JPH0660775B2 - スノーガン - Google Patents
スノーガンInfo
- Publication number
- JPH0660775B2 JPH0660775B2 JP2907590A JP2907590A JPH0660775B2 JP H0660775 B2 JPH0660775 B2 JP H0660775B2 JP 2907590 A JP2907590 A JP 2907590A JP 2907590 A JP2907590 A JP 2907590A JP H0660775 B2 JPH0660775 B2 JP H0660775B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- compressed air
- pressure water
- snow gun
- water
- flow
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F25—REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
- F25C—PRODUCING, WORKING OR HANDLING ICE
- F25C3/00—Processes or apparatus specially adapted for producing ice or snow for winter sports or similar recreational purposes, e.g. for sporting installations; Producing artificial snow
- F25C3/04—Processes or apparatus specially adapted for producing ice or snow for winter sports or similar recreational purposes, e.g. for sporting installations; Producing artificial snow for sledging or ski trails; Producing artificial snow
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F25—REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
- F25C—PRODUCING, WORKING OR HANDLING ICE
- F25C2303/00—Special arrangements or features for producing ice or snow for winter sports or similar recreational purposes, e.g. for sporting installations; Special arrangements or features for producing artificial snow
- F25C2303/048—Snow making by using means for spraying water
- F25C2303/0481—Snow making by using means for spraying water with the use of compressed air
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Thermal Sciences (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Nozzles (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、スキー場に供給する人工雪を大量に造雪する
スノーガンに関する。
スノーガンに関する。
[従来の技術] スキー場に供給する人工雪を造雪するスノーガンとし
て、例えば、特公昭59−11835号公報に開示され
ている構造のものが既に知られている。
て、例えば、特公昭59−11835号公報に開示され
ている構造のものが既に知られている。
この種のスノーガンは、第4図に示すように、実線矢印
で示すうず巻き場に流れる高圧水と、破線矢印で示す直
線状に流れる圧縮空気流とを衝突させて霧を生成し、圧
縮空気噴射管Aの前方に開口している霧ノズル出口aか
