JPH0661001U - ペンチ式の草とり用具

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(57)【要約】【目的】この考案は、立ったまま芝生の中や、雑木の間
の草を両手で根こそぎ引き抜くための草とり用具に関す
るものである。【構成】ペンチの柄（１）を両手で持てるように長く
し、ペンチのくちばし部（２）を図１のように切断刃が
なく、すべり止めがついたものにする。

【考案の詳細な説明】この実用新案は、先端がペンチ式のくちばし部をもち、長い柄のついた草とり用具に関するものである。

従来の草とり用具は先端がＶ字形になった“釘抜き”に似た構造であった。

しかしこれでは草の大小、および種類などさまざまな草に対応不可能であった。

また、座って草とりする必要があり、腰を痛めるなど健康を害する恐れがあった。また、最近は環境保護のため除草剤を使わないようになっており、特に芝生の草とりは座って片手で行われ大変な作業となっている。

本考案は、その欠点を除くために、なされたものでこれを図面にて説明すれば（イ）ペンチの柄（１）を両手で持てるように長くする。

（ロ）ペンチのくちばし部（２）を図１のように切断刃がなく、すべり止めがついたものにする。

本考案はこのような構造であるから、図２のように柄（１）を両手で持ち、くちばし部（２）で草の基部（５）をはさみ、手前に引っ張ることで立ったまま根ごと草を引き抜くこが出来る。

なお本考案のすべり止め（３）の材質は硬いものなら何でもよい。また、すべり止め（３）の形状は線状の溝状やいぼ状でもよく、またくちばしに部に穴をあけてもよい。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の斜視図である。

【図２】本考案の使用中の斜視図である。

【符号の説明】

（１）は柄（２）はくちばし部（３）はすべり止め
（４）は草（５）は草の基部

【実用新案登録請求の範囲】