JPH0661011B2 - 静電荷像現像用帯電付与部材 - Google Patents
静電荷像現像用帯電付与部材Info
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- JPH0661011B2 JPH0661011B2 JP59248689A JP24868984A JPH0661011B2 JP H0661011 B2 JPH0661011 B2 JP H0661011B2 JP 59248689 A JP59248689 A JP 59248689A JP 24868984 A JP24868984 A JP 24868984A JP H0661011 B2 JPH0661011 B2 JP H0661011B2
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- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03G—ELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
- G03G9/00—Developers
- G03G9/08—Developers with toner particles
- G03G9/10—Developers with toner particles characterised by carrier particles
- G03G9/113—Developers with toner particles characterised by carrier particles having coatings applied thereto
- G03G9/1138—Non-macromolecular organic components of coatings
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- Spectroscopy & Molecular Physics (AREA)
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- Dry Development In Electrophotography (AREA)
- Developing Agents For Electrophotography (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は、電子写真、静電記録及び静電印刷等における
静電荷像を現像するためのトナーに荷電を付与する部材
に関する。
静電荷像を現像するためのトナーに荷電を付与する部材
に関する。
［従来の技術］ 従来電子写真法としては、米国特許第2,297,691号、特
公昭42-23910号公報及び特公昭43-24748号公報などに種
々の方法が記載されているが、それらは要するに、光導
電性絶縁体層上に一様な静荷電を与え、該絶縁体層に光
像を照射することによって静電潜像を形成し、次いで該
潜像を当該技術でトナーと呼ばれる微粉末によって現像
可視化し、必要に応じて紙などに粉像を転写した後、加
熱、加圧、あるいは溶剤蒸気などで定着を行なうもので
ある。
公昭42-23910号公報及び特公昭43-24748号公報などに種
々の方法が記載されているが、それらは要するに、光導
電性絶縁体層上に一様な静荷電を与え、該絶縁体層に光
像を照射することによって静電潜像を形成し、次いで該
潜像を当該技術でトナーと呼ばれる微粉末によって現像
可視化し、必要に応じて紙などに粉像を転写した後、加
熱、加圧、あるいは溶剤蒸気などで定着を行なうもので
ある。
これらの電子写真法等に適応される現像方法としては、
大別して乾式現像法と湿式現像方とがある。前者はさら
に二成分系現像剤を用いる方法と、一成分系現像剤を用
いる方法に二分される。二成分系現像方法に属するもの
には、トナーを搬送するキヤリヤーの種類により、鉄粉
キヤリヤーを用いるマグネツトブラシ法、ビーズキヤリ
ヤーを用いるカスケード法、フアーを用いるフアーブラ
シ法等がある。
大別して乾式現像法と湿式現像方とがある。前者はさら
に二成分系現像剤を用いる方法と、一成分系現像剤を用
いる方法に二分される。二成分系現像方法に属するもの
には、トナーを搬送するキヤリヤーの種類により、鉄粉
キヤリヤーを用いるマグネツトブラシ法、ビーズキヤリ
ヤーを用いるカスケード法、フアーを用いるフアーブラ
シ法等がある。
又、一成分系現像方法に属するものには、トナー粒子を
噴霧状態にして用いるパウダークラウド法、トナー粒子
を直接的に静電潜像面に接触させて現像する接触現像法
（コンタクト現像又はトナー現像ともいう）、トナー粒
