JPH0659399B2 - 触媒反応装置 - Google Patents
触媒反応装置Info
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- JPH0659399B2 JPH0659399B2 JP61080960A JP8096086A JPH0659399B2 JP H0659399 B2 JPH0659399 B2 JP H0659399B2 JP 61080960 A JP61080960 A JP 61080960A JP 8096086 A JP8096086 A JP 8096086A JP H0659399 B2 JPH0659399 B2 JP H0659399B2
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- C01B3/00—Hydrogen; Gaseous mixtures containing hydrogen; Separation of hydrogen from mixtures containing it; Purification of hydrogen
- C01B3/02—Production of hydrogen or of gaseous mixtures containing a substantial proportion of hydrogen
- C01B3/32—Production of hydrogen or of gaseous mixtures containing a substantial proportion of hydrogen by reaction of gaseous or liquid organic compounds with gasifying agents, e.g. water, carbon dioxide, air
- C01B3/34—Production of hydrogen or of gaseous mixtures containing a substantial proportion of hydrogen by reaction of gaseous or liquid organic compounds with gasifying agents, e.g. water, carbon dioxide, air by reaction of hydrocarbons with gasifying agents
- C01B3/38—Production of hydrogen or of gaseous mixtures containing a substantial proportion of hydrogen by reaction of gaseous or liquid organic compounds with gasifying agents, e.g. water, carbon dioxide, air by reaction of hydrocarbons with gasifying agents using catalysts
- C01B3/384—Production of hydrogen or of gaseous mixtures containing a substantial proportion of hydrogen by reaction of gaseous or liquid organic compounds with gasifying agents, e.g. water, carbon dioxide, air by reaction of hydrocarbons with gasifying agents using catalysts the catalyst being continuously externally heated
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- B01—PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
- B01J—CHEMICAL OR PHYSICAL PROCESSES, e.g. CATALYSIS OR COLLOID CHEMISTRY; THEIR RELEVANT APPARATUS
- B01J8/00—Chemical or physical processes in general, conducted in the presence of fluids and solid particles; Apparatus for such processes
- B01J8/02—Chemical or physical processes in general, conducted in the presence of fluids and solid particles; Apparatus for such processes with stationary particles, e.g. in fixed beds
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- B01J8/062—Chemical or physical processes in general, conducted in the presence of fluids and solid particles; Apparatus for such processes with stationary particles, e.g. in fixed beds in tube reactors; the solid particles being arranged in tubes being installed in a furnace
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- C01—INORGANIC CHEMISTRY
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- C01B2203/08—Methods of heating or cooling
- C01B2203/0805—Methods of heating the process for making hydrogen or synthesis gas
- C01B2203/0811—Methods of heating the process for making hydrogen or synthesis gas by combustion of fuel