ら噴出させ、低温外気の冷却作用によって造雪するよう
に構成されている。
で示すうず巻き場に流れる高圧水と、破線矢印で示す直
線状に流れる圧縮空気流とを衝突させて霧を生成し、圧
縮空気噴射管Aの前方に開口している霧ノズル出口aか
ら噴出させ、低温外気の冷却作用によって造雪するよう
に構成されている。
[発明が解決しようとする課題] ところで、造雪効率を向上させるためには、霧化効率を
向上させる必要があり、霧化効率の向上は空気と水の衝
突による霧の生成を良好にし、かつ霧径をできるだけ小
径にすることが要請される。そして、良好な霧の生成と
霧径の小径化は、空気と水が衝突する場合の接触面積の
増大および気水衝突時の相対速度の大きさに依存すると
されている。
向上させる必要があり、霧化効率の向上は空気と水の衝
突による霧の生成を良好にし、かつ霧径をできるだけ小
径にすることが要請される。そして、良好な霧の生成と
霧径の小径化は、空気と水が衝突する場合の接触面積の
増大および気水衝突時の相対速度の大きさに依存すると
されている。
しかし、前記従来のスノーガンでは、圧縮空気噴射管A
から直線状に噴射した圧縮空気流に対して、うず巻き状
の高圧水流を衝突させるようにしているだけのものであ
るから、水と空気との接触面積を大きく確保することが
困難であり、かつ圧縮空気も増速させることなく、単に
圧縮空気噴射管Aから直線状に噴射させているのに過ぎ
ないため、大きい相対速度によって気水衝突を行なうこ
とが期待できない。したがって、良好な気水衝突状態お
よび霧径の小径化の点に関しては、いささか不十分であ
り、霧化効率と造雪効率に劣る問題点を有している。
から直線状に噴射した圧縮空気流に対して、うず巻き状
の高圧水流を衝突させるようにしているだけのものであ
るから、水と空気との接触面積を大きく確保することが
困難であり、かつ圧縮空気も増速させることなく、単に
圧縮空気噴射管Aから直線状に噴射させているのに過ぎ
ないため、大きい相対速度によって気水衝突を行なうこ
とが期待できない。したがって、良好な気水衝突状態お
よび霧径の小径化の点に関しては、いささか不十分であ
り、霧化効率と造雪効率に劣る問題点を有している。
本発明は、このような事情に鑑みなされてもので、良好
な気水衝突状態および霧径の小径化の達成により、霧化
効率と造雪効率の向上を実現できるスノーガンの提供を
目的としている。
な気水衝突状態および霧径の小径化の達成により、霧化
効率と造雪効率の向上を実現できるスノーガンの提供を
目的としている。
[問題点を解決するための手段] 前記目的を達成するために、本発明に係るスノーガン
は、スノーガン本体部の縦軸線から偏心した位置に取付
けられ高圧水をスノーガン本体部内で旋回させるように
導入する高圧水導入管と、スノーガン本体部内に形成さ
れて前記導入管から流出した高圧水流を旋回させる旋回
室と、この旋回室の前側に連通形成されて旋回室から流
出した高圧水流を絞りながら旋回移動させる先細截頭円
錐形の空間によって形成されたスノーガン本体部の縦軸
線と同心の絞り室と、この絞り室の前端部に同心に形成
され気水衝突部に開口する水ノズル出口とからなる高圧
水移動系を有し、スノーガン本体部の縦軸線から偏心し
た位置に取付けられ圧縮空気をスノーガン本体部内で高
速でかつ高圧水流の旋回方向の反対方向に旋回させるよ
うに導入する圧縮空気導入管と、この圧縮空気導入管か
ら流出した圧縮空気流を前記気水衝突部に向けて徐々に
絞りながら旋回移動させるスノーガン本体部の縦軸線と
同心の環状の絞り通路とからなる圧縮空気移動系を備
え、スノーガン本体部の前端部縦軸線上に前記気水衝突
部で生成された霧を噴出させる霧ノズル出口が形成され
ているものである。
は、スノーガン本体部の縦軸線から偏心した位置に取付
けられ高圧水をスノーガン本体部内で旋回させるように
導入する高圧水導入管と、スノーガン本体部内に形成さ
れて前記導入管から流出した高圧水流を旋回させる旋回
室と、この旋回室の前側に連通形成されて旋回室から流
出した高圧水流を絞りながら旋回移動させる先細截頭円
錐形の空間によって形成されたスノーガン本体部の縦軸
線と同心の絞り室と、この絞り室の前端部に同心に形成
され気水衝突部に開口する水ノズル出口とからなる高圧
水移動系を有し、スノーガン本体部の縦軸線から偏心し
た位置に取付けられ圧縮空気をスノーガン本体部内で高
速でかつ高圧水流の旋回方向の反対方向に旋回させるよ
うに導入する圧縮空気導入管と、この圧縮空気導入管か