子を静電潜像面に直接接触させず、トナー粒子を荷電し
て静電潜像の有する電界により該潜像面に向けて飛行さ
せるジヤンピング現像法、磁性の導電性トナーを静電潜
像面に接触させて現像するマグネドライ法等がある。
噴霧状態にして用いるパウダークラウド法、トナー粒子
を直接的に静電潜像面に接触させて現像する接触現像法
（コンタクト現像又はトナー現像ともいう）、トナー粒
子を静電潜像面に直接接触させず、トナー粒子を荷電し
て静電潜像の有する電界により該潜像面に向けて飛行さ
せるジヤンピング現像法、磁性の導電性トナーを静電潜
像面に接触させて現像するマグネドライ法等がある。
これらの現像法に適用するトナーとしては、従来、天然
あるいは合成樹脂中に染料、顔料を分散させた微粉末が
使用されている。
あるいは合成樹脂中に染料、顔料を分散させた微粉末が
使用されている。
例えば、ポリエチレンなどの粘着樹脂中に着色剤を分散
させたものを１〜30μ程度に微粉砕した粒子がトナーと
して用いられている。磁性トナーとしてはマグネタイト
などの磁性体粒子を含有せしめたものが用いられてい
る。
させたものを１〜30μ程度に微粉砕した粒子がトナーと
して用いられている。磁性トナーとしてはマグネタイト
などの磁性体粒子を含有せしめたものが用いられてい
る。
いわゆる二成分現像剤を用いる方式の場合には、トナー
は通常ガラスビーズ、鉄粉などのキヤリアー粒子と混合
されて用いられる。
は通常ガラスビーズ、鉄粉などのキヤリアー粒子と混合
されて用いられる。
又、トナーは、現像される静電潜像の極性に応じて正ま
たは負の電荷が保有せしめられる。
たは負の電荷が保有せしめられる。
トナーに電荷を保有せしめるためには、トナーの成分で
ある樹脂の摩擦帯電性を利用することもできるが、この
方法ではトナーの帯電性が小さいので現像によって得ら
れる画像はカブリ易く、不鮮明なものとなる。そこで、
所望の摩擦帯電性をトナーに付与するために、帯電性を
付与する染料、顔料、さらには荷電制御剤なるものを添
加することが行われている。
ある樹脂の摩擦帯電性を利用することもできるが、この
方法ではトナーの帯電性が小さいので現像によって得ら
れる画像はカブリ易く、不鮮明なものとなる。そこで、
所望の摩擦帯電性をトナーに付与するために、帯電性を
付与する染料、顔料、さらには荷電制御剤なるものを添
加することが行われている。
しかしながら、これらの添加剤は、帯電性を付与するた
め、ある程度トナー表面に出ていなければならない。そ
のため、トナー同士の摩擦、キヤリアとの衝突、静電潜
像保持体との摩擦などにより、トナー表面からこれらの
添加剤が脱落し、キヤリアなどの汚染、静電潜像保持体
例えば感光体ベルトあるいはドラムなどの汚染などが生
じる。その結果、帯電性が悪くなり、画出し枚数が増加
するにしたがって劣化が進み、画像濃度が低下し、細線
再現性、カブリ性などが実用上問題となってくる。
め、ある程度トナー表面に出ていなければならない。そ
のため、トナー同士の摩擦、キヤリアとの衝突、静電潜
像保持体との摩擦などにより、トナー表面からこれらの
添加剤が脱落し、キヤリアなどの汚染、静電潜像保持体
例えば感光体ベルトあるいはドラムなどの汚染などが生
じる。その結果、帯電性が悪くなり、画出し枚数が増加
するにしたがって劣化が進み、画像濃度が低下し、細線
再現性、カブリ性などが実用上問題となってくる。
これはトナーのバインダーと帯電性を付与する染料、顔
料あるいは荷電制御剤の親和性、分散性を向上させるこ
とによって改善することができるが、これらの添加剤の
親和性を高めるため表面処理をする帯電付与性の低下す
る場合が多く、また機械的にシエアを強くかけ細かく分
散すると、トナー表面に出る添加剤の割合が減少し、帯
電性が充分に付与されない傾向となる。これらの理由で
実用上充分満足すべき帯電付与用添加剤は、きわめて限
定され、実用化されているものは少数にすぎない。特に
将来白黒画像のみならずカラー画像の需要の増大に対処
するためには、トナーに添加する添加剤は無色であるこ
とが好ましく、現在この条件に合う実用化された添加剤
はほとんど無い。
料あるいは荷電制御剤の親和性、分散性を向上させるこ
とによって改善することができるが、これらの添加剤の
親和性を高めるため表面処理をする帯電付与性の低下す
る場合が多く、また機械的にシエアを強くかけ細かく分
散すると、トナー表面に出る添加剤の割合が減少し、帯
電性が充分に付与されない傾向となる。これらの理由で
実用上充分満足すべき帯電付与用添加剤は、きわめて限
定され、実用化されているものは少数にすぎない。特に
将来白黒画像のみならずカラー画像の需要の増大に対処
するためには、トナーに添加する添加剤は無色であるこ
とが好ましく、現在この条件に合う実用化された添加剤
はほとんど無い。