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
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- C01B2203/0805—Methods of heating the process for making hydrogen or synthesis gas
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- C01B2203/08—Methods of heating or cooling
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Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は供給原料より製品ガスを製造する触媒反応装置
の如き反応装置に係る。
の如き反応装置に係る。
従来の技術 本願出願人と同一の譲受人に譲渡された米国特許第4,
098,588号により代表される如き高効率の触媒反
応装置は当技術分野に於てよく知られている。この米国
特許に於ては、例えば炭化水素原料より水素を製造する
コンパクトな反応装置が記載されている。触媒にて充填
された管状のリアクタが炉内に配置されている。炉はリ
アクタ内に於て生じる反応のための熱を供給する。炉内
に於て発生された高温ガスはそれらが炉の排気導管へ移
動する際にリアクタの周りに一様に通される。前記米国
特許の第5図及び第6図に示された実施例に於ては、リ
アクタの間の炉空間を低減し、また高温ガスの流れをリ
アクタに間近に近接した位置に強制的に導き、これによ
り熱伝達性を向上させるべく、軸線方向に延在する複数
個の三角形状のフローディレクタが隣接するリアクタの
間に配置されている。各フローディレクタにはその全長
に亙り延在する複数個の一体的なフィンが設けられてい
る。これらのフィンは前記米国特許の他の実施例に於て
記載されている熱伝導性の粒子又は充填材の機能を果
す。これらのフィンは充填材と同様、流動する炉ガスよ
りリアクタのチューブへ熱が対流、伝導、及び輻射によ
り伝達されることを向上させるためのものである。前記
米国特許に記載されている如く、熱伝達効率を向上さ
せ、またリアクタのチューブの周囲に局部的なホットス
ポットや温度勾配が生じることを回避するためには、各
リアクタの周り及びリアクタの間に於ける高温ガスの流
れが均一であることが重要である。
098,588号により代表される如き高効率の触媒反
応装置は当技術分野に於てよく知られている。この米国
特許に於ては、例えば炭化水素原料より水素を製造する
コンパクトな反応装置が記載されている。触媒にて充填
された管状のリアクタが炉内に配置されている。炉はリ
アクタ内に於て生じる反応のための熱を供給する。炉内
に於て発生された高温ガスはそれらが炉の排気導管へ移
動する際にリアクタの周りに一様に通される。前記米国
特許の第5図及び第6図に示された実施例に於ては、リ
アクタの間の炉空間を低減し、また高温ガスの流れをリ
アクタに間近に近接した位置に強制的に導き、これによ
り熱伝達性を向上させるべく、軸線方向に延在する複数
個の三角形状のフローディレクタが隣接するリアクタの
間に配置されている。各フローディレクタにはその全長
に亙り延在する複数個の一体的なフィンが設けられてい
る。これらのフィンは前記米国特許の他の実施例に於て
記載されている熱伝導性の粒子又は充填材の機能を果
す。これらのフィンは充填材と同様、流動する炉ガスよ
りリアクタのチューブへ熱が対流、伝導、及び輻射によ
り伝達されることを向上させるためのものである。前記
米国特許に記載されている如く、熱伝達効率を向上さ
せ、またリアクタのチューブの周囲に局部的なホットス
ポットや温度勾配が生じることを回避するためには、各
リアクタの周り及びリアクタの間に於ける高温ガスの流
れが均一であることが重要である。
本発明は、上述の如き目的を達成すべく、上述の米国特
許の場合とは異なる態様に設定されたフローディレク
タ、即ち螺旋溝を備えた導管を有するコンパストな複チ
ューブ型触媒反応装置に関するものである。本発明のフ
ローディレクタは、前記米国特許のフローディレクタが
使用されるには適していない単チューブ型触媒反応装置
にも有用なものである。
許の場合とは異なる態様に設定されたフローディレク
タ、即ち螺旋溝を備えた導管を有するコンパストな複チ
ューブ型触媒反応装置に関するものである。本発明のフ
ローディレクタは、前記米国特許のフローディレクタが
使用されるには適していない単チューブ型触媒反応装置
にも有用なものである。
発明の開示 本発明の目的は、触媒反応チューブの周りを流れる流体
より反応チューブへの熱の伝達を改善することである。
より反応チューブへの熱の伝達を改善することである。
本発明によれば、炉内の管状のリアクタは該リアクタの
外面より隔置された円筒状の内面を有する導管により囲
繞され、導管とリアクタとの間には軸線方向に延在する
環状空間が形成されており、該環状空間を経て高温の炉
ガスが流れるようになっている。導管の内面は該導管の
全長に亙り延在する複数個の螺旋溝を有している。これ
らの螺旋溝は導管の内周面の実質的な部分の周りに延在
しており、導管の軸線に垂直な任意の断面に於ける螺旋
溝の断面積は、前記断面の位置に於ける導管とリアクタ
との間の全横断流れ面積の実質的な一部を占めている。
外面より隔置された円筒状の内面を有する導管により囲
繞され、導管とリアクタとの間には軸線方向に延在する
環状空間が形成されており、該環状空間を経て高温の炉
ガスが流れるようになっている。導管の内面は該導管の
全長に亙り延在する複数個の螺旋溝を有している。これ
らの螺旋溝は導管の内周面の実質的な部分の周りに延在
しており、導管の軸線に垂直な任意の断面に於ける螺旋
溝の断面積は、前記断面の位置に於ける導管とリアクタ
との間の全横断流れ面積の実質的な一部を占めている。
導管の内面に設けられた螺旋溝は平滑な円筒状の内面に
比して表面積を増大し、これにより導管の輻射能力を増
大し、また導管がそれに近接して流れる高温ガスより対
流によって熱を収集する能力を増大する。かかる熱は導
管より輻射によってリタクタのチューブへ伝達される。
かかる導管の主要な機能の一つはラジエータであるの
で、これ以降上述の導管をラジエータと呼ぶこととす
る。
比して表面積を増大し、これにより導管の輻射能力を増
大し、また導管がそれに近接して流れる高温ガスより対
流によって熱を収集する能力を増大する。かかる熱は導
管より輻射によってリタクタのチューブへ伝達される。