ら流出した圧縮空気流を前記気水衝突部に向けて徐々に
絞りながら旋回移動させるスノーガン本体部の縦軸線と
同心の環状の絞り通路とからなる圧縮空気移動系を備
え、スノーガン本体部の前端部縦軸線上に前記気水衝突
部で生成された霧を噴出させる霧ノズル出口が形成され
ているものである。
[作用] 本発明によれば、高圧水移動系の高圧水導入管からスノ
ーガン本体部の内部に導入された高圧水流は、旋回室内
において、例えば右まわりに旋回する。
ーガン本体部の内部に導入された高圧水流は、旋回室内
において、例えば右まわりに旋回する。
旋回室から絞り室に流下した高圧水流は、絞られること
によって流速を高められながら旋回し、水ノズル出口か
ら気水衝突部に噴射される。
によって流速を高められながら旋回し、水ノズル出口か
ら気水衝突部に噴射される。
水ノズル出口から気水衝突部に噴射された高圧水流は、
遠心力によって旋回半径を拡大され、この拡大された旋
回軌道に沿って、薄い水膜状になって旋回する。
遠心力によって旋回半径を拡大され、この拡大された旋
回軌道に沿って、薄い水膜状になって旋回する。
一方、圧縮空気移動系の圧縮空気導入管からスノーガン
本体部の内部に導入された圧縮空気流は、前記高圧水流
の反対方向(左まわり)に旋回しながら環状の絞り通路
を流下することによって絞られ、かつ流速が高められ
る。
本体部の内部に導入された圧縮空気流は、前記高圧水流
の反対方向(左まわり)に旋回しながら環状の絞り通路
を流下することによって絞られ、かつ流速が高められ
る。
環状の絞り通路は、圧縮空気流を徐々に絞りながら旋回
移動させることができるように形成されているから、圧
縮空気流を層流もしくは層流に近い流れに整流して気水
衝突部に導くことができる。
移動させることができるように形成されているから、圧
縮空気流を層流もしくは層流に近い流れに整流して気水
衝突部に導くことができる。
気水衝突部では、整流されて高速で旋回する圧縮空気流
が前述の薄い水膜状になって旋回している高圧水流に衝
突する。この場合、高圧水流と圧縮空気流とは、互いに
反対方向に旋回しているため、大きい相対速度で衝突す
ることになる。つまり、整流されて高速で旋回している
圧縮空気流を薄い水膜状になって反対方向に旋回してい
る高圧水流に大きい相対速度で衝突させることによっ
て、気水衝突状態が良好になり、霧径を小径化できる。
が前述の薄い水膜状になって旋回している高圧水流に衝
突する。この場合、高圧水流と圧縮空気流とは、互いに
反対方向に旋回しているため、大きい相対速度で衝突す
ることになる。つまり、整流されて高速で旋回している
圧縮空気流を薄い水膜状になって反対方向に旋回してい
る高圧水流に大きい相対速度で衝突させることによっ
て、気水衝突状態が良好になり、霧径を小径化できる。
[実施例] 以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は上半部の正面図、第2図は上半部の縦断側面
図、第3図は上半部の背面図を示し、これらの図におい
て、スノーガン本体部1は筒状の基部1Aと、この筒状
の基部1Aの前端面に環状のスペーサ1Bを介して固着
されるフランジ状の前体部1Dおよび筒状の基部1Aの
後端面に固着されるフランジ状の後体部1Eとから構成
され、高圧水移動系Xと圧縮空気移動系Yとを具備して
いる。
図、第3図は上半部の背面図を示し、これらの図におい
て、スノーガン本体部1は筒状の基部1Aと、この筒状
の基部1Aの前端面に環状のスペーサ1Bを介して固着
されるフランジ状の前体部1Dおよび筒状の基部1Aの
後端面に固着されるフランジ状の後体部1Eとから構成
され、高圧水移動系Xと圧縮空気移動系Yとを具備して
いる。
フランジ状の後体部1Eの後面に高圧水移動系Xの高圧
水導入管3が取付けられている。この高圧水導入管3
は、ポンプによってなる高圧水供給源2から管路2Aを
経て供給される高圧水をスノーガン本体部1内で旋回さ
せるように導入するためのもので、スノーガン本体部1
の縦軸線Cから側方に偏心した位置に、前下りに傾斜し
て取付けられ、旋回室4に開口している。したがって、
高圧水導入管3から流出した高圧水流は、旋回室4内に
おいて、正面側から見て右まわりに旋回する。
水導入管3が取付けられている。この高圧水導入管3
は、ポンプによってなる高圧水供給源2から管路2Aを
経て供給される高圧水をスノーガン本体部1内で旋回さ
せるように導入するためのもので、スノーガン本体部1