［発明が解決しようとする問題点］ 上述の事情に鑑み、本発明者らは帯電付与を、トナーの
添加剤で行う手段を採らず、キヤリア、スリーブ、ドク
ターブレードなどの搬送規制あるいは帯電部材で行うべ
く鋭意検討を行った。
添加剤で行う手段を採らず、キヤリア、スリーブ、ドク
ターブレードなどの搬送規制あるいは帯電部材で行うべ
く鋭意検討を行った。
本発明で帯電付与部材とは、トナーに接触して現像のた
めに必要な電荷を付与し、もしくは補助的に付与しうる
部材である。この方法ではトナーに帯電付与用添加剤を
ほとんど含有させる必要がないため、前記の問題点例え
ばキヤリア、感光体などの汚染が発生せず、画出し中に
帯電性が低下したり、潜像を乱すことがない。さらにカ
ラートナーを容易に帯電することができる。
めに必要な電荷を付与し、もしくは補助的に付与しうる
部材である。この方法ではトナーに帯電付与用添加剤を
ほとんど含有させる必要がないため、前記の問題点例え
ばキヤリア、感光体などの汚染が発生せず、画出し中に
帯電性が低下したり、潜像を乱すことがない。さらにカ
ラートナーを容易に帯電することができる。
しかしながら、キヤリア、スリーブ、ドクターブレード
などの搬送規制あるいは帯電部材に帯電付与性を保有さ
せるためには、帯電付与物質は、強力な帯電付与能力を
有し、部材に塗布もしくはコート、分散可能な材料でな
ければならない。さらにキヤリアは長期間交換すること
なく、またスリーブは現像機本体が使用不能になるまで
使用するため、帯電付与部材は長期の使用に耐えるもの
でなければならない。
などの搬送規制あるいは帯電部材に帯電付与性を保有さ
せるためには、帯電付与物質は、強力な帯電付与能力を
有し、部材に塗布もしくはコート、分散可能な材料でな
ければならない。さらにキヤリアは長期間交換すること
なく、またスリーブは現像機本体が使用不能になるまで
使用するため、帯電付与部材は長期の使用に耐えるもの
でなければならない。
本発明の目的は、上述の如き問題点を解決した帯電付与
部材を提供するものである。
部材を提供するものである。
さらに本発明の目的は、トナーに適正な負帯電性を付与
する帯電付与部材を提供するものである。
する帯電付与部材を提供するものである。
さらに本発明の目的は、長期間の使用で性能の劣化のな
い帯電付与部材を提供するものである。
い帯電付与部材を提供するものである。
さらに本発明の目的は、細線再現性及び階調性の優れた
画像を得る帯電付与部材を提供するものである。
画像を得る帯電付与部材を提供するものである。
さらに本発明の目的は、カラー化に適した帯電付与部材
を提供するものである。
を提供するものである。
［問題点を解決するための手段］ 即ち、本発明は、下記一般式にて表わされる複素環化合
物を少なくとも表面に有することを特徴とする静電荷像
現像用帯電付与部材である。
物を少なくとも表面に有することを特徴とする静電荷像
現像用帯電付与部材である。
（但し、R1、R2、R3は、同一または異なる基であって、水
素、環状アルキル基、アルケニル基、アリール基、アラ
ルキル基、アルキル基等の炭化水素を基本骨格とする置
換基若しくは窒素、イオウ若しくは酸素を含む複素環若
しくはアミノ基又はこれ等を組合せた置換基のいずれか
を表わし、Ｘ−は、BF4 -、PF6 -、 又は のいずれかを表わす。） 前記部材がトナーにマイナスのトリボ電荷を付与するた
めの部材であることを含む。
素、環状アルキル基、アルケニル基、アリール基、アラ
ルキル基、アルキル基等の炭化水素を基本骨格とする置
換基若しくは窒素、イオウ若しくは酸素を含む複素環若
しくはアミノ基又はこれ等を組合せた置換基のいずれか
を表わし、Ｘ−は、BF4 -、PF6 -、 又は のいずれかを表わす。） 前記部材がトナーにマイナスのトリボ電荷を付与するた
めの部材であることを含む。
上記帯電付与部材としては、具体的には例えば上記化合
物をキャリヤー、スリーブあるいはドクターブレード等
の表面に、コートあるいは塗布等の手段により分散さ
せ、該表面に担持したもの等が挙げられる。
物をキャリヤー、スリーブあるいはドクターブレード等
の表面に、コートあるいは塗布等の手段により分散さ
せ、該表面に担持したもの等が挙げられる。
このような帯電付与部材に用いられる化合物の代表的な
具体例としては、以下に列挙するようなものが挙げられ
る。
具体例としては、以下に列挙するようなものが挙げられ
る。
上記例の他、上記BF4 -イオンをそれぞれBF6 -、 に置換した化合物等も具体的なものとして挙げられる。
これら化合物は公知の方法で合成することが可能であ
り、例えば上記化合物例(1)であれば、以下のような反
応で作成される。尚、他の化合物例についても下記方法
と同様の方法で作成することができる。
り、例えば上記化合物例(1)であれば、以下のような反