かかる導管の主要な機能の一つはラジエータであるの
で、これ以降上述の導管をラジエータと呼ぶこととす
る。
ラジエータに設けられた螺旋溝は、炉ガスがリアクタの
長さに沿って軸線方向に移動する際にリアクタの周りに
周縁方向に炉ガスを導き、これにより輻射及び対流によ
ってリアクタに均一に熱を伝達する。大まかな公差や真
円度のずれ等に起因してラジエータがリアクタの表面に
接触したとしても、螺旋溝は接触した部分に間近に近接
して高温ガスを導き、これにより少なくとも一部の熱を
リアクタの接触領域に供給し、これによりリアクタ内に
周縁方向の熱分布不良やホットスポットが生じることを
低減する。従ってラジエータの内壁は、螺旋溝の横断面
積が圧力降下の限度を越えることなくガス流を導き得る
ほど十分大きいものである限り、リアクタの外壁に間近
に近接してこれより隔置されてよい。
長さに沿って軸線方向に移動する際にリアクタの周りに
周縁方向に炉ガスを導き、これにより輻射及び対流によ
ってリアクタに均一に熱を伝達する。大まかな公差や真
円度のずれ等に起因してラジエータがリアクタの表面に
接触したとしても、螺旋溝は接触した部分に間近に近接
して高温ガスを導き、これにより少なくとも一部の熱を
リアクタの接触領域に供給し、これによりリアクタ内に
周縁方向の熱分布不良やホットスポットが生じることを
低減する。従ってラジエータの内壁は、螺旋溝の横断面
積が圧力降下の限度を越えることなくガス流を導き得る
ほど十分大きいものである限り、リアクタの外壁に間近
に近接してこれより隔置されてよい。
螺旋溝を有する管状のラジエータは、前記米国特許第
4,098,588号に開示されたフィンを備えたフロ
ーディレクタの代りに、前記米国特許のコンパクトな複
チューブ型触媒反応装置に使用される特に適している。
4,098,588号に開示されたフィンを備えたフロ
ーディレクタの代りに、前記米国特許のコンパクトな複
チューブ型触媒反応装置に使用される特に適している。
空調装置、フリーザ、ボイラー等の熱交換器に使用され
るチューブであって、円筒状の内面又は外面に螺旋溝が
形成されたチューブは従来技術の文献に記載されてい
る。例えば米国特許第4,044,797号を参照され
たい。この場合螺旋溝は、チューブ内を流れる流体によ
り発生される圧力低下を増大させることなく、熱伝達面
積を増大し、またチューブの壁を横切る熱伝達率を増大
させるために設けられている。温度の異なる流体を分離
し、チューブの一方の側の流体よりチューブの他方の側
の流体へ熱が伝達される熱伝達チューブを開示する他の
特許として、米国特許第3,309,072号、同第
3,370,635号、同第2,930,405号、同
第2,998,962号、同第3,267,563号、
同第3,267,564号、同第3,284,170号
がある。本発明に於けるラジエータは、以下の説明より
明らかである如く、その壁を横切って熱が伝達される訳
ではないので、熱伝達チューブではないことに留意され
たい。
るチューブであって、円筒状の内面又は外面に螺旋溝が
形成されたチューブは従来技術の文献に記載されてい
る。例えば米国特許第4,044,797号を参照され
たい。この場合螺旋溝は、チューブ内を流れる流体によ
り発生される圧力低下を増大させることなく、熱伝達面
積を増大し、またチューブの壁を横切る熱伝達率を増大
させるために設けられている。温度の異なる流体を分離
し、チューブの一方の側の流体よりチューブの他方の側
の流体へ熱が伝達される熱伝達チューブを開示する他の
特許として、米国特許第3,309,072号、同第
3,370,635号、同第2,930,405号、同
第2,998,962号、同第3,267,563号、
同第3,267,564号、同第3,284,170号
がある。本発明に於けるラジエータは、以下の説明より
明らかである如く、その壁を横切って熱が伝達される訳
ではないので、熱伝達チューブではないことに留意され
たい。
以下に添付の図を参照しつつ、本発明を実施例について
詳細に説明する。
詳細に説明する。
好ましい実施例の説明 本発明の一つの例示的実施例として、第1図及び第2図
の触媒反応装置10について説明する。この実施例に於
ては、触媒反応装置は水素を製造すべく適当な触媒の存
在下に於て改質可能な炭化水素燃料を蒸気改質するため
のものである。触媒反応装置10はバーナノズル14と
バーナ燃料マニホールド16と空気マニホールド18と
を含む炉12を含んでいる。炉12内には互いに近接し
て充填された複数個の管状のリタクタ20が配置されて
いる。
の触媒反応装置10について説明する。この実施例に於
ては、触媒反応装置は水素を製造すべく適当な触媒の存
在下に於て改質可能な炭化水素燃料を蒸気改質するため
のものである。触媒反応装置10はバーナノズル14と
バーナ燃料マニホールド16と空気マニホールド18と
を含む炉12を含んでいる。炉12内には互いに近接し
て充填された複数個の管状のリタクタ20が配置されて
いる。
各リアクタ20は円筒状の外壁22とセンタチューブ2
4の円筒状の内壁とを含んでおり、これらの間に環状の
反応室26が郭定されている。反応室26は蒸気改質触
媒ペレット28にて充填されており、触媒ペレット28
は反応室の入口32に設けられたスクリーン30上に支
持されている。反応室をその入口32より出口36まで
充填するためにニッケルの如き任意の好適な蒸気改質触
媒が使用されてよい。外壁22により郭定された円筒体
はその上端38に於てエンドキャップ40により閉じら
れている。センタチューブ24は入口上端42と出口下
端44とを有している。入口上端42はエンドキャップ
40の下方にて終わっており、これによりセンタチュー
ブは反応室26の出口36とガスの流通可能に連通して
いる。
4の円筒状の内壁とを含んでおり、これらの間に環状の
反応室26が郭定されている。反応室26は蒸気改質触
媒ペレット28にて充填されており、触媒ペレット28
は反応室の入口32に設けられたスクリーン30上に支
持されている。反応室をその入口32より出口36まで
充填するためにニッケルの如き任意の好適な蒸気改質触
媒が使用されてよい。外壁22により郭定された円筒体
はその上端38に於てエンドキャップ40により閉じら
れている。センタチューブ24は入口上端42と出口下
端44とを有している。入口上端42はエンドキャップ
40の下方にて終わっており、これによりセンタチュー
ブは反応室26の出口36とガスの流通可能に連通して
いる。
センタチューブ24内には円筒形のプラグ46が配置さ
れており、該プラグはセンタチューブの内径よりも幾分
か小さい外径を有しており、これによりセンタチューブ