の縦軸線Cから側方に偏心した位置に、前下りに傾斜し
て取付けられ、旋回室4に開口している。したがって、
高圧水導入管3から流出した高圧水流は、旋回室4内に
おいて、正面側から見て右まわりに旋回する。
高圧水移動系Xの旋回室4はフランジ状の後体部1Eの
前部に凹設されたスノーガン本体部1の縦軸線Cと同心
の環状溝4Aと、スノーガン本体部1内において縦軸線
Cと同心にフランジ状の後体部1Eに対向して取付けら
れたすり鉢状部材5の外周縁部5Aの後面とで囲まれた
環状空間によって形成されており、該旋回室4の前側に
前記すり鉢状部材5の周壁部で囲まれた、先細截頭円錐
形の空間によってなる絞り室6が連通形成され、この絞
り室6の前側にスノーガン本体部1の縦軸線Cと同心の
水ノズル出口5Bが形成され、該水ノズル出口5Bは気
水衝突部8Xに開口している。
前部に凹設されたスノーガン本体部1の縦軸線Cと同心
の環状溝4Aと、スノーガン本体部1内において縦軸線
Cと同心にフランジ状の後体部1Eに対向して取付けら
れたすり鉢状部材5の外周縁部5Aの後面とで囲まれた
環状空間によって形成されており、該旋回室4の前側に
前記すり鉢状部材5の周壁部で囲まれた、先細截頭円錐
形の空間によってなる絞り室6が連通形成され、この絞
り室6の前側にスノーガン本体部1の縦軸線Cと同心の
水ノズル出口5Bが形成され、該水ノズル出口5Bは気
水衝突部8Xに開口している。
筒状の基部1Aの上端部に圧縮空気移動系Yの圧縮空気
導入管7が取付けられている。この圧縮空気導入管7
は、エアコンプレッサーによってなる圧縮空気供給源7
Aから管路7Bを経て供給される圧縮空気をスノーガン
本体部1内で前記高圧水流よりも高速かつ高圧水流の反
対方向に旋回させるように導入するためのもので、スノ
ーガン本体部1の上端部から接線方向に延出して取付け
られ、筒状の基部1Aの内部に開口している。したがっ
て、圧縮空気導入管7から流出した圧縮空気流は、筒状
の基部1A内において正面側から見て左まわりに旋回す
る。
導入管7が取付けられている。この圧縮空気導入管7
は、エアコンプレッサーによってなる圧縮空気供給源7
Aから管路7Bを経て供給される圧縮空気をスノーガン
本体部1内で前記高圧水流よりも高速かつ高圧水流の反
対方向に旋回させるように導入するためのもので、スノ
ーガン本体部1の上端部から接線方向に延出して取付け
られ、筒状の基部1Aの内部に開口している。したがっ
て、圧縮空気導入管7から流出した圧縮空気流は、筒状
の基部1A内において正面側から見て左まわりに旋回す
る。
圧縮空気移動系Yの環状の絞り通路8は、圧縮空気導入
管7から筒状の基部1A内に流出した圧縮空気流を前記
気水衝突部8Xに向けて徐々に絞りながら旋回移動させ
るためのもので、すり鉢状部材5の前面に形成された略
く字状を呈する後面8Aとこの後面8Aの前側に対向配
置された円弧状に膨出する前面8Bおよび筒状の基部1
Aの内面によって囲まれた環状空間によって形成されて
おり、径外部後方より径内部前方にかけて通路断面積が
徐々に縮小されるように構成されている。そして、該環
状の絞り通路8の前端部にスノーガン本体部1の縦軸線
Cと同心の霧ノズル出口9が形成されている。
管7から筒状の基部1A内に流出した圧縮空気流を前記
気水衝突部8Xに向けて徐々に絞りながら旋回移動させ
るためのもので、すり鉢状部材5の前面に形成された略
く字状を呈する後面8Aとこの後面8Aの前側に対向配
置された円弧状に膨出する前面8Bおよび筒状の基部1
Aの内面によって囲まれた環状空間によって形成されて
おり、径外部後方より径内部前方にかけて通路断面積が
徐々に縮小されるように構成されている。そして、該環
状の絞り通路8の前端部にスノーガン本体部1の縦軸線
Cと同心の霧ノズル出口9が形成されている。
即ち、円弧状に膨出する前面8Aはフランジ状の前体部
1Dの後部に形成され、霧ノズル出口9はフランジ状の
前体部1Dの中心部を貫通して形成されている。
1Dの後部に形成され、霧ノズル出口9はフランジ状の
前体部1Dの中心部を貫通して形成されている。
つぎに、前記構成の作用について説明する。
高圧水移動系Xの高圧水導入管3からスノーガン本体部
1の内部に導入された高圧水流は、旋回室4内におい
て、例えば右まわりに旋回する。
1の内部に導入された高圧水流は、旋回室4内におい
て、例えば右まわりに旋回する。
旋回室4から絞り室6に流下した高圧水流は、絞られる
ことによって流速を高められながら旋回し、水ノズル出