応で作成される。尚、他の化合物例についても下記方法
と同様の方法で作成することができる。
前記化合物は帯電付与材料としてそのまま溶剤あるいは
分散媒に分散して用いても良く、また、樹脂に分散して
用いても良い。
分散媒に分散して用いても良く、また、樹脂に分散して
用いても良い。
これに、シリカ粉末、酸化アルミニウム、酸化セリウ
ム、炭化ケイ素などのセラミックス粉末を充てん剤とし
て用いても良い。また、カーボンブラック、酸化スズな
どの導電性付与剤を導電性の調節に用いても良い。さら
に、スリーブやキヤリア表面へのスペントトナーのたい
積をふせぐため、離型剤など、例えば脂肪酸金属塩、ポ
リ弗化ビニリデンなどを混合して用いても良い。
ム、炭化ケイ素などのセラミックス粉末を充てん剤とし
て用いても良い。また、カーボンブラック、酸化スズな
どの導電性付与剤を導電性の調節に用いても良い。さら
に、スリーブやキヤリア表面へのスペントトナーのたい
積をふせぐため、離型剤など、例えば脂肪酸金属塩、ポ
リ弗化ビニリデンなどを混合して用いても良い。
また、分散用の樹脂は、一般的なものを用いることがで
きる。例えば、ポリスチレン、ポリアクリル酸エステ
ル、ポリメタクリル酸エステル、ポリアクリロニトリ
ル、イソプレンおよびブタジエンなどのゴム系樹脂、ポ
リエステル、ポリウレタン、ポリアミド、エポキシ樹
脂、ロジン、ポリカーボネート、フエノール樹脂、塩素
化パラフイン、ポリエチレン、ポリプロピレン、シリコ
ーン樹脂、テフロンおよびこれらの誘導体、共重合体、
混合体が使用可能である。
きる。例えば、ポリスチレン、ポリアクリル酸エステ
ル、ポリメタクリル酸エステル、ポリアクリロニトリ
ル、イソプレンおよびブタジエンなどのゴム系樹脂、ポ
リエステル、ポリウレタン、ポリアミド、エポキシ樹
脂、ロジン、ポリカーボネート、フエノール樹脂、塩素
化パラフイン、ポリエチレン、ポリプロピレン、シリコ
ーン樹脂、テフロンおよびこれらの誘導体、共重合体、
混合体が使用可能である。
前記帯電付与化合物をキヤリアに混合付着させる場合の
付着量は、キヤリア１kg当り２ｇ〜200ｇ、好ましくは1
0ｇ〜100ｇが良く、スリーブなどへ付着させる場合の付
着量は、有効表面積１cm2当り0.01mg〜10mg、好ましく
は0.1mg〜2mgが良い。上記範囲に満たないと帯電付与力
および寿命が充分でなく、また上記範囲を超えて使用し
ても帯電付与力、寿命などの効用は飽和して無駄であ
る。
付着量は、キヤリア１kg当り２ｇ〜200ｇ、好ましくは1
0ｇ〜100ｇが良く、スリーブなどへ付着させる場合の付
着量は、有効表面積１cm2当り0.01mg〜10mg、好ましく
は0.1mg〜2mgが良い。上記範囲に満たないと帯電付与力
および寿命が充分でなく、また上記範囲を超えて使用し
ても帯電付与力、寿命などの効用は飽和して無駄であ
る。
前記化合物を適用できるキヤリアは、特に限定すべきも
のでなく、例えば 鉄、ニツケル、アルミニウム、銅などの金属およびこれ
らの合金の粉体または粒子、 金属酸化物を含む金属化合物の粉体または粒子、 ガラス、SiC,BaTiO3,SrTiO3などのセラミツクス粉体ま
たは粒子、 上記粉体または粒子の表面を樹脂などで処理したもの、 樹脂粉末、磁性体を含有する樹脂粉体、 などをあげることができる。
のでなく、例えば 鉄、ニツケル、アルミニウム、銅などの金属およびこれ
らの合金の粉体または粒子、 金属酸化物を含む金属化合物の粉体または粒子、 ガラス、SiC,BaTiO3,SrTiO3などのセラミツクス粉体ま
たは粒子、 上記粉体または粒子の表面を樹脂などで処理したもの、 樹脂粉末、磁性体を含有する樹脂粉体、 などをあげることができる。
さらに、前記化合物を適用できるスリーブは、鉄、アル
ミニウム、ステンレス、ニツケル、などの金属又はこれ
らを含有する合金などの金属材料、およびセラミツク
ス、プラスチツクスなどの非金属材料など、一般にスリ
ーブとして使用可能な材料を用いてあればよい。
ミニウム、ステンレス、ニツケル、などの金属又はこれ
らを含有する合金などの金属材料、およびセラミツク
ス、プラスチツクスなどの非金属材料など、一般にスリ
ーブとして使用可能な材料を用いてあればよい。
また、本発明の部材を使用する際に用いるトナーは、非
磁性、磁性トナーのどちらでも有効であり、二成分現像
法、一成分現像法を問わずトナーを帯電させて現像する
すべての方式に適用できる。
磁性、磁性トナーのどちらでも有効であり、二成分現像
法、一成分現像法を問わずトナーを帯電させて現像する
すべての方式に適用できる。
例えば、磁気ブラシ現像法、カスケード現像法、フアー
ブラシ現像法、磁性体含有樹脂粉をキヤリアとして用い
るいわゆるマイクロトーニング現像方式、あるいは樹脂
粉をキヤリアとして用いる現像方式、いわゆるジヤンピ