との間に入口49を有する環状の再生室48を郭定して
いる。プラグ46は充実の棒体であってよいが、図示の
実施例に於ては一端に於てエンドキャップ50により閉
ざされたチューブであり、これにより反応室26より流
出する反応生成物はプラグ46の周りの再生室48を経
て流れなければならないようになっている。プラグ46
とセンタチューブ24との間の間隔はプラグの壁に設け
られた突起52により維持されるようになっている。
れており、該プラグはセンタチューブの内径よりも幾分
か小さい外径を有しており、これによりセンタチューブ
との間に入口49を有する環状の再生室48を郭定して
いる。プラグ46は充実の棒体であってよいが、図示の
実施例に於ては一端に於てエンドキャップ50により閉
ざされたチューブであり、これにより反応室26より流
出する反応生成物はプラグ46の周りの再生室48を経
て流れなければならないようになっている。プラグ46
とセンタチューブ24との間の間隔はプラグの壁に設け
られた突起52により維持されるようになっている。
この例示的実施例のリアクタの目的から、再生室48の
機能は出口36より流出する反応生成物より反応室26
の触媒床へ熱を戻すことであり、従ってこの実施例につ
いては、プラズ46とセンタチューブ24との間に郭定
された環状空間が出口端44まで延在しているが、再生
室48の出口54はセンタチューブの出口端44に設け
られているのではなく、触媒床の入口32に近接して配
置されているものと看倣される。第1図に示された構成
によれば、処理される燃料はそれが触媒床に流入する前
に或る程度予熱される。またこの実施例に於ては、再生
室48の入口49が反応室26の出口36に近接するよ
う、プラグ46は反応室の全長に亙り延在している。か
かる構成は最大限に再生を行わせるに好ましいものであ
るが、再生室の入口は図示のプラグよりも短いプラグを
使用して反応室の入口と出口との間の任意の位置に設け
られてもよい。
機能は出口36より流出する反応生成物より反応室26
の触媒床へ熱を戻すことであり、従ってこの実施例につ
いては、プラズ46とセンタチューブ24との間に郭定
された環状空間が出口端44まで延在しているが、再生
室48の出口54はセンタチューブの出口端44に設け
られているのではなく、触媒床の入口32に近接して配
置されているものと看倣される。第1図に示された構成
によれば、処理される燃料はそれが触媒床に流入する前
に或る程度予熱される。またこの実施例に於ては、再生
室48の入口49が反応室26の出口36に近接するよ
う、プラグ46は反応室の全長に亙り延在している。か
かる構成は最大限に再生を行わせるに好ましいものであ
るが、再生室の入口は図示のプラグよりも短いプラグを
使用して反応室の入口と出口との間の任意の位置に設け
られてもよい。
再生室48は実質的に高温の炉ガスより隔離されてい
る。リアクタの全体としての効率を最大限にするために
は、炉ガスの熱エネルギにより再生室内の反応生成物が
加熱されることを阻止することが重要である。また再生
室内に於て追加の燃料又は水素が燃焼することを回避す
ることが重要である。出口36に於ける反応生成物内に
既に存在する顕熱のみが反応室26へ伝達される。
る。リアクタの全体としての効率を最大限にするために
は、炉ガスの熱エネルギにより再生室内の反応生成物が
加熱されることを阻止することが重要である。また再生
室内に於て追加の燃料又は水素が燃焼することを回避す
ることが重要である。出口36に於ける反応生成物内に
既に存在する顕熱のみが反応室26へ伝達される。
各リアクタ20は上方部分56と下方部分58とを含む
ものと看倣されてよい。上方部分56はこれ以降バーナ
キャビティ60と呼ばれる空間に配置されている。バー
ナキャビティ60は炉12内の空間のうち炉へ供給され
る燃料及び空気が実際に燃焼する空間である。この空間
は非常に温度が高く、リアクタ20に対しかなりの輻射
加熱及び対流加熱が行われ、軸線方向(即ちリアクタ2
0の軸線方向)及び半径方向にガスが混合されることを
特徴としている。
ものと看倣されてよい。上方部分56はこれ以降バーナ
キャビティ60と呼ばれる空間に配置されている。バー
ナキャビティ60は炉12内の空間のうち炉へ供給され
る燃料及び空気が実際に燃焼する空間である。この空間
は非常に温度が高く、リアクタ20に対しかなりの輻射
加熱及び対流加熱が行われ、軸線方向(即ちリアクタ2
0の軸線方向)及び半径方向にガスが混合されることを
特徴としている。
各リアクタの下方部分58はリアクタ20と同軸の管状
のラジエータ61により囲繞されている。ラジエータ6
1はリアクタより隔置されリアクタとの間に軸線方向に
延在する環状空間65を郭定する内面63を有してい
る。各リアクタの周りの環状空間65はこれ以降炉の高
熱伝達部分と呼ばれる。ラジエータ61はその下端67
に於て適当な手段により充実のプレート69に取付けら
れており、プレート69はリタクタ20を受入れる貫通
孔81を有している。ラジエータ61の間の空間はアル
ミナ−シリカ繊維の如き繊維状の充填材73にて充填さ
れている。
のラジエータ61により囲繞されている。ラジエータ6
1はリアクタより隔置されリアクタとの間に軸線方向に
延在する環状空間65を郭定する内面63を有してい
る。各リアクタの周りの環状空間65はこれ以降炉の高
熱伝達部分と呼ばれる。ラジエータ61はその下端67
に於て適当な手段により充実のプレート69に取付けら
れており、プレート69はリタクタ20を受入れる貫通
孔81を有している。ラジエータ61の間の空間はアル
ミナ−シリカ繊維の如き繊維状の充填材73にて充填さ
れている。
第1図に於て、リアクタ20の上方部分56の周りの十
分な大きさの炉空間は、炉内に於ける燃料及び空気の燃
焼が可能であるよう空虚な状態のままである。高熱伝達
部分、即ち環状空間65はプレート66とプレート69
との間のマニホールド64と連通している。マニホール
ド64には排気導管68が接続されている。プレート6
9及び66に加えてプレート78及び80も炉を横切っ
て延在しており、それらの間にマニホールドを郭定して
いる。プレート80は炉の底壁82上に載置されてい
る。プレート78及び80はそれらの間に反応生成物マ
ニホールド84を郭定しており、プレート66及び78
はそれらの間に処理されるべき燃料の入口マニホールド
86を郭定している。プラグ46及びセンタチューブ2
4はプレート80に当接しており、リアクタの外壁22
はプレート78に当接している。
分な大きさの炉空間は、炉内に於ける燃料及び空気の燃
焼が可能であるよう空虚な状態のままである。高熱伝達
部分、即ち環状空間65はプレート66とプレート69
