyveromyses)
酵母のラクトース及び乳酸利用菌株を、遊離酸素含有ガ
ス、ならびに窒素源、液状酪農副生物及び添加されたニ
コチン酸からなるブロスの存在下で培養することを含
む。
ホーフの米国特許第2,508,112号明細書にはラクトース1
5〜17%を含有し、残部に蛋白質が含有される飼料混合
物の製法が記載されている。混合物の水分は混合物が約
10〜30%の水を含有する状態に調整され、これによって
可塑性素材が得られ、この混合物を加圧下に押出し、そ
して押出された材料をペレット状に小分割している。
ペーターソンの米国特許第4,202,909号明細書にはホエ
ーを処理して比較的純粋なラクトース及び塩類製品を高
収率で得る方法が記載されている。この製品はホエーの
限外濾過により得られるパーミエートから、リン酸塩を
実質的に沈澱させることなくパーミエートからカルシウ
ム塩及びクエン酸塩を沈殿させることにより調製され
る。沈殿は、パーミエートを固形分約40〜45%に濃縮
し、約82〜93℃(180〜200゜F)に30〜90分間保持する
ことにより行われる。沈殿した固形分がパーミエートか
ら取出され、さらに濃縮され、そして結晶化によってラ
クトースが取出される。次いでさらにパーミエートを噴
霧乾燥して、残りのラクトースを含有する製品が得ら
れ、これは食品または飼料として有用である。
チャンバーズらの米国特許第4,547,386号明細書にはホ
エーから飼料ブロックを製造する方法が記載されてい
る。副生ホエーを濃縮して、少なくとも約45%の固形分
を有するホエー濃縮液となす。この濃縮液にリン酸カル
シウムを添加し、次いで濃縮液をpH4.0〜約6.0に調整す
る。次いで濃縮液を型に注入し、乾燥させて、飼料ブロ
ックとなす。
オースチンらの特許明細書にはラクトースに富むホエー
製品で強化した飼料が記載されている。ラクトースに富
むとは、ホエーが固形物質の20%以上のラクトース含量
をもつこと、たとえば乾燥全ホエー、濃縮ホエー及びホ
エー固形分を意味する。飼料に主としてN−アセチル−
D−グルコサミングリコシドを基礎とする水不溶性ポリ
マー0.5〜5%を同時に補給するならば、動物はその動
物にとって正常なラクトース消化限度を越えるラクトー
ス分を供給される。
他は糖蜜及びホエーの双方を混合して飼料添加物を得る
ことを試みている。シュレーダーらの米国特許第4,160,
041号明細書には、水和性金属酸化物、たとえば酸化カ
ルシウムを水溶性糖の濃厚分散液、たとえば糖蜜、ホエ
ーなどに添加して、金属酸化物を水和する方法が記載さ
れている。十分な水和が起こったのち、水溶性ホスフェ
ート、たとえばリン酸を添加して、生成物を固化させ
る。
ボーデの米国特許第3,505,703号明細書には、炭水化物
系乾燥飼料、たとえばホエーまたは糖蜜を乳酸に転化す
る方法が記載されている。こうしてこの乾燥ラクテート
製品は動物用の飼料配合物として用いるのに適したもの
となる。
〔発明の要約〕
本発明は、蛋白質含量が8.48%以下であり、固体ラクト
ース含量が少なくとも79%である−乾燥物質の重量基準
で−、部分的にカラメル化した濃縮ホエーパーミエート
から得られるホエーパーミエート由来の甘味料を包含す
る。
他の観点においては、本発明は蛋白質含量が8.48%以下
であり、ラクトース含量が少なくとも79%である−乾燥
物質の重量基準で−濃縮ホエーパーミエートを含有する
飼料用乾燥甘味料の製法を包含する。好ましくはこの濃
縮ホエーパーミエート(全固形分が約50%)を食用種子
外皮副生物に施し、次いで乾燥させて甘味料となす。こ
のパーミエート甘味料は飼料添加物として用いられる
か、または他の飼料成分と併用してきわめて好まれる飼
料を調製することができる。
さらに他の観点においては、本発明は蛋白質含量が8.48