口5Bから気水衝突部8Xに噴射される。
ことによって流速を高められながら旋回し、水ノズル出
口5Bから気水衝突部8Xに噴射される。
水ノズル出口5Bから気水衝突部8Xに噴射された高圧
水流は、遠心力によって旋回半径を拡大され、この拡大
された旋回軌道に沿って、薄い水膜状になって旋回す
る。
水流は、遠心力によって旋回半径を拡大され、この拡大
された旋回軌道に沿って、薄い水膜状になって旋回す
る。
一方、圧縮空気移動系Yの圧縮空気導入管7からスノー
ガン本体部1の内部に導入された圧縮空気流は、前記高
圧水流の反対方向(左まわり)に旋回しながら環状の絞
り通路8を流下することによって絞られ、かつ流速が高
められる。
ガン本体部1の内部に導入された圧縮空気流は、前記高
圧水流の反対方向(左まわり)に旋回しながら環状の絞
り通路8を流下することによって絞られ、かつ流速が高
められる。
環状の絞り通路8は、圧縮空気流を徐々に絞りながら旋
回移動させることができるように形成されているから、
圧縮空気流を層流もしくは層流に近い流れに整流して気
水衝突部8Xに導くことができる。
回移動させることができるように形成されているから、
圧縮空気流を層流もしくは層流に近い流れに整流して気
水衝突部8Xに導くことができる。
気水衝突部8Xでは、整流されて高速で旋回する圧縮空
気流が前述の薄い水膜状になって旋回している高圧水流
に衝突する。この場合、高圧水流と圧縮空気流とは、互
いに反対方向に旋回しているため、大きい相対速度で衝
突することになる。つまり、整流されて高速で旋回して
いる圧縮空気流が薄い水膜状になって反対方向に旋回し
ている高圧水流に大きい相対速度で衝突することにな
る。その結果、気水衝突状態が良好になり、霧径を小径
化でき、霧化効率が大幅に向上し、造雪効率を向上させ
ることができる。
気流が前述の薄い水膜状になって旋回している高圧水流
に衝突する。この場合、高圧水流と圧縮空気流とは、互
いに反対方向に旋回しているため、大きい相対速度で衝
突することになる。つまり、整流されて高速で旋回して
いる圧縮空気流が薄い水膜状になって反対方向に旋回し
ている高圧水流に大きい相対速度で衝突することにな
る。その結果、気水衝突状態が良好になり、霧径を小径
化でき、霧化効率が大幅に向上し、造雪効率を向上させ
ることができる。
圧縮空気流の流速および流量を高圧水流の流速および流
量よりも大きく設定しておくことで、高圧水流と圧縮空
気流の気水衝突流体は、圧縮空気流の旋回方向(左まわ
り)に旋回することになる。
量よりも大きく設定しておくことで、高圧水流と圧縮空
気流の気水衝突流体は、圧縮空気流の旋回方向(左まわ
り)に旋回することになる。
なお、本発明に係るスノーガンによって生成された霧径
は、従来のスノーガンによって生成された霧径の約70
%に縮小されたことが実験により確認できた。
は、従来のスノーガンによって生成された霧径の約70
%に縮小されたことが実験により確認できた。
[発明の効果] 本発明は、前述のように構成されているので、以下に記
載されるような効果を奏する。
載されるような効果を奏する。
即ち、水ノズル出口から気水衝突部に噴射され、遠心力
によって拡大された旋回軌道に沿って、薄い水膜状にな
って旋回する高圧水流に対して、環状の絞り通路を流下
することにより絞られ、かつ流速が高められた反対方向
の旋回圧縮空気流を大きい相対速度で衝突させることが
できるので、気水衝突状態が良好になり、霧径を小径化
でき、霧化効率と造雪効率の向上を実現できる。
によって拡大された旋回軌道に沿って、薄い水膜状にな
って旋回する高圧水流に対して、環状の絞り通路を流下
することにより絞られ、かつ流速が高められた反対方向
の旋回圧縮空気流を大きい相対速度で衝突させることが
できるので、気水衝突状態が良好になり、霧径を小径化
でき、霧化効率と造雪効率の向上を実現できる。
また、環状の絞り通路によって、圧縮空気流が徐々に絞
られながら旋回移動するので、圧縮空気流を層流もしく
は層流に近い流れに整流して気水衝突部に導くことがで
きるため、振動および騒音の大幅な低減を達成できる。
られながら旋回移動するので、圧縮空気流を層流もしく
は層流に近い流れに整流して気水衝突部に導くことがで
きるため、振動および騒音の大幅な低減を達成できる。
第1図ないし第3図は本発明の実施例を示し、第1図は
上半部の正面図、第2図は上半部の縦断面図、第3図は
上半部の背面図であり、第4図は従来例の概略説明図で
ある。 1…スノーガン本体部 3…高圧水導入管 4…水旋回室 5B…水ノズル出口 6…絞り室 7…圧縮空気導入管 8…環状の絞り通路 8X…気水衝突部 9…フランジ状の前体部 C…スノーガン本体部の縦軸線 X…高圧水移動系 Y…圧縮空気移動系
上半部の正面図、第2図は上半部の縦断面図、第3図は
上半部の背面図であり、第4図は従来例の概略説明図で
ある。 1…スノーガン本体部 3…高圧水導入管 4…水旋回室 5B…水ノズル出口 6…絞り室 7…圧縮空気導入管 8…環状の絞り通路 8X…気水衝突部 9…フランジ状の前体部 C…スノーガン本体部の縦軸線 X…高圧水移動系 Y…圧縮空気移動系
フロントページの続き (72)発明者 土肥 義洋 大阪府枚方市中宮大池1丁目1番1号 久 保田鉄工株式会社枚方製造所内 (72)発明者 角田 隆晴 大阪府枚方市中宮大池1丁目1番1号 久 保田鉄工株式会社枚方製造所内 (72)発明者 宮内 直 大阪府枚方市中宮大池1丁目1番1号 久 保田鉄工株式会社枚方製造所内 (72)発明者 平藤 武文 大阪府枚方市中宮大池1丁目1番1号 久 保田鉄工株式会社枚方製造所内
Claims (1)
- 【請求項1】スノーガン本体部の縦軸線から偏心した位
置に取付けられ高圧水をスノーガン本体部内で旋回させ
るようにに導入する高圧水導入管と、スノーガン本体部
内に形成されて前記導入管から流出した高圧水流を旋回
させる旋回室と、この旋回室の前側に連通形成されて旋
回室から流出した高圧水流を絞りながら旋回移動させる
先細截頭円錐形の空間によって形成されたスノーガン本
体部の縦軸線と同心の絞り室と、この絞り室の前端部に
同心に形成され気水衝突部に開口する水ノズル出口とか
らなる高圧水移動系を有し、スノーガン本体部の縦軸線
から偏心した位置に取付けられ圧縮空気をスノーガン本
体部内で高速でかつ高圧水流の旋回方向の反対方向に旋
回させるように導入する圧縮空気導入管と、この圧縮空
気導入管から流出した圧縮空気流を前記気水衝突部に向
けて徐々に絞りながら旋回移動させるスノーガン本体部
の縦軸線と同心の環状の絞り通路とからなる圧縮空気移
動系を備え、スノーガン本体部の前端部縦軸線上に前記
気水衝突部で生成された霧を噴出させる霧ノズル出口が
形成されていることを特徴とするスノーガン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2907590A JPH0660775B2 (ja) | 1990-02-08 | 1990-02-08 | スノーガン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2907590A JPH0660775B2 (ja) | 1990-02-08 | 1990-02-08 | スノーガン |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03233271A JPH03233271A (ja) | 1991-10-17 |
JPH0660775B2 true JPH0660775B2 (ja) | 1994-08-10 |
Family
ID=12266233
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2907590A Expired - Lifetime JPH0660775B2 (ja) | 1990-02-08 | 1990-02-08 | スノーガン |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0660775B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN110686436A (zh) * | 2018-07-06 | 2020-01-14 | 河南晋安机械科技有限公司 | 一种造雪机机头 |
CN114251887B (zh) * | 2022-01-14 | 2023-03-14 | 中国飞机强度研究所 | 一种造雪机及其在飞机测试中的应用 |
-
1990
- 1990-02-08 JP JP2907590A patent/JPH0660775B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH03233271A (ja) | 1991-10-17 |
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