との間のマニホールド64と連通している。マニホール
ド64には排気導管68が接続されている。プレート6
9及び66に加えてプレート78及び80も炉を横切っ
て延在しており、それらの間にマニホールドを郭定して
いる。プレート80は炉の底壁82上に載置されてい
る。プレート78及び80はそれらの間に反応生成物マ
ニホールド84を郭定しており、プレート66及び78
はそれらの間に処理されるべき燃料の入口マニホールド
86を郭定している。プラグ46及びセンタチューブ2
4はプレート80に当接しており、リアクタの外壁22
はプレート78に当接している。
説明の目的で、第3図にはラジエータ61が触媒反応装
置より取出された状態にて示されている。図示の如く、
各ラジエータ61の内面63には複数個の螺旋溝71が
形成されている。これらの螺旋溝はラジエータの軸線方
向の全長に亙り延在している。各螺旋溝はラジエータの
内周面の主要な部分の周りに(即ち少なくとも180゜
に亙り)延在していることが好ましく、ラジエータの内
周面の周りに少なくとも360゜延在していることが最
も好ましい。プレート62に設けられた貫通孔81はラ
ジエータの外径よりも小さく且螺旋溝71を囲繞する円
の直径よりも大きいかこれに等しい直径を有しており、
これにより螺旋溝内を流れるガスがマニホールド64内
へ直接流出するようになっている。
置より取出された状態にて示されている。図示の如く、
各ラジエータ61の内面63には複数個の螺旋溝71が
形成されている。これらの螺旋溝はラジエータの軸線方
向の全長に亙り延在している。各螺旋溝はラジエータの
内周面の主要な部分の周りに(即ち少なくとも180゜
に亙り)延在していることが好ましく、ラジエータの内
周面の周りに少なくとも360゜延在していることが最
も好ましい。プレート62に設けられた貫通孔81はラ
ジエータの外径よりも小さく且螺旋溝71を囲繞する円
の直径よりも大きいかこれに等しい直径を有しており、
これにより螺旋溝内を流れるガスがマニホールド64内
へ直接流出するようになっている。
任意の軸線方向位置に於ける各環状空間65の全横断流
れ面積は、環状空間65を横切る圧力降下が特定の用途
に許容し得る値となるよう、十分に大きいものでなけれ
ばならない。かかる流れ面積が大きすぎる場合には、ラ
ジエータに対する対流による熱伝達が低下し、リアクタ
より他のリアクタへの流れの分布が有害な影響を受け
る。逆に上述の面積が小さすぎる場合には、上述の圧力
降下が或る特定の用途には高すぎるものとなる。またチ
ューブに対しラジエータが不用意に偏心した状態になる
(即ちかかる偏心により初期面積が小さくなることに起
因して局部的な面積変化のパーセンテージが大きくな
る)ことにより、リアクタに対する加熱の周縁方向の均
一性が有害な影響を受ける。
れ面積は、環状空間65を横切る圧力降下が特定の用途
に許容し得る値となるよう、十分に大きいものでなけれ
ばならない。かかる流れ面積が大きすぎる場合には、ラ
ジエータに対する対流による熱伝達が低下し、リアクタ
より他のリアクタへの流れの分布が有害な影響を受け
る。逆に上述の面積が小さすぎる場合には、上述の圧力
降下が或る特定の用途には高すぎるものとなる。またチ
ューブに対しラジエータが不用意に偏心した状態になる
(即ちかかる偏心により初期面積が小さくなることに起
因して局部的な面積変化のパーセンテージが大きくな
る)ことにより、リアクタに対する加熱の周縁方向の均
一性が有害な影響を受ける。
全横断流れ面積とは別に、ラジエータ61がリアクタの
壁に接触した場合に流れの重大な分布不良が生じること
を阻止するためには、流れ面積のうち螺旋溝により与え
られる部分の割合が全流れ面積のかなりの部分を占めな
ければならない。かかる状況が第4図に図示されてお
り、かかる状況はラジエータ若しくはリアクタの公差の
蓄積、偏心性、真円度のずれ等により創成される。かか
る状況は大径且長尺のチューブの場合に生じ易い。第4
図に於て、ラジエータ61は領域100に於てリアクタ
20と接触しているが、それでも螺旋溝71はリアクタ
の全周の周りの温度を実質的に均一に維持するに十分な
高温ガスが領域100に流れることを可能にしている。
螺旋溝71は任意の軸線方向位置に於ける全横断流れ面
積の少なくとも15%、好ましくは少なくとも25%を
占めていなければならないものと考えられる。本発明の
触媒反応装置は、ラジエータとリアクタとが接触するこ
とを許すものであるので、大きい公差にて、また最も好
ましい流速を達成すべくラジエータとリアクタとの間の
間隙(公称寸法)を比較的小さく設定して設計されてよ
いものである。大きい公差を許容し得ることは経済的に
有利である。
壁に接触した場合に流れの重大な分布不良が生じること
を阻止するためには、流れ面積のうち螺旋溝により与え
られる部分の割合が全流れ面積のかなりの部分を占めな
ければならない。かかる状況が第4図に図示されてお
り、かかる状況はラジエータ若しくはリアクタの公差の
蓄積、偏心性、真円度のずれ等により創成される。かか
る状況は大径且長尺のチューブの場合に生じ易い。第4
図に於て、ラジエータ61は領域100に於てリアクタ
20と接触しているが、それでも螺旋溝71はリアクタ
の全周の周りの温度を実質的に均一に維持するに十分な
高温ガスが領域100に流れることを可能にしている。
螺旋溝71は任意の軸線方向位置に於ける全横断流れ面
積の少なくとも15%、好ましくは少なくとも25%を
占めていなければならないものと考えられる。本発明の
触媒反応装置は、ラジエータとリアクタとが接触するこ
とを許すものであるので、大きい公差にて、また最も好
ましい流速を達成すべくラジエータとリアクタとの間の
間隙(公称寸法)を比較的小さく設定して設計されてよ
いものである。大きい公差を許容し得ることは経済的に
有利である。
作動に於ては、マニホールド86よりの水蒸気及び改質
可能な炭化水素燃料の混合気が孔90及び外壁22を経
て反応室26の入口32へ流入する。しかる後混合気は
すぐに環状空間65内を逆方向に流れる炉ガスにより加
熱され始め、また触媒ペレット28の存在下に於て反応
し始める。燃料、水蒸気、及び反応生成物が反応室26
内を上方へ移動する際に、それらのガスは反応し続け、
追加の熱を吸収する。反応生成物の温度は出口36に於
て最大値に到達する。かかる高温の反応生成物は再生室
48の入口49へ流入する。反応生成物が環状の再生室
の長さに沿って移動する際に、熱が反応室26内へ戻さ
れる。しかる後反応生成物はセンタチューブ24に設け
られた孔94を経て反応生成物マニホールド84内へ流
入し、更に処理して、貯蔵し、又は消費すべく導管96
を経てリアクタより取出される。
可能な炭化水素燃料の混合気が孔90及び外壁22を経
て反応室26の入口32へ流入する。しかる後混合気は
すぐに環状空間65内を逆方向に流れる炉ガスにより加
熱され始め、また触媒ペレット28の存在下に於て反応
し始める。燃料、水蒸気、及び反応生成物が反応室26
内を上方へ移動する際に、それらのガスは反応し続け、
追加の熱を吸収する。反応生成物の温度は出口36に於
て最大値に到達する。かかる高温の反応生成物は再生室
48の入口49へ流入する。反応生成物が環状の再生室
の長さに沿って移動する際に、熱が反応室26内へ戻さ
れる。しかる後反応生成物はセンタチューブ24に設け
られた孔94を経て反応生成物マニホールド84内へ流
入し、更に処理して、貯蔵し、又は消費すべく導管96
を経てリアクタより取出される。
炉用の燃料は導管98を経てマニホールド16へ流入
し、しかる後ノズル14を経てバーナキャビティ60内
へ流入する。一方空気は導管100を経てマニホールド
18へ流入し、更に各ノズル14を囲繞する環状通路1
02を経てバーナキャビティ60へ流入する。燃料及び
空気の燃焼はバーナキャビティ60内に於て生じる。バ
ーナキャビティ60内の全ての高温ガスは環状空間65
を経てマニホールド64内へ流入せざるを得ない。高温
ガスは導管68を経て排出される。
し、しかる後ノズル14を経てバーナキャビティ60内
へ流入する。一方空気は導管100を経てマニホールド
18へ流入し、更に各ノズル14を囲繞する環状通路1
02を経てバーナキャビティ60へ流入する。燃料及び
空気の燃焼はバーナキャビティ60内に於て生じる。バ
ーナキャビティ60内の全ての高温ガスは環状空間65
を経てマニホールド64内へ流入せざるを得ない。高温
ガスは導管68を経て排出される。
燃焼ガスがリアクタに熱を放出するにつれて、またバー
ナノズル14より離れる方向へ移動するにつれて、燃焼
ガスの温度は低下する。しかし環状空間65内に於ける
熱伝達効率が高いことにより、リアクタ20の全長に沿
ってリアクタに連続的に且効率的に熱が伝達される。ガ
スとリアクタとが直接接触していることにより対流によ
ってガスより直接伝達される熱に加えて、環状空間65
内のガスよりの追加の熱が対流によりラジエータ61へ
伝達される。螺旋溝71によって表面積が増大されてい
ることにより、かる対流による熱伝達が向上されてい
る。かかる熱は次いで輻射によりラジエータ61よりリ
アクタ20へ伝達される。かかる輻射による加熱も螺旋
溝によって表面積が増大されていることにより向上され
ている。
ナノズル14より離れる方向へ移動するにつれて、燃焼
ガスの温度は低下する。しかし環状空間65内に於ける
熱伝達効率が高いことにより、リアクタ20の全長に沿
ってリアクタに連続的に且効率的に熱が伝達される。ガ
スとリアクタとが直接接触していることにより対流によ
ってガスより直接伝達される熱に加えて、環状空間65
内のガスよりの追加の熱が対流によりラジエータ61へ
伝達される。螺旋溝71によって表面積が増大されてい
ることにより、かる対流による熱伝達が向上されてい
る。かかる熱は次いで輻射によりラジエータ61よりリ
アクタ20へ伝達される。かかる輻射による加熱も螺旋
溝によって表面積が増大されていることにより向上され
ている。
ラジエータの間に充填される繊維状の充填材73及びラ
ジエータそれ自身は、セラミックの如き低熱伝導性材料
にて形成されることが好ましい。このことにより充填材
及びラジエータの壁を経て行われる軸線方向の熱伝達損
失が低減される。触媒反応装置の運転中には、高熱伝達
部分58を通りラジエータの軸線に垂直な任意の平面内
に於て炉内に実質的に等温の定常状態が存在する。即ち
ラジエータの軸線に垂直な任意の断面に於て、充填材及
びラジエータの壁は定常状態に於てはほぼ同一の温度に
到達し、これにより対流によって炉ガスよりラジエータ
へ伝達される最大量の熱がリアクタに輻射される。この
点に関し、ラジエータは高い、好ましくは少なくとも2
0%の、最も好ましくは少なくとも50%の放射率を有
する材料にて形成されることが好ましい。セラミックス
は一般に50%又はそれ以上の放射率を有しており、従
ってかかる目的で使用されるに好ましい材料である。
ジエータそれ自身は、セラミックの如き低熱伝導性材料
にて形成されることが好ましい。このことにより充填材
及びラジエータの壁を経て行われる軸線方向の熱伝達損
失が低減される。触媒反応装置の運転中には、高熱伝達
部分58を通りラジエータの軸線に垂直な任意の平面内
に於て炉内に実質的に等温の定常状態が存在する。即ち
ラジエータの軸線に垂直な任意の断面に於て、充填材及
びラジエータの壁は定常状態に於てはほぼ同一の温度に
到達し、これにより対流によって炉ガスよりラジエータ
へ伝達される最大量の熱がリアクタに輻射される。この
点に関し、ラジエータは高い、好ましくは少なくとも2
0%の、最も好ましくは少なくとも50%の放射率を有
する材料にて形成されることが好ましい。セラミックス
は一般に50%又はそれ以上の放射率を有しており、従
ってかかる目的で使用されるに好ましい材料である。
本明細書に於ける「互いに近接して充填された管状のリ
アクタ」という言葉は、非線形の列にて配列された少な
くとも3個の互いに近接して隔置されたリアクタであっ
て、それらのリアクタが実質的にバーナキャビティの空
間を充填し、またそれらのリアクタがバーナキャビティ
の空間内にて実質的に均一に配設され且実質的に均一に
隔値され、互いに近接して隔置されたリアクタを意味す
る。
アクタ」という言葉は、非線形の列にて配列された少な
くとも3個の互いに近接して隔置されたリアクタであっ
て、それらのリアクタが実質的にバーナキャビティの空
間を充填し、またそれらのリアクタがバーナキャビティ
の空間内にて実質的に均一に配設され且実質的に均一に
隔値され、互いに近接して隔置されたリアクタを意味す
る。
上述の例示的実施例に於ては、ラジエータは互いに近接
して充填された管状のリアクタを含む触媒反応装置に使
用されているが、ラジエータは一つのリアクタしか有し
ない触媒反応装置に使用されてもよく、かかる触媒反応
装置も本発明の範囲内に属するものである。
して充填された管状のリアクタを含む触媒反応装置に使
用されているが、ラジエータは一つのリアクタしか有し
ない触媒反応装置に使用されてもよく、かかる触媒反応
装置も本発明の範囲内に属するものである。
長さ92inch(234cm)、外径9.0inch(22.9
cm)の一つのリアクタが試験用の炉内に配置された。こ
のリアクタの下半分は長さ48inch(122cm)、外径
11.5inch(29.2cm)、内径9.4inch(23.