%以下であり、ラクトース含量が少なくとも79%である
濃縮ホエーパーミエートを含有するホエーパーミエート
由来の乾燥甘味料を動物に与える方法を包含する。特に
本発明はホエーパーミエート由来の乾燥甘味料を用いて
飼料の嗜好性を高める方法を包含する。好ましくは濃縮
ホエーパーミエートを食用繊維質キャリアー、たとえば
種子外皮と混和して、乾燥甘味料を調製する。動物に通
常の飼料混合物と共にホエーパーミエート由来の乾燥甘
味料を与える。
また他の観点においては、本発明は蛋白質含量が8.48%
以下であり、ラクトース含量が少なくとも79%である部
分的にカラメル化した濃縮ホエーパーミエート由来の甘
味料を他の飼料混合物と組み合わせて、動物飼料のうま
さを増す方法を包含する。
〔好ましい形態の詳細な説明〕
本発明は、蛋白質含量が8.48%以下であり、ラクトース
含量が少なくとも79%である−乾燥物質の重量基準で−
濃縮ホエーパーミエートから得られるパーミエート由来
の乾燥甘味料を含有する飼料を包含する。
他の観点においては、本発明は濃縮ホエーパーミエート
から得られるホエーパーミエート由来の甘味料を含有す
る乾燥飼料の製法を包含する。好ましくは濃縮ホエーパ
ーミエートを食用種子外皮副生物と混合し、次いで混合
物を乾燥させて甘味料となす。本発明の目的に関して、
食用物質と混和した本発明のホエーパーミエートは乾燥
甘味料と呼ばれる。パーミエート由来の乾燥甘味料は飼
料添加物として用いるか、または他の飼料成分と併用し
て嗜好性飼料となす。
さらに他の観点においては、蛋白質含量が8.48%以下で
あり、ラクトース含量が少なくとも79%である−乾燥物
質の重量基準で−濃縮ホエーパーミエートを含有するホ
エーパーミエート由来の乾燥甘味料を動物に与える方法
を包含する。特に本発明は、ホエーパーミエート由来の
乾燥甘味料を用いて飼料の嗜好性を高める方法を包含す
る。好ましくは濃縮ホエーパーミエートを食用繊維質キ
ャリアー、たとえば種子外皮と混和する。動物に通常の
飼料混合物と共にホエーパーミエート由来の乾燥甘味料
を与える。
特に指示しない限り、表記される%はすべて重量基準に
よる。
濃縮ホエーパーミエートは限外濾過によって、ホエー蛋
白質を流体ホエーからパーミエート中の蛋白質が少なく
とも8%、好ましくは4%以下の含量になるまで分離す
ることにより得られる。数値は双方とも乾燥物質の重量
基準による。次いでこの限外濾過パーミエートを蒸発さ
せる。主としてラクトースを含有する(乾燥物質の重量
基準で少なくとも約79%)このパーミエートを、次いで
好ましくは少なくとも50%の固形分になるまで濃縮す
る。
第I表に乾燥ホエーパーミエートの分析値を乾燥物質の
重量基準で示す。
第II表に、一般に食用基剤、たとえば種子外皮に施され
る形の濃縮パーミエートの分析値を示す。
濃縮パーミエートを次いでそのまま種子外皮、たとえば
大豆外皮またはヒマワリ種子外皮に施したのち乾燥させ
る。食用基剤として使用しうる他の種子外皮には綿実外
皮、ピーナツ外皮、オートムギ類外皮などが含まれる。
上記パーミエートを繊維質の農業副生物、たとえば粉砕
したトウモロコシ穂軸、ビートパルプ、トウモロコシぬ
かなどに被覆することもできる。
濃縮ホエーパーミエートは種子外皮を被覆するのに十分
な量で種子外皮に施される。
本発明以前には、飼料をより好まれるものにするために
種子外皮と併用されるために選ばれる材料は糖蜜であっ
た。
本発明の他の観点とて、ホエーパーミエート由来の乾燥
甘味料は添加物として通常の飼料と共に、またはその成
分として用いられる。飼料には一般に蛋白性物質、たと
えば大豆ミール、綿実ミール、またはヒマワリミール、
及びエネルギー成分、たとえばトウモロコシなど動物に