ング現像方式、あるいは非磁性トナーを現像するジヤン
ピング現像方式などに適用可能である。
ブラシ現像法、磁性体含有樹脂粉をキヤリアとして用い
るいわゆるマイクロトーニング現像方式、あるいは樹脂
粉をキヤリアとして用いる現像方式、いわゆるジヤンピ
ング現像方式、あるいは非磁性トナーを現像するジヤン
ピング現像方式などに適用可能である。
これらのトナーは、より効率的な帯電付与をするため、
少量の帯電付与物質、例えば染料、顔料、あるいはいわ
ゆる荷電制御剤を本発明の実施に悪影響を与えない限り
含有しても良く、また、コロイダルシリカのような流動
化剤、酸化セリウム、チタン酸ストロンチウム、炭化ケ
イ素などの研摩剤、ステアリン酸金属塩、弗化ビニリデ
ンなどの滑剤を含有しても良い。また、カーボンブラツ
ク、酸化スズ等の導電性付与剤を含有しても良い 本発明の部材を製造するためには、現像時点以前にトナ
ーと充分接触する機会のある材料あるいは機材、具体的
にはキヤリア、スリーブ、ドクターブレード等の表面
に、前記化合物を保持させるとよい。すなわち、キヤリ
ア処理においては、前記化合物を溶解または分散させた
溶液を槽内でドブ漬け、スプレー又は流動ベツドを用い
てキヤリアコア表面に付着させる等、通常の方法が採用
される。
少量の帯電付与物質、例えば染料、顔料、あるいはいわ
ゆる荷電制御剤を本発明の実施に悪影響を与えない限り
含有しても良く、また、コロイダルシリカのような流動
化剤、酸化セリウム、チタン酸ストロンチウム、炭化ケ
イ素などの研摩剤、ステアリン酸金属塩、弗化ビニリデ
ンなどの滑剤を含有しても良い。また、カーボンブラツ
ク、酸化スズ等の導電性付与剤を含有しても良い 本発明の部材を製造するためには、現像時点以前にトナ
ーと充分接触する機会のある材料あるいは機材、具体的
にはキヤリア、スリーブ、ドクターブレード等の表面
に、前記化合物を保持させるとよい。すなわち、キヤリ
ア処理においては、前記化合物を溶解または分散させた
溶液を槽内でドブ漬け、スプレー又は流動ベツドを用い
てキヤリアコア表面に付着させる等、通常の方法が採用
される。
まスリーブ等にコートする場合には、同様の溶液を用い
て、デイツピング法、スプレー法、刷毛塗りなどの方法
がとられる。
て、デイツピング法、スプレー法、刷毛塗りなどの方法
がとられる。
さらに、成形可能な樹脂中に上記化合物を公知の方法で
含有させた後、キヤリア、スリーブ、ドクターブレード
等に成形加工することにより、本発明の部材を製造する
ことができる。
含有させた後、キヤリア、スリーブ、ドクターブレード
等に成形加工することにより、本発明の部材を製造する
ことができる。
合成例 後述の実施例で使用した化合物例(4),(9),(11)及び(14)
を、以下のように合成した。
を、以下のように合成した。
化合物例(4)は、下記式(A)で表わされるCl塩（東京化成
株式会社製）を出発原料として合成を行なった。
株式会社製）を出発原料として合成を行なった。
まず、NaBF4（テトラフロロホウ素ナトリウム）50ｇを
蒸留水約１中に溶解して溶液(B)を得た。別に上記化
合物(A)25ｇを蒸留水約800ml中に溶解して溶液(C)を得
た。
蒸留水約１中に溶解して溶液(B)を得た。別に上記化
合物(A)25ｇを蒸留水約800ml中に溶解して溶液(C)を得
た。
次いで、上記溶液(B)に溶液(C)を滴下混合した後、濾
過、洗浄、乾燥の操作を経て化合物例(4)を得た。
過、洗浄、乾燥の操作を経て化合物例(4)を得た。
得られた化合物につき、元素分析、IR分析、融点測定等
を行なうことによって同定した所、該化合物は化合物例
(4)の構造式を有することが認められた。
を行なうことによって同定した所、該化合物は化合物例
(4)の構造式を有することが認められた。
実施例１ メチルエチルケトン１中に化合物例(4)を100ｇ溶解分
散し、これに鉄粉キヤリア（粒径；250〜400mesh）１kg
を分散し、ボールミル中で約30分攪拌混合した。
散し、これに鉄粉キヤリア（粒径；250〜400mesh）１kg
を分散し、ボールミル中で約30分攪拌混合した。
この鉄粉キヤリア混合液を乾燥し、完全に溶剤を除去し
たのち、軽く凝集をほぐして本発明の静電荷現像用部材
を得た。
たのち、軽く凝集をほぐして本発明の静電荷現像用部材
を得た。
別にトナーは通常の材料および方法により下記処方で調
製した。帯電付与物質は含有させなかった（以下部は重
量部を示す）。
製した。帯電付与物質は含有させなかった（以下部は重
量部を示す）。
ポリスチレン（商品名D-125：エツソ化学製） 100部 カーボンブラツク（商品名ラーベン3500：キヤボツト社
製） ６部 上記のトナーの材料を混練、粉砕、分級し、粒度を１〜
30μｍにそろえた。
製） ６部 上記のトナーの材料を混練、粉砕、分級し、粒度を１〜