9cm)のセラミック(アルミナ−シリカ繊維)製のラジ
エータ(放射率85%)により囲繞された。ラジエータ
の内面にはその全長に亙り延在する12個の互いに均一
に隔置された螺旋溝が形成されていた。各螺旋溝のピッ
チはラジエータの長さに等しい48inch(122cm)で
あった。各溝の断面形状は直径0.75inch(1.9c
m)の半円形であった。任意の断面に於けるラジエータ
とリアクタとの全流れ面積は約8.5in2(54.8cm
2)であった。任意の断面に於ける螺旋溝の断面積の合
計は2.7in2(17.4cm2)であった。かくして螺
旋溝は全横断流れ面積の約32%を占めていた。
cm)の一つのリアクタが試験用の炉内に配置された。こ
のリアクタの下半分は長さ48inch(122cm)、外径
11.5inch(29.2cm)、内径9.4inch(23.
9cm)のセラミック(アルミナ−シリカ繊維)製のラジ
エータ(放射率85%)により囲繞された。ラジエータ
の内面にはその全長に亙り延在する12個の互いに均一
に隔置された螺旋溝が形成されていた。各螺旋溝のピッ
チはラジエータの長さに等しい48inch(122cm)で
あった。各溝の断面形状は直径0.75inch(1.9c
m)の半円形であった。任意の断面に於けるラジエータ
とリアクタとの全流れ面積は約8.5in2(54.8cm
2)であった。任意の断面に於ける螺旋溝の断面積の合
計は2.7in2(17.4cm2)であった。かくして螺
旋溝は全横断流れ面積の約32%を占めていた。
以上に於ては本発明を特定の実施例について詳細に説明
したが、本発明はかかる実施例に限定されるものではな
く、本発明の範囲内にて他の種々の実施例が可能である
ことは当業者にとって明らかであろう。
したが、本発明はかかる実施例に限定されるものではな
く、本発明の範囲内にて他の種々の実施例が可能である
ことは当業者にとって明らかであろう。
第1図は本発明による触媒反応装置を示す解図的縦断面
図である。 第2図は第1図の線2−2に沿う断面図である。 第3図は第1図に示された触媒反応装置に使用されるラ
ジエータを示す斜視図である。 第4図はリアクタ及びその周りに配置されリアクタの側
面に接触するラジエータを上方より見た斜視図である。 10……リアクタ,12……炉,14……バーナノズ
ル,16……バーナ燃料マニホールド,18……空気マ
ニホールド,20……リアクタ,22……外壁,24…
…センタチューブ,26……反応室,28……触媒ペレ
ット,30……スクリーン,32……入口,36……出
口,38……上端,40……エンドキャップ,42……
入口上端,44……出口下端,46……プラグ,48…
…再生室,49……入口,50……エンドキャップ,5
2……突起,54……出口,56……上方部分,58…
…下方部分,60……バーナキャビティ,61……ラジ
エータ,63……内面,65……環状空間,67……下
端,68……排出導管,69……プレート,71……螺
旋溝,73……充填材,78、80……プレート,81
……貫通孔,82……底壁,84……反応生成物マニホ
ールド、86……入口マニホールド,90……孔,92
……導管,94……孔,96、98、100……導管,
102……環状通路
図である。 第2図は第1図の線2−2に沿う断面図である。 第3図は第1図に示された触媒反応装置に使用されるラ
ジエータを示す斜視図である。 第4図はリアクタ及びその周りに配置されリアクタの側
面に接触するラジエータを上方より見た斜視図である。 10……リアクタ,12……炉,14……バーナノズ
ル,16……バーナ燃料マニホールド,18……空気マ
ニホールド,20……リアクタ,22……外壁,24…
…センタチューブ,26……反応室,28……触媒ペレ
ット,30……スクリーン,32……入口,36……出
口,38……上端,40……エンドキャップ,42……
入口上端,44……出口下端,46……プラグ,48…
…再生室,49……入口,50……エンドキャップ,5
2……突起,54……出口,56……上方部分,58…
…下方部分,60……バーナキャビティ,61……ラジ
エータ,63……内面,65……環状空間,67……下
端,68……排出導管,69……プレート,71……螺
旋溝,73……充填材,78、80……プレート,81
……貫通孔,82……底壁,84……反応生成物マニホ
ールド、86……入口マニホールド,90……孔,92
……導管,94……孔,96、98、100……導管,
102……環状通路
Claims (1)
- 【請求項1】炉空間を郭定する壁手段を含む炉と、前記
炉空間内に配置された少なくとも一つの管状のリアクタ
とを含み、各リアクタは円筒状の外壁を含み、更に内部
に触媒を含む触媒反応装置にして、 各リアクタ内へ処理されるべき燃料を導入する手段と、 各リアクタより反応生成物を導き出す手段と、 前記リアクタの外部にて前記炉空間内に高温ガスを与え
る手段と、 高放射率の材料にて形成され各リアクタの長さの少なく
とも一部を十分に囲繞し且前記リアクタと同軸に形成さ
れた管状のラジエータであって、互いに隣接する複数個
の螺旋溝を有する実質的に円筒形の内壁を含み、各螺旋
溝は前記ラジエータの全長に亙り前記ラジエータの内周
面の主要部の周りに延在しており、前記ラジエータの軸
線に垂直な任意の断面に於ける各ラジエータの前記螺旋
溝の横断面積の合計は前記横断面の位置に於ける前記ラ
ジエータと前記ラジエータを囲繞する前記リアクタとの
間の全横断流れ面積の少なくとも15%である管状のラ
ジエータと、 を含み、前記触媒反応装置は前記炉空間内の全ての高温
ガスが前記炉より流出するためには前記ラジエータと前
記リアクタとの間を通過しなければならないよう構成さ
れ配列されている触媒反応装置。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US721241 | 1985-04-08 | ||
US06/721,241 US4661323A (en) | 1985-04-08 | 1985-04-08 | Radiating sleeve for catalytic reaction apparatus |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61242630A JPS61242630A (ja) | 1986-10-28 |
JPH0659399B2 true JPH0659399B2 (ja) | 1994-08-10 |
Family
ID=24897118
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61080960A Expired - Fee Related JPH0659399B2 (ja) | 1985-04-08 | 1986-04-08 | 触媒反応装置 |
Country Status (6)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4661323A (ja) |
EP (1) | EP0197880B1 (ja) |
JP (1) | JPH0659399B2 (ja) |
CA (1) | CA1251020A (ja) |
DE (1) | DE3665817D1 (ja) |
IN (1) | IN165314B (ja) |
Families Citing this family (16)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4847051A (en) * | 1988-03-21 | 1989-07-11 | International Fuel Cells Corporation | Reformer tube heat transfer device |
JPH01252501A (ja) * | 1988-04-01 | 1989-10-09 | Agency Of Ind Science & Technol | 水素吸蔵合金反応容器 |
JP2601707B2 (ja) * | 1988-12-13 | 1997-04-16 | 東洋エンジニアリング株式会社 | 触媒反応装置 |
US5150831A (en) * | 1989-04-28 | 1992-09-29 | The B. F. Goodrich Company | Reactor vessel |
US4921680A (en) * | 1989-09-12 | 1990-05-01 | International Fuel Cells Corporation | Reformer seal plate arrangement |
JPH04108533A (ja) * | 1990-08-28 | 1992-04-09 | Toyo Eng Corp | 触媒反応用装置 |
US5254318A (en) * | 1992-07-20 | 1993-10-19 | Stone & Webster Engineering Corporation | Lined reformer tubes for high pressure reformer reactors |
JP3442167B2 (ja) * | 1993-12-28 | 2003-09-02 | 千代田化工建設株式会社 | 改質器における伝熱方法 |
US5811065A (en) * | 1997-04-24 | 1998-09-22 | Ballard Generation Systems Inc. | Burner exhaust gas collection assembly for a catalytic reformer |
US6824748B2 (en) * | 2001-06-01 | 2004-11-30 | Applied Materials, Inc. | Heated catalytic treatment of an effluent gas from a substrate fabrication process |
DE10234043A1 (de) * | 2002-07-26 | 2004-02-05 | Forschungszentrum Karlsruhe Gmbh | Mikrostrukturapparat zum Erhitzen eines Fluids |
US20060201426A1 (en) * | 2004-05-25 | 2006-09-14 | Lee Chung J | Reactor for Producing Reactive Intermediates for Transport Polymerization |
EP1600209A1 (en) * | 2004-05-29 | 2005-11-30 | Haldor Topsoe A/S | Heat exchange process and reactor |
EP2414281A1 (en) * | 2009-03-30 | 2012-02-08 | Nuvera Fuel Cells, Inc. | Steam reformer with passive heat flux control elements |
CA2711628C (en) * | 2009-07-27 | 2017-01-24 | Innovative Steam Technologies Inc. | System and method for enhanced oil recovery with a once-through steam generator |
CN108722321B (zh) * | 2018-08-23 | 2024-05-28 | 浙江工业大学上虞研究院有限公司 | 一种微通道反应器 |
Family Cites Families (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US2908486A (en) * | 1955-07-07 | 1959-10-13 | Us Rubber Co | Heat exchange roll |
DE1111654B (de) * | 1956-10-24 | 1961-07-27 | Hans Guentner | Rohrfoermiger Waermeaustauscher mit einer aus einem wellenfoermigen Rohr gebildeten Trennwand |
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US4248179A (en) * | 1979-07-13 | 1981-02-03 | Foster Wheeler Energy Corporation | Internally grooved heat transfer conduit |
-
1985
- 1985-04-08 US US06/721,241 patent/US4661323A/en not_active Expired - Lifetime
-
1986
- 1986-04-03 EP EP86630056A patent/EP0197880B1/en not_active Expired
- 1986-04-03 DE DE8686630056T patent/DE3665817D1/de not_active Expired
- 1986-04-07 CA CA000505968A patent/CA1251020A/en not_active Expired
- 1986-04-07 IN IN276/CAL/86A patent/IN165314B/en unknown
- 1986-04-08 JP JP61080960A patent/JPH0659399B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
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CA1251020A (en) | 1989-03-14 |
IN165314B (ja) | 1989-09-16 |
JPS61242630A (ja) | 1986-10-28 |
EP0197880A2 (en) | 1986-10-15 |
EP0197880B1 (en) | 1989-09-27 |
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DE3665817D1 (en) | 1989-11-02 |
EP0197880A3 (en) | 1987-05-20 |
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