有益なものが含有される。この場合も先行技術において
は、通常の飼料をより動物に好まれるものにするために
選ばれた材料は糖蜜であった。
本発明を乾燥糖蜜甘味料が含有される飼料添加物と比較
すると、本発明のホエーパーミエート由来の乾燥甘味料
を含有する飼料の方が動物による飼料摂取量が有意に多
い。
この結果は糖密(主としてショ糖(51.7%)、グルコー
ス(17.0%)及びフルクトース(13.0%))とラクトー
スの間の相対的甘味からみて意外である。相対甘味尺度
において、ショ糖を100の値に指定すると、グルコース
は60の値、フルクトースは120の値、ラクトースは39の
値を示す(The Encyclopedia of Chemistry,第3版、フ
ァン・ノストランド・リインホールド・カンパニー,106
5頁.)。動物に等量のホエーパーミエート由来の乾燥
甘味料及び乾燥糖蜜(重量)を与えた−それぞれ同様な
全糖分を有する。パーミエート由来の乾燥甘味料を含有
する飼料に対する動物の好みの方が、糖蜜含有飼料に対
する好みより著しく高かった。下記第III表に飼料用と
して適した市販の乾燥糖蜜甘味料および本発明のホエー
パーミエート由来の乾燥甘味料の分析値を示す。
第III表の固形分の値は乾燥物質の重量基準で表わされ
る。これらの数値は市販の乾燥糖蜜及び本発明のホエー
パーミエート由来の乾燥甘味料の1回サンプリングによ
り得られる。
本発明のホエーパーミエート由来の乾燥甘味料を製造す
るためには、ラクトース含量少なくとも79%及び蛋白質
含量約8%(乾燥物質の重量基準で)である全固形分50
%のパーミエートを大豆外皮その他の食用キャリアーと
共に通常のミキサーに装入し、十分に混合する。固形分
30〜55%の含量のホエーパーミエートを用いて良好な製
品が得られた。次いで混合物を直火型回転ドラム乾燥機
に装入する。混合物の滞留時間は糖類のカラメル化点と
の関連において乾燥機内の温度に依存する。一例とし
て、本発明のホエーパーミエート由来の乾燥甘味料1バ
ッチを調製するに際し、濃縮パーミエート1016kg(2,24
0ポンド)を水分約10%の大豆外皮383kg(945ポンド)
と混合する。乾燥機の入口温度は588℃(1090゜F)であ
り、乾燥機の空気出口温度は149〜160℃(300〜320゜
F)であった。乾燥機から排出される生成物は110〜132
℃(23〜270゜F)の温度を示した。水分約5%のパーミ
エート甘味料が合計907kg(2,000ポンンド)得られた。
ラクトースは少なくとも部分的にカラメル化していた。
第1図は噴霧乾燥されたホエーパーミエートの顕微鏡写
真を示す。第2図は風乾したホエーパーミエートの顕微
鏡写真を示す。第3図は本発明の部分的にカラメル化し
たホエーパーミエート由来の乾燥甘味料の顕微鏡写真を
示す。顕微鏡写真はすべてマイクロスター(Microsta
r)光学顕微鏡(APサイエンティフィック・インスツル
メンツ,ニューヨーク州バッファロー)により210倍の
倍率で撮影された。第1図におけるラクトース結晶の方
が明らかに小さいのは、通常の噴霧乾燥法において起こ
る急速乾燥によると考えられる。第3図は結晶を繊維質
材料から分離するために34メッシュのスクリーンで篩別
した本発明のパーミエート甘味料の結果である。
第2図に示す風乾した濃縮ホエーパーミエートは、ホエ
ーパーミエートのカラメル化(褐変)を生じる温度を受
けていない。ホエーパーミエートを濃縮し、次いで風乾
する方法は、水分がホエーパーミエートをカラメル化温
度に達するのから保護するものである。第1図に示す噴
霧乾燥ホエーパーミエートは、さらに噴霧乾燥機中で処
理された濃縮パーミエートである。この場合もホエーパ
ーミエート中の水分が噴霧乾燥に際してホエーパーミエ
ートを褐変から保護している。
本発明の目的に関して、本発明のパーミエート甘味料の
カラメル化度を定量するために比色定量分析を行った。
完全なカラメル化は200gの噴霧乾燥パーミエート(約85
%のラクトースを含有する)をオートクレーブ(コンソ
リデイティット・スティルズ・アンド・ステリライザー
ズ製,マサチュセッツ州ボストン)中、17PSIの圧力及
び118℃(244゜F)の温度で60分間処理することにより
得られた。非カラメル化ラクトース(風乾性により得た
もの)及び蒸留水を含む全カラメル化ラクトースの溶解
量によって標準曲線を作成した。5%(w/v比)溶液
は次表に従って得られた。
すべての溶液を濾過して(グレード0.48,ED濾紙,イー
トン・ダイクマン、ペンシルベニア州マウント・ホリー
・スプリング)ラクトース結晶を除去し、着色溶解した
ものを残した。波長600nmにおける吸光度を測定し(ス
ペクトロニク−20,バウシュ・アンド・ロム社,ニュー
ヨーク州ロチェスター)、第4図に示すように吸光度−
対−カラメル化ラクトース(%)のグラフを描くことに
より標準曲線を作成した。
本発明のパーミエート甘味料中のカラメル化ラクトース
の%は、主としてラクトースを得るために篩別(34メッ
シュを採用)を行うことにより測定された。次いで少量
の繊維粒子をいずれも可溶化及び濾過により除去した。
前記のように5%溶液(w/v)及び蒸留水を比色測定
に用いた。本発明の目的に関して、部分カラメル化とは
少なくともほぼ10%のラクトースがカラメル化すること
を意味する。本発明のホエーパーミエート甘味料のラク
トースの吸光度は約0.2であり、これは第4図のグラフ
によれば約47%のカラメル化に相当する。約95〜100%
にまでカラメル化された本発明のホエーパーミエートも
適切であることが認められた。
さらに処理されたパーミエートも乾燥甘味料の調製に用
いることができ、これは脱ラクトース乾燥甘味料を調製
するための脱ラクトースパーミエートと呼ばれる。実際
にはこの種の甘味料はラクトースを含有するが、低水準
である。この脱ラクトース濃縮パーミエートは固形分約
46%及び糖(ラクトース)分31.17%(乾燥物質の重量
基準で)を含有する。本発明の脱ラクトース乾燥甘味料
は上記の乾燥甘味料と同様に調製される。下記の第IV表
はこの濃縮乾燥甘味料(脱ラクトース濃縮パーミエート
及び食用種子外皮)の分析値を示す。
上記の濃縮脱ラクトース型の乾燥甘味料は飼料をより好
まれるものにすることが見出された。
ただし動物によりそれが好まれる程度は、高含量ラクト
ース型の甘味料ほど良好ではなかった。
以下の例は本発明を説明するために提示され、何らかの
形で本発明を限定するためのものではない。
実施例 1 乾燥糖蜜甘味料含有飼料及び乾燥ホエーパーミエート甘
味料含有飼料を調製し、これらを1つの試験において若
いホルスタイン雌牛に与えた。濃縮ホエーパーミエート
は、限外濾過によってホエー蛋白質を流体ホエーからパ
ーミエート中の蛋白質が乾燥物質重量基準で約8%以下
の含量になるまで分離することによって得られた。次い
でこの限外ろ過パーミエートを蒸発させ、約50%の固形
分となるまで濃縮した。濃縮ホエーパーミエートの分析
値を第II表に示す。乾燥パーミエート甘味料の1バッチ
を調製するに際し、濃縮ホエーパーミエート1016kg(2,
240ポンド)を水分約10%の大豆外皮383kg(845ポン
ド)とミキサー内で混合した。次に混合物を直火型回転
ドラム乾燥機に装入した。乾燥機に入口温度は588℃(1
090゜F)であり、乾燥機の空気出口温度は149〜160℃
(300〜320゜F)であった。乾燥機から排出される生成
物は110〜132℃(230〜270゜F)の温度を示した。水分
約5%のホエーパーミエート甘味料が合計907kg(2,000
ポンド)得られた。この実施例では、ホエーパーミエー
ト甘味料を第4図のグラフに従って約47%までカラメル
化した。ホエーパーミエート甘味料の分析値を第III表
に示す。
糖蜜甘味料含有飼料を調製する際に用いた糖蜜はアイオ
ワ州(Iowa)ウェスト・ベンド(West Bend)のウェス
ト・ベンド・プロセシング社(West Bend Processing)
から市販される乾燥糖蜜であった。糖蜜は70%TSの糖蜜
(液体)である。糖蜜1,600ポンドを乾燥パーミエート
甘味料と同様の全糖水準を与えるように845ポンドの大
豆がらに被覆した。
糖蜜甘味料と本発明のホエーパーミエート甘味料の両者
を飼料に配合した。甘味料含有飼料をペレット化し、こ
れを添加剤として下記の組成を有する飼料において使用
した。表において“計算分析値”は両飼料が等しい量の
蛋白質、脂肪及び繊維を含有していたことを示す。
試験中7頭のホルスタイン雌牛を5日間飼育した。観察
値を第1日、第2日及び第5日に取った。各ホルスタイ
ン雌牛を各々のおりに入れた。試験で用いた全ての雌牛
に乾燥糖蜜甘味料含有飼料及び乾燥ホエーパーミエート
甘味料含有飼料を与える前に約3〜4時間干草を与え
た。
試験は雌牛に糖蜜甘味料含有飼料及びホエーパーミエー
ト甘味料含有飼料を一方の飼料か他方の飼料について好
みがあるかどうかを決めるべく与えるように設計され
た。各雌牛に5ポンドの糖蜜甘味料含有飼料と5ポンド
のホエーパーミエート甘味料含有飼料とを同時に与え
た。飼料は各々の、離して置いた餌箱に入れ、そして毎
日飼料の位置を交換した。即ち、特定の餌箱に関して、
また飼料に関せず個々の雌牛による偏りを排除するため
に、糖蜜甘味料含有飼料を一方の餌箱から他方の餌箱に
移し、またホエーパーミエート甘味料含有飼料も一方の
餌箱から他の餌箱に移した。使用した餌箱は同様の設計
のものであった。両飼料共各雌牛に正確に5分間与え、
そして5分後飼料を取り除き、秤量して飼料摂取量を求
めた。
雌牛のうち5頭は妊娠し、2頭は妊娠しておらず、また
5頭の雌牛は重さ約975ポン、2頭は重さ約1,200ポンド
であった。
試験の1日目、2日目及び5日目に取った観察結果は以
下に示す。
試験において雌牛はホエーパーミエート甘味料含有飼料
を平均比率5.52:1.00で選んだ。統計的には、このデー
タは0.001未満の確率で有意に異なることが見出され
た。雌牛は観察の100%で糖蜜甘味料含有飼料より乾燥
ホエーパーミエート甘味料含有飼料の方を好んだ。
実施例 2 第二の試験を行った。この試験は明確により小さい、そ
れにもまして臆病な重さ約300ポンドの動物用に設計さ
れた。糖蜜甘味料含有飼料とホエーパーミエート甘味料
含有飼料の両者について実施例1と同じ飼料処方をこの
試験において用いた。
試験は3日にわたって行い、その3日の各々の日に観察
値を取った。
6頭の若いホルスタイン雌牛を用い、その各々を各々の
おりに入れた。この試験で用いた全ての雌牛に乾燥糖蜜
甘味料含有飼料及び乾燥ホエーパーミエート甘味料含有
飼料を与えるに先き立って晩に干草を与えた。
試験の当日、各雌牛に5ポンドの乾燥糖蜜甘味料含有飼
料及び5ポンドの乾燥ホエーパーミエート甘味料含有飼
料を与えた。これら両飼料は個々の餌箱に同時に与え
た。両飼料の位置は各試験日毎に逆にして個々の雌牛に
よる偏りをなくすようにした。両飼料は各雌牛に正確に
15分間与え、15分後に飼料を取り出し、秤量で雌牛が摂
った飼料摂取量を求めた。6頭の雌牛の各々は重さ約30
0ポンドで、年令は3〜4カ月であった。試験の結果を
以下の表に示す。
ホエーパーミエート甘味料含有飼料対糖蜜甘味料含有飼
料の1日当りの平均摂取量比は2.74:1.00であった。こ
のデータは有意に異なる(p<0.005)ことが判明し
た。観察のの77.8%で雌牛は糖蜜甘味料含有飼料よりホ
エーパーミエート甘味料含有飼料を好んだ。
実施例 3 実施例1に記載した処方に従って乾燥糖蜜甘味料含有飼
料とホエーパーミエート甘味料含有飼料を調製した。こ
の実施例の試験では6頭のホルスタインの子牛を用い
た。子牛の平均重量は150ポンドであった。試験は4日
間行った。
両飼料を同時に子牛に午前10時から午後4時まで1月6
時間与えた。子牛の2個のバケツの穴を持つ木枠にそれ
ぞれ収容した。飼料の位置は毎日交換して子牛による偏
りを避けるようにした。子牛には毎日2回ずつ(午前8
〜10時;午後4〜5時)水をやった。水用バケツの位置
も毎日交換した。
残りの時間(午後5時〜午前8時)には子牛にとうもろ
こし、からす麦及び大豆あら粉の非甘味付け基礎常用飼
料を与えた。この常用飼料は2つのバケツに入れた。
試験結果を以下の表に示す。
結果が示すように、子牛は乾燥糖蜜甘味料含有飼料より
本発明の乾燥ホエーパーミエート甘味料を含有する飼料
の方を1日当りの平均摂取量比3.59:1.00で好んだ。観
察の83.3%で子牛はホエーパーミエート甘味料含有飼料
を糖蜜甘味料含有飼料より好んだ(p<0.01)。
実施例 4 この実施例は子牛が甘味料として非カラメル化噴霧乾燥
ホエーパーミエートを含有する生成物とは著しく相違し
て本発明のカラメル化甘味料を好むことを例証するもの
である。ホエーパーミエート甘味料は部分的にカラメル
化されたものであるが(47%)、一方噴霧乾燥された物
質はカラメル化が起らないように加工されたものであっ
た。下記の表には飼料の各々の処方が記載される。各飼
料について、処方はパーミエート以外同じにした。但
し、各場合共、ラクトース含量は同じにした。
上記飼料を子牛に4日間にわたって与えた。飼料は1日
6時間(午前10時〜午後4時)与えた。各飼料の位置は
毎日交換した。水は1日2回(午前8〜10時;午後4〜
5時)与え、またデータが偏る機会を少なくするために
各給水時に水用バケツの位置を交換した。約130ポンド
の10頭の子牛をそれぞれ木枠に収容した。残りの時間
(午後5時〜午前8時)には、子牛にとうもろこし、か
らす麦及び大豆あら粉の非甘味付け常用飼料を与えた。
この飼料は両バケツに入れた。
各子牛の毎日の消費結果を下記表に示す。各子牛は数字
で同定する。
結果が示す通り、子牛は平均して本発明のカラメル化ホ
エーパーミエート甘味料を含有する飼料を非カラメル化
噴霧乾燥パーミエート含有飼料に比較して圧倒的に好ん
だ。
結果はホエーパーミエート甘味料含有飼料は4.09:1.00
の比で噴霧乾燥パーミエート含有飼料より好ましく、観
察の82.5%でホエーパーミエート甘味料含有飼料が有利
であることを示す。消費の差は0.05未満の確率で有意に
異なった。
実施例 5 以下の表に示す処方に従って乾燥糖蜜甘味料含有飼料と
本発明のホエーパーミエート甘味料含有飼料を調製し
た。
重量約32ポンドの12頭の子羊を各々おり当り2頭の割り
で6個のおりに割り当てた。
両飼料を同時に子羊に2日間与えた。飼料の位置は毎日
交換して子羊による偏りを避けるようにした。飼料はペ
レット化した形で与え、その消費量を毎日測定した。測
定消費量を以下の表に示す。
結果が示す通り、子羊は平均でホエーパーミエート甘味
料含有飼料の方を圧倒的に好んだ。子羊はホエーパーミ
エート甘味料含有飼料を乾燥糖蜜を含有する同様の常用
飼料に比較して2.06:1.00以上の比で好む(0.971ポンド
/頭/日対0.471ポンド/頭/日)。飼料を選択する機
会が与えられた子羊は観察の75%(p<0.05)でパーミ
エート含有飼料を好んだ。
以上、好ましい態様を参照して本発明について記載した
けれども、当業者は本発明の精神と範囲から逸脱しない
限りにおいて形態及び細部に変更を加え得ることを認め
るだろう。
【図面の簡単な説明】
第1図は常用の噴霧乾燥によって加工されたホエーパー
ミエートの粒子の形状を示す顕微鏡写真であり、第2図
は常用の風乾法で加工されたホエーパーミエートの粒子
の形状を示す顕微鏡写真であり、第3図は本発明の乾燥
ホエーパーミエート甘味料の粒子の形状を示す顕微鏡写
真であり、そして第4図はカラメル化ラクトースの吸収
度と百分率との関係を示すグラフである。
フロントページの続き (72)発明者 ロバート・デグレゴリオ アメリカ合衆国アイオワ州50501,フォー ト・ドッジ,ルーラル・ルート 2

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくとも10%カラメル化されたラクトー
    スを有し、かつ乾燥物質重量基準で蛋白質含量が8.48%
    以下、ラクトース含量が少なくとも79%である濃縮され
    たホエーパーミエートに由来する甘味料を含んで成る動
    物飼料。
  2. 【請求項2】繊維質キャリアーを更に含み、その上に該
    甘味料が被覆されている、請求項1に記載の動物飼料。
  3. 【請求項3】蛋白質飼料混合物を更に含んでいる、請求
    項1に記載の動物飼料。
  4. 【請求項4】該濃縮ホエーパーミエートの固形分含量が
    30〜55重量%である、請求項1に記載の動物飼料。
  5. 【請求項5】該濃縮ホエーパーミエートの固形分含量が
    少なくとも50重量%である、請求項4に記載の動物飼
    料。
  6. 【請求項6】繊維質キャリアーが食べられる種子がらで
    ある、請求項2に記載の動物飼料。
  7. 【請求項7】少なくとも10%カラメル化されたラクトー
    スを有し、かつ乾燥物質重量基準で蛋白質含量が8.48%
    以下、ラクトース含量が少なくとも79%である濃縮され
    たホエーパーミエートに由来する甘味料と蛋白質飼料混
    合物とを組み合わせ;そして該甘味料/蛋白質飼料混合
    物を動物に給餌することを特徴とする動物の飼育法。
  8. 【請求項8】少なくとも10%カラメル化されたラクトー
    スを有し、かつ乾燥物質重量基準で蛋白質含量が8.48%
    以下、ラクトース含量が少なくとも79%である濃縮され
    たホエーパーミエートに由来する甘味料と蛋白質飼料と
    を組み合わせることを特徴とする動物飼料の製造法。
  9. 【請求項9】少なくとも10%カラメル化されたラクトー
    スを有し、かつ乾燥物質重量基準で蛋白質含量が8.48%
    以下、ラクトース含量が少なくとも79%である濃縮され
    たホエーパーミエートに由来する甘味料を繊維質キャリ
    アーに被覆することを特徴とする動物飼料の製造法。
  10. 【請求項10】少なくとも10%カラメル化されたラクト
    ースを有し、かつ乾燥物質重量基準で蛋白質含量が8.48
    %以下、ラクトース含量が少なくとも79%である濃縮さ
    れたホエーパーミエートに由来する甘味料と蛋白質飼料
    混合物とを組み合わせることを特徴とする動物飼料のう
    まさを増す方法。
  11. 【請求項11】繊維質キャリアーを少なくとも10%カラ
    メル化されたラクトースを有し、かつ乾燥物質重量基準
    で蛋白質含量が8.48%以下、ラクトース含量が少なくと
    も79%である濃縮されたホエーパーミエートに由来する
    甘味料で被覆することを特徴とする動物飼料のうまさを
    増す方法。
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