30μｍにそろえた。
このトナーと前記キヤリアを重量比で10：100に混合
し、現像剤とした。
し、現像剤とした。
この現像剤のトリボをブローオフ法により測定したとこ
ろ、-8.9μｃ／ｇであった。
ろ、-8.9μｃ／ｇであった。
この現像剤を用い、キヤノン製NP-5000複写機で画像出
しを行ったところ、50,000枚の耐久テストでも細線再現
性が良く、階調性も良好で、カブリも全くなかった。
しを行ったところ、50,000枚の耐久テストでも細線再現
性が良く、階調性も良好で、カブリも全くなかった。
これとは別に上記の化合物例(4)のBF4 -イオンを、それ
ぞれPF6 -、 及び の各イオンに置換した化合物についても上記同様の方法
で本発明の部材を作成し、５万枚耐久テストによる画像
評価を行なった所、いずれの場合にも細線再現性および
階調性が良好で、カブリも全くない良好な画像が得られ
た。
ぞれPF6 -、 及び の各イオンに置換した化合物についても上記同様の方法
で本発明の部材を作成し、５万枚耐久テストによる画像
評価を行なった所、いずれの場合にも細線再現性および
階調性が良好で、カブリも全くない良好な画像が得られ
た。
実施例２ キシレン１中にポリメチルメタアクリレート樹脂100
ｇを溶解し、これに化合物例(14)を50ｇ混合した。これ
を実施例１と同様に鉄粉キヤリア１Kgに処理し、本発明
の部材である帯電付与効果のあるキヤリアを得た。
ｇを溶解し、これに化合物例(14)を50ｇ混合した。これ
を実施例１と同様に鉄粉キヤリア１Kgに処理し、本発明
の部材である帯電付与効果のあるキヤリアを得た。
また別に実施例１と全く同様なトナーを調製し、トナー
とキヤリアを実施例１と同様の重量比で混合して現像剤
とした。
とキヤリアを実施例１と同様の重量比で混合して現像剤
とした。
この現像剤のトリボをブローオフ法により測定したとこ
ろ、-7.2μｃ／ｇであった。
ろ、-7.2μｃ／ｇであった。
この現像剤を用い、キヤノン製NP-5000複写機で画像出
しを行ったところ、50,000枚の耐久テストでも初期とま
ったくかわらない良好な画像濃度、細線再現性および階
調性を示し、カブリも認められなかった。
しを行ったところ、50,000枚の耐久テストでも初期とま
ったくかわらない良好な画像濃度、細線再現性および階
調性を示し、カブリも認められなかった。
これとは別に上記の化合物例(14)のBF4 -イオンを、それ
ぞれPF6 -、 及び の各イオンに置換した化合物についても上記同様の方法
で本発明の部材を作成し、５万枚耐久テストによる画像
評価を行なった所、いずれの場合にも細線再現性および
階調性が良好で、カブリも全くない良好な画像が得られ
た。
ぞれPF6 -、 及び の各イオンに置換した化合物についても上記同様の方法
で本発明の部材を作成し、５万枚耐久テストによる画像
評価を行なった所、いずれの場合にも細線再現性および
階調性が良好で、カブリも全くない良好な画像が得られ
た。
比較例 化合物例(14)５０ｇのかわりに、ニトロン ５０ｇを使用することを除いて、実施例２と同様にして
キャリアを生成した。実施例２と同様にしてトナーと得
られたキャリアを混合して現像剤を調製した。トナーの
摩擦帯電量を実施例２と同様にして測定したところ−
９．５μＣ／ｇであったが、温度３５℃、湿度９０％Ｒ
Ｈの高温高湿環境下でトナーの摩擦帯電量を測定したと
ころ−５μＣ／ｇに大幅に低下した。
キャリアを生成した。実施例２と同様にしてトナーと得
られたキャリアを混合して現像剤を調製した。トナーの
摩擦帯電量を実施例２と同様にして測定したところ−
９．５μＣ／ｇであったが、温度３５℃、湿度９０％Ｒ
Ｈの高温高湿環境下でトナーの摩擦帯電量を測定したと
ころ−５μＣ／ｇに大幅に低下した。
これに対して、実施例２のキャリアを有する現像剤のト
ナーの摩擦帯電量を温度３５℃、湿度９０％ＲＨの高温
高湿環境下で測定したところ−６．５μＣ／ｇであり、
通常環境下の摩擦帯電量（−７．２μＣ／ｇ）と比較し
て変動が少なかった。
ナーの摩擦帯電量を温度３５℃、湿度９０％ＲＨの高温
高湿環境下で測定したところ−６．５μＣ／ｇであり、
通常環境下の摩擦帯電量（−７．２μＣ／ｇ）と比較し
て変動が少なかった。
実施例３ キシレン１中にポリメチルメタアクリレート樹脂100
ｇを溶解し、これに化合物例(9)を50ｇ混合した溶液を
調製した。
ｇを溶解し、これに化合物例(9)を50ｇ混合した溶液を
調製した。
この溶液にキャノンNP-400RE用の現像スリーブ（ステン
レス製）をデイツピングし、スリーブ表面に化合物例
(9)の付着量が0.1mg/cm2〜0.7mg/cm2になるごとくコー
トし本発明の部材を得た。
レス製）をデイツピングし、スリーブ表面に化合物例
(9)の付着量が0.1mg/cm2〜0.7mg/cm2になるごとくコー
トし本発明の部材を得た。
このスリーブをもとの現像機にセツトした。
トナーはつぎの処方により、一般に混練、粉砕、分級等
の工程を経て１μ〜30μの粒径にそろえた。
の工程を経て１μ〜30μの粒径にそろえた。
ポリ（スチレン−ブチルメタクリレート）ｗ ＝300,000 100部 離型剤（商品名PE-130：ヘキスト社製） ４部 磁性粉（商品名BL-200：チタン工業社製） 60部 このトナーを用い、キヤノン製NP-400REで画出し耐久テ
ストを行った。50,000枚耐久で初期から画像の変化がな
く、細線再現性、階調性が良く、かぶりもなかった。
ストを行った。50,000枚耐久で初期から画像の変化がな
く、細線再現性、階調性が良く、かぶりもなかった。
また、耐久テスト終了後スリーブ上のトナーの表面電位
を測定したところ-30Vであり、トナーが完全に負に帯電
していることが確認された。
を測定したところ-30Vであり、トナーが完全に負に帯電
していることが確認された。
これとは別に上記の化合物例(9)のBF4 -イオンを、それ
ぞれPF6 -、 及び の各イオンに置換した化合物についても上記同様の方法
で本発明の部材を作成し、５万枚耐久テストによる画像
評価を行なった所、いずれの場合にも細線再現性および
階調性が良好で、カブリも全くない良好な画像が得られ
た。
ぞれPF6 -、 及び の各イオンに置換した化合物についても上記同様の方法
で本発明の部材を作成し、５万枚耐久テストによる画像
評価を行なった所、いずれの場合にも細線再現性および
階調性が良好で、カブリも全くない良好な画像が得られ
た。
実施例４ キシレン１中にポリカーボネート樹脂80ｇを溶解し、
さらに化合物例(11)を25ｇ混合した溶液を調製した。
さらに化合物例(11)を25ｇ混合した溶液を調製した。
この溶液にキヤノン製PC-20用青色カートリツジの現像
機の現像スリーブ（アルミニウム製）をデイツピング
し、スリーブ表面に化合物例(11)の付着量が0.1mg/cm2
〜0.4mg/cm2になるごとくコートして本発明の部材を得
た。
機の現像スリーブ（アルミニウム製）をデイツピング
し、スリーブ表面に化合物例(11)の付着量が0.1mg/cm2
〜0.4mg/cm2になるごとくコートして本発明の部材を得
た。
このスリーブをもとの現像機にセツトした。
一方トナーは次の処方により調製し、粒径を１μ〜30μ
にそろえた。
にそろえた。
ポリ（スチレン−ブチルメタクリレート）ｗ ＝150,000 100部 離型剤（商品名PE-130：ヘキスト社製） ４部 青色着色剤（フタロシアニン顔料） ６部 このトナーを用い、上記スリーブを取付けた現像機を用
い、PC-20を改造して反転現像可能なようにし、耐久画
像出しを行った。
い、PC-20を改造して反転現像可能なようにし、耐久画
像出しを行った。
トナーを120ｇチヤージし、トナーがなくなるまでテス
トを行ったが、画像の変化がなく、細線再現性、階調性
が良い鮮明な青色画像を得た。さらにスリーブ上トナー
の表面電位を測定したところ-28Vであり、帯電付与効果
が確認された。
トを行ったが、画像の変化がなく、細線再現性、階調性
が良い鮮明な青色画像を得た。さらにスリーブ上トナー
の表面電位を測定したところ-28Vであり、帯電付与効果
が確認された。
これとは別に上記の化合物例(11)のBF4 -イオンを、それ
ぞれPF6 -、 及び の各イオンに置換した化合物についても上記同様の方法
で本発明の部材を作成し、５万枚耐久テストによる画像
評価を行なった所、いずれの場合にも細線再現性および
階調性が良好で、カブリも全くない良好な画像が得られ
た。
ぞれPF6 -、 及び の各イオンに置換した化合物についても上記同様の方法
で本発明の部材を作成し、５万枚耐久テストによる画像
評価を行なった所、いずれの場合にも細線再現性および
階調性が良好で、カブリも全くない良好な画像が得られ
た。
実施例５ 第１表に示すNO.(51)〜(57)の化合物をそれぞれ用いる
以外は、実施例１と同様の手順に従って本発明の部材を
得た。これら部材について実施例１と同様の方法で現像
剤を作成し、５万枚耐久テストによる画像評価を行なっ
た所、第２表の結果を得た。
以外は、実施例１と同様の手順に従って本発明の部材を
得た。これら部材について実施例１と同様の方法で現像
剤を作成し、５万枚耐久テストによる画像評価を行なっ
た所、第２表の結果を得た。
これとは別に第１表の化合物のBF4 -イオンを、それぞれ
PF6 -、 及び の各イオンに置換した化合物についても上記同様の方法
で本発明の部材を作成し、５万枚耐久テストによる画像
評価を行なった所、いずれの場合にも細線再現性および
階調性が良好で、カブリも全くない良好な画像が得られ
た。
PF6 -、 及び の各イオンに置換した化合物についても上記同様の方法
で本発明の部材を作成し、５万枚耐久テストによる画像
評価を行なった所、いずれの場合にも細線再現性および
階調性が良好で、カブリも全くない良好な画像が得られ
た。
［発明の効果］ 本発明による帯電付与部材を用いることによって、電子
写真、静電記録および静電印刷などにおける静電荷像の
現像によって得られる画像は長期にわたって濃度変化が
極めて少なく、細線再現性や階調性も良く、かぶりも少
ない。又カラー現像にも有効に使用でき、きわめて鮮明
な画像が得られる。
写真、静電記録および静電印刷などにおける静電荷像の
現像によって得られる画像は長期にわたって濃度変化が
極めて少なく、細線再現性や階調性も良く、かぶりも少
ない。又カラー現像にも有効に使用でき、きわめて鮮明
な画像が得られる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田中 勝彦 東京都大田区下丸子３丁目30番２号 キヤ ノン株式会社内 (56)参考文献 特開 昭59−78365（ＪＰ，Ａ) 特開 昭59−177565（ＪＰ，Ａ) 特開 昭59−200253（ＪＰ，Ａ) 「色材」第50巻９号（1977）第517, 519，522頁
Claims (2)
- 【請求項１】下記一般式にて表わされる複素環化合物を
少なくとも表面に有することを特徴とする静電荷像現像
用帯電付与部材。 （但し、R1,R2,R3は、同一または異なる基であって、水
素、環状アルキル基、アルケニル基、アリール基、アラ
ルキル基、アルキル基等の炭化水素を基本骨格とする置
換基若しくは窒素、イオウ若しくは酸素を含む複素環若
しくはアミノ基又はこれ等を組合せた置換基のいずれか
を表わし、Ｘ−は、BF4 -、PF6 -， 又は のいずれかを表わす。） - 【請求項２】トナーにマイナスのトリボ電荷を付与する
ための部材である特許請求の範囲第１項に記載の静電荷
像現像用帯電付与部材。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59248689A JPH0661011B2 (ja) | 1984-11-27 | 1984-11-27 | 静電荷像現像用帯電付与部材 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59248689A JPH0661011B2 (ja) | 1984-11-27 | 1984-11-27 | 静電荷像現像用帯電付与部材 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61128259A JPS61128259A (ja) | 1986-06-16 |
| JPH0661011B2 true JPH0661011B2 (ja) | 1994-08-10 |
Family
ID=17181869
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP59248689A Expired - Fee Related JPH0661011B2 (ja) | 1984-11-27 | 1984-11-27 | 静電荷像現像用帯電付与部材 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0661011B2 (ja) |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5978365A (ja) * | 1982-10-28 | 1984-05-07 | Ricoh Co Ltd | 電気的潜像現像用トナ− |
| JPS59177565A (ja) * | 1983-03-29 | 1984-10-08 | Ricoh Co Ltd | 電気的潜像現像用トナ− |
| JPS59200253A (ja) * | 1983-04-27 | 1984-11-13 | Fujitsu Ltd | 二成分現像剤用正帯電トナ− |
-
1984
- 1984-11-27 JP JP59248689A patent/JPH0661011B2/ja not_active Expired - Fee Related
Non-Patent Citations (1)
| Title |
|---|
| 「色材」第５０巻９号（１９７７）第５１７，５１９，５２２頁 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61128259A (ja) | 1986-06-16